JPH08142759A - 車両用コンソールボックスの物品ホルダー - Google Patents

車両用コンソールボックスの物品ホルダー

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JPH08142759A
JPH08142759A JP30953994A JP30953994A JPH08142759A JP H08142759 A JPH08142759 A JP H08142759A JP 30953994 A JP30953994 A JP 30953994A JP 30953994 A JP30953994 A JP 30953994A JP H08142759 A JPH08142759 A JP H08142759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage container
article
console box
cassette
accommodation recessed
Prior art date
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Pending
Application number
JP30953994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Watanabe
貴雄 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shigeru Kogyo KK
Original Assignee
Shigeru Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 物品ホルダーAのホルダー本体1を、コンソ
ールボックスKの収容部38の内壁面によって水平に支
持される平板部2と、この平板部2の下面に一体に形成
された突出部4とから構成する。ホルダー本体1には、
平板部2の上面から突出部4の下部まで延びる飲料容器
収容凹部4Aを形成する。飲料容器収容凹部4Aの内壁
面には、互いに対向する一対のスリット10,10を形
成し、これをカセット保持凹部4Bとする。 【効果】 物品ホルダーAをコンソールボックスKに装
着するだけで、コンソールボックスKの収容部内に所定
の物品(飲料容器CP、カセットCA)用の収容凹部を
形成することができる。物品ホルダーAを取り外すこと
により、コンソールボックスKの収容部をそのまま使用
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用コンソールボッ
クスの内部に装着することにより、各種物品を収容する
ことができる物品ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用の物品ホルダー、例えば、
飲料缶、飲料カップ、カセットテープ、コンパクトディ
スク、硬貨等の物品を取り出しやすいように収容してお
くための物品ホルダーとして各種のものが提案されてい
る。その多くは、ドアの内面や、ダッシュボード上面に
装着されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、物品ホルダ
ーをドアの内面やダッシュボードに装着すると、物品ホ
ルダーが邪魔になったり、あるいは視界を妨げるという
問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、車両コンソールボックス
の内壁面により着脱可能に支持されるホルダー本体を有
し、このホルダー本体には、その上面に開口し、この開
口部から所定の物品を内部に収容可能な少なくとも1つ
の物品収容凹部が設けられていることを特徴としてい
る。この場合、前記物品収容凹部として、有底円筒状の
飲料容器収容凹部と、この飲料容器収容凹部の内壁面の
一側部と他側部とに互いに対向して形成され、かつ上下
方向に延びる少なくとも一対のスリットからなるカセッ
ト収容凹部とを設けるのが望ましい。
【0005】
【作用】本発明に係る物品ホルダーは、車両のコンソー
ルボックスの内壁面に着脱可能に支持されるので、装着
時にはコンソールボックスの内部空間を所定の物品用の
空間として使用することができ、取り外したときにはコ
ンソールボックスの内部空間をそのまま使用することが
でき、内部空間を有効利用することができる。また、コ
ンソールボックス内に装着するものであるから、装着時
に邪魔になったり、視界を妨げることがない。また、前
記物品収容凹部として、有底円筒状の飲料容器収容凹部
と、この飲料容器収容凹部の内壁面の一側部と他側部と
に対向して形成され、かつ上下方向に延びる少なくとも
一対のスリットからなるカセット収容凹部とを設けるよ
うにすると、小さい空間内に二つの物品収納凹部を形成
することができる。
【0006】
【実施例】図1〜図4は本発明に係る車両用コンソール
ボックスの物品ホルダー(以下、物品ホルダーという)
の一実施例を示している。この物品ホルダーAは、図1
に示すコンソールボックスK内に着脱可能に装着される
ものである。
【0007】まず、コンソールボックスKについて説明
すると、コンソールボックスKは、自動車のフロアーに
設けられた本体32と、この本体32に対して蝶番等の
連結機構34を介して開閉可能に取り付けられた蓋30
とから構成されている。本体32の内部には、その水平
な上面に開口する収容部38が形成されている。収容部
38は水平面による断面形状が略矩形状をなしており、
図2に示すように、その大きさが開口側から底部側へ向
かうにしたがってほぼ相似形を維持しつつ小さくなるよ
う、各内壁面は下方へ向かうにしたがって収容部38の
中心側へ向かうような傾斜面になっている。一方、蓋3
0には、その下面に開口する凹部36が形成されてい
る。この凹部36は、収容部38の開口部とほぼ同形、
同大に形成されている。
【0008】物品ホルダーAは、ホルダー本体1を備え
ている。このホルダー本体1は、平板部2と、この平板
部2の下面中央部にそれと一体に形成された突出部3と
を有している。平板部2は、収容部38と相似形の矩形
状に形成されており、各辺部には下方へ突出する支持壁
部6がそれぞれ形成されている。この場合、各支持壁部
6は、全体が連続して形成されているが、互いに分離し
て形成してもよい。支持壁部6の形状および寸法は、平
板部2が収容部38の上端付近にほぼ水平に支持される
ように設定されている。すなわち、図2に示すように、
各支持壁部6は、収容部38の対応する内壁面とほぼ同
一の傾斜角度を有しており、各支持壁部6が収容部38
の内壁面にそれぞれ接するようにホルダー本体1をコン
ソールボックスKの収容部38内に挿入すると、平板部
2が収容部38の上端開口部近傍で若干下側に水平に位
置決めされるようになっている。また、この状態におい
ては、突出部3の下端面と収容部38の底面と間に若干
の隙間が形成される。
【0009】なお、この実施例においては、4つある支
持壁部6の全てを収容部38の内壁面に接触させるよう
にしているが、前後若しくは左右の2つの支持壁部6、
または前後および左若しくは右の3つの支持壁部6、ま
たは左右および前若しくは後の3つの支持壁部6だけを
収容部38の内壁面に接触させ、残りの2つまたは1つ
の支持壁部6と収容部38の内壁面との間に隙間を形成
するようにしてもよい。
【0010】また、ホルダー本体1には、飲料容器収容
凹部4Aとカセット収容凹部4Bとの2つの物品収容凹
部が形成されている。飲料容器収容凹部4Aは、図3に
示すように、飲料缶またはカップ等の飲料容器CPを収
容するためのものであり、平板部2の上面中央部から突
出部3の下端部まで延びる断面円形の孔状に形成されて
いる。飲料容器収容凹部4Aの深さは、その底部に飲料
容器CPを載置した際に飲料容器CPの上部が平板部2
から突出するような深さに設定されている。これは、飲
料容器CPをつかみやすくするためのものである。ただ
し、飲料容器収容凹部4Aの深さは、飲料容器CPを収
容した状態で、コンソールボックスCの蓋30を閉じる
ことができるように設定するのが望ましい。勿論、飲料
容器収容凹部4Aの深さについては、飲料容器CP全体
を収容することができるような深さにしてもよい。ま
た、飲料容器収容凹部4Aの内径は、下方へ向かうにし
たがって小径になっているが、全体を同一内径にしても
よい。
【0011】一方、カセット収容凹部4Bは、一対のス
リット10,10を有している。一対のスリット10,
10は、飲料容器収容凹部4Aの内周面の一側部と他側
部とに互いに対向して配置されており、図4に示すよう
に、カセットケースまたはコンパクトディスクケース等
のカセットCAの一側部と他側部とがそれぞれ挿入され
るようになっている。したがって、スリット10の幅
は、カセットCAの幅より若干広く形成されている。
【0012】また、各スリット10は、飲料容器収容凹
部4Aの内周面に沿って傾斜して形成されている。この
結果、一対のスリット10,10の間隔は、上側で広
く、下側で狭くなっており、各スリット10,10の下
端部における底面間の間隔が同方向におけるカセットC
Aの長さとほぼ同一になっている。このようにすると、
カセットCAが挿入し易くなる。しかしその反面、車両
の振動によってカセットCAが、ガタついて騒音を発生
することがある。そこで、スリット10,10を鉛直方
向に沿って形成してもよい。ただし、鉛直方向に沿って
形成すると、カセットCAが挿入しにくくなる。そこ
で、スリット10,10の上側の略半分を傾斜させ、下
側の半分を鉛直方向に沿って形成してもよい。
【0013】また、各スリット10の長さは、飲料容器
収容凹部4Aの深さと同一になっており、カセットCA
を挿入したときにその一部が上方に突出するようになっ
ているが、勿論、各スリット10の長さを飲料容器収容
凹部4Aの深さより短くしてもよい。いずれにしても、
カセットCAの一部が上方に突出する場合には、その突
出した一部が蓋30を閉じた時に凹部36内に収容され
て蓋30に突き当たらないようにするのが望ましい。
【0014】なお、この実施例においては、スリット1
0,10が二対、つまりカセット収容凹部4Bが2つ形
成されているが、一つまたは三つ以上形成してもよい。
カセット収容凹部4Bを複数形成する場合には、各収容
凹部4Bに収容した各カセットCP間に指を入れること
ができるように、カセット収容凹部4B,4B間の間隔
を設定するのが望ましい。
【0015】上記構成からなる物品ホルダーAによれ
ば、コンソールボックスK内に挿入するだけで、コンソ
ールボックスKの収容部38内に所定の物品の収容凹
部、上記の実施例であれば、飲料容器CPまたはカセッ
トCA用の収容凹部4A,4Bを形成することができ
る。しかも、物品ホルダーAを取り外すことにより、コ
ンソールボックスKの収容部38をそのまま使用するこ
とができる。
【0016】また、上記の実施例のように、飲料容器収
容凹部4Aの内壁面に一対のスリット10,10からな
るカセット収容凹部4Bを形成した場合には、限られた
空間に2種類の物品収容凹部を形成することができ、空
間を有効に利用することができる。しかも、飲料容器C
Pを飲料容器収容凹部4Aに収容した際には、スリット
10に指を入れることにより、飲料容器収容凹部4A内
に全体が入り込んでしまうような背の低い飲料容器CP
も取り出し易くなる。また、カセットCAをスリット1
0に収容した場合には、飲料容器収容凹部4Aがあるた
めカセットCAの両側に隙間が形成され、これらの隙間
に指を入れることによりカセットCAを容易に取り出す
ることができる。また、収容した飲料容器CPから飲料
が収容凹部4A内にこぼれた場合には、飲料が凹部4A
内に留まり、コンソールボックスCの内側を汚すことが
ない。その上、物品ホルダー1ごと取り外して洗浄する
ことも可能である。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、カセットCAおよび飲料容器CP以外の物
品を収容するための物品収容凹部を形成してもよいし、
各物品収容凹部の個数を変更してもよい。
【0018】例えば、図5は本発明に係る第2実施例を
示し、この物品ホルダーBは、前述の物品ホルダーAの
平板部2の上面の隅部に、一対の硬貨収容凹部12を追
加形成したものである。これら硬貨収容凹部12は、底
面が略1/3円弧状をなす凹部であり、その内部に複数
の硬貨を直立させた状態で収容できるようになってい
る。硬貨収容凹部12の個数は適宜変更してよいし、複
数の硬貨収容凹部12の各寸法を、それぞれ異なる硬貨
に適合するように互いに異なる大きさにしてもよい。
【0019】また、この実施例では、平板部2、突出部
3、および支持壁部6をほぼ同一肉厚の薄板状に形成
し、これによって全体の軽量化および低コスト化を図っ
ているが、本発明では図6に示すように、物品ホルダー
C全体を厚肉に形成してもよい。なお、物品ホルダー
A,B,Cの材質は限定されないが、薄肉に形成するの
であれば各種プラスチックや金属板等が好適であるし、
図6に示すように厚肉に形成するのであれば、発泡ポリ
ウレタンや発泡スチロール等の発泡材料などが軽量化お
よび飲料保温性の点から好適である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、物品ホルダーをコンソールボックス内に挿
入するだけで、コンソールボックスの収容部内に所定の
物品を収容するための物品収容凹部を形成することがで
き、しかもコンソールボックスから取り外すことによ
り、コンソールボックスの収容部をそのまま使用するこ
とができる。しかも、コンソールボックス内に装着する
ものであるから、物品ホルダーが邪魔になったり、視界
を妨げるのを防止することができるという効果が得られ
る。また、請求項2に係る発明によれば、狭い空間内に
飲料容器収容凹部とカセット収容凹部との2種類の物品
収容凹部を形成することができ、空間を有効利用するこ
とができる。しかも、飲料容器収容凹部に飲料容器を収
容した場合には、カセット収容凹部を構成するスリット
に指を入れることにより、背の低い飲料容器も取り出し
が容易になる、その上、カセット収容凹部に各種カセッ
トを収容した場合には、飲料容器収容凹部があるためカ
セットの両側に隙間が形成され、これらの隙間に指を入
れることによりカセットの取り出しを容易に行うことが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用コンソールボックスの物品
ホルダーの一実施例およびコンソールボックスを示す斜
視図である。
【図2】同実施例の物品ホルダーをコンソールボックス
内に装着した状態で示す断面図である。
【図3】同実施例の物品ホルダーに、飲料容器を収容し
た状態で示す斜視図である。
【図4】同実施例の物品ホルダーに、カセットを収容し
た状態で示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例たる物品ホルダーをコンソ
ールボックスに装着した状態で示す断面図である。
【符号の説明】
A 車両用コンソールボックスの物品ホルダー B 車両用コンソールボックスの物品ホルダー C 車両用コンソールボックスの物品ホルダー CA カセット CP 飲料容器 K コンソールボックス 1 ホルダー本体 4A 飲料容器収容凹部(物品収容凹部) 4B カセット収容凹部(物品収容凹部) 12 硬貨収容凹部(物品収容凹部) 10 スリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両コンソールボックスの内部に装着さ
    れる車両コンソールボックス用物品ホルダーであって、
    車両コンソールボックスの内壁面により着脱可能に支持
    されるホルダー本体を有し、このホルダー本体には、そ
    の上面に開口し、この開口部から所定の物品を内部に収
    容可能な少なくとも1つの物品収容凹部が設けられてい
    ることを特徴とする車両用コンソールボックスの物品ホ
    ルダー。
  2. 【請求項2】 前記物品収容凹部として、有底円筒状の
    飲料容器収容凹部と、この飲料容器収容凹部の内壁面の
    一側部と他側部とに互いに対向して形成され、かつ上下
    方向に延びる少なくとも一対のスリットからなるカセッ
    ト収容凹部とが設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の車両用コンソールボックスの物品ホルダー。
JP30953994A 1994-11-18 1994-11-18 車両用コンソールボックスの物品ホルダー Pending JPH08142759A (ja)

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JPH08142759A true JPH08142759A (ja) 1996-06-04

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JP30953994A Pending JPH08142759A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 車両用コンソールボックスの物品ホルダー

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