JPH08147794A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH08147794A
JPH08147794A JP6291573A JP29157394A JPH08147794A JP H08147794 A JPH08147794 A JP H08147794A JP 6291573 A JP6291573 A JP 6291573A JP 29157394 A JP29157394 A JP 29157394A JP H08147794 A JPH08147794 A JP H08147794A
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JP6291573A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Goto
智弘 後藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報の聞き直し,見直しが簡単な操作で聞き
取り易く又は見易い状態で行え、聞き直し,見直し後は
元の速い再生速度に自動的に戻して操作性を向上させ
る。 【構成】 情報の再生中に再生キー93が押されると、CP
U 1は再生を中断し、そのときの情報に対応する時間デ
ータをメモリ2に格納してバックスペースキー92で設定
された所定量、再生を逆戻りし、一方、クロックジェネ
レータ6のクロック周波数をそれまでより低く変更させ
て中断前の再生速度より遅い再生速度で所定量の情報を
再度再生し、メモリ2に格納した時間データと再度再生
中のデータに対応する時間データとが一致したとき、ク
ロックジェネレータ6のクロック周波数をそれまでより
高く変更させて再生速度を再生中断前の元の速度に戻
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ,光ディス
ク等の記録媒体に記録されている音声等の情報を通常速
度以外の速度でも再生可能な情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば磁気テープに記録されてい
る音声情報を再生する音声再生装置では、通常速度での
再生以外に、テープの送り速度を変えて、通常より早い
速度又は遅い速度で音声を再生する音声再生装置が公知
である。このような音声再生装置を会議の議事録,イン
タビュー等の音声情報の再生、語学学習等に用い、通常
速度,倍速などで情報を再生している途中に情報が聞き
取れなくてテープを巻き戻して聞き直そうとする場合、
最初の再生速度と同じ速度で再生したのでは、聞き取れ
なかった個所が最初と同様に聞き取れない可能性が大き
い。従って、聞き取れなかった最初の再生速度より遅い
再生速度で再生した方が聞き取り易くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の音声再
生装置では情報を聞き直そうとしてテープを巻き戻すだ
けでは、巻き戻し前の再生速度と同じ速度でしか再生で
きないので、使用者は巻き戻しの操作以外に再生速度を
遅くする速度設定の操作が必要になり、さらに、遅い速
度による聞き直しを終えて中断していた再生を再開する
際に、中断前の元の再生速度に再び設定し直さなければ
ならず、操作性が悪いという問題点がある。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、テープの巻き戻し等、再生済
みの情報の再度再生を指示する操作だけで、再生中断前
の再生速度より遅い速度で再生済みの情報を再度再生
し、また中断した再生を再開する際に再生速度を中断前
の再生速度に自動的に戻すことにより、操作性の良い情
報再生装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明の情報再生装置
は、記録媒体に記録されている情報の再生速度として複
数の再生速度を有する情報再生装置において、再生済み
の情報の再度再生を指示する手段と、再度再生する情報
の量を設定する手段と、情報の再生中に、再生済みの情
報の再度再生が指示された場合に再生を中断し、設定さ
れた所定量の再生済みの情報を、再生中断前の速度より
遅い速度で再度再生する手段と、前記再度再生が再生を
中断した情報の再生に達し、中断していた再生を再開す
るとき、再生速度を再生中断前の再生速度に戻す手段と
を備えたことを特徴とする。
【0006】第2発明の情報再生装置は、記録媒体に所
定順序に従って記録されている情報を前記所定順序で再
生する再生速度として複数の再生速度を有する情報再生
装置において、再生済みの情報の再度再生を指示する手
段と、再度再生する情報の量を設定する手段と、再生中
の情報の記録媒体上の記録位置を検出する手段と、該手
段の検出値を記憶しておく手段と、情報の再生中に、再
生済みの情報の再度再生が指示された場合に再生を中断
し、中断直前に再生中であった情報の記録媒体上の記録
位置を記憶しておき、設定された所定量の再生済みの情
報を、再生中断前の速度より遅い速度で再度再生する手
段と、再度再生中の情報の記録媒体上の記録位置を検出
し、検出値を、再生中断時に記憶しておいた、再生を再
開すべき記録位置と比較して比較結果が一致したときに
再生速度を再生中断前の再生速度に戻す手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】第3発明の情報再生装置は、第1及び第2
発明の、中断していた再生を再開する際の再生速度を再
生中断前の再生速度に戻す手段は、再生中断前の再生速
度に徐々に戻す手段であることを特徴とする。
【0008】第4発明の情報再生装置は、第1及び第2
発明の、中断していた再生を再開する際の再生速度を再
生中断前の再生速度に戻す手段は、再生中断前の再生速
度に直ちに戻す手段であることを特徴とする。
【0009】第5発明の情報再生装置は、第1乃至第4
発明に加えて、中断前の再生速度より遅い再生速度によ
る再生済みの情報の再度再生を解除する手段と、該手段
により中断前の再生速度より遅い再生速度による再度再
生が解除された場合に、残りの再度再生の再生速度を、
再度再生解除前の再生速度より速い再生速度に変更する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】第6発明の情報再生装置は、第5発明の、
残りの再度再生の再生速度を、再度再生解除前の再生速
度より速い再生速度に変更する手段は、再度再生解除前
の再生速度を再生中断前の再生速度に戻す手段であるこ
とを特徴とする。
【0011】第7発明の情報再生装置は、第1乃至第6
発明における情報が音声情報であることを特徴とする。
【0012】第8乃至第11発明の情報再生装置は、記録
媒体がディスク状、テープ状、半導体メモリ、又はホロ
グラムメモリであることを特徴とする。
【0013】
【作用】第1発明の情報再生装置は、情報の再生中に、
再生済みの情報の再度再生が指示されると、再生を中断
し、設定された所定量の再生済みの情報を、再生中断前
の再生速度より遅い速度で再度再生し、再度再生が再生
を中断した情報に達して、中断していた再生を再開する
ときに再生速度を再生中断前の再生速度に戻し、使用者
は簡単な操作で情報の聞き直し,見直しが行えて操作性
が良い。
【0014】第2発明の情報再生装置は、記録媒体に所
定順序に従って記録されている情報を、再生中の情報の
記録媒体上の位置を検出しながら所定順序に従って再生
しているときに、再生済みの情報の再度再生が指示され
ると、再生を中断し、中断時に再生中の情報の記録媒体
上の位置を検出して記憶しておき、設定された所定量の
再生済みの情報を、再生中断前の再生速度より遅い速度
で再度再生し、再度再生中の情報の記録媒体上の位置
が、再生中断時に記憶しておいた記録媒体上の位置に一
致し、中断していた再生を再開するときに再生速度を再
生中断前の再生速度に戻し、使用者は簡単な操作で情報
の聞き直し,見直しが行えて操作性が良い。
【0015】第3発明の情報再生装置は、第1及び第2
発明において中断していた再生を再開する際の再生速度
を中断前の再生速度に除々に戻し、使用者に再生速度の
急変による違和感を与えない。
【0016】第4発明の情報再生装置は、第1及び第2
発明において中断していた再生を再開する際の再生速度
を中断前の再生速度に直ちに戻し、再生再開後の情報を
漏れなく再生する。
【0017】第5発明の情報再生装置は、第1乃至第4
発明において、再生中断前の再生速度より遅い速度での
再度再生を解除すると、残りの再度再生の再生速度を、
解除前の再生速度より速い速度に変更し、再生中断した
位置に早急に復帰し、情報の聞き直し,見直しによる情
報再生時間の長時間化を回避する。
【0018】第6発明の情報再生装置は、第5発明にお
いて、残りの再度再生の再生速度を、再生中断前の再生
速度に変更する。
【0019】第7発明の情報再生装置は、第1乃至第6
発明の情報が音声情報である。
【0020】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図1は本発明に係る音声再生装置(以下、
本発明装置という)の一実施例の構成を示すブロック図
であって記録媒体として光ディスクを用いたものであ
る。光ディスクに記録されている音声情報には、情報が
記録されているトラック番号、及び情報の相対的な再生
時刻等の時間データを含む、情報の記録媒体上の位置を
特定するサブデータが付加されている。図中、1は音声
情報の再生に関わる各種動作を制御するCPU である。CP
U 1は、情報の再生中に、後述する早戻しキー94,早戻
しペダル11の操作により再生済みの情報の再度再生が指
示された場合に再生を中断し、中断時のサブデータを、
予め割り付けられたメモリ2の所定領域に記憶し、ま
た、サブデータを利用して、後述するバックスペースキ
ー92により予め設定されている時間だけ、再生を逆戻り
した所から、設定時間相当の所定量の再生済みの情報
を、後述するクロックジェネレータ6に、クロック周波
数を、それまでより低い周波数に変更すべく指示するこ
とにより、再生中断前に、例えば倍速で再生していた場
合は通常速度で、また通常速度で再生していた場合は通
常速度より遅い速度で再度再生する。さらに、CPU 1は
メモリ2の所定領域に記憶しておいた、再生を再開すべ
き時間データを再度再生中の情報の時間データと比較
し、比較結果が一致したとき、即ち、所定量の再生済み
の情報の再度再生が終了して再生を再開すべき情報に達
したとき、後述するクロックジェネレータ6に、クロッ
ク周波数をそれまでより高い周波数に徐々に変更させる
べく指示し、中断していた再生を再開した後の再生速度
を、再生済みの情報の再度再生より速い再生中断前の再
生速度に徐々に戻す。なお、このとき、再度再生時の再
生速度から中断前の速度に直ちに戻すようにしてもよ
い。
【0021】また、CPU 1は情報再生中に早戻しキー94
が押されて再度再生が開始された後、又は情報再生中に
離された再生ペダル10が踏まれて再度再生が開始された
後、所定時間が経過するまでに(本実施例では、後述す
るタイマ7がフラグを立てている間に)、再生キー93が
押された場合、又は再生ペダル10が一旦離されて踏み直
された場合、再生済みの情報の再度再生の解除が指示さ
れたと判断し、後述するクロックジェネレータ6に、ク
ロック周波数をそれまでより高い周波数に変更するよう
に指示して、残りの再度再生の再生速度を、解除前の再
度再生の速度より速い速度に変更する。なお、解除前の
再度再生より速い再生速度は、再生中断前の再生速度で
あっても、また、再生中断前の再生速度よりさらに速い
速度で、再生中断した位置に復帰し、中断した再生を再
開した後に、速度設定キー91で設定された中断前の再生
速度に戻す設定であってもよい。さらに、再度再生を解
除してから中断前の再生を再開するまでの間、音声を出
力しても、出力しなくてもよい。
【0022】メモリ2には、CPU 1が情報再生を制御す
るための各種プログラム,誤り訂正を施された音声情報
及びサブデータ,再生を中断したときの音声情報に対応
する時間データ,再生を逆戻りして再度再生する情報に
対応する時間データ等が、それぞれに割り付けられた領
域に記憶されている。
【0023】ディスク駆動部4は光ディスクから情報を
再生するためのピックアップ,モータ,及びサーボ回路
を含み、DSP 5は光ディスクから読み出した情報の誤り
訂正,データ圧縮/伸長,音声のピッチ変換等を行い、
出力部8はD/A 変換器, アンプ, ローパスフィルタ(LP
F ),スピーカ等からなり、DSP 5により変換された音
声情報を出力する。
【0024】クロックジェネレータ6はメモリ2からの
データの読み出し,DSP 5の動作等のタイミングを決定
するタイミングクロックを発生する。タイマ7は、早戻
しキー94により所定時間逆戻りして再度再生を開始した
とき、又は再生ペダル10が踏まれることにより再度再生
が開始されたときから一定時間フラグを立てる。CPU 1
はフラグが立っている一定時間内に再生キー93が押され
た場合、又は再生ペダル10が一旦離されて踏み直された
場合に、再度再生の解除が指示されたと判断する。ま
た、タイマ7は早戻しペダル11による早戻しの開始後
も、一定時間フラグを立てる。
【0025】入力部9は、再生速度を設定する速度設定
キー91,再度再生すべき所定量の情報の量、即ち逆戻り
すべき量を、例えば時間データで設定する手段であるバ
ックスペースキー92,情報の再生及び早戻しキー94によ
る再度再生時に再度再生の解除を指示する手段である再
生キー93,情報再生中に押されることにより、再生済み
の情報の再度再生を指示する手段である早戻しキー94,
早送りキー95,及び停止キー96を備えている。
【0026】再生ペダル10は再生キー93とほぼ同様の働
きをし、CPU 1は再生ペダル10がオペレータに踏まれて
いる間、再生を継続し、オペレータに離されると、バッ
クスペースキー92で設定されている時間だけ再生を逆戻
りし、再生ペダル10がオペレータに再度踏まれると、再
生中断前より遅い速度での再度再生を開始する。さら
に、再度再生の開始後、タイマ2のフラグが立っている
一定時間内に、再生ペダル10がオペレータに一旦離され
て踏み直されると、CPU 1は再度再生が解除されたと判
断し、解除前より速い速度で残りの再度再生が実行さ
れ、再生を中断した位置に復帰する。
【0027】また、早戻しペダル11はオペレータに踏ま
れている間、早戻しを行わせ、タイマ7のフラグが立っ
ている間に早戻しペダル11が一旦離されて踏み直される
と、CPU 1はピックアップを再生中のトラックの先頭に
戻して待機状態になる。I/F 3は、CPU 1と外部のディ
スク駆動部4,入力部9,再生ペダル10,及び早戻しペ
ダル11との間のデータ授受のインタフェースである。
【0028】次に、本発明装置の一実施例の動作を説明
する。まず、入力部9のキー入力による動作を図2のフ
ローチャートを用いて説明する。再生キー93が押される
と、CPU 1は速度設定キー91により設定されている再生
速度の速度データをI/F 3を介して取り込み、クロック
ジェネレータ6にこの速度データに応じた周波数のクロ
ックを発生するように指示する(S1)。CPU 1はディ
スク駆動部4を起動して光ディスクからの音声情報及び
サブデータの読み出しを開始する。DSP 5は光ディスク
から読み出された情報に誤り訂正を施し、CPU 1は誤り
訂正された音声情報とサブデータとをメモリ2に格納す
る。CPU 1は、メモリ2に格納した音声情報をクロック
ジェネレータ6が発生するクロックに同期して順次読み
出す。DSP 5はCPU 1が読み出した音声情報に伸長,ピ
ッチ変換等の処理を施し、出力部6はDSP 5により処理
された音声情報をD/A 変換器で音声に変換し、LPF で波
形成形してスピーカから出力する(S2)。
【0029】以上のような音声情報の再生中に早戻しキ
ー94が押されると(S3)、CPU 1は再生を中断し、そ
のとき再生中の音声情報に対応する時間データを、再生
の中断位置を特定するデータの格納用として割り付けら
れているメモリ2の所定領域に格納する(S4)。続い
て、CPU 1はバックスペースキー92の設定値を取り込
み、この設定値から再生の逆戻り時間を算出し、算出し
た逆戻り時間に対応するピックアップのアクセス位置を
ディスク駆動部4に指示して、再生済みの情報を光ディ
スクから再度読み出してメモリ2に格納する(S5)。
【0030】そのときCPU 1は、タイマ7のフラグを立
てるとともに、再生中断前の再生速度より遅い再生速
度、例えば中断前に倍速で再生していた場合は通常速
度、また通常速度で再生していた場合はそれより遅い再
生速度に応じた周波数のクロックを発生させるようにク
ロックジェネレータ6に指示する(S6)。CPU 1はメ
モリ2に格納した音声情報をクロックジェネレータ6が
発生するクロックに同期して順次読み出す。CPU 1が読
み出した音声情報は、上述の初期の再生時と同様に、DS
P 5,出力部6を介して、中断前より遅い再生速度で再
生出力される(S7)。この間、CPU 1は再生中の音声
情報の時間データと、メモリ2に記憶している再生中断
時の時間データとを比較し(S9)、両者が一致するま
で中断前より遅い速度での再度再生を続ける(S10)。
【0031】CPU 1は時間データの比較結果が一致する
と、ステップS1に戻り、速度設定キー91により予め設
定された再生速度の速度データを取り込み、クロックジ
ェネレータ6に、クロック周波数を、設定された速度デ
ータに応じた周波数に徐々に連続的に変化させるように
指示して再生速度を徐々に速くし、最終的に、再生中断
前と同じ設定速度で音声情報を再生する。
【0032】また、情報の再度再生時、タイマ7のフラ
グが立っている一定時間内に、再生キー93が押される
と、CPU 1は再度再生が解除されたと判断し(S8)、
クロックジェネレータ6に、クロック周波数がそれまで
より高い周波数になるように指示して、再度再生すべき
残りの音声情報を、それまでの再生速度より速い速度、
例えば再生中断前の設定速度で再生する(S1,S
2)。従って、必要な部分の聞き直しが終わった時点で
再生キー93を押すことで再生中断前より遅い速度での再
度再生を解除し、より速い速度で、再生を中断した所ま
で復帰する。中断した位置からの再生開始時、CPU 1は
速度設定キー91により予め設定された再生速度の速度デ
ータを取り込み、再度再生の解除後の再生速度と設定速
度とが異なる場合は、クロックジェネレータ6に、クロ
ック周波数を、設定された速度データに応じた周波数に
徐々に連続的に変化させるように指示する。このとき、
残りの再度再生分の音声を再生しても再生しなくてもよ
い。
【0033】また、再生ペダル10が踏まれた場合も、再
生キー93が押された場合とほぼ同様の手順で音声情報を
速度設定キー91により設定された速度で再生する。但
し、オペレータによって再生ペダル10が踏み続けられて
いる間、CPU 1は再生を継続するが、再生ペダル10が離
されると再生を中断し、再生ペダル10が離されたときに
再生中であった音声情報に対応する時間データをメモリ
2の所定領域に格納し、バックスペースキー92により設
定された逆戻り時間のデータを取り込んで再生を逆戻り
すべき時間を算出し、ディスク駆動部4に、再生の逆戻
り時間に応じた光ディスクの位置にピックアップをアク
セスさせた状態で待機する。
【0034】待機した状態で再生ペダル10が再び踏まれ
ると、CPU 1はタイマ7のフラグを立てるとともに、ク
ロックジェネレータ6に、クロック周波数がそれまでよ
り低くなるように指示して再生中断前の設定速度より遅
い再生速度で音声情報を再生し、その間、再度再生中の
情報に対応する時間データとメモリ2に格納した時間デ
ータとを比較し、比較結果が一致した時点で、クロック
ジェネレータ6に、クロック発生周波数がそれまでより
高くなるように指示して、再生速度を再生中断前の、速
度設定キー91による速い速度に徐々に又は直ちに変更す
る。
【0035】情報の再度再生時、タイマ7のフラグが立
っている一定時間内に、再生ペダル10が一旦離されて再
度踏まれると、CPU 1は再度再生が解除されたと判断
し、クロックジェネレータ6に、クロック周波数がそれ
までより高くなるように指示して、残りの再度再生の速
度を、それまでの再生速度より速い速度、例えば再生中
断前の設定速度で再生する。従って、必要な部分の聞き
直しが終わった時点で再生ペダル10を踏み直すことで中
断前の再生速度より遅い速度での再生を解除し、より速
い速度で、再生を中断した所まで復帰する。中断した位
置からの再生開始時、CPU 1は速度設定キー91により予
め設定された再生速度の速度データを取り込み、再度再
生の解除後の再生速度と設定速度とが異なる場合は、ク
ロックジェネレータ6に、クロック周波数を、設定され
た速度データに応じた周波数に徐々に連続的に変化させ
るように指示する。このとき、残りの再度再生分の音声
を再生しても再生しなくてもよい。
【0036】図2は本発明装置の他の実施例の構成を示
すブロック図であって、記録媒体として磁気テープを用
いたものである。図中、21は音声情報の再生に関わる各
種動作を制御するCPU である。CPU 21は、情報の再生中
に、後述する巻き戻しキー294 ,巻き戻しペダル31の操
作により再生済みの情報の再度再生が指示された場合に
再生を中断し、後述するカウンタ32により計数されてい
るモータ242 の回転数から求まる、再生中断時に再生中
の情報の磁気テープ上の記録位置を、予め割り付けられ
たメモリ22の所定領域に記憶し、また、後述するバック
スペースキー292 により設定されてバックカウンタ33に
格納されている巻き戻し量だけ、再生を逆戻りした位置
から、設定量相当の所定量の再生済みの情報を、後述す
るクロックジェネレータ26に、クロック周波数を、それ
までより低い周波数に変更すべく指示することにより、
再生中断前に、例えば倍速で再生していた場合は通常速
度で、また通常速度で再生していた場合は通常速度より
遅い速度で再度再生する。さらに、CPU 21はメモリ22の
所定領域に記憶しておいた、再生を再開すべき位置を特
定する、カウンタ32のカウント値を、再度再生中の情報
のカウンタ32のカウント値と比較し、比較結果が一致し
たとき、即ち、所定量の再生済みの情報の再度再生が終
了して再生を再開すべき位置に達したとき、後述するク
ロックジェネレータ26に、クロック周波数をそれまでよ
り高い周波数に徐々に変更させるべく指示し、中断して
いた再生を再開した後の再生速度を、再生済みの情報の
再度再生より速い再生中断前の再生速度に徐々に戻す。
なお、このとき、再度再生時の再生速度から中断前の速
度に直ちに戻すようにしてもよい。
【0037】また、CPU 21は情報再生中に押された巻き
戻しキー294 が離されて再度再生が開始された後、又は
情報再生中に離された再生ペダル30が踏まれて再度再生
が開始された後、所定時間が経過するまでに(本実施例
では、後述するタイマ27がフラグを立てている間に)、
再生キー293 が押された場合、又は再生ペダル30が一旦
離されて踏み直された場合、再生済みの情報の再度再生
の解除が指示されたと判断し、後述するクロックジェネ
レータ26に、クロック周波数をそれまでより高い周波数
に変更するように指示して、残りの再度再生の再生速度
を、解除前の再度再生の速度より速い速度に変更する。
なお、解除前の再度再生より速い再生速度は、再生中断
前の再生速度であっても、また、再生中断前の再生速度
よりさらに速い速度で、再生中断した位置に復帰し、中
断した再生を再開した後に、速度設定キー291 で設定さ
れた中断前の再生速度に戻す設定であってもよい。さら
に、再度再生を解除してから中断前の再生を再開するま
での間、音声を出力しても、出力しなくてもよい。
【0038】メモリ22には、CPU 21が情報再生を制御す
るための各種プログラム,誤り訂正を施された音声情
報,再生を中断したときの音声情報に対応するカウンタ
32のカウント値,再生を逆戻りして再度再生する情報に
対応するカウンタ32のカウント値等が、それぞれに割り
付けられた領域に記憶されている。
【0039】駆動部24は磁気テープから情報を再生する
ための磁気ヘッド241 ,その回転によってテープリール
軸を回転させて磁気テープを送り/戻しするモータ242
,モータ242 又はテープリール軸に取りつけられてモ
ータ242 又はテープリール軸とともに回転し、例えばモ
ータ242 が1回転する毎に、即ち、テープが所定量送り
/戻しされる毎にクロックを出力するエンコーダ243 ,
及びサーボ回路(図示せず)を含み、DSP 25は磁気テー
プから読み出した情報の誤り訂正,データ圧縮/伸長,
音声のピッチ変換等を行い、出力部28はD/A 変換器, ア
ンプ, ローパスフィルタ(LPF ),スピーカ等からな
り、DSP 25により変換された音声情報を出力する。
【0040】クロックジェネレータ26はメモリ22からの
データの読み出し,DSP 25の動作等のタイミングを決定
するタイミングクロック、及びモータ242 の回転速度を
決定する基準クロックを発生する。タイマ27は、押され
ていた巻き戻しキー294 が離されて再度再生を開始した
とき、又は再生ペダル30が踏まれることにより再度再生
が開始されたときから一定時間フラグを立てる。CPU 21
はフラグが立っている一定時間内に再生キー293 が押さ
れた場合、又は再生ペダル30が一旦離されて踏み直され
た場合に、再度再生の解除が指示されたと判断する。ま
た、タイマ27は巻き戻しペダル31による巻き戻しの開始
後も、一定時間フラグを立てる。
【0041】入力部29は、再生速度を設定する速度設定
キー291 ,再生ペダル30により再度再生すべき所定量の
情報の量、即ち逆戻りすべき量を設定する手段であるバ
ックスペースキー292 ,情報の再生及び巻き戻しキー29
4 による再度再生時に再度再生の解除を指示する手段で
ある再生キー293 ,情報再生中に押されることにより、
押された間の再生済みの情報の再度再生を指示する手段
である巻き戻しキー294 ,早送りキー295 ,及び停止キ
ー296 を備えている。
【0042】再生ペダル30は再生キー293 とほぼ同様の
働きをし、CPU 21は再生ペダル30がオペレータに踏まれ
ている間、再生を継続し、再生ペダル30がオペレータに
離されると、バックスペースキー292 で設定され、バッ
クカウンタ33に格納された量だけテープを巻き戻して待
機し、再生ペダル30がオペレータに再度踏まれると、再
生中断前より遅い速度での再度再生を開始する。さら
に、再度再生の開始後、タイマ22のフラグが立っている
一定時間内に、再生ペダル30がオペレータに一旦離され
て踏み直されると、CPU 21は再度再生が解除されたと判
断し、解除前より速い速度で残りの再度再生を実行して
再生を中断した位置に復帰する。
【0043】また、巻き戻しペダル31は、オペレータに
踏まれている間、巻き戻しを行わせ、タイマ27のフラグ
が立っている間に巻き戻しペダル31が一旦離されて踏み
直されると、CPU 21は、次に何らかの操作が行われるま
で、又はテープが完全に巻き取られるまで、又は予めリ
セット手段などで設定されている巻き戻し位置まで巻き
戻しを続ける。I/F 23は、CPU 21と外部の駆動部24,入
力部29,再生ペダル30,巻き戻しペダル31,カウンタ3
2,及びバックカウンタ32との間のデータ授受のインタ
フェースである。
【0044】カウンタ32は、モータ242 又はテープリー
ル軸の正方向の回転(テープの送り)でエンコーダ243
が発生するクロック数をカウントアップし、逆方向の回
転(テープの戻し)でカウントダウンする。バックカウ
ンタ33にはバックスペースキー292 により設定された、
再生ペダル30による再度再生時に再生ペダル30が離され
てからの巻き戻し量が格納され、エンコーダ243 が発生
するクロックをカウントダウンする。
【0045】次に、本発明装置の他の実施例の動作を説
明する。まず、入力部29のキー入力による動作を図4の
フローチャートを用いて説明する。再生キー293 が押さ
れると、CPU 21は速度設定キー291 により設定されてい
る再生速度の速度データをI/F 23を介して取り込み、ク
ロックジェネレータ26にこの速度データに応じた周波数
のクロックを発生するように指示する(S21)。CPU 21
は駆動部24を起動し、クロックジェネレータ26が発生す
るクロックに同期して回転するモータ242 により正方向
に送られる磁気テープからの音声情報の読み出しを開始
する。DSP 25は磁気テープから読み出された情報に誤り
訂正を施し、CPU 21は誤り訂正された音声情報をメモリ
22に格納する。CPU 21は、メモリ22に格納した音声情報
をクロックジェネレータ26が発生するクロックに同期し
て順次読み出す。DSP 25はCPU 21が読み出した音声情報
に伸長,ピッチ変換等の処理を施し、出力部26はDSP 25
により処理された音声情報をD/A 変換器で音声に変換
し、LPF で波形成形してスピーカから出力する(S2
2)。この間、モータ242 の回転又はテープリール軸の
回転、即ちエンコーダ243 が発生するクロック数はカウ
ンタ32によってカウントアップされる。
【0046】以上のような音声情報の再生中に巻き戻し
キー294 が押されると(S23)、CPU 21は再生を中断
し、そのときのカウンタ32のカウント値を、再生の中断
位置を特定するデータの格納用として割り付けられてい
るメモリ22の所定領域に格納し(S24)、駆動部24に巻
き戻し動作を指示する。駆動部24の巻き戻し動作の間、
カウンタ32はエンコーダ243 が発生するクロックをカウ
ントダウンする(S25)。
【0047】押されていた巻き戻しキー204 が戻される
と、CPU 21は、タイマ27のフラグを立てるとともに、再
生中断前の再生速度より遅い再生速度、例えば中断前に
倍速で再生していた場合は通常速度、また通常速度で再
生していた場合はそれより遅い再生速度に応じた周波数
のクロックを発生させるようにクロックジェネレータ26
に指示する(S26)。CPU 21は巻き戻された位置から情
報を再度読み出し、DSP 25により誤り訂正された情報を
メモリ22に格納し、メモリ22に格納した音声情報をクロ
ックジェネレータ26が発生するクロックに同期して順次
読み出し、CPU21が読み出した音声情報は、上述の初期
の再生時と同様に、DSP 25,出力部26を介して、中断前
より遅い再生速度で再生出力される(S27)。この間、
カウンタ32はエンコーダ243 が発生するクロックをカウ
ントアップし、CPU 21は再生中のカウンタ32のカウント
値と、メモリ2に記憶している再生中断時のカウント値
とを比較し(S29)、両者が一致するまで中断前より遅
い速度での再度再生を続ける(S30)。
【0048】CPU 21はカウント値の比較結果が一致する
と、ステップS21に戻り、速度設定キー291 により予め
設定された再生速度の速度データを取り込み、クロック
ジェネレータ26に、クロック周波数を、設定された速度
データに応じた周波数に徐々に連続的に変化させるよう
に指示して再生速度を徐々に速くし、最終的に、再生中
断前と同じ設定速度で音声情報を再生する。
【0049】また、情報の再度再生時、タイマ27のフラ
グが立っている一定時間内に、再生キー293 が押される
と、CPU 21は再度再生が解除されたと判断し(S28)、
クロックジェネレータ26に、クロック周波数がそれまで
より高い周波数になるように指示して、再度再生すべき
残りの音声情報を、それまでの再生速度より速い速度、
例えば再生中断前の設定速度で再生する(S21,S2
2)。従って、必要な部分の聞き直しが終わった時点で
再生キー293 を押すことで再生中断前より遅い速度での
再度再生を解除し、より速い速度で、再生を中断した所
まで復帰する。中断した位置からの再生開始時、CPU 21
は速度設定キー291 により予め設定された再生速度の速
度データを取り込み、再度再生の解除後の再生速度と設
定速度とが異なる場合は、クロックジェネレータ26に、
クロック周波数を、設定された速度データに応じた周波
数に徐々に連続的に変化させるように指示する。このと
き、残りの再度再生分の音声を再生しても再生しなくて
もよい。
【0050】なお、以上の動作は、再生動作中に停止キ
ー296 が押されずに巻き戻しキー294 のみが押された場
合の動作であって、再生中に停止キー296 が押され、一
旦停止操作をしてから巻き戻しキー294 が押されて巻き
戻しを行う場合は、次に巻き戻しキー294 以外のキーが
押されるまで、又は磁気テープが完全に巻き取られるま
で、又は、リセットボタン等で予め設定された巻き戻し
位置に戻るまで巻き戻しを続ける。
【0051】また、再生ペダル30が踏まれた場合も、再
生キー293 が押された場合とほぼ同様の手順で音声情報
を速度設定キー291 により設定された速度で再生する。
但し、オペレータによって再生ペダル30が踏み続けられ
ている間、CPU 21は再生を継続するが、再生ペダル30が
離されると再生を中断し、そのときのカウンタ32のカウ
ント値をメモリ22の所定領域に格納し、バックスペース
キー292 により設定されたテープの巻き戻し量に相当す
るデータ(モータ242 又はテープリール軸の回転数)を
バックカウンタ33に格納し、駆動部24に、逆戻り量に応
じた送り量だけ磁気テープを巻き戻させる。巻き戻しの
間、カウンタ32及びバックカウンタ33はエンコーダ243
が発生するクロックをカウントダウンする。バックカウ
ンタ33のカウント値がゼロになると、CPU 21は駆動部24
に巻き戻しの停止を指示する。
【0052】設定量が巻き戻された状態で再生ペダル10
が再び踏まれると、CPU 21はタイマ27のフラグを立てる
とともに、クロックジェネレータ26に、クロック周波数
がそれまでより低くなるように指示して再生中断前の設
定速度より遅い再生速度で音声情報を再生し、その間、
再度再生中のカウンタ32のカウント値とメモリ22に格納
したカウント値とを比較し、比較結果が一致した時点
で、クロックジェネレータ26に、クロック発生周波数が
それまでより高くなるように指示して、再生速度を再生
中断前の、速度設定キー291 による速い速度に徐々に又
は直ちに変更する。
【0053】情報の再度再生時、タイマ27のフラグが立
っている一定時間内に、再生ペダル30が一旦離されて再
度踏まれると、CPU 21は再度再生が解除されたと判断
し、クロックジェネレータ26に、クロック周波数がそれ
までより高くなるように指示して、残りの再度再生の速
度を、それまでの再生速度より速い速度、例えば再生中
断前の設定速度で再生する。従って、必要な部分の聞き
直しが終わった時点で再生ペダル30を踏み直すことで中
断前の再生速度より遅い速度での再生を解除し、より速
い速度で、再生を中断した所まで復帰する。中断した位
置からの再生開始時、CPU 21は速度設定キー291 により
予め設定された再生速度の速度データを取り込み、再度
再生の解除後の再生速度と設定速度とが異なる場合は、
クロックジェネレータ26に、クロック周波数を、設定さ
れた速度データに応じた周波数に徐々に連続的に変化さ
せるように指示する。このとき、残りの再度再生分の音
声を再生しても再生しなくてもよい。
【0054】なお、上記実施例では、本発明装置の動作
として、早戻し又は巻き戻しをして情報を再度再生する
際にディスク駆動部4によりピックアップをアクセスさ
せて光ディスクから再度データを読み出し、又は駆動部
24によりモータ242 を逆回転させて磁気テープを巻き戻
して情報を再度読み出す場合について説明したが、メモ
リ2又は22の容量が、最初に読み出した情報の全部、又
は再度再生する情報量を格納するのに十分な容量を有す
る場合は、逆戻りする際に光ディスク又は磁気テープか
ら情報を再度読み出さずに、メモリ2又は22のアドレス
を、再度再生する分だけ逆戻りして格納さている再生済
みのデータを再度読み出せばよい。
【0055】また、本実施例では記録媒体として光ディ
スク,磁気テープを用いた場合について説明したが、記
録媒体はこれに限らず、DAT ( Digital Audio Tape ),
DCC( Digital Compact Cassette ), 半導体メモリ,ホ
ログムメモリ等であってもよい。
【0056】さらに、本実施例では記録情報を音声情報
として説明したが、情報はこれに限らず、画像情報等で
あってもよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明装置は、早戻しキ
ー,巻き戻しキーを押す等、情報の再度再生を指示する
だけで、予め設定された逆戻り量又は巻き戻しキーが押
されている間の、所定量の情報を、再生中断前の再生速
度より遅い再生速度で再生するとともに、中断した再生
を再開する場合に、元の再生速度に自動的に復帰するの
で使用者は情報の聞き直し,見直しが容易になり、また
再生情報に集中できて操作性が良いという優れた効果を
奏する。
【0058】また、本発明装置は、中断していた再生を
再開する際、再度再生時の相対的に遅い再生速度から、
再生中断前の相対的に速い再生速度に除々に戻るので、
使用者に再生速度の急変による違和感を与えないという
優れた効果を奏する。
【0059】さらに、本発明装置は、中断していた再生
を再開する際、再度再生時の相対的に遅い再生速度か
ら、再生中断前の相対的に速い再生速度に直ちに戻るの
で、中断した位置からの情報を洩らさず再生できるとい
う優れた効果を奏する。
【0060】また、本発明装置は、相対的に遅い速度に
よる再度再生を途中で解除する手段が設けられているの
で、早戻し,巻き戻しを繰り返した場合でも情報の再生
時間の大幅な長時間化を回避することができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明装置の一実施例の動作のフローチャート
である。
【図3】本発明装置の他の実施例の構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明装置の他の実施例の動作のフローチャー
トである。
【符号の説明】
1,21 CPU 2,22 メモリ 3,23 I/F 4 ディスク駆動部 24 駆動部 241 磁気ヘッド 242 モータ 243 エンコーダ 5,25 DSP 6,26 クロックジェネレータ 7,27 タイマ 8,28 出力部 9,29 入力部 91,291 速度設定キー 92,292 バックスペースキー 93,293 再生キー 94 早戻しキー 294 巻き戻しキー 95,295 早送りキー 96,296 停止キー 10,30 再生ペダル 11 早戻しペダル 31 巻き戻しペダル 32 カウンタ 33 バックカウンタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されている情報の再生速
    度として複数の再生速度を有する情報再生装置におい
    て、再生済みの情報の再度再生を指示する手段と、再度
    再生する情報の量を設定する手段と、情報の再生中に、
    再生済みの情報の再度再生が指示された場合に再生を中
    断し、設定された所定量の再生済みの情報を、再生中断
    前の速度より遅い速度で再度再生する手段と、前記再度
    再生が再生を中断した情報の再生に達し、中断していた
    再生を再開するとき、再生速度を再生中断前の再生速度
    に戻す手段とを備えたことを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に所定順序に従って記録されて
    いる情報を前記所定順序で再生する再生速度として複数
    の再生速度を有する情報再生装置において、再生済みの
    情報の再度再生を指示する手段と、再度再生する情報の
    量を設定する手段と、再生中の情報の記録媒体上の記録
    位置を検出する手段と、該手段の検出値を記憶しておく
    手段と、情報の再生中に、再生済みの情報の再度再生が
    指示された場合に再生を中断し、中断直前に再生中であ
    った情報の記録媒体上の記録位置を記憶しておき、設定
    された所定量の再生済みの情報を、再生中断前の速度よ
    り遅い速度で再度再生する手段と、再度再生中の情報の
    記録媒体上の記録位置を検出し、検出値を、再生中断時
    に記憶しておいた、再生を再開すべき記録位置と比較し
    て比較結果が一致したときに再生速度を再生中断前の再
    生速度に戻す手段とを備えたことを特徴とする情報再生
    装置。
  3. 【請求項3】 中断していた再生を再開する際の再生速
    度を再生中断前の再生速度に戻す手段は、再生中断前の
    再生速度に徐々に戻す手段である請求項1又は2記載の
    情報再生装置。
  4. 【請求項4】 中断していた再生を再開する際の再生速
    度を再生中断前の再生速度に戻す手段は、再生中断前の
    再生速度に直ちに戻す手段である請求項1又は2記載の
    情報再生装置。
  5. 【請求項5】 中断前の再生速度より遅い再生速度によ
    る再生済みの情報の再度再生を解除する手段と、該手段
    により中断前の再生速度より遅い再生速度による再度再
    生が解除された場合に、残りの再度再生の再生速度を、
    再度再生解除前の再生速度より速い再生速度に変更する
    手段とを備えた請求項1又は2又は3又は4記載の情報
    再生装置。
  6. 【請求項6】 残りの再度再生の再生速度を、再度再生
    解除前の再生速度より速い再生速度に変更する手段は、
    再度再生解除前の再生速度を再生中断前の再生速度に戻
    す手段である請求項5記載の情報再生装置。
  7. 【請求項7】 前記情報が音声情報である請求項1又は
    2又は3又は4又は5又は6記載の情報再生装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体がディスク状である請求項
    1又は2又は3又は4又は5又は6又は7記載の情報再
    生装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体がテープ状である請求項1
    又は2又は3又は4又は5又は6又は7記載の情報再生
    装置。
  10. 【請求項10】 前記記録媒体が半導体メモリである請
    求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7記載の情
    報再生装置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体がホログラムメモリであ
    る請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7記載
    の情報再生装置。
JP6291573A 1994-11-25 1994-11-25 情報再生装置 Pending JPH08147794A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157284A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Xanavi Informatics Corp 音声データ再生方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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