JP2021116076A - ラベル付き包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラベルを貼る前に、不透明な包装体に収納された物品を外部から確認できるラベル付き包装体を提供する。【解決手段】 内部に収納部を有する包装体2と、前記包装体2の収納部に収納されている物品4と、前記包装体2の外面に粘着面を介して貼り付けられたタックラベル5と、を有し、前記包装体2の外面に、前記物品4を特定する情報を視覚的に又は機械的に認識できる特定表示部3が印刷され、前記タックラベル5が、不透明な領域を有し、前記タックラベル5の不透明な領域が前記特定表示部3を覆うように、前記タックラベル5が前記包装体2の外面に剥離可能に貼り付けられている。【選択図】 図3

Description

本発明は、物品が収納されている包装体の外面にタックラベルが貼り付けられているラベル付き包装体に関する。
従来より、様々な物品が包材に収納された状態(包装体の状態)で販売されている。なお、物品は、売買の実質的な対象物をいう。
例えば、油脂などの油分を含む食品などは、光バリア性を有する包材に収納することが好ましいので、不透明な包材からなる包装体(例えば、不透明なピロー包装袋など)に収納されていることが多い。
前記包材が不透明である場合、包装体を開けないで物品を視認することができないので、一般的には、物品名などを記載したラベルを、前記不透明な包装体に貼り付けている。この場合、ラベルに表示された物品名などが識別標となり、消費者は、目的の物品(包装体に収納されている物品)を購入する。
ところで、包装体の製造は、大略で、物品を包材に収納して包装体を作製する工程、及び、包装体にラベルを貼り付ける工程があるが、前者の工程を先に行なった場合には、収納した物品は、包装体の外部から視認できなくなる。
この場合、次のような問題点がある。
例えば、製造工場で、油分を含む物品などをフィルムを用いてピロー包装して、物品が収納された包装体を製造した後、ラベルを貼らずに一旦保管し、後で、その包装体にラベルを貼ってラベル付き包装体を完成し、箱詰めすることがある。このような場合に、不透明な包装体の外部から物品が確認できないので、物品と一致しないラベルを包装体に貼ってしまうおそれがある。
また、このような問題は、不透明な包装体に限られず、透明な包装体にも生じ得る。すなわち、透明な包装体に、類似物品、例えば、外観は同じであるが風味の異なる食品(例えば、ガーリック味のスナック類と塩味のスナック類などは、外観が同じで且つ風味が異なる類似物品の関係にある)を収納し、類似物品が収納された透明な包装体を製造し、ラベルを貼らずに一旦保管した後、その包装体にラベルを貼ってラベル付き包装体を完成させる際にも生じ得る。包装体が透明である場合、包装体の外部から物品を透視できるが、物品の外観が同じであるため、物品と一致しないラベルを包装体に貼ってしまうおそれがある。
本発明の目的は、ラベルを貼る前に、包装体に収納された物品を外部から確認できるラベル付き包装体を提供することである。
本発明のラベル付き包装体は、内部に収納部を有する包装体と、前記包装体の収納部に収納されている物品と、前記包装体の外面に粘着面を介して貼り付けられたタックラベルと、を有し、前記包装体の外面に、前記物品を特定する情報を視覚的に又は機械的に認識できる特定表示部が印刷され、前記タックラベルが、不透明な領域を有し、前記タックラベルの不透明な領域が前記特定表示部を覆うように、前記タックラベルが前記包装体の外面に剥離可能に貼り付けられている。
本発明の好ましいラベル付き包装体は、前記特定表示部が、前記包装体の外面に付着されたインキ固化部からなり、前記インキ固化部が、前記包装体の外面よりも前記粘着面に強く付着されている。
本発明の好ましいラベル付き包装体は、前記包装体の少なくとも最外層が、合成樹脂から形成されている。
本発明によれば、包装体に印刷された特定表示部を見ることにより、包装体の収納部に収納された物品の情報を確認できるので、タックラベルを貼り間違えることがなく、包装体に収納された物品に対応したタックラベルが貼り付けられたラベル付き包装体を確実に提供できる。かかるラベル付き包装体(タックラベルが貼り付けられた後の包装体)は、タックラベルの不透明な領域によって特定表示部が覆われているので、消費者には特定表示部が見えず、ラベル付き包装体の外観が損なわれることもない。
また、本発明の好ましいラベル付き包装体は、タックラベルを引き剥がしたときに特定表示部であるインキ固化部を除去できるので、包装体のリサイクルも容易である。
第1実施形態に係るラベル付き包装体の正面図。 同ラベル付き包装体の背面図。 図1のIII−III線で切断した断面図。 包装体の正面図。 (a)は、タックラベルの正面図、(b)は、同タックラベルの背面図。 図5(b)のVI−VI線で切断した拡大断面図。 ラベル付き包装体のタックラベルを引き剥がしている途中を示す断面図。 第2実施形態に係るラベル付き包装体の斜視図。 第3実施形態に係るラベル付き包装体の正面図。 第4実施形態に係るラベル付き包装体の斜視図。 図10のXI−XI線で切断した断面図。 第5実施形態に係るラベル付き包装体の斜視図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
「〜」で表される数値範囲は、「〜」の前後の数値を下限値及び上限値として含む数値範囲を意味する。複数の下限値と複数の上限値が別個に記載されている場合、任意の下限値と任意の上限値を選択し、「〜」で結んだ範囲とすることができるものとする。
また、各図における寸法、厚み、縮尺比などは、実際のものとは異なっていることに留意されたい。
[第1実施形態]
<ラベル付き包装体の概要>
図1は、ラベル付き包装体1を正面側から見た図であり、図2は、その背面側(正面とは反対側)から見た図であり、図3は、その断面図である。
図1乃至図3において、ラベル付き包装体1は、内部に収納部を有する包装体2と、前記包装体2の外面に印刷された特定表示部3と、前記包装体2の内部である収納部に収納されている物品4と、前記包装体2の外面に粘着面5aを介して貼り付けられたタックラベル5と、を有する。
特定表示部3は、前記物品4を特定する情報を視覚的に又は機械的に認識できる表示を含んでいる部分である。以下、物品4を特定する情報を視覚的に又は機械的に認識できる表示を「特定情報表示」という。
前記タックラベル5は、不透明な領域を有する。その不透明な領域が前記特定表示部3を覆うように、前記タックラベル5は包装体2の外面に剥離可能に貼り付けられている。
なお、タックラベル5は、粘着剤層を有するラベルをいう。包装体2の外面は、物品4と接触しない側の面を指し、包装体2の内面は、それと反対側(物品4と接触する側)の面を指す。
以下、各構成要素について説明した後、本発明のラベル付き包装体1について詳述する。
<物品>
図3において、便宜上、物品4を網掛けで示している(他の図も、網掛けは物品4を示す)。
物品4は、上述のように、売買の実質的な対象物であり、どのようなものでもよい。
例えば、物品4としては、食品、飲料、医薬品、洗剤などのサニタリー品、工業的原料となる化学品、機械部品などの様々なものが挙げられる。
また、物品4の性状も特に限定されず、液状、粉体などを含む固形状、ゼリー状などの半固形状、気体状などが挙げられる。
<包装体>
図4は、包装体2の正面図である。
図1乃至図4を参照して、本実施形態の包装体2は、柔軟なフィルムを袋状に形成したフィルム袋21からなる。
フィルム袋21は、従来公知の形態のものを使用できる。本実施形態では、例えば、フィルム袋21として、物品4を包み込んで3方を熱シールすることにより、物品4を密封したピロー包装袋を例示している。
包装体2(フィルム袋21)を構成するフィルムは、柔軟なフィルムであれば特に限定されず、例えば、合成樹脂フィルム、紙(和紙、洋紙など)、合成紙及びこれらを積層した積層フィルムなどが挙げられる。
包装体2(包装体2を構成するフィルム)は、透明でもよく、或いは、不透明でもよく、或いは、透明と不透明が混在していてもよい。
透明なフィルムとしては、透明な合成樹脂フィルムなどが挙げられる。不透明なフィルムとしては、着色された合成樹脂フィルム、透明な合成樹脂フィルムに不透明な層が積層された積層フィルム、着色された合成樹脂フィルムに不透明な層が積層された積層フィルム、紙、合成紙、発泡樹脂フィルムなどが挙げられる。前記不透明な層としては、アルミニウム箔などの金属箔又は金属蒸着膜、紙、合成紙、不織布、不透明な印刷層、着色された合成樹脂フィルムなどが挙げられる。合成樹脂の材質は、特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状オレフィン、ポリエチレンを含む共重合ポリマーなどのポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸などのポリエステル系、ポリアミド系、ポリスチレン系などが挙げられる。
包装体2を構成するフィルムは、少なくともその最外層が合成樹脂から形成されていることが好ましい。少なくとも最外層が合成樹脂から形成されているフィルムとしては、合成樹脂フィルム、合成樹脂製の最外層を有する積層フィルム(例えば、合成樹脂フィルムと紙との積層フィルム)などが挙げられる。
なお、上述のようなピロー包装袋を形成するフィルムは、最内層としてシーラント層を有するフィルムが用いられる。
ここで、本明細書において、「透明」は、包装体2の内面側に、その内面から1cm離れた箇所に、白地の紙に黒色インキで任意の数字(大きさ12ポイント)を印刷したものを配置し、前記包装体2を透かしてその数字を外面側から識別できる状態をいう。「透明」は、無色透明又は有色透明のいずれでもよい。本明細書において、「不透明」は、前記と同じ条件で内面側に配置した数字を、前記包装体2を透かして外面側から視認できない状態(数字を認識できない状態)をいう。
透明性の指標は、例えば、へーズで表すことができる。透明なフィルム(不透明な包装体2)のへーズは、例えば、15%以下であり、好ましくは、10%以下であり、より好ましくは、5%以下である。不透明性の指標は、例えば、へーズで表すことができる。不透明なフィルム(不透明な包装体2)のへーズは、例えば、15%を越え、好ましくは、20%以上であり、より好ましくは、25%以上である。ただし、前記へーズは、測定対象である包装体をJIS K 7361に準拠した測定法によって測定される値をいう。
包装体2の外面には、特定情報表示から構成される特定表示部3が印刷されている。
特定情報表示は、包装体2内に収納された物品4が何であるかを(物品4を特定することを)示した表示である。視覚的に認識できる特定情報表示は、ラベル付き包装体1の製造者がその特定情報表示を見れば、物品4を特定できる情報を含んでいる。機械的に認識できる特定情報表示は、ラベラーなどに具備される検査カメラなどの読み取り装置にて読み込むことにより、物品4を特定できる情報を含んでいる。
特定表示部3は、特定情報表示のみから構成されている。
特定情報表示は、物品4を特定する情報を視覚的に又は機械的に認識できるものであれば特に限定されない。なお、特定情報表示は、物品4を特定する情報を視覚的に認識できる表示のみからなるものでもよく、物品4を特定する情報を機械的に認識できる表示のみからなるものでもよく、物品4を特定する情報を視覚的に認識できる表示と物品4を特定する情報を機械的に認識できる表示の双方からなるものでもよい。
前記視覚的に認識できる特定情報表示としては、物品4を特定できる情報が化体された文字、記号、図形などが挙げられる。前記機械的に認識できる特定情報表示としては、物品4を特定できる情報が化体された文字、記号、図形などの他、物品4を特定できる情報が化体されたバーコード、二次元コード、シリアル番号などが挙げられる。
例えば、物品4が塩風味のナッツである場合、視覚的に又は機械的に認識できる特定情報表示としては、図4に示すように、塩味ナッツの文字などが挙げられる。或いは、物品4がポテトチップスである場合、視覚的に又は機械的に認識できる特定情報表示としては、ポテトチップスの文字、ポテトチップスの図形などが挙げられる。
また、例えば、ラベル付き包装体1の製造者が、OEMのラベル付き包装体(第3者の発注品であって、その第3者のブランド名で製造するラベル付き包装体)を製造する場合、視覚的に又は機械的に認識できる特定情報表示として、その第3者のブランドの文字、記号又は図形などであってもよい。
さらに、特定情報表示は、包装体2内に収納された物品4が何であるかを視覚的に又は機械的に示した表示であって、ラベル付き包装体1の製造者のみが理解でき且つ消費者が理解できないような表示であってもよい。
なお、図1では、特定表示部3を文字などで表さず、便宜上、特定表示部3が設けられる領域を四角状の破線で示している(他の図も同様)。
また、包装体2の外面には、特定表示部3が設けられていることを条件として、特定表示部以外の表示部(図示せず)が印刷されていてもよい。以下、「特定表示部以外の表示部」を「他の表示部」という。
他の表示部に示される表示は、視覚的に認識できる表示であることが好ましい。
他の表示部に示される表示は、物品4の製造日・賞味期限・消費期限などの日付表示などが挙げられる。
他の表示部に示される表示は、日付表示を含み且つ特定情報表示を含まず、好ましくは、前記日付表示のみからなる。好ましくは、包装体2の外面には、特定表示部3と日付表示のみからなる他の表示部のみが印刷され且つそれら以外の表示部は印刷されておらず(換言すると、包装体2の外面は、特定表示部3及び日付表示のみからなる他の表示部を除いて無印刷である)。つまり、好ましくは、特定表示部3及び日付表示の他の表示部を除いて、包装体2は、包装体2そのものを構成する材料(本実施形態の場合、フィルム)のみからなる。より好ましくは、特定表示部3のみが印刷され且つそれ以外の表示部は印刷されていない(換言すると、包装体2の外面は、特定表示部3を除いて無印刷である)。
特定表示部3が設けられる領域は、特に限定されず、特定情報表示を確認でき且つタックラベル5で覆うことが可能な領域(例えば、縦×横=0.5cm以上×1cm以上)に設けておけばよい。
他の表示部を設ける場合、その表示部は、目立たない領域(例えば、包装体2の縁部)に設けることが好ましく、また、比較的小さな領域に設けることが好ましい。
特定表示部3(及び必要に応じて設けられる他の表示部)は、包装体2の外面に印刷法によって設けられる。
特定表示部3(及び必要に応じて設けられる他の表示部)は、物品4を収納する前から包装体2(この場合、包装体2を構成するフィルム)に設けられていてもよく、物品4を収納した後の包装体2に設けてもよい。通常、物品4を収納する前に、フィルムの外面に特定表示部3が設けられる。
特定表示部3(及び必要に応じて設けられる他の表示部)を形成するための印刷法は、特に限定されず、グラビア印刷などの凹版印刷法、フレキソ印刷などの凸版印刷法、インクジェット印刷法、サーマル印刷法、レーザー印刷法などが挙げられる。
凹版印刷法は、凹版にインキを溜め、その凹版のインキをフィルムに付着させ且つそのインキを固化させることによって、所望の表示を表す印刷法である。凸版印刷法は、凸版にインキを付着させ、その凸版のインキをフィルムに付着させ且つそのインキを固化させることによって、所望の表示を表す印刷法である。インクジェット印刷法は、インキを微滴化し、そのインキをフィルムに直接吹き付け且つ固化させることによって、所望の表示を表す印刷法である。サーマル印刷法は、固化したインキ(インクリボンなど)に熱を当て、フィルムに前記固化したインキを転写することによって、所望の表示を表す印刷法である。レーザー印刷法は、フィルムにレーザー光を照射し、フィルムの外面材料を焦がすことによって、所望の表示を表す印刷法である。
これらの印刷法をインキの有無で分けると、凹版印刷法、凸版印刷法、インクジェット印刷法及びサーマル印刷法は、インキを用いた印刷法であり、レーザー印刷法は、インキを用いない印刷法である。
後述するように、タックラベル5を引き剥がすと同時に、特定表示部3を包装体2から除去できるようにするため、特定表示部3は、インキを用いた印刷法によって形成されていることが好ましく、特に、サーマル印刷法によって形成されていることがより好ましい。
一方、他の表示部が設けられる場合、他の表示部は、インキを用いない印刷法によって形成されていること好ましい。
インキを用いた印刷法で形成された特定表示部3(又は他の表示部)は、包装体2の外面に直接的に付着されたインキ固化部から構成される。インキ固化部は、着色剤(顔料又は染料)を含むインキが固化された部分をいう。
インキ固化部は、印刷法に従って様々なインキから構成されるが、特定表示部3を視覚的に又は機械的に認識できるように任意の着色剤が含まれる。着色剤そのものがフィルムに付着し且つ固化する性質を有する場合、インキ固化部は、着色剤のみから構成されていてもよいが、通常、着色剤とバインダーを含む。
着色剤としては、可視光線下で色彩を呈する顔料又は染料(一般的な顔料又は染料)、紫外線照射時に色彩を呈する顔料又は染料(例えば、蛍光顔料など)などが挙げられる。紫外線ランプを用いなくても、特定表示部3の特定情報表示を視認できることから、一般的な顔料又は染料を用いることが好ましい。
必要に応じて、インキ固化部は、アンカーコート層を含んでいてもよい。かかるインキ固化部は、フィルム(包装体2)の外面に設けられたアンカーコート層と、そのアンカーコート層の外面に設けられた着色剤を含む印刷層と、からなる。アンカーコート層は、透明又は不透明のいずれでもよいが、好ましくは、透明(無色透明)である。
インキ固化部の厚みは、例えば、0.5μm〜5μm程度である。
<タックラベル>
図5は、タックラベル5の正背面図であり、図6は、その断面を拡大した図である。
図1、図3、図5及び図6を参照して、タックラベル5は、ラベル基材51と、ラベル基材51の裏面に積層された粘着剤層52と、前記粘着剤層52の裏面が露出した粘着面5aと、を有する。
ラベル基材51には、その表面側から視認できるデザイン(図示せず)が表されている。前記デザインは、通常、印刷によって形成される。デザインは、収納された物品4と直接的に又は間接的に関連する情報が含まれており、例えば、物品名、商標、絵柄などの広告表示、物品の成分表示、物品の製造者表示などが挙げられる。特に、ラベル基材51(タックラベル5)に表される表示は、特定情報表示を含んでいることが好ましく、さらに、包装体2の外面に表された特定情報表示と同じ内容の特定情報表示を含んでいることがより好ましい。
ラベル基材51の平面視形状は、特に限定されず、例えば、図5に示すような略長方形状の他、略正方形状、略円形状、略楕円形状、略三角形状、略六角形状などの略多角形状、その他任意の形状が挙げられる。
ラベル基材51は、例えば柔軟なフィルムであって少なくとも不透明な領域を有するフィルムが用いられる。以下、不透明な領域を「不透明領域」という。
ラベル基材51は、その全体が不透明なフィルムから構成されていてもよく、或いは、不透明なフィルムと透明なフィルムの組み合わせで構成されていてもよい。前者のラベル基材51は、その全てが不透明領域であり、後者のラベル基材51は、不透明なフィルム部分が不透明領域である。
前記不透明なフィルムは、フィルムそのものが不透明なものでもよく、或いは、透明なフィルムに不透明な層が設けられているものでもよい。不透明なフィルム、透明なフィルム及び不透明な層としては、上記<包装体>の欄に例示したようなものが挙げられる。
前記デザインを設けることによって、不透明領域を形成できる場合には、透明なフィルムを用いてもよく、或いは、不透明なフィルムを用いてもよい。また、粘着剤層52が不透明であれば、不透明領域を有するタックラベル5を形成できるので、この場合でも、透明なフィルムを用いてもよく、或いは、不透明なフィルムを用いてもよい。例えば、透明なフィルムを用いる場合、そのフィルムの表面及び/又は裏面に、隠蔽性を有する印刷層(例えば、白色印刷層等)を形成することよって、不透明領域を有するラベル基材51を構成できる。タックラベル5の不透明領域は、後述するように、少なくとも特定表示部3を覆って隠蔽する。このため、不透明領域は、特定表示部3と略同じ大きさ又はそれ以上の大きさに形成される。
形成容易であることから、タックラベル5はその全体が不透明領域とされていることが好ましい。図示例では、このように全体が不透明なタックラベル5を表している。
ラベル基材51は、タックラベル5を引き剥がす際に破断しないように、耐引き裂き性に優れたものを用いることが好ましい。このような耐引き裂き性に優れたラベル基材51としては、一軸延伸又は二軸延伸合成樹脂フィルム、合成紙などが挙げられる。
ラベル基材51の厚みは、特に限定されず、例えば、30μm〜200μmである。
タックラベル5は、その裏面全体が粘着面5aとされていてもよいが、縁部の裏面の一部分が非粘着面5bとされていることが好ましい。粘着面5aは、露出した粘着剤層52の裏面から構成され、包装体2の外面に剥離可能な程度の接着強度で貼り付く面をいう。非粘着面5bは、包装体2の外面に実質的に貼り付けることができない面又は極めて弱く貼り付く面をいう。
前記粘着剤層52は、粘着剤から構成される。粘着剤としては、感圧型粘着剤が好ましいが、感熱型粘着剤を用いることもできる。なお、感圧型粘着剤は、室温(常温)で粘着力を有し且つその粘着力が長期間持続している粘着剤であり、従来公知のタックラベルで広く使用されているものである。感熱型粘着剤は、室温で粘着性を示さず、加熱することにより粘着力を発揮し且つその粘着力が長期間持続する粘着剤である。
なお、粘着剤は、透明又は不透明の何れでもよい。
前記粘着剤層52の厚みは、特に限定されず、例えば、10μm〜30μmである。
なお、タックラベル5の表面(ラベル基材51の表面)の全体は、粘着性を有さない非粘着面5bである。
タックラベル5の裏面が非粘着面5bを有する場合、前記非粘着面5bが形成された部分59は、タックラベル5を引き剥がす際に、指で摘まむ摘まみ部として利用できる。図5に示す例では、タックラベル5の1つの角縁部の裏面が非粘着面5bとされている。
ラベル基材51の裏面における前記粘着面5aと非粘着面5bの形成方法は特に限定されない。例えば、ラベル基材51の裏面のうち、粘着面5aの形成予定領域に粘着剤を塗布し且つ非粘着面5bの形成予定領域に粘着剤を塗布しないという方法によって、粘着面5a及び非粘着面5bを形成できる。
図6では、ラベル基材51の裏面全体に粘着剤を塗布して粘着剤層52を形成し、非粘着面5bの形成予定領域(例えば、1つの角縁部)に対応する前記粘着剤層52の裏面に隠蔽層53を積層するという方法によって、粘着面5a及び非粘着面5bが形成されている。かかる形成方法によれば、粘着面5a及び非粘着面5bを容易に形成できるので好ましい。
前記隠蔽層53は、粘着剤層52の裏面に隠蔽剤を塗布することによって形成できる。隠蔽剤としては、紫外線硬化型インキ、シリコーンを含むコート剤などが挙げられる。隠蔽層53の厚みは、通常、3μm〜20μmである。隠蔽層53を比較的厚く形成することにより、粘着剤の粘着力を確実に隠蔽できる。
<ラベル付き包装体>
本発明のラベル付き包装体1の製造方法は、例えば図4に示すような包装体2(物品4が収納され且つ特定表示部3が設けられた包装体2)と、例えば図5及び図6に示すようなタックラベル5とを準備する工程、この包装体2の特定表示部3を不透明領域にて覆うようにしてタックラベル5を包装体2の外面に貼り付ける工程、を有する。
図1乃至図3に示すように、ラベル付き包装体1は、物品4が収納され且つ特定表示部3が設けられた包装体2と、不透明領域にて特定表示部3を覆うように包装体2の外面に剥離可能に貼り付けられたタックラベル5と、を有する。タックラベル5は、その不透明領域が少なくとも特定表示部3を覆っていればよく、その不透明領域が特定表示部3を越える領域まで覆っていてもよい。
好ましくは、タックラベル5の粘着面5aが特定表示部3の全体に対応するように、タックラベル5が貼り付けられる。換言すると、非粘着面5bを有するタックラベル5にあっては、非粘着面5bが特定表示部3の外面に重ならないように、タックラベル5が貼り付けられる。
図示例では、タックラベル5の粘着面5aは、特定表示部3の外面及び包装体2の外面の双方に跨がるように直接的に剥離可能に貼り付けられている。
ここで、前記剥離可能とは、包装体2に貼り付けられたタックラベル5を、粘着剤を包装体側に残存させることなく、人力で綺麗に剥離できるという意味である。タックラベル5の接着強度は、例えば、0.5〜3N/25mmであり、好ましくは0.7〜2.5N/25mmである。前記接着強度は、JIS Z 0237に準じ、幅25mm×長さ100mmのタックラベル5を作製し、それを特定表示部3を覆いつつ包装体2の外面に貼り付けたものを23℃常圧下で24時間養生した後、剥離角度:90度、剥離速さ:300mm/分、温度:23℃の条件下で剥離したときに測定される値である。
特定表示部3が上述のインキ固化部からなる場合、タックラベル5は、インキ固化部の外面に貼り付けられている。換言すると、インキ固化部は、包装体2の外面とタックラベル5の間に介在されており、両者に付着している。
包装体2の外面に対するインキ固化部の付着強度と、タックラベル5の粘着面5aに対するインキ固化部の付着強度は、同等でもよく、或いは、いずれか一方が大きくてもよい。
後述するように、タックラベル5を引き剥がした際に、インキ固化部(特定表示部3)も包装体2から引き剥がすことができることから、インキ固化部は包装体2の外面よりもタックラベル5の粘着面5aに強く付着されていることが好ましい。つまり、包装体2の外面に対するインキ固化部の付着強度<タックラベル5の粘着面5aに対するインキ固化部の付着強度の関係を満たしていることが好ましい。
前記包装体2の外面に対するインキ固化部の付着強度、及び、タックラベル5の粘着面5aに対するインキ固化部の付着強度を、上述のJIS Z 0237に準じた測定法で測定することは困難である。
このため、ラベル付き包装体1のタックラベル5を、包装体2の外面に対して約90度方向に人力で引き剥がし(人力での剥離速度を約500mm/分程度とする)、全てのインキ固化部又は殆どのインキ固化部がタックラベル5に付着した状態で包装体2から剥がれた場合には、包装体2の外面に対するインキ固化部の付着強度<タックラベル5の粘着面5aに対するインキ固化部の付着強度の関係を満たしているものとする。
包装体2の外面の材質、粘着剤の材質、並びに、インキ固化部の材質及び形成方法を適宜設計することによって、前記関係を満たすラベル付き包装体1を構成できる。
例えば、インキ固化部(特定表示部3)をサーマル印刷法にて形成することにより、前記関係を満たすラベル付き包装体1を簡単に構成できる。
サーマル印刷法は、上述のように固化したインキ(インキ固化部)を熱を用いて包装体2の外面に転写するが、特に、包装体2の外面が合成樹脂から形成されている場合、サーマル法によるインキ固化部は、比較的弱く包装体2の外面に付着する。中でも、包装体2の外面がポリプロピレンなどのポリオレフィン系の合成樹脂から形成されている場合、より弱く付着するようになるので、前記関係を満たすラベル付き包装体1を簡単に構成できる。
<本発明のラベル付き包装体の効果>
ラベル付き包装体1は、上述のように、物品4が収納され且つ特定表示部3が設けられた包装体2と、タックラベル5とを製造し、この包装体2の外面にタックラベル5を貼り付けることによって得られる。かかるラベル付き包装体1は、タックラベル5の不透明領域が特定表示部3を覆っているので、タックラベル5の表面側から特定情報表示などが見えなくなる。このため、消費者には特定表示部3が見えず、ラベル付き包装体1の外観が損なわれることもない。
前記ラベル付き包装体1の製造において、一般に、包装体の製造からタックラベルの貼り付けまでを1つのラインで行なう場合もあれば、包装体の製造と、別途準備したタックラベルの貼り付け作業と、を別のラインで行なう場合もある。後者の場合、物品が収納され且つ特定表示部が設けられた包装体を製造した後、それを一旦保管し、その後、ラベラー(ラベル貼付装置)を用いてその包装体にタックラベルを貼り付ける。この際、包装体の中身である物品に対応するタックラベルを、間違いなく貼り付けなければならない。
また、物品は同じであっても、OEMで供給するラベル付き包装体と、自社ブランドとして提供するラベル付き包装体と、を1つの製造工場で製造する場合もある。この場合、OEMで供給するラベル付き包装体及び自社ブランドのラベル付き包装体には、それぞれのブランドに対応したタックラベルを、間違いなく貼り付けなければならない。
前記貼り間違いは、中身である物品を外部から視認できない不透明な包装体を用いた場合だけでなく、透明な包装体を用いた場合(上述のように類似物品を収納する場合など)でも生じ得る問題である。
本発明にあっては、包装体2の外面に、特定情報表示を含む特定表示部3が設けられているので、その特定情報表示を見ることによって、包装体2の中に収納されている物品4の情報を外部から確認できる。
このため、包装体2に収納された物品4に対応するタックラベル5を間違いなく貼り付けることができる。
また、本発明のラベル付き包装体1にあっては、タックラベル5が剥離可能に貼り付けられているので、物品4を取り出した後の包装体2からタックラベル5を容易に引き剥がし、包装体2をリサイクルすることもできる。特に、本発明のラベル付き包装体1は、特定表示部3であるインキ固化部が包装体2の外面よりもタックラベル5の粘着面5aに強く付着されているので、図7に示すように、タックラベル5を引き剥がすと、インキ固化部がタックラベル5に追従し、インキ固化部も包装体2から容易に除去できる。
インキ固化部が除去された包装体2は、その包装体2を構成するフィルム(包装体2そのものを構成する材料)のみとなるので、インキの除去作業をすることなく容易にリサイクルすることができる。なお、タックラベル5を引き剥がした際に、インキ固化部が僅かに包装体2に残存する可能性もあるが、僅かな残存はリサイクルにおいて無視できる。また、他の表示部が設けられている場合でも、その表示部は比較的小さな領域に設けられるので、リサイクルにおいて無視できる。なお、他の表示部を、インキを用いない印刷法によって形成することもできる。
以下、本発明の別の実施形態を説明するが、その説明に於いては、主として上述の第1実施形態と異なる構成及び効果について説明し、同様の構成などについては、用語又は符号をそのまま援用し、その構成の説明を省略する場合がある。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、包装体2としてピロー包装袋を例示したが、例えば、図8に示すように、包装体2がスパウト付きパウチであってもよい。
このスパウト付きパウチ22(包装体2)は、柔軟且つ不透明なフィルムからなるパウチ袋221と、このパウチ袋221に取り付けられ且つパウチ袋221の内部に連通するスパウト222と、を有する。パウチ袋221においても、その少なくとも外面が合成樹脂から形成されていることが好ましい。
パウチ袋221の内部には、物品4が収納され、パウチ袋221の外面には、特定表示部3(及び必要に応じて他の表示部)が設けられている。
タックラベル5は、特定表示部3を覆うように、パウチ袋221の外面に剥離可能に貼り付けられている。
本実施形態のラベル付き包装体1も、上記第1実施形態と同様な効果を奏する。
[第3実施形態]
上記第1及び第2実施形態では、包装体2として柔軟な袋を例示したが、例えば、図9に示すように、包装体2が成形容器23であってもよい。
この成形容器23(包装体2)は、比較的硬く且つ不透明な中空容器本体231と、中空容器本体231に取り付けられたキャップ232と、を有する。
成形容器23の内部には、物品4が収納され、成形容器23の外面には、特定表示部3(及び必要に応じて他の表示部)が設けられている。
タックラベル5は、特定表示部3を覆うように、成形容器23の外面に剥離可能に貼り付けられている。
成形容器23としては、例えば、ブロー成形容器、射出成形容器、圧縮成形容器、シート成形容器などが挙げられる。
成形容器23の材質は、特に限定されず、合成樹脂、金属、ガラス、陶器などが挙げられ、好ましくは、合成樹脂である。
本実施形態のラベル付き包装体1も、上記第1実施形態と同様な効果を奏する。
[第4実施形態]
上記第1乃至第3実施形態では、包装体2として柔軟な袋又は成形容器を例示したが、例えば、図10及び図11に示すように、包装体2が、成形容器と柔軟な蓋材とから構成されていてもよい。
この容器24(包装体2)は、比較的硬く且つ不透明な断面凹状の成形容器本体241と、成形容器本体241の上面開口部に取り付けられた蓋材242であって柔軟且つ不透明な蓋材242と、を有する。
前記成形容器本体241としては、例えば、シート成形容器、発泡成形容器、圧縮成形容器などが挙げられる。前記蓋材242としては、柔軟なシート蓋などが挙げられる。物品4を収納した状態で、蓋材242が、成形容器本体241のフランジ部に熱シールなどの接着手段によって剥離可能に接着されている。
成形容器本体241と蓋材242によって囲われた空間に、物品4が収納され、容器24の外面(例えば、蓋材242の外面)には、特定表示部3(及び必要に応じて他の表示部)が設けられている。
タックラベル5は、特定表示部3を覆うように、容器24の外面に剥離可能に貼り付けられている。図示例のタックラベル5は、細長い帯状であり、特定表示部3を覆いつつ、蓋材242の外面から成形容器本体241の外面に跨がって貼り付けられている。
本実施形態のラベル付き包装体1も、上記第1実施形態と同様な効果を奏する。
[第5実施形態]
上記第1乃至第4実施形態では、タックラベル5の全体が、包装体2の外面に沿うように貼り付けられているが、例えば、図12に示すように、タックラベル5の一部分が包装体2の外面から突出し且つタックラベル5の残部が包装体2の外面に沿うように貼り付けられていてもよい。
図12に示す包装体2は、不透明な包装ケース25であり、内部に物品4が収納されている。なお、包装体2である包装ケース25には、ヘッダー部251が延設され、そのヘッダー部251に吊り下げ用孔252が形成されている。この包装ケース25の外面には、特定表示部3(及び必要に応じて他の表示部)が設けられている。
タックラベル5は、上述のような、その裏面に粘着面5aと非粘着面5bが形成されている。粘着面5aは、ラベル基材51の上方側部に形成されている。なお、図示例では、ラベル基材51の裏面全体に粘着剤層52を設け且つ粘着剤層52の裏面に隠蔽層53を設けることにより、粘着面5aと非粘着面5bが形成されている。
タックラベル5は、非粘着面5bが形成された部分58を包装ケース(包装体2)の外面から突出させつつ、その粘着面5aを介して包装ケース(包装体2)に剥離可能に貼り付けられている。
本実施形態のラベル付き包装体1も、上記第1実施形態と同様な効果を奏する。
特に、本実施形態のラベル付き包装体1は、タックラベル5の一部分(非粘着面5bが形成された部分58)が包装体2から離れて突出しているので、この部分58を摘み易く、タックラベル5を包装体2から極めて容易に引き剥がすことができる。
[その他]
ラベル付き包装体1の製造に関して、上記各実施形態では、物品4が収納され且つ特定表示部3が設けられた包装体2を製造した後、その包装体2にタックラベル5を貼り付けるという手順を示したが、特定表示部3が設けられ且つ物品4が収納される前の包装体2にタックラベル5を貼り付けた後、その包装体2に物品4を収納してもよい。物品4に応じた指定の包装体2を供給する場合、包装体2の外観が同じであると指定の包装体2に指定の物品4を入れ間違う可能性がある。この点、予め特定表示部3が設けられた包装体2を準備し、それにタックラベル5を貼り付けることにより、包装体2の外観が確実に異なり、物品4を入れ間違えることがなくなる。本発明のラベル付き包装体1は、このような手順で製造することもできる。
上記各実施形態では、1つの包装体2に1枚のタックラベル5を貼り付ける場合を例示したが、1つの包装体2にタックラベルを複数枚貼り付けてもよい。例えば、特定表示部3を覆うタックラベル5を包装体2の正面に貼り付け、それとは異なるタックラベル(図示せず)を包装体2の背面に貼り付けてもよい。この場合、特定表示部3を覆うタックラベル5とは異なるタックラベルは、不透明領域を有していてもよく、或いは、不透明領域を有していなくてもよい。
上記様々な実施形態から選ばれる2つ以上の構成(実施形態)を適宜組み合わせてもよく、或いは、上記様々な実施形態から選ばれる1つ又は2つ以上の構成を、それ以外の実施形態に置換してもよい。
1 ラベル付き包装体
2,21,22,23,24,25 包装体
3 特定表示部
4 物品
5 タックラベル
5a タックラベルの粘着面
5b タックラベルの非粘着面

Claims (3)

  1. 内部に収納部を有する包装体と、前記包装体の収納部に収納されている物品と、前記包装体の外面に粘着面を介して貼り付けられたタックラベルと、を有し、
    前記包装体の外面に、前記物品を特定する情報を視覚的に又は機械的に認識できる特定表示部が印刷され、
    前記タックラベルが、不透明な領域を有し、
    前記タックラベルの不透明な領域が前記特定表示部を覆うように、前記タックラベルが前記包装体の外面に剥離可能に貼り付けられている、ラベル付き包装体。
  2. 前記特定表示部が、前記包装体の外面に付着されたインキ固化部からなり、
    前記インキ固化部が、前記包装体の外面よりも前記粘着面に強く付着されている、請求項1に記載のラベル付き包装体。
  3. 前記包装体の少なくとも最外層が、合成樹脂から形成されている、請求項1または2に記載のラベル付き包装体。
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