JPH08145418A - ヒータ式加湿器 - Google Patents

ヒータ式加湿器

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Publication number
JPH08145418A
JPH08145418A JP29001494A JP29001494A JPH08145418A JP H08145418 A JPH08145418 A JP H08145418A JP 29001494 A JP29001494 A JP 29001494A JP 29001494 A JP29001494 A JP 29001494A JP H08145418 A JPH08145418 A JP H08145418A
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JP
Japan
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tank
water
heating
heating tank
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP29001494A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Togashi
勇 冨樫
Shigeru Oki
大木  茂
Kyoko Yoshida
京子 吉田
Katsumi Morito
克美 森戸
Soichiro Watanabe
聡一郎 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掃除が容易にできるとともにい連通路の詰ま
りを防止できるヒータ式加湿器を提供する。 【構成】 本発明のヒータ式加湿器は、水を貯留する貯
水槽2と、ヒータ5により槽内の水を加温する加熱槽7
とを連通する連通路9を備え、この連通路9が加熱槽7
側を上に貯水槽2側を下に向けて傾斜されている構成で
あるから、加熱槽7で析出し、沈殿しようとする残留物
を貯水槽2に導く構成であるから、連通路9の詰まりを
防止するとともに掃除が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、槽内の水をヒータによ
り加熱して水蒸気を発生させて加湿するヒータ式加湿器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヒータ式加湿器31は、図4に示
すように、給水タンク38がセットされて水が供給され
る給水槽37と、給水槽37から供給された水をヒータ
35により加熱して蒸気を発生させる加熱槽32を備え
ており、給水槽37と加熱槽32とは連通パイプ(連通
路)36により連通されて、給水タンク38内の水が加
熱槽32に供給されるようになっている。そして、加熱
槽32で発生した蒸気は蒸気排出筒39の天蓋33に形
成された蒸気導出路34から吹き出される。
【0003】連通パイプ36は、加熱槽32の下部にお
いて略水平に設けられており、加熱槽32で発生した蒸
気は蒸気排出筒39及び蒸気導出路34から吹き出され
てる構成となっている。
【0004】このようなヒータ式加湿器31は、加熱に
より水蒸気を発生させるものであるから、衛生面では優
れるものの、加熱槽32の底部及び連通パイプ内等にカ
ルキ等の残留成分が沈殿して残りまたは付着するので、
ときどき掃除する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のヒータ式加湿器31は、加熱容量を少なくするため加
熱槽32の容積を小さくしており、このために加熱槽3
2の開口面積も小さくなっている。また、加熱槽32の
底に連通された連通パイプ36の口径も小さいものであ
る。このように加熱槽32の開口面積が小さく構成され
ているため、掃除の際には加熱槽32の掃除がしにくい
という不都合がある。更に、連通パイプ36にあっては
その内側が掃除しにくいばかりでなく、カルキ等の残留
成分のためにパイプ内が詰まって、水が通らなくなる場
合がある。
【0006】従って、本発明は、掃除が容易にできると
ともにい連通路の詰まりを防止できるヒータ式加湿器を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、水を貯留する貯水槽と、ヒータにより槽内の水を加
温する加熱槽と、前記貯水槽と前記加熱槽とを連通する
連通路とを備え、前記加熱槽で発生した蒸気を排出して
加湿するヒータ式加湿器において、前記連通路は前記加
熱槽側を上に前記貯水槽側を下に向けて傾斜されてい
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、水を貯留する貯
水槽と、ヒータにより槽内の水を加温する加熱槽と、前
記貯水槽と前記加熱槽とを連通する連通路とを有し、前
記加熱槽で発生した蒸気を排出して加湿するヒータ式加
湿器において、前記連通路は前記加熱槽側を上に前記貯
水槽側を下に向けて傾斜されており、且つ前記貯水槽は
前記加熱槽よりも広い開口を有している。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明では、加熱槽内で発生し
たカルキ等の残留物は、加熱槽の底部に沈殿しようとす
るが、加熱槽で析出した残留物は傾斜された連通路によ
り貯水槽へ滑り又は転がり落ちて、沈殿する。従って、
残留物が連通路を詰まらせるのを防止するとともに、残
留物は加熱槽に堆積せず、貯水槽にのみ集まるから残留
物を除去する掃除等においては、貯水槽のみを掃除する
だけで済み掃除が容易である。
【0010】請求項2に記載の発明では、貯水槽が広口
開口を有する構成であるから、更に、残留物が沈殿する
貯水槽の掃除がしやすい。
【0011】
【実施例】以下に、図1及び図2を参照して本発明の実
施例を説明する。
【0012】本発明の実施にかかるヒータ加湿器は、外
装ケース1と、この外装ケース1内に水を貯留する貯水
槽3と、ヒータ5により水を加熱する加熱槽7と、連通
路9とを備えている。
【0013】外装ケース1は、樹脂材料から底面が楕円
形の円筒形状に形成されており、その内側に保温空間1
1を介して貯水槽3及び加熱槽7が収納されている。
【0014】貯水槽3は、スレンレス材料等から円筒形
状の容器に形成されており、その上端部に広口開口3a
を有しており、この広口開口3aから注水するようにな
っている。また、水が貯留される貯水槽3が広口開口3
aを有する構成とすることにより、貯水槽3の内側を容
易に洗浄することができる。特に、水垢やカルキ等(以
下「残留物」という)が溜まり易い貯水槽の底部付近に
手が届き易いので掃除が容易である。
【0015】貯水槽3の底部3bには、加熱槽7に連通
する連通路の一端が開口されており、貯水槽3内の残留
物の他、加熱槽7及び連通路9内の残留物も底部3bに
導かれて溜まるようになっている。
【0016】加熱槽7は、その周囲には、ヒータ5が巻
かれており、通電されると加熱槽7内の水を加熱して蒸
気を発生させるようになっている。加熱槽7は、その容
量を小さくして、ヒータ5への通電開始から蒸気発生ま
でのいわゆる立上がり時間が短くなるようにしている。
【0017】尚、貯水槽3及び加熱槽7の上方は天蓋1
3で蓋がされているが、加熱槽7の上方には蒸気導出路
15が形成されており、加熱槽7で発生した蒸気が蒸気
導出路15から室内に発散される。
【0018】貯水槽3と加熱槽7とはその底部が連通路
9により連通されており、加熱槽7で蒸発した水を補充
するため、貯水槽3内の水を加熱槽7に供給するように
なっている。
【0019】また、貯水槽3の水を加熱槽7へ導く連通
路9は加熱槽7において、ヒータ5よりも下方で開口さ
れており、ヒータ5により加熱された後の水が上昇して
貯水槽3内の水と混合しにくくなっている。従って、貯
水槽3内の水の流入により加熱槽7内の温度低下が防止
される。
【0020】この連通路9は、加熱槽7側が高く、貯水
槽3側が低くなるように傾斜されており、これにより加
熱槽7の底に沈殿しようとする残留物が連通路9を滑り
落ちまたは転がり落ちて、貯水槽3に溜まるようになっ
ている。同様に、連通路9内で沈殿しようとする残留物
も連通路9の傾斜に沿って貯水槽3に転がり又は滑り落
ちるから、残留物が連通路9に詰まるのが防止される。
【0021】連通路9の傾斜角度Aは、加熱槽7側の残
留物が貯水槽3側に移動することができる傾斜であれば
よく、特に限定されるものでないが、装置全体の小型化
を図るためには最大傾斜角度にも限界があり、残留物を
有効に転がり又は滑り落とすためには所定角度を必要と
することから、好ましくは10乃至60度、本実施例で
は30度である。
【0022】次に、本実施例によるヒータ式加湿器の作
用を説明する。
【0023】使用前には、まず、天蓋13を開け、広口
開口3aを介して、貯水槽3内に直接水を注ぎ込み、所
定の位置まで水をいれて天蓋13を閉じる。このよう
に、本実施例にかかるヒータ加湿器は広口開口3aを介
して貯水槽3内に直接水を注ぎ込むものであるから、水
の供給が容易である。貯水槽3内の水は連通路9を介し
て、加熱槽7に供給される。
【0024】使用時には、スイッチをいれてヒータ5に
通電する。これにより、加熱槽7内の水が加熱されて加
熱槽2内に蒸気が発生する。ヒータ5は、容量の小さい
加熱槽7内の水を加熱するだけであるから、蒸気発生ま
でに加熱するいわゆる立上がり時間が短い。
【0025】加熱槽7では、ヒータ5により加熱された
水は上昇して温度の高い水が順次上に位置して蒸発す
る。蒸発により減少した水は、連通路9を介して補充さ
れる。
【0026】使用中には、水道水内にあるカルシウム塩
等のカルキや水垢等の残留物が加熱槽7内に析出して、
沈殿しあるいは付着しようとする。特に、ヒータ式加湿
器においては、これらのカルキ等が加熱槽内に付着しや
すい。即ち、蒸気発生中において、水槽内の水、特に水
道水を使用する場合には、加熱槽7において水中のカル
キや水垢が析出して次第に沈殿し、あるいは壁面に付着
しようとする。しかし、これらの沈殿物は貯水槽3側を
下に向けて傾斜されている連通路9により、滑りあるい
は転がって貯水槽3の底部3bに移動して堆積される。
従って、水槽内の残留物はそのほとんどが貯水槽3側に
溜まる。
【0027】所定期間使用後には、カルキや水垢等の水
槽内の残留物を掃除して除去する必要があるが、加熱槽
7内で折出する残留物は貯水槽3に集められるから、結
果として貯水槽3のみを掃除すれば足りる。従って、掃
除が容易である。
【0028】貯水槽3内を掃除する場合には、天蓋13
を開き、広口開口3aから貯水槽13内を掃除する。貯
水槽3は、通常、外装ケース1に装着したまま、広口開
口3aから手を中に入れて洗うかまたは、外装ケース1
から貯水槽3を引き出して掃除する。
【0029】次に、図3を参照して本発明の第2実施例
を説明する。この第2実施例はタンクによりみずを補充
する給水タンクのヒータ型加湿装置を例に示すものであ
る。
【0030】この第2実施例のヒータ式加湿器21は、
給水タンク28がセットされて水が供給される給水槽2
7と、給水槽27から供給された水をヒータ25により
加熱して蒸気を発生させる加熱槽22を備えており、給
水槽27と加熱槽22とは連通パイプ(連通路)26に
より連通されて、給水タンク28内の水が加熱槽22へ
供給されるようになっている。尚、加熱槽22で発生し
た蒸気は蒸気排出筒29を通り天蓋23に形成された蒸
気導出路24から吹き出される。
【0031】連通パイプ26は、加熱槽22の下部にお
いて、給水槽27を下に向けて傾斜して配置されてい
る。これにより、加熱槽22で析出する残留物は、連通
パイプ26の傾斜に沿って給水槽27に移動して溜ま
る。
【0032】従って、第2の実施例によっても、加熱槽
22内の残留物は、給水槽27に移動して溜まるから、
ヒータ式加湿器21の掃除は、加熱槽22よりも開口の
広い給水槽27のみで足り、掃除が容易である。また、
連通パイプ26は傾斜されているから、連通パイプ26
に残留物が溜まり難く、連通パイプ26の詰まりを防止
できる。
【0033】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、貯水槽
と加熱槽とを連通する連通路が、加熱槽側を上に貯水槽
側を下に向けて傾斜されている構成であるから、加熱槽
で析出し、沈殿しようとする残留物を貯水槽に導き、残
留物を貯水槽にのみ進めるので掃除が容易であるととも
に、連通パイプの詰まりをも防止できる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、上記発明
に加えて、貯水槽の開口を加熱槽の開口よりも広い開口
の構成にしているから、更に掃除がしやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるヒータ式加湿器の縦断
面図である。
【図2】図1に示すヒータ式加湿器の横断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】従来のヒータ式加湿器の縦断面図である。
【符号の説明】
1、21 外装ケース 2、27 貯水槽 5、25 ヒータ 7、22 加熱槽 9、26 連通路(連通パイプ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森戸 克美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 聡一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を貯留する貯水槽と、ヒータにより槽
    内の水を加温する加熱槽と、前記貯水槽と前記加熱槽と
    を連通する連通路とを備え、前記加熱槽で発生した蒸気
    を排出して加湿するヒータ式加湿器において、 前記連通路は前記加熱槽側を上に前記貯水槽側を下に向
    けて傾斜されていることを特徴とするヒータ式加湿器。
  2. 【請求項2】 水を貯留する貯水槽と、ヒータにより槽
    内の水を加温する加熱槽と、前記貯水槽と前記加熱槽と
    を連通する連通路とを有し、前記加熱槽で発生した蒸気
    を排出して加湿するヒータ式加湿器において、 前記連通路は前記加熱槽側を上に前記貯水槽側を下に向
    けて傾斜されており、且つ前記貯水槽は前記加熱槽より
    も広い開口を有することを特徴とするヒータ式加湿器。
JP29001494A 1994-11-24 1994-11-24 ヒータ式加湿器 Pending JPH08145418A (ja)

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