JPH08142190A - 成形型の製造方法および洗い場床パンの製造方法 - Google Patents
成形型の製造方法および洗い場床パンの製造方法Info
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- JPH08142190A JPH08142190A JP6288206A JP28820694A JPH08142190A JP H08142190 A JPH08142190 A JP H08142190A JP 6288206 A JP6288206 A JP 6288206A JP 28820694 A JP28820694 A JP 28820694A JP H08142190 A JPH08142190 A JP H08142190A
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】洗い場床パンの表面に、方向性のない滑り止め
模様を簡単に形成する。 【構成】原板11の表面に粒状体12を固着した後、粒
状体が固着された原板11に樹脂を流し込んで樹脂型1
3を成形する。そして、樹脂型13を加飾パターンに沿
って切り出し、製品型14に接着した後、樹脂を積層さ
せる。
模様を簡単に形成する。 【構成】原板11の表面に粒状体12を固着した後、粒
状体が固着された原板11に樹脂を流し込んで樹脂型1
3を成形する。そして、樹脂型13を加飾パターンに沿
って切り出し、製品型14に接着した後、樹脂を積層さ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形型の製造方法およ
び洗い場床パンの製造方法に関するものである。
び洗い場床パンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図2に示すような浴室ユニット
が知られている。この浴室ユニット1は、浴槽2と、こ
の浴槽2と一体に、もしくは別体に成形された洗い場床
パン3と、これらの浴槽2および洗い場床パン3の周
縁、すなわち、浴槽2の、洗い場床パン3に面する一辺
を除く他辺の周縁と、洗い場床パン3の、浴槽2に面す
る一辺を除く他辺の周縁に立設された壁パネル4と、こ
れらの壁パネル4によって形成される上方開口部を被う
天井パネル(図示せず)から構成されている。そして、
前述した洗い場床パン3には、入浴時の滑り事故を防止
するため、エンボス模様を形成することが行われてい
る。例えば、特開昭60−88527号公報に記載され
るように、多数の凹凸線を一定間隔で形成し、足裏と洗
い場床パン3の表面とに介在される水を排出することに
よって不滑性を高めることが提案されている。
が知られている。この浴室ユニット1は、浴槽2と、こ
の浴槽2と一体に、もしくは別体に成形された洗い場床
パン3と、これらの浴槽2および洗い場床パン3の周
縁、すなわち、浴槽2の、洗い場床パン3に面する一辺
を除く他辺の周縁と、洗い場床パン3の、浴槽2に面す
る一辺を除く他辺の周縁に立設された壁パネル4と、こ
れらの壁パネル4によって形成される上方開口部を被う
天井パネル(図示せず)から構成されている。そして、
前述した洗い場床パン3には、入浴時の滑り事故を防止
するため、エンボス模様を形成することが行われてい
る。例えば、特開昭60−88527号公報に記載され
るように、多数の凹凸線を一定間隔で形成し、足裏と洗
い場床パン3の表面とに介在される水を排出することに
よって不滑性を高めることが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た洗い場床パンにあっては、滑り止めの凹凸線が一定方
向に形成される関係上、その凹凸線と平行な方向とそれ
以外の方向とは、不滑性、すなわち、滑り抵抗値が異な
り、方向によっては必ずしも不滑性を確保することがで
きず、逆効果となることもあった。
た洗い場床パンにあっては、滑り止めの凹凸線が一定方
向に形成される関係上、その凹凸線と平行な方向とそれ
以外の方向とは、不滑性、すなわち、滑り抵抗値が異な
り、方向によっては必ずしも不滑性を確保することがで
きず、逆効果となることもあった。
【0004】なお、洗い場床パンの表面に軟質の樹脂シ
ートを貼着し、人の足裏と洗い場床パンとの摩擦抵抗を
高めることも提案されているが、洗い場床パンに樹脂シ
ートを貼着する別工程が必要となり、生産性が著しく損
なわれるという欠点がある。
ートを貼着し、人の足裏と洗い場床パンとの摩擦抵抗を
高めることも提案されているが、洗い場床パンに樹脂シ
ートを貼着する別工程が必要となり、生産性が著しく損
なわれるという欠点がある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、洗い場床パンなどを成形する成形型に方向
性のない滑り止めのエンボス模様を簡単に形成すること
のできる成形型の製造方法およびその成形型を用いて方
向性のない滑り止めを有する洗い場床パンを簡単に製造
することのできる洗い場床パンの製造方法を提供するも
のである。
れたもので、洗い場床パンなどを成形する成形型に方向
性のない滑り止めのエンボス模様を簡単に形成すること
のできる成形型の製造方法およびその成形型を用いて方
向性のない滑り止めを有する洗い場床パンを簡単に製造
することのできる洗い場床パンの製造方法を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の成形型の製造方
法は、原板に粒径500μm以下の粒状体を固着した
後、この原板に樹脂を流し込んで樹脂型を成形し、この
樹脂型を型台に固定することを特徴とするものである。
法は、原板に粒径500μm以下の粒状体を固着した
後、この原板に樹脂を流し込んで樹脂型を成形し、この
樹脂型を型台に固定することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の成形型の製造方法は、原板
に粒径500μm以下の粒状体を固着した後、この原板
に樹脂を流し込んで第1樹脂型を成形し、この第1樹脂
型を元に第2樹脂型を成形し、この第2樹脂型を型台に
固定することを特徴とするものである。
に粒径500μm以下の粒状体を固着した後、この原板
に樹脂を流し込んで第1樹脂型を成形し、この第1樹脂
型を元に第2樹脂型を成形し、この第2樹脂型を型台に
固定することを特徴とするものである。
【0008】さらに、本発明の洗い場床パンの製造方法
は、請求項1もしくは2の方法で製造された成形型を使
用し、成形型に既知の方法で樹脂を流し込むか、積層し
て洗い場床パンを成形することを特徴とするものであ
る。
は、請求項1もしくは2の方法で製造された成形型を使
用し、成形型に既知の方法で樹脂を流し込むか、積層し
て洗い場床パンを成形することを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の成形型の製造方法によれば、天
然石、ガラス、タイルあるいは石膏などの原板に500
μm以下の砂や金属粒などの粒状体を水で溶いた石膏を
介して固着した後、その上にシリコン樹脂やポリエステ
ル樹脂などを流し込み、樹脂型を成形する。次いで、樹
脂型を加飾パターンに沿って切り出して予め製造された
木型などの型台の対応する配置スペースに固定する。
然石、ガラス、タイルあるいは石膏などの原板に500
μm以下の砂や金属粒などの粒状体を水で溶いた石膏を
介して固着した後、その上にシリコン樹脂やポリエステ
ル樹脂などを流し込み、樹脂型を成形する。次いで、樹
脂型を加飾パターンに沿って切り出して予め製造された
木型などの型台の対応する配置スペースに固定する。
【0010】この結果、樹脂型を固定した型台からなる
成形型の表面には、原板に形成された粒状体によるエン
ボス模様と大きさが同一で凹凸が逆の反転したエンボス
模様が形成されることから、成形型に方向性のない摩擦
抵抗の大きな滑り止めのエンボス模様を簡単に形成する
ことができる。したがって、この成形型を利用して成形
品を成形した場合、原板のエンボス模様と同一のエンボ
ス模様が形成され、方向性のない滑り止めを有する成形
品を成形することができる。
成形型の表面には、原板に形成された粒状体によるエン
ボス模様と大きさが同一で凹凸が逆の反転したエンボス
模様が形成されることから、成形型に方向性のない摩擦
抵抗の大きな滑り止めのエンボス模様を簡単に形成する
ことができる。したがって、この成形型を利用して成形
品を成形した場合、原板のエンボス模様と同一のエンボ
ス模様が形成され、方向性のない滑り止めを有する成形
品を成形することができる。
【0011】また、請求項2記載の成形型の製造方法に
よれば、天然石、ガラス、タイルあるいは石膏などの原
板に500μm以下の砂や金属粒などの粒状体を水で溶
いた石膏を介して固着した後、その上にシリコン樹脂や
ポリエステル樹脂などを流し込み、第1樹脂型を成形す
る。次いで、この第1樹脂型を元に第2樹脂型を成形し
た後、この第2樹脂型を加飾パターンに沿って切り出し
て予め製造された木型などの型台の対応する配置スペー
スに固定する。
よれば、天然石、ガラス、タイルあるいは石膏などの原
板に500μm以下の砂や金属粒などの粒状体を水で溶
いた石膏を介して固着した後、その上にシリコン樹脂や
ポリエステル樹脂などを流し込み、第1樹脂型を成形す
る。次いで、この第1樹脂型を元に第2樹脂型を成形し
た後、この第2樹脂型を加飾パターンに沿って切り出し
て予め製造された木型などの型台の対応する配置スペー
スに固定する。
【0012】この結果、第2樹脂型を固定した型台から
なる成形型の表面には、原板に形成された粒状体による
エンボス模様と同一のエンボス模様が形成されることか
ら、成形型に方向性のない摩擦抵抗の大きな滑り止めの
エンボス模様を簡単に形成することができる。したがっ
て、この成形型を利用して成形品を成形した場合、原板
のエンボス模様と大きさが同一で凹凸が逆の反転したエ
ンボス模様が形成され、方向性のない滑り止めを有する
成形品を成形することができる。
なる成形型の表面には、原板に形成された粒状体による
エンボス模様と同一のエンボス模様が形成されることか
ら、成形型に方向性のない摩擦抵抗の大きな滑り止めの
エンボス模様を簡単に形成することができる。したがっ
て、この成形型を利用して成形品を成形した場合、原板
のエンボス模様と大きさが同一で凹凸が逆の反転したエ
ンボス模様が形成され、方向性のない滑り止めを有する
成形品を成形することができる。
【0013】さらに、請求項3記載の洗い場床パンの製
造方法によれば、請求項1もしくは2の方法で製造され
た成形型に樹脂を流し込み、もしくは、積層して洗い場
床パンを成形する。
造方法によれば、請求項1もしくは2の方法で製造され
た成形型に樹脂を流し込み、もしくは、積層して洗い場
床パンを成形する。
【0014】この結果、洗い場床パンに原板に形成され
た粉粒体によるエンボス模様と同一のエンボス模様、も
しくは、そのエンボス模様を反転したエンボス模様、す
なわち、方向性のない摩擦抵抗の大きな滑り止めを形成
することができ、入浴時の滑り事故を確実に防止するこ
とができる。
た粉粒体によるエンボス模様と同一のエンボス模様、も
しくは、そのエンボス模様を反転したエンボス模様、す
なわち、方向性のない摩擦抵抗の大きな滑り止めを形成
することができ、入浴時の滑り事故を確実に防止するこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0016】図1には、本発明の洗い場床パン3の製造
工程が示されている。まず、天然石、ガラス、タイルあ
るいは石膏などの原板11の表面に粒径500μm以下
の砂や金属粒などの粒状体12を水で溶いた石膏を介し
て固着し、原板11にエンボス模様を形成する(図1
(a)参照)。このエンボス模様を形成した原板11に
ポリエステル樹脂あるいはシリコン樹脂などを流し込
み、樹脂型13を成形した後、この樹脂型13を加飾パ
ターンに沿った寸法に切断して型台14に接着し、成形
型15を製造する(図1(b)参照)。次いで、この成
形型15に不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂
とガラス繊維などの補強繊維とを混合して吹き付けて積
層した後(図1(c)参照)、樹脂が硬化すれば成形型
15から離型させて洗い場床パン3を得る(図1(d)
参照)。以下、同様に、成形型15に樹脂を積層させる
ことにより、同一の洗い場床パン3を成形することがで
きる。
工程が示されている。まず、天然石、ガラス、タイルあ
るいは石膏などの原板11の表面に粒径500μm以下
の砂や金属粒などの粒状体12を水で溶いた石膏を介し
て固着し、原板11にエンボス模様を形成する(図1
(a)参照)。このエンボス模様を形成した原板11に
ポリエステル樹脂あるいはシリコン樹脂などを流し込
み、樹脂型13を成形した後、この樹脂型13を加飾パ
ターンに沿った寸法に切断して型台14に接着し、成形
型15を製造する(図1(b)参照)。次いで、この成
形型15に不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂
とガラス繊維などの補強繊維とを混合して吹き付けて積
層した後(図1(c)参照)、樹脂が硬化すれば成形型
15から離型させて洗い場床パン3を得る(図1(d)
参照)。以下、同様に、成形型15に樹脂を積層させる
ことにより、同一の洗い場床パン3を成形することがで
きる。
【0017】このようにして成形された洗い場床パン3
の表面には、原板11の表面に固着した粒状体12によ
るエンボス模様と同一のエンボス模様が形成されてい
る。そして、この洗い場床パン3について、JIS−A
−5705による滑り試験を行ったところ、滑り抵抗値
は1.3であり、エンボス模様のない洗い場床パンの滑
り抵抗値0.7に比較して大幅な不滑性能の向上が認め
られた。
の表面には、原板11の表面に固着した粒状体12によ
るエンボス模様と同一のエンボス模様が形成されてい
る。そして、この洗い場床パン3について、JIS−A
−5705による滑り試験を行ったところ、滑り抵抗値
は1.3であり、エンボス模様のない洗い場床パンの滑
り抵抗値0.7に比較して大幅な不滑性能の向上が認め
られた。
【0018】したがって、洗い場床パン3に方向性のな
い不滑性に優れたエンボス模様を簡単に形成することが
でき、入浴時の滑り事故を確実に防止することができ
る。
い不滑性に優れたエンボス模様を簡単に形成することが
でき、入浴時の滑り事故を確実に防止することができ
る。
【0019】なお、本実施例においては、成形型15に
樹脂を積層する際、スプレーアップ法を用いたが、ハン
ドレイアップ法を用いて積層してもよい他、樹脂を流し
込んで成形してもよい。
樹脂を積層する際、スプレーアップ法を用いたが、ハン
ドレイアップ法を用いて積層してもよい他、樹脂を流し
込んで成形してもよい。
【0020】また、前述した実施例においては、原板1
1に形成されたエンボス模様と同一のエンボス模様を洗
い場床パン3に形成する場合について説明したが、原板
11のエンボス模様と大きさが同一で凹凸が逆となる反
転したエンボス模様を洗い場床パン3に形成することも
できる。具体的には、詳細には図示しないが、前述した
実施例と同様に、原板に粒径500μm以下の粒状体を
固着してエンボス模様を形成した後、この原板に樹脂を
流し込み、第1樹脂型を成形する。次いで、この第1樹
脂型に樹脂を流し込み、第2樹脂型を成形し、加飾パタ
ーンに沿った寸法に切断して型台に接着し、成形型を製
造する。この成形型における第2樹脂型の表面に形成さ
れたエンボス模様は、原板に形成されたエンボス模様と
同一のエンボス模様となることから、この成形型を使用
して成形された洗い場床パンのエンボス模様は、原板の
エンボス模様と比較して大きさが同一で凹凸が逆の反転
したエンボス模様となる。したがって、このような洗い
場床パンにおいても、方向性のない摩擦抵抗の大きな滑
り止めのエンボス模様を形成することができることか
ら、入浴時の滑り事故を確実に防止することができる。
1に形成されたエンボス模様と同一のエンボス模様を洗
い場床パン3に形成する場合について説明したが、原板
11のエンボス模様と大きさが同一で凹凸が逆となる反
転したエンボス模様を洗い場床パン3に形成することも
できる。具体的には、詳細には図示しないが、前述した
実施例と同様に、原板に粒径500μm以下の粒状体を
固着してエンボス模様を形成した後、この原板に樹脂を
流し込み、第1樹脂型を成形する。次いで、この第1樹
脂型に樹脂を流し込み、第2樹脂型を成形し、加飾パタ
ーンに沿った寸法に切断して型台に接着し、成形型を製
造する。この成形型における第2樹脂型の表面に形成さ
れたエンボス模様は、原板に形成されたエンボス模様と
同一のエンボス模様となることから、この成形型を使用
して成形された洗い場床パンのエンボス模様は、原板の
エンボス模様と比較して大きさが同一で凹凸が逆の反転
したエンボス模様となる。したがって、このような洗い
場床パンにおいても、方向性のない摩擦抵抗の大きな滑
り止めのエンボス模様を形成することができることか
ら、入浴時の滑り事故を確実に防止することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、成形型の表面に、原板に形成された粒状体によるエ
ンボス模様と大きさが同一で凹凸が逆の反転したエンボ
ス模様、すなわち、方向性のない摩擦抵抗の大きな滑り
止めのエンボス模様を簡単に形成することができ、この
成形型を利用して成形品を成形した場合、その表面に原
板のエンボス模様と同一のエンボス模様、すなわち、方
向性のない滑り止めを形成することができる。
ば、成形型の表面に、原板に形成された粒状体によるエ
ンボス模様と大きさが同一で凹凸が逆の反転したエンボ
ス模様、すなわち、方向性のない摩擦抵抗の大きな滑り
止めのエンボス模様を簡単に形成することができ、この
成形型を利用して成形品を成形した場合、その表面に原
板のエンボス模様と同一のエンボス模様、すなわち、方
向性のない滑り止めを形成することができる。
【0022】また、請求項2記載の発明によれば、成形
型の表面に、原板に形成された粒状体によるエンボス模
様と同一のエンボス模様、すなわち、方向性のない摩擦
抵抗の大きな滑り止めのエンボス模様を簡単に形成する
ことができ、この成形型を利用して成形品を成形した場
合、その表面に原板のエンボス模様と大きさが同一で凹
凸が逆の反転したエンボス模様、すなわち、方向性のな
い滑り止めを形成することができる。
型の表面に、原板に形成された粒状体によるエンボス模
様と同一のエンボス模様、すなわち、方向性のない摩擦
抵抗の大きな滑り止めのエンボス模様を簡単に形成する
ことができ、この成形型を利用して成形品を成形した場
合、その表面に原板のエンボス模様と大きさが同一で凹
凸が逆の反転したエンボス模様、すなわち、方向性のな
い滑り止めを形成することができる。
【0023】さらに、請求項3記載の発明によれば、洗
い場床パンに原板に形成された粉粒体によるエンボス模
様と同一のエンボス模様、もしくは、そのエンボス模様
と大きさが同一で凹凸が逆の反転したエンボス模様、す
なわち、方向性のない摩擦抵抗の大きな滑り止めを形成
することができ、入浴時の滑り事故を確実に防止するこ
とができる。
い場床パンに原板に形成された粉粒体によるエンボス模
様と同一のエンボス模様、もしくは、そのエンボス模様
と大きさが同一で凹凸が逆の反転したエンボス模様、す
なわち、方向性のない摩擦抵抗の大きな滑り止めを形成
することができ、入浴時の滑り事故を確実に防止するこ
とができる。
【図1】本発明の洗い場床パンの製造工程を示す説明図
である。
である。
【図2】浴室を一部省略して示す斜視図である。
1 浴室ユニット 2 浴槽 3 洗い場床パン 4 壁パネル 11 原板 12 粒状体 13 樹脂型 14 型台 15 成形型
Claims (3)
- 【請求項1】 原板に粒径500μm以下の粒状体を固
着した後、この原板に樹脂を流し込んで樹脂型を成形
し、この樹脂型を型台に固定することを特徴とする成形
型の製造方法。 - 【請求項2】 原板に粒径500μm以下の粒状体を固
着した後、この原板に樹脂を流し込んで第1樹脂型を成
形し、この第1樹脂型を元に第2樹脂型を成形し、この
第2樹脂型を型台に固定することを特徴とする成形型の
製造方法。 - 【請求項3】 請求項1もしくは2の方法により製造さ
れた成形型を使用し、成形型に既知の方法で樹脂を流し
込むか、積層して洗い場床パンを成形することを特徴と
する洗い場床パンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6288206A JPH08142190A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 成形型の製造方法および洗い場床パンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6288206A JPH08142190A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 成形型の製造方法および洗い場床パンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142190A true JPH08142190A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17727200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6288206A Pending JPH08142190A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 成形型の製造方法および洗い場床パンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08142190A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006132109A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Sekisui Home Techno Kk | 防水床パン |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP6288206A patent/JPH08142190A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006132109A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Sekisui Home Techno Kk | 防水床パン |
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