JP3649555B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料ディスペンサにおけるオーバフロー水の処理構造に改良を加えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば水道配管が簡単に確保できないような場所に設置される給茶機として、カセット式の貯水タンクを備えたものがあり、従来その一例として図8に示すようなものが知られている。これは、機体内に、出し入れ可能に設けられる貯水タンクaと、固定的に設けられる給湯タンクbが装備されている。貯水タンクaには水道水からなる原水が溜められる。給湯タンクbでは原水がヒータcにより略一定温度に昇温されつつ温水として貯留され、電磁弁dが開放されると吐出口eから温水が吐出されて、茶葉を入れた茶濾器fを通過することでお茶としてコップgに注がれる。また給湯タンクbにはフロートスイッチhが装備されていて、お茶の注出により温水の水位が下がると、ポンプiが駆動されて貯水タンクaから原水が補給され、給湯タンクbの水位が一定に保たれるようになっている。
ここでフロートスイッチhの故障等によって、貯水タンクaからの水の補給が必要以上に行われる場合がないとは言えない。その際、給湯タンクbから水が溢れ出て電気制御部品を濡らしたりすることがないように、オーバフローした水を所定位置に流出するオーバフロー配管jが設けられている。従来はこのオーバフロー配管jが別途装備された排水タンクkに接続され、オーバフロー水は、容器置きmの下面に設けられた排水トレイnからの排水とともに、排水タンクk内に回収されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記のように排水タンクkを装備するに際して、例えば貯水タンクaに満杯に貯留された水がすべてオーバフローした場合を考慮すると、排水タンクkの容積は、少なくとも貯水タンクaのそれと同等以上に設定する必要があり、それだけ設置スペースに多くを要して機体の大型化を招くという欠点がある。また、排水タンクkに排水が残された状態で上記のようなオーバフローが生ずると、今度は排水タンクkから水が溢れ出るおそれがあるので、例えば貯水タンクaに新たに水を充填するごとに排水タンクkを一旦空にすることを指導するといったように、ユーザーに負担を掛けることになっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、吐出用タンクでオーバフローが生じた場合にもこれが機内外にこぼれ出ることを確実に防止でき、かつコストや取扱いの面でも優れた飲料ディスペンサを提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、原水を貯留し出し入れ可能に設置されるカセット式の補給用タンクと、この補給用タンクから補給用配管を通って供給された原水を加熱または冷却しつつ貯留して吐出部から吐出可能とした吐出用タンクと、この吐出用タンクの水位を検知しつつその水位を略一定に保つべく前記補給用タンクから原水を補給する補給手段と、前記吐出用タンクのオーバフロー水を流出するオーバフロー配管と、を具備した飲料ディスペンサにおいて、前記オーバフロー配管前記補給用タンクに還流可能に接続されているとともに、2個の流通路を画成するべく外管と内管とを備えた二重管構造で、かつ前記内管がL字形をなしてその一端側が前記外管の一端側で同心に配される一方、他端側が前記外管の外面から径方向に突出した形状になるジョイント管が具備され、このジョイント管が、前記補給用タンクに対して前記内管と外管の一端側が下を向いた姿勢で設けられ、前記内管の一端側が延出されて前記補給用タンクに貯留された原水中に没しており、またこの内管の他端側に前記補給用配管が、前記外管の他端側に前記オーバフロー管がそれぞれ接続されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、原水を貯留し出し入れ可能に設置されるカセット式の補給用タンクと、この補給用タンクから補給用配管を通って供給された原水を加熱または冷却しつつ貯留して吐出部から吐出可能とした吐出用タンクと、この吐出用タンクの水位を検知しつつその水位を略一定に保つべく前記補給用タンクから原水を補給する補給手段と、前記吐出用タンクのオーバフロー水を流出するオーバフロー配管と、を具備した飲料ディスペンサにおいて、前記オーバフロー配管が前記補給用タンクに還流可能に接続されているとともに、2個の流通路を画成するべく外管と内管とを備えた二重管構造で、かつ前記内管がL字形をなしてその一端側が前記外管の一端側で同心に配される一方、他端側が前記外管の外面から径方向に突出した形状になるジョイント管が具備され、このジョイント管が、前記吐出用タンクの周壁の上部位置で、前記内管と外管の一端側を横向きに前記吐出用タンク内に突出させた姿勢で設けられ、前記内管の他端側に前記補給用配管が、前記外管の他端側に前記オーバフロー管がそれぞれ接続されている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
吐出用タンクにオーバフローが生じた場合、それはオーバフロー配管によりすべて補給用タンクに還流される。
オーバーフロー水が機内外にこぼれ出ることが確実に防止される。また別途排水タンクを備えることが不要となるので、それだけ設置スペースが減少して装置を小型にまとめることができ、また付随する配管部品も含めて部品点数が削減できて製造コストの低減化を図ることができる。さらに、排水タンクの排水作業が不要となって、ユーザーの負担も減少する。
また、補給用配管とオーバフロー配管とを共通のジョイント管により補給用タンクに接続したから、補給用タンク回りの配管構造がすっきりとまとめられる。
<請求項の発明>
同じく吐出用タンク回りの配管構造をすっきりとまとめることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を給茶機に適用した実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1ないし図5によって説明する。まず給茶機の全体構造を説明する。図1において、符号1は給茶機の本体であって、この本体1の内部の下方位置には、水道水等の原水を貯留する貯水タンク2が設置されている。この貯水タンク2はカセット式であって、前面の扉3を開閉しつつ出し入れ可能となっている。
一方、本体1の内部の上方位置には、給湯タンク5が固定的に設置されている。この給湯タンク5と上記の貯水タンク2とが、詳しくは後記するように、ポンプ6を介設した補給用配管7で接続され、貯水タンク2に貯留された原水がポンプ6で汲み上げられて給湯タンク5に供給されるようになっている。給湯タンク5の底部側には、図2に概略的に示すようにヒータ8が設けられ、図示しない温度センサにより湯温を検知しつつ内部の水を略一定温度に昇温して貯留し得るようになっている。
【0007】
給湯タンク5の前面下部には、電磁弁10を介設した吐出口11が下向きに設けられている。吐出口11の側方(図1の手前側)には、図示しない茶葉供給部が設けられており、茶濾器12がこの茶葉供給部の真下位置と吐出口11の真下位置との間で移動可能に設けられている。また吐出口11の下方位置には、お茶を入れるコップ14を載置するためのすのこ状の容器置き15が設けられており、その容器置き15の下面には、排水トレイ16が前面からの出し入れ可能に装着されている。
そして、茶濾器12が茶葉供給部の真下位置で茶葉を受けたのち吐出口11の真下位置に戻り、ここで注出ボタンが押圧されると、電磁弁10が開放されて吐出口11から所定量の温水が吐出され、茶濾器12を通過することでお茶となってコップ14に注がれる。お茶の注出が所定回数なされると、茶濾器12が図1の向こう側に反転し、図示しない茶捨て容器に茶がら排出され、再び茶葉供給部の真下位置に戻って、上記した動作が繰り返される。
【0008】
また給湯タンク5には、図2に示すようにフロートスイッチ18が装備されていて、上記のお茶の注出に伴って給湯タンク5の水位が低下すると、ポンプ6が駆動されて、補給用配管7により貯水タンク2内の原水が補給され、所定水位まで補給されてそれがフロートスイッチ18で検知されるとポンプ6の駆動が停止され、それが繰り返されて給湯タンク5の水位が略一定に保持される。さらに、給湯タンク5からはオーバフロー配管20が引き出されている。
【0009】
配管構造についてさらに詳細に説明する。給湯タンク5の後面側の上部位置には、図3に示すように円筒形の接続筒21が横向きに突設されており、この接続筒21にジョイント管22が装着されている。このジョイント管22は、外管23と内管24とを備えた二重管構造とされている。外管23の外周には、長さ方向のほぼ中央部に鍔25が形成され、その鍔25を挟んだ一側が大径の取付部26に、他側が接続部27とされている。取付部26の外周にはシールリング28が装着され、この取付部26が給湯タンク5の接続筒21内に水密状に嵌合可能とされている。一方、接続部27はオーバフロー配管20と接続可能とされている。
内管24はL字形に形成され、その一端側は、外管23の取付部26内にクリアランスを持って同心に挿通されて取付部26から外方に突出し、流出入部30とされている。内管24の他端は、外管23の上面から上方に突出して接続部31とされており、補給用配管7と接続可能とされている。なお、内管24の屈曲部付近の外面と、外管23の内面とが連結片33で連結されている。
【0010】
すなわちジョイント管22は、図3に示すように鍔25を接続筒21の先端に当てつつ、外管23の取付部26がシールリング28を介して接続筒21内に水密に嵌合され、内管24の流出入部30が給湯タンク5内に突出する。そして、図2に示すように、内管24の接続部31が補給用配管7の流出口と、一方、外管23の接続部27がオーバフロー配管20の流入口と接続されている。
【0011】
貯水タンク2の上面には、図4に示すように開口35が上向きに突設されている。開口35の外周には、雄ねじ36が切られている。この開口35にタンクキャップ37が取り付けられ、またタンクキャップ37にジョイント管22Aが取り付けられるようになっている。このジョイント管22Aは、上記した給湯タンク5の接続筒21に取り付けられたジョイント管22と同一形状である。
【0012】
タンクキャップ37は、上端側を小径部38とした背の低い段付きの筒状をなしており、下端側の大径部39の内周に、開口35の雄ねじ36に螺合可能な雌ねじ40が切られている。小径部38の内周は、ジョイント管22Aにおける外管23の取付部26が緊密に嵌合可能な寸法となっている。タンクキャップ37内の中心には、吸込管42がクリアランスを持って設けられている。吸込管42の上端は、放射状に配された複数枚の連結片43を介して小径部38の下端の内面と一体的に連結されている。吸込管42の下端は大径部39よりも下方に突出し、その突出端に吸込ホース45が接続されている。また、吸込管42内には、ジョイント管22Aにおける内管24の流出入部30が緊密に嵌合可能であり、吸込管42の上端側の内面にはシールリング46が装着されている。
【0013】
すなわち、吸込管42に吸込ホース45が接続されたのち、図5に示すように、その吸込ホース45を開口35から挿入しつつタンクキャップ37が開口35に被せられ、雄ねじ36に雌ねじ40を螺合して締め付けることにより固定される。吸込ホース45の下端は、貯水タンク2の底部付近まで垂下する。続いて、ジョイント管22Aにおける外管23の取付部26が、タンクキャップ37の小径部38内に鍔25が当たるまで押し込まれ、シールリング28を介して水密に接続される。それとともに内管24の流出入部30が、タンクキャップ37の吸込管42の上端側に差し込まれて、シールリング46を介して同様に水密状に接続される。そして、図2に示すように、ジョイント管22Aにおける内管24の接続部31が補給用配管7の流入口と、一方、外管23の接続部27がオーバフロー配管20の流出口と接続される。
【0014】
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作用を説明する。
お茶の注出を行う場合は、既述したように注出スイッチを入れると、給湯タンク5の吐出口11から温水が吐出されて茶濾器12を通過することでお茶が生成されて、コップ14に注がれる。給湯タンク5の水位が低下するとポンプ6が駆動されて、吸込ホース45により貯水タンク2内の原水が吸い上げられ、吸込管42からジョイント管22Aの内管24を通り、さらに補給用配管7を通ったのち、給湯タンク5側のジョイント管22における内管24を通って、その流出入部30から給湯タンク5内に補給される。給湯タンク5の水位が所定位置まで上昇してフロートスイッチ18により検知されると、ポンプ6が停止して補給も停止される。このように稼働中においては、お茶の注出により温水の水位が下がると、ポンプ6が駆動されて貯水タンク2から原水が補給され、給湯タンク5の水位が一定に保たれ、また略一定の温度の昇温されて貯留される。
【0015】
貯水タンク2からの原水の補給が進んで、貯水タンク2側に原水を充填する必要が生じた場合は、以下のようにして行う。まず、扉3を開けたのち、タンクキャップ37に装着されたジョイント管22Aを上方に引き抜いて外す。これにより、タンクキャップ37が装着されたまま開口された状態となる。そうしたら、貯水タンク2を外に出して水道配管のある場所まで運び、水道水を充填する。その後、再び貯水タンク2を機内に収めて、ジョイント管22Aをタンクキャップ37に押し込んで接続する。そうすると、上記したと同様に、貯水タンク2から給湯タンク5に水が補給されて給湯タンク5の水位が一定に保持されつつお茶の注出が継続して行われる。
【0016】
ここで、フロートスイッチ18が何らの原因で作動不良を起こし、給湯タンク5の水が所定水位まで上昇したにも拘らずフロートスイッチ18がオンしないことがあると、ポンプ6は引き続いて駆動される。そうすると、貯水タンク2の原水が次々と給湯タンク5に補給されることになって、オーバフロー状態となる。その場合、オーバフロー水は、ジョイント管22における外管23の内側を通ってオーバフロー配管20に流出する。そして、このオーバフロー配管20は貯水タンク2側のジョイント管22Aに接続されているから、オーバフロー水は、ジョイント管22Aにおける外管23と内管24の間、さらには吸込管42とタンクキャップ37の大径部39の間を通って、貯水タンク2内にすべて還流される。
なお、容器置き15の下面の排水トレイ16に溜まった排水は、適宜にそれを外して所定箇所に捨てればよい。
【0017】
すなわちこの実施形態によれば、給湯タンク5にオーバフローが生じた場合、それはオーバフロー配管20によりすべて貯水タンク2に還流される。したがって、オーバフロー水が機体の内外にこぼれ出ることが確実に防止される。また、従来と違って別途排水タンクを備えることが不要となるので、それだけ設置スペースが減少して装置を小型にまとめることができ、また装置の大きさを同じにした場合には、容量の大きい貯水タンク2を装備することが可能となる。また付随する配管部品も含めて部品点数が削減できるので、製造コストの低減を図ることができる。さらに、排水タンクの排水作業が不要となることで、ユーザーの負担も軽減される。
【0018】
また、給湯タンク5と貯水タンク2のいずれにおいても、補給用配管7とオーバフロー配管20とをジョイント管22,22Aにより一緒に接続する構造としたから、給湯タンク5並びに貯水タンク2の回りの構造をすっきりとまとめることができる。しかも、両ジョイント管22,22Aは同一形状のものを共通化して用いるようにしたから、製造コストの低減により寄与することができる。
【0019】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図6によって説明する。この第2実施形態では、上記のようにオーバフローが生じた場合に、比較的早い時期にそれを検知してポンプ6を止め、かつ警告を発する機能を付加したものである。
ポンプ6が正規に連続駆動される可能性のある時間は、給湯タンク5へ初期給水する場合のように、給湯タンク5が空の状態からそれを満杯にするために要する時間である。そのため、ポンプ6が所定時間以上連続して駆動されていれば、オーバフローが生じてオーバフロー水が貯水タンク2に還流されている状態にあるとみなすことができる。
【0020】
そのため、この第2実施形態では、マイクロコンピュータを搭載した制御部51が装備されている。制御部51の入力側には、ポンプ6を駆動するポンプモータ50が起動されるごとにその連続して駆動される時間を検知する駆動時間検知手段52が接続されている。一方、制御部51の出力側には、モータ駆動制御部53を介して上記のポンプモータ50が接続されているとともに、警告ランプ54が接続されている。また、制御部51には比較手段55が格納されている。この比較手段55には、ポンプ6の最大連続駆動時間に基づく基準時間が予め設定され、駆動時間検知手段52により検知された時間が基準時間を超えると、モータ駆動制御部53に停止信号を出し、また警告ランプ54に点灯信号を出すように機能する。
【0021】
すなわち給湯タンク5でオーバフローが発生すると、ポンプ6は継続して駆動されつつオーバフロー水が貯水タンク2側に還流することになるが、ポンプ6が最大連続駆動時間を超えてなお駆動していると、比較手段55から信号が出されて、ポンプモータ50すなわちポンプ6が強制的に停止され、また警告ランプ54が点灯される。これにより、ポンプ6が長時間無駄に駆動されることが防止され、また早期に修理等の対応をすることができる。
【0022】
<第3実施形態>
図7は本発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態では、貯水タンク2の配管接続部分において、ジョイント管60とタンクキャップ61の構造に変更が加えられている。
ジョイント管60は、図4に示された第1実施形態のものと比較すると、連結片33に代わって、流出入部30の基端側の外周と、取付部26の内周との間の一部が詰められている。また、流出入部30の突出端の外周にシールリング63が装着されている。一方、タンクキャップ61は、第1実施形態のものと比較すると、上記のようにジョイント管60の流出入部30の突出端側にシールリング63が装着された関係上、吸込管42の上端内周に装着されたシールリング46が除去された構造となっている。
その他の構造並びに作用効果については前記第1実施形態と同様である。
なお、ジョイント管60は、給湯タンク5の接続筒21に装着して使用することができる。
【0023】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明は粉末茶を溶融するタイプの給茶機や、さらには粉末コーヒ等を溶融して飲料を注出するもの等、カセット式の貯水タンクを備えた飲料ディスペンサ全般に広く適用することができる。
(2)また、貯水タンクから供給される原水を加熱することで温水を生成して貯留するタイプに限らず、逆に原水を冷却することで冷水を生成して貯留するタイプのタンクを備えたものにも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る給茶機の一部切欠側面図
【図2】 配管構造を示すブロック図
【図3】 給湯タンクの配管接続部分を示す断面図
【図4】 貯水タンクの配管接続部分の分解断面図
【図5】 その組付状態の断面図
【図6】 第2実施形態に係る制御機構のブロック図
【図7】 第3実施形態に係るジョイント管とタンクキャップの断面図
【図8】 従来例の配管構造を示すブロック図
【符号の説明】
2…貯水タンク 5…給湯タンク 6…ポンプ 7…補給用配管 8…ヒータ
11…吐出部 18…フロートスイッチ 20…オーバフロー配管 22,22A…ジョイント管 35…開口 37…タンクキャップ 45…吸込ホース
60…ジョイント管 61…タンクキャップ

Claims (2)

  1. 原水を貯留し出し入れ可能に設置されるカセット式の補給用タンクと、この補給用タンクから補給用配管を通って供給された原水を加熱または冷却しつつ貯留して吐出部から吐出可能とした吐出用タンクと、この吐出用タンクの水位を検知しつつその水位を略一定に保つべく前記補給用タンクから原水を補給する補給手段と、前記吐出用タンクのオーバフロー水を流出するオーバフロー配管と、を具備した飲料ディスペンサにおいて、
    前記オーバフロー配管前記補給用タンクに還流可能に接続されているとともに、
    2個の流通路を画成するべく外管と内管とを備えた二重管構造で、かつ前記内管がL字形をなしてその一端側が前記外管の一端側で同心に配される一方、他端側が前記外管の外面から径方向に突出した形状になるジョイント管が具備され、
    このジョイント管が、前記補給用タンクに対して前記内管と外管の一端側が下を向いた姿勢で設けられ、前記内管の一端側が延出されて前記補給用タンクに貯留された原水中に没しており、またこの内管の他端側に前記補給用配管が、前記外管の他端側に前記オーバフロー管がそれぞれ接続されていることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 原水を貯留し出し入れ可能に設置されるカセット式の補給用タンクと、この補給用タンクから補給用配管を通って供給された原水を加熱または冷却しつつ貯留して吐出部から吐出可能とした吐出用タンクと、この吐出用タンクの水位を検知しつつその水位を略一定に保つべく前記補給用タンクから原水を補給する補給手段と、前記吐出用タンクのオーバフロー水を流出するオーバフロー配管と、を具備した飲料ディスペンサにおいて、
    前記オーバフロー配管が前記補給用タンクに還流可能に接続されているとともに、
    2個の流通路を画成するべく外管と内管とを備えた二重管構造で、かつ前記内管がL字形をなしてその一端側が前記外管の一端側で同心に配される一方、他端側が前記外管の外面から径方向に突出した形状になるジョイント管が具備され、
    このジョイント管が、前記吐出用タンクの周壁の上部位置で、前記内管と外管の一端側を横向きに前記吐出用タンク内に突出させた姿勢で設けられ、前記内管の他端側に前記補給用配管が、前記外管の他端側に前記オーバフロー管がそれぞれ接続されていることを特徴とする飲料ディスペンサ。
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