JPH0814148B2 - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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JPH0814148B2
JPH0814148B2 JP2293294A JP29329490A JPH0814148B2 JP H0814148 B2 JPH0814148 B2 JP H0814148B2 JP 2293294 A JP2293294 A JP 2293294A JP 29329490 A JP29329490 A JP 29329490A JP H0814148 B2 JPH0814148 B2 JP H0814148B2
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JP
Japan
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unit
living room
room unit
expansion
opening surface
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JP2293294A
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JPH04166529A (ja
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克彦 四阿
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユニット建物に係り、ユニット住宅等に利
用できる。
〔背景技術〕
従来より、ユニット式プレハブ建物は住宅等として多
用されている。このユニット式プレハブ建物は、所定の
大きさの箱状に形成された居室ユニットを複数接合して
建築されるものである。
一方、ユニット住宅には、一階部分に張り出すいわゆ
る下屋や、二階部分に張り出すオーバーハング部等が設
けられる。これらの下屋やオーバーハング部等の張出し
部を形成する際には、幅や奥行き寸法が通常の居室ユニ
ットよりも長いユニットを用い、その長い分だけ他より
張り出させることがなされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、通常の居室ユニットよりも幅や奥行きが長い
ユニットを用いて張出し部を形成すると、居室ユニット
の種類が増える。
特に、居室ユニットの長辺側の側面および居室ユニッ
トの短辺側の側面の両方にそれぞれ張出し部を設けるよ
うとすると、通常の居室ユニットよりも幅が長いユニッ
トと、奥行きが長いユニットとを別個に用意する必要が
ある。
このため、居室ユニットの種類が著しく増え、居室ユ
ニットを製造するにあたり、その生産性が著しく損なわ
れるという問題がある。
また、居室ユニットよりも幅や奥行きが長いユニット
は、輸送等の際に取扱が困難となり、取扱上の利便さが
損なわれるという問題がある。
本発明の目的は、居室ユニットの生産性や取扱上の利
便さを損なわずに、居室ユニットの長辺側の側面および
短辺側の側面の両方に張出し部を設けることが可能とな
るユニット建物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、異なる長さの短辺および長辺を備えた長方
形の平面形状を有する箱型の居室ユニットを複数接合し
て建築されるとともに、前記居室ユニットの短辺側の側
面と同じ大きさに開口された開口面の全周に接合される
枠状部分と、この枠状部分を介して前記開口面に所定間
隔をおいて対向配置される壁面部分とを有する拡張ユニ
ットを備えたユニット建物であって、前記居室ユニット
の長辺寸法よりも幅の小さい外壁面材が取付けられるこ
とにより、前記居室ユニットの長辺側の側面に前記短辺
側の側面と同じ大きさの開口面を設け、この開口面を前
記拡張ユニットで塞いだことを特徴とする。
〔作 用〕
このような本発明では、拡張ユニットは、居室ユニッ
トの短辺側の側面に接合可能となるばかりでなく、予め
居室ユニットの長辺側の側面に前述した開口面を設けて
おけば、この居室ユニットの長辺側の側面にも接合可能
となる。これにより、ユニット建物の長辺側の側面およ
び短辺側の側面の両方に下屋やオーバーハング部等の張
り出し部が形成可能となる。
また、拡張ユニットは、長辺側の側面および短辺側の
側面の両方に接合可能となることから、長辺側の側面用
のものと、短辺側の側面用のものとを別個に製造する必
要がないので、ユニット建物を構成するユニットの種類
や部品を著しく増やすことがなく、拡張ユニットを製造
しても、居室ユニット等の生産性を損なうことがなく、
製造上の問題を何ら生じさせない。
また、張出し部にあたる拡張ユニットを居室ユニット
と別々にしたため、張出し部を大きくしても輸送の際の
取扱に問題を生じさせることがなくなり、これらにより
前記目的が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、ユニット住宅1は複数の居室ユニッ
ト2を接合して建築された本屋3を有している。本屋3
の一階部分および二階部分には、それぞれ一階ユニット
2Aおよび二階ユニット2Bが設置される。また、本屋3の
一階部分には図中右側の側面から張り出した下屋4が設
けられ、二階部分には図中手前の側面から張り出したオ
ーバーハング部5が設けられている。
ここで、これらの下屋4およびオーバーハング部5
は、本発明に基づく拡張ユニット10により構成されたも
のである。
第2図に示されるように、下屋4およびオーバーハン
グ部5が設置される一階ユニット2Aおよび二階ユニット
2Bにはそれぞれ開口面6が形成されている。
開口部6の各々は、居室ユニット2の短辺側の側面と
同じ大きさに開口されたものである。居室ユニット2の
長辺側の側面に設けられた開口部6は、当該長辺の長さ
寸法よりも小さい幅寸法の外壁面材6Aを該長辺側の側面
に取付けることにより、短辺側の側面と同じ大きさの開
口とされている。
拡張ユニット10は、ユニット2A,2Bの開口部6に対向
する壁面部分11を備えるとともに、この壁面部分11の周
囲に配置された一対の側面12と、上下の天面13および底
面14とで形成された枠状部分15を備えている。そして、
拡張ユニット10は枠状部分15を開口面6の全周に接合す
ることでユニット2A,2Bに接合され、壁面部分11は開口
面6から所定距離をおいて対向配置され、開口面6を覆
うようになっている。
なお、壁面部分11および枠状部分15の側面12等には、
適宜出窓や掃き出し窓用のサッシが取付けられる。例え
ば、二階に設置された拡張ユニット10の壁面部分11には
出窓サッシ16が取付けられている。また、拡張ユニット
10の内部には、居室ユニット2側と連続する床や天井
(図示せず)等が予め設置されている。
このような本実施例においては、予め工場で開口面6
を有する居室ユニット2および開口面6と対応して拡張
ユニット10を製造しておき、各々を建築現場に輸送し、
居室ユニット2により本屋3を組立てた後、拡張ユニッ
ト10を取付けて下屋4およびオーバーハング部5を形成
する。
このような本実施例によれば、次のような効果があ
る。
すなわち、拡張ユニット10が居室ユニット2の短辺側
の側面に接合可能となるばかりでなく、予め居室ユニッ
ト2の長辺側の側面に開口面6を設けておけば、この長
辺側の側面にも接合可能となるので、長辺側の側面およ
び短辺側の側面の両方に張り出し部を形成できる。
また、拡張ユニット10は、長辺側の側面および短辺側
の側面の両方に接合可能であることから、長辺側の側面
用のものと、短辺側の側面用のものとを別個に製造する
必要がないので、ユニット住宅1を構成するユニットの
種類や部品を著しく増やすことがなく、拡張ユニット10
を製造しても、居室ユニット2等の生産性を損なうこと
がなく、製造上の問題を何ら生じさせない。
また、居室ユニット2および張出し部にあたる拡張ユ
ニット10とを別々にしたので、張出し部を大きくしても
輸送時の取扱を容易にできる。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるものではな
く、次に示すような変形等を含むものである。
すなわち、拡張ユニットは、前記実施例で示した枡状
の拡張ユニット10に限らず、例えば、第3図に示される
ように、台形状の天面13Aおよび底面14Aを有し、側面12
Aが壁面部分11Aの周囲から外側に広がって形成された枠
状部分15Aを備えた拡張ユニット10Aでもよく、また、第
4図に示されるように、半円状の天面13Bおよび底面14B
と、壁面部分11Bとともに連続した円筒側面を形成する
側面12Bとを有する枠状部分15Bを備えた拡張ユニット10
Bでもよい。さらに、第5図に示されるように、壁面部
分11Cの高さ寸法が小さくされ、天面13Cが傾斜配置され
た枠状部分15Cを備えた拡張ユニット10Cでもよく、拡張
ユニットの形状は実施にあたり適宜設定できる。
また、前記実施例では、複数の拡張ユニット10を前後
左右に配列していたが、長辺側の側面に一つの拡張ユニ
ット10を単独設置してもよく、あるいは、複数の拡張ユ
ニット10を上下に配列してもよい。上下配列の場合に
は、下方の拡張ユニット10の天面13および上方の拡張ユ
ニット10の底面14を省略することにより、吹き抜けを形
成することができる。
〔発明の効果〕
前述のように、本発明によれば、居室ユニットの生産
性や取扱上の利便さを損なわずに、居室ユニットの長辺
側の側面および短辺側の側面の両方に張出し部を設ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例に係るユニット
住宅を示す斜視図および分解斜視図、第3図〜第5図は
本発明のそれぞれ異なる変形例を示す斜視図である。 1……ユニット建物であるユニット住宅、2……居室ユ
ニット、6……開口面、10,10A,10B,10C……拡張ユニッ
ト、11,11A,11B,11C……壁面部分、15,15A,15B,15C……
枠状部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる長さの短辺および長辺を備えた長方
    形の平面形状を有する箱型の居室ユニットを複数接合し
    て建築されるとともに、前記居室ユニットの短辺側の側
    面と同じ大きさに開口された開口面の全周に接合される
    枠状部分と、この枠状部分を介して前記開口面に所定間
    隔をおいて対向配置される壁面部分とを有する拡張ユニ
    ットを備えたユニット建物であって、 前記居室ユニットの長辺寸法よりも幅の小さい外壁面材
    が取付けられることにより、前記居室ユニットの長辺側
    の側面に前記短辺側の側面と同じ大きさの開口面を設
    け、この開口面を前記拡張ユニットで塞いだことを特徴
    とするユニット建物。
JP2293294A 1990-10-29 1990-10-29 ユニット建物 Expired - Lifetime JPH0814148B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2293294A JPH0814148B2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 ユニット建物

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JP2293294A JPH0814148B2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 ユニット建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04166529A JPH04166529A (ja) 1992-06-12
JPH0814148B2 true JPH0814148B2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=17792972

Family Applications (1)

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JP2293294A Expired - Lifetime JPH0814148B2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 ユニット建物

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JP (1) JPH0814148B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326819Y2 (ja) * 1974-09-11 1978-07-07
JPS5243011A (en) * 1975-09-30 1977-04-04 Bandou Kiko Kk Engine

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Publication number Publication date
JPH04166529A (ja) 1992-06-12

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