JPH08144494A - 化粧胴差の取付構造 - Google Patents

化粧胴差の取付構造

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JPH08144494A
JPH08144494A JP31596094A JP31596094A JPH08144494A JP H08144494 A JPH08144494 A JP H08144494A JP 31596094 A JP31596094 A JP 31596094A JP 31596094 A JP31596094 A JP 31596094A JP H08144494 A JPH08144494 A JP H08144494A
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Onori Nakabayashi
大典 中林
Takayuki Hirayama
貴之 平山
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Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
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Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧胴差の内外方向の変動を規制し、隣接す
る化粧胴差の間の段差発生を防止する。また、化粧胴差
の取付施工性を向上させる。 【構成】 取付具の当接部が化粧胴差の化粧部を外方へ
弾発付勢し、当接部の弾発付勢により、当接部および被
係止部が互いに協働して化粧胴差の第1係止部および第
2係止部と、化粧部の裏面部との間で内外方向に突っ張
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の上階外壁と下階
外壁との間等に、化粧目的のために設けられる化粧胴差
の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化粧胴差の取付構造としては、図
4に示すような構造が知られている。化粧胴差30は、
化粧部31、上部に位置する第1係止部33、および下
部に位置する第2係止部34を備える長尺部材であり、
外壁7を覆うように取り付けられる。図示の構造では、
外壁外表面に取付具がドリルビス46により固定されて
おり、化粧胴差30はこの取付具に固定することにより
外壁7に取り付けられる。
【0003】従来の取付具は、上面に前記第1係止部3
3が係止することとなる第1被係止部42を備える長尺
の桟木からなる上部取付具40および下端に前記第2係
止部34が係止することとなる第2被係止部44を備え
る下部取付具41から構成されている。
【0004】その取付方法は、まず化粧胴差30の第1
係止部33を上部取付具40の第1被係止部42に係止
して、化粧胴差30を上部取付具40に吊り下げる状態
とする。つづいて、化粧胴差30を外方から内方へ押し
込み、前記第2係止部34を下部取付具41の第2被係
止部44に弾性係止させる。ここで、当該弾性係止は、
下部取付具41の弾性力により、化粧胴差30を下方に
弾発付勢し、当該弾発付勢により、上記両被係止部が互
いに協働して化粧胴差の両係止部の間で上下方向に突っ
張ることによりその係止力を発揮するものである。その
後必要とあれば化粧胴差30と上部取付具40とをタッ
ピングビス47により固定し、化粧胴差の取り付けは完
了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の取付
構造は次のような問題が生じていた。化粧胴差の固定
は、取付具に対してのみの固定によりなされており、前
記弾性係止によりなされているが、その固定は化粧胴差
を上下方向に突っ張ることのみによるものであって、内
外方向の変動を規制する機能は有していない。また、上
部をタッピングビスにより固定したとしても下部の変動
を規制することはできない。ここで、化粧胴差の第2係
止部と取付具の第2被係止部とが隙間なく係止されてい
れば、内外方向の変動を規制できるのであるが、実際上
寸法誤差等より全く隙間のない状態をなす係止は非常に
困難である。このように、内外方向の変動の規制がなさ
れてないことは、隣接する化粧胴差の間で内外方向に段
差を生じさせることとなり美観の低下という問題点を生
じさせるのである。さらに内外方向に変動するというこ
とは、上部取付具と化粧胴差とをタッピングビスで固定
する場合におけるビス止め作業を困難なものとする。
【0006】本発明は、上述のごとく従来の技術的課題
に鑑み、これを有効に解決すべくなされたものであり、
本発明の目的は上述のような化粧胴差の内外方向の変動
を規制し、美観を維持するとともに、取付施工性を向上
させる化粧胴差の取付構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る化粧胴差の
取付構造は、上述のごとく従来技術の課題を解決し、そ
の目的を達成するために以下のような構成を備えてい
る。すなわち、外壁に取付具を用いて化粧胴差を取付固
定する化粧胴差の取付構造において、上記取付具は、上
部に第1被係止部、下部に第2被係止部、および上記化
粧胴差の化粧部の裏面部に当接する当接部を備え、上記
化粧胴差は、化粧部、化粧部上方側に前記第1被係止部
に係止する第1係止部、および化粧部下方側に前記第2
被係止部に係止する第2係止部を備え、上記取付具の当
接部が上記化粧胴差の化粧部を外方へ弾発付勢し、該当
接部の弾発付勢により、当接部および上記被係止部が互
いに協働して該化粧胴差の第1係止部および第2係止部
と、上記化粧部の裏面部との間で内外方向に突っ張るよ
うに構成されている。
【0008】
【作用】本発明に係る化粧胴差の取付構造では、化粧胴
差の一方の係止部を取付具の一方の被係止部に係止し、
その状態で化粧胴差を内方へ押し込み取付具に組み付け
る。化粧胴差は、その化粧部裏面部で取付具の当接部を
内方へ押し付けて撓ませ、係止されていない一方の化粧
胴差の係止部が係止するまで押し込まれる。その後、押
し込み力を緩めると、化粧胴差は取付具の当接部の弾発
力で外方に押し付けられ、取付具の両被係止部と化粧胴
差の両係止部とは当接し、この状態で取付具の当接部と
被係止部は化粧胴差を内外方向に突っ張る。したがっ
て、化粧胴差の内外方向への変動が規制されることとな
り、美観が維持され、また、上部取付具と化粧胴差とを
タッピングビスで固定する場合において、ビス止め作業
は、化粧胴差の固定が確実となっているため容易とな
る。なお、上記のように一方の係止部を係止した状態で
取り付けるのではなく、一度に上方および下方の係止部
を係止する場合も有り得るが、当該場合においても、上
記当接部の弾発付勢に基づく同様の効果は得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る化粧胴差の取付構造の実
施例について図1から図3を参照して説明する。図1は
本発明における第1実施例に使用する取付具を示す側断
面図である。図2は本発明の第1実施例を示す側断面図
である。
【0010】取付具1は、短尺の金物であって、ドリル
ビス6により外壁7に固定される基板部2、基板部上端
で基板部に対して略直角に外方に折り曲げられ、さらに
その外方先端部で上方に向かって断面略半円状に形成さ
れた第1被係止部3、基板部下端で基板部に対して略直
角に外方に折り曲げられ、さらにその外方先端部で下方
に向かって折り曲げ、当該下方先端部分を内方に向かっ
て折り曲げ、断面鈎状の第2被係止部4および基板部中
央やや下方よりから外方に向かって突出し、上方に向か
って断面略円弧状の当接部5から構成される。
【0011】化粧胴差10は、長尺の合成樹脂製で押出
成形により得られたものであって、その中央部に下方に
突出する水切部12を有する化粧部11、化粧部上端お
よび化粧部下端で内方に向かって、断面略鈎状に形成さ
れた第1係止部13および第2係止部14から構成され
る。
【0012】当該化粧胴差10の取付作業はつぎのとお
りである。まず、化粧胴差10を上方から覆うようにし
て、化粧胴差の第1係止部13と取付具1の第1被係止
部3とを係止する。この状態では化粧胴差10は、取付
具1に吊り下げられた状態となっている。つづいて、化
粧胴差10を第1係止部13を支点として内方に押し込
む。このとき、化粧胴差10の化粧部裏面部15が取付
具の当接部5に当たり、当接部5を弾性変形させながら
押し込む。そして、化粧胴差10の第2係止部14が取
付具の第2被係止部4に係止するまで押し込み取付は完
了する。
【0013】上述のようにして取り付けられた化粧胴差
10は、取付具の当接部5が内方に撓む状態で支持され
ているため、取付具が化粧胴差の両係止部と化粧部裏面
部との間で内外方向に突っ張っている状態となる。した
がって、化粧胴差の内外方向の変動が規制され、隣接す
る化粧胴差の間で内外方向の段差がなくなる。
【0014】図3は、本発明の第2実施例を示す側断面
図である。本実施例における取付具は、上部取付具20
および下部取付具21に分割されており、上部取付具2
0は合成樹脂製の長尺の桟木であり、上面外方側に上方
に突出し、長手方向に延在する突起を有し、当該突起に
より第1係止部23を形成する。そして、ドリルビス2
6により外壁7に固定される。下部取付具21は、ドリ
ルビス26により外壁7に固定される基板部22、基板
部下端は基板部に対して略直角に外方に折り曲げられ、
さらにその先端で下方側に、鋭角的に内方に折り曲げら
れた第2係止部24、基板部下端やや上方より外方に向
かって突出し、上方に向かって断面略円弧状の当接部2
5から構成される。なお、基板部上端は外方に折り曲げ
られ、その上面は上記上部取付具の下面と接している。
【0015】化粧胴差は、前記第1実施例と同様のもの
を使用し、取付方法も前記第1実施例と同様である。な
お、化粧胴差10と上部取付具20とをさらに強固に固
定するタッピングビス27を隠し、防水効果を発揮させ
るためコーキング材28が充填される。本実施例におい
ても取付具の弾発付勢により、取付具が両係止部13、
14と化粧部裏面部15との間で突っ張り、化粧胴差の
内外方向の変動が規制され、隣接する化粧胴差の間で内
外方向の段差がなくなる。さらに、上部取付具として長
尺の桟木を使用しているため化粧胴差の直線性をきわめ
て容易に得ることができる。また、下部取付具の上面を
上部取付具下面に当接させているので、下部取付具の位
置決めが非常に容易である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば化
粧胴差の内外方向の変動が規制されるため、隣接する化
粧胴差の間の段差が生じず、美観が低下することがな
い。また、上部取付具と化粧胴差とをタッピングビスで
固定する場合におけるビス止め作業が容易なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例に使用する取付具の側
断面図である。
【図2】本発明の化粧胴差の取付構造の第1実施例を示
す側断面図である。
【図3】本発明の化粧胴差の取付構造の第2実施例を示
す側断面図である。
【図4】従来技術による化粧胴差の取付構造を示す側断
面図である。
【符号の説明】
1 取付具 2、22 基板
部 3、23 第1被係止部 4、24 第2
被係止部 5、25 当接部 6、26 ドリ
ルビス 7 外壁 10 化粧
胴差 11 化粧部 12 水切
り 13 第1係止部 14 第2
係止部 15 化粧部裏面部 20 上部
取付具 21 下部取付具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁に取付具を用いて化粧胴差を取付固
    定する化粧胴差の取付構造において、 上記取付具は、上部に第1被係止部、下部に第2被係止
    部、および上記化粧胴差の化粧部の裏面部に当接する当
    接部を備え、 上記化粧胴差は、化粧部、化粧部上方側に前記第1被係
    止部に係止する第1係止部、および化粧部下方側に前記
    第2被係止部に係止する第2係止部を備え、 上記取付具の当接部が上記化粧胴差の化粧部を外方へ弾
    発付勢し、該当接部の弾発付勢により、当接部および上
    記被係止部が互いに協働して該化粧胴差の第1係止部及
    び第2係止部と、上記化粧部の裏面部との間で内外方向
    に突っ張ることを特徴とする化粧胴差の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記取付具は、上部取付具および下部取
    付具から成り、当該上部取付具は、前記第1被係止部を
    有する桟木であることを特徴とする請求項1記載の化粧
    胴差の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002013286A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Kurabo Ind Ltd 化粧材の取付構造
WO2005019563A1 (ja) * 2003-08-21 2005-03-03 Interdecom, Co., Ltd. 建築用装飾建材
CN105952084A (zh) * 2016-06-13 2016-09-21 中国建筑第二工程局有限公司 一种grc构件及其安装结构和方法
CN108756121A (zh) * 2018-06-03 2018-11-06 贾红娜 一种建筑施工用建筑构件的防坠装置

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