JPH08150416A - 中だれ補正機能を具えた曲げ加工機 - Google Patents

中だれ補正機能を具えた曲げ加工機

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JPH08150416A
JPH08150416A JP31238894A JP31238894A JPH08150416A JP H08150416 A JPH08150416 A JP H08150416A JP 31238894 A JP31238894 A JP 31238894A JP 31238894 A JP31238894 A JP 31238894A JP H08150416 A JPH08150416 A JP H08150416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic cylinder
correction
correcting
bending
drooping
Prior art date
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Pending
Application number
JP31238894A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kushihara
原 俊 明 櫛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Nisshinbo Industries Inc
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Publication of JPH08150416A publication Critical patent/JPH08150416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境温度が変化しても常に適切な中だれ補正
を行うことができる機能を具えた板曲げ加工機を提供す
る。 【構成】 ラム1の左右を加圧する油圧シリンダ2を装
備すると共に、下金型7を保持するメインテ−ブル3の
前後に補正テ−ブル4,5を設け、それら補正テ−ブル
4,5に前記メインテ−ブル3に関連させて中だれ補正
用の油圧シリンダ6を装備し、上下の金型間に板材を挿
入し、前記油圧シリンダの加圧力を上金型8に作用させ
て板材を曲げ加工しながら前記補正用油圧シリンダ6を
駆動して中だれを補正するようにした板曲げ加工機にお
いて、曲げ加工時、前記メインテ−ブル3と中だれ補正
用油圧シリンダ6を支持する補正テ−ブル4又は5との
間に両テ−ブルの相対移動量を測定するストロ−クセン
サ10を設け、該センサにより測定した測定値がコント
ロ−ラ11にプログラムされた値と一致するように前記
補正用油圧シリンダ6を制御しながら曲げ加工するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスブレ−キのよう
な板曲げ加工機において、季節や同じ季節でも朝,晩等
の環境温度の変化に対応して安定した中だれ補正を行う
ことができ、加工不良品の発生を低減できる中だれ補正
機能を具えた板曲げ加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレスブレ−キのような板曲げ加工装置
において、ラムの左右を加圧する油圧シリンダを装備す
ると共に、下金型を保持するメインテ−ブルの前後に補
正テ−ブルを設け、それら補正テ−ブルに前記メインテ
−ブルに関連させて中だれ補正用油圧シリンダを装備
し、上下の金型間に板材を挿入し、前記油圧シリンダの
加圧力を上金型に作用させて板材を曲げ加工しながら前
記補正用油圧シリンダを駆動して中だれを補正するよう
にした板曲げ加工機がある。
【0003】この板曲げ加工機は、曲げ加工時に曲げ加
工反力によりラムに撓みが生じて中だれが発生するのを
補正テ−ブルに装備しメインテ−ブルに関連させた補正
用油圧シリンダを駆動して、その圧力により補正し、加
工条件により加工反力が変化した場合は、この圧力を制
御して、メインテ−ブルとラムの間を平行に保つように
したものである。
【0004】然し乍ら、これでは環境温度が変化する
と、油の粘性が変化して末端での補正用油圧シリンダの
内圧力が指令値通りに制御されないため、適切な中だれ
補正が実現されないことがあるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術に鑑み、環境温度が変化しても常に適切な中
だれ補正を行うことができる機能を具えた板曲げ加工機
を提供することを、その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的としてなされたもので、その構成は、ラ
ムの左右を加圧する油圧シリンダを装備すると共に、下
金型を保持するメインテ−ブルの前後に補正テ−ブルを
設け、それら補正テ−ブルに前記メインテ−ブルに関連
させて中だれ補正用の油圧シリンダを装備し、上下の金
型間に板材を挿入し、前記油圧シリンダの加圧力を上金
型に作用させて板材を曲げ加工しながら前記補正用油圧
シリンダを駆動して中だれを補正するようにした板曲げ
加工機において、曲げ加工時、前記メインテ−ブルと中
だれ補正用油圧シリンダを支持する補正テ−ブルとの間
に両テ−ブルの相対移動量を測定するストロ−クセンサ
を設け、該センサにより測定した測定値がコントロ−ラ
にプログラムされた値と一致するように前記補正用油圧
シリンダを制御しながら曲げ加工するようにしたことを
特徴とするものである。
【0007】即ち、本発明の発明者は、ラムの左右を加
圧する油圧シリンダを装備すると共に、下金型を保持す
るメインテ−ブルの前後に補正テ−ブルを設け、それら
補正テ−ブルに前記メインテ−ブルに関連させて中だれ
補正用油圧シリンダを装備し、上下の金型間に板材を挿
入し、前記油圧シリンダの加圧力を上金型に作用させて
板材を曲げ加工しながら前記補正用油圧シリンダを駆動
して中だれを補正するようにした板曲げ加工装置におい
て、環境温度が変化しても常に適切な中だれ補正を行う
ことができる中だれ補正機能を具えた板曲げ加工装置を
開発するため、研究を重ねた結果、コントロ−ラに適切
な補正用油圧シリンダのストロ−クをプログラムしてお
き、曲げ加工時、補正用油圧シリンダのストロ−クを前
記コントロ−ラにプログラムされた値と一致するように
制御すればよいことを知得し、本発明を完成したのであ
る。
【0008】
【作用】本発明の中だれ補正機能を具えた板曲げ加工機
は、曲げ加工時に補正用油圧シリンダのストロ−クをコ
ントロ−ラにプログラムされた値と一致するように制御
するから、環境温度の変化により油の粘性が変化して
も、その変化に関係なく前記ストロ−クが適正値に制御
されるので、常に正確に中だれが補正され、精度の良好
な曲げ加工品を得ることが可能となり、加工不良品の発
生を少なくできる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図により説明する。図
1は本発明機能を具えたプレスブレ−キの正面図、図2
は同じく右側面図、図3は下テ−ブルの断面拡大図であ
る。
【0010】図において、1はプレスブレ−キのラム、
2は該ラム1に加圧力を作用させる加圧用の油圧シリン
ダ(以下、加圧シリンダという)、3はメインテ−ブ
ル、3aは該テ−ブル3の上端部に連設した下金型取付
テ−ブル、4,5は該メインテ−ブル3の前後に立設し
た補正用テ−ブル、6は前記メインテ−ブル3に関連さ
せて補正用テ−ブル4,5に支持させた中だれ補正用の
油圧シリンダ(以下、補正シリンダという)、7は該下
金型取付テ−ブル3aに取付けた下金型、8はラム1に
支持させた上金型、9は前記メインテ−ブル3の略中央
に設けたセンサ用のマ−カ(指標)10aの取付部材、1
0は前記マ−カ10aに相対させて補助テ−ブル5に取付
けたストロ−クセンサで前記マ−カ10aと協働してマ−
カ10aの相対移動量を読取るものである。11は、ここ
では一例としてフレ−ムFに装備したコントロ−ラで、
このコントロ−ラ11には適正な中だれ補正値が設定さ
れており、ストロ−クセンサ10が測定したメインテ−
ブル3と補正用テ−ブル5との相対移動量の測定値がコ
ントロ−ラ11にプログラムされた設定値と一致するよ
うに、補正シリンダ6のストロ−クを制御するようにな
っている。
【0011】即ち、上金型8と下金型7との間にワ−ク
を配して加圧シリンダ2を駆動してラム1を加圧し、上
金型8を下金型7に押し付けてワ−クに曲げ加工を施す
のであるが、この曲げ加工時に曲げ加工反力により中だ
れが発生する。
【0012】従来は、前記中だれが発生すると、補正シ
リンダ6が駆動されてその圧力により前記中だれを補正
するようにメインテ−ブル3を撓み変形させ、また、加
工条件により加工反力が変化した場合は、補正シリンダ
6の圧力を制御するようになっているのであるが、前述
したように、この圧力制御だけでは環境温度の変化に追
随できないことがある。
【0013】そこで、本発明においては、下金型7を取
付けたメインテ−ブル3と中だれ補正シリンダ6を支持
する補正用テ−ブル5との相対移動量をストロ−クセン
サ10により測定し、この測定値がコントロ−ラ11に
プログラムされた設定値と一致するように、補正用の油
圧シリンダ6のストロ−クを制御するようにした。この
結果、補正シリンダ6の圧力制御だけでは満足すべき中
だれ補正を行うことができなかった環境温度の変化等に
よる不具合を完全に払拭できるようになった。
【0014】上記実施例において、ストロ−クセンサ1
0はメインテ−ブル3と補助テ−ブル4又は5の中央部
に設けたが、中央部に加え他の補正用シリンダの位置に
合せて設けるようにしてもよい。このようにすると、オ
フセット曲げにおける偏位した中だれ補正にも精度よく
対応できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、板曲げ
加工時における中だれを補正シリンダのストロ−クを制
御することにより行うようにしたから、曲げ加工時に環
境温度の変化により油の粘性等が変化して、末端での前
記補正シリンダの内圧力が指令値通りに制御されなくと
も、常に適切な中だれ補正が実現でき、従って、加工精
度は高くなり、加工不良品の発生の減少を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明機能を具えたプレスブレ−キの正面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】下テ−ブルの断面拡大図。
【符号の説明】
1 ラム 2 加圧用の油圧シリンダ 3 メインテ−ブル 4,5 補正用テ−ブル 6 補正用の油圧シリンダ 7 下金型 8 上金型 9 ストロ−クセンサのマ−カ(指標)取付部材 10 ストロ−クセンサ 10a ストロ−クセンサのマ−カ 11 コントロ−ラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムの左右を加圧する油圧シリンダを装
    備すると共に、下金型を保持するメインテ−ブルの前後
    に補正テ−ブルを設け、それら補正テ−ブルに前記メイ
    ンテ−ブルに関連させて中だれ補正用の油圧シリンダを
    装備し、上下の金型間に板材を挿入し、前記油圧シリン
    ダの加圧力を上金型に作用させて板材を曲げ加工しなが
    ら前記補正用油圧シリンダを駆動して中だれを補正する
    ようにした板曲げ加工機において、曲げ加工時、前記メ
    インテ−ブルと中だれ補正用油圧シリンダを支持する補
    正テ−ブルとの間に両テ−ブルの相対移動量を測定する
    ストロ−クセンサを設け、該センサにより測定した測定
    値がコントロ−ラにプログラムされた値と一致するよう
    に前記補正用油圧シリンダを制御しながら曲げ加工する
    ようにしたことを特徴とする中だれ補正機能を具えた板
    曲げ加工機。
  2. 【請求項2】 ストロ−クセンサはテ−ブルの略中央部
    に設けた請求項1の中だれ補正機能を具えた板曲げ加工
    機。
  3. 【請求項3】 ストロ−クセンサはテ−ブルの略中央部
    とその左右側に設けた請求項1の中だれ補正機能を具え
    た板曲げ加工機。
JP31238894A 1994-11-24 1994-11-24 中だれ補正機能を具えた曲げ加工機 Pending JPH08150416A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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