JPH08140932A - コルポスコープ - Google Patents

コルポスコープ

Info

Publication number
JPH08140932A
JPH08140932A JP6280296A JP28029694A JPH08140932A JP H08140932 A JPH08140932 A JP H08140932A JP 6280296 A JP6280296 A JP 6280296A JP 28029694 A JP28029694 A JP 28029694A JP H08140932 A JPH08140932 A JP H08140932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror body
arm
link
colposcope
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6280296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3544568B2 (ja
Inventor
Koji Yasunaga
浩二 安永
Takashi Fukaya
孝 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP28029694A priority Critical patent/JP3544568B2/ja
Publication of JPH08140932A publication Critical patent/JPH08140932A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3544568B2 publication Critical patent/JP3544568B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】左右方向の充分な移動量を確保できるので迅速
な進退も可能となり、操作性の向上を図ることができる
コルポスコープを提供することにある。 【構成】鏡体18と、装置全体の位置を決定するベース
部1と、前記鏡体18と前記ベース部1との間に設け
た、前記鏡体18を主に鉛直方向に移動可能な鉛直動ア
ーム16と、前記鏡体18を主に水平方向に移動可能な
水平動アーム10とを有するコルポスコープにおいて、
前記水平動アーム10は、平行四辺形リンク機構5,1
1と、前記正負逆転するモーメントを相殺するように配
置された空気ばね9,15とを具備したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、患部を拡大観察する
鏡体を支持し、所望の位置角度に設定する機能を持った
コルポスコープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コルポスコープは、患部を拡大観
察する鏡体とこの鏡体を所望の位置角度に設定する架台
により構成されている。前記架台のうち鏡体の位置を設
定するものとして、例えば特開昭55−84143号公
報に開示されたものがある。これは架台ベースに対して
第1アームを鉛直軸まわりに回動可能に接続するととも
に、第1アームに対して第2アームを同じく鉛直軸まわ
りに回動可能に接続することにより、これら第1および
第2アームを各図上方から見て、くの字になるべく角度
設定し、このくの字を変形させるべく各回動部を動かし
水平方向の位置を設定するとともに、架台部支柱に対し
てスライド支柱を鉛直方向に移動させ、鉛直方向の位置
を設定するものである。
【0003】また、鏡体の鉛直方向の移動手段には、実
公平5−42808号公報に開示されたようなパンタグ
ラフ型のアームもあり、これによればより軽い力で鉛直
方向の移動が可能となる。図10は、これら従来のコル
ポスコープを使用している状態を上側(天井側)から見
た図である。図10において、101はベース部、10
2は前記ベース部101に対して鉛直回転軸O61まわり
に回動可能に接続された第1アーム、103は前記第1
アーム102に対して鉛直回転軸O62まわりに回動可能
に接続された第2アームであり、その先端には、鉛直回
転軸O63まわりに回動可能に鏡体104が接続されてい
る。また105は観察者で、106は隣接する検査室と
しきるためのパーテーションである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコル
ポスコープでは、鏡体104を水平方向に自由に移動さ
せるために、第1アーム102と第2アーム103と
を、くの字に曲げる必要があり、鉛直回転軸O62付近
が、観察者105の側方に大きく突出してしまう。さら
に鏡体104を矢印a方向や、矢印b方向に移動させた
場合、その突出量はより大きなものとなり、もはやベー
ス部101を床面に対して移動せざるを得ないことがあ
る。
【0005】したがって、第1アーム102や第2アー
ム103を、パーテーション106にぶつけて破損させ
たり、あるいは観察中に一度位置を設定したベース部1
01を再び移動させなければならないという問題があ
る。
【0006】従来のコルポスコープにおいて、この問題
を解決するには第2アーム103を延長し、図11に示
すように、ベース部101に配置すればよいが、大型化
し、コルポスコープを使用しないときに邪魔である。ま
た、診断においては、コルポスコープを使用しない内診
と、コルポスコープによる観察が組合わされることがあ
るが、この場合、鏡体104は観察者105の前から迅
速に進退可能であることが望ましい。しかしながら、従
来のコルポスコープにおいて、鏡体104を退避させる
と、図12に示すようになり、もはや第1アーム102
と第2アーム103で作られた、くの字はつぶれてしま
う。このような状態から鏡体104を再び観察者105
の前に進入させようとすると、力のかける方向cと鉛直
軸O61とO62を結ぶ線分Lは平行に近いためスムーズに
くの字の状態にもどろうとはせず、ベース部101を移
動させてしまう。したがって、当然迅速な進退は不可能
である。
【0007】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、鏡体の移動が円滑か
つ迅速に行え、しかも小型化を図ることができるコルポ
スコープを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、鏡体と、装置全体の位置を決定するベ
ース部と、前記鏡体と前記ベース部との間に設けた、前
記鏡体を主に鉛直方向に移動可能な鉛直動アームと、前
記鏡体を主に水平方向に移動可能な水平動アームと、を
有するコルポスコープにおいて、前記水平動アームは、
平行四辺形リンク手段で構成されたことを特徴とする。
【0009】
【作用】コルポスコープ全体の移動は、ベース部により
床面に対して任意の方向に移動可能である。鏡体の所望
の位置への設定は、観察者が鏡体自体を保持し、かかる
方向に力を加えると、ベース部に対して水平動アームが
鉛直軸まわりに回動するため、鏡体は円弧状に移動す
る。また鏡体を左右方向に移動させるために、同じくか
かる方向に力を加えると水平動アームの平行四辺形リン
ク手段は変形し、鏡体は円弧状に移動する。これらの2
つの円弧状の移動が組合わされて鏡体はあらゆる方向の
水平動が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図1〜図7は第1の実施例を示し、図1はコ
ルポスコープの全体構成図である。図中1は底面にキャ
スタ2を配置したベース部であり、このベース部1には
水平動アーム10のアーム座3がベアリング4を介して
鉛直軸O1 まわりに回動可能に接続されている。本実施
例においては、これらベース部1、ベアリング4、およ
びアーム座3から回動機構が構成されている。
【0011】5は平行四辺形リンク機構であり、この平
行四辺形リンク機構5は、リンク6、7、8および前記
アーム座3をそれぞれ紙面に垂直な回転軸O2 〜O5
わりに回動可能に接続することにより構成されている。
【0012】ここでリンク8は、前記アーム座3とリン
ク7を回転軸O5 およびO4 まわりに回動可能に接続す
るとともに、他のリンクや後述の空気ばね9を内蔵し、
外観に露出しない役割をはたしている。空気ばね9は前
記リンク7とアーム座3の間に介在され、同じく紙面に
垂直な回転軸O6 、O7 まわりに回動可能に接続され、
軸線方向に座屈しない圧縮ばねとして作用している。す
なわち、この空気ばね9が本実施例における弾性部材で
ある。したがって、本実施例では前記平行四辺形リンク
機構5と空気ばね9により、水平動アーム10が構成さ
れている。
【0013】また、11は平行四辺形リンク機構であ
り、この平行四辺形リング機構11は、リンク12、1
3、14および前記リンク7をそれぞれ紙面に垂直な回
転軸O8 〜O11まわりに回動可能に接続することにより
構成されている。リンク7とリンク12の間には空気ば
ね15が、回転軸O12、O13まわりに回動可能に接続さ
れており、これらが本実施例における鉛直動アーム16
を構成している。リンク13には、回転座17が接続さ
れており、これに対し鏡体18は、鉛直軸O14まわりに
回動可能に接続される。ここで鏡体18は、観察者10
5の両観察眼19の中点が前記鉛直軸O14の延長上に位
置決めされるべく配置されている。
【0014】前記鏡体18は、図2に示すように構成さ
れている。すなわち、20は対物レンズ、21は第1反
射鏡、22はハーフミラー、23は第2反射鏡、24は
第3反射鏡、25は接眼レンズ26を含む接眼鏡筒で、
これらから観察光学系が構成されている。27は周知の
ドラム型変倍光学系であり、図1における変倍ツマミ2
8を回転させることにより前記観察光学系の倍率を段階
的に変えることができる。
【0015】ここで、対物レンズ20および第1反射鏡
21は鏡体ハウジング29に対して紙面に垂直な回転軸
15まわりに回動可能な可動ハウジング30に内蔵さ
れ、他の観察光学系は鏡体ハウジング29内に固定され
ている。図3は、図2を上側から見た部分図であり、こ
れを用いて前記可動ハウジング30の詳細を説明する
と、対物レンズ20は可動ハウジング30に固定されて
いる。
【0016】可動ハウジング30は、鏡体ハウジング2
9に対して回転軸O15まわりに回動可能な第1シャフト
31に接続され、また第1シャフト31には、第1のギ
ャ32と視野変更レバー33が接続されている。したが
って、図1における視野変更レバー33を回転させるこ
とにより可動ハウジング30は、回転軸O15まわりに回
動する。34は鏡体ハウジング29に対して回転軸O16
まわりに回動可能に接続された第2シャフトで、両端に
前記第1のギャ32と噛み合う第2のギャ35および第
3のギャ36が接続されている。
【0017】37は、鏡体ハウジング29に対して、回
転軸O15まわりに回動可能に接続された第3シャフトで
あり、前記第3のギャ36と噛み合う第4のギャ38
と、反射面が回転軸O15を含むべく前記第1反射鏡21
が接続されている。
【0018】また、可動ハウジング30には、回転軸O
15まわりに回動したときに各部材をよけるため穴39、
40が形成されている。図2に戻り41は図示しない電
源に接続されたランプ、42は照明レンズであり、これ
らが照明光学系を構成している。
【0019】次に、図1および図4を用いて、前記ラン
プ41の点灯回路を説明する。図1において、43は前
記リンク14に対し矢印44方向に移動および固定可能
なスイッチ組立体であり、押しボタンスイッチ45が内
蔵されている。またリンク12にはこの押しボタンスイ
ッチ45を作動させるための突起部46が形成されてい
る。
【0020】図4において、47は図1には図示しない
ランプ点灯用の電源であり、前記押しボタンスイッチ4
5を介して前記ランプ41に電源供給すべく配線されて
いる。ここで、押しボタンスイッチ45は、突起部46
に押されることにより電気的な接続を断つものである。
【0021】次に、前述のように構成されたコルポスコ
ープの作用について説明する。コルポスコープ全体の移
動は、ベース部1のキャスタ2により床面に対して任意
の方向に移動可能である。次に、鏡体18の所望の位置
への設定に関し各部の作用を説明する。
【0022】図1において、鏡体18を紙面に垂直な方
向に移動させるため、観察者105が視野変更レバー3
3あるいは鏡体18自体を保持し、かかる方向に力を加
えると、ベース部1に対してアーム座3が鉛直軸O1
わりに回動するため、鏡体18はアーム座3から先の部
材とともに円弧状に移動する。また図1において鏡体1
8を紙面上左右方向に移動させるため、同じくかかる方
向に力を加えると水平動アーム10の平行四辺形リンク
機構5は回転軸O3 、O4 がO3 ′、O4 ′やO3 ″、
4 ″の位置に移動すべく変形し、鏡体18は、リンク
7から先の部材と共に円弧状に移動する。これらの2つ
の円弧状の移動が組合わされて鏡体18はあらゆる方向
の水平動が可能となる。
【0023】次に、鏡体18を紙面上、上下方向に移動
させるため同じくかかる方向に力を加えると、鉛直動ア
ーム16の平行四辺形リンク機構11は支点O10、O11
がO10′、O11′やO10″、O11″の位置に移動すべく
変形し、鏡体18はリンク13から先の部材と共に円弧
状に移動する。しかして鏡体18はあらゆる方向の移動
が可能となる。図6および図7は本実施例のコルポスコ
ープの使用状態図であり、従来技術の図10および図1
2に対応するが、この図からも明らかなように鏡体18
を水平方向に移動させる際にアームをくの字に曲げる必
要はまったくない。
【0024】次に、空気ばね9の作用について説明す
る。図5に前記水平動アーム10の模式図を示すが説明
を簡単にするため、ここでは各構成部材の重量はないも
のとする。水平動アーム10が図5(a)の状態のと
き、すなわち平行四辺形リンク機構5がちょうど長方形
のとき、平行四辺形リンク機構5にかかる重量Wおよび
空気ばね9の反力Fは共に鉛直方向に働いている。した
がってWとFが等しくなくとも、その差により発生する
力は、リンク6、8にかかるのみで回転軸O2 およびO
5 にかかる重量モーメントはつり合っており、平行四辺
形リンク機構5自体はそのままの状態を保つ。次に鏡体
18に力を加え移動させると、水平動アーム10は図5
(b)の状態となる。このとき水平面に対する空気ばね
9の角度をαとすると、前記WとFは次の関係式で表さ
れる。
【0025】W=Fsinα すなわち、定数Wに対して平行四辺形リンク機構5の変
形により変化する変数Fおよびαが常に上記関係式を満
足するので平行四辺形リンク機構5は変形後もそのまま
の状態を保つ。具体的にはFの変化量は空気ばね9の装
備長さやばね定数などで設定可能であり、またαの変化
量は各回転軸O2 〜O7 の配置で設定可能である。また
図5(b)ではαは鋭角であるが、これが鈍角となって
も、回転軸O2 、O5 にかかる回転モーメントは正負反
転するだけで鋭角同様変形後もそのままの状態を保つ。
【0026】次に、図1の空気ばね15の作用について
説明する。ここでも鉛直動アーム16の各構成部材の重
量をないものとすると、空気ばね15は、リンク13よ
り先の重量物により発生する回転軸O8 、O9 まわりの
回転モーメントを相殺すべく作用している。ところが、
このような手術アームは公知のため、ここでは回転モー
メントの釣り合いなど詳細な説明は省略する。
【0027】次に、図2を用いて鏡体18の作用を説明
する。ランプ41から発せられた光は照明レンズ42、
ハーフミラー22、第1反射鏡21、対物レンズ20を
介して観察部Pに照射される。観察部Pからの光は、対
物レンズ20を介してアフォーカル光となり第1反射鏡
21、ハーフミラー22、第2反射鏡23、変倍光学系
27、第3反射鏡24を介して接眼鏡筒25へと出射さ
れる。接眼鏡筒25では図示しない正立化プリズム、結
像レンズを介して結像され、観察者105は接眼レンズ
26を介して像を観察する。また観察者105は適宜、
図1における変倍ツマミ28を操作して変倍光学系27
により倍率を調節する。
【0028】次に、観察視野の移動に関し各部の作用を
説明する。通常、観察視野の移動は微妙なため前述の水
平動アーム10、水平動アーム16とは別に機構が設け
られる。図1において、観察者105が紙面に垂直な方
向に視野を移動させる場合、観察者105は視野変更レ
バー33を保持し、かかる方向に力を加える。すると鉛
直動アーム16のリンク13に対し、鏡体18は回転軸
14まわりに回動するため、視野が移動できる。
【0029】また紙面上、上下方向に視野を移動させる
場合、同じく視野変更レバー33を保持し回転軸O15
わりに回動させる。すると視野変更レバー33に第1シ
ャフト31を介して接続されている可動ハウジング30
およびそれに固定されている対物レンズ20が共に回転
軸O15まわりに回動し、対物レンズ20の光を取り込む
範囲、すなわち視野が移動できる。前記O15まわりの第
1シャフト31の回動は、第1のギャ32、第2のギャ
35により、O16まわりの第2シャフト34の回動に伝
達され、さらに、第3のギャ36、第1のギャ38によ
りO15まわりの第3シャフト37の回動に伝達される。
ここで第1シャフト31と第3シャフト37の回動比は
2対1に設定されているため、第3シャフト37に接続
されている第1反射鏡21は、対物レンズ20の回動に
対して常に半分の角度で追従していく。これにより、対
物レンズ20が回転軸O16まわりに回動するにも拘ら
ず、対物レンズ20からのアフォーカル光は、常にハー
フミラー22へと指向される。
【0030】次に、ランプ41の点灯に関し各部の作用
を説明する。図1において鉛直動アーム16により鏡体
を紙面上上下方向に移動させると、平行四辺形リンク機
構11は変形する。このときリンク12とリンク14は
紙面上、左右方向に相対移動をし、突起部46はスイッ
チ組立体43の押しボタンスイッチ45を押す。図4に
おいて、押しボタンスイッチ45が押されると、電気的
接点が切り離されるため、ランプ41は電流供給されな
くなり消灯する。すなわち、鏡体18が鉛直方向のある
高さに設定されているときのみランプ41は点灯してい
る。このある高さをリンク14に対してスイッチ組立体
43を矢印44方向に移動させることにより観察者10
5がコルポスコープを使用するときの高さに合わせてお
けば、たとえばコルポスコープを使用しない内診中は自
動的に照明を切ることができる。
【0031】前述した第1の実施例によれば、弾性部材
に座屈しない圧縮ばねとして働く空気ばね9を用い水平
動アーム10の平行四辺形リンク機構5の回転軸O2
5まわりの正負反転する重量モーメントを前記平行四
辺形リンク機構5を構成するリンク7とアーム座3に前
記空気ばね9を介在させるだけで相殺しているので小型
にできる。
【0032】また、平行四辺形リンク機構5のリンク8
が他のリンク6、7および前記空気ばね9を内蔵すべく
構成しているので、外観に相互運動する部材が露出せず
より周辺物にぶつけにくい。さらに鉛直動アーム16
を、平行四辺形リンク機構11で構成しているため、鏡
体18を一定の角度に保ったまま、所望の位置への設定
が可能で使いやすい。
【0033】さらに紙面上、上下方向の観察視野の移動
は、鏡体18に対して回転軸O15まわりに回動可能な対
物レンズ20と、その回動に回動比2対1をもって追従
する反射面が前記回転軸O15を含むべく配置されて反射
鏡21により行えるため、従来、鏡体全体を移動させて
行っていたものと比較し、観察者105の目の位置を移
動させなくてもよく、また、操作力も軽いという利点を
有する。
【0034】さらに紙面に垂直な方向の観察視野の移動
は、鏡体18を観察者105の両観察眼19の1点を通
る鉛直軸O14まわりに回動することで行えるため、上記
同様観察者眼の位置の移動を最小限におさえられる。こ
れは従来、観察者眼が移動し苦しい姿勢での観察をしい
られていたことを考えれば大きな利点である。また両手
がふさがっていて鏡体18を鉛直軸O14まわり回動でき
ないときも、観察者眼19を接眼レンズ26に押しあて
ることにより視野の移動がおこなえて便利である。
【0035】さらに鉛直動アーム16の移動に伴い相対
移動するリンク12とリンク14の一方に突起部46を
一方に押しボタンスイッチ45を配置するとともに、押
しボタンスイッチ45を前記リンク12またはリンク1
4に対して移動可能にし、前記押しボタンスイッチ45
によりコルポスコープの照明を消灯させられるので、術
者がコルポスコープで観察する時以外は自動的に照明が
切られるので便利である。
【0036】図8は第2の実施例を示し、図8はコルポ
スコープの全体構成図である。図中51は底面にキャス
タ52を配置したベース部、53は平行四辺形リンク機
構であり、この平行四辺形リンク機構53は、リンク5
4、55、56、57をそれぞれ紙面に垂直な回転軸O
21〜O24まわりに回動可能に接続して構成されている。
そして、前記ベース部51に対し、回転軸O25、O26
わりに回動可能に接続されている。
【0037】58は前記リンク57とベース部51の間
に介在され回転軸O27、O28まわりに回動可能に接続さ
れる引張りコイルばねであり、本実施例における弾性部
材である。したがって、本実施例では前記平行四辺形リ
ンク機構53と、引張りコイルばね58が、水平動アー
ム59を構成している。リンク57には、回転座60が
接続されており、これに対し、鉛直動アーム61のアー
ム座62は、鉛直軸O29まわりに回動可能に接続され、
これらが本実施例の回動機構を構成している。
【0038】63は前記アーム座62に対して、回転軸
30まわりに回動可能に接続されるリンクであり、リン
ク63と前記アーム座62の間には、空気ばね64が回
転軸O31、O32回りに回動可能に接続されており、これ
らアーム座62、リンク63および空気ばね64が、本
実施例における鉛直動アーム61を構成している。リン
ク63の端部には軸受部65が形成されており、これに
対し垂直シャフト66は、回転軸O33まわりに回動可能
に接続されている。
【0039】72は平行四辺形リンク機構であり、この
平行四辺形リンク機構72はリンク67、68、69、
70、71および垂直シャフト66を、それぞれ回転軸
34〜O40まわりに回動可能に接続して構成されてい
る。リンク71には鏡体73が、リンク67には重り7
4がそれぞれ接続されている。
【0040】ここで、鏡体73は観察者105の両観察
眼75の中点が、前記回転軸O33の延長上に位置決めさ
れるべく配置されている。76は前記リンク63に対し
回転軸O41を中心に回動および固定可能な水銀スイッチ
であり、鏡体73の図示しない照明ランプの電源線に介
されている。
【0041】次に、前述のように構成されたコルポスコ
ープの作用について説明する。コルポスコープ全体の移
動はベース部51のキャスタ52により行われる。次
に、鏡体73の所望の位置への設定に関し各部の作用を
説明する。
【0042】図8において、鏡体73を紙面に垂直な方
向に移動させるため、観察者105が鏡体73を保持
し、かかる方向に力を加えると、水平動アーム59に接
続された回転座60に対し、鉛直動アーム61のアーム
座62が鉛直軸O29まわりに回動するため、鏡体73は
アーム座62から先の部材と共に円弧状に移動する。
【0043】また、図8において鏡体73を紙面上左右
方向に移動させるため、同じくかかる方向に力を加える
と、水平動アーム59の平行四辺形リンク機構53は、
回転軸O23、O24がO23′、O24′やO23″、O24″の
位置に移動すべく変形し、鏡体73はリンク57から先
の部材と共に円弧状に移動する。これら2つの円弧状の
移動が組合わされて、鏡体73はあらゆる方向の水平動
が可能となる。
【0044】次に、鏡体73を紙面上、上下方向に移動
させるため、同じくかかる方向に力を加えるとアーム座
62に対して、リンク63は回転軸O30を中心に回動
し、鏡体73は円弧状に移動する。しかして、鏡体73
はあらゆる方向の移動が可能となる。
【0045】次に、引張りコイルばね58の作用につい
て説明する。水平動アーム59が図8の実例で示した状
態のとき、すなわち平行四辺形リンク機構53がちょう
ど長方形のとき、平行四辺形リンク機構53にかかる重
量Wおよび引張コイルばね58の反力Fは、共に鉛直方
向に働いているため、第1の実施例と同様、回転軸
25、O26にかかる重量モーメントおよび回転モーメン
トは釣り合っており、平行四辺形リンク機構53自体は
そのままの状態を保つ。
【0046】次に、鏡体73に力を加え移動させると、
水平動アーム59は図8の破線で示した状態となる。こ
のとき水平面に対する引張りコイルばね58の角度をα
とし、前記重量Wにより回転軸O25、O26を中心に反対
側にかかる力をNとすると、前記NとFは次の関係式で
表わされる。
【0047】N=Fsinα すなわち、第1の実施例と同様変形後もそのままの状態
を保つ。次に、空気ばね64の作用について説明する。
空気ばね64はリンク63より先の重量物により発生す
る回転軸O30まわりの回転モーメントを、相殺すべく作
用している。次に、観察視野の移動に関し各部の作用を
説明する。図8において観察者105が紙面に垂直な方
向に視野を移動させる場合、観察者105は鏡体73を
保持し、かかる方向に力を加える。すると、鉛直動アー
ム61の軸受部65に対し、平行四辺形リンク機構72
の垂直シャフト66が、回転軸O33まわりに回動するた
め、前記平行四辺形リンク機構72とともに、鏡体73
も回動し視野が移動できる。また紙面上、上下方向に視
野を移動させる場合、同じく観察者105に鏡体73を
保持し、かかる方向に力を加える。すると平行四辺形リ
ンク機構72は破線のごとく変形し、これにより鏡体7
3は両観察眼75を中心に傾斜するため視野が移動でき
る。ここで、上記両方向への視野の移動において鏡体7
3は、両観察眼75の中点を中心に移動する。
【0048】次に、重り74の作用について説明する。
重り74は、前記上下方向の視野の移動による鏡体の傾
斜と連動して移動し、鏡体のあらゆる傾斜角度に対して
も、その回転モーメントを相殺すべく作用する。
【0049】次に、水銀スイッチ76について説明す
る。水銀スイッチは一般的にその傾斜角度によって電気
的に接続するか否かの作用をするものであるが、このス
イッチを、例えば第1の実施例に示したような照明光学
系のランプ点灯回路の押しボタンスイッチ45の代りに
配置するが、第1の実施例と同様、鏡体73がある高さ
に設定されているときのみ照明ランプを点灯できる。こ
のある高さをリンク63に対して、水銀スイッチ76を
回転軸O41まわりに回動させることにより、観察者10
5がコルポスコープを使用すると、その高さに合わせて
おけば、例えばコルポスコープを使用しない内診中は自
動的に照明を切ることができる。
【0050】前記第2の実施例によれば、弾性部材に、
引張りコイルばね58を用い平行四辺形リンク機構5
3、回転軸O25、O26まわりの正負反転する重量モーメ
ントを前記平行四辺形リンク機構53を構成するリンク
55と、ベース部51に前記引張コイルばね58を介在
させるだけで相殺しているので、構成が簡単で安価にで
きる。
【0051】また、紙面に対して上下方向の観察視野の
移動は、平行リンク機構72の変形により鏡体73の観
察者眼75を中心とする移動で行え、観察視野の紙面垂
直方向の移動は、平行四辺形リンク機構72を回転軸O
33まわりに回動可能にすることにより、鏡体73の観察
者眼75の中点を中心とする移動でおこなえるので、観
察者眼75の位置の移動を最小限におさえられる上、重
り74により、鏡体73の回転モーメントは相殺されて
いるので動きが軽く、観察者105との接触部、例えば
観察者105の額等を介して、鏡体73に力を加えても
視野の移動が行われる。さらに、鉛直動アーム61のリ
ンク63に水銀スイッチ76を回動可能にし、前記水銀
スイッチ76によりコルポスコープの照明を消灯させら
れるので、第1の実施例と同様の効果が得られ便利であ
る。
【0052】図9は第3の実施例を示し、図中81は、
図示しない医療用診察台に固定されるベース部で、82
は、リンク83、84、85および前記ベース部81
を、それぞれ紙面に垂直な回転軸O51〜O54まわりに回
動可能に接続してなる平行四辺形リンク機構である。8
6は前記回転軸O52を中心とする第1歯車で、前記リン
ク84に接続されている。87は前記ベース部81に対
して回転軸O55まわりに回動可能な回転軸O55を中心と
する第2歯車で、前記第1歯車86と噛み合っており、
また第2歯車87にはリンク88が接続されている。8
9は前記リンク88とベース部81の間に介在され、回
転軸O56、O57まわりに回動可能に接続される引張りコ
イルばねであり、本実施例における弾性部材である。本
実施例では前記平行四辺形リンク機構82、引張りコイ
ルばね89、第1、2歯車86、87およびリンク88
が、水平動アーム90を構成している。
【0053】リンク85には回転座91が接続されてお
り、これに対し鉛直動アーム92のリンク93は鉛直軸
58まわりに回動可能に接続され、これらが本実施例の
回動機構を構成している。94は前記リンク93に対し
て、鉛直軸O59まわりに回動可能で、しかも鉛直方向に
スライド可能に接続されるスライドシャフトである。9
5は前記スライドシャフト94から先の重量を相殺する
ための圧縮コイルばねであり、これらリンク93、スラ
イドシャフト94および圧縮コイルばね95が本実施例
における鉛直動アーム92を構成している。
【0054】スライドシャフト94の端部には円弧状の
長穴96が形成されており、この円弧状の長穴96にそ
って移動および固定される移動アーム97を介して、鏡
体98が接続されている。ここで鏡体98は観察者10
5の両観察眼99の中点が、前記回転軸O59の延長上で
かつ、前記円弧の円の中心に位置決めされるべく配置さ
れている。
【0055】次に、前述のように構成されたコルポスコ
ープの鏡体98の所望の位置への設定に関し各部の作用
を説明する。図9において、鏡体98を紙面に垂直な方
向に移動させるため観察者105が鏡体98を保持し、
かかる方向に力を加えると回転座91に対してリンク9
3が、鉛直軸O58まわりに回転するため、鏡体98は円
弧状に移動する。
【0056】また、図9において鏡体98を紙面上、左
右方向に移動させるため、同じくかかる方向に力を加え
ると、水平動アーム90の平行四辺形リンク機構82は
回転軸O53、O54がO53′、O54′やO53″、O54″の
位置に移動すべく変形し、鏡体98はリンク85から先
の部材と共に円弧状に移動する。これら2つの円弧状の
移動が組合わされて鏡体98は、あらゆる方向の水平動
が可能となる。次に鏡体98を紙面上、上下方向に移動
させるため、同じくかかる方向に力を加えると、リンク
93に対してスライドシャフト94が鉛直方向に移動す
る。しかして、鏡体98はあらゆる方向の移動が可能と
なる。
【0057】次に、引張りコイルばね89の作用につい
て説明する。水平動アーム90が図9の実線で示した状
態のとき、すなわち平行四辺形リンク機構82がちょう
ど長方形のとき、平行四辺形リンク機構82にかかる重
量Wは鉛直方向に働いているため、回転軸O51、O52
かかる重量モーメントはつり合っている。また、この状
態のとき、回転軸O55、O56およびO57は一直線上にあ
り、引張りコイルばね89の反力Fは回転軸O55にかか
っており、回転軸O51、O52にかかる回転モーメントに
影響しない。したがって平行四辺形リンク機構82自体
はそのままの状態を保つ。
【0058】次に、鏡体98に力を加え移動させると、
水平動アーム90は図9の破線で示した状態となる。こ
のときリンク84の接続された第1歯車86の回動は第
2歯車87に伝達され、その結果、第2歯車87に接続
されたリンク88も移動する。ここで歯車の伝達比を
1:1とし、垂直面に対する引張コイルばね89の角度
をαとし、前記重量Wにより回転軸O56にかかる力をN
とすると、前記NとFは次の関係式で表わされる。
【0059】N=Fsinα ただし、ここではリンク88および引張コイルばね89
の重量は、前記重量Wに対して軽微なため無視する。す
なわち、第1の実施例と同様に変形後もそのままの状態
を保つ。
【0060】次に、観察視野の移動に関し各部の作用を
説明する。図9において観察者105が紙面に垂直な方
向に、視野を移動させる場合、観察者105は鏡体98
を保持し、かかる方向に力を加える。すると鉛直動アー
ム92のリンク93に対してスライドシャフト94が、
回転軸O59まわりに回動するため、鏡体98も回動し視
野が移動できる。また紙面上、上下方向に視野を移動さ
せる場合、同じく観察者105は鏡体98を保持し、か
かる方向に力を加える。するとスライドシャフト94の
円弧状の長穴96に対して移動アーム97が円弧状に移
動するため、これにより鏡体98は両観察者眼99を中
心に傾斜するため視野が移動できる。ここで上記両方向
への視野の移動において、鏡体98は両観察者眼99の
中点を中心に移動する。
【0061】前記第3の実施例によれば、リンク84の
回動を第1、2歯車を介してリンク88に伝達すること
により、引張コイルばね89をベース部81に内蔵で
き、平行四辺形リンク機構82から先が小型になるた
め、観察者105が作業を行いやすい。また歯車の伝達
比を変されば、引張コイルばね89の設計において自由
度が増すためより良い釣り合いが実現できる。
【0062】さらに、観察視野の移動は、第2の実施例
と同様、観察者眼99の移動を最小限におさえられる
上、紙面上、上下方向の視野の移動を円弧状の長穴96
と、それにそって移動する移動アーム97により実現し
ているので、簡単に安価に構成できる。
【0063】前述した実施態様によれば、次の構成が得
られる。 (付記1)鏡体と、装置全体の位置を決定するベース部
と、前記鏡体と前記ベース部との間に設けた、前記鏡体
を主に鉛直方向に移動可能な鉛直動アームと、前記鏡体
を主に水平方向に移動可能な水平動アームと、を有する
コルポスコープにおいて、前記水平動アームは、平行四
辺形リンク手段で構成されたことを特徴とするコルポス
コープ。 (付記2)鏡体と、この鏡体を保持し、前記鏡体を主に
鉛直方向に移動可能な鉛直動アームと、この鉛直動アー
ムに接続され、前記鏡体を主に水平方向に移動可能な水
平動アームと、装置全体の位置を決定するベース部と、
を有するコルポスコープにおいて、前記水平動アーム
は、平行四辺形リンク手段で構成されたことを特徴とす
るコルポスコープ。 (付記3)鏡体と、この鏡体を保持し、前記鏡体を主に
鉛直方向に移動可能な鉛直動アームと、この鉛直動アー
ムに接続され、前記鏡体を主に水平方向に移動可能な水
平動アームと、装置全体の位置を決定するベース部と、
を有するコルポスコープにおいて、前記水平動アーム
は、水平移動中に、重量モーメントの釣り合う点の前後
で、各々モーメントの正負が反転する平行四辺形リンク
手段と、前記正負逆転するモーメントを相殺するように
配置された弾性部材と、を具備したことを特徴とするコ
ルポスコープ。 (付記4)左右一対の観察光軸を有する鏡体と、この鏡
体を上下方向、または左右方向の少なくとも一方向に回
転可能な回転機構を有するコルポスコープおいて、前記
鏡体の上下方向回転軸と、左右方向回転軸と、の少なく
とも一方の回転軸を前記鏡体のアイポイント位置より観
察者側近傍に設定したことを特徴とするコルポスコー
プ。 (付記5)前記水平動アームに、保持手段を鉛直方向に
移動可能な鉛直動アームを設けたことを特徴とする付記
1記載のコルポスコープ。 (付記6)前記鏡体と前記鉛直動アームの間と、前記鉛
直動アームと前記水平動アームの間と、前記水平動アー
ムと前記ベース部の間と、の少なくとも一個所を回動可
能としたことを特徴とする付記1記載のコルポスコー
プ。 (付記7)前記弾性部材を、圧縮ばねとしたことを特徴
とする付記3記載のコルポスコープ。 (付記8)前記弾性部材を、引張りばねとしたことを特
徴とする付記3記載のコルポスコープ。 (付記9)前記弾性部材を、空気ばねとしたことを特徴
とする付記3記載のコルポスコープ。 (付記10)前記平行四辺形リンク手段は、複数のリン
クが他の複数のリンクを内蔵すべく構成するとともに、
前記弾性部材も同時に内蔵したことを特徴とする付記1
〜3のいずれかに記載のコルポスコープ。 (付記11)前記各回転軸は、観察者が前記鏡体を覗い
た観察状態での両眼の中心点で各々直交することを特徴
とする付記4記載のコルポスコープ。 (付記12)前記回転機構は、平行四辺形リンク機構よ
りなることを特徴とする付記4記載のコルポスコープ。 (付記13)前記回転機構は、円弧状のガイド部材と、
前記ガイド部材に摺動する移動アームよりなることを特
徴とする付記4記載のコルポスコープ。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、鏡体の移動を行う際、鏡体を支持するアームが観察
者の側方に大きく突出することがなく、場所を取らず、
鏡体を円滑かつ迅速に移動できる。また水平動アームは
平行四辺形リンク手段から構成され、しかも水平移動中
に重量モーメントが釣り合う点を通るため、左右方向の
充分な移動量を確保できるので迅速な進退も可能とな
り、操作性の向上を図ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示すコルポスコープ
の全体構成を示す側面図。
【図2】同実施例の鏡体の縦断側面図。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図。
【図4】同実施例の回路図。
【図5】同実施例の作用説明図。
【図6】同実施例のコルポスコープの使用状態の平面
図。
【図7】同実施例のコルポスコープの使用状態の平面
図。
【図8】この発明の第2の実施例を示すコルポスコープ
の全体構成を示す側面図。
【図9】この発明の第3の実施例を示すコルポスコープ
の全体構成を示す側面図。
【図10】従来のコルポスコープの使用状態の平面図。
【図11】従来のコルポスコープの使用状態の平面図。
【図12】従来のコルポスコープの使用状態の平面図。
【符号の説明】
1…ベース部、5,11…平行四辺形リンク機構、9,
15…空気ばね、10…水平動アーム、16…鉛直動ア
ーム、18…鏡体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡体と、装置全体の位置を決定するベー
    ス部と、前記鏡体と前記ベース部との間に設けた、前記
    鏡体を主に鉛直方向に移動可能な鉛直動アームと、前記
    鏡体を主に水平方向に移動可能な水平動アームと、を有
    するコルポスコープにおいて、 前記水平動アームは、平行四辺形リンク手段で構成され
    たことを特徴とするコルポスコープ。
JP28029694A 1994-11-15 1994-11-15 コルポスコープ Expired - Fee Related JP3544568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28029694A JP3544568B2 (ja) 1994-11-15 1994-11-15 コルポスコープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28029694A JP3544568B2 (ja) 1994-11-15 1994-11-15 コルポスコープ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003407265A Division JP2004167259A (ja) 2003-12-05 2003-12-05 手術アーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08140932A true JPH08140932A (ja) 1996-06-04
JP3544568B2 JP3544568B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=17623014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28029694A Expired - Fee Related JP3544568B2 (ja) 1994-11-15 1994-11-15 コルポスコープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3544568B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005067808A1 (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Olympus Corporation 手術用顕微鏡
GB2448421A (en) * 2007-04-11 2008-10-15 Forth Photonics Ltd Workstation for a colposcopy
US11446115B2 (en) 2016-07-19 2022-09-20 Olympus Corporation Medical device holding apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005067808A1 (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Olympus Corporation 手術用顕微鏡
US7283296B2 (en) 2004-01-13 2007-10-16 Olympus Corporation Surgical microscope
GB2448421A (en) * 2007-04-11 2008-10-15 Forth Photonics Ltd Workstation for a colposcopy
US11446115B2 (en) 2016-07-19 2022-09-20 Olympus Corporation Medical device holding apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3544568B2 (ja) 2004-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8922884B2 (en) Flexible objective lens assembly and microscope
JP2016220880A (ja) 検眼装置
JPH08140932A (ja) コルポスコープ
JPS6155373B2 (ja)
JP4615920B2 (ja) 眼科装置
JP2023175996A (ja) 検眼装置
JP2001142003A (ja) 手術用顕微鏡
US5838421A (en) Binocular direct opthalmoscope
JPH09318905A (ja) 頭部装着型表示装置
US5394201A (en) Binocular ophthalmoscope with mirror adjustment
JP2004167259A (ja) 手術アーム
JP3272008B2 (ja) 光学観察装置
US20230329550A1 (en) Slit lamp and biomicroscope assembly
US20210100449A1 (en) Slit lamp and biomicroscope assembly
JP4804649B2 (ja) 立体顕微鏡
JP3181608B2 (ja) 手術用顕微鏡
JP4255788B2 (ja) 検眼装置
JPS6317453Y2 (ja)
JPH0772394A (ja) 手術用顕微鏡
JP3349789B2 (ja) 手術用顕微鏡
JP3290151B2 (ja) 光学観察装置
JPH1195111A (ja) 顕微鏡
JPH042642Y2 (ja)
JP3318041B2 (ja) 手術用顕微鏡
JPH05168659A (ja) 眼科装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040302

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees