JPH081476B2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH081476B2
JPH081476B2 JP4235966A JP23596692A JPH081476B2 JP H081476 B2 JPH081476 B2 JP H081476B2 JP 4235966 A JP4235966 A JP 4235966A JP 23596692 A JP23596692 A JP 23596692A JP H081476 B2 JPH081476 B2 JP H081476B2
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JP
Japan
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time
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JP4235966A
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ゆかり 星野
貴弘 伊豆川
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株式会社精工舎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子時計に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、時刻指針等により現在時刻を表示
するアナログ表示部と、プッシュスイッチまたはスライ
ドスイッチで構成されるモードスイッチの操作により、
ロックモードでは日付情報またはアラーム時刻を表示
し、現在時刻セットモードやアラーム時刻セットモード
等の各種セットモードでは現在選択されている各データ
を表示するデジタル表示部とを備え、それぞれの表示部
の表示時刻が整合されている電子時計がある。
【0003】上記のスライドスイッチによりモードを選
択するもので現在時刻を設定する場合、現在時刻セット
モードでアップダウンキー等が操作されデジタル表示部
で表示する現在時刻データが修正されると、この時点で
内部計時カウンタが停止し、修正した現在時刻データに
カウント値が書き換えられ、この後モードをロックモー
ドにすることで計時を開始するという構成がとられてい
る。
【0004】また、プッシュスイッチによりモードを選
択するもので現在時刻を設定する場合、上記のようにデ
ジタル表示部で表示する現在時刻データが修正される
と、内部計時カウンタの値は書き換えられるとともにこ
の時点で計時を開始し、このまま所定時間の間現在時刻
セットモードのままにしておくと自動的に通常のロック
モードに復帰するという構成がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにデジタル
表示部は各セットモードデータを表示できるので、使用
者によってはデジタル表示部で常に現在時刻を表示させ
る場合がある。
【0006】この場合、前者は現在時刻セットモードで
アップダウンキー等の設定部が操作されると計時が止ま
ってしまうので、アラーム時計が倒れたり物がぶつかっ
たりして設定部が誤って操作された場合、時計が止ま
り、アラーム時刻になってもアラーム音が鳴らないとい
う問題点を有していた。
【0007】後者の場合、プッシュスイッチのためモー
ド指定操作がわかりにくいという問題点を有していた。
【0008】本発明の目的は、誤って時刻入力操作が行
なわれても現在時刻が停止することのない電子時計を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、現在時刻セッ
トモードを含む複数のセットモードの中から所望のセッ
トモードを指定するモード指定手段と、上記モード指定
手段により現在時刻セットモードが指定されている間も
現在時刻の計時を行なう計時手段と、上記計時手段の計
時時刻を表示する表示手段と、上記モード指定手段によ
って現在時刻セットモードが選択された状態で時刻デー
タを設定する設定手段と、上記設定手段によって設定さ
れた時刻データを記憶する記憶手段と、上記設定手段に
よる時刻データの設定によって上記表示手段の表示を上
記記憶手段の時刻データに切り換え、上記設定手段によ
る時刻データの設定から所望時間以内に上記記憶手段の
時刻データが上記計時手段に設定されなかった場合に、
上記表示手段の表示を上記計時手段の計時時刻表示に切
り換える制御手段とを設けることにより、上記の目的を
達成している。
【0010】なお、上記モード設定手段はスライドスイ
ッチであることが望ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て具体的に説明する。
【0012】図1において、1は計時手段を構成する現
在時刻計時回路で、現在時刻を計時する。2はモード指
定手段を構成するスライドスイッチで、本例ではロック
モード,現在時刻セットモード,アラーム時刻セットモ
ードおよびカレンダセットモードの各モードを指定す
る。3は設定手段を構成する入力部で、本例ではアップ
ダウンキーからなる。4は表示手段を構成するデジタル
表示部で、LCD等からなり、スライドスイッチ2で指
定された各種モードのモードデータを表示する。なお、
本例ではロックモードにおいては日付情報を表示する。
5は記憶手段を構成する記憶回路で、RAM等からな
り、スライドスイッチ2で現在時刻セットモードが指定
された場合、アップダウンキー3で設定された時刻デー
タ等を記憶する。6はアラームセットスイッチ,7はメ
ロディ切換えスイッチ,8は発光スイッチである。9は
5分カウンタで、スライドスイッチ2で現在時刻セット
モードが指定され、アップダウンキー3が操作されるこ
とにより、カウントを開始する。10はアラーム時刻記
憶回路で、RAM等からなり、アラーム時刻セットモー
ドで設定されたアラーム時刻を記憶する。11は一致検
出回路で、現在時刻計時回路1で計時する時刻がアラー
ム時刻記憶回路10で記憶するアラーム時刻と一致する
と一致信号を発生する。12はアナログ時計表示部で、
時針13aと分針13bとからなる時刻表示用指針13
(図2参照。)および時刻表示用指針13を運針する正
逆転モータ(図示せず。)等からなり、運針モータ駆動
回路14により正逆転モータが動作して現在時刻を表示
する。15は発光部で、本例ではEL(Electro Lumine
scece )を用い、発光スイッチ8等の操作によりアナロ
グ時計表示部12を照明する。16は発光部駆動回路
で、発光部15を駆動する。17は報音装置で、複数の
メロディの報音データを記憶する報音データ記憶回路1
8,アンプ19およびスピーカ20等からなる。なお、
報音データ記憶回路18は本例では2種類の報音データ
(メロディ1とメロディ2)を記憶する。21は指針位
置検出回路で、カウンタ等からなり、時刻表示用指針1
3の表示時刻を検出する。本例では、時針13aと同期
して回転する円板に設けてある時の桁の識別コードを摺
動接点によって読み取ることにより時針13aの位置を
検出し、分針13bの位置は運針モータ駆動回路14か
ら出力する分針13bの駆動パルスをカウントすること
によって検出する。なお、上記の分針13bの駆動パル
スをカウントするカウンタは、分針13bが0分を表示
する位置に到達したときに検出出力を発生するセンサ
(図示せず。)の出力によりクリヤされる。22は一致
検出回路で、現在時刻計時回路1が計時する現在時刻デ
ータと指針位置検出回路21で検出される時刻表示用指
針13の表示時刻データとの一致を検出する。23は発
振回路で、水晶発振器,分周器等からなり、時刻桁上げ
タイミング信号を出力する。24は制御手段を構成する
制御回路で、CPU,ROM,RAM等からなり、各種
の動作を制御する。
【0013】図2は本発明の一実施例の正面図である。
なお、図1と同一番号のものは同一のものとする。
【0014】つぎに、図3を参照して動作を説明する。
【0015】いま、制御回路24内のRAMに設定して
ある調時フラグはオフ状態すなわち“0”になってお
り、スライドスイッチ2により現在時刻セットモードが
指定され、デジタル表示部4で現在時刻計時回路1で計
時する現在時刻が表示されているとする。
【0016】発振回路23から時刻桁上げタイミング信
号が制御回路24に入力すると(ステップ3a)、制御
回路24は調時フラグがオン状態“1”であるか判断す
る(ステップ3b)。
【0017】いま、調時フラグは“0”なので、現在時
刻計時回路1で計時する現在時刻の桁上げを行なう(ス
テップ3c)。
【0018】そして、スライドスイッチ2の指定モード
が現在時刻セットモードを指定しているので(ステップ
3d,3e)、アップダウンキー3が操作されると(ス
テップ3f)、いまの場合調時フラグが“0”なので
(ステップ3g)制御回路24は調時フラグを“1”に
して(ステップ3h)、桁上げされた現在時刻データを
記憶回路5に記憶させる(ステップ3i)。以下、記憶
回路5で記憶する時刻データをセット時刻データとす
る。
【0019】つぎに、デジタル表示部4の表示を記憶回
路5で記憶したセット時刻データに切り換える(ステッ
プ3j)。
【0020】そして、制御回路24はアップダウンキー
3の設定動作に応じてセット時刻データを書き換え(ス
テップ3k)、5分カウンタ9をクリアしスタートさせ
る(ステップ3m)。なお、デジタル表示部4では書き
換えられたセット時刻データが表示される。
【0021】この状態で時刻桁上げタイミング信号が制
御回路24に入力すると(ステップ3a)、調時フラグ
が“1”なので(ステップ3b)制御回路24は5分カ
ウンタ9の桁上げを行なう(ステップ3n)。
【0022】5分カウンタ9が5分をカウントしていな
い場合(ステップ3p)、上記と同様に現在時刻計時回
路1で計時する現在時刻の桁上げを行なう。つまり、現
在時刻セットモードでも現在時刻計時回路1の計時は行
なわれる。
【0023】そして、現在時刻セットモードに保持され
ている場合、アップダウンキー3が操作されれば上記と
同様にセット時刻データを設定するとともに5分カウン
タ9をクリアしスタートさせ、アップダウンキー3が操
作されなければステップ3aの動作に戻る。すなわち、
5分カウンタ9は現在時刻セットモードにおいてセット
時刻データの設定が終了してからの時間(本例では、5
分。)を計時するものである。
【0024】ここで、デジタル表示部4で表示してある
セット時刻データを、現在時刻としてセットする場合、
スライドスイッチ2を操作してロックモードを指定す
る。
【0025】上記のようにアップダウンキー3が操作さ
れてから5分以内にロックモードが指定されると(ステ
ップ3d)、制御回路24は調時フラグをオフ状態すな
わち“0”にし(ステップ3q)、現在時刻計時回路1
の計時時刻を記憶回路5で記憶しているセット時刻デー
タに修正する(ステップ3r)。よってデジタル表示部
4では修正された現在時刻を表示することになる。
【0026】そして、制御回路24は、指針位置検出回
路21で検出するアナログ時計表示部12の表示時刻と
現在時刻計時回路1の計時時刻とを比較し、現在時刻計
時回路1の計時時刻と比べてアナログ時計表示部12の
表示時刻が遅れている場合、一致検出回路22でそれぞ
れの時刻情報の一致が検出されるまで正転早送りパルス
を運針モータ駆動回路14から出力させアナログ時計表
示部12の表示時刻を修正する。逆に、アナログ時計表
示部12の表示時刻が進んでいる場合は、一致検出回路
22でそれぞれの時刻情報の一致が検出されるまで逆転
早送りパルスを運針モータ駆動回路14から出力させア
ナログ時計表示部12の表示時刻を修正する。
【0027】なお、上記のようにアップダウンキー3が
操作されてから5分以内にロックモードが指定されない
場合(ステップ3p)、例えば常時デジタル表示部で現
在時刻を表示させるために現在時刻セットモードに指定
しているとき、時計が倒れたりしてアップダウンキー3
が操作されてしまった場合などには、制御回路24はア
ップダウンキー3の操作が誤りであったと判断して、調
時フラグを“0”にし(ステップ3s)デジタル表示部
4の表示を現在時刻計時回路1の計時時刻に切り換える
(ステップ3t)。すなわち、アップダウンキー3が操
作されたときの時刻に5分を加えた時刻を表示すること
になる。いいかえれば、現在時刻セットモードでも計時
されていた現在時刻を表示することになる。
【0028】このように、本発明ではアップダウンキー
が操作された後、5分以内にロックモードが指定されな
い場合、設定時刻を無効にして現在時刻セットモードで
も計時している現在時刻を表示するので、現在時刻セッ
トモードを指定している際に使用者が気づかぬうちに誤
って時刻設定された場合など、誤った時刻設定や計時の
停止を防ぐことができる。
【0029】なお、上記の例ではアップダウンキーによ
り時刻を設定するようにしたが、上記の限るものでな
く、テンキー等を用いてもよく、適宜変更可能である。
【0030】また、上記ではセット時刻データが設定さ
れてから5分経過してもロックモードが指定されない場
合セット時刻データを無効にしたが、無効にするまでの
時間は5分に限らず、適宜変更可能である。
【0031】また、上記の例ではアナログ時計表示部と
デジタル表示部とを有する電子時計に本発明を用いた
が、デジタル表示部だけまたはアナログ表示部だけの電
子時計に用いても上記と同様の効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、現在時刻セットモード
を指定している際に使用者が気づかぬうちに誤って入力
操作が行なわれた場合など、例えば現在時刻セットモー
ドを指定している際に時計が倒れたり、物がぶつかった
りして調時キー等が操作された場合などに誤った時刻設
定や計時の停止を防ぐことができる。
【0033】また、上記モード設定手段をスライドスイ
ッチとすることにより、上記と同様の効果に加えて、指
定されたモードを識別しやすくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック回路図。
【図2】本発明の一実施例の正面図。
【図3】図1の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
1 計時手段 2 モード指定手段 3 設定手段 4 表示手段 5 記憶手段 24 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在時刻セットモードを含む複数のセッ
    トモードの中から所望のセットモードを指定するモード
    指定手段と、 上記モード指定手段により現在時刻セットモードが指定
    されている間も現在時刻の計時を行なう計時手段と、 上記計時手段の計時時刻を表示する表示手段と、 上記モード指定手段によって現在時刻セットモードが選
    択された状態で時刻データを設定する設定手段と、 上記設定手段によって設定された時刻データを記憶する
    記憶手段と、 上記設定手段による時刻データの設定によって上記表示
    手段の表示を上記記憶手段の時刻データに切り換え、上
    記設定手段による時刻データの設定から所望時間以内に
    上記記憶手段の時刻データが上記計時手段に設定されな
    かった場合に、上記表示手段の表示を上記計時手段の計
    時時刻表示に切り換える制御手段とを具備したことを特
    徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記モード設定手段
    はスライドスイッチであることを特徴とする電子時計。
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