JP3744340B2 - 自動補水ユニット及びこの自動補水ユニットを用いた補水制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、暖房用循環水の補給を使用者による手動補水により行う手動補水式の温水暖房装置を対象として、その温水暖房装置の設置後に随時に後付けにより取り付けて用いられる自動補水ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、給湯器付き温水暖房装置等においては、温水暖房装置の循環回路に介装されたタンクに対し給湯器側からの給湯管を接続し、タンク内の水位変動を監視して水位が所定位置よりも低下すれば循環不足(渇水)として上記給湯管を通して自動補水させる補水制御が行われている。
【0003】
一方、例えば暖房能力が比較小さい暖房専用の温水暖房装置等においては、上記循環回路に介装されたタンクのキャップを外し使用者自らがタンク内に補水することにより循環水の補給を行うという手動補水式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記手動補水式のものでは、補水作業自体が手間のかかるものである上に、温水暖房装置が寒冷地に設けられる場合が多いため冬期には大変な作業になる。特に、タンクが屋外に設置されている場合には使用者にとって多大な負担となる。
【0005】
当初から補水制御により自動補水されるタイプの温水暖房装置を設置しておけば上記の如き不都合はないものの、手動補水式の温水暖房装置が既に設置されて使用されている場合には上記の如き不都合が継続してしまうことになる。
【0006】
一方、全ての温水暖房装置を自動補水式にすると製造コストがその分増加して価格上昇を招く上に、使用者の温水暖房装置についての選択範囲を狭める結果となる。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、既設の手動補水式の温水暖房装置に対し後付けで随時に取り付けることができ、取り付けることにより自動補水が可能となる自動補水ユニット及びこの自動補水ユニットを用いた補水制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、自動補水ユニットに係る第1のグループに属する各発明は、内部の循環水を加熱用熱源機により加熱して暖房端末に供給した後に上記熱源機に戻すよう循環させるための循環回路を備え、この循環回路に対する循環水の補給が手動補水により行われるように構成されている既設の温水暖房装置を対象として随時に取り付けられる自動補水ユニットであり、以下の特定事項を備える。すなわち、上流側接続口及び下流側接続口を有する給水通路と、この給水通路に介装され作動制御により開閉作動される補水電磁弁とを含んでユニット化し、上記上流側接続口を給水源に対し連通接続可能に構成する一方、上記下流側接続口を上記循環回路のいずれかの部位に対し連通接続可能に構成することを特定事項とし、後述の種々の具体事項のいずれかを追加採用するものである(請求項1〜請求項6)。ここで、「給水源」とは水道管等の給水圧が付与された水源のことである。
【0009】
この第1のグループに属する各発明によれば、上記下流接続口を温水暖房装置の循環回路のいずれかの部位に連通接続させ、上流側接続口を給水源に連通接続させて自動補水ユニットを温水暖房装置に取り付ければ、上記補水電磁弁がその作動制御により開閉作動されて循環回路に対し自動補水させることが可能になる。具体的な一例として、温水暖房装置が循環回路に対する循環水補給の必要があることを検出する循環水検出手段を備えていれば、補水電磁弁を上記循環水検出手段による検出情報に基づいて作動制御されるよう温水暖房装置側と連係可能に構成することにより(請求項6)、循環水補給の必要があるときには上記補水電磁弁を開制御して確実に自動補水させることが実現する。上記の「連係可能」な構成としては、後述の温水暖房装置のコントローラを介して循環水検出手段と補水電磁弁とを連係させる他、循環水検出手段と補水電磁弁とを直接的に接続して連係させ、補水電磁弁自体が作動制御を行うようにしてもよい。
【0010】
以上の第1のグループに属する各発明において、下流側接続口の構成として以下の具体事項のいずれかを採用しているため、随時取り付け可能な構成がより具体的に特定し得ることになる。すなわち、第1の具体事項として、循環水を貯留するタンクが循環回路に介装され、そのタンクに対し手動補水のための補水口が設けられている温水暖房装置を対象として、下流側接続口を上記タンクの補水口に対し連通接続可能に構成すればよい(請求項1)。第2の具体事項として、循環水を貯留するタンクが循環回路に介装され、そのタンクに対し開閉可能に閉止された接続口が予め設けられている温水暖房装置を対象として、下流接続口を上記タンクの接続口に対し連通接続可能に構成すればよい(請求項2)。第3の具体事項として、循環回路が機内配管部分と、この機内配管部分の端部接続口に連通接続されて別途設置の暖房端末まで延ばされる機外配管部分とから構成され、上記端部接続口に排水口が付設されている温水暖房装置を対象として、下流接続口を上記排水口に対し連通接続可能に構成すればよい(請求項3)。いずれの具体事項によっても、自動補水ユニットを簡易に取り付け得る。
【0011】
また、上流側接続口の構成として以下の具体事項のいずれかを採用しているため、給水源との連通接続を容易に行い得ることになる。すなわち、上流側接続口を、別途設置の給湯器を構成する入水管の入水接続口に付設された排水口に対し連通接続可能に構成するか(請求項4)、あるいは、上記の給湯器を構成する出湯管の出湯接続口に付設された排水口に対し連通接続可能に構成するようにすればよい(請求項5)。上記給湯器では入水管に水道管が接続され、この水道水が入水されるようになっているため、上記上流側接続口と給水源との接続のために例えば水道配管を布設する必要がなく、給水源との連通接続を極めて容易に行い得る。また、温水暖房装置の専用機が設置される場合には燃料供給配管を途中まで共通にする等の事情からその温水暖房装置の近傍位置に給湯器を設置する場合が多いため、近傍位置に設置されている給湯器の有効利用により自動補水ユニットに対する給水源との接続を簡易に確保し得ることになる。
【0012】
以上の第1のグループに属する発明に係る自動補水ユニットを用いた補水制御方法についての第2の発明は、上記自動補水ユニットを温水暖房装置に装着した状態で行われるものであり、温水暖房装置のコントローラに対し上記自動補水ユニットの補水電磁弁の作動制御により自動補水制御を行う自動補水制御部を予め組み込んでおき、上記補水電磁弁と上記コントローラとが互いに接続されることにより上記自動補水制御部による自動補水制御を開始するようにすることを特定事項とするものである(請求項7)。
【0013】
この第2の発明によれば、自動補水ユニットを温水暖房装置に取り付け、補水電磁弁を温水暖房装置のコントローラに接続すれば、そのコントローラにその補水電磁弁を用いた自動補水制御部が予め組み込まれているため、その自動補水制御部による自動補水制御が開始されることになる。これにより、自動補水ユニットを用いた自動補水制御が確実に実行されることになる。
【0014】
また、上記請求項5の自動補水ユニットを用いた補水制御方法に係る第3の発明は、上記自動補水ユニットを温水暖房装置に装着した状態で行われるものであり、温水暖房装置のコントローラに対し上記自動補水ユニットの補水電磁弁の作動制御により自動補水制御を行う自動補水制御部を予め組み込んでおき、上記補水電磁弁と上記コントローラとが互いに接続されることにより上記自動補水制御部による自動補水制御を開始するようにし、この自動補水制御に際し、給湯器の出湯管と連通された入水管に設けられた入水流量センサによる検出情報を温水暖房装置のコントローラに送信させて、この検出情報に基づいて循環回路に補給された補水量の把握を行うようにすることを特定事項とするものである(請求項8)。
【0015】
この第3の発明によれば、上記の第2の発明による自動補水の開始に加え、補水量の把握により自動補水の停止タイミングを的確に把握して補水電磁弁の閉作動を行うことが可能になる。
【0016】
上記の第2もしくは第3の発明の自動補水ユニットを用いた補水制御方法においては、補水電磁弁から延びる制御信号ラインの接続端子が温水暖房装置のコントローラに設けられた接続端子に接続されることにより自動補水ユニットの装着を検知する接続検知部を上記コントローラに予め組み込んでおき、この接続検知部により上記自動補水ユニットの装着を検知したとき自動補水制御部による自動補水制御を開始するようにしてもよい(請求項9)。このようにすると、接続端子の接続作業を行うだけで、自動補水制御を確実に開始させることが可能になる。
【0017】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1〜請求項6のいずれかの自動補水ユニットによれば、既設の手動補水式の温水暖房装置に対し後付けで随時に取り付けることができ、その補水電磁弁の作動制御により自動補水を行わせることができるようになる。
【0018】
中でも、請求項6によれば、上記補水電磁弁の作動制御を循環回路内の循環水の状態に応じて行うことができ、補給の必要時に補水を確実に行うことができるようになる。
【0019】
請求項1〜請求項3のいずれかによれば、下流側接続口の随時取り付け可能な構成を具体的に提供することができ、自動補水ユニットを簡易に取り付けることができるようになる。
【0020】
請求項4又は請求項5によれば、給湯器側に接続されている水道管を有効利用して給水源とすることができ、自動補水ユニットの上流側接続口と給水源との接続のために例えば水道配管を布設する必要がなく、給水源との連通接続を極めて容易に行うことができるようになる。
【0021】
また、請求項7の自動補水ユニットを用いた補水制御方法によれば、自動補水ユニットを温水暖房装置に取り付け、補水電磁弁を温水暖房装置のコントローラに接続すれば、そのコントローラに予め組み込まれた自動補水制御部による自動補水制御を開始させることができ、自動補水ユニットを用いた自動補水制御を確実に実行させることができる。
【0022】
請求項8の自動補水ユニットを用いた補水制御方法によれば、上記請求項7による効果に加え、補水量の把握により自動補水の停止タイミングを的確に把握して補水電磁弁の閉作動を行うことができるようになる。
【0023】
請求項9の自動補水ユニットを用いた補水制御方法によれば、接続端子の接続作業を行うだけで、温水暖房装置のコントローラによる自動補水制御を確実に開始させることができるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動補水ユニットを装着した温水暖房装置を示す。この第1実施形態の自動補水ユニット8は、その下流側接続口84を温水暖房装置1のタンク5の手動補水口51を利用してタンク5と連通接続させたものである。
【0026】
まず、上記温水暖房装置1について説明すると、この温水暖房装置1は、加熱用熱源機2と、この熱源機2と別途設置の暖房端末3との間に暖房用温水を循環供給するための循環回路4と、この循環回路4に介装された上記タンク5及び循環ポンプ6と、上記熱源機2等の作動制御を行うことにより暖房運転制御を行うコントローラ7とを備えたものである。
【0027】
上記熱源機2は燃焼用缶体20内に配設された熱交換器21と、この熱交換器21を燃焼熱により加熱する燃焼バーナ22と、この燃焼バーナ22にガスもしくは灯油等の燃料を供給するための電磁開閉弁23及び燃料調整弁24を介装した燃料供給管25とを備えている。
【0028】
上記循環回路4は、温水暖房装置1の機内に予め配管された往き循環路4a及び戻り循環路4bと、別途に設置された1又は2以上の暖房端末3(図例では一つのみ図示)まで機外に延長される往き接続管31及び戻り接続管32とを備えて構成される。そして、タンク5内に貯留された循環水を循環ポンプ6の作動により戻り循環路4bを通して上記熱交換器21に戻し、この熱交換器21で加熱されて高温となった循環水(高温水)を往き循環路4a及び往き接続管31を通して暖房端末3に供給し、この暖房端末3で放熱されて低温となった循環水(低温水)を上記戻り接続管32及び戻り循環路4bを通して上記タンク5まで戻すようになっている。なお、図1中43は上記高温水の温度を検出する高温水温度センサである。
【0029】
上記タンク5は、図2にも示すように上部に手動補水用の手動補水口51が予め付設されたものであり、上記手動補水口51は温水暖房装置1のハウジングの外部に突出して外部から手動補水が行い得る状態とされ(図1参照)、通常はキャップ52により閉止されている。すなわち、図3に詳細を示すように、上記手動補水口51は上端開口512側が拡径された漏斗状の形状を有し、その上端開口512の内周面には内周側に突出する係合凸部511が一体に形成されている。このような手動補水口51は例えば合成ゴム等により形成されている。一方、キャップ52は、閉止用のベース部521と、このベース部521から下方に突出する円筒部522と、上記ベース部521から下方に突出して上記上端開口512をこの円筒部522との間で挟み込む外周フランジ部523とが例えば合成樹脂により一体形成されたものである。上記円筒部522には上記係合凸部511と密に嵌合してキャップ52の抜け止めを果たす係合凹部524が一体に形成されている。
【0030】
また、上記タンク5にはオーバーフロー管53(図2参照)と、給水接続口54と、所定の高水位を検出する高水位電極55(図1参照)と、所定の低水位を検出する低水位電極56とが配設されている。上記給水接続口54は、上記タンク5を自動補水式の温水暖房装置にも兼用して適用し得るように予め形成されたものであり、手動補水式の温水暖房装置1に適用する場合には閉止蓋54aにより閉止された状態にされている。また、上記低水位電極56は、タンク内の循環水の貯留量、すなわち、循環回路4内の循環水が不足(渇水)状態にあることを検出するものであり、循環水検出手段を構成するものである。
【0031】
上記自動補水ユニット8は、図1に示すように給水通路81と、この給水通路81に介装された補水電磁弁82と、上記給水通路81の上下流端に設けられた上流側接続口83及び下流側接続口84とが一体的にユニット化されたものである。そして、上記自動補水ユニット8は図2に示すように上記キャップ52と同じ構造の他のキャップ体52′と一体に組み付けられ、手動補水口51を閉止しているキャップ52を外し、代わりに上記キャップ体52′を手動補水口51の上端開口511にはめ込むことにより自動補水ユニット8とタンク5との連通接続が行われるようになっている。
【0032】
図4に示す具体的な詳細構造例を用いてさらに詳細に説明すると、上記自動補水ユニット8は、上流側接続口83と下流側接続口84とを連通可能に接続する給水通路81の途中を給水電磁弁82により開閉切換可能にしたものであり、上記上流側接続口83に給水源としての図示省略の水道配管が接続される一方、上記下流側接続口84が上記キャップ体52′に一体に連結されている。なお、上記キャップ体52′には下流側接続口84の一部を構成する連通孔が貫通して形成されている。
【0033】
上記給水電磁弁82は弁体821と、この弁体821を閉側に押圧付勢するロッド822とを備えており、このロッド822を付勢力に抗して作動させることにより上記給水通路81を開状態にし得るようになっている。そして、上記給水電磁弁82から制御信号ライン85が延ばされ、この制御信号ライン85の接続端子86(図1参照)をコントローラ7の接続端子71に接続することにより、自動補水ユニット8の装着の検知と、上記コントローラ7から上記補水電磁弁82に対する作動制御信号の出力とが行い得るようになっている。
【0034】
上記コントローラ7は図5に示すように暖房制御部72と、手動補水制御部73と、自動補水制御部74と、上記自動補水ユニット8の装置を検知することにより上記手動補水制御部73による手動補水制御から自動補水制御部74による自動補水制御に切換える接続検知部75とを備えている。
【0035】
上記暖房制御部72は、高温水温度センサ43等の各種検出信号の出力を受けて循環ポンプ6の作動制御や、燃焼バーナ22の燃焼制御を行うようになっている。
【0036】
上記手動補水制御部73は、高水位電極55や低水位電極56からの各水位検出信号の出力を受けて、タンク5内の水位が低水位になれば図示省略のリモコン(リモートコントローラ)に循環水が渇水状態にあることを警告表示したり警告灯の点灯・点滅もしくは警報ブザーの吹鳴等を行い使用者に補水の必要のあることを報知するようになっている。そして、使用者の手動補水により水位が上昇して高水位に到達すれば、循環水量が正常であることを上記リモコンにより表示させるようになっている。
【0037】
上記自動補水制御部74は、上記と同様に高水位電極55や低水位電極56からの各水位検出信号の出力を受けて、タンク5内の水位が低水位になれば給水電磁弁82を開作動させ、これにより、給水源からの給水を給水通路81及び手動補水口51を通してタンク5内に流入させて補水されるようになっている。そして、タンク5内の水位が高水位に到達したことを高水位電極55により検出されると、上記給水電磁弁82を閉作動させて補水を停止させるようになっている。
【0038】
上記接続検知部75は、上記給水電磁弁82側の接続端子86と、コントローラ7側の接続端子71とが接続されると、その導通を検出してそれまでの手動補水制御部73による上記手動補水制御を停止させて自動補水制御部74による上記自動補水制御に切換えるようになっている。
【0039】
以上の第1実施形態の場合には、タンク5の手動補水口51のキャップ52をキャップ体52′付きの自動補水ユニット8に交換するだけで、温水暖房装置1に対する自動補水ユニット8の装着を極めて容易に行うことができる。そして、給水電磁弁82への制御信号ライン85をコントローラ7に接続するだけで、そのコントローラ7に予め組み込まれている自動補水制御部74による給水電磁弁82の作動制御が開始されて自動補水制御が確実に実行されることになる。
【0040】
<第1実施形態に基づく他の実施形態−その1>
図6に示す実施形態は自動補水ユニット8をタンク5の給水接続口54を利用して装着したものである。なお、第1実施形態と同様の構成要素については第1実施形態と同一符号を付してその詳細な説明は省略する(以下の各実施形態において同じ)。
【0041】
この実施形態では、タンク5の給水接続口54から閉止蓋54aを取り外し、開放状態の上記給水接続口に対し第1実施形態と同様構成の自動補水ユニット8の下流側接続口84を接続するようにしている。この接続は、例えばねじ止め、接着、あるいは金属の場合には溶着等の種々の手段を用いればよい。また、この場合には上記自動補水ユニット8自体がかなり小型のものであるため、温水暖房装置1のハウジング内において上記タンク5に対し装着される。なお、図6では図示の関係上、タンク5に付設された手動補水口51及びキャップ52を温水暖房装置1の系内(ハウジング内)に位置するように図示しているが、上記手動補水口51及びキャップ52は温水暖房装置1のハウジングの外部に突出した状態に配設されている。
【0042】
<第1実施形態に基づく他の実施形態−その2>
図7に示す実施形態は自動補水ユニット8を往き循環路4aの往き接続口41に予め付設されている排水口41aを利用して装着したものである。
【0043】
この実施形態では、上記排水口41aを閉止している排水栓を取り外し、この排水栓の代わりに第1実施形態と同様構成の自動補水ユニット8の下流側接続口84を接続するようにしている。この接続では、上記下流側接続口84に予めねじ溝を形成しておいたり、接着あるいは金属の場合には溶着等の種々の手段を適用したりすればよい。そして、この接続により自動補水ユニット8が支持されることになるが、他に温水暖房装置1のハウジングに対し他の支持ブラケット等を介して支持させるようにしてもよい。この実施形態の場合には循環配管4内の循環水の自動補水ユニット8側への逆流を防止するための逆止弁を上記下流側接続口84等に予め配設しておくのが好ましい。なお、図7では図示の関係上、タンク5に付設された手動補水口51及びキャップ52を温水暖房装置1の系内(ハウジング内)に位置するように図示しているが、上記手動補水口51及びキャップ52は温水暖房装置1のハウジングの外部に突出した状態に配設されている。
【0044】
なお、循環回路4のいずれかの部位に対し補水可能に自動補水ユニット8を接続すればよいため、下流側接続口84の接続対象を上記の往き接続口41の排水口41aではなくて、戻り接続口42に同様に付設されている排水口としてもよい。
【0045】
<第2実施形態>
図8は第2実施形態を示すものであり、この第2実施形態は上流側接続口83に接続する給水源として既設の給湯器9の出湯管14を利用するものである。
【0046】
すなわち、上記給湯器9は、加熱用熱源機10として熱交換器11及び燃焼バーナ12を備え、上記熱交換器11に対し入水管13を通して水道配管からの水道水を入水させ、熱交換器11により加熱されたお湯を出湯管14を通して一般給湯栓15に給湯させるようにされている。上記出湯管14の下流端には出湯接続口141が設けられ、この出湯接続口141に対し1又は2以上の一般給湯栓15まで給湯接続管が配管接続されている。そして、上記入水管13には入水流量センサ16が介装され、この入水流量センサ16からの検出情報等に基づいてコントローラ17により給湯制御が行われるようなっている。上記出湯接続口141には予め排水口142が付設されており、この排水口142に対し自動補水ユニット8の上流側接続口83を例えば延長接続管87aを介して連通接続させている。
【0047】
この第2実施形態に適用される温水暖房装置1としては、第1実施形態のもの(図1参照)、他の実施形態−その1(図6参照)もしくはその2(図7参照)のいずれを用いてもよいが、図8では上記「その1」の温水暖房装置1を図示している。なお、図8では図示の関係上、タンク5に付設された手動補水口51及びキャップ52を温水暖房装置1の系内(ハウジング内)に位置するように図示しているが、上記手動補水口51及びキャップ52は温水暖房装置1のハウジングの外部に突出した状態に配設されている。
【0048】
この第2実施形態においては、自動補水ユニット8を用いた自動補水制御として、第1実施形態の自動補水制御部74による自動補水制御をそのまま適用してもよいが、給湯器9の入水流量センサ16による検出情報を利用するようにするのが好ましい。
【0049】
すなわち、給湯器9のコントローラ17と、温水暖房装置1のコントローラ7とを通信線18により通信可能に接続し、この通信線18を介して上記入水流量センサ16からの検出情報を上記温水暖房装置1のコントローラ7の自動補水制御部74に送信出力させるようにすればよい(図9参照)。
【0050】
この場合には、自動補水制御部74による自動補水制御を実行するにあたり、上記入水流量センサ16から検出される入水流量を積算することにより給水電磁弁82を開作動させてから補水した補水量を取得することができるため、その補水量が所定の水量に到達した時点で上記給水電磁弁82を閉作動することができる。これにより、給水電磁弁82の閉作動制御する上で高水位電極55からの高水位検出信号を出力させる必要がなくなる。
【0051】
従って、第2実施形態では自動補水ユニット8の上流側接続口83に接続する給水源として給湯器9を利用することで上記上流側接続口83に対する水道配管等を省略することができる上に、上記の如く補水量を把握することができる。
【0052】
<他の実施形態>
なお、本発明は上記第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1実施形態では、下流側接続口84の接続対象としてタンク5の手動補水口51、給水接続口54もしくは排水口41aを示したが、これらに限らず、循環回路4のいずれかの部位を接続対象とすればよい。例えば上記循環回路4の途中に将来の自動補水ユニット8の接続可能性を予定して接続口を予め設けておくようにしてもよい。
【0053】
上記第2実施形態では、自動補水ユニット8の上流側接続口83の接続対象として給湯器9の出湯接続口141に付設されている排水口142を利用しているが、これに限らず、例えば図10に示すように上記給湯器9の入水管13を水道配管に接続するための入水接続口131に予め付設されている排水口132を接続対象として、この排水口132と上流側接続口83とを接続管87bを介して互いに接続させるようにしてもよい。
【0054】
また、上記第2実施形態では、自動補水ユニット8の上流側接続口83の接続対象として給湯器9を利用しているが、これに限らず、水道配管が施されている機器類であればこれを利用して上記上流側接続口83を接続させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す模式図である。
【図2】 図1に示すタンクの正面説明図である。
【図3】 手動補水口の拡大断面説明図である。
【図4】 自動補水ユニットを手動補水口に取り付ける前の状態を示す断面説明図である。
【図5】 温水暖房装置のコントローラを示すブロック図である。
【図6】 第1実施形態の他の実施形態−その1を示す図1対応図である。
【図7】 第1実施形態の他の実施形態−その2を示す図1対応図である。
【図8】 第2実施形態を示す模式図である。
【図9】 第2実施形態の制御系を示すブロック図である。
【図10】 他の実施形態を示す図8対応図である。
【符号の説明】
1 温水暖房装置
2 加熱用熱源機
3 暖房端末
4 循環回路
4a 往き循環路(機内配管部分)
4b 戻り循環路(機内配管部分)
5 タンク
7 温水暖房装置のコントローラ
8 自動補水ユニット
9 給湯器
13 入水管
14 出湯管
16 入水流量センサ
31 往き接続管(機外配管部分)
32 戻り接続管(機外配管部分)
41 往き接続口(端部接続口)
41a 排水口
51 手動補水口(補水口;循環回路の部位)
54 給水接続口(接続口;循環回路の部位)
56 低水位電極(循環水検出手段)
71 コントローラ側接続端子
74 自動補水制御部
75 接続検知部
81 給水通路
82 補水電磁弁
83 上流側接続口
84 下流側接続口
85 制御信号ライン
86 接続端子
131 入水接続口
132 排水口
141 出湯接続口
142 排水口
Claims (9)
- 内部の循環水を加熱用熱源機により加熱して暖房端末に供給した後に上記熱源機に戻すよう循環させるための循環回路を備え、この循環回路に対する循環水の補給が手動補水により行われるように構成されている既設の温水暖房装置を対象として随時に取り付けられる自動補水ユニットであって、
上流側接続口及び下流側接続口を有する給水通路と、
この給水通路に介装され作動制御により開閉作動される補水電磁弁と
を含んでユニット化され、
上記既設の温水暖房装置は、循環水を貯留するタンクが上記循環回路に介装され、そのタンクに対し手動補水のための補水口が設けられており、
上記上流側接続口が給水源に対し連通接続可能に構成される一方、上記下流側接続口が上記タンクの補水口に対し連通接続可能に構成されている
ことを特徴とする自動補水ユニット。 - 内部の循環水を加熱用熱源機により加熱して暖房端末に供給した後に上記熱源機に戻すよう循環させるための循環回路を備え、この循環回路に対する循環水の補給が手動補水により行われるように構成されている既設の温水暖房装置を対象として随時に取り付けられる自動補水ユニットであって、
上流側接続口及び下流側接続口を有する給水通路と、
この給水通路に介装され作動制御により開閉作動される補水電磁弁と
を含んでユニット化され、
上記既設の温水暖房装置は、循環水を貯留するタンクが上記循環回路に介装され、そのタンクに対し開閉可能に閉止された接続口が予め設けられており、
上記上流側接続口が給水源に対し連通接続可能に構成される一方、上記下流側接続口が上記タンクの接続口に対し連通接続可能に構成されている
ことを特徴とする自動補水ユニット。 - 内部の循環水を加熱用熱源機により加熱して暖房端末に供給した後に上記熱源機に戻すよう循環させるための循環回路を備え、この循環回路に対する循環水の補給が手動補水により行われるように構成されている既設の温水暖房装置を対象として随時に取り付けられる自動補水ユニットであって、
上流側接続口及び下流側接続口を有する給水通路と、
この給水通路に介装され作動制御により開閉作動される補水電磁弁と
を含んでユニット化され、
上記既設の温水暖房装置は、上記循環回路が機内配管部分と、この機内配管部分の端部接続口に連通接続されて別途設置の暖房端末まで延ばされる機外配管部分とから構成され、上記端部接続口に排水口が付設されており、
上記上流側接続口が給水源に対し連通接続可能に構成される一方、上記下流側接続口が上記排水口に対し連通接続可能に構成されている
ことを特徴とする自動補水ユニット。 - 内部の循環水を加熱用熱源機により加熱して暖房端末に供給した後に上記熱源機に戻すよう循環させるための循環回路を備え、この循環回路に対する循環水の補給が手動補水により行われるように構成されている既設の温水暖房装置を対象として随時に取り付けられる自動補水ユニットであって、
上流側接続口及び下流側接続口を有する給水通路と、
この給水通路に介装され作動制御により開閉作動される補水電磁弁と
を含んでユニット化され、
上記上流側接続口が、別途設置の給湯器を構成する入水管の入水接続口に付設された排水口に対し連通接続可能に構成される一方、上記下流側接続口が上記循環回路のいずれかの部位に対し連通接続可能に構成されている
ことを特徴とする自動補水ユニット。 - 内部の循環水を加熱用熱源機により加熱して暖房端末に供給した後に上記熱源機に戻すよう循環させるための循環回路を備え、この循環回路に対する循環水の補給が手動補水により行われるように構成されている既設の温水暖房装置を対象として随時に取り付けられる自動補水ユニットであって、
上流側接続口及び下流側接続口を有する給水通路と、
この給水通路に介装され作動制御により開閉作動される補水電磁弁と
を含んでユニット化され、
上記上流側接続口が、別途設置の給湯器を構成する出湯管の出湯接続口に付設された排水口に対し連通接続可能に構成される一方、上記下流側接続口が上記循環回路のいずれかの部位に対し連通接続可能に構成されている
ことを特徴とする自動補水ユニット。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の自動補水ユニットであって、
循環回路に対する循環水補給の必要があることを検出する循環水検出手段を備えた温水暖房装置を対象として、
補水電磁弁は上記循環水検出手段による検出情報に基づいて作動制御されるよう温水暖房装置側と連係可能に構成されている、自動補水ユニット。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の自動補水ユニットを温水暖房装置に装着した状態で行われる、自動補水ユニットを用いた補水制御方法であって、
温水暖房装置のコントローラに対し上記自動補水ユニットの補水電磁弁の作動制御により自動補水制御を行う自動補水制御部を予め組み込んでおき、上記補水電磁弁と上記コントローラとが互いに接続されることにより上記自動補水制御部による自動補水制御を開始するようにする
ことを特徴とする自動補水ユニットを用いた補水制御方法。 - 請求項5記載の自動補水ユニットを温水暖房装置に装着した状態で行われる、自動補水ユニットを用いた補水制御方法であって、
温水暖房装置のコントローラに対し上記自動補水ユニットの補水電磁弁の作動制御により自動補水制御を行う自動補水制御部を予め組み込んでおき、上記補水電磁弁と上記コントローラとが互いに接続されることにより上記自動補水制御部による自動補水制御を開始するようにし、
給湯器の出湯管と連通された入水管に設けけられた入水流量センサによる検出情報を温水暖房装置のコントローラに送信し、この検出情報に基づいて循環回路に補給された補水量の把握を行うようにする、自動補水ユニットを用いた補水制御方法。 - 請求項7又は請求項8に記載の自動補水ユニットを用いた補水制御方法であって、
補水電磁弁から延びる制御信号ラインの接続端子が温水暖房装置のコントローラに設けられた接続端子に接続されることにより自動補水ユニットの装着を検知する接続検知部を上記コントローラに予め組み込んでおき、この接続検知部により上記自動補水ユニットの装着を検知したとき自動補水制御部による自動補水制御を開始するようにする、自動補水ユニットを用いた補水制御方法
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