JPH08142062A - 管状弾性品の離型装置 - Google Patents

管状弾性品の離型装置

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JPH08142062A
JPH08142062A JP6291532A JP29153294A JPH08142062A JP H08142062 A JPH08142062 A JP H08142062A JP 6291532 A JP6291532 A JP 6291532A JP 29153294 A JP29153294 A JP 29153294A JP H08142062 A JPH08142062 A JP H08142062A
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annular
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浩伸 中野
Masatoshi Nagata
政年 永田
Jiyunichi Masashiro
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外周面の一端側に環状端縁部26が設けられ
た管状弾性品28を、その環状端縁部26の基部に損傷
を生じることなく、環状端縁部26が設けられた側から
突き出して離型することが可能な突き出しピン16を備
えた離型装置を提供する。 【構成】 突き出しピン16の先端に、管状弾性品28
の端面に押し当てることが可能で、かつ、その先端に向
かって順次広がったテーパ形状の突き出し部33を設け
るとともに、環状端縁部26を収納可能な凹環状の逃げ
部9を設ける。 【効果】 環状端縁部26の基部に損傷を生じることな
く、管状弾性品28を成型孔22から取り出すことが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軸方向に中空なゴム
栓等の管状弾性品を成形する際に、該管状弾性品を成形
金型から離型する離型装置で、特に管状弾性品を損傷な
く取り出すことができる突き出しピンを備えた離型装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の管状弾性品の離型装置として、例
えば図14に示すようなゴム栓51を対象とした離型装
置が存在する。ゴム栓51は、その軸方向に中空な内孔
部55を有するとともに、その外周面の一方側に同径状
の被抱持部60を有し、さらに、外周面の中央部および
他方側には滑らかな曲面の環状突部59を有する。この
ゴム栓51は、自動車等において、端子と電線間に防水
用として用いられるもので、前記内孔部55に電線が挿
入された状態で、前記被抱持部56が端子の圧着部によ
って圧着抱持される(図示略)。
【0003】このようなゴム栓51用の従来の離型装置
は、図16に示すように、前記ゴム栓51の外周面を成
形するために上下に開口した成形孔56を有する成形金
型57と、前記ゴム栓51の被抱持部60側の端面に押
し当てて、前記成形孔56内に成形されたゴム栓51を
突き出すようにして離型する突き出しピン50とを備
え、突き出しピン50は、前記成形金型57の上方に位
置して、図示しないシリンダ等により上下動可能な離型
板58に垂下するように保持されている。そして、前記
突き出しピン50は、図15に示すように、全長に亘っ
て同径の円柱形状に仕上げられている。
【0004】上記の離型装置による離型は、図16に示
すように、成形孔56内にゴム栓55を成形後、離型板
58を図示しないシリンダ等により下側に移動させるこ
とにより行われる。これにより、突き出しピン50の下
端がゴム栓51の被抱持部60の上端面に押し当たり、
この状態でさらに突き出しピン50が成形孔56内を下
方に移動していくと、図17に示すように、ゴム栓50
が前記成形孔56から下方に押し出されるようにして離
型される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の離型
装置によって離型した上述のゴム栓51は、その被抱持
部60が円筒形状に仕上げられているために、被抱持部
60に圧着させた端子が、被抱持部60の軸方向に抜け
易いという問題点がある。そこで、図18に示すよう
に、ゴム栓28の被抱持部60の端部に外方に張り出し
状の環状端縁部26を設けた新たなゴム栓28が提案さ
れている。このゴム栓28は、図19に示すように、電
線30の一端に装着され、その状態で被抱持部60に端
子29の圧着部32が圧着される。これにより、前記環
状端縁部26に圧着部32が係止されて、端子29のゴ
ム栓28からの抜け止めがなされる。
【0006】しかしながら、上記環状端縁部26を有す
るゴム栓28を、図20に示すように、成型孔56の上
端側に環状端縁部26に応じた凹環状の環状端縁部成形
部54を備えた成形金型57により成形して、円柱形状
の突き出しピン50を有する従来の従来の離型装置によ
り離型処理すると、図21および図21に示すように、
環状端縁部52の基部に亀裂53による損傷を生じると
いう問題点がある。
【0007】これはつまり、図21に示すように、突き
出しピン50の下端をゴム栓28の環状端縁部26が設
けられた側の端面に押し当てて下方へ移動させると、環
状端縁部26が前記環状端縁部成形部54に係止された
状態でゴム栓28の内孔部55の周線部が突き出しピン
50により下側に押し下げられるので、環状端縁部26
の基部に引き裂き方向の力が強く作用して当該基部に亀
裂53を生じることとなる(図22参照)。
【0008】そこで、この発明の課題は、外周面の一方
端に、外方へ張り出し状の環状端縁部を有する管状弾性
品を、突き出しピンにより押し出して、成形金型から離
型する離型装置において、前記環状端縁部の基部に亀裂
を生じることなく、前記管状弾性品を離型することが可
能な離型装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の管状弾性品の離型装置は、外周面の
一方端に、外方へ張り出し状の環状端縁部を有する管状
弾性品を、突き出しピンにより押し出して、成形金型か
ら離型する離型装置において、前記成形金型は前記管状
弾性品の外周面を成形するための、両端が開口した成型
孔を備え、前記成型孔は、前記突き出しピンの挿入され
る一方端側の内周面に、前記環状端縁部を成形する凹環
状の環状端縁部成形部を備え、前記突き出しピンは、そ
の先端に前記管状弾性品の環状端縁部の設けられた側の
端面を押圧する張り出し状の突き出し部を備えるととも
に、押し出し時に捲れあがるように弾性変形した前記管
状弾性品の環状端縁部を収納する凹環状の逃げ部を備え
ることを特徴とする。
【0010】なお、請求項2記載のように、前記突き出
し部は、前記突き出しピンの先端方向に向かって順次広
がるテーパ形状を有することを特徴としてもよい。
【0011】また、請求項3記載のように、前記突き出
し部の最大径部を面取りしてもよい。
【0012】
【作用】以上のように構成された請求項1記載の管状弾
性品の離型装置は、突き出しピンの先端に、前記管状弾
性品の環状端縁部の設けられた側の端面を押圧する張り
出し状の突き出し部を備えるとともに、押し出し時に捲
れあがった前記管状弾性品の環状端縁部を収納する凹環
状の逃げ部を備えたので、前記突き出しピンの突き出し
部を前記環状端縁部の設けられた側の管状弾性品の端面
に押し当ててそのまま成形孔内へ押し込むと、環状端縁
部成形部に係止された環状端縁部が突き出し部の基端側
に捲れるように弾性変形して、逃げ部に収容され、これ
により環状端縁部の基部に無理な力が作用しなくなり、
環状端縁部が引き裂かれることなく、離型される。
【0013】なお、請求項2記載のように、前記突き出
し部は、前記突き出しピンの先端方向に向かって順次広
がるテーパ形状を有するようにすれば、前記環状端縁部
は、より有効に前記突き出し部の基端側に捲れるようし
て収容される。
【0014】また、請求項3記載のように、前記突き出
し部の最大径部を面取りすれば、前記最大径部と接触し
た前記管状弾性品の端面を傷つけるようなことはない。
【0015】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
【0016】本実施例による離型装置が適用される成形
機の構造は、図1に示すように、固定側取付板10に固
定側受板11が取り付けられ、その下側には上下動自在
なランナー金型12が設けられる。前記ランナー金型1
2の下側に成形金型13が設けられ、そのさらに下側に
移動側受板14および移動側取付板15が設けられる。
そして、前記固定側取付板10の横方向には、突き出し
ピン16が下方に向けて垂直に付設された離型板17が
設けられ、前記成形金型13、前記移動側受板14およ
び移動側取付板15は前記離型板17の下方に移動可能
である。前記固定側取付板10と前記固定側受板11に
は可塑化されたゴム等の成形材料を射出する射出ノズル
18が形成され、前記射出ノズル18の射出先、即ち、
前記固定側受板11と前記ランナー金型12との間、お
よび、前記ランナー金型12には前記射出ノズル18か
ら射出された成形材料を複数に分岐するランナー流路2
0が設けられている。また、前記成形金型13には管状
弾性品としてのゴム栓28(図18参照)の外周面を成
形する成型孔22が複数形成される一方、前記移動側受
板14には上記ゴム栓28内部の軸方向に内孔部55
(後述する)を成形する内孔成形金型21が複数付設さ
れている。こうして、射出ノズル18を通り、前記ラン
ナー流路20によって分岐された成形材料は、それぞれ
の成型孔22に注入されるように構成されている。
【0017】以上のように構成された成形機による成形
過程を以下に説明すると、前記射出ノズル18からラン
ナー流路20を介して、成型孔22に成形材料が注入さ
れると、加熱・加硫後、図2に示すように、成型孔22
にゴム栓28が成型された成形金型13が、移動側受板
14および移動側取付板15とともに横方向に移動し
て、前記離型板17の下方に配置される一方、ランナー
金型12が、その上面側にランナー19を搭載した状態
で下方に移動する。
【0018】その後、図3に示すように、治具23によ
りランナー19が前記ランナー金型から取り出されると
ともに、成形金型13が移動側受板14より分離して、
上方に移動され、前記内孔成形金型21がゴム栓28よ
り離型される。
【0019】そして、図4に示すように、成形金型13
の成型孔22内に保持されたゴム栓28は、その上方側
から前記突き出しピン16によって押し出されて(詳細
は後述する)、前記成型孔22から離型され、その下方
に配置された製品取出部31により回収される。
【0020】上記離型装置を詳細すると、図5に示すよ
うに、突き出しピン16が前記離型板17の下面におい
て、その面方向に垂直の姿勢で、前記成形金型13に設
けられた成型孔22に対向する位置に設けられる。そし
て、前記離型板17の下面に垂直に立設されたガイドピ
ン24を前記成形金型13に設けられたガイドブッシュ
25にスライド自在に挿入することによって、離型板1
7と成形金型13との位置決めが行われている。この状
態で、図示しない油圧シリンダ等により成形金型13を
離型板17方向に上昇させると、突き出しピン16が成
型孔22に保持されているゴム栓28を上方側から押し
出して、その下方側に離型することができる。
【0021】成形金型13の成型孔22は、ゴム栓28
の外周面に合わせた形状を有し、成型孔22の上端部に
はゴム栓28の環状端縁部26を成型する凹環状の環状
端縁部成形部35が設けられている。
【0022】また、離型する突き出しピン16は、図6
に示すように、その先端方向に向かって順次広がったテ
ーパ形状の突き出し部33を有する。また、突き出し部
33の上部側には、弾性変形して捲れあがったゴム栓2
8の環状端縁部26を収容する凹環状の逃げ部9を有す
る。なお、突き出し部33は、突き出しピン16がゴム
栓28の内孔部55に入り込むのを防ぐとともに、突き
出しピン16が成型孔22に挿入自在である必要がある
ので、その最大径部42の直径はゴム栓28の内孔部5
5の径よりも大きく、かつ成型孔22の最小内径(ゴム
栓28の最小外径と略一致)より小さい径を有する必要
がある。例えば、ゴム栓28の内径が1.2〜1.8c
m、ゴム栓28の最小外径が3.4cm、環状端縁部2
6の外径が4.0cmの時は、前記突き出し部33の最
大径は3.0cm程度が好ましい。さらに、前記環状端
縁部26の張り出し寸法が大きい場合には、その環状端
縁部26を収容するために、前記逃げ部9の凹みを大き
くする必要がある。
【0023】前記突き出しピン16により、前記ゴム栓
28を成形金型13の成型孔22から離型する際の動作
を、図7および図8を用いて説明すると、まず突き出し
部33がゴム栓28上端面の内孔部55の周縁部に押し
当てられ、この状態で突き出しピン16が下方へ相対的
に移動する。これにより、前記環状端縁部26が、成型
孔22の環状端縁部成形部35に係止された状態で、ゴ
ム栓28の成型孔55の周縁部が下方へ押圧され、環状
端縁部26は弾性変形して突き出し部33の基端側に捲
れるようにして逃げ部9に収容される。こうして、環状
端縁部26が逃げ部9に収容された状態で、図8に示す
ようにゴム栓28が突き出しピン16により成型孔22
より下方に押し出され、環状端縁部26の基部に無理な
力が作用しなくなるため、当該基部が引き裂かれるよう
なことはなく、無傷でゴム栓28の離型が可能となる。
【0024】また、上記の突き出しピン16の形状は、
図6に示すものに限定されず、例えば図9に示すよう
に、半円球状の突き出し部37を設けたり(図9
(a))、円板状の突き出し部38を設けたり(図9
(b))、突き出しピン部39の後端側にリング状の凹
みによる逃げ部39を設けたり(図9(c))、球状の
突き出し部40を設けたり(図9(d))、もしくは、
先端に向かって径が順次広がるとともに途中から順次狭
まる突き出し部41を設ける(図9(e))等してもよ
い。
【0025】さらに、図10に示すように、突き出し部
33の最大径部42が鋭利に仕上げられ、ゴム栓28と
の接触部分を損傷するおそれがある場合には(図11参
照)図12、図13に示すように、突き出し部33の最
大径部42を面取りして、丸みをつけるとよい。
【0026】上記のような離型装置は、従来の離型装置
を備えた成形機の突き出しピン16を交換するだけでよ
いので、例えば高圧をかけて離型する方法、もしくは、
吸引により離型する方法等の新たな離型方法を用いる必
要がなく、設備投資が少なくてすむ。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の管状弾性
品の離型装置は、外周面の一方端に、外方へ張り出し状
の環状端縁部を有する管状弾性品を、突き出しピンによ
り押し出して、成形金型から離型する離型装置におい
て、前記成形金型は前記管状弾性品の外周面を成形する
ための、両端が開口した成型孔を備え、前記成型孔は、
前記突き出しピンの挿入される一方端側の内周面に、前
記環状端縁部を成形する凹環状の環状端縁部成形部を備
え、前記突き出しピンは、その先端に前記管状弾性品の
環状端縁部の設けられた側の端面を押圧する張り出し状
の突き出し部を備えるとともに、押し出し時に捲れあが
るように弾性変形した前記管状弾性品の環状端縁部を収
納する凹環状の逃げ部を備えるので、前記突き出し部を
前記管状弾性品の端面に押し当てて、離型処理した際
に、前記環状端縁部が突き出し部の基端側に捲れあがる
ように弾性変形して逃げ部に収容されることとなり、環
状端縁部の基部に無理な力が作用しなくなるので、その
基部の亀裂損傷を生じないで、管状弾性品を離型するこ
とが可能である。
【0028】なお、請求項2記載のように、前記突き出
し部が、前記突き出しピンの先端方向に向かって、順次
広がるテーパ形状を有するようにすれば、環状端縁部は
より有効に突き出し部の基端側に捲れって収容されるの
で、その基部での亀裂発生をより有効に防止できる。
【0029】また、請求項3記載のように、前記突き出
し部の最大径部を面取りすれば、最大径部による、管状
弾性品の損傷を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる成型機の動作説明図である。
【図2】同上の成型機の動作説明図である。
【図3】同上の成型機の動作説明図である。
【図4】同上の成型機の動作説明図である。
【図5】この発明にかかる離型装置の断面図である。
【図6】この発明にかかる突き出しピンの実施例を示す
側面図である。
【図7】離型装置の説明図である。
【図8】同上の離型装置の説明図である。
【図9】この発明にかかる他の実施例を示す側面図であ
る。
【図10】上記実施例の動作説明図である。
【図11】上記実施例の動作説明図である。
【図12】他の実施例の側面図である。
【図13】図12の矢視部分拡大図である。
【図14】従来のゴム栓を示す斜視図である。
【図15】従来の突き出しピンを示す斜視図である。
【図16】従来例の離型動作の説明図である。
【図17】同上の動作説明図である。
【図18】環状端縁部の付いたゴム栓を示す側面図であ
る。
【図19】ゴム栓の使用例を示す説明図である。
【図20】離型動作の説明図である。
【図21】従来の問題点を示す説明図である。
【図22】同上の問題点を示す図である。
【符号の説明】
9 逃げ部 13 成形金型 16 突き出しピン 22 成型孔 26 環状端縁部 28 ゴム栓 33 突き出し部 35 環状端縁部成形部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 23:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面の一方端に、外方へ張り出し状の
    環状端縁部を有する管状弾性品を、突き出しピンにより
    押し出して、成形金型から離型する離型装置において、 前記成形金型は前記管状弾性品の外周面を成形するため
    の、両端が開口した成型孔を備え、 前記成型孔は、前記突き出しピンの挿入される一方端側
    の内周面に、前記環状端縁部を成形する凹環状の環状端
    縁部成形部を備え、 前記突き出しピンは、その先端に前記管状弾性品の環状
    端縁部の設けられた側の端面を押圧する張り出し状の突
    き出し部を備えるとともに、押し出し時に捲れあがるよ
    うに弾性変形した前記管状弾性品の環状端縁部を収納す
    る凹環状の逃げ部を備えることを特徴とする管状弾性品
    の離型装置。
  2. 【請求項2】 前記突き出し部は、前記突き出しピンの
    先端方向に向かって順次広がるテーパ形状を有すること
    を特徴とする請求項1記載の管状弾性品の離型装置。
  3. 【請求項3】 前記突き出し部の最大径部は面取りされ
    ていることを特徴とする請求項1もしくは2記載の管状
    弾性品の離型装置。
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