JPH08149743A - 電気機器の接続端子 - Google Patents
電気機器の接続端子Info
- Publication number
- JPH08149743A JPH08149743A JP29091794A JP29091794A JPH08149743A JP H08149743 A JPH08149743 A JP H08149743A JP 29091794 A JP29091794 A JP 29091794A JP 29091794 A JP29091794 A JP 29091794A JP H08149743 A JPH08149743 A JP H08149743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection terminal
- outer frame
- collar
- work
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】接続端子1は両端部にねじ孔5を設けた導電体
からなるロッド4の外表面を絶縁層6で覆い、最外周に
ローレット等の回り止めを施した金属製のカラー7を一
体成形したものである。外枠2は鋼板で円筒状に形成さ
れ、端子固定の所定位置に円形の貫通孔3を設けてあ
る。貫通孔3の内径はカラー7の外径と嵌合状態になる
よう設定し、カラー7を外枠2に圧入することにより、
接続端子1は外枠2に強固に固着される。 【効果】接続端子とモータ外枠との接着による手間を省
き、ボルト締め付けの際の回転力に対し、十分な強度を
有する。
からなるロッド4の外表面を絶縁層6で覆い、最外周に
ローレット等の回り止めを施した金属製のカラー7を一
体成形したものである。外枠2は鋼板で円筒状に形成さ
れ、端子固定の所定位置に円形の貫通孔3を設けてあ
る。貫通孔3の内径はカラー7の外径と嵌合状態になる
よう設定し、カラー7を外枠2に圧入することにより、
接続端子1は外枠2に強固に固着される。 【効果】接続端子とモータ外枠との接着による手間を省
き、ボルト締め付けの際の回転力に対し、十分な強度を
有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気機器の外部電源接続
線取付けのための接続端子に関する。
線取付けのための接続端子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器用の接続端子は、鋼板で
円筒状に形成された外枠に、円形の貫通孔を設け、接続
端子を貫通孔に接着固定していた。
円筒状に形成された外枠に、円形の貫通孔を設け、接続
端子を貫通孔に接着固定していた。
【0003】また、実開昭60−103249号公報は接続端子
を適当な大きさの円板材に接着固定したものを外枠の端
子取付孔に圧入固定していた。
を適当な大きさの円板材に接着固定したものを外枠の端
子取付孔に圧入固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の欠点は
接続端子と外枠の高温での接着強度を確保するため、高
温硬化性の接着剤で固定していたため、多量の加熱エネ
ルギが必要なことや、加熱炉の容積が限られるため一度
に処理できる数量が限られることや、加熱硬化後に冷却
する時間が必要なことなど多大な熱エネルギと作業時間
及び作業工数を要することである。
接続端子と外枠の高温での接着強度を確保するため、高
温硬化性の接着剤で固定していたため、多量の加熱エネ
ルギが必要なことや、加熱炉の容積が限られるため一度
に処理できる数量が限られることや、加熱硬化後に冷却
する時間が必要なことなど多大な熱エネルギと作業時間
及び作業工数を要することである。
【0005】本発明の目的は、接着作業に要していた多
大な熱エネルギと作業時間及び作業工数を省略でき、外
枠との強固な固着力を有し、取扱いが容易な接続端子を
提供することにある。
大な熱エネルギと作業時間及び作業工数を省略でき、外
枠との強固な固着力を有し、取扱いが容易な接続端子を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、外部電源を内部に通電するための導電体
であるロッドと、前記ロッドとモータ外枠とを絶縁する
ためロッド外表面に形成された絶縁層と前記絶縁層の外
表面に一体となって形成された金属性のカラーから構成
され、前記モータ外枠に前記カラーを圧入固定する。
め、本発明は、外部電源を内部に通電するための導電体
であるロッドと、前記ロッドとモータ外枠とを絶縁する
ためロッド外表面に形成された絶縁層と前記絶縁層の外
表面に一体となって形成された金属性のカラーから構成
され、前記モータ外枠に前記カラーを圧入固定する。
【0007】
【作用】導電体であるロッドを絶縁樹脂で覆い、最外周
に回り止めを施した金属製のカラーを一体成形してなる
一体形状物とする。
に回り止めを施した金属製のカラーを一体成形してなる
一体形状物とする。
【0008】接続端子をモータ等の外枠にあけられた取
付孔に圧入することにより、強固な嵌合状態を形成す
る。それにより外部電源接続線を取付け、あるいは取外
す際の回転力によって緩みを生じることがない。
付孔に圧入することにより、強固な嵌合状態を形成す
る。それにより外部電源接続線を取付け、あるいは取外
す際の回転力によって緩みを生じることがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1,図2および図
3により説明する。
3により説明する。
【0010】図1は本発明の接続端子取付構造図、図2
は接続端子の断面図である。
は接続端子の断面図である。
【0011】図1において接続端子1は両端部にねじ孔
5を設けた導電体からなるロッド4の外表面を絶縁層6
で覆い、最外周にローレット等の回り止めを施した金属
製のカラー7を一体成形したものである。外枠2は鋼板
で円筒状に形成され、端子固定の所定位置に円形の貫通
孔3を設けてある。貫通孔3の内径はカラー7の外径と
嵌合状態になるよう設定し、カラー7を外枠2に圧入す
ることにより、接続端子1は外枠2に強固に固着され
る。
5を設けた導電体からなるロッド4の外表面を絶縁層6
で覆い、最外周にローレット等の回り止めを施した金属
製のカラー7を一体成形したものである。外枠2は鋼板
で円筒状に形成され、端子固定の所定位置に円形の貫通
孔3を設けてある。貫通孔3の内径はカラー7の外径と
嵌合状態になるよう設定し、カラー7を外枠2に圧入す
ることにより、接続端子1は外枠2に強固に固着され
る。
【0012】図3は接続端子及び外部電源接続線取付状
態図を示す。図3において嵌合状態にある接続端子1は
外部電源接続線8及び内部接続線9の取付け、あるいは
取外しの際に取付ボルト10の回転力によって緩むこと
はない。
態図を示す。図3において嵌合状態にある接続端子1は
外部電源接続線8及び内部接続線9の取付け、あるいは
取外しの際に取付ボルト10の回転力によって緩むこと
はない。
【0013】
(1)従来品は接着剤の塗布,乾燥による固着作業等多
大な作業時間及び作業工数を必要としていたが、これら
の作業を省略する事が出来る。
大な作業時間及び作業工数を必要としていたが、これら
の作業を省略する事が出来る。
【0014】(2)モータ等の外枠の取付孔に接続端子
を圧入し嵌合状態にすることにより、接続端子を強固に
固着し、外部電源接続線を取付ボルトで締め付ける際の
回転力に対して十分な強度を有し、接続端子の緩みを回
避することができる。
を圧入し嵌合状態にすることにより、接続端子を強固に
固着し、外部電源接続線を取付ボルトで締め付ける際の
回転力に対して十分な強度を有し、接続端子の緩みを回
避することができる。
【図1】接続端子取付けの斜視図。
【図2】接続端子の断面図。
【図3】接続端子及び外部電源接続線取付状態の断面
図。
図。
1…接続端子、2…外枠、3…貫通孔、4…ロッド、5
…ねじ孔、6…絶縁層、7…カラー、8…外部電源接続
線、9…内部接続線、10…取付ボルト。
…ねじ孔、6…絶縁層、7…カラー、8…外部電源接続
線、9…内部接続線、10…取付ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 善治 茨城県ひたちなか市東石川西古内3085番地 の5 日立カーエレクトロニクス株式会社 内 (72)発明者 長谷川 悟 茨城県ひたちなか市東石川西古内3085番地 の5 日立カーエレクトロニクス株式会社 内
Claims (2)
- 【請求項1】導電体のロッドの外表面に絶縁層を形成し
た電気機器の接続端子において、前記絶縁層の外周に金
属製のカラーを一体成形した構造の接続端子を外枠の取
付孔に圧入固定することを特徴とする電気機器の接続端
子。 - 【請求項2】請求項1において、前記カラーの最外周に
回り止め加工が施されている電気機器の接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29091794A JPH08149743A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 電気機器の接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29091794A JPH08149743A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 電気機器の接続端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08149743A true JPH08149743A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17762188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29091794A Pending JPH08149743A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 電気機器の接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08149743A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3612715B2 (ja) * | 1996-03-07 | 2005-01-19 | セイコーエプソン株式会社 | モータ及びその製造方法 |
FR2865079A1 (fr) * | 2004-01-14 | 2005-07-15 | Mitsubishi Electric Corp | Machine electrique tournante pour vehicule |
US7291950B2 (en) | 2004-01-14 | 2007-11-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electric rotating machine for vehicle |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29091794A patent/JPH08149743A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3612715B2 (ja) * | 1996-03-07 | 2005-01-19 | セイコーエプソン株式会社 | モータ及びその製造方法 |
FR2865079A1 (fr) * | 2004-01-14 | 2005-07-15 | Mitsubishi Electric Corp | Machine electrique tournante pour vehicule |
US6963150B2 (en) | 2004-01-14 | 2005-11-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electric rotating machine for vehicle |
US7291950B2 (en) | 2004-01-14 | 2007-11-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electric rotating machine for vehicle |
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