JPH08148874A - シールドケース - Google Patents

シールドケース

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Publication number
JPH08148874A
JPH08148874A JP6308276A JP30827694A JPH08148874A JP H08148874 A JPH08148874 A JP H08148874A JP 6308276 A JP6308276 A JP 6308276A JP 30827694 A JP30827694 A JP 30827694A JP H08148874 A JPH08148874 A JP H08148874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
partition plate
side walls
shield case
partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6308276A
Other languages
English (en)
Inventor
Futoshi Nagata
太志 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP6308276A priority Critical patent/JPH08148874A/ja
Publication of JPH08148874A publication Critical patent/JPH08148874A/ja
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、カシメ加工が不要であると共に、容
易に組み立てられ得るようにした、仕切り板付きシール
ドケースを提供することを目的とする。 【構成】上壁及び四方の側壁から成る下面が開放した直
方体状のケース11と、該ケースの内部空間を仕切るよ
うに、互いに対向する側壁11c,11e間に設けられ
た仕切り板12とを含む、シールドケース10におい
て、該仕切り板が、両端縁の上部から長手方向に突出し
た凸部12a,12bを備えており、該凸部が、対応す
る側壁の上部に設けられた縦方向に延びるスリット14
a,14bに係合することより、ケースに対して固定保
持されるように、シールドケース10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドケースに関
し、特に互いに対向する側壁間に設けられた仕切り板を
含んでいるシールドケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような仕切り板付きのシール
ドケースは、例えば図4に示すように構成されている。
即ち、図4において、シールドケース1は、下面が開放
した直方体状のケース2と、該ケース2の内部空間を仕
切るように設けられた仕切り板3とから構成されてい
る。
【0003】該ケース2は、上壁2a及び四方の側壁2
b,2c,2d,2eから形成されており、その互いに
対向する側壁2b,2dの下縁から、それぞれ二つの脚
部4a,4bが下方に延びるように形成されている。
【0004】上記仕切り板3は、該ケース2の互いに対
向する二つの側壁、図示の場合には、側壁2c,2eの
ほぼ中央を結ぶように配設されている。
【0005】この場合、該仕切り板3は、その両端縁の
下部が、上記側壁2c,2eの中央部分の下部に設けら
れた縦に延びるスリット5a,5bに係合せしめられて
いる。ここで、該スリット5a,5bは、下端が、側壁
2c,2eの下縁から開放していると共に、その開放端
の両側には、下方に突出するカシメ用突起6a,6bが
設けられている。
【0006】このように構成されたシールドケース1に
よれば、仕切り板3をケース2に取り付ける場合、先づ
仕切り板3の両端縁を、ケース2の側壁2c,2eのス
リット5a,5b内に挿入し、該スリット5a,5bの
開放端の両側の突起6a,6bをカシメ加工により、互
いに接近するように変形させる。これにより、該仕切り
板3は、その両端縁の上部が、長手方向に関して側壁2
c,2eにより挟持され、また両端縁の下部が、横方向
に関してスリット5a,5bの両側縁により挟持される
と共に、両端縁の下縁が、上下方向に関してカシメ用突
起6a,6bにより挟持されることになる。かくして、
仕切り板3は、ケース2の内部空間を中央で仕切るよう
に、互いに対向する側壁2c,2e間に固定保持され得
ることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のシールドケース1においては、仕切り板3を
ケース2に取り付ける場合、カシメ用突起6a,6bを
他側に接近するように変形させるために、カシメ加工が
必要である。このため、工程数が多く、またカシメ用金
型が必要になるため、組立コストが高くなってしまうと
いう問題があった。また、このようなシールドケース1
は極薄の板金で形成されるため、カシメ用突起6a,6
bが折れ易く、その機能を発揮できないという問題もあ
った。
【0008】本発明は、上述の点に鑑み、カシメ加工が
不要であると共に、容易に組み立てられ得るようにし
た、仕切り板付きシールドケースを提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、上壁及び四方の側壁から成る下面が開放した直方
体状のケースと、該ケースの内部空間を仕切るように、
互いに対向する側壁間に設けられた仕切り板とを含む、
シールドケースにおいて、該仕切り板が、両端縁の上部
から長手方向に突出した凸部を備えており、該凸部が、
対応する側壁の上部に設けられた縦方向に延びるスリッ
トに係合することより、ケースに対して固定保持されて
いることを特徴とする、シールドケースにより、達成さ
れる。
【0010】
【作用】上記構成によれば、仕切り板の中央部を側方に
撓ませることにより、該仕切り板の両端縁を、ケースの
互いに対向する側壁の上部に設けられたスリット内に挿
入する。ここで、該仕切り板が平坦な状態に復元するこ
とにより、該仕切り板は、その両端縁の下部が、長手方
向に関して上記側壁により挟持され、また両端縁の上部
が、横方向に関してスリットの両側縁により挟持される
と共に、両端縁の凸部が、スリットの上下縁により挟持
されることになる。これにより、仕切り板は、ケースの
内部空間を仕切るように、互いに対向する側壁間に固定
保持され得ることになる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示した一実施例に基づいて、本
発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明によるシ
ールドケースの一実施例を示している。即ち、図1にお
いて、シールドケース10は、下面が開放した直方体状
のケース11と、該ケース11の内部空間を仕切るよう
に設けられた仕切り板12とから構成されている。
【0012】該ケース11は、上壁11a及び四方の側
壁11b,11c,11d,11eから形成されてお
り、その互いに対向する側壁11b,11dの下縁か
ら、それぞれ二つの脚部13a,13bが下方に延びる
ように形成されている。
【0013】上記仕切り板12は、該ケース11の互い
に対向する二つの側壁、図示の場合には、側壁11c,
11eのほぼ中央を結ぶように配設されている。
【0014】この場合、該仕切り板12は、その両端縁
の上部が、長手方向に延びる凸部12a,12bを備え
ており、該凸部12a,12bが、それぞれ上記側壁1
1c,11eの中央部分の上部に設けられた縦に延びる
スリット14a,14bに係合せしめられている。
【0015】尚、上記仕切り板12は、その両端付近の
下縁から下方に延びる脚部12c,12dを有してい
る。
【0016】本発明実施例によるシールドケース10は
以上のように構成されており、仕切り板12をケース1
1に取り付ける場合、仕切り板12の中央部を側方に撓
ませることにより、該仕切り板12の両端縁の凸部12
a,12bを、ケース11の互いに対向する側壁11
c,11eの上部に設けられたスリット14a,14b
内に挿入する(図2参照)。ここで、仕切り板12を撓
ませる力を取除くと、該仕切り板12は、平坦な状態に
復元する。
【0017】これにより、該仕切り板12は、図3に示
すように、その両端縁の下部が、長手方向に関して上記
側壁11c,11eにより挟持され、また両端縁の上部
の凸部12a,12bが、横方向に関してスリット14
a,14bの両側縁により挟持されると共に、両端縁の
凸部12a,12bが、スリット14a,14bの上下
縁により挟持されることになる。かくして、仕切り板1
2は、ケース11の内部空間を仕切るように、互いに対
向する側壁11c,11e間に固定保持され得ることに
なる。
【0018】この場合、仕切り板12を取り付けるため
に、図4に示した従来のシールドケース1の場合のよう
に、カシメ加工は不要であり、ケース11への仕切り板
12の取付が、極めて簡単に行なわれ得る。従って、組
立コストが大幅に低減され得ることになる。
【0019】尚、上記実施例においては、仕切り板12
をケース11に取り付ける場合、仕切り板12を変形さ
せるようにしているが、これに限らず、図2に示すよう
に、ケース11の側壁11c,11eを互いに離反する
方向に変形させるようにしてもよいことは明らかであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、仕
切り板の中央部を側方に撓ませることにより、該仕切り
板の両端縁を、ケースの互いに対向する側壁の上部に設
けられたスリット内に挿入する。ここで、該仕切り板が
平坦な状態に復元することにより、該仕切り板は、その
両端縁の下部が、長手方向に関して上記側壁により挟持
され、また両端縁の上部が、横方向に関してスリットの
両側縁により挟持されると共に、両端縁の凸部が、スリ
ットの上下縁により挟持されることになる。これによ
り、仕切り板は、ケースの内部空間を仕切るように、互
いに対向する側壁間に固定保持され得る。
【0021】この場合、仕切り板は、カシメ加工を必要
とせずに、中央部を僅かに撓ませることによって、その
両端縁の上部の凸部をケースの互いに対向する側壁に設
けられたスリット内に挿入することによって、容易にケ
ースに取り付けられ得ることになる。従って、組立コス
トが大幅に低減され得ることになる。
【0022】かくして、本発明によれば、カシメ加工が
不要であると共に、容易に組み立てられ得るようにし
た、極めて優れた仕切り板付きシールドケースが提供さ
れ得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシールドケースの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1のシールドケースの要部の組立途中の状態
を示す長手方向の断面図である。
【図3】図1のシールドケースの要部の組立後の状態を
示す、長手方向の断面図である。
【図4】従来のシールドケースの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 シールドケース 11 ケース 11a 上壁 11b,11c,11d,11e 側壁 12 仕切り板 12a,12b 凸部 12c,12d,13a,13b 脚部 14a,14b スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上壁及び四方の側壁から成る下面が開放
    した直方体状のケースと、該ケースの内部空間を仕切る
    ように、互いに対向する側壁間に設けられた仕切り板と
    を含む、シールドケースにおいて、 該仕切り板が、両端縁の上部から長手方向に突出した凸
    部を備えており、該凸部が、対応する側壁の上部に設け
    られた縦方向に延びるスリットに係合することにより、
    ケースに対して固定保持されていることを特徴とする、
    シールドケース。
JP6308276A 1994-11-17 1994-11-17 シールドケース Pending JPH08148874A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6308276A JPH08148874A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 シールドケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6308276A JPH08148874A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 シールドケース

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JPH08148874A true JPH08148874A (ja) 1996-06-07

Family

ID=17979084

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JP6308276A Pending JPH08148874A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 シールドケース

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