JPH08149735A - モータ - Google Patents
モータInfo
- Publication number
- JPH08149735A JPH08149735A JP27915894A JP27915894A JPH08149735A JP H08149735 A JPH08149735 A JP H08149735A JP 27915894 A JP27915894 A JP 27915894A JP 27915894 A JP27915894 A JP 27915894A JP H08149735 A JPH08149735 A JP H08149735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- motor
- binder
- stator
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リード線を簡単に固定できるインシュレータ
を有するモータを提供することを目的とする。 【構成】 固定子内鉄心１と、固定子外鉄心２と、この
固定子内鉄心１と、この固定子外鉄心２の間にあって巻
線３が施されるインシュレータ１０とから成るモータで
あって、インシュレータ１０の端部にバインダ部１１を
一体形成し、このバインダ部１１を折り曲げることによ
りリード線５を固定するようにした。したがってリード
線５を簡単に固定でき、また材料費や組立工数を削減し
てコストダウンを図れる。
を有するモータを提供することを目的とする。 【構成】 固定子内鉄心１と、固定子外鉄心２と、この
固定子内鉄心１と、この固定子外鉄心２の間にあって巻
線３が施されるインシュレータ１０とから成るモータで
あって、インシュレータ１０の端部にバインダ部１１を
一体形成し、このバインダ部１１を折り曲げることによ
りリード線５を固定するようにした。したがってリード
線５を簡単に固定でき、また材料費や組立工数を削減し
てコストダウンを図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、巻線を施すインシュレ
ータを有するモータに関するものである。
ータを有するモータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来のモータの断面図、図７は同
モータのインシュレータの斜視図である。図６におい
て、固定子内鉄心１と固定子外鉄心２の間には、巻線３
が施されたインシュレータ４が配されている。その組立
ては、インシュレータ４に巻線３を施した後、インシュ
レータ４を固定子内鉄心１に挿入し、次いで固定子外鉄
心２を組み付けて行われる。その後、リード線５を配
し、バインダ６を巻線間の隙間に差し込み、リード線５
を固定する。なおバインダ６以外にも、バインド用の糸
やボンドで接着してリード線５を固定する手段も知られ
ている。
モータのインシュレータの斜視図である。図６におい
て、固定子内鉄心１と固定子外鉄心２の間には、巻線３
が施されたインシュレータ４が配されている。その組立
ては、インシュレータ４に巻線３を施した後、インシュ
レータ４を固定子内鉄心１に挿入し、次いで固定子外鉄
心２を組み付けて行われる。その後、リード線５を配
し、バインダ６を巻線間の隙間に差し込み、リード線５
を固定する。なおバインダ６以外にも、バインド用の糸
やボンドで接着してリード線５を固定する手段も知られ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、バインダ６を巻線間に差し込むため、巻線３
の仕上がり外形のバラツキによりバインダ６が挿入でき
なかったり、抜けてしまってとまらなかったりしやす
く、作業性が悪いという問題点があった。またバインド
用の糸でとめる場合も作業性が悪くコストアップになり
やすく、またボンドでとめる場合も作業性や信頼性の点
で問題点があった。
技術では、バインダ６を巻線間に差し込むため、巻線３
の仕上がり外形のバラツキによりバインダ６が挿入でき
なかったり、抜けてしまってとまらなかったりしやす
く、作業性が悪いという問題点があった。またバインド
用の糸でとめる場合も作業性が悪くコストアップになり
やすく、またボンドでとめる場合も作業性や信頼性の点
で問題点があった。
【０００４】そこで本発明は、材料費・組立工数をかけ
ずに簡単かつ確実にリード線を固定することができるイ
ンシュレータを備えたモータを提供することを目的とす
る。
ずに簡単かつ確実にリード線を固定することができるイ
ンシュレータを備えたモータを提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、固
定子内鉄心と、固定子外鉄心と、この固定子内鉄心と、
この固定子外鉄心の間にあって巻線が施されるインシュ
レータとから成るモータであって、インシュレータの端
部にバインダ部を一体形成し、このバインダ部を折り曲
げることによりリード線を固定するようにしたものであ
る。
定子内鉄心と、固定子外鉄心と、この固定子内鉄心と、
この固定子外鉄心の間にあって巻線が施されるインシュ
レータとから成るモータであって、インシュレータの端
部にバインダ部を一体形成し、このバインダ部を折り曲
げることによりリード線を固定するようにしたものであ
る。
【０００６】またバインダ部の先端部をインシュレータ
に形成された孔部に挿着するようにしたものである。
に形成された孔部に挿着するようにしたものである。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、インシュレータのバインダ
部を巻線間に差し込むことでリード線を確実にしかも簡
単に固定できる。
部を巻線間に差し込むことでリード線を確実にしかも簡
単に固定できる。
【０００８】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図１は本発明の第一実施例のモータの断面
図、図２は同モータのインシュレータの斜視図である。
図１において、固定子内鉄心１と固定子外鉄心２の間に
は、巻線３が施されたインシュレータ１０が配されてい
る。インシュレータ１０に巻線３を施した後、インシュ
レータ１０を固定子内鉄心１に挿入し、次いで固定子外
鉄心２を組み付けて組み立てられる。
説明する。図１は本発明の第一実施例のモータの断面
図、図２は同モータのインシュレータの斜視図である。
図１において、固定子内鉄心１と固定子外鉄心２の間に
は、巻線３が施されたインシュレータ１０が配されてい
る。インシュレータ１０に巻線３を施した後、インシュ
レータ１０を固定子内鉄心１に挿入し、次いで固定子外
鉄心２を組み付けて組み立てられる。
【０００９】図２において、インシュレータ１０の端部
には、２個のバインダ部１１が一体形成されている。こ
のバインダ部１１は長尺の舌片状であって、リード線５
を配した後、バインダ部１１を折り曲げて巻線間に差し
込むことによりリード線５を固定する。
には、２個のバインダ部１１が一体形成されている。こ
のバインダ部１１は長尺の舌片状であって、リード線５
を配した後、バインダ部１１を折り曲げて巻線間に差し
込むことによりリード線５を固定する。
【００１０】図３は本発明の第二実施例のモータのイン
シュレータの斜視図である。このインシュレータ１０の
バインダ部１１は互いに反対側に１個づつ計２個設けら
れている。したがってこのものも、バインダ部１１を折
り曲げて巻線間に差し込むことによりリード線５を固定
する。
シュレータの斜視図である。このインシュレータ１０の
バインダ部１１は互いに反対側に１個づつ計２個設けら
れている。したがってこのものも、バインダ部１１を折
り曲げて巻線間に差し込むことによりリード線５を固定
する。
【００１１】図４は本発明の第三実施例のモータのイン
シュレータの斜視図である。このものはバインダ部１１
は１個だけ形成されている。このようにバインダ部１１
の個数や形成位置は自由に設計できる。
シュレータの斜視図である。このものはバインダ部１１
は１個だけ形成されている。このようにバインダ部１１
の個数や形成位置は自由に設計できる。
【００１２】図５は本発明の第四実施例のモータのイン
シュレータの斜視図である。このインシュレータ１０の
バインダ部１１の先端部には突起１２が形成されてい
る。またバインダ部１１に対向する位置には孔部１３が
形成されている。したがってバインダ部１１を折り曲げ
て突起１２を孔部１３に挿着することにより、よりしっ
かり組み立ててリード線５を固定できる。
シュレータの斜視図である。このインシュレータ１０の
バインダ部１１の先端部には突起１２が形成されてい
る。またバインダ部１１に対向する位置には孔部１３が
形成されている。したがってバインダ部１１を折り曲げ
て突起１２を孔部１３に挿着することにより、よりしっ
かり組み立ててリード線５を固定できる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインシュレ
ータによれば、簡単な構造でリード線を確実に固定で
き、かつ組立ての簡単化と材料費および組立工数の削減
によりモータのコストダウンを図れる。
ータによれば、簡単な構造でリード線を確実に固定で
き、かつ組立ての簡単化と材料費および組立工数の削減
によりモータのコストダウンを図れる。
【図１】本発明の第一実施例のモータの断面図
【図２】本発明の第一実施例のモータのインシュレータ
の斜視図
の斜視図
【図３】本発明の第二実施例のモータのインシュレータ
の斜視図
の斜視図
【図４】本発明の第三実施例のモータのインシュレータ
の斜視図
の斜視図
【図５】本発明の第四実施例のモータのインシュレータ
の斜視図
の斜視図
【図６】従来のモータの断面図
【図７】従来のモータのインシュレータの斜視図
１ 固定子内鉄心 ２ 固定子外鉄心 ３ 巻線 ５ リード線 １０ インシュレータ １１ バインダ部 １２ 突起 １３ 孔部
Claims (2)
- 【請求項１】固定子内鉄心と、固定子外鉄心と、この固
定子内鉄心と、この固定子外鉄心の間にあって巻線が施
されるインシュレータとから成るモータであって、前記
インシュレータの端部にバインダ部を一体形成し、この
バインダ部を折り曲げることによりリード線を固定する
ことを特徴とするモータ。 - 【請求項２】前記バインダ部の先端部を前記インシュレ
ータに形成された孔部に挿着することを特徴とする請求
項１記載のモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27915894A JPH08149735A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27915894A JPH08149735A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08149735A true JPH08149735A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17607264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27915894A Pending JPH08149735A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08149735A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010252442A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の固定子 |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP27915894A patent/JPH08149735A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010252442A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の固定子 |
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