JPS58500011A - 固定台及び可動台より成る水圧プレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 固定台及び可動台より成る水圧プレス 水圧プレス作業中、固定・可動台はかなりひずみが生じるものである。これはプ レス機が大である程顕著である。ひずみ量は加工される材料の形、質、大きさに 応じて各作業で変化する。

この固定・可動台の偏りを補正するために逆ひずみをつける数多くの装置が既に 存在する。スイス特許４１１７５５及び５０８４２６、フランス特許２０７８８ ７４等である。

しかしながらそのような機械的水圧装置では、固定・可動台内で起こり易いひず みを、屈曲作業が開始する前に操作者が予測し見越しておかねばならない。妥当 な結果を得るには数多く試みねばならないがその結果は満足のいくものではない 。

要するに金属板の屈曲プレスの場合、水圧ピストンの作業中又直後に起こるであ ろうひずみを正確に測ることは大変困難である。例えひずみ量が数学的に計算さ れても（これは実行可能である）、長さ、曲折形体や角度、材料の厚さや抵抗、 使用される機具等のパラメーターのひとつが変わるたびに計算を繰り返さねばな らない。

更に、例え固定・可動台の偏りにより起こるひずみが正確に計算されても案内機 構に於ける予測できないひずみにより起こるかなりの誤差か生じる。

加えて、ひずみ量はプレス作業中宮に変化する。最終ひずみ値か数学的に得られ ても、結果は不正確であり、特に同寸、同質の金属板が製造誤差の結果として厚 さ、抵抗か異なることがある。

そこで金属板屈曲プレスを最小誤差で行なうには、その前に操作者は機械に慣れ るのに長時間を要する、又、そのようにして得られた正確さは操作者の熟練によ るのである。

本発明はこれら欠点を除去するために考案されたもので、プレス機かその圧力を かける前ではなく、荷動サイタル中常に計算して金属板屈曲プレスのひずみを制 限することにより過去不可能であった精密さが得られた。

これは屈曲作業中のひずみを制限し、補正することで成される。ひずみの常時測 定により得られる正確な測定値は制御盤に送られ、ここで屈曲作業中及び（又は ）直後それらを分析する、ひずみは同時に移動プレスとグイが平行になるまで逆 ひずみを受けて補正される。

斯くの如く、本発明は請求の範囲１の如く少くとも一固定台と一可動台より成る 水圧プレスに関するものである。

本発明は又請求の範囲１５の如き方法により更に特徴づけられるものである。

本発明による補正手段を備えた水圧プレスの利点は明白である。偏り値が正確に 認識されているので、固定及び（又は）可動台のひずみは正確に調整される。調 整は操作者の手腕に頼ることなく制御盤のコントロールのもとに機械的に瞬時に 成される。

調整は全荷動サイクル中、もしくはプレスが最大圧力を出しその直後の間、もし くはプレスが最大力に達した後のみになされる。

この選択は加工されるものの材質、プレスの形体、移動プレスの形体及び要求さ れる屈曲率等の技術的考慮により決められる。

本発明はその装置の実施例を添付の図面により説明することにより、より理解さ れるであろう。

図面の簡単な説明 第１図は一補正窓を備えニブレス用ピストンを備えた金属板屈曲プレス機の概念 図であり、可動プレスは下方死点にある。

第２図は二補正窓のある、可動台が下方死点にあるニブレス用ピストンを備えた 金属板屈曲プレスの概念図である。

第６図は第１図に示されたプレスの他の実施例のｍＡ−人により断面図である。

第１図は主ピストン６が最大圧力位置にある水圧プレスを示し、可動台は下方死 点にある。

この′図で可動台５はアーチ形であり、その中心点は両端より高いことが明白で ある。

同様に固定台４はたるんでいて、その中心点は両端より低い。

このように二つの台の作用面つまり二機具面は平行ではない。

測定装置３は偏りを測定し、そのデータを制御盤７に伝達する。制御盤はデータ を分析し、補正窓１内に据えられている補正ピストン２で固定台４内の圧力補正 をするよう指令する。これは台４を、そのダイ８が可動台５の刃片９と平行にな るまで変形させる。全荷動サイクル中この作用は絶えず行われ、常に全調整を確 実にする。

固定台及び可動台を予め逆方向に偏らせてピストン６から最も遠い部分でかなり の誤差を作ると、それらは補正窓１内にある補正ピストン２の圧力で逆ひずみが 起こり調整される。

第２図は本発明の第二の実施例であり、二補正窓１を有する水圧プレスであって 、一つは固定台４に、もう一つは可動台５に備えられている。

プレスは最高圧力時に可動台が下方死点に来た時打われる。この位置ではダイ８ の中央は垂れて可動台５つまり刃片９はアーチ形になる傾向がある。

斯くの如くもしフルレングスのプレスを行うか、プレスの中央に材料が置かれる と、プレスの中央部で機具のストロークの深さの差により不規則な屈曲が起こる ことになる。

二つの台４と５が圧力状態にある時、測定装置６はひずみを測定し、機具の及ぶ 深さや加工される材料の屈曲角度等のパラメーターを用い、ピストン２が二つの 台の偏りに逆バランスを及ぼす圧力量を計算するに必要なデータを制御盤に送る 。

制御盤はピストン２を補正して水圧を調整し、台４及び５の偏りを補正してダイ ８と刃片９を互いに完全に平行な線に持っていく。

第１及び第２図に示されるプレスに於て、補正窓１内に置かれている補正ピスト ン２はその圧力を固定台にある窓１のα面に及ぼし６面で支える。

本発明の他の実施例を第３図に示すが、補正ピストン２はその圧力を窓１のα面 に及ぼし、固定台４と平行関係にある圧力板１０で支える。

他の実施例（図示せず）では、補正窓１は固定台４内ではなく可動台５内に置か れる。

この場合、固定台４、特にダイ８は最高圧力が加わる時たわむ傾向がある。同時 に刃片９は変形してアーチ形になる傾向がある。

この時測定装置はデータを制御盤７に送り、水圧循環路により可動台５の補正窓 １内にある補正ピストン２により可動台５のカーブを変形させ、刃片９が固定台 ４のダイ８に正確に一致するようにする。

更に他の実施例では、ひずみを補正する装置が台の一窓内に置かれる。同様の補 正機構が刃片キャリアと刃片の間に等しく置かれる。即ち、パンチキャリアとパ ンチの間又は（及び）ダイキャリアとダイの間である。

本発明は数種の実施例で説明されたが、他の実施例でも明白である。可動及び固 定台の相関位置を逆にしたもの、又は並列ピストンや特殊な機械の使用も制御盤 によりコントロールされる補正窓を用いる本発明案と類似の実施例であろう。

国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．−固定台と一可動台、それら台の少くとも一方か刃片を備え、プレス作用に より生じるひずみか圧力を調整する手段２により補正されることを特徴とするも のより成る水圧プレス。 ２、水圧調整の少くとも一手段２か少くとも台の一方によりもたらされることを 特徴とする請求の範囲第１項記載の水圧プレス。 ３、水圧調整の少くとも一手段２か少くとも一刀片部によりもたらされることを 特徴とする請求の範囲第１項記載の水圧プレス。 ４、水圧調整手段が窓内に据え置かれることを特徴とする請求の範囲第２項記載 の水圧プレス。 ５、水圧調整手段が、圧力が窓の一面αにかかる時該窓の他面すで支えるよう配 置されていることを特徴とする請求の範囲第４項記載の水圧プレス。 ６、水圧調整手段か、圧力か窓の一面αにかかる時固定台に平行に配置された少 くとも一枚の板金で支えるよう配置されていることを特徴とする請求の範囲第４ 項記載の水圧プレス。 ７、台の少くとも一方がひずみを測定する測定装置の少くとも一つを備えている ことを特徴とする請求の範囲第１〜６項記載の水圧プレス。 ８、測定装置が機具の及ぶ深度を測定することを特徴とする請求の範囲第７項記 載の水圧プレス。 ９、測定装置が加工される材料の屈曲角度を測定することを特徴とする請求の範 囲第７項記載の水圧プレス。”１０、プレスに接続される制御盤が測定装置によ り供給されるデータを分析することを特徴とする請求の範囲第７〜９項記載の水 圧プレス。 １１、制御盤が電気的に行われることを特徴とする請求の範囲第１０項記載の水 圧プレス。 １２、圧力調整手段が、両プレス部を平行状態に保つよう制御盤によりコントロ ールされることを特徴とする請求の範囲第１０又は１１項記載の水圧プレス。 １６、圧力調整手段が少くとも一つの補正ピストンにより構成されることを特徴 とする請求の範囲第１〜１２項記載の水圧プレス。 １４、補正ピストンが水圧手段により荷動されることを特徴とする請求の範囲第 １４項記載の水圧プレス。 １５、プレス作業のある部分の間、つまりプレス行為が後退する瞬間に生じたひ ずみが補正されることを特徴とする請求の範囲第１〜１４項記載の本発明を実施 する方法。 １６、ひずみがプレス作業サイクル中補正されることを特徴とする請求の範囲第 １５項記載の本発明を実施する方法。 １７、ひずみがプレス作業サイクルの間、プレス行為が後退する瞬間補正される ことを特徴とする請求の範囲第１５項記載の本発明を実施する方法。 １８、プレス機が圧力を及ぼし、プレス行為が後退した後ひずみか補正されるこ とを特徴とする請求の範囲第１５項記載の本発明を実施する方法。