JP2013107678A - 包装用樹脂袋、およびそれを利用した包装商品の製造方法 - Google Patents
包装用樹脂袋、およびそれを利用した包装商品の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013107678A JP2013107678A JP2011254208A JP2011254208A JP2013107678A JP 2013107678 A JP2013107678 A JP 2013107678A JP 2011254208 A JP2011254208 A JP 2011254208A JP 2011254208 A JP2011254208 A JP 2011254208A JP 2013107678 A JP2013107678 A JP 2013107678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- product
- packaging
- bag
- packaging bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Abstract
【解決手段】 外包装袋5の内がわをラベル収容部3と製品収容部4とに縦断状に仕切るよう内装フィルム6を一体に組み合わせた上、ラベル収容部3および製品収容部4の一外縁端に装入口30,40を開口してなる包装袋本体2を設け、該包装袋本体2のラベル収容部3には、その装入口30を通じて紙製表示ラベル8を収容し、製品収容部4には、その装入口40を通じて包装対象商品9を収容可能とし、包装対象商品9を該製品収容部4に収容した後、当該同一外縁の最終シール代52,61同士を貼着してラベル収容部3および製品収容部4を同時に密閉可能としてなる包装用樹脂袋1である。
【選択図】 図1
Description
各種食品包装用プラスチックフィルムを利用した密閉包装食品類は、包装表面に商品名やブランド、広告など文字や図柄、写真といった表示部を印刷可能であり、しかも機械化して自動的且つ衛生的に包装することができるなど、食品類の大量生産に適しているという理由から、幅広い商品に採用されているが、近年では、消費者ニーズの多様化に伴う多品種・少量生産への要求が高まるにつれ、内容の異なる個別商品毎に、異なる印刷・表示の包装用ラベルや包装用フィルム、包装用樹脂袋などを準備しなければならず、従来どおりのオフセット印刷を用いたラベル貼着が最優先されるだけの包装袋などでは、製造工数の増大と納期の遅れを招くばかりでなく、商品毎に異なる包装袋の在庫管理や出荷、輸送管理などの工数も増加してしまい、国内経済の低迷で製造コストの削減が求められている中、反ってコストアップを招き兼ねないことが懸念される。
こうした状況を反映し、その打開策となるような提案もこれまでに散見されない訳ではない。
例えば、下記の特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、パソコンとその上で作図のできるソフトウェアとを使用し、表示プレート本体には、パソコンで作製した表示プレートを印刷した紙を市販のラミネート用シートを使用してラミネートし、個別表示プレートに切り離した後、接着剤または両面テープで貼合し得るものとしてなるものや、同特許文献1(2)に見られるような、紙からなる基材層の少なくとも一方の面に紙剥け防止層、感熱接着層を積層した積層材料からなり、基材層の紙の層間強度A、紙剥け防止層の材料の引張強さD、感熱接着層の材料の凝集剥離強度B、感熱接着層の材料の被着体への接着強度Cとすると、該紙剥け防止層がD>A、B、Cを満たす材料からなり、該感熱接着層がB>Cを満たす材料からなる紙ラベルとし、被着体に貼りつけられた後、保管時や輸送段階で紙ラベルが剥がれ落ちることがなく、引き剥がす時は紙剥けしないで容易に引き剥がしできるようにしてなるものなどが散見される。
上述したとおり、従前までに提案のある各種表示プレートには、小ロット生産に不向きである上、印刷品質や素材の問題絡みで製造コストの高騰化が懸念されたり、また紙製ラベル基材層を利用するものでは、どうしても防水性や防汚性などの点で劣ってしまうという課題を残すものであったりしていて、これら各種包装資材の開発、提供に永年携わってきている中、それらから得られた様々な知見やユーザーからの情報などから、多品種・少量生産商品用となるラベルへの需要の高まりが垣間見られてきていて、簡便且つ効率的に製造可能とすることは勿論のこと、印刷の品質を安定化させ、しかも小ロット製造のコストを大幅削減して経済的にも有利となるようにした包装資材の実現化の必要性を痛感するに至ったものである。
そこで、この発明は、多品種・少量生産の小ロット毎に、内容の異なるラベルを効率的且つ低廉に製造可能とする上、商品の効率的包装工程を阻害することなく、衛生および美感に秀れ、高品質なラベルの装着を可能とする新たな包装技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の包装用樹脂袋、およびそれを利用した包装商品の製造方法を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の包装用樹脂袋は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、透明合成樹脂製の外装フィルムからなる外包装袋を設けると共に、該外包装袋の内がわを少なくとも1つの製品収容部と、1つのラベル収容部とに縦断状に仕切るよう1枚以上の内装フィルムを一体に組み合わせた上、各ラベル収容部および各製品収容部には、夫々同一外縁であって最終シール代を確保した一外縁端に開口する装入口を設けてなる包装袋本体を設け、該包装袋本体各ラベル収容部には、それら各装入口を通じて小ロット、多品種印刷されただけで接着剤層を持たない紙製表示ラベルを収容し、各製品収容部には、それら各装入口を通じて包装対象商品を収容可能なものとし、包装対象商品を各製品収容部に収容した後、当該同一外縁の最終シール代同士を貼着して各ラベル収容部および各製品収容部を同時に密閉可能としてなるものとした構成を要旨とする包装用樹脂袋である。
上記した包装用樹脂袋に関連し、この発明には、それを利用した包装商品の製造方法も包含している。
即ち、外装フィルムと内装フィルムとを貼着・一体化し、少なくとも1つずつのラベル収容部および製品収容部を有する包装袋本体を製造した後、各ラベル収容部に小ロット、多品種印刷されただけで接着剤層を持たない紙製表示ラベルを収容してから、各製品収容部に包装対象商品を収容した上、各ラベル収容部および各製品収容部を同時に密閉し、必要に応じて各装入誘導縁を切除するようにしてなるものとした、この発明の基本をなす前記包装用樹脂袋を利用した包装商品の製造方法である。
包装用樹脂袋は、包装対象商品をそれらの商品価値を維持可能とするよう適宜包装して包装商品を生産可能とする機能を担い、包装袋本体のラベル収容部に紙製表示ラベルを装入してなるものとし、包装袋本体は、1つ以上の製品収容部、および、1つ以上のラベル収容部を有するものとしなければならず、より具体的には、透明合成樹脂製の外装フィルムからなる外包装袋を設けると共に、該外包装袋の内がわを縦断状に仕切るよう1枚以上の内装フィルムを一体に組み合わせ、少なくとも1つの製品収容部と、少なくとも1つのラベル収容部とを形成してなるものとし、各ラベル収容部には、紙製表示ラベルを保護可能な程度の耐水性を与えたものとすべきであり、例えば、ボトムシール袋、サイドシール袋、3方シール袋、ピロー袋、ガゼット袋、角底袋、スタンディングパウチ、チャック袋、真空成形袋、円形シール袋などの合成樹脂製のものとすることができ、換言すると、各種ポリエチレン、各種ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合フイルム、PE系シーラントフイルム、ポリ塩化ビニリデンコートOPP、PVAコートOPP、各種ポリエステル、Kコートポリエステル、延伸ナイロン、Kコートナイロン、無延伸ナイロン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、PT、MST、Kセロ、ポリアクリロニトリル、PAN、ポリスチレン、スチロール、アルミ蒸着フイルム、透明蒸着フイルム、各種共押出しフイルム、その他の合成樹脂製か、または、それらの複合素材製のものとすることができる外、紙製、布製、革製、ゴム製などの各種袋や包装用フィルムまたはシートなどとすることもでき、それら既存の材質の外、現在および今後に開発される新素材製のものを採用することも勿論可能とするものである。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
以下では、この発明の包装用樹脂袋を利用した包装商品の製造方法の一例に従い順次、包装用樹脂袋1、およびそれを利用した包装商品10の構造を示して行くこととする。
包装袋本体2は、前述の各外縁シール部51,51,……,60,60,……の3辺をヒートシール加工するときに、それと同時に、外縁シール部51,51,60の適所にノッチ加工を行い、開封切っ掛け用ノッチ20を設ける。
以上のとおりの構成からなるこの発明の包装用樹脂袋1包装袋本体2によれば、図1ないし図4に示すように、小ロット、多品種印刷されただけで接着剤層を持たない紙製表示ラベル8をラベル収容部3に装入する作業において、該ラベル収容部3の装入口30を形成してある内装フィルム6の装入誘導縁62が、それに対峙する外包装袋5外装フィルム50の最終シール代52よりも外がわに延伸してなるものとしてあるから、フィルム同士の重なり縁から装入口30を探す手間が省け、図1および図3に示すように、該装入誘導縁62を案内としてラベル収容部3中に紙製表示ラベル8を円滑に装入することが可能であり、さらに、同構造によって製品収容部4の装入口40を探すのも容易になり、該装入誘導縁62を案内として製品収容部4中に包装対象商品9を速やかに装入することができるものとなる。
包装袋本体2は、その3辺の各外縁シール部51,51,……,60,60,……をヒートシール加工するとき、それと同時に、外縁シール部51,60の適所に、ノッチ加工を行い開封切っ掛け用ノッチ20を設ける。
以上のとおりの構成からなる包装用樹脂袋1包装袋本体2は、図5および図7に示すように、包装袋本体2の背面がわに、裏ラベル用装入口32を有する裏ラベル収容部31を形成してあるから、表がわの紙製表示ラベル8と同様に、装入誘導縁62を案内に紙製内容表示ラベル80を素早く装入することができる。
以上のとおりの構成からなる包装用樹脂袋1包装袋本体2は、図9ないし図11に示すように、左右幅方向の中央に配したラベル収容部3を除く左右がわの余剰範囲33,33夫々に有色接着層7,7を設けたから、左右各有色接着層7,7が、装入後の紙製表示ラベル8を定位置に保持するものとなり、紙製表示ラベル8の傾きやズレなどの移動を阻止可能なものとし、加えて、左右各有色接着層7,7の市松模様の表示パターンが、完成後の包装商品10をカラー装飾するものとなる。
以上のとおりの構成からなる包装用樹脂袋1包装袋本体2は、図12のものように、裏ラベル収容部31左右がわの余剰範囲33,33にも有色接着層7,7を設けてあるから、装入後の紙製内容表示ラベル80の傾きやズレなどの移動を阻止可能とし、さらに、左右各有色接着層7,7の市松模様の表示パターンが、完成後の包装商品10の裏面をも装飾するものとなり、また、図13ないし図16に示すように、ラベル収容部3の配置や形状、寸法などの各種条件に応じて余剰範囲33,33の範囲設定を変えることが可能であり、様々なデザインの包装商品10を実現化することができる。
以上のとおりの構成からなる包装用樹脂袋1包装袋本体2は、図17ないし図21に図示するもののように、二重構造のピロー袋2に対しても、前述した図1ないし図4に取り上げた実施例1の3方シール袋2と同様に、小ロット、多品種印刷されただけで接着剤層を持たない紙製表示ラベル8をラベル収容部3に装入するようにして製造可能であり、しかも、上下逆転凸字形状とした内装フィルム6が、各収容部3,4の各装入口30,40よりも外がわに延伸する装入誘導縁62を形成し、紙製表示ラベル8や包装対象商品9の装入作業を格段に容易なものとし、加えて、図22および図23に示すように、背貼り合掌縁22,22の配置を、左右幅方向の自由に選択した適所に配置してなるものは、包装袋本体2包装用樹脂袋1および包装商品10のデザインの多様性を一段と高めたものとすることができる。
以上のとおりの構成からなる包装用樹脂袋1包装袋本体2は、図24および図25に示すもののように、二重構造のピロー袋2に対しても、図8ないし図11に示した実施例3において前述してある3方シール袋2と同様に、左右幅方向の中央に配したラベル収容部3を除く左右がわ余剰範囲33,33に夫々、有色接着層7,7を設けてあるから、左右各有色接着層7,7が、紙製表示ラベル8の傾きやズレなどのいった移動を完全に阻止可能なものとし、加えて、左右各有色接着層7,7の市松模様の表示パターンが、完成後の包装商品10を装飾するものとなり、そして、図26ないし図29に示すように、余剰範囲33,33の形状・寸法を適宜変えて設定することによって、包装袋本体2包装用樹脂袋1および包装商品10のデザインに多様な変化を与えることを可能にしている。
叙述の如く、この発明が包含する包装用樹脂袋、およびそれを利用した包装商品の製造方法は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とし、しかも製造も容易であって、従前からのオフセット印刷技術によるラベルを採用する場合に比較して小ロット生産の生産コストを大幅に削減可能にすると共に、ラベル生産に要する製造期間を格段に短縮し、商品開発に伴うパッケージデザインから印刷までの工程を即日行うことを可能にする程に迅速化でき、且つ多品種・少量生産を遥かに経済的なのとすることができる上、工場生産の作業性を大幅に改善し得るものとなることから、従前までは、小規模な商品流通に留まって採算がとれないなど、様々な理由が絡んで製造、出荷を断念せざるを得なくなるといった場面に悩まされて来た各種製造業界や包装業界は固よりのこと、個々人の要求にマッチするよう多様なニーズに対応した木目細かな商品の提供を希望する一般家庭や流通業界などにおいても高い評価がなされ、広範に渡って利用、普及していくものになることが予想される。
10 同 包装商品
2 包装袋本体(3方シール袋、ピロー袋)
20 同 開封切っ掛け用ノッチ
21 同 上端縁
22 同 背貼り合掌縁
3 ラベル収容部
30 同 装入口
31 同 裏ラベル収容部
32 同 裏ラベル用装入口
33 同 余剰範囲
4 製品収容部
40 同 装入口
5 外包装袋
50 同 外装フィルム
51 同 外縁シール部
52 同 最終シール代
6 内装フィルム
60 同 外縁シール部
61 同 最終シール代
62 同 装入誘導縁
63 同 内袋
64 同 余剰範囲
7 接着層(有色接着剤、有色接着層)
8 紙製表示ラベル
80 同 紙製内容表示ラベル
9 包装対象商品
Claims (11)
- 透明合成樹脂製の外装フィルムからなる外包装袋を設けると共に、該外包装袋の内がわを、少なくとも1つの製品収容部と1つのラベル収容部とに縦断状に仕切るよう1枚以上の内装フィルムを一体に組み合わせた上、各ラベル収容部および各製品収容部には、夫々、同一外縁であって最終シール代を確保した一外縁端に開口する装入口を設けてなる包装袋本体を設け、該包装袋本体各ラベル収容部には、それら各装入口を通じて小ロット、多品種印刷されただけで接着剤層を持たない紙製表示ラベルを収容し、各製品収容部には、それら各装入口を通じて包装対象商品を収容可能なものとし、包装対象商品を各製品収容部に収容した後、当該同一外縁の最終シール代同士を貼着して各ラベル収容部および各製品収容部を同時に密閉可能としてなるものとしたことを特徴とする包装用樹脂袋。
- 透明合成樹脂製の外装フィルムからなる外包装袋を設けると共に、該外包装袋の内がわを、少なくとも1つの製品収容部と1つのラベル収容部とに縦断状に仕切るよう1枚以上の内装フィルムを一体に組み合わせた上、各ラベル収容部および各製品収容部には、夫々、同一外縁であって最終シール代を確保した一外縁端に開口する装入口を設け、各内装フィルムは、最終シール代のさらに外がわまで装入誘導縁を延伸してなる包装袋本体を設け、該包装袋本体各ラベル収容部には、それら各装入口を通じて小ロット、多品種印刷されただけで接着剤層を持たない紙製表示ラベルを収容し、各製品収容部には、それら各装入口を通じて包装対象商品を収容可能なものとし、包装対象商品を各製品収容部に収容した後、当該同一外縁の最終シール代同士を貼着すると共に、各装入誘導縁を切除して各ラベル収容部および各製品収容部を同時に密閉可能としてなるものとしたことを特徴とする包装用樹脂袋。
- 透明合成樹脂製の外装フィルムからなる外包装袋を設けると共に、該外包装袋の内がわを、少なくとも1つの製品収容部と1つのラベル収容部とに縦断状に仕切るよう1枚以上の内装フィルムからなる1または複数の内袋を一体に組み合わせた上、外包装袋の内がわと各内袋の外がわとの間に形成した各ラベル収容部、および各内袋内製品収容部には、夫々、同一外縁であって最終シール代を確保した一外縁端に開口する装入口を設け、各内装フィルムは、最終シール代のさらに外がわまで装入誘導縁を延伸してなる包装袋本体を設け、該包装袋本体各ラベル収容部には、それら各装入口を通じて小ロット、多品種印刷されただけで接着剤層を持たない紙製表示ラベルを収容し、各製品収容部には、それら各装入口を通じて包装対象商品を収容可能なものとし、包装対象商品を各製品収容部に収容した後、当該同一外縁の最終シール代同士を貼着すると共に、各装入誘導縁を切除して各ラベル収容部および各製品収容部を同時に密閉可能としてなるものとしたことを特徴とする包装用樹脂袋。
- ラベル収容部が、包装袋本体外包装袋の内側面であって、外縁シール部および該ラベル収容部を除く余剰範囲と、これに対峙する内装フィルム外側面のラベル収容部を除く余剰範囲との間に接着層を形成し、ラベル収容部の寸法形状を紙製表示ラベルの外郭寸法形状より僅かに大きなものとなるようにした、請求項1または2何れか一記載の包装用樹脂袋。
- ラベル収容部が、包装袋本体外包装袋の内側面であって、外縁シール部および該ラベル収容部を除く余剰範囲と、これに対峙する内装フィルム外側面のラベル収容部を除く余剰範囲との間に有色接着剤からなる有色接着層を形成し、ラベル収容部の寸法形状を紙製表示ラベルの外郭寸法形状より僅かに大きなものとなるようにした、請求項1または2何れか一記載の包装用樹脂袋。
- ラベル収容部が、包装袋本体外包装袋の内側面であって、外縁シール部および該ラベル収容部を除く余剰範囲と、これに対峙する内装フィルム外側面のラベル収容部を除く余剰範囲との間に有色接着剤からなる有色接着層を、適宜表示パターンを付与したものとして形成し、ラベル収容部の寸法形状を紙製表示ラベルの外郭寸法形状より僅かに大きなものとなるようにした、請求項1または2何れか一記載の包装用樹脂袋。
- 包装袋本体が、2枚の外装フィルムの間に、1枚の内装フィルムを挟み込んでなる3方シール袋とし、表がわ外装フィルムと内装フィルムとの間に形成したラベル収容部に、紙製表示ラベルを収容し、内装フィルムと裏がわ外装フィルムとの間に形成した製品収容部に、包装対象商品を収容可能なものとした、請求項1ないし6何れか一記載の包装用樹脂袋。
- 包装袋本体が、2枚の外装フィルムの間に、2枚の内装フィルムからなる内袋を挟み込んでなる3方シール袋とし、表がわ外装フィルムと内袋内装フィルムとの間に形成したラベル収容部に表用の紙製表示ラベルを収容し、内袋内の製品収容部に、包装対象商品を収容可能なものとし、裏がわ外装フィルムと内袋内装フィルムとの間に形成したラベル収容部に、裏用の紙製表示ラベルを収容してなるものとした、請求項1ないし6何れか一記載の包装用樹脂袋。
- 包装袋本体が、1枚の外装フィルムから形成する外包装袋内に、1枚の内装フィルムからなる内袋を収容配置すると共に、少なくとも何れか1箇所の外縁シール部で一体化してなるピロー袋とし、外装フィルムと内袋内装フィルムとの間に形成したラベル収容部に紙製表示ラベルを収容し、内袋内の製品収容部に、包装対象商品を収容可能なものとした、請求項1ないし6何れか一記載の包装用樹脂袋。
- 外装フィルムと内装フィルムとを貼着・一体化し、少なくとも1つずつのラベル収容部および製品収容部を有する包装袋本体を製造した後、各ラベル収容部に小ロット、多品種印刷されただけで接着剤層を持たない紙製表示ラベルを収容してから、各製品収容部に包装対象商品を収容した上、各ラベル収容部および各製品収容部を同時に密閉し、必要に応じて各装入誘導縁を切除してなるものとした、請求項1ないし9何れか一記載の包装用樹脂袋を利用した包装商品の製造方法。
- 外装フィルムと内装フィルムとを貼着・一体化し、少なくとも1つずつのラベル収容部および製品収容部を有する包装袋本体を製造する工程中の適宜段階にて、各ラベル収容部に小ロット、多品種印刷されただけで接着剤層を持たない紙製表示ラベルを収容して包装袋本体を製造した後、各製品収容部に包装対象商品を収容した上、各ラベル収容部および各製品収容部を同時に密閉し、必要に応じて各装入誘導縁を切除してなるものとした、請求項1ないし9何れか一記載の包装用樹脂袋を利用した包装商品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011254208A JP5568542B2 (ja) | 2011-11-21 | 2011-11-21 | 包装用樹脂袋、およびそれを利用した包装商品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011254208A JP5568542B2 (ja) | 2011-11-21 | 2011-11-21 | 包装用樹脂袋、およびそれを利用した包装商品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013107678A true JP2013107678A (ja) | 2013-06-06 |
JP5568542B2 JP5568542B2 (ja) | 2014-08-06 |
Family
ID=48704874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011254208A Active JP5568542B2 (ja) | 2011-11-21 | 2011-11-21 | 包装用樹脂袋、およびそれを利用した包装商品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5568542B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021130872A1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | 花王株式会社 | 包装容器、並びにその製造方法及びリサイクル方法 |
JP2022065906A (ja) * | 2020-10-16 | 2022-04-28 | ソーシャル知財株式会社 | 食品袋の製造方法及び食品袋 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53137771A (en) * | 1977-05-07 | 1978-12-01 | Motosaku Hirasawa | Rusttproof* antiibacterial or sterilizing bag and method of producing same |
JP2003081287A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-19 | Kyoei Kikai Kk | ラベル収納袋付き包装袋 |
JP2003126217A (ja) * | 2001-10-25 | 2003-05-07 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | 流動食充填容器 |
JP2003137306A (ja) * | 2001-11-01 | 2003-05-14 | Techno Pack:Kk | 自動包装用袋と、その自動包装用袋による被包装物の包装方法 |
JP2009202928A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Toppan Printing Co Ltd | 剥離フィルムを有する包装袋 |
JP2011102132A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | General Packer Co Ltd | 包装袋及び包装袋に被包装物を投入する投入方法 |
-
2011
- 2011-11-21 JP JP2011254208A patent/JP5568542B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53137771A (en) * | 1977-05-07 | 1978-12-01 | Motosaku Hirasawa | Rusttproof* antiibacterial or sterilizing bag and method of producing same |
JP2003081287A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-19 | Kyoei Kikai Kk | ラベル収納袋付き包装袋 |
JP2003126217A (ja) * | 2001-10-25 | 2003-05-07 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | 流動食充填容器 |
JP2003137306A (ja) * | 2001-11-01 | 2003-05-14 | Techno Pack:Kk | 自動包装用袋と、その自動包装用袋による被包装物の包装方法 |
JP2009202928A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Toppan Printing Co Ltd | 剥離フィルムを有する包装袋 |
JP2011102132A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | General Packer Co Ltd | 包装袋及び包装袋に被包装物を投入する投入方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021130872A1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | 花王株式会社 | 包装容器、並びにその製造方法及びリサイクル方法 |
JPWO2021130872A1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | ||
CN114867665A (zh) * | 2019-12-24 | 2022-08-05 | 花王株式会社 | 包装容器及其制造方法和再利用方法 |
CN114867665B (zh) * | 2019-12-24 | 2023-08-18 | 花王株式会社 | 包装容器及其制造方法和再利用方法 |
JP7349511B2 (ja) | 2019-12-24 | 2023-09-22 | 花王株式会社 | 包装容器、並びにその製造方法及びリサイクル方法 |
JP2022065906A (ja) * | 2020-10-16 | 2022-04-28 | ソーシャル知財株式会社 | 食品袋の製造方法及び食品袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5568542B2 (ja) | 2014-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060151350A1 (en) | Printed plastic packaging | |
CN101462622B (zh) | 可转折的多段缓冲包装套袋及装有该包装套袋的包装箱 | |
JP5568542B2 (ja) | 包装用樹脂袋、およびそれを利用した包装商品の製造方法 | |
JP2017178406A (ja) | 容器包装体及び容器包装体の製造方法 | |
US20090101534A1 (en) | Recyclable Blister Pack and Process of Making | |
CN205384819U (zh) | 一种新型多层标签 | |
JP2013129446A (ja) | 商品の包装方法および包装体 | |
JP2013184724A (ja) | 包装体 | |
JP2000062811A (ja) | 咬合具付合成樹脂製袋 | |
JP2506310B2 (ja) | 台板付き商品包装体及びその製造方法 | |
CN209832841U (zh) | 一种包装袋结构 | |
JP6566617B2 (ja) | 組み合わせ容器包装体、内容器包装体および内容器 | |
KR101705111B1 (ko) | 고급질감을 제공하는 화장품 용기 및 그 제조방법 | |
JP2013082477A (ja) | 包装用樹脂袋、およびその製造方法 | |
US20190106265A1 (en) | Blister package with oprable flap | |
CN213200683U (zh) | 包装袋 | |
CN217101261U (zh) | 一种小样包装袋 | |
KR101466732B1 (ko) | 내용물 확인이 가능한 합지포장지 생산방법 및 그 합지포장지 | |
JP2004123111A (ja) | ブリスター包装容器 | |
KR20080004746U (ko) | 칫솔 포장 케이스 | |
JP2011078511A (ja) | 化粧料シートおよびその製法 | |
US20130180878A1 (en) | Plastic packaging, and method and apparatus for producing same | |
JP2013103762A (ja) | 包装袋 | |
JP2008068913A (ja) | ガセット袋 | |
JP2017178405A (ja) | 容器包装体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131029 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140520 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140623 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5568542 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |