JPH08143830A - 塗膜保護用シート - Google Patents

塗膜保護用シート

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JPH08143830A
JPH08143830A JP30962494A JP30962494A JPH08143830A JP H08143830 A JPH08143830 A JP H08143830A JP 30962494 A JP30962494 A JP 30962494A JP 30962494 A JP30962494 A JP 30962494A JP H08143830 A JPH08143830 A JP H08143830A
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啓仁 大西
Toshitaka Suzuki
俊隆 鈴木
Kenichi Shibata
健一 柴田
Kenichi Okada
研一 岡田
Takeshi Inoue
剛 井上
Mitsuru Horata
満 洞田
Komaji Matsui
駒治 松井
Takeshi Eda
猛 江田
Hiroshi Ueda
博 上田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲面への接着作業性に優れ、しかも耐候性に
も優れて接着した状態で高温屋外下に長期間放置した場
合にも、充分なシート強度を保持して破損等のトラブル
なく容易に剥離できる塗膜保護用シートを得ること。 【構成】 ポリプロピレン系ポリマー20〜94.9重
量%、酸化チタン5〜20重量%、及び紫外線安定化剤
0.1〜2重量%を少なくとも含有し、150μm以下
の厚さにおいて初期の降伏点強度が15〜50N/25mm
のPP系フィルムに、粘着剤層を設けてなる塗膜保護用
シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曲面への接着作業性、
耐候性、長期接着後の剥離性に優れて自動車のボディや
部品、塗装鋼板等の表面保護に好適な塗膜保護用シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装を終えた自動車ないしその部品等を
トラックや船に荷積して海外等の遠隔地に移送する際な
どにおける塵や埃、雨や石粒等の浮遊物ないし衝突物に
よる塗膜の損傷や艶ボケないし変色等を予防する手段が
求められている。
【0003】従来、かかる予防手段としてワックス系塗
膜材料を5〜20μm厚で塗布したものが知られてい
た。しかしながら、ワックス塗膜を均一厚に形成するこ
とが困難で一様な塗膜が得られにくく、汚れやすいこと
や酸性雨に弱いこと、さらにはワックス塗膜の付与とそ
の除去に多大な労力を要し、溶剤の使用や廃液の処理等
の環境問題を誘発しやすいことなどの問題点があった。
【0004】一方、ポリエステル等の支持フィルム上に
粘着剤層を設けてなる塗膜接着用の種々の表面保護用シ
ートが提案されている。かかるシート方式によれば前記
の問題点は克服しうる。しかしながら、前記の自動車移
送用途の如く夏場等の高温下に屋外にて長期間放置され
る用途にあっては、シートにおける柔軟性や強度の低
下、粘着剤層における接着力の上昇などにより塗膜より
保護用シートを剥離することが困難になる問題点があっ
た。
【0005】支持フィルムの強度を上げて、高温屋外下
におけるシートの柔軟性や強度の低下問題を克服する試
みもなされているが、その場合には支持フィルムの初期
強度の上昇に伴って自動車ボディ等の曲面に対する接着
作業性が低下し、必要な基本性能を喪失して満足できる
解決手段となっていない現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
点に鑑みて、曲面への接着作業性に優れ、しかも耐候性
にも優れて接着した状態で高温屋外下に長期間放置した
場合にも、充分なシート強度を保持して破損等のトラブ
ルなく容易に剥離できる塗膜保護用シートの開発を課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリプロピレ
ン系ポリマー20〜94.9重量%、酸化チタン5〜2
0重量%、及び紫外線安定化剤0.1〜2重量%を少な
くとも含有し、150μm以下の厚さにおいて初期の降
伏点強度が15〜50N/25mmのPP系フィルムに、粘
着剤層を設けてなることを特徴とする塗膜保護用シート
を提供するものである。
【0008】
【作用】上記構成のPP系フィルムを粘着剤層の支持フ
ィルムに用いることにより、自動車ボディ等の曲面に対
する良好な接着作業性を堅持しつつ、高温屋外下に長期
間放置されても充分な柔軟性や強度を保持する耐候性を
示して、破損等のトラブルなく容易に剥離できる塗膜保
護用シートが得られる。
【0009】
【発明の構成要素の例示】本発明の塗膜保護用シート
は、ポリプロピレン系ポリマー20〜94.9重量%、
酸化チタン5〜20重量%、及び紫外線安定化剤0.1
〜2重量%を少なくとも含有し、150μm以下の厚さ
において初期の降伏点強度が15〜50N/25mmのPP
系フィルムに、粘着剤層を設けたものからなる。
【0010】粘着剤層の支持フィルムとして用いる前記
のPP系フィルムにおいて、そのポリプロピレン系ポリ
マーとしては、プロピレンを成分とする種々のポリマー
を用いうる。曲面接着性と長期接着後の剥離性とのバラ
ンス等の点より好ましく用いうるものは、エチレン又は
プロピレンの少なくとも1種をゴム成分として含有す
る、特に5〜30重量%含有するポリプロピレンのブロ
ックポリマー、ポリプロピレンのホモポリマー、ランダ
ムポリプロピレンなどである。
【0011】ポリプロピレン系ポリマーとしては、1種
又は2種以上を単独物やブレンド物として用いることが
できる。ブレンド物として用いる場合には、前記のブロ
ックポリマー、ポリプロピレンのホモポリマー、ランダ
ムポリプロピレンの内の2種以上を用いたものが特に好
ましい。ブレンド割合については特に限定はなく、適宜
に決定してよい。
【0012】本発明において用いるPP系フィルムは、
150μm以下の厚さにおいて初期の降伏点強度を15
〜50N/25mm、好ましくは20〜35N/25mmに調節
したものである。その降伏点強度が15N/25mm未満で
は、強度に乏しくて腰(自己支持性)が弱く接着作業時
に皺が入りやすい。また剥離作業性にも劣るものとな
る。一方、50N/25mmを超えると柔軟性に乏しくて曲
面に対する接着作業性に劣るものとなる。
【0013】従って曲面接着性と長期接着後の剥離性の
両立の点よりは、その剥離時においても15N/25mm以
上の降伏点強度を維持していることが好ましい。かかる
剥離時における降伏点強度の評価は、本発明においては
熱帯地域、例えばタイ国やシンガポール国などでの屋外
暴露試験による方法が好ましい。当該暴露試験後におい
て15N/25mm以上、就中15〜50N/25mm、特に2
0〜35N/25mmの降伏点強度を維持しているPP系フ
ィルムが本発明においては好ましく用いうる。
【0014】前記の降伏点強度特性は、ポリプロピレン
系ポリマー20〜94.9重量%に、少なくとも酸化チ
タン5〜20重量%及び紫外線安定化剤0.1〜2重量
%を配合した組成とすることで達成することができる。
そのポリプロピレン系ポリマーの配合量が20重量%未
満では降伏点強度を前記範囲に制御しにくいし、94.
9重量%を超えると強度が過大となりやすい。
【0015】また酸化チタンの配合量が5重量%未満で
は隠蔽力に乏しくなり支持フィルムの劣化や粘着剤層の
紫外線劣化を受けやすくなる。一方、20重量%を超え
ると押出し成形方式等によるフィルムの成形性に乏しく
なる。好ましい酸化チタンの配合量は6〜15重量%で
あり、また劣化防止等の点より表面処理された酸化チタ
ンの使用が好ましい。
【0016】前記の紫外線安定化剤の配合量が0.1重
量%未満では支持フィルムの劣化や粘着剤層の紫外線劣
化を受けやすくなり、2重量%を超えると支持フィルム
表面にブリードしやすくなって粉ふき現象などを生じや
すくなる。紫外線安定化剤としては、例えばベンゾトリ
アゾール系紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系紫外線安
定剤、ベンゾエート系紫外線安定剤などの適宜なものを
用いうる。
【0017】前記紫外線安定化剤の具体例としては、2
−(3−t-ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3,5
−ジ−t-ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、ポリ[{6−(1,1,3,
3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリア
ジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン
{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
イミノ}]、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロキシ
エチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン重縮合物、2,4−ジ−t-ブチルフェ
ニル−3,5−ジ−t-ブチル−4−ヒドロキシベンゾ
エートなどを代表例としてあげられる。
【0018】PP系フィルムの形成は、前記押出し成形
方式等の適宜な方式で行ってよいが、その形成に際して
は、必要に応じてポリプロピレン系ポリマー以外のオレ
フィン系ポリマーの1種又は2種以上や酸化チタン及び
紫外線安定化剤以外の添加剤の1種又は2種以上を配合
することもできる。その配合量は、上記した降伏点強度
を満足する74.9重量%以下の範囲で適宜に決定する
ことができる。
【0019】必要に応じて配合しうる前記オレフィン系
ポリマーの例としては、低密度や中密度や高密度等のポ
リエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン
・アクリル共重合体、α−オレフィン共重合体などがあ
げられる。また添加剤の例としては、顔料、充填剤、酸
化防止剤、スリップ剤などがあげられる。
【0020】本発明の塗膜保護用シートの形成は例え
ば、PP系フィルムからなる支持フィルムの片面に溶液
タイプやエマルジョンタイプ等の粘着剤を塗布する方法
や、セパレータ上に形成した粘着剤層を移着する方法な
どの公知の接着シートの形成方法に準じて行うことがで
きる。またPP系フィルムと粘着剤層を溶融共押出しす
る方法等によっても行うことができる。
【0021】用いるPP系フィルムの厚さや形成する粘
着剤層の厚さは適宜に決定してよく、一般には10〜1
50μm、就中20〜70μm、特に20〜50μmのP
P系フィルムの片面に、100μm以下、就中1〜40
μm、特に3〜20μmの粘着剤層を設けた形態とされ
る。なおPP系フィルムからなる支持フィルムの背面
は、必要に応じて長鎖アルキル系やシリコーン系、フッ
素系等の適宜な剥離剤で処理されていてもよい。
【0022】粘着剤としては、適宜なものを用いてよ
く、特に限定はない。好ましくは、例えばアクリル系粘
着剤、ポリイソブチレン系粘着剤、ブチルゴム系粘着
剤、水添処理したスチレン・ブタジエン・スチレンの如
き水添スチレン・ジエン系ブロックポリマー系粘着剤な
どの如く耐候性に優れる粘着剤が用いられる。
【0023】本発明の塗膜保護用シートは、例えばポリ
エステルメラミン系やメラミン・アルキッド系、メラミ
ン・アクリル系、ないしウレタン系などの塗膜で塗装処
理された自動車のボディやその部品、あるいは鋼板等の
金属板やその成形品などからなる被着体に対する微小物
の衝突や薬品等からの表面保護などに好ましく用いられ
る。特に、屋外移送等で温度上昇が伴う場合や、長期間
接着しておく場合に有利に用いることができる。
【0024】実施例1 MFR4のホモポリプロピレン20部(重量部、以下同
じ)、MFR5のランダムポリプロピレン69.7部、
チタン白10部、及び2−(3−t-ブチル−5−メチ
ル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール0.3部の配合でTダイ法(ダイス温度240
℃)により成形した厚さ40μmのPP系フィルム(支
持フィルム)のコロナ処理した片面に、ポリイソブチレ
ン系粘着剤の20重量%トルエン溶液を塗工し、80℃
で3分間乾燥処理して厚さ10μmの粘着剤層を有する
塗膜保護用シートを得た。
【0025】実施例2 エチレンとプロピレンをゴム成分として11重量%含有
するMFR2のポリプロピレンのブロックポリマー50
部、MFR5のホモポリプロピレン19.7部、低密度
ポリエチレン20部、チタン白10部、及びポリ[{6
−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−
1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}
ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)イミノ}]0.3部の配合で、実施例1
に準じて支持フィルムを得、それを用いて塗膜保護用シ
ートを得た。
【0026】実施例3 MFR5のランダムポリプロピレン70部、MFR10
のホモポリプロピレン19.7部、チタン白10部、2
−(3−t-ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール0.3部、及び
ポリ[{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)
アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}
{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)イミノ}]0.2部の配合でT
ダイ法により成形した厚さ40μmの支持フィルムのコ
ロナ処理した片面に、アクリル系粘着剤を塗工し、80
℃で3分間乾燥処理して厚さ5μmの粘着剤層を有する
塗膜保護用シートを得た。
【0027】なお前記のアクリル系粘着剤は、2−エチ
ルヘキシルアクリレート40部/エチルアクリレート5
0部/スチレン9部/アクリル酸1部を酢酸エチル中で
常法により重合処理して重量平均分子量60万のポリマ
ーを得、その溶液に三官能性イソシアネート5部を添加
して調製したものである。
【0028】比較例1 MFR2のランダムポリプロピレン15部、MFR5の
ホモポリプロピレン39.7部、MFR6の低密度ポリ
エチレン45部、チタン白3部、及び2−(3−t-ブ
チル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール0.3部の配合で実施例1に準
じて支持フィルムを得、それを用いて塗膜保護用シート
を得た。
【0029】比較例2 MFR5のホモポリプロピレン15部、MFR10の低
密度ポリエチレン74.7部、チタン白10部及び2−
(3−t-ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール0.3部の配合で
実施例3に準じて支持フィルムを得、それを用いて塗膜
保護用シートを得た。
【0030】評価試験 降伏点強度 実施例、比較例で得た塗膜保護用シート(幅25mm)に
ついて、引張り速度300mm/分、チャック間隔50mm
の条件で引張り強度を調べた(MD方向)。試料には、
初期物及びタイ国で6ヵ月間屋外暴露試験した物(タイ
暴露)を用いた。その暴露試験は、表面保護シートをア
クリル系クリアー塗装板に接着しそれを屋外暴露試験台
に設置して1994年2月〜8月の期間放置する条件で
行った。
【0031】曲面接着性 実施例、比較例で得た塗膜保護用シートを、半径500
cmの塗装板に接着する際における作業性を調べ、次の基
準で評価した。 ○:皺を生じないで接着処理しやすい場合 △:皺が入りやすく、皺を生じない接着処理に作業慣れ
を要する場合 ×:皺入りを回避できず、接着処理しにくい場合
【0032】長期剥離性 実施例、比較例で得た塗膜保護用シートを、半径500
cmの塗装板に接着してそれを屋外に6ヵ月間暴露した後
における剥離作業性を調べ、次の基準で評価した。 ○:シートが切れずにスムーズに剥離できた場合 △:シートが時々切れて剥離しにくい場合 ×:シートが非常に切れやすい場合
【0033】前記の結果を次表に示した。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、曲面への接着作業性に
優れ、しかも耐候性にも優れて接着した状態で高温屋外
下に長期間放置した場合にも、充分なシート強度を保持
して破損等のトラブルなく容易に剥離できる塗膜保護用
シートを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/10 KEC (72)発明者 柴田 健一 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 岡田 研一 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 井上 剛 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 洞田 満 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 松井 駒治 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 江田 猛 兵庫県尼崎市神崎町33番1号 関西ペイン ト株式会社内 (72)発明者 上田 博 兵庫県尼崎市神崎町33番1号 関西ペイン ト株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレン系ポリマー20〜94.
    9重量%、酸化チタン5〜20重量%、及び紫外線安定
    化剤0.1〜2重量%を少なくとも含有し、150μm
    以下の厚さにおいて初期の降伏点強度が15〜50N/
    25mmのPP系フィルムに、粘着剤層を設けてなることを
    特徴とする塗膜保護用シート。
  2. 【請求項2】 その他のオレフィン系ポリマー又はその
    他の添加剤の少なくとも1種を74.9重量%以下追加
    配合してなる請求項1に記載の塗膜保護用シート。
  3. 【請求項3】 ポリプロピレン系ポリマーが、ゴム成分
    としてエチレン又はプロピレンの少なくとも1種を含有
    するポリプロピレンのブロックポリマー、ポリプロピレ
    ンのホモポリマー又はランダムポリプロピレンの2種以
    上のブレンド物である請求項1又は2に記載の塗膜保護
    用シート。
  4. 【請求項4】 PP系フィルムの当該降伏点強度が20
    〜35N/25mmである請求項1〜3に記載の塗膜保護用
    シート。
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