JPH08150418A - 曲げロール機 - Google Patents

曲げロール機

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JPH08150418A
JPH08150418A JP29463494A JP29463494A JPH08150418A JP H08150418 A JPH08150418 A JP H08150418A JP 29463494 A JP29463494 A JP 29463494A JP 29463494 A JP29463494 A JP 29463494A JP H08150418 A JPH08150418 A JP H08150418A
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JP
Japan
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roll
rolls
bending
movable
upper roll
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JP29463494A
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Sadao Hayashibe
貞夫 林部
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Fujicar Manufacturing Co Ltd
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Fujicar Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上ロールと一対の下ロールの間で板材を曲げ
る曲げロール機において、下ロールとその下バックアッ
プロールとを密着させた状態で上ロールに対して一体に
水平移動できるようにする。 【構成】 基台1の上に、可動台10を水平方向にスラ
イド可能に取付け、その可動台10に、下ロール5、6
の下バックアップロール13、14を取付ける。可動台
10を移動駆動装置21によりスライドさせると、下ロ
ール5、6と下バックアップロール13、14が一体で
上ロール4に対して相対移動し、上ロール4と下ロール
5、6間の間隔が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、造船等に使用される
長尺の板材を曲げ加工するための曲げロール機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の曲げロール機は、図7及び図8に
示すように、上ロール31の下方に、対向する一方の下
ロール32、33と、その各下ロールを受ける複数組の
下バックアップロール34、35を配置して構成されて
おり、上ロール31と下ロール32、33の間に板材を
通すことで、板材を曲げ加工するようになっている。
【0003】上記の曲げロール機においては、曲げる板
材の厚みの変化や、板材の端部の曲げ加工に対応するた
め、板材が挿通する上ロール31と下ロール32、33
の間の間隔を適宜変化させる構造が必要になる。
【0004】このようなロール間隔を調整する構造とし
て、従来、特開平6−182449号公報により提案さ
れたものがある。この提案の曲げロール機では、図9に
示すように、ロール機の下部に配置される基台36に対
して、下ロール32、33の軸受部材37、38と下バ
ックアップロール34、35の軸受部材(図示略)を分
割させ、その各軸受部材37、38にそれぞれ移動用の
駆動機構39、40を連結しており、この駆動機構3
9、40によって各軸受部材37、38を連動して移動
させることにより、上ロール31に対する下ロール3
2、33の位置を変化させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、長尺の板材
を曲げ加工する曲げロール機は、図6に示すように、ロ
ール機全体として多数の下バックアップロール34、3
5を備えた構造となっているため、その各下ロールと各
下バックアップロールの軸受部材をそれぞれ連動して移
動させる方法では、移動案内機構や駆動機構が必然的に
大型なものとなり、構造が複雑化する問題がある。
【0006】また、下ロール32、33の移動は、下ロ
ールとその下バックアップロール34、35とが一体と
なって移動する必要があるが、上記のように多数の駆動
機構を連動させて移動させる構造では、両ロールが必ず
しも一体で移動しないことがある。
【0007】すなわち、移動前に下ロール32、33と
下バックアップロール34、35が密着した状態にあっ
ても、各駆動機構の作動タイミングのずれや送り軸など
にあるガタにより各ロール間の移動量に違いが生じ、移
動後では下ロールと下バックアップロールとの間にすき
間ができることが多くある。しかし、このようなすき間
の形成は、バックアップロールとしての支持効果を低下
させ、下ロールの支持剛性を低下させる不具合がある。
【0008】そこで、この発明は、上記の問題を解決
し、簡単な構造により、下ロールと下バックアップロー
ルを一体に密着させたままで上ロールに対する下ロール
の移動を行なわせることができる曲げロール機を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、上ロールの下方に、対向する一対の下
ロールと、その下ロールを受ける下バックアップロール
を配置し、この下バックアップロールを下ロールの軸線
方向に複数組配列して成る曲げロール機において、下ロ
ールと各下バックアップロールを、単一の可動台上に回
転自在に取付け、この可動台に送り量を調節できる移動
駆動機構を連結し、その移動駆動機構の作動により、可
動台を上ロールと下ロールが接近離反する水平方向に移
動可能としたのである。
【0010】
【作用】上記のように、各ロール組の下ロールと下バッ
クアップロールを1つの可動台に取付け、その可動台を
上ロールに対して相対移動させることにより、下ロール
と下バックアップロールとを一体に移動させることがで
き、両ロールの密着状態を保持したままで上ロールと下
ロール間の間隔を変化させることができる。
【0011】
【実施例】図1乃至図5は、実施例の曲げロール機を示
している。図に示すように、基台1の両側には、門形フ
レーム2、2が設置され、その各門形フレーム2、2の
内側に、上部ガーダー3と、それを昇降させる昇降装置
9が設けられている。また、上部ガーダー3の下面に
は、上ロール4と、その上ロール4の上面を受ける上バ
ックアップロール11、12が回転自在に支持されてい
る。
【0012】上ロール4の下方には、水平に対向して一
対の下ロール5、6が配置され、その各下ロール5、6
の両端部が、基台1上部に設けた可動台10にそれぞれ
軸受部材7、8を介して回転自在に支持されている。こ
の各下ロール5、6の一方の端部は、ジョイント29を
介して駆動モータ30に連結され、その駆動モータ30
の駆動により各下ロール5、6が連動して同一方向に回
動するようになっている。
【0013】上記下ロール5、6の下方には、それぞれ
軸方向に所定間隔をおいて各下ロール5、6の下面を支
持する複数組の下バックアップロール13、14が設け
られている。
【0014】この下バックアップロール13、14は、
図6に示すように各下ロール5、6の下面に当接する2
個のローラ15、15から成り、その各ローラ15、1
5をそれぞれ軸受部材16、17を介して可動台10に
回転自在に支持している。
【0015】上記下ロール5、6と下バックアップロー
ル13、14が取付けられる可動台10は、図4及び図
5に示すように、下面に案内部20を設け、その案内部
20を、上ロール4と直交するように基台1に設けた蟻
溝状のガイド溝19に嵌合させており、その案内部20
とガイド溝19の案内により上ロール4に対して直交す
る方向にスライド可能になっている。
【0016】一方、上記可動台10の側面と門形フレー
ム2、2の支柱18の間には、図3及び図5に示すよう
に、可動台10を上ロール4に対して相対移動させるた
めの移動駆動装置21が設けられている。
【0017】この移動駆動装置21は、各門形フレーム
2、2の支柱18からねじ軸22を突出させ、そのねじ
軸22の先端を可動台10の側面に係止させており、各
門形フレーム2、2の支柱18内部においてねじ軸22
の周面にウォームホイール23に設けたねじ孔24を螺
合させている。また、上記ウォームホイール23に噛み
合せたウォーム25を、図1に示すように、門形フレー
ム2、2の間にかけ渡した連動伝達軸26によって連結
し、その連動伝達軸26の中央部に、歯車等から成る減
速機27を介して駆動モータ28を連結している。
【0018】上記の構造では、駆動モータ28が作動す
ると、連動伝達軸26とウォームホイール23が回転
し、ねじの噛み合いによりねじ軸22が軸方向に進退動
する。このねじ軸22の動きにより可動台10が推進さ
れ、案内部20とガイド溝19の案内によって上ロール
と下ロールが接近離反する方向に水平移動する。
【0019】この実施例は上記のような構造であり、移
動駆動装置21の駆動モータ28を作動すると、可動台
10が基台1上を水平方向にスライドし、その可動台1
0上部に取付けた下ロール5、6と下バックアップロー
ル13、14が、上ロール4に対して一体で水平移動す
る。
【0020】この移動により、図6に示すように上ロー
ル4に対して一方の下ロール5が接近し、他方の下ロー
ル6が離反し、各下ロール5、6が上ロール4に対して
非対称な位置に配置されることになる。
【0021】この状態では、接近した上ロール4と下ロ
ール5の間で、板材の端部の曲げ加工をすることができ
る。また、板材の厚みに合せて上ロール4と各下ロール
5、6間の間隔を設定することにより、板厚の変化に対
応することができる。
【0022】上記の構造では、下ロール5、6と下バッ
クアップロール13、14のスライド量が、ねじ軸22
とウォームホイール23間のねじ山のピッチで規制され
るため、作動台10の移動量を検出器等で検出し、その
検出信号に基づいて駆動モータ28の作動を制御するこ
とにより、下ロールや下バックアップロールを適当な位
置に位置決めすることができる。
【0023】また、可動台10とねじ軸22は、ねじ山
によって門形フレーム2、2の支柱18に結合されてい
るため、曲げ加工によって下ロール5、6や下バックア
ップロール13、14に加わる水平分力は、支柱18に
よって確実に受け止められることになり、十分な曲げ加
工力を発揮することができる。
【0024】なお、上記の実施例では、移動駆動装置2
1の駆動を、ねじ軸周面のねじ山とウォームホイールの
ねじ孔の螺合により行なうようにしたが、この駆動方法
は限定されず、例えば、ボールねじとボールねじナット
の組合せや、ピニオンとラックを組合せた歯車の案内機
構などを用いることもできる。
【0025】
【効果】以上のように、この発明は、単一の可動台上に
下ロールと下バックアップロールを取付け、その可動台
を上ロールに対して水平移動させるようにしたので、下
ロールと下バックアップロールを密着させたままで一体
に移動させることができる。したがって、下ロールの支
持強度を安定して保持できると共に、上ロールと下ロー
ル間の間隔調節を精度よく行なうことができる。
【0026】また、可動台だけを移動すればよいので、
各ロールの軸受部材を別々に移動させるものに比べて移
動駆動の構造を大幅に簡略化することができ、曲げロー
ル機の製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の曲げロール機を示す正面図
【図2】曲げロール機の側面図
【図3】同上の縦断正面図
【図4】同上の移動駆動装置を示す縦断側面図
【図5】同上の移動駆動装置の縦断正面図
【図6】各ロールの移動後の配置関係を示す縦断面図
【図7】従来例を示す正面図
【図8】同上の側面図
【図9】従来のロール移動機構を示す縦断面図
【符号の説明】
1 基台 2、2 門形フレーム 4 上ロール 5、6 下ロール 7、8 軸受部材 10 可動台 13、14 下バックアップロール 16、17 軸受部材 18 支柱 21 移動駆動装置 22 ウォームホイール 26 連動伝達軸 28 駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ロールの下方に、対向する一対の下ロ
    ールと、その下ロールを受ける下バックアップロールを
    配置し、この下バックアップロールを下ロールの軸線方
    向に複数組配列して成る曲げロール機において、上記下
    ロールと各下バックアップロールを、単一の可動台上に
    回転自在に取付け、この可動台に送り量を調節できる移
    動駆動機構を連結し、その移動駆動機構の作動により、
    上記可動台を上ロールと下ロールが接近離反する水平方
    向に移動可能としたことを特徴とする曲げロール機。
JP6294634A 1994-11-29 1994-11-29 曲げロール機 Expired - Lifetime JP2818121B2 (ja)

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