JPS61203352A - 複合フイルムシ−ル構造 - Google Patents

複合フイルムシ−ル構造

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JPS61203352A
JPS61203352A JP3729185A JP3729185A JPS61203352A JP S61203352 A JPS61203352 A JP S61203352A JP 3729185 A JP3729185 A JP 3729185A JP 3729185 A JP3729185 A JP 3729185A JP S61203352 A JPS61203352 A JP S61203352A
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JP
Japan
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layer
ink
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composite film
ink layer
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JP3729185A
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JPH0431942B2 (ja
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漆山 義昭
裕一 稲垣
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Meiji Seika Kaisha Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Meiji Seika Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチック等の複合フィルムのシール構造
に関する。本発明の複合フィルムシール構造は、菓子等
の食品を入れる袋、その他の剥離可能のシール構造を必
要とする物品に使用することができる。
〔従来技術とその問題点〕
プラスチック複合印刷フィルムは食品包装関係を中心に
広く使用されており、典型的にはヒートシールされた袋
の形態で多く用いられている。このようなプラスチック
複合印刷フィルムの袋では、それを開放した後開放され
なかったかのように接合しておく、いわゆる改ざんを発
見ないし防止する手段が施されていないのが普通である
。改ざん防止手段としては、カートン類におけるシール
の貼付があるが、プラスチック複合印刷フィルムの袋に
ついては、シールの利用は不向きであり、別の改ざん防
止手段の検討が望まれている。
一方、食品メーカーのキャンペーン期間等に実施される
景品の「当り」 「はずれ」等の表示は、従来、別に印
刷されたカードやシールを人手やラベラーを用いて袋に
挿入したり貼付したりすることにより行われているが、
これは非常に繁雑であり、生産性および衛生の点で問題
があるので、同様に別方法の検討が望まれている。
〔発明の目的〕
本発明は、上述のような問題点を改善するためになされ
たもので、その目的は、シール部分を剥がした後は、そ
の部分に隠し模様、文字等が現われ、シール部分を再び
接合しても隠し模様、文字等が消えることがないため改
ざんが不可能であり、また、シール部分の剥離により、
今まで隠されていた「当り」 「はずれ」等の表示が自
動的に現れるため、そのような表示のために従来のよう
な繁雑な作業を必要としない複合フィルムシール構造を
提供することにある。
(発明の概要〕 本発明によれば、透明または半透明の表面層の裏面に隠
し模様インキ層とベタ刷りインキ層が順次施され、その
裏面をシール性層とした複合フィルムが、シール性層に
よって、対向するフィルムの被シール層にヒートシール
などにより接合され、これによりシール構造が形成され
る。
隠し模様インキ層とベタ刷りインキ層は、表面層の側か
らみた時に両インキ層のコントラストを視覚的に感知で
きないインキの組合せにより形成される。そして、表面
層と隠し模様インキ層、隠し模様インキ層とベタ刷りイ
ンキ層、表面層とベタ刷りインキ層のいずれか一つの組
合せの層間接合力は、シール性層と被シール層の間の接
合力より小さくされる。
これによって、シール構造を剥離すると、シール性層と
被シール層は接合されたままで剥離されることなく、前
記三つの組合せの一つにおける層間接合力の弱い部分で
剥離が起り、表面層の背面の隠し模様インキ層の模様が
抜き模様または載せ模様の形で現われる。
〔実施例〕
以下、本発明をさらに詳細に説明すると、第1a図にお
いて、1は透明または半透明の表面層で、プラスチック
フィルム、例えばポリエチレンテレフタレートからなっ
ている。この表面層1の裏面には、隠し模様インキ層2
が印刷により形成される。このインキ層2は無色透明な
アクリルグラビアインキからなる。隠し模様インキ層2
の裏面には、さらに、それを覆うようにベタ刷りインキ
層3が施される。ベタ刷りインキとしては例えば白色の
塩化ゴム系グラビアインキが用いられる。ベタ刷りイン
キ層3は、隠し模様インキ層2の模様がないところでは
、表面層1に直接付着する。
ベタ刷りインキ層3の裏面には、ドライラミネートによ
り、接着剤層4を介してポリエチレンフィルム5が貼り
合され、これによりシール性層6が形成され、以上によ
り複合フィルムが構成される。シール性層6は、それに
対向する図示しないフィルムの被シール層にヒートシー
ルにより接合されるようになっている。袋の場合には、
被シール層は、例えば同じ複合フィルムのシール性層6
である。
シール性層6が被シール層にシールされた場合、それら
の間に所定の接合力が生じるが、この例の場合には、表
面111と隠し模様インキ層2の間の接合力が最も弱く
、シール性層6と被シール層の接合力よりも弱くなるよ
うにインキ等の材質が選定されている。
以上のように複合フィルムを構成することにより、第1
a図の状態では、隠し模様インキ層2が無色透明である
ため、表面層1の側から見た場合でも、隠し模様インキ
層2はベタ刷すインキ層3の白色と同じ色に見え、両イ
ンキ層2,3のコントラストは視覚的には感知できず、
隠し模様は見えない。また、ベタ刷りインキ層3が白色
以外の他の色でも、同様に隠し模様は見えない。なお、
隠し模様は、文字、図形等任意のものでよい。
第1a図の複合フィルムのシール性層6を被シール層に
シールしたシール構造に剥離力を加えると、シール部は
剥離せずに、最も接合力の弱い表面層1と隠し模様イン
キ層2とが第1b図に示すように剥がれる。これにより
、表面11W1の裏面から隠し模様インキ層2が離れ、
表面M1の裏面にベタ刷りインキ層3のみが残る。この
ため、ベタ刷りインキ層3の部分が白く見え、隠し模様
インキ層2の抜けた部分が抜き模様として見える。した
がって、扱き模様が例えば「当り」なる文字になってい
れば剥離によって、その文字が読みとれ、また例えば「
開封済」なる文字になっていれば、開封したことが明示
される。これらの抜き模様は剥離部を酋通に接合しても
消えることがないので、改ざん防止に役立つ。
第2a図は複合フィルムの他の例を示す。この例では、
表面層1はポリ塩化ビニリデンコート延伸ポリプロピレ
ンのフィルムからなり、隠し模様インキ層2は無色透明
のポリビニル系グラビアインキからなり、ベタ刷りイン
キ層3は白色のウレタン系クラビアインキからなり、シ
ール性層6は、アンカーコート層を施したベタ刷りイン
キ層3に1クストルージミンラミネートによりポリエチ
レン1f14aを介して未延伸ポリプロピレンフィルム
を貼り合せることにより構成されている。そして、この
例では、隠し模様インキ層2とベタ刷りインキ層3の接
合力が最も弱くなるように選定されている。
したがって、剥離時には第2b図に示すように隠し模様
インキ層2は表面層1の裏面に残り、さらにベタ刷りイ
ンキ層3も表面層1の裏面に残る。
このため、透明な隠し模様インキ層2の部分が白いベタ
刷りインキ層3の間に抜き模様として見えることになる
第3a図は複合フィルムのさらに他の例を示す。
この例では、表面1i11は延伸ポリプロピレン、隠し
模様インキ層2は白色ウレタン系2液(硬化用人)グラ
ビアインキ、ベタ刷りインキFy!U3は白色硝化綿系
インキからそれぞれなり、シール性層6は塩素化ポリプ
ロピレン系ヒートシール剤のコーティング4bにより形
成されている。そして、両インキ層2,3はいずれも白
色のためコントラストがなく、隠し模様は見えない。
この例では、表面層1とベタ刷りインキWJ3の接合力
が最も弱いので、剥離時には第3b図に示すように、表
面層1の裏面に白色の隠し模様のみが残り、見ることが
できるようになる。
以上に述べた例のほかに、隠し模様インキ、ベタ刷りイ
ンキおよび表面層の組合せにより種々の例が考えれる。
、Ii!シ模様インキとしては、ニトロセルローズ系、
ブチラール系、アクリル系、塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体系、ポリアミド系、ポリビニル系、ウレタン系、シ
リコン系等が考えられ、ベタ刷りインキとしては、ニト
ロセルローズ系、ブチラール系、アルリル系、塩化ビニ
ル酢酸ビニル共重合体系、ポリアミド系、ポリビニル系
、ウレタン系、シリコン系等が考えられ、さらに表面層
としては、延伸ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデンコ
ート延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート
、ポリ塩化ビニリデンコートポリエチレンテレフタレー
ト、ナイロン、ポリ塩化ビニリデンコートナイロン、プ
レインセロハン、防湿セロハン等が考えられる。
次に、本発明の実施例を示す。
支胤■ユ 表面層としてポリエチレンテレフタレート、隠し模様と
して「当り」の文字、隠し模様インキとして無色アクリ
ル系グラビアインキ、ベタ刷すインキとして白色塩化ゴ
ム系グラビアインキを用い、表面層裏面に隠し模様を印
刷し、さらにベタ刷りインキにて刷り重ね、ドライラミ
ネートによりボリエチレンフイルムを貼り合せ、隠し模
様を有する複合フィルムを得た。これをヒートシーラー
にて140℃ ’IKg/ci−1秒の条件でヒートシ
ールし後、剥離したところ、「当り」の文字が現われた
実施例2 表面層としてポリ塩化ビニリデンコート延伸ポリプロピ
レンのフィルム、隠し模様として「はずれ」の文字、隠
し模様インキとして無色ポリビニル系グラビアインキ、
ベタ刷りインキとして白色ウレタン系グラビアインキを
用い、表面層の裏面に隠し模様とベタ刷りの重ね刷りを
行い、エクストルージョンラミネートにより未延伸ポリ
プロピレンフィルムを貼り合せて複合フィルムを得た。
これをヒートシーラーにて150℃−1Ky/ai−1
秒の条件でヒートシール後剥離したところ、「はずれ」
の文字が現われた。
11五ユ 表面層として延伸ポリプロピレンフィルム、隠し模様と
して「開封流」、隠し模様インキとして白色ウレタン系
2液(硬化用人)グラビアインキ、ベタ刷りインキとし
て白色硝化綿系インキを用い、表面層の裏面に隠し模様
とベタ刷りの重ね刷りを行い、塩素化ポリプロピレン系
ヒートシール剤コーティングを行って複合フィルムを得
た。これをヒートシーラーにて140℃−1に’J/c
i−1秒の条件でヒートシールした後、剥離したところ
、「開封流」の文字が現れた。
〔発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、剥離により隠し模様が
現れるため種々の用途に用いることのできる複合フィル
ムシール構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明の複合フィルムシール構造の複合フィ
ルムの一例を示す断面図、第1b図はその剥離状態を示
す断面図、第2a図は同じく他の例の断面図、第2b図
はその剥離状態を示す断面図、第3a図は同じくさらに
他の例の断面図、第3b図はその剥離状態を示す断面図
である。 1・−・表面層、2・・・隠し模様インキ層、3・・・
ベタ刷りインキ層、6・・・シール性層。 出願人代理人  猪  股    清 う1a図      第16目 第3a目      易&1日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透明または半透明の表面層と、この表面層の裏面に
    施された隠し模様インキ層と、表面層の裏面に隠し模様
    インキ層を覆って施されたベタ刷りインキ層と、ベタ刷
    りインキ層の裏面に施されたシール性層と、シール性層
    に接合された被シール層とからなり、隠し模様インキ層
    とベタ刷りインキ層は、表面層の側からみた時に両イン
    キ層のコントラストを視覚的に感知できないインキの組
    合せよりなり、前記表面層と隠し模様インキ層、隠し模
    様インキ層とベタ刷りインキ層、前記表面層とベタ刷り
    インキ層のいずれか一つの組合せの層間接合力が、シー
    ル性層と被シール層の間の接合力より小さくされている
    ことを特徴とする複合フィルムシール構造。 2、隠し模様インキ層が透明インキからなり、ベタ刷り
    インキ層が有色インキからなる特許請求の範囲第1項記
    載の複合フィルムシール構造。 3、隠し模様インキ層とベタ刷りインキ層が同色のイン
    キからなる特許請求の範囲第1項記載の複合フィルムシ
    ール構造。 4、表面層、シール性層および被シール層がプラスチッ
    クからなる特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    かに記載の複合フィルムシール構造。 5、シール性層および被シール層がヒートシールにより
    接合されている特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
    ずれかに記載の複合フィルムシール構造。
JP3729185A 1985-02-26 1985-02-26 複合フイルムシ−ル構造 Granted JPS61203352A (ja)

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JPH0431942B2 JPH0431942B2 (ja) 1992-05-27

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098753A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Toyo Seikan Kaisha Ltd 隠しマーク付き容器
JP2016067389A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2016101931A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 フジモリ産業株式会社 収容袋及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098753A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Toyo Seikan Kaisha Ltd 隠しマーク付き容器
JP2016067389A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2016101931A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 フジモリ産業株式会社 収容袋及びその製造方法

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