JPH08149805A - スイッチング・レギュレータ回路 - Google Patents

スイッチング・レギュレータ回路

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JPH08149805A
JPH08149805A JP29164994A JP29164994A JPH08149805A JP H08149805 A JPH08149805 A JP H08149805A JP 29164994 A JP29164994 A JP 29164994A JP 29164994 A JP29164994 A JP 29164994A JP H08149805 A JPH08149805 A JP H08149805A
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voltage
input
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transistor
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Mitsuo Kaneda
光雄 金田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力直流電圧を昇圧または降圧して所定レベ
ルの直流電圧を得、機器内の回路の入力電源とするスイ
ッチング・レギュレータ回路に関し、昇圧回路の停止時
の損失を低減させて回路全体の効率化を図ることを目的
とする。 【構成】 入力直流電圧が所定のレベルよりも低いとき
は所定のレベルに昇圧する昇圧回路と、昇圧回路の出力
側に直列に接続され入力直流電圧が所定のレベルよりも
高いときは所定のレベルに降圧する降圧回路と、昇圧回
路に並列に接続され入力直流電圧が所定のレベルよりも
高いときは昇圧回路を短絡して入力直流電圧を降圧回路
の入力に直接供給する短絡回路とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力直流電圧を昇圧ま
たは降圧して所定レベルの直流電圧を得、機器内の回路
の入力電源とするスイッチング・レギュレータ回路に関
し、バッテリー等を入力電源とする携帯機器等に好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、バッテリー等の直流電源から供
給される入力直流電圧Vinを、スイッチング・トランジ
スタQ51によって断続し、得られたパルス信号をトラ
ンスTRで昇圧した後に、ダイオードD51およびコン
デンサC51からなる整流回路によって整流し、所定レ
ベルの出力直流電圧Vout を得るフライバック方式のス
イッチング・レギュレータ回路である。
【0003】スイッチング・トランジスタQ51の制御
は、出力直流電圧Vout を可変抵抗器R51で分圧した
電圧と、基準電圧源RVからの基準電圧Vref との差を
誤差増幅器EAPで増幅し、その誤差信号と三角波発振
器DOCからの三角波信号とを比較器COPで比較し、
その比較結果でスイッチング・トランジスタQ52を断
続制御することで行う。したがって、誤差増幅器EAP
および比較器COPは分圧電圧のレベルに応じてパルス
幅の変化するパルス信号を出力するパルス幅変調回路を
構成している。
【0004】ここで、比較器COPからは増幅器EAP
の出力信号のレベルに応じたパルス幅のパルス信号が出
力されるので、スイッチング・トランジスタQ52,Q
51は出力直流電圧Vout の分圧電圧と基準電圧Vref
との差分に応じてオン/オフ時間が変化し、出力直流電
圧Vout は常に一定レベルに維持されるように制御され
る。
【0005】図4は、昇圧回路Aと降圧回路Bとを直列
接続し、入力直流電圧Vinのレベルが出力直流電圧Vou
t の所定レベルよりも小さいときは、昇圧回路Aを動作
させて降圧回路Bはスルーさせることで入力直流電圧V
inを昇圧し、入力直流電圧Vinのレベルが出力直流電圧
Vout の所定レベルよりも大きいときは、昇圧回路Aを
スルーさせて降圧回路Bを動作させることで入力直流電
圧Vinを昇圧する。
【0006】図5は、図4に示すブロック図の具体的な
回路図である。同図において、昇圧回路Aは、可変抵抗
器R11で昇圧回路Aの出力直流電圧を検出し、誤差増
幅器EP1で基準電圧源RVからの基準電圧Vref との
差分を増幅する。比較器CP1は誤差増幅器EP1から
の出力信号と三角波発振器DOCからの三角波信号とを
比較し、誤差増幅器EP1からの出力信号のレベルに応
じてパルス幅が変化するパルス信号を生成し、このパル
ス信号によってスイッチング・トランジスタQ11をオ
ン/オフ駆動する。
【0007】トランジスタQ11はトランジスタQ12
と共にトランジスタQ13をドライブする回路で、抵抗
器R12,R13はトランジスタQ12,Q13のベー
ス電流を最適にするためのベース抵抗である。トランジ
スタQ12、抵抗器R13およびトランジスタQ13の
直列回路はコイルL1と並列に接続されている。
【0008】この構成において、トランジスタQ13が
オンのときにコイルL1に電流が流れ込み、磁気エネル
ギーとしてコイルL1にエネルギーが蓄積される。蓄積
されたエネルギーはトランジスタQ13がオフのときに
ダイオードD11を通じて入力電源に重畳して放出され
る。ダイオードD11に流れる電流は断続的になるた
め、コンデンサC11で平滑化される。こうして一定の
電圧が出力される。
【0009】このとき、昇圧回路Aの入力直流電圧Vi
n、出力直流電圧Vaout、トランジスタQ13のオン時
間tonおよびオフ時間toff は、次の関係を有する。 Vaout={(ton+toff )/toff }×Vin この関係式から明らかなように、昇圧回路Aの出力直流
電圧Vaoutは、トランジスタQ13のオン時間ton、オ
フ時間toff とで決まることが分かる。
【0010】次に、降圧回路Bについて説明する。降圧
回路Bは可変抵抗器R21で降圧回路Bの出力直流電圧
Vout を検出し、誤差増幅器EP2で基準電圧源RVか
らの基準電圧Vref との差分を増幅する。比較器CP2
は誤差増幅器EP2からの出力と三角波発振器DOCか
らの三角波信号とを比較して誤差増幅器EP2からの出
力レベルに応じてパルス幅の変化するパルス信号を生成
し、スイッチング・トランジスタQ21をオン/オフ駆
動する。
【0011】トランジスタQ21はトランジスタQ22
のドライブ回路で、抵抗R22はトランジスタQ22の
ベース電流を最適にするためのベース抵抗である。トラ
ンジスタQ22がオンのときトランジスタQ22に直列
に接続されたコイルL2に電流が流れ、磁気エネルギー
が蓄積される。蓄積されたエネルギーはトランジスタQ
22がオフのとき放出される。このとき電流はダイオー
ドD21を流れ、コンデンサC21によって出力直流電
圧が平滑化される。こうして一定の電圧Voutが出力さ
れる。
【0012】このとき降圧回路Bの入力直流電圧である
昇圧回路Aの出力直流電圧Vaout、出力直流電圧Vout
、トランジスタQ22のオン時間Tonおよびオフ時間
Toffは、次の関係を有する。 Vout ={Ton/(Ton+Toff )}×Vbin この関係式から明らかなように、降圧回路Bの出力直流
電圧Vout は、トランジスタQ22のオン時間Ton、オ
フ時間Toff とで決まることが分かる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】携帯機器用のレギュレ
ータ回路では、高効率化および小型化が要求される。し
かし、図3に示すようなトランスを用いたコンバータ方
式では、トランスによる電力損失や大型化の弊害が無視
できず、むしろ、図5に示すようなチョッパ式スイッチ
ング・レギュレータの組み合わせの方が、効率および形
状ともに有利になる。
【0014】しかし、図5に示すチョッパ式スイッチン
グ・レギュレータ回路は昇圧回路Aが停止しているとき
に、コイルL1やダイオードD11による電圧降下を無
視することができない。すなわち、昇圧回路Aはコイル
L1およびダイオードD11により熱損失が生じるた
め、一般に降圧回路Bに比べて効率が悪くなっている。
このため昇圧回路Aと降圧回路Bとを組み合わせた場
合、コイルL1による電圧降下VL 、ダイオードD11
による電圧降下VD によって昇圧回路Aと降圧回路Bと
の動作切換点は、図6に示すように、Vout から“Vou
t +VD +VL ”となる。
【0015】ところで、降圧回路Bだけでの動作を考え
ると、Vin〜Vout まで動作可能であるが、昇圧回路A
があるためVout 〜“Vout +VD +VL ”間も効率の
悪い昇圧回路Aを動作させなくてはならない。そればか
りでなく降圧回路Bの動作中に降圧回路Bの入力電流を
INとすると、“(VD+VL)×IIN”の分が熱損失と
なる。これが効率低下の原因となる。
【0016】本発明の目的は、昇圧回路の停止時の損失
を低減させることによってレギュレータ回路全体の効率
化を図り、バッテリー等の外部電源の持続時間を引き伸
ばすことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によるスイッチン
グ・レギュレータ回路は、入力直流電圧が所定のレベル
よりも低いときは所定のレベルに昇圧する昇圧回路と、
昇圧回路の出力側に直列に接続され入力直流電圧が所定
のレベルよりも高いときは所定のレベルに降圧する降圧
回路と、昇圧回路に並列に接続され入力直流電圧が所定
のレベルよりも高いときは昇圧回路を短絡して入力直流
電圧を降圧回路の入力に直接供給する短絡回路とを設け
る。
【0018】また、本発明によるスイッチング・レギュ
レータ回路は、入力される直流電圧を昇圧する昇圧回路
と、昇圧回路に直列に接続され入力される直流電圧を降
圧する降圧回路と、昇圧回路に並列に接続され入力され
る直流電圧が所定のレベルよりも高いときは昇圧回路を
短絡する短絡回路と、降圧回路からの出力直流電圧のレ
ベルを検知する検知回路とを備え、検知回路で検知した
出力直流電圧のレベルが予め定めた所定のレベルとなる
ように昇圧回路または降圧回路で入力直流電圧を昇圧ま
たは降圧するように構成する。
【0019】この場合、検知回路で検知した直流電圧レ
ベルに応じたパルス幅のパルス信号を出力するパルス幅
変調回路と、パルス信号を昇圧回路または降圧回路に選
択的に供給する切換回路とを設け、切換回路は昇圧回路
の作動時には昇圧回路に、降圧回路の作動時には降圧回
路にそれぞれパルス信号を供給するように構成すること
ができる。
【0020】
【作用】この構成において、入力直流電圧のレベルが予
め設定した所定のレベルよりも低いときは、昇圧回路が
作動して入力直流電圧のレベルを予め設定した所定のレ
ベルまで昇圧する。このとき、降圧回路も作動するが、
すでに降圧回路の入力直流電圧(すなわち、昇圧回路の
出力直流電圧)は予め定めた所定のレベルに達している
ので、降圧回路はスルー状態になり、降圧回路からは所
定のレベルの直流電圧が出力される。
【0021】入力直流電圧のレベルが予め設定した所定
のレベルよりも高いときは、短絡回路が作動して昇圧回
路の入力端子と降圧回路の入力端子とを短絡接続し、降
圧回路によって入力直流電圧のレベルを予め設定した所
定のレベルまで降圧する。
【0022】
【実施例】図1は、本発明によるスイッチング・レギュ
レータ回路の一実施例を示す回路図で、図5に示す構成
要素と同一構成要素には同一符号を付して説明する。本
実施例は、昇圧回路Aと並列に短絡回路Cを設け、降圧
回路Bで入力直流電圧Vinのレベルを下げるときは、こ
の短絡回路Cをオンして昇圧回路Aをスルーするように
構成した点を除いては、図5に示す構成と同一の構成を
有している。
【0023】短絡回路Cは、入力直流電圧Vinのレベル
を分圧する可変抵抗器R31と、この可変抵抗器R31
で分圧した電圧および基準電圧源RVからの基準電圧V
refを比較する比較器CP3と、比較器CP3の出力に
よってオン/オフ制御されるトランジスタQ31と、昇
圧回路AのコイルL1およびダイオードD11の直列回
路を短絡するトランジスタQ32とからなる。トランジ
スタQ32はトランジスタQ31によってドライブされ
る。抵抗器R32はトランジスタQ32のベース電流を
最適にするためのベース抵抗である。
【0024】この構成において、入力直流電圧Vinのレ
ベルが出力直流電圧Vout の所定のレベルよりも小さい
ときは、短絡回路Cの比較器CP3の出力がLレベルと
なるように可変抵抗器R31が予め設定されているの
で、トランジスタQ31がオフとなり、それに従ってト
ランジスタQ32もオフとなる。
【0025】このため、昇圧回路Aは短絡されずに動作
し、可変抵抗器R11にて検出された電圧が誤差増幅器
EP1にて基準電圧Vref を基に増幅され、その信号に
応じて比較器CP1でデューティ比が制御されたパルス
信号が生成され、トランジスタQ11,Q12にてスイ
ッチング・トランジスタQ13がオン/オフ駆動され
る。
【0026】トランジスタQ13がオンすると、磁気エ
ネルギーがコイルL1に蓄えられ、この蓄えられた磁気
エネルギーがトランジスタQ13のオフ時に放出され、
逆起電力となって電圧が発生し、ダイオードD11、コ
ンデンサC11で整流平滑化される。この電圧が抵抗器
R11によって検出され、抵抗器R11の検出電圧が常
に基準電圧と等しくなるように制御される。
【0027】このとき、降圧回路Bも可変抵抗器R21
の検出電圧が一定となるように動作するが、降圧回路B
の入力直流電圧(すなわち、昇圧回路Aの出力直流電
圧)のレベルは既に出力直流電圧Vout の所定のレベル
に昇圧されているので、トランジスタQ22はオンした
ままになる。
【0028】次に、入力直流電圧Vinのレベルが出力直
流電圧Vout の所定のレベルよりも大きいときは、短絡
回路Cの比較器CP3の出力がHレベルとなるように可
変抵抗器R31が設定されているので、トランジスタQ
31がオンとなり、それに従ってトランジスタQ32も
オンとなる。
【0029】このため、昇圧回路Aが短絡されて入力直
流電圧Vinが直接降圧回路Bに入力されることになる。
このとき、昇圧回路Aは動作する必要がないので比較器
CP3の出力によって誤差増幅器EP1および比較器C
P1の動作が強制的に停止される。
【0030】降圧回路Bは可変抵抗器R21の検出電圧
が一定となるように誤差増幅器EP2で基準電圧源RV
からの基準電圧Vref との差分を増幅し、比較器CP2
で誤差増幅器EP2からの出力と三角波発振器DOCか
らの三角波信号とを比較して誤差増幅器EP2からの出
力に応じたパルス幅のパルス信号を出力する。
【0031】このパルス信号によってトランジスタQ2
1,Q22がオン/オフ駆動され、トランジスタQ22
がオンのときコイルL2に電流が流れて磁気エネルギー
が蓄積され、トランジスタQ22がオフのとき蓄積され
たエネルギーが放出される。このとき電流がダイオード
D21を流れ、コンデンサC21によって出力直流電圧
が平滑化される。この動作を繰り返すことによって、降
圧回路Bから所定レベルの出力直流電圧Vout が出力さ
れる。
【0032】図2は、本発明によるスイッチング・レギ
ュレータ回路の他の実施例を示す回路図で、前述した図
1に示す実施例と同一構成要素には同一符号を付して説
明する。本実施例は昇圧回路Aおよび降圧回路Bに各別
に設置した誤差増幅器および比較器、すなわちパルス幅
変調回路を共通化した実施例で、降圧回路Bの可変抵抗
器R21を検出回路として出力直流電圧Vout のレベル
を検出し、誤差増幅器EP4で基準電圧源RVからの基
準電圧Vref との差分を増幅し、比較器CP4で誤差増
幅器EP4の出力と三角波発振器DOCの三角波信号と
を比較し、スイッチング・トランジスタQ41をオン/
オフ駆動するための矩形波信号を生成する。
【0033】トランジスタQ41は、前述の実施例(図
1)におけるトランジスタQ11およびQ21の機能を
兼ねており、トランジスタQ42がオンしたときは昇圧
回路Aのスイッチング・トランジスタQ13をドライブ
し、トランジスタQ43がオンしたときは降圧回路Bの
スイッチング・トランジスタQ22をドライブする。ト
ランジスタQ42またはQ43の選択は、短絡回路Cの
比較器CP3の出力によって行い、比較器CP3の出力
がHレベルのときはトランジスタQ43を選択し、Lレ
ベルのときはトランジスタQ43を選択する。
【0034】そのために、比較器CP3の出力はトラン
ジスタQ43のベース端子に直接接続されると共に、イ
ンバータIVを介してトランジスタQ42のベース端子
に直接接続されている。トランジスタQ44はトランジ
スタQ43がオフのときにトランジスタQ22を確実に
オンするためにインバータIVを介して比較器CP3の
出力によって駆動される。したがって、インバータI
V、トランジスタQ42およびQ43は切換回路を構成
していることになる。
【0035】この構成において、入力直流電圧Vinのレ
ベルが出力直流電圧Vout の所定のレベルより小さいと
きは、短絡回路Cの比較器CP3の出力がLレベルとな
り、この出力がインバータIVで反転されてトランジス
タQ42をオンし、昇圧回路Aを動作させる。このと
き、トランジスタQ43はオフし、トランジスタQ44
はオンするので、降圧回路BのトランジスタQ22はオ
ン状態を維持し、昇圧回路Aの出力がそのまま出力され
る。
【0036】これに対し、入力直流電圧Vinのレベルが
出力直流電圧Vout の所定のレベルより大きいときは、
短絡回路Cの比較器CP3の出力がHレベルとなり、ト
ランジスタQ31,Q32がオンとなるので、短絡回路
Cが昇圧回路Aを短絡する。同時に比較器CP3の出力
がトランジスタQ43をオンして降圧回路Bを動作さ
せ、インバータIVを介してトランジスタQ42をオフ
するので、昇圧回路Aはオフとなり、入力直流電圧Vin
がそのまま降圧回路Bに入力され、所定のレベルに降圧
される。
【0037】
【発明の効果】請求項1または2記載の発明によれば、
出力直流電圧の所定のレベルが入力直流電圧の最大値お
よび最小値の間に設定されているときに、入力直流電圧
のレベルが出力直流電圧の所定のレベルよりも高く、昇
圧回路をスルーさせて降圧回路で所定のレベルに降圧す
る際に、短絡回路を介してスルーさせるので、昇圧回路
内の損失を低減させることができ、バッテリー等の外部
電源の持続時間を引き伸ばすことができる。しかも、降
圧回路の入力直流電圧レベルが低下するので、降圧回路
を効率よく動作させることができ、バッテリー等の外部
電源の持続時間をさらに引き伸ばすことができる。
【0038】また、請求項3記載の発明によれば、昇圧
回路および降圧回路に共通なパルス幅変調回路を設ける
ことができるため、部品点数の削減によるコストの低減
および回路の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図3】コンバータ方式の従来例を示す回路図である。
【図4】昇圧回路と降圧回路とを直列接続した従来例を
示すブロック図である。
【図5】図4に示す従来例の回路図である。
【図6】図5に示す回路の動作を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
A 昇圧回路 B 降圧回路 C 短絡回路 EP1,EP2,EP4 誤差増幅器 CP1,CP2,CP4 比較器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力直流電圧が所定のレベルよりも低い
    ときは前記所定のレベルに昇圧する昇圧回路と、 前記昇圧回路の出力側に直列に接続され入力直流電圧が
    所定のレベルよりも高いときは前記所定のレベルに降圧
    する降圧回路と、 前記昇圧回路に並列に接続され前記入力直流電圧が前記
    所定のレベルよりも高いときは前記昇圧回路を短絡して
    前記入力直流電圧を前記降圧回路の入力に直接供給する
    短絡回路と、を備えることを特徴とするスイッチング・
    レギュレータ回路。
  2. 【請求項2】 入力される直流電圧を昇圧する昇圧回路
    と、 前記昇圧回路に直列に接続され入力される直流電圧を降
    圧する降圧回路と、 前記昇圧回路に並列に接続され入力される直流電圧が所
    定のレベルよりも高いときは前記昇圧回路を短絡する短
    絡回路と、 前記降圧回路からの出力直流電圧のレベルを検知する検
    知回路とを備え、 前記検知回路で検知した前記出力直流電圧のレベルが予
    め定めた所定のレベルとなるように前記昇圧回路または
    前記降圧回路で入力直流電圧を昇圧または降圧するよう
    に構成することを特徴とするスイッチング・レギュレー
    タ回路。
  3. 【請求項3】 前記検知回路で検知した直流電圧レベル
    に応じたパルス幅のパルス信号を出力するパルス幅変調
    回路と、前記パルス信号を前記昇圧回路または前記降圧
    回路に選択的に供給する切換回路とを備え、前記切換回
    路は前記昇圧回路の作動時には前記昇圧回路に、前記降
    圧回路の作動時には前記降圧回路にそれぞれ前記パルス
    信号を供給するように構成されていることを特徴とする
    請求項2記載のスイッチング・レギュレータ回路。
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