JP3500743B2 - 姿勢検出機能を有する電子機器 - Google Patents

姿勢検出機能を有する電子機器

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JP3500743B2
JP3500743B2 JP30488294A JP30488294A JP3500743B2 JP 3500743 B2 JP3500743 B2 JP 3500743B2 JP 30488294 A JP30488294 A JP 30488294A JP 30488294 A JP30488294 A JP 30488294A JP 3500743 B2 JP3500743 B2 JP 3500743B2
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正良 奥山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、姿勢検出機能を有する
電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置を利用した携帯型の電子機
器は、昼間は外光により表示が視認し易いが、夜間や周
囲が暗いところでは表示装置が見にくいので、照明装置
を内蔵して液晶表示装置を照明しているものがある。そ
して、この照明装置は、ユーザが照明用スイッチを操作
することにより点灯、あるいは消灯するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、照明装
置を点灯させたいときは、夜間などで周囲が暗い場合で
あるので、目的とする照明用スイッチがどれであるか分
からず、誤って他のスイッチを操作して入力したデータ
をクリアしてしまったりする等の問題点があった。特
に、ストップウオッチ機能等を有するスポーツ用腕時計
では、照明用スイッチと間違えて他のスイッチ、例えば
スプリットスイッチを操作してスプリットタイムを計測
してしまったり、計測ストップスイッチを操作してせっ
かく計測したデータを無駄にしてしまうなどの問題があ
った。
【0004】本発明の課題は、照明が必要なときに照明
を点灯させることのできる姿勢検出機能を有する電子機
器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明の姿勢検出機
能を有する電子機器は、情報を表示する表手段と、この
表示手段を照明する照明手段と、機器の姿勢を検出する
姿勢検出手段と、この姿勢検出手段の検出結果に基づい
て照明手段を点灯させる照明駆動手段と、この照明駆動
手段の動作を有効または無効にする第1の制御手段と、
この第1の制御手段により、前記照明駆動手段の動作を
有効にさせた後、一定時間後に前記照明駆動手段の動作
を無効にさせる第2の制御手段とを備える。
【0006】 第2の発明の姿勢検出機能を有する電子
機器は、複数の動作モードの中の一つを選択するモード
選択手段と、このモード選択手段で選択されたモードの
情報を表示する表示手段と、この表示手段を照明する照
明手段と、機器の姿勢を検出する姿勢検出手段と、この
姿勢検出手段の検出結果に基づいて照明手段を点灯させ
る照明駆動手段と、前記モード選択手段によって特定モ
ードが選択されたとき、前記照明駆動手段の動作を有効
にする第1の制御手段と、この第1の制御手段により、
前記照明駆動手段の動作を有効にさせた後、一定時間後
に前記照明駆動手段の動作を無効にさせる第 2 の制御手
段とを備える。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、制御手段により照明駆動
手段の動作を有効にし、姿勢検出手段の検出結果により
照明手段を点灯、あるいは消灯させることができるの
で、ユーザは照明手段を点灯させるためのスイッチ操作
を行わなくとも、照明を点灯させて表示手段に表示され
た情報を容易に視認することができる。
【0008】第2の発明によれば、特定の動作モードが
選択されたとき、照明駆動手段の動作が有効となり、機
器が所定の姿勢となったとき照明手段が点灯されるの
で、第1の発明と同様に、ユーザが照明手段を点灯させ
るためのスイッチ操作を行わなくとも、照明手段を点灯
させて表示手段に表示された情報を視認することができ
る。さらに、モード選択手段により特定のモードが選択
されたとき、照明駆動手段の動作を有効とするようにし
たので、機器の姿勢に応じて自動的に照明手段を点灯さ
せるか否かを、ユーザが任意に選択でき、動作モードに
応じた適切な照明を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、姿勢検出機能を有するディジタル電
子腕時計1(以下、腕時計1という)の外観図である。
【0010】腕時計1は、ケース2と、日付及び時刻を
ディジタル表示する液晶表示部3と、腕時計1本体の傾
きを検出する姿勢検出スイッチ4とを有する。なお、図
示していなが、液晶表示部3の裏側には、エレクトロル
ミネセンス等からなる照明装置が設けられている。ま
た、ケース2表面に2個のスイッチS3、S4が設けら
れ、側面に、3個のスイッチS1、S2、S5が設けら
れている。
【0011】スイッチS1は、動作モードを切り換える
とき操作するモードスイッチであり、スイッチS2は、
照明を自動的にオフさせるELオートオフモードと、照
明を自動的にオンさせるELオートオンモードとを切り
換えるスイッチである。また、スイッチS3は、照明を
手動によりオンさせるためのスイッチであり、スイッチ
S4、S5は、時刻修正等のためのスイッチである。
【0012】図2は、腕時計1の回路ブロック図であ
る。同図において、発振器11で生成されるクロック信
号は、分周回路12で所定周波数のクロック信号に分周
され、CPU13に出力される。CPU13は、ROM
14に格納されている制御プログラムに従って時刻計時
処理、照明制御処理等を実行すると共に、処理結果をR
AM15に格納する。CPU13には、スイッチS1〜
S5からなるキー入力部16から出力されるキーの操作
信号及び姿勢検出スイッチ4の姿勢検出信号が入力され
ている。また、CPU13は、姿勢検出スイッチ4の姿
勢検出信号に従ってドライバ17をオン状態、あるいは
オフ状態にしてして照明装置18を点灯、または消灯さ
せると共に、表示ドライバ19を駆動して液晶表示部3
に現在時刻あるいはストップウオッチ計測時間等を表示
する。また、CPU13は、現在時刻が設定されたアラ
ーム時刻と一致したとき、スピーカ20を駆動してアラ
ーム音を報音する。
【0013】次に図3は、RAM15のレジスタの構成
を示す図である。RAM15には、液晶表示部3に表示
させる表示データを記憶する表示レジスタ31と、計時
された日付及び時刻データを記憶する現在時刻レジスタ
32と、照明が自動的にオンされてからの経過時間を計
測するための3時間タイマ33と、設定されたアラーム
時刻を記憶するアラーム時刻レジスタ34と、ストップ
ウオッチ計測時間を記憶するストップウオッチレジスタ
35と、所定の姿勢の状態が一定時間(例えば、2秒
間)続いた回数を記憶する回数レジスタ36と、所定の
姿勢の状態が続いた時間の累積値を記憶する累積時間レ
ジスタ37と、2秒間を計時するために使用される2秒
タイマ38とが設けられている。
【0014】また、この他に動作モードに対応した数値
を記憶するモードレジスタMと、照明を自動的にオンさ
せるか、それとも自動的にオフさせるかを示す情報を記
憶するレジスタN0 と、レジスタN0 の内容を一時記憶
するレジスタN1 と、ストップウオッチ計測中か否かを
示すフラグFと、照明装置18が点灯中か否かを示すフ
ラグGとが設けられている。
【0015】モードレジスタMには、動作モードが時計
モードのとき「0」が記憶され、ストップウオッチ計測
モードのとき「1」が記憶され、アラーム設定モードの
とき「2」が記憶される。また、レジスタN0 には、照
明を自動的にオフさせるように設定されているとき
「0」が記憶され、照明を自動的にオンさせるように設
定されているとき「1」が記憶される。さらに、フラグ
Fには、ストップウオッチ計測中のとき「1」が、計測
を中止しているとき「0」が設定され、フラグGには、
照明装置18が点灯中のとき「1」が、消灯のとき
「0」が設定される。
【0016】また、液晶表示部3は、図4に示すような
表示セグメントで構成されており、例えば、ストップウ
オッチ計測中には、液晶表示部3の上段にラップタイム
が表示され、下段にストップウオッチ計測時間が表示さ
れる。また、照明装置18を自動的にオン、またはオフ
させるモードに設定されているときには、ELオート表
示マーク3aが点灯してユーザに知らせるようになって
いる。
【0017】次に、姿勢検出スイッチ4の具体的構造
を、図5〜図7の断面図を参照して説明する。図5は、
腕時計1の文字盤の12時方向の断面を示す図であり、
図6は、それと直交する方向の断面を示す図である。ま
た、図7は、姿勢検出スイッチ4がオン状態のときの断
面を示す図である。
【0018】姿勢検出スイッチ4は、図5のハウジング
41の左側面がアナログ時計の文字盤の12時方向に、
右側面が6時方向に位置するように配置されている。ハ
ウジング41内部の上側には、12時方向に延びる第2
の固定接点43が設けられ、ハウジング41内部の下側
には6時方向に延びる第1の固定接点42が設けられて
おり、第2の固定接点43と対向する位置にある第1の
固定接点42の一端42aは、図5に示すように第2の
固定接点43に接近する方向(図5の上方向)に向かっ
て傾斜している。
【0019】さらに、ハウジング41内部には、導電性
球部材44a、44bが移動可能に収納されており、導
電性球部材44a、44bの直径は、第2の固定接点4
2が傾斜していない部分の第1の固定接点42と第2の
固定接点43との間の距離より小さく、かつ上方向に傾
斜している第1の固定接点42の端部42aとその上方
にある第2の固定接点43との間の距離よりも大きくな
っている。
【0020】図6は、図5のA−A断面図である。同図
に示すようにハウジング41内部の底面は、中央部にあ
る第1の固定接点42の方向に向かって傾斜する傾斜面
41bを有し、ハウジング41内部に収納されている導
電性球部材44a、44bが移動したときにも、常に第
1の固定接点42と第2の固定接点43との間で導電性
球部材44a、44bが安定するようになっている。
【0021】また、図7は、腕時計1の文字盤を見るた
めに腕を手前に傾けて、姿勢検出スイッチ4がオン状態
となったときの断面を示す図である。このとき、導電性
球部材44aは、第1の固定接点42の端部42aと第
2の固定接点43とに接触し、第1の固定接点42と第
2の固定接点43とが導通する。この姿勢検出スイッチ
4のオン、オフを検出することで、時計の液晶表示部3
を見るために、ユーザが腕を手前に傾けたか否かを検出
することができる。
【0022】次に、以上のような構成の実施例の動作
を、図8〜図10のフローチャートを参照しながら説明
する。CPU13は、通常、図8のステップS0のホル
ト状態にあり、計時タイミングとなると、ステップS2
の計時処理に進み、キー入力を検出するステップS1の
キー処理に進む。
【0023】ここで、上記ステップS1のキー処理の内
容を図9のフローチャートを参照して説明する。先ず、
図9のステップS31で、操作されたのがS1キーか否
かを判別する。この判別で、操作されたのがS1キーで
あると判別された場合には(S31、YES)、ステッ
プS32に進みモードレジスタMの値を「1」インクリ
メントする。そして、次のステップS33でモードレジ
スタMの値が「1」か、すなわち現在の動作モードがス
トップウオッチモードか否かを判別する。この判別でM
=1のストップウオッチモードであると判別された場合
には、ステップS34に進みレジスタN0 の内容をレジ
スタN1 に転送し、次のステップS35でレジスタN0
に「1」を設定して照明装置18を自動的にオンさせる
ELオートモードに設定する。
【0024】上記の処理でモードを切り換えた結果、M
=1となった場合には、レジスタN 0 に「1」が設定さ
れ、姿勢検出スイッチ4の検出結果により照明を自動的
にオンさせるELオートモードに設定される。このと
き、レジスタN0 に記憶されていた内容をレジスタN1
に退避させ、後述する処理によりストップウオッチモー
ドから抜けたときその内容をレジスタN0 に戻すように
している。
【0025】ステップS33の判別でモードレジスタM
の値が「1」ではないと判別された場合には、ステップ
S36に進みモードレジスタMの値が「2」か、すなわ
ち現在の動作モードがアラーム設定モードであるか否か
を判別する。この判別でM=2のアラーム設定モードと
判別されたときには、ステップS37に進みレジスタN
1 に退避させてある情報を元のレジスタN0 に復帰させ
る。
【0026】一方、ステップS31の判別でS1キーの
操作でないと判別された場合には、ステップS38に進
みS2キーの操作か否かを判別する。この判別で、S2
キーの操作であると判別された場合には、次のステップ
S39でモードレジスタMの値が「0」か否かを判別
し、M=0と判別されたとき、つまりM=0の時計モー
ドにおいてS2キーが操作された場合には、ステップS
40に進みレジスタN0の値を反転させ、さらに次のス
テップS41で3時間タイマ33をクリアする。
【0027】一方、ステップS39の判別でモードレジ
スタMの値がM≠0であると判別された場合には、ステ
ップS42に進みモードレジスタMの値が「1」か否
か、すなわちM=1のストップウオッチモードにおいて
S2キーが操作されたか否かを判別する。この判別でM
=1と判別された場合には、次のステップS43でフラ
グFを反転させる。
【0028】すなわち、M=1のストップウオッチモー
ドでは、S2キーを操作してストップウオッチ計測をス
タート、あるいはストップさせることができる。ステッ
プS38の判別で、操作されたのがS2キーではないと
判別された場合には、ステップS44に進みS3キーの
操作か否かを判別する。この判別で操作されたのがS3
キーであると判別された場合には、フラグGを「1」に
して照明装置18を点灯させる。
【0029】また、ステップS44の判別で、操作され
たのがS3キーではないと判別された場合には、S4、
S5キー等が操作された場合であり、その場合には、ス
テップS46の他のキー処理を実行する。
【0030】ここで、図10を参照してS1キーが操作
されたときの動作モードの切り換えについて説明する。
先ず、日付及び現在時刻を表示する時計モード(図1
0、(a) )においてS1キーが操作されると、同図(b)
に示すストップウオッチモードに切り換わる。このスト
ップウオッチモードにおいてS2キーを操作すると、ス
トップウオッチ時間の計測がスタート、あるいはストッ
プされる。
【0031】また、ストップウオッチモードにおいてS
1キーが操作されると、同図(c) に示すアラーム設定モ
ードに切り換わる。このアラーム設定モードでは、アラ
ーム時刻の設定、解除等を行うことができる。さらに、
アラームモードにおいてS1キーが操作されると、時計
モードに戻る。
【0032】図8に戻り、CPU13がホルト状態のと
きに計時タイミングとなると、ステップS2の計時処理
が実行される。この計時処理では、分周回路12から出
力されるクロック信号に基づいて時刻を計時し、得られ
る日付及び時刻データを現在時刻レジスタ32に格納す
る。次のステップS3でフラグFが「1」か否か、すな
わちストップウオッチ計測中か否かを判別する。フラグ
F=1で、ストップウオッチ計測中であれば、ステップ
S4に進み時間計測処理を実行する。この時間計測処理
では、分周回路12から出力されるクロック信号をカウ
ンタ等で計数してストップウオッチ時間の計測をスター
トしてからの経過時間を計測し、計測結果をストップウ
オッチレジスタ35に格納する。
【0033】ステップS3の判別がNOのとき、または
ステップS4の次には、ステップS5に進み現在時刻が
設定されたアラーム時刻と一致するか否かを判別する。
この判別で現在時刻がアラーム時刻と一致した場合には
(S5、YES),次のステップS6でスピーカ20を
駆動してアラーム音を報音する。
【0034】次に、ステップS7でレジスタN0
「1」か否かを判別する。レジスタN0=1であれば、
すなわち照明装置18を自動的にオンさせるモードが設
定されている場合には(S7、YES)、次のステップ
S8で3時間タイマ33を「1」インクリメントし、さ
らにステップS9で3時間タイマ33で計測された時間
が3時間に達したか否かを判別する。この判別で3時間
に達したと判別されたなら(S9、YES)、レジスタ
0 に「0」を設定して照明装置18を自動的にオフさ
せるELオートオフモードに切り換える。
【0035】すなわち、照明装置18を自動的にオンさ
せるモードに設定されている場合でも、そのモードに設
定されてから3時間が経過したなら、ELオートオフモ
ードに切り換え照明装置18を自動的にオフさせるよう
になっている。
【0036】ステップS9の判別で、3時間が経過して
いないと判別された場合には(S9、NO)、ステップ
S11に進みフラグGが「1」か否かを判別する。この
判別でフラグG=1と判別されたなら、次のステップS
12で照明装置18を点灯させ、さらにステップS13
で2秒タイマ38を「1」インクリメントする。その
後、ステップS14で2秒タイマ38の値が2秒に達し
たか否かを判別し、その値が2秒となったなら、ステッ
プS15でフラグGに「0」を設定し、さらにステップ
S16で回数及び累積レジスタ36及び37をクリアす
る。
【0037】すなわち、照明装置18を自動的にオンさ
せるモードにおいては、照明装置18を点灯させてら2
秒間経過すると自動的に消灯するようになっている。そ
の後、ステップS17で姿勢検出スイッチ4の出力信号
である姿勢検出信号が検出されたか否かを判別し、姿勢
検出信号が検出されたなら、ステップS18に進み検出
処理を実行する。
【0038】ここで、ステップS18の検出処理の内容
を、図11のフローチャートを参照して説明する。先
ず、図11のステップS51で、姿勢検出スイッチ4が
オンした回数をカウントし、カウント結果を回数レジス
タ36に格納する。さらに、次のステップS52で、姿
勢検出スイッチ4がオンした時間の累計をカウントし、
カウント結果を累積レジスタ37に格納する。そして、
ステップS53で回数レジスタ36の値が「5回」を超
えているか否かを判別し、回数が5回以下の場合には、
ステップS54に進み累積レジスタR37の累計時間が
「250ms」を超えているか否かを判別する。
【0039】ステップS53で、姿勢検出スイッチ4が
オンした回数が5回を超えたと判別された場合、または
ステップS54で、姿勢検出スイッチ4のオン時間の累
計が250msを超えたと判別された場合には、腕時計1
が所定の姿勢となったもの、例えばユーザが腕時計を手
前に傾ける姿勢を取ったものと判断し、ステップS55
でフラグGに「1」を設定して照明装置18を点灯させ
る。
【0040】他方、姿勢検出スイッチ4のオン時間の累
計が250ms以下のときには、腕時計1が所定の姿勢に
ならなかったものと判断してそこで処理を終了する。こ
のように、姿勢検出スイッチ4がオンした回数が所定回
数(実施例では5回)、あるいはオン時間の累計が所定
時間(実施例では250ms)を超えたとき、姿勢検出ス
イッチ4がオンされたものと判断することにより、オン
状態、あるいはオフ状態を安定して維持することが難し
い構造の姿勢検出スイッチ等のスイッチの状態を正確に
検出することができる。
【0041】以上のようにして図8のステップS18の
検出処理が終了したなら、次にステップS19の表示処
理を実行する。この表示処理では、例えばそのときの動
作モードがストップウオッチモードであれば、計測中の
ストップウオッチ時間を液晶表示部3に表示する。
【0042】次に、図12及び図13は、姿勢検出スイ
ッチ4の出力波形を示す図である。なお、同図は姿勢検
出スイッチ4がオン状態のときハイレベルの信号が出力
され、オフ状態のときローレベルの信号が出力された場
合を示している。図12は、姿勢検出スイッチ4が繰り
返しオン、オフした場合の姿勢検出信号の信号波形を示
しており、オンが6回以上繰り返されると、前述した処
理によりユーザが腕を手前に傾けたものと判断して照明
装置18を点灯させる。
【0043】また、図13は、姿勢検出スイッチ4のオ
ン、オフの回数が5回以下で、オン時間の累計が250
msを超えた場合の姿勢検出信号の信号波形を示してお
り、オン時間の累計が250msを超えると、ユーザが液
晶表示部3の表示を見るために腕を手前に傾けたものと
判断し、照明装置18を点灯させる。
【0044】なお、上記実施例は、本発明を電子腕時計
に適用した場合について説明したが、腕時計以外の他の
電子機器にも適用できる。また、姿勢検出スイッチ4も
実施例に述べた構造のスイッチに限らず他の構造のスイ
ッチでもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、機器の姿勢に応じて照
明を点灯、あるいは消灯させる際に、照明を点灯させる
か否かをユーザが制御できるようにしたので、照明を点
灯させる必要がある場合のみ自動的に点灯させることが
でき、より使い易い姿勢検出機能を有する電子機器を実
現できる。また、照明の点灯、消灯の制御を有効にする
モードと、それ以外のモードを選択できるようにしたの
で、動作モードに応じて照明を自動的に点灯させるか否
かを選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の外観正面図である。
【図2】実施例の回路ブロック図である。
【図3】RAMのレジスタの構成を示す図である。
【図4】液晶表示部の構成を示す図である。
【図5】姿勢検出スイッチの断面図である。
【図6】姿勢検出スイッチの断面図である。
【図7】姿勢検出スイッチがオン状態のときの断面図で
ある。
【図8】実施例の全体の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】キー処理のフローチャートである。
【図10】表示状態の説明図である。
【図11】検出処理のフローチャートである。
【図12】姿勢検出スイッチの検出信号を示す図であ
る。
【図13】姿勢検出スイッチの検出信号を示す図であ
る。
【符号の説明】
S1〜S5 キー 3 液晶表示部 4 姿勢検出スイッチ 13 CPU 18 照明装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04G 1/00 G04G 9/00 G04B 19/30 H01H 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示する表手段と、 この表示手段を照明する照明手段と、 機器の姿勢を検出する姿勢検出手段と、 この姿勢検出手段の検出結果に基づいて前記照明手段を
    点灯させる照明駆動手段と、 この照明駆動手段の動作を有効または無効にする第1の
    制御手段と、 この第1の制御手段により、前記照明駆動手段の動作を
    有効にさせた後、一定時間後に前記照明駆動手段の動作
    を無効にさせる第 2 の制御手段と、 を有することを特徴とする姿勢検出機能を有する電子機
    器。
  2. 【請求項2】 複数の動作モードの中の一つを選択する
    モード選択手段と、 このモード選択手段で選択されたモードの情報を表示す
    る表示手段と、 この表示手段を照明する照明手段と、 機器の姿勢を検出する姿勢検出手段と、 この姿勢検出手段の検出結果に基づいて前記照明手段を
    点灯させる照明駆動手段と、 前記モード選択手段によって特定モードが選択されたと
    き、前記照明駆動手段の動作を有効にする第1の制御手
    段と、 この第1の制御手段により、前記照明駆動手段の動作を
    有効にさせた後、一定時間後に前記照明駆動手段の動作
    を無効にさせる第 2 の制御手段と、 を有することを特徴とする姿勢検出機能を有する電子機
    器。
JP30488294A 1994-07-07 1994-12-08 姿勢検出機能を有する電子機器 Expired - Lifetime JP3500743B2 (ja)

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JP30488294A JP3500743B2 (ja) 1994-12-08 1994-12-08 姿勢検出機能を有する電子機器
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