JPH08147547A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH08147547A
JPH08147547A JP29002294A JP29002294A JPH08147547A JP H08147547 A JPH08147547 A JP H08147547A JP 29002294 A JP29002294 A JP 29002294A JP 29002294 A JP29002294 A JP 29002294A JP H08147547 A JPH08147547 A JP H08147547A
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JP
Japan
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product storage
partition plate
product
heat insulating
cooling
Prior art date
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Application number
JP29002294A
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English (en)
Inventor
Akira Sekiguchi
亮 関口
Shunji Ubukata
俊二 生方
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本願発明は、冷却及び加温を効率的に行うと
ともに、断熱仕切壁を移動するのみでコールド室にする
かホット室にするか設定でき、設定し忘れることのない
自動販売機を提供することを目的としている。 【構成】 本発明は、商品を収納する商品収納コラム5
を複数内設した断熱構造の商品収納庫3、商品収納コラ
ム5と商品収納コラム5との間の任意の位置に移動可能
で商品収納庫3を分割する断熱仕切板21と、該断熱仕
切板21によって仕切られた一方の商品収納庫3内を冷
却する冷却装置15と、他方の商品収納庫内を加温する
加温装置17と、前記断熱仕切板21の設置位置を検出
する検出装置27a,27b,27c,27dと、該検
出装置27a,27b,27c,27dからの信号に基
づき前記冷却装置15及び加温装置17を制御する制御
装置とを備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶入りコーヒーなどのよ
うに、コールド商品とホット商品とを販売可能な自動販
売機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機としては実開昭63
ー147674号公報に開示されているものがある。こ
の自動販売機は、庫内を断熱仕切壁にて仕切って複数の
商品収納室を形成し、右側の商品収納室にはエバポレー
タとヒータを配し、中央の商品収納室には、ヒータのみ
を配し、左側の商品収納室にはエバポレータのみを配
し、そして左側と中央の商品収納室との仕切壁にはダン
パーを備える連通口を上下に設け、右側の商品収納室は
エバポレータとヒータの選択使用によるホットオアコー
ルド室に、そして左側を中央の商品収納室においてはダ
ンパーを開くと両室ともコールド室又はホット室とな
り、一方ダンパーを閉じると各室が独自にコールド室と
ホット室となる切換使用を可能としている。
【0003】しかし、上記公報に開示する自動販売機で
は、商品収納室のコールド室とホット室との切換を行う
のにダンパー装置を必要とし、また対象となる断熱仕切
壁には連通口を設けねばならず、またコールド室とホッ
ト室を1対3や2対2や3対1等に比率に切換可能とす
ると複数の断熱仕切壁及びダンパー装置が必要となり、
部品数が多く構成的にも複雑となりコスト的にも高くな
る。
【0004】そこで、特開平5ー334542号公報に
示されるように、複数の商品収納コラムを左右に間隙を
設けて配設し、断熱仕切板を商品収納コラム間の間隙に
任意に挿脱自在として、商品収納室のコールド室とホッ
ト室との比率を変更させる構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5ー334542号公報に記載に自動販売機では、商品
収納室のコールド室とホット室との比率が変更しても冷
却装置及び加温装置の運転量は変わらないので、冷却し
過ぎや冷却不足などの効率的な冷却及び加温ができな
い。また、商品収納室全体を、コールド室もしくは、ホ
ット室にする際には、右端のレール部に断熱仕切壁を収
納することにより、商品収納室を仕切壁によって仕切ら
れない一体空間として、冷却装置のみを運転させること
によってコールド室とし、ヒータのみを運転させること
によりホット室としている。よって、断熱仕切壁を移動
した後に、制御装置により、冷却装置を運転させるか、
ヒータを運転させるかを設定しなければならない。ま
た、設定し忘れてしまうと、一つの庫内に冷却と加温を
同時に行ってしまう。
【0006】そこで、冷却及び加温を効率的に行うとと
もに、断熱仕切壁を移動するのみでコールド室にするか
ホット室にするか設定でき、設定し忘れることのない自
動販売機を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、商品を収納する商品収納コラムを複数内設
した断熱構造の商品収納庫と、商品収納コラムと商品収
納コラムとの間の任意の位置に移動可能で商品収納庫を
分割する断熱仕切板と、該断熱仕切板によって仕切られ
た一方の商品収納庫内を冷却する冷却装置と、他方の商
品収納庫内を加温する加温装置と、前記断熱仕切板の設
置位置を検出する検出装置と、該検出装置からの信号に
基づき前記冷却装置及び加温装置を制御する制御装置と
を備えた構成である。
【0008】また、商品を収納する商品収納コラムを複
数内設した断熱構造の商品収納庫と、商品収納コラムと
商品収納コラムとの間もしくは、商品収納コラムと商品
収納庫との間の任意の位置に移動可能で商品収納庫を任
意の大きさの2庫内もしくは1庫内に設定する断熱仕切
板と、2庫内の際に該断熱仕切板によって仕切られた一
方の商品収納庫内を冷却する冷却装置と、他方の商品収
納庫内を加温する加温装置と、前記断熱仕切板の設置位
置から1庫内となったことを検出する検出装置と、該検
出装置からの信号に基づき前記冷却装置もしくは加温装
置の何れか一方のみを運転する制御装置とを備えたもの
である。
【0009】また、商品を収納する商品収納コラムを複
数内設した断熱構造の商品収納庫と、商品収納コラムと
商品収納庫の一方の壁面との間及び商品収納コラムと前
記壁面と対向する他方の壁面との位置に移動可能な断熱
仕切板と、商品収納庫内を冷却する冷却装置と、商品収
納庫内を加温する加温装置と、前記断熱仕切板が商品コ
ラムと商品収納庫の一方の壁面との間に位置しているこ
とと前記断熱仕切板が商品コラムと商品収納庫の他方の
壁面との間に位置していることを検知する検知装置と、
該検知装置が前記断熱仕切板の位置を商品コラムと商品
収納庫の一方の壁面との間に位置していると検知すると
前記冷却装置のみを運転し、前記検知装置が前記断熱仕
切板の位置を商品コラムと商品収納庫の他方の壁面との
間に位置していると検知すると前記加温装置のみを運転
する制御装置とを備えたものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、冷却及び加温の度合を断熱仕
切板の移動に基づく庫内の大きさによって、変更できる
ので簡単に、しかも冷却加温不足や、冷却加温のし過ぎ
からなるエネルギーの浪費を少なくすることができる。
また、商品収納庫内を1庫内とした際の冷却装置または
加温装置の運転切換を断熱仕切板の移動によって行うこ
とができるので、簡単でしかも確実に冷却または加温の
切換を行うことができる。
【0011】さらに、商品収納庫内を1庫内とした際の
断熱仕切板の位置により冷却を行うか、加温を行うかの
設定変更ができ、簡単でしかも確実に冷却と加温との設
定変更を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。1は自動販売機本体にして断熱壁2にて囲まれた
商品収納庫3と仕切壁2bで区切った下部の機械室4よ
りなる。商品収納庫3内には商品収納コラム5が複数横
方向に並設されている。この商品収納コラム5は例えば
サーペンタイン構造となっているものが使用され、そし
て各列において商品収納コラム5は前後に複数組(4
つ)重なった構造となっている。缶入りコーヒー等円筒
状の商品は各商品収納コラム5の上部投入口6より投入
されて商品収納コラム5内を転動落下し補充収納され
る。そして商品収納コラム5内の商品は、販売指令が発
すると最下部のものから順次、各商品収納コラム5の商
品は販売指令が発すると最下部のものから順次、各商品
収納コラム5の下部に設けた販売機構5aの動作によっ
て送出され、商品シュート7を滑り落ち、庫内断熱扉8
に設けた販売口9を通り抜け、前面扉11に設けた中央
の商品取出口12へと送出される。
【0013】ところで、機械室4内には圧縮機、凝縮器
などからなるコンデンシングユニット13が収納される
とともに循環ファン(図示せず)及び冷却器14からな
る冷却装置aを配した冷却器室15と、循環ファン(図
示せず)及びヒータ16とからなる加温装置bを配した
ヒータ室17とが設けられている。そして冷却器室15
は、図3から見て左端の商品収納コラム5の下端に対応
する仕切壁2bに設けた冷気の送風口15A及び吸風口
15Bを介して商品収納庫3内と連通している構造とな
っている。
【0014】ヒータ室17は、図3から見て右端の商品
収納コラム5の下端に対応する仕切壁2bに設けた暖気
の送風口17A及び吸風口17Bを介して商品収納庫3
内と連通している構造となっている。21は商品収納庫
3内を左右二つの商品収納室22A,22Bに区割する
ための断熱仕切板にして、任意の商品収納コラム5と商
品収納コラム5との間隙10に挿脱自在としている。そ
して各間隙10において、その上下部には断熱仕切板2
1を案内し保持するための支持手段、例えばレール部2
5、25が配設されている。したがって、この断熱仕切
板21を差し込む位置によって大きさが自由に変わる商
品収納室22A,22Bを左右に形成することができ
る。したがって、図3に示すように左側から3番目のレ
ール部25、25に断熱仕切板21を装着すると、左側
の商品収納室22Aを右側の商品収納室22Bより大き
いものとする商品収納庫3内の部屋区割が簡単に行え
る。そして左側の商品収納室22Aには冷却室15から
の冷気が導かれてコールド室となり、一方右側の商品収
納室22Bにはヒータ室17からの温風が導かれてホッ
ト室となる。
【0015】ところで商品収納庫3内には前記レール部
25、25と別のレール部26、26が図3において、
商品収納庫3の右側壁内面と一番右側に位置する商品収
納コラムとの間にに位置する間隙10のところに設けら
れている。このレール部26、26は商品収納庫3内を
区割する必要がないときに、この断熱仕切板21を仕舞
い込むためのものである。したがって、この場合には商
品収納庫3はコールド室又はホット室として全室が利用
される。なお、このレール部26、26は商品収納庫3
内の左側部に配設する構成であっても良い。
【0016】そして、各レール部25、25及びレール
部26、26に対応して、各レール部25、25(2
6、26)間の商品収納庫3の庫内側の背面3aに検出
装置である検知スイッチ27(左端のレール部から順に
27a、27b、27c、27d、27eとする。)を
設けている。検知スイッチ27は、断熱仕切板21が挿
入されるとONとなり、断熱仕切板21が無くなるとO
FFする構成である。
【0017】庫内断熱扉8は通常商品収納庫3の前面を
閉塞し、庫内の仕切の変更あるいは商品補充時等に、ロ
ック装置28の解錠により自由に開かれる。また庫内断
熱扉8の前部に位置する前面扉11には、その正面側に
商品サンプルの展示室29、商品サンプルに対応して設
けた図示しない商品選択ボタン、貨幣の投入及び返却を
指示する貨幣投入返却部31、商品取出口12が設けら
れ、一方裏面側には、前記貨幣投入返却部31と接続さ
れている貨幣処理装置33や電装部品34が設けられて
いる。
【0018】電装部品34には、図4に示す制御装置3
5が収納されており、制御装置35は、冷却装置a、加
温装置b、販売機構5a、検知スイッチ27、貨幣処理
装置33が接続されている。制御装置35は、図示しな
い庫内の温度センサに基づき冷却装置a及び加温装置b
を制御して、商品収納庫3内の温度制御を行うと共に、
貨幣処理装置33からの信号に基づき商品の選択を可能
とし、選択された商品に対応する販売機構5aを駆動す
ることにより商品販売の制御を行う。また、図示しな
い、設定装置により、商品の価格設定や、冷却温度の設
定や、加温温度の設定などの各種設定を行う。さらに、
検知スイッチ27に基づき冷却装置a及び加温装置bの
運転制御を行う。
【0019】以上の構成により、所望の広さの商品収納
室22A、22Bを商品収納庫3内に左右に設けるよう
に断熱仕切板21をレール部25、25に差入れ区割り
形成する。そして冷却飲料のニーズが高くなる夏場、あ
るいは加温飲料のニーズが高くなる冬場に、それぞれコ
ールド室あるいはホット室の割合を多くしようとする際
には前面扉11、庫内断熱扉8を開放し、図3のように
断熱仕切板21を引き出し、別のレール部に25、25
に差入れ換えれば簡単にコールド室とホット室の比率を
変更できる。そして庫内断熱扉8、前面扉11を閉めて
販売準備ができる。
【0020】断熱仕切壁21にて左右に仕切られる左側
の商品収納室22A、および右側の商品収納室22Bと
も、内部は庫内仕切壁の一切無い1室の空間となるの
で、冷気また温風の効率的な循環が行われ、冷却効果及
び加温効果がアップする。そして、商品収納庫3内を全
てコールド室あるいはホット室として使用することで、
不必要となる断熱仕切板21は右端のレール部26、2
6に差入れることで邪魔にならないよう商品収納庫3内
に仕舞い込むことができ、断熱仕切板21の収納部所を
考慮する必要性もない。
【0021】次に本発明の特徴である検知スイッチ27
に基づく制御装置35の制御を図4にて示すフローチャ
ートを用いて説明すると、まず、一番左側のレール部2
5、25に、断熱仕切板21を挿入すると、一番左側に
位置する一つの商品収納コラム5に対応した商品収納庫
3内がコールド室となり、残りの4つの商品収納コラム
5に対応する商品収納庫3内がホット室となる。そし
て、断熱仕切板21により、検知スイッチ27aが駆動
される。検知スイッチ27aが駆動されるとフローチャ
ートのステップS1において、検知スイッチ27aがO
Nしたと判断され、ステップS6に進み、冷却装置aの
運転を最大冷却時の60%に制御する。具体的には、循
環ファンの回転速度を最大回転時の60%に低下させ
る。もしくは、圧縮機に動作時間を60%に制御する。
次に、ステップS11に進み、加温装置bの運転を10
0%にして最大加温状態とする。具体的には、循環ファ
ンの回転速度を100%とする。若しくは、ヒータの動
作時間を100%とする。
【0022】次に、左から2番目のレール部25、25
に、断熱仕切板21を挿入すると、左側から2つの商品
収納コラム5に対応した商品収納庫3内がコールド室と
なり、残りの3つの商品収納コラム5に対応する商品収
納庫3内がホット室となる。そして、断熱仕切板21に
より、検知スイッチ27bが駆動される。検知スイッチ
27bが駆動されるとフローチャートのステップS2に
おいて、検知スイッチ27bがONしたと判断され、ス
テップS7に進み、冷却装置aの運転を最大冷却時の7
0%に制御する。具体的には、循環ファンの回転速度を
最大回転時の70%に低下させる。もしくは、圧縮機に
動作時間を70%に制御する。次に、ステップS12に
進み、加温装置bの運転を90%に制御する。具体的に
は、循環ファンの回転速度を90%とする。若しくは、
ヒータの動作時間を90%とする。
【0023】次に、左から3番目のレール部25、25
に、断熱仕切板21を挿入すると、左側から3つの商品
収納コラム5に対応した商品収納庫3内がコールド室と
なり、残りの2つの商品収納コラム5に対応する商品収
納庫3内がホット室となる。そして、断熱仕切板21に
より、検知スイッチ27cが駆動される。検知スイッチ
27cが駆動されるとフローチャートのステップS3に
おいて、検知スイッチ27cがONしたと判断され、ス
テップS8に進み、冷却装置aの運転を最大冷却時の8
0%に制御する。具体的には、循環ファンの回転速度を
最大回転時の80%に低下させる。もしくは、圧縮機に
動作時間を80%に制御する。次に、ステップS13に
進み、加温装置bの運転を80%に制御する。具体的に
は、循環ファンの回転速度を80%とする。若しくは、
ヒータの動作時間を80%とする。
【0024】次に、左から4番目のレール部25、25
に、断熱仕切板21を挿入すると、左側から4つの商品
収納コラム5に対応した商品収納庫3内がコールド室と
なり、残りの1つの商品収納コラム5に対応する商品収
納庫3内がホット室となる。そして、断熱仕切板21に
より、検知スイッチ27dが駆動される。検知スイッチ
27dが駆動されるとフローチャートのステップS4に
おいて、検知スイッチ27dがONしたと判断され、ス
テップS9に進み、冷却装置aの運転を最大冷却時の9
0%に制御する。具体的には、循環ファンの回転速度を
最大回転時の90%に低下させる。もしくは、圧縮機に
動作時間を90%に制御する。次に、ステップS14に
進み、加温装置bの運転を70%に制御する。具体的に
は、循環ファンの回転速度を70%とする。若しくは、
ヒータの動作時間を70%とする。
【0025】次に、一番右側のレール部26、26に、
断熱仕切板21を挿入すると、商品収納庫3は、1つの
庫内になる。そして、断熱仕切板21により、検知スイ
ッチ27bが駆動される。検知スイッチ27eが駆動さ
れるとフローチャートのステップS5において、検知ス
イッチ27eがONしたと判断され、ステップS10に
進み、冷却装置aの運転を最大冷却時の100%に制御
する。具体的には、循環ファンの回転速度を最大回転さ
せる。もしくは、圧縮機の動作時間を最大運転させる。
次に、ステップS15に進み、加温装置bの運転を停止
する。なお、本実施例においては、商品収納庫3が1庫
内となったときには、コールド室とする構成であるが、
前述した設定装置により、1庫内となったときの設定を
ホット室とすることを事前に設定しておくことにより、
加温装置のみを運転させることも可能である。
【0026】またさらに、図3において、商品収納庫3
の左側壁内面と一番左側に位置する商品収納コラム5と
の間にレール部を設けることにより、一番右側のレール
部に断熱仕切板21を収納して商品収納庫3を1庫内と
した際には、加温装置のみを運転し、一番左側のレール
部に断熱仕切板21を収納して商品収納庫3を1庫内と
した際には、冷却装置のみを運転させることにより、商
品収納庫3を1庫内とした際の設定を前記設定装置を用
いて冷却または加温と事前に設定することが無く確実で
任意に設定変更することができる。
【0027】以上の様に、断熱仕切板の設定位置に基づ
き冷却及び加温装置を運転させることにより、冷却及び
加温を庫内の大きさによって効率的に行うとともに、断
熱仕切板を移動するのみでコールド室にするかホット室
にするか設定でき、設定し忘れることのない自動販売機
を提供することができる。なお、本実施例においては、
商品収納コラムを横方向に複数列並べた構成であるが、
上下方向としても良い。また、冷却装置及び、加温装置
の送風口及び吸風口を下部の仕切壁に設けた構成である
が、商品収納庫の両側壁に設けることも考えられる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、冷却及び加温の
度合を断熱仕切板の移動に基づく庫内の大きさによっ
て、変更できるので簡単に、しかも冷却加温不足や、冷
却加温のし過ぎからなるエネルギーの浪費を少なくする
ことができる。また、商品収納庫内を1庫内とした際の
冷却装置または加温装置の運転切換を断熱仕切板の移動
によって行うことができるので、簡単でしかも確実に冷
却または加温の切換を行うことができる。
【0029】さらに、商品収納庫内を1庫内とした際の
断熱仕切板の位置により冷却を行うか、加温を行うかの
設定変更ができ、簡単でしかも確実に冷却と加温との設
定変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機本体の正面斜視図である。
【図2】自動販売機の前面扉と断熱扉を開放した状態を
正面斜視図である。
【図3】商品収納庫の正面図である。
【図4】制御装置のブロック図である。
【図5】検知スイッチの検知信号に基づき冷却装置及び
加温装置の運転を制御する制御装置のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 3 商品収納庫 5 商品収納コラム 21 断熱仕切板 27 検知スイッチ 35 制御装置 a 冷却装置 b 加温装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を収納する商品収納コラムを複数内
    設した断熱構造の商品収納庫と、商品収納コラムと商品
    収納コラムとの間の任意の位置に移動可能で商品収納庫
    を分割する断熱仕切板と、該断熱仕切板によって仕切ら
    れた一方の商品収納庫内を冷却する冷却装置と、他方の
    商品収納庫内を加温する加温装置と、前記断熱仕切板の
    設置位置を検出する検出装置と、該検出装置からの信号
    に基づき前記冷却装置及び加温装置を制御する制御装置
    とを備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 商品を収納する商品収納コラムを複数内
    設した断熱構造の商品収納庫と、商品収納コラムと商品
    収納コラムとの間もしくは、商品収納コラムと商品収納
    庫との間の任意の位置に移動可能で商品収納庫を任意の
    大きさの2庫内もしくは1庫内に設定する断熱仕切板
    と、2庫内の際に該断熱仕切板によって仕切られた一方
    の商品収納庫内を冷却する冷却装置と、他方の商品収納
    庫内を加温する加温装置と、前記断熱仕切板の設置位置
    から1庫内となったことを検出する検出装置と、該検出
    装置からの信号に基づき前記冷却装置もしくは加温装置
    の何れか一方のみを運転する制御装置とを備えたことを
    特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 商品を収納する商品収納コラムを複数内
    設した断熱構造の商品収納庫と、商品収納コラムと商品
    収納庫の一方の壁面との間及び商品収納コラムと前記壁
    面と対向する他方の壁面との位置に移動可能な断熱仕切
    板と、商品収納庫内を冷却する冷却装置と、商品収納庫
    内を加温する加温装置と、前記断熱仕切板が商品コラム
    と商品収納庫の一方の壁面との間に位置していることと
    前記断熱仕切板が商品コラムと商品収納庫の他方の壁面
    との間に位置していることを検知する検知装置と、該検
    知装置が前記断熱仕切板の位置を商品コラムと商品収納
    庫の一方の壁面との間に位置していると検知すると前記
    冷却装置のみを運転し、前記検知装置が前記断熱仕切板
    の位置を商品コラムと商品収納庫の他方の壁面との間に
    位置していると検知すると前記加温装置のみを運転する
    制御装置とを備えたことを特徴とする自動販売機。
JP29002294A 1994-11-24 1994-11-24 自動販売機 Pending JPH08147547A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109082A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の制御方法

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JP2003109082A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の制御方法
JP4622202B2 (ja) * 2001-09-27 2011-02-02 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機の制御方法

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