JPH08147062A - コンピュータのパスワード照会方法 - Google Patents

コンピュータのパスワード照会方法

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JPH08147062A
JPH08147062A JP6312579A JP31257994A JPH08147062A JP H08147062 A JPH08147062 A JP H08147062A JP 6312579 A JP6312579 A JP 6312579A JP 31257994 A JP31257994 A JP 31257994A JP H08147062 A JPH08147062 A JP H08147062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
password
boot sector
master boot
function
computer
Prior art date
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Pending
Application number
JP6312579A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasubumi Maie
泰文 真家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH08147062A publication Critical patent/JPH08147062A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セキュリティ機能を持たないコンピュータに
も容易にセキュリティ機能を付加できるようにする。 【構成】 オペレーティングシステムを起動させるため
のマスタブートセクタを、パスワードの確認機能を有す
るパスワード機能付マスタブートセクタとする。コンピ
ュータ起動時は、先ず、BIOSがパスワード機能付マ
スタブートセクタを読み込み、制御を移行する(ステッ
プS1、2)。次に、パスワード機能付マスタブートセ
クタが照会処理を行い(ステップS6)、照会処理が終
了すると、オリジナルマスタブートセクタに制御を移行
させる(ステップS8)。オリジナルマスタブートセク
タは、オペレーティングシステムの起動処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セキュリティ機能を持
たない小型のコンピュータシステムにおいて、特別なハ
ードウェアの追加を行わずにセキュリティ機能を付与す
るコンピュータのパスワード照会方法に関する。
【0002】
【従来の技術】小型のコンピュータシステムにおけるセ
キュリティ機能には、ROM BIOS(基本入出力シ
ステム)により実現している場合と、オペレーティング
システムにより実現している場合の二つの方法が一般的
である。セキュリティ機能は、ユーザの識別子(ID)
と合言葉(パスワード)の組合せにより管理される。そ
して、コンピュータシステムを操作しようとした場合、
オペレータは、ユーザIDおよびパスワードを入力する
ことにより、初めてシステムの利用が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記二
つの方法では以下に述べる問題があった。 ROM BIOSで実現する場合、ROM BIOS
そのものを変更することが必要であるが、既に完成され
た製品についての変更は非常に困難である。 オペレーティングシステムで実現する場合、オペレー
ティングシステムの基本設計時に機能を組み込む必要が
あり、この機能を持たないオペレーティングシステムで
は実現が非常に困難であり、実現するには個別に対応す
る必要がある。
【0004】このため、セキュリティ機能を持たないコ
ンピュータであっても、容易にこのセキュリティ機能を
付与することのできるコンピュータのパスワード照会方
法の実現が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコンピュータの
パスワード照会方法は、前述の課題を解決するために、
記憶装置に設けられ、コンピュータの起動時、オペレー
ティングシステムを起動させるためのマスタブートセク
タを、パスワードの確認機能を有するパスワード機能付
マスタブートセクタとし、コンピュータを起動させる場
合、先ず、パスワード機能付マスタブートセクタにより
パスワードの照会処理を行い、この照会結果が正しかっ
た場合は、そのコンピュータを起動するようにしたもの
である。
【0006】
【作用】本発明のコンピュータのパスワード照会方法に
おいては、コンピュータを起動する場合、先ず、パスワ
ード機能付マスタブートセクタを読み込み、このパスワ
ード機能付マスタブートセクタによって、パスワードの
照会処理を行う。そして、パスワードの照会結果が正し
かった場合は、コンピュータの起動処理に移行する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明のコンピュータのパスワード照
会方法の実施例を示すフローチャートであるが、これに
先立ち、本発明のコンピュータのパスワード照会方法を
実施するための要素の説明を行う。本発明は、以下の要
素で構成されている。 (1) パスワード機能付のマスタブートセクタ (2) オリジナルマスタブートセクタの退避 (3) 未使用(リザーブ)領域
【0008】図2は、マスタブートセクタのハードディ
スク上の配置を示す説明図であり、(a)は一般的な配
置、(b)は本実施例を適用した場合の配置を示してい
る。(a)に示す記憶装置は、ハードディスク装置にお
ける一例であり、その先頭シリンダ/先頭ヘッドの先頭
セクタに、マスタブートセクタが割り当てられており、
他の領域は未使用(リザーブ)領域となっている。マス
タブートセクタは、ハードディスク装置の先頭に配置さ
れ、ハードディスク装置に格納されているオペレーティ
ングシステムを起動させるためのものである。即ち、ハ
ードディスク装置において、起動可能なパーティション
を選択し、起動可能なパーティションのブートセクタを
読み込み、実行する機能を持っている。
【0009】そして、マスタブートセクタが配置される
先頭シリンダのヘッド0には、マスタブートセクタ以外
は使用されず未使用(リザーブ)領域になっており、本
発明は、この未使用領域を利用して実現するものであ
る。
【0010】図2(b)に示す配置は以下の手順で実現
される。 オリジナルのマスタブートセクタを未使用セクタに移
動またはコピーする。 パスワード照会機能を有するマスタブートセクタを先
頭セクタに書き込む。 パスワード照会機能を有するマスタブートセクタが1
セクタ内に収まらない場合、他の未使用領域を使用する
(図中の、パスワード機能付マスタブートセクタ1とパ
スワード機能付マスタブートセクタ2はこの状態を示し
ている)。
【0011】このような機能を備えたコンピュータの起
動時の動作を図1を用いて説明する。先ず、ROM B
IOSでは、ハードディスク装置上の先頭セクタをマス
タブートセクタとして、予め設定した固定アドレス(例
えば、7C00hとする)に読み込み(ステップS
1)、このマスタブートセクタへ制御を移行させる(ス
テップS2)。次に、読み込まれたパスワード機能付マ
スタブートセクタは、自分自身を別のアドレス(例え
ば、600h)にコピーし(ステップS3)、必要があ
ればパスワード機能付マスタブートセクタ2を読み込む
(ステップS4)。その後は、コピーした自分自身へ制
御を移し(ステップS5)、パスワードの照会処理を実
行する(ステップS6)。尚、このパスワードの照会処
理の詳細については後述する。パスワードが正しけれ
ば、オリジナルのマスタブートセクタを、ROM BI
OSがマスタブートセクタを読み込む位置(上述した、
7C00h)へ読み込み(ステップS7)、制御を移す
(ステップS8)。以降、オリジナルのマスタブートセ
クタは何事も無かったかのように処理を継続して実行す
る(ステップS9)。即ち、ステップS3〜ステップS
8の処理(破線内の処理)が本発明の特徴とする処理で
ある。
【0012】図3は、パスワード照会処理のフローチャ
ートである。先ず、パスワードを新たに設定するには、
特別なキー入力、例えば複数キーの同時押下や、予め決
められた順番にキーを押下するといった操作により行う
とする。パスワード照会処理を行う場合、最初に、パス
ワードの再設定、即ち特別なキー入力があるか否かを判
定し(ステップS1)、再設定が要求された場合あるい
はされない場合も、先ず、パスワードの入力が行われる
(ステップS2、S5)。これにより、コンピュータ
は、ハードディスク装置やバッテリバックアップメモリ
に格納されているパスワードデータを読み込み(ステッ
プS3、S6)、入力されたパスワードと一致するか否
かを判定する(ステップS4、S7)。尚、パスワード
の格納場所は、オペレーティングシステムに依存しない
という観点から、例えばハードディスク装置では、マス
タブートセクタの存在する先頭シリンダ、先頭ヘッドに
あることが望ましい。
【0013】ステップS4のパスワード確認処理におい
て正しいパスワードであった場合(パスワードの再設定
要求が無かった場合)は、次のステップS8において、
再度、パスワードの再設定要求があるかを確認し、無か
った場合は、そのままパスワード照会処理を終了する。
一方、ステップS4、S7において、入力されたパスワ
ードが、登録されているパスワードと一致しない場合
は、再度、パスワード入力画面に移行し、正しいパスワ
ードが入力されるまで、パスワード入力を繰り返す。
【0014】また、ステップS8において、パスワード
再設定要求があった場合およびステップS7において正
しいパスワードであった場合は、ステップS9に移行
し、新パスワード入力が行われると、この新パスワード
をハードディスク装置やバッテリバックアップメモリに
データとして格納し(ステップS10)、パスワード照
会処理を終了する。
【0015】以上のように上記実施例では、マスタブー
トセクタを、パスワード機能付マスタブートセクタと
し、このパスワード機能付マスタブートセクタによって
パスワードの照会処理を行うようにしたので、ハードウ
ェアの追加なしにセキュリティ機能を付加することがで
きる。また、オペレーティングシステムからは、全く見
えない部分で動作するため、オペレーティングシステム
の種類に影響されることなく実施することができる。即
ち、コンピュータの起動時にオペレーティングシステム
に制御が移行する前にパスワード照会処理を行うため、
全くオペレーティングシステムに依存せずパスワード照
会処理を行うことができる。更に、パスワードは、ハー
ドディスク装置等に格納されているため、パスワードの
変更も容易に行うことができる。
【0016】尚、上記実施例では、ハードディスク装置
のマスタブートセクタに適用した例を説明したが、これ
に限定されるものではなく、例えば、フロッピディスク
のブートセクタに適用することも可能であり、このよう
に構成すれば、フロッピディスク単位でのセキュリティ
機能追加を行うことができる。
【0017】また、上記実施例では、先頭セクタをパス
ワード機能付マスタブートセクタとし、オリジナルマス
タブートセクタを別の領域に格納して、制御を移行する
ようにしたが、これに限定されるものではなく、先頭の
マスタブートセクタそのものをパスワード機能付マスタ
ブートセクタとし、このパスワード機能付マスタブート
セクタが、パスワード照会処理と、オペレーティングシ
ステムの起動処理を行うよう構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンピュ
ータのパスワード照会方法によれば、マスタブートセク
タをパスワード機能付マスタブートセクタとし、コンピ
ュータ起動時に、このパスワード機能付マスタブートセ
クタによってパスワードの確認を行うようにしたので、
セキュリティ機能を持たないコンピュータであっても、
容易にセキュリティ機能を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンピュータのパスワード照会方法を
示すフローチャートである。
【図2】マスタブートセクタのハードディスク上の配置
を示す説明図である。
【図3】本発明のコンピュータのパスワード照会方法に
おけるパスワード照会処理のフローチャートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置に設けられ、コンピュータの起
    動時、オペレーティングシステムを起動させるためのマ
    スタブートセクタを、パスワードの確認機能を有するパ
    スワード機能付マスタブートセクタとし、 前記コンピュータの起動時は、前記パスワード機能付マ
    スタブートセクタによりパスワードの照会処理を行い、
    この照会結果が正しかった場合に当該コンピュータを起
    動するコンピュータのパスワード照会方法。
  2. 【請求項2】 記憶装置に設けられ、コンピュータの起
    動時、オペレーティングシステムを起動させるためのマ
    スタブートセクタを、パスワードの確認機能を有するパ
    スワード機能付マスタブートセクタとし、かつ、他のセ
    クタにオリジナルマスタブートセクタを格納し、 前記コンピュータの起動時は、 先ず、基本入出力システムが、前記パスワード機能付マ
    スタブートセクタを読み込んで、当該パスワード機能付
    マスタブートセクタに制御を移し、 次に、前記パスワード機能付マスタブートセクタは、自
    身を別アドレスにコピーして、このアドレス上でパスワ
    ード照会処理を行い、 このパスワード照会処理が終了した後、前記パスワード
    機能付マスタブートセクタは、前記オリジナルマスタブ
    ートセクタを読み込み、このオリジナルマスタブートセ
    クタに制御を移行し、当該オリジナルマスタブートセク
    タにより前記オペレーティングシステムの起動処理を行
    うことを特徴とするコンピュータのパスワード照会方
    法。
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