JP3106921B2 - リレーボックス - Google Patents

リレーボックス

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JP3106921B2
JP3106921B2 JP07203542A JP20354295A JP3106921B2 JP 3106921 B2 JP3106921 B2 JP 3106921B2 JP 07203542 A JP07203542 A JP 07203542A JP 20354295 A JP20354295 A JP 20354295A JP 3106921 B2 JP3106921 B2 JP 3106921B2
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昌芳 中村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ・ISO
(International standard of organizaion)・リレーを
取り付けるためのリレーボックスであって、特に、リレ
ーの幅の異なるタブに同一の中継端子を接続できるよう
にし、中継端子の統一を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用のワイヤハーネスに接続
するリレーとしては、一般に図6に示すJASO(Japa
n standard of organization)リレーが用いられてお
り、このJASOでは複数のタブ4A〜4Dの幅Wは全
て同一の6.3mmである。よって、JASOリレーを取
り付けるリレーボックスでは、図7(A)(B)(C)
に示すように、リレーボックス1に設けたタブ収容室内
2A〜2Dの大きさは全て同一とし、同一の中継端子3
A〜3Dを予め収容し、リレーボックス1の内部に収容
しているバスバーのタブ6A〜6Dを夫々タブ収容室2
A〜2Dに突出させ、上記中継端子3A〜3Dの一側部
に挿入して接続している。JASOリレー5をリレーボ
ックス1に取り付ける時、樹脂製の基板部5aから突出
する4つのタブ4A〜4Dを上記タブ収容室2A〜2D
に挿入し、上記中継端子3A〜3Dの他側部に挿入し、
よって、中継端子3A〜3Dを介してリレーのタブとバ
スバーのタブとを接続している。
【0003】上記JASOリレー用のリレーボックス1
では、リレー5のガタつきを防止すると共にリレーを確
実にリレーボックスに固定するため、タブ収容室の対向
する外壁1a、1bよりロック爪1c、1dを突設して
いる。一方、リレー5には、その基板部5aの両端から
固定用壁5b、5cを突設し、これら固定用壁5b、5
cを上記外壁1a、1bの外面に配置し、固定用壁5
b、5cに設けたロック溝5d、5eに上記ロック爪1
c、1dを係止してロック固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近時、上記JASOリ
レーに代えて、あるいはJASOリレーと共にマイクロ
・ISO・リレーが用いられるようになっている。該マ
イクロ・ISO・リレーは、図1に示すように、タブの
幅が2種類あり、大きい幅Wのタブ10はJASOリレ
ーのタブ幅と同一の6.3mmであり、小さいwのタブ1
1は4.8mmである。
【0005】上記マイクロ・ISO・リレーを、リレー
ボックスに取り付け、中継端子を介してバスバーのタブ
と接続する場合、タブ幅に対応した中継端子を用いる
と、幅の広い中継端子と幅の狭い中継端子の2種類が必
要となる。このように、タブ幅に対応した中継端子を用
いると、部品点数が増加し、それに伴い部品の管理に手
数がかかる問題がある。
【0006】さらに、リレーのタブに接続する中継端子
の種類が相違させると、リレーボックスのタブ収容室に
中継端子の種類を間違えずに収容しておく必要があり、
作業手数がかかる問題がある。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、リレーのタブ幅が相違しても、同一の中継端子を接
続できるマイクロ・ISO・リレー用のリレーボックス
を提供し、中継端子の統一を図ることを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、幅が相違するタブを備えたマイクロ・I
SO・リレーを取り付けるリレーボックスであって、上
記マイクロ・ISO・リレーの最大幅のタブは、複数の
タブを同一幅としているJASOリレーのタブと同一幅
であり、上記タブを夫々収容するリレーボックスのタブ
収容室の全てを、上記最大幅のタブに接続する中継端子
で且つ上記JASOリレー用の中継端子と同一である中
継端子を収容する大きさに設定し、幅の小さいタブに、
上記最大幅のタブに接続する中継端子と同一の中継端子
をタブ収容室内で接続できるようにし、かつ、上記中継
端子は、縦方向の平板状の基板部の上下両側より、その
幅方向の両側より同一方向に屈曲させて折り返した折返
部を設け、上下両側に夫々てメス嵌合部を形成し、上記
一方側のメス嵌合部に幅の相違するタブを嵌合接続可と
した形状とし、さらに、上記リレーボックスには、対向
する一対の外壁の先端から一対のリレー固定用壁を対向
して突設し、これらリレー固定用壁の両側上部を傾斜さ
せて切欠くと共に、これらリレー固定用壁の上端の略中
央に互いに近接する方向に突出したリレー押さえ部を設
け、リレーボックスの上面から突出するリレーの基板部
の両側に上記リレー固定用壁を配置し、該リレー用固定
壁の両側切欠より上記リレーの基板部の上部両側を突出
させると共に、上記リレー押さえ部でリレーの基板部の
上端部を押さえる構成としているリレーボックスを提供
している。
【0009】このように、リレーボックスに設けるタブ
収容室の全てを、幅の広いタブに合わせて設定すると、
これら全てのタブ収容室に幅の大きいタブと接続する幅
の大きい中継端子を収容しておくことができる。幅の小
さいタブをタブ収容室内に挿入した場合、当然のことな
がら、幅の大きい中継端子に接続することが出来るた
め、該中継端子を介してバスバーのタブと接続すること
ができる。
【0010】また、上記マイクロ・ISO・リレーの幅
の大きいタブは、JASOリレーのタブと同一幅である
ため、マイクロ・ISO・リレーとJASOリレーのタ
ブに取り付ける中継端子は全て同一寸法の中継端子とす
ることができ、リレーに接続する中継端子を全て統一サ
イズとすることができる。よって、複数種類の中継端子
を用意する必要がなく、部品点数の削減を図ることがで
きる。また、リレーのタブの幅に応じて中継端子を選択
する手数を省くことができる。
【0011】
【0012】上記のように、リレーボックス側にリレー
の基板部の外側に配置するリレー固定用壁を設けると、
固定用壁に規制されることなく、リレーボックス側で
は、タブ収容室の幅を広げることができ、その結果、全
てのタブ収容室に幅の広い中継端子を挿入することが可
能となる。なお、前記図7(A)に示すように、リレー
側にリレーボックスとの固定用壁5b、5cを設けた場
合は、リレーボックスに設けるタブ収容室の大きさは規
制される。
【0013】また、上記リレー固定用壁に押さえ部を設
け、リレーの基板部の上面を押さえるようにしているた
め、リレーはガタつきなくリレーボックスに固定するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により詳細に説明する。図2乃至図5は、本発明に
係わるマイクロ・ISO・リレー用のリレーボックス2
0を示し、該リレーボックス20に取り付けたマイクロ
・ISO・リレー21を図中2点鎖線で示している。
【0015】リレーボックス20は電気接続箱のハウジ
ング22の上面より略四角枠状に立設して一体に形成し
ている。図3および図4に示すように、リレーボックス
20の内部には、左右方向に細長いタブ収容室23、2
4を前後に並列に設けると共に、その後方に前後に細長
いタブ収容室25、26を左右に並列に設けている。上
記タブ収容室23、24にはマイクロ・ISO・リレー
21の幅の大きいタブ10、10が夫々挿入され、タブ
収容室25、26には幅の小さいタブ11、11が夫々
挿入される。
【0016】上記4つのタブ収容室23〜26は同一寸
法としており、同一サイズの中継端子30が夫々予め収
容している。これら中継端子30は幅の大きいタブ10
と接続するサイズに設計されているものであるが、図4
に示すように、幅の小さいタブ11にも問題なく接続さ
れるものである。
【0017】上記中継端子30は、縦方向の平板状の基
板部30aは上下両側より、その幅方向の両側より同一
方向へ屈曲させて折り返した折返部を設け、上下両側に
夫々てメス嵌合部30d、30eを形成している。上側
のメス嵌合部30dにはマイクロ・ISO・リレー21
のタブ10、11が挿入する一方、下側のメス嵌合部3
0eには電気接続箱のハウジング22の内部に収容した
バスバーから突設したバスバータブ31が挿入し、中継
端子30を介してリレーのタブ10、11とバスバータ
ブ31とを電気的に接続している。
【0018】上記リレーボックス20の左右外壁27、
28の各上端から、一対のリレー固定用壁35、36を
対向して突設し、これらリレー固定用壁35、36の間
に、マイクロISO・リレー21の基板部21aを挟む
ようにしている。かつ、これらリレー固定用壁35、3
6はその上部を近接する方向へ傾斜させて切欠、これら
傾斜面に挟まれた中央部に上端の略中央部より切り起こ
し部35a、36aを設けると共に、これら切り起こし
部35a、36aの上端に、互いに近接する方向に突出
するコ字枠状の突設したリレー押さえ部35b、36b
を連設している。リレー押さえ部35b、36bは切り
起こし部35a、36aの下端より両側に広げてリレー
21を挿入し、その後、近接する方向に閉じて、リレー
の基板部21aの上端部にリレー押さえ部35b、36
bを圧接し、リレーの基板部21aをガタつけなくリレ
ーボックス20に押さえるようにしている。
【0019】上記構成からなるリレーボックス20に、
マイクロ・ISO・リレー21を接続する時、幅の大き
いタブ10、10はタブ収容室23、24に挿入し、幅
の小さいタブ11、11はタブ収容室25、26に挿入
し、同一サイズの中継端子30を介してバスバータブ3
1と接続する。かつ、リレー21はリレー固定用壁3
5、36により左右両側が保護されると共に、リレー押
さえ部35b、36bにより上方よりリレーボックス2
0に押さえつけられて固定される。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わるリレーボックスでは、タブ収容室の全てを、幅
の広いタブに合わせて設定しているため、これら全ての
タブ収容室に幅の大きいタブと接続する幅の大きい中継
端子を収容しておくことができる。よって、マイクロ・
ISO・リレーの幅の大きいタブおよび幅の小さいタブ
の両方を同一サイズの中継端子を介してバスバーのタブ
と接続することができる。また、マイクロ・ISO・リ
レーの幅の大きいタブは、JASOリレーのタブと同一
幅であるため、マイクロ・ISO・リレーとJASOリ
レーのタブに取り付ける中継端子は全て同一寸法の中継
端子とすることができ、リレーに接続する中継端子を全
て統一サイズとすることができる。よって、複数種類の
中継端子を用意する必要がなく、部品点数の削減を図る
ことができる。また、リレーのタブの幅に応じて中継端
子を選択する手数を省くことができる。
【0021】さらに、上記リレーボックスに取り付けた
マイクロ・ISO・リレーを、リレーボックス側からリ
レーの基板部の外側に配置するリレー固定用壁により保
護出来ると共に、該リレー固定用壁の上端に設けたリレ
ー押さえ部により、リレーをリレーボックスにガタつき
なく固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マイクロ・ISO・リレーの平面図である。
【図2】 本発明の実施形態に係わるリレーボックスの
正面断面図である。
【図3】 図2の平面図である。
【図4】 図2の底面図である。
【図5】 図2の側断面図である。
【図6】 JASOリレーの平面図である。
【図7】 従来のJASOリレー用のリレーボックスを
示し、(A)は正面断面図、(B)は底面図、(C)は
側断面図である。
【符号の説明】
10 幅の大きいタブ 11 幅の小さいタブ 20 リレーボックス 21 マイクロ・ISO・リレー 23〜26 タブ収容室 30 中継端子 31 バスバータブ 35、36 リレー固定用壁 35b、36b リレー押さえ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/35 H01H 45/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅が相違するタブを備えたマイクロ・I
    SO・リレーを取り付けるリレーボックスであって、上記マイクロ・ISO・リレーの最大幅のタブは、複数
    のタブを同一幅としているJASOリレーのタブと同一
    幅であり、 上記タブを夫々収容するリレーボックスのタブ収容室の
    全てを、上記最大幅のタブに接続する中継端子で且つ上
    記JASOリレー用の中継端子と同一である中継端子を
    収容する大きさに設定し、 幅の小さいタブに、上記最大
    幅のタブに接続する中継端子と同一の中継端子をタブ収
    容室内で接続できるようにし、かつ、 上記中継端子は、縦方向の平板状の基板部の上下両側よ
    り、その幅方向の両側より同一方向に屈曲させて折り返
    した折返部を設け、上下両側に夫々メス嵌合部を形成
    し、上記一方側のメス嵌合部に幅の相違するタブを嵌合
    接続可とした形状とし、 さらに、上記リレーボックスには、対向する一対の外壁
    の先端から一対のリレー固定用壁を対向して突設し、こ
    れらリレー固定用壁の両側上部を傾斜させて切欠くと共
    に、これらリレー固定用壁の上端の略中央に互いに近接
    する方向に突出したリレー押さえ部を設け、リレーボッ
    クスの上面から突出するリレーの基板部の両側に上記リ
    レー固定用壁を配置し、該リレー用固定壁の両側切欠よ
    り上記リレーの基板部の上部両側を突出させると共に、
    上記リレー押さえ部でリレーの基板部の上端部を押さえ
    構成としているリレーボックス。
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