JPH0814387B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0814387B2 JPH0814387B2 JP4008714A JP871492A JPH0814387B2 JP H0814387 B2 JPH0814387 B2 JP H0814387B2 JP 4008714 A JP4008714 A JP 4008714A JP 871492 A JP871492 A JP 871492A JP H0814387 B2 JPH0814387 B2 JP H0814387B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- passage
- shaped
- return
- machine body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は室内に所定温度の外気
はもとより室内よりの還気、または混合気等必要とする
冷暖気を該室内環境に応じて即座に変更可能とし、室内
に快適な冷暖気を常時送給行なわしめんとする空気調和
機に関するものである。
はもとより室内よりの還気、または混合気等必要とする
冷暖気を該室内環境に応じて即座に変更可能とし、室内
に快適な冷暖気を常時送給行なわしめんとする空気調和
機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種、空気調和機において冷暖気
を室内に送給する場合、該温度に応じて熱交換コイルを
通過する空気の風量を調整するか、熱交換コイルの温度
を変化する等の方法にて行なわれていた。しかるにこれ
らの何れもが熱交換コイルを通して冷暖気の送給が行な
わているがために熱交換コイルを必要としない室内空気
の還気、外気の導入時においても上記導入空気が常に熱
交換コイルを通過させているがために不要な温度が空気
に伝熱しながら吐出口より流出し予定温度の熱分布と相
違する欠点が生じる。
を室内に送給する場合、該温度に応じて熱交換コイルを
通過する空気の風量を調整するか、熱交換コイルの温度
を変化する等の方法にて行なわれていた。しかるにこれ
らの何れもが熱交換コイルを通して冷暖気の送給が行な
わているがために熱交換コイルを必要としない室内空気
の還気、外気の導入時においても上記導入空気が常に熱
交換コイルを通過させているがために不要な温度が空気
に伝熱しながら吐出口より流出し予定温度の熱分布と相
違する欠点が生じる。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】この発明はかかる欠点
に鑑みて熱交換を必要としない空気を上記、熱交換コイ
ルを通過させることなく直接に、あるいはその一部を熱
交換させて室内と外気との混合気を送給行なわしめんと
するをその主な目的としている。
に鑑みて熱交換を必要としない空気を上記、熱交換コイ
ルを通過させることなく直接に、あるいはその一部を熱
交換させて室内と外気との混合気を送給行なわしめんと
するをその主な目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
としてこの発明の概略は、機体の上部に外気導入口、室
内空気の還気口及び数個の送気口を各開口設け、機内に
上記、各空気送気口と連通せるＵ形状の送風通路を形成
設けると共に該Ｕ形状送風通路内にプレフィルター、還
気用送風機、電動機を、また一方の通路内に熱交換コイ
ル、加湿器、中性能フィルター等の機構を各設置し、更
に機体中央を仕切板にて前後に縦断し、上記Ｕ形状送風
通路の背面側に上記、各空気送気口及び仕切板の下方に
開設せる連通口と一部を連通せしめたＵ形状のバイバス
送風路を形成設けたことを特徴とする。また上記、機体
の上部に開設してなる数個の送気口に各風流切換ダンパ
ーを各開閉自在に設け、夫々のダンパーの切換え操作に
よってＵ形状送風通路内を流通する流気の一部または全
部を熱交換コイルを通過させることなくバイバス送風路
に切換えし、その都度室内環境に応じた所定温度の冷暖
気を室内に送流行なわしめるように構成されている。
としてこの発明の概略は、機体の上部に外気導入口、室
内空気の還気口及び数個の送気口を各開口設け、機内に
上記、各空気送気口と連通せるＵ形状の送風通路を形成
設けると共に該Ｕ形状送風通路内にプレフィルター、還
気用送風機、電動機を、また一方の通路内に熱交換コイ
ル、加湿器、中性能フィルター等の機構を各設置し、更
に機体中央を仕切板にて前後に縦断し、上記Ｕ形状送風
通路の背面側に上記、各空気送気口及び仕切板の下方に
開設せる連通口と一部を連通せしめたＵ形状のバイバス
送風路を形成設けたことを特徴とする。また上記、機体
の上部に開設してなる数個の送気口に各風流切換ダンパ
ーを各開閉自在に設け、夫々のダンパーの切換え操作に
よってＵ形状送風通路内を流通する流気の一部または全
部を熱交換コイルを通過させることなくバイバス送風路
に切換えし、その都度室内環境に応じた所定温度の冷暖
気を室内に送流行なわしめるように構成されている。
【０００５】
【作用】還気用送風機９を作動するにおいて外気導入ダ
クト（図示省略）に連設せる外気導入口２より新鮮な外
気が機内に導入すると同時に一方側の還気口３より室内
の還気が機内に導入し機内に形成せるＵ形状送風通路５
を流れ，これが該Ｕ形状送風通路５内に設置せる熱交換
コイル１１にて適当温度に熱交換され夫々の送気口４，
４，４を介して各室毎への配分が行なわれるが、上記、
各送気口４，４，４に設置せる風流切換ダンパーＡ，
Ａ，Ａの各ダンパーの開閉操作によって開口せる一部の
送気口４より熱交換された冷暖気を室内に送給する、ま
た該一部の送気口４の送給と同時に外気または室内より
の還気を熱交換通路を通過させることもなくバイバス送
風路１４を通して該外気の全量または一部を室内に直接
に、或いは上記熱交換空気との混合気を切換え送給行な
わしめる等室内環境に最適な温度分布を容易に求めるこ
とが出来得るのである。
クト（図示省略）に連設せる外気導入口２より新鮮な外
気が機内に導入すると同時に一方側の還気口３より室内
の還気が機内に導入し機内に形成せるＵ形状送風通路５
を流れ，これが該Ｕ形状送風通路５内に設置せる熱交換
コイル１１にて適当温度に熱交換され夫々の送気口４，
４，４を介して各室毎への配分が行なわれるが、上記、
各送気口４，４，４に設置せる風流切換ダンパーＡ，
Ａ，Ａの各ダンパーの開閉操作によって開口せる一部の
送気口４より熱交換された冷暖気を室内に送給する、ま
た該一部の送気口４の送給と同時に外気または室内より
の還気を熱交換通路を通過させることもなくバイバス送
風路１４を通して該外気の全量または一部を室内に直接
に、或いは上記熱交換空気との混合気を切換え送給行な
わしめる等室内環境に最適な温度分布を容易に求めるこ
とが出来得るのである。
【０００６】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面について説明
すると、機体１の上部に外気導入口２及び室内空気の還
気口３を各開口設けると共に他方に数個の送気口４，
４，４を各開口設け、且つ機内に上記外気導入口２、還
気口３、各送気口４，４，４と連通せるＵ形状送風通路
５を形成し、該Ｕ形状送風通路５の一方にプレフィルタ
ー８、還気用送風機９、電動機１０を、また他方に熱交
換コイル１１、加湿器１２、中性能フィルター１３等の
種々の機構を各配置する。また上記形成せる機体の前後
中央を仕切板６にて前後に区画し、該背面側にも上記Ｕ
形状送風通路５と同様の外気導入口２、還気口３、送気
口４，４，４の各口部と連通せるＵ形状のバイバス送風
路１４を形成設ける。 更に上記仕切板６の下方箇所、即
ち還気用送風機９の吐出口下方に連通口７を開口設け、
該連通口７を介して機内前後に形成せるＵ形状送風通路
５とバイバス送風路１４とを連通し、Ｕ形状送風通路５
内の空気の一部をバイバス送風路１４側に送流する。ま
た上記の連通口７には中性能フィルター１５が装着され
ている。更に送気口４，４，４の夫々はダクト等の配管
機構を通して各室毎、または室内の各所に開設せる吹出
口に連接連通行なわれている。なお上記による切換え手
段として機体１の上部に各開設せる数個の送気口４、
４，４の夫々の口部に電動式、または手動によって開閉
する風流切換ダンパーＡ，Ａ，Ａを配置し、各ダンパー
Ａ、Ａ，Ａの開閉操作によって外気の全量またはその一
部を機内のＵ形状送風通路５を通過させることなくバイ
バス送風路１４を通して直接に室内に供給することが出
来得、または該外気の全量またはその一部をＵ形状送風
通路５を通過させ冷暖気と共に容易に切換え各室内に送
流行なわしめることが出来得る。
すると、機体１の上部に外気導入口２及び室内空気の還
気口３を各開口設けると共に他方に数個の送気口４，
４，４を各開口設け、且つ機内に上記外気導入口２、還
気口３、各送気口４，４，４と連通せるＵ形状送風通路
５を形成し、該Ｕ形状送風通路５の一方にプレフィルタ
ー８、還気用送風機９、電動機１０を、また他方に熱交
換コイル１１、加湿器１２、中性能フィルター１３等の
種々の機構を各配置する。また上記形成せる機体の前後
中央を仕切板６にて前後に区画し、該背面側にも上記Ｕ
形状送風通路５と同様の外気導入口２、還気口３、送気
口４，４，４の各口部と連通せるＵ形状のバイバス送風
路１４を形成設ける。 更に上記仕切板６の下方箇所、即
ち還気用送風機９の吐出口下方に連通口７を開口設け、
該連通口７を介して機内前後に形成せるＵ形状送風通路
５とバイバス送風路１４とを連通し、Ｕ形状送風通路５
内の空気の一部をバイバス送風路１４側に送流する。ま
た上記の連通口７には中性能フィルター１５が装着され
ている。更に送気口４，４，４の夫々はダクト等の配管
機構を通して各室毎、または室内の各所に開設せる吹出
口に連接連通行なわれている。なお上記による切換え手
段として機体１の上部に各開設せる数個の送気口４、
４，４の夫々の口部に電動式、または手動によって開閉
する風流切換ダンパーＡ，Ａ，Ａを配置し、各ダンパー
Ａ、Ａ，Ａの開閉操作によって外気の全量またはその一
部を機内のＵ形状送風通路５を通過させることなくバイ
バス送風路１４を通して直接に室内に供給することが出
来得、または該外気の全量またはその一部をＵ形状送風
通路５を通過させ冷暖気と共に容易に切換え各室内に送
流行なわしめることが出来得る。
【０００７】
【発明の効果】この発明は上記の如く、機体前部に種々
の機構を配置してなるＵ形状の送風通路５を、また該Ｕ
形状送風通路５の背部に該送風通路と仕切板６に開設せ
る連通口７を介して連通せしめたバイバス送風路１４を
形成してなるものであるから、風流切換ダンパーＡ、
Ａ，Ａの各ダンバーの開閉切換え操作によって、新鮮な
外気、室内側の還気等その一部または全量をＵ形状送風
通路５を通過させることなく直接にまたは冷暖気の供給
と同時に夫々の室内に容易に供給可能とし以て室内に常
時、快適な環境を求めることが出来得るのである。特に
この種空調機においては従来、新鮮外気の取入れ手段と
してダクトを連接し、該ダクトの一部に開閉ダンパーを
取付けして該ダンパーの操作によって室内への外気の送
給調整が行なわれていたのであるが、この発明において
は空調機本体と同一の機内に外気の送給調整機構とバイ
バス送風路が一体的に形成設けられているのでこれらの
送給切り換え等の諸作業が極めて完全容易に行なわれる
等の顕著な効果を有するものである。しかも、この発明
においては機内の前部にＵ形状送風通路を、また背部側
には上記Ｕ形状送風通路と同様にＵ形状のバイバス送風
路が仕切板により隣接して形成設けられているから機内
における送風距離間も長く形成され、その間において機
内発生の騒振音をも送風と同時に自然的に減音、消去す
る等の効果をも併せ有している。
の機構を配置してなるＵ形状の送風通路５を、また該Ｕ
形状送風通路５の背部に該送風通路と仕切板６に開設せ
る連通口７を介して連通せしめたバイバス送風路１４を
形成してなるものであるから、風流切換ダンパーＡ、
Ａ，Ａの各ダンバーの開閉切換え操作によって、新鮮な
外気、室内側の還気等その一部または全量をＵ形状送風
通路５を通過させることなく直接にまたは冷暖気の供給
と同時に夫々の室内に容易に供給可能とし以て室内に常
時、快適な環境を求めることが出来得るのである。特に
この種空調機においては従来、新鮮外気の取入れ手段と
してダクトを連接し、該ダクトの一部に開閉ダンパーを
取付けして該ダンパーの操作によって室内への外気の送
給調整が行なわれていたのであるが、この発明において
は空調機本体と同一の機内に外気の送給調整機構とバイ
バス送風路が一体的に形成設けられているのでこれらの
送給切り換え等の諸作業が極めて完全容易に行なわれる
等の顕著な効果を有するものである。しかも、この発明
においては機内の前部にＵ形状送風通路を、また背部側
には上記Ｕ形状送風通路と同様にＵ形状のバイバス送風
路が仕切板により隣接して形成設けられているから機内
における送風距離間も長く形成され、その間において機
内発生の騒振音をも送風と同時に自然的に減音、消去す
る等の効果をも併せ有している。
【図１】 この発明に係る空気調和機の一例として内部
機構を略解的に示す正面図
機構を略解的に示す正面図
【図２】 同上、要部を示す縦断側面図である。
２ 外気導入口 ３ 還気口 ４ 送気口 ５ Ｕ形状送風通路 ６ 仕切板 ７ 連通口 ８ プレフィルター ９ 還気用送風機 １１ 熱交換コイル １４ バイバス送風路 １５ 中性能フィルター Ａ 風流切換ダンパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２４Ｆ 1/00 ４３１ Ｃ 13/28
Claims (2)
- 【請求項１】 機体の上部に外気導入口、室内空気の還
気口及び数個の送気口を各開口設け、該機体の中央を仕
切板にて前後に区画すると共に機内前部に上記外気導入
口、還気口及び各送気口と連通するＵ形状送風通路を形
成設け、該送風通路内にプレフィルター、還気用送風
機、電動機、熱交換コイル、加湿器、中性能フィルター
等の機構を各設置し、更に上記仕切板の背面側に上記空
気導入口及び各送気口と連通せしめてＵ形状のバイバス
送風路を形成設け、該バイバス送風路の一部を仕切板の
下方に開口せる連通口を介して前部側のＵ形状送風通路
に連通連結せしめたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 上記請求項第１項記載の空調機におい
て、機体の上部に開設せる数個の送気口の夫々口部に風
流切換ダンパーを動力または手動により各開閉自在に設
け、かかる風流切換ダンパーの開閉操作によってＵ形状
送風通路内を流通する流気の一部または全部をバイバス
送風路に切換え送流し、外気を送風通路を通過させるこ
となく直接に、又は熱交換された冷暖気と混合気として
送流するように構成したことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008714A JPH0814387B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008714A JPH0814387B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05196256A JPH05196256A (ja) | 1993-08-06 |
| JPH0814387B2 true JPH0814387B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=11700609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4008714A Expired - Lifetime JPH0814387B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814387B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010099011A3 (en) * | 2009-02-24 | 2010-12-16 | Carrier Corporation | Air treatment module |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP4008714A patent/JPH0814387B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010099011A3 (en) * | 2009-02-24 | 2010-12-16 | Carrier Corporation | Air treatment module |
| CN102333995A (zh) * | 2009-02-24 | 2012-01-25 | 开利公司 | 空气处理模块 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05196256A (ja) | 1993-08-06 |
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