JPH09318905A - 頭部装着型表示装置 - Google Patents

頭部装着型表示装置

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JPH09318905A
JPH09318905A JP13558496A JP13558496A JPH09318905A JP H09318905 A JPH09318905 A JP H09318905A JP 13558496 A JP13558496 A JP 13558496A JP 13558496 A JP13558496 A JP 13558496A JP H09318905 A JPH09318905 A JP H09318905A
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Jiyouji Karasawa
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防塵、防水性が高く、HMDを頭部に装着し
た状態で、虚像を視認する眼の切り換えと使用者の前方
視野からのディスプレイユニットの排除を簡単に行うこ
とのできる単眼型の頭部装着型表示装置を実現する。 【解決手段】 画像表示手段、その駆動手段、拡大光学
手段をユニット化して虚像形成ユニット1を構成する。
虚像形成ユニット1と装着手段12とは、支持部19に
よって接続され、支持部19はその両端に使用者の前後
方向に回転軸を有する第一の回転部と第二の回転部とを
有する。この第一の回転部は、虚像形成ユニット1と適
度の摩擦のもとに回転自在に嵌合し、第二の回転部は、
装着手段12と適度の摩擦のもとに回転自在に嵌合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示手段によ
って形成した画像を虚像拡大し、使用者の左右いずれか
一方の眼に画像を呈示する単眼型の頭部装着型表示装置
(以下HMDとも称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】こうした単眼型のHMDは、ディスプレ
イ画像と外景画像とを並行して視認する必要性、あるい
は外景画像を主体としてディスプレイ画像を補助的に視
認する必要性から提案されているもので、コンピュータ
のディスプレイや作業補助のためのインストラクション
表示用ディスプレイなどへの期待が高まっている。ま
た、その使われ方や使用場所の性格上、防塵及び防水に
対する要求や、未使用時に使用者の視野から排除する排
除機能に対する要求、さらには単眼型であるため虚像を
視認する眼を使用者が選択できることなどが要求されて
いる。
【0003】そのような機能を満たし同様の目的のため
に考えられた単眼型のHMDとしては、例えば特開平2
−63379号公報に記載されているHMDが知られて
いる。これは、LEDのラインアレイからの一次元画像
を振動ミラーでスキャニングし、人間の眼の残像効果を
利用して使用者に二次元画像を呈示するディスプレイで
ある。また、そのディスプレイシステムは装着手段の側
頭部から延伸させた支持アームを介しディスプレイシス
テムの側面を支持して使用者の眼前に保持される。従っ
て、比較的解像度が低く視認できる画面サイズも小さめ
ではあるが、極めて小型であり上記の諸要求も一通り満
たしたディスプレイである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術には以下のような課題がある。
【0005】第一に、この技術による虚像を視認する眼
の切り換えは、頭への装着手段に固定しているディスプ
レイシステムを左右付け換えると共に、虚像の表示方向
を電気的に逆転することによってなされている。従っ
て、虚像を視認する眼の切り換えに際してはその都度H
MDを頭部から外すなど極めて煩わしい操作が要求され
る。
【0006】第二に、上述したディスプレイは低解像度
であり、これを同じ方式で高解像度化するとSPIE、
Vol.1664、p134−p140に見られるよう
にディスプレイシステムが大型化するため、現状の小型
のディスプレイシステムに対する保持方式ではその保持
が不安定になってしまう。
【0007】本発明の頭部装着型表示装置は以上の課題
を解決するものであり、その目的とするところは、第一
に、画像表示手段、その駆動手段、拡大光学手段をユニ
ット化して防塵、防水要求に対応することである。第二
に、そのディスプレイユニットを移動させることによっ
て、HMDを頭部に装着した状態で、虚像を視認する眼
の切り換えと使用者の前方視野からのディスプレイユニ
ットの排除を簡単に行うことのできるHMDを実現する
ことにある。また、第三に、上記のいずれの操作に対し
ても、常に安定してディスプレイユニットを保持しうる
切り換え手段と排除手段とを実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、画
像表示手段と、画像表示手段を駆動するための駆動手段
と、画像表示手段によって形成された画像を虚像拡大す
るための拡大光学手段とを収納して一体化された虚像形
成ユニットと、虚像形成ユニットを移動自在に保持し、
虚像形成ユニットを使用者の左右の眼のいずれか一方に
対応して配置するための切り換え手段と、虚像形成ユニ
ットを使用者の前方の視野から排除するための排除手段
と、虚像形成ユニット、切り換え手段、排除手段を使用
者の頭部に装着するための装着手段とから構成されるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項1の構成によれば、画像表示手段と
その駆動手段と拡大光学手段とをユニット化したため、
それらを収納する筐体を防塵、防水構造とすることが容
易である。また、虚像形成ユニットを移動させるだけで
虚像を視認する眼の切り換えと使用者の前方視野からの
虚像形成ユニットの排除を行う構造としたため、使用者
はHMDを装着した状態でそれらの操作を簡単に行うこ
とができる。
【0010】請求項2では、請求項1の構成において、
切り換え手段及び排除手段は、両端に回転部を有する支
持部からなり、その支持部の第一の回転部が、虚像形成
ユニットと使用者の虚像を視認する眼とが形成する光軸
の上方で虚像形成ユニットと回転自在に嵌合し、支持部
の第二の回転部が、装着手段前方の使用者の正中線相当
位置で装着手段と回転自在に嵌合し、第一の回転部及び
第二の回転部が共に使用者の前後方向を軸として回転す
るように配置されることを特徴とする。
【0011】請求項2の構成よれば、支持部によって連
結された虚像形成ユニットと装着手段とが、互いに平行
に配置された第一及び第二の回転部によって相対的に回
転するため、第一の回転部を介して虚像形成ユニットを
回転させることにより、虚像形成ユニットの前方突出量
は常に一定のまま、虚像形成ユニットを使用者の前方の
視野から容易に排除することができる。あるいは、虚像
形成ユニットに力を作用させて第二の回転部を介して支
持部を使用者の頭部上方方向に回転しても、やはり虚像
形成ユニットの前方突出量は常に一定のまま、虚像形成
ユニットを使用者の前方の視野から容易に排除すること
ができる。また、同様にして支持部を180度回転させ
ると、画像の表示方向は一定のままであるため、虚像を
視認する眼を右眼から左眼、あるいは左眼から右眼に容
易に切り換えることができる。
【0012】請求項3では、請求項2の構成において、
虚像形成ユニットが虚像を視認する状態にあるときの使
用者の略眼幅方向に、虚像形成ユニットを移動させるた
めの眼幅調整手段をさらに有することを特徴とする。
【0013】請求項3の構成によれば、上述した虚像の
視認眼の切り換えとは別に虚像形成ユニットを使用者の
略眼幅方向に移動することができるため、使用者は虚像
の視認眼の切り換えと共に、自分の眼幅に適合した位置
で虚像を視認することができる。
【0014】請求項4では、請求項2の構成において、
虚像形成ユニットと使用者の虚像を視認する眼とが形成
する光軸と、使用者が水平方向を見るときの視線とが形
成する角度を調整するための角度調整手段をさらに有す
ることを特徴とする。
【0015】請求項4の構成によれば、上述した虚像の
視認眼の切り換え、眼幅調整とは別に虚像を見る視線の
角度を調整することができるため、使用者は最も見やす
く使い勝手のいい位置で虚像を視認することができる。
【0016】請求項5では、請求項1の構成において、
虚像形成ユニットと装着手段とを連結するための連結手
段をさらに有し、連結手段の一部は、使用者の略眼幅方
向に回転軸を有するヒンジ手段により装着手段と回転自
在に嵌合して排除手段を構成し、連結手段の別の一部
は、使用者の略眼幅方向に摺動自在な摺動手段により虚
像形成ユニットと嵌合して切り換え手段を構成すること
を特徴とする。
【0017】請求項5の構成によれば、使用者はヒンジ
手段を介して連結手段及び虚像形成ユニットを頭部上方
方向に回転することによって、使用者の前方の視野から
虚像形成ユニットを簡単に排除することができる。ま
た、その回転角を調整することによって使用者が虚像を
見る視線の角度を調整することもできる。さらに、使用
者の眼幅方向に対しては装着手段に固定された連結手段
に対し虚像形成ユニットを使用者の略眼幅方向に摺動さ
せることにより、使用者は虚像を視認する眼の切り換え
と眼幅調整とを同時に行うことができる。
【0018】請求項6では、請求項1の構成において、
虚像形成ユニットと装着手段とを連結し切り換え手段及
び排除手段を構成するための連結手段をさらに有し、そ
の連結手段は、略円筒形断面の環状形状をなし、その一
部に形成され使用者の半眼幅以上の長さを有する第一の
直線部と、第一の直線部と対向して平行に形成され使用
者の半眼幅以上の長さを有する第二の直線部とを有し、
第一及び第二の直線部が使用者の略眼幅方向に平行に配
置されると共に、第一の直線部が装着手段と嵌合し、第
二の直線部が虚像形成ユニットと嵌合することを特徴と
する。
【0019】請求項6の構成によれば、装着手段及び虚
像形成ユニットはそれぞれ対応する略円筒形断面の直線
部上で回転ができるため、虚像形成ユニットに力を作用
させて虚像形成ユニットを使用者の頭部上方に移動させ
ようとすると、第一の直線部を軸に連結手段が回転する
と共に、第二の直線部を軸に虚像形成ユニットが回転す
るため、連結手段がちょうど180度回転したときに
は、虚像形成ユニットが元の位置からまっすぐ上に移動
したような状態になる。従って、虚像形成ユニットを前
方に突出させることなく、簡単に虚像形成ユニットを使
用者の前方の視野から排除することができる。また、装
着手段及び虚像形成ユニットはそれぞれ対応する直線部
上を移動可能であるため、虚像形成ユニットに使用者の
眼幅方向に力を作用させて、装着手段に対して連結手段
を使用者の眼幅方向に移動させると共に、その連結手段
に対して虚像形成ユニットをさらに使用者の眼幅方向に
移動させることによって、使用者は虚像を視認する眼の
切り換えと眼幅調整とを同時に行うことができる。さら
に、第一及び第二の直線部がちょうど二段ヒンジのよう
な関係になるため、使用者は虚像形成ユニットの前後移
動や、虚像を見る視線の角度調整を簡単に行うことがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体的な形態を
図面を参照して詳述する。 (第一の形態)図1から図7は本発明の第一の形態を表
す説明図であり、図1は使用者が虚像を視認可能な状態
を示す斜視図、図2は装着状態を示す側面図(同時に内
部の構成要素を示す)、図3は図2におけるAA断面
図、図4は装着状態を表す正面図、図5は虚像形成ユニ
ットを使用者の前方視野より排除した状態を示す斜視
図、図6は図5の正面図、図7は別の排除した状態を示
す正面図である。
【0021】まず図1から図3を用いて本形態の構成を
説明する。
【0022】虚像形成ユニット1は、透過型液晶パネル
2及びそれを上方から照射するためのバックライト3か
らなる画像表示手段、画像表示手段によって形成された
画像を虚像拡大するための拡大光学手段であるレンズ
4、画像表示手段からの出射光をレンズ4に向けて反射
するための反射ミラー5、外部の信号源から信号を受け
て画像表示手段を駆動するための複数の回路基板からな
る駆動手段6から大略構成され、それらを側面形状が略
台形の筐体7内に収納して一体化されている。筐体7の
使用者側後面には画像光を出射するための開口8が形成
され、その開口8はレンズ4または別の透明な平板によ
り概ね密閉されている。
【0023】このように構成された光学系において、液
晶パネル2によって形成された画像は、後方よりバック
ライト3によって照射されて画像光として出射し、反射
ミラー5によって光路が約90度偏向された後、レンズ
4によって屈折され、使用者の眼13内に結像される。
この時、レンズ4の物体側焦点よりレンズ4側に液晶パ
ネル2の画像形成面が配置され、レンズ4の像側焦点近
傍に眼13が配置されると、レンズ4の結像作用によ
り、眼13と虚像形成ユニット1とが形成する光軸18
の延長線上に、液晶パネル2によって形成されたディス
プレイ画像の拡大虚像14を使用者は視認することがで
きる。
【0024】開口8の上方に当たる後面には側面形状が
半円状のくぼみ9が形成され、内部に雌ねじを有する軸
受け部10が使用者側に向けて筐体7より突出してい
る。また、さらにその上方の後面からは駆動手段6と外
部の信号源とを接続するためのケーブル11が突出し、
ケーブル11の筐体7からの突出口はゴムパッキン等に
よりシーリングされている。筐体7から突出したケーブ
ル11は使用者の正中線に対応する位置で装着手段12
に挿入され、装着手段12内をその形状に沿って配線さ
れて、装着手段の例えば側方から再び外部に突出して不
図示の信号源に接続される。このように筐体7は概ね密
閉構造にあり、防塵、防水に対する配慮がされている。
なお、装着手段12は、例えばバンド状の構成であり、
バンド部の一部を伸縮することによって使用者の頭部形
状に合わせて装着するものである。
【0025】くぼみ9には略コの字形状の接続部15が
図3に示す関係で挿入される。また、軸受け部10の雌
ねじと螺合する雄ねじを中央に有する軸16が、接続部
15の左右の腕を適度の摩擦のもとに貫通し、これによ
り虚像形成ユニット1の筐体7と接続部15が接続され
る。この時、筐体7の軸受け部10の長さは接続部15
の幅に対して十分に小さく、接続部15に対して筐体7
が左右に移動可能になっている。軸16はその両端にノ
ブ17を有し、このノブ17が接続部15の左右の面に
接触して接続部15と筐体7との位置出しをすると共
に、ノブ17を回転すると軸16が接続部15に対して
空転するため、それと螺合する筐体7が左右に移動す
る。
【0026】装着部12と虚像形成ユニット1とは、支
持部19によって接続される。支持部19は略クランク
形状をなし、その両端に使用者の前後方向に回転軸を有
する第一の回転部20と第二の回転部21を有する。こ
の時第一の回転部20と第二の回転部21の回転軸間の
距離は、人間の半眼幅の平均値(例えば32.5mm)
の長さである。第一の回転部20は、接続部15の使用
者側の面であり、使用者の虚像を視認する眼13と虚像
形成ユニット1とが形成する光軸18の上方で、接続部
15すなわち虚像形成ユニット1と適度の摩擦のもとに
回転自在に嵌合する。また、第二の回転部21は、装着
手段12の前方の一部であり使用者の正中線相当位置で
装着手段12と適度の摩擦のもとに回転自在に嵌合す
る。このように、虚像形成ユニット1と装着手段12は
支持部19により接続され、その第一及び第二の回転部
20、21が使用者の前後方向に互いに平行な回転軸を
有するため、虚像形成ユニット1は第二の回転部の回転
軸22を中心とする円上を回転運動することができる。
また、装着手段12の左右方向の中心から張り出した支
持部19により虚像形成ユニット1の左右方向の中心を
支持するため、虚像形成ユニット1がある程度大型化し
てもその保持に対する安定性が高い。
【0027】次に、このHMDの作用について説明す
る。
【0028】使用者は、装着手段12によってHMDを
頭部に装着し、虚像形成ユニット1を回転軸22を中心
として図1における矢印23のように回転させて、虚像
を視認する眼を左右いずれかの眼より選択する(切り換
え手段)。この時、虚像形成ユニット1の姿勢は図1ま
たは図4に示すように縦型である。次に、虚像を視認す
る眼13の視線と虚像形成ユニット1の光軸とに左右方
向のずれがある場合は、ノブ17を回転し、虚像形成ユ
ニット1を図3の矢印24の方向に移動させて虚像を視
認する眼13の視線に虚像形成ユニット1の光軸を合わ
せる(眼幅調整手段)。また、虚像形成ユニット1を図
2における矢印25の方向に回転させると、虚像形成ユ
ニット1はそれと螺合する軸16とともに接続部15、
すなわち装着手段12に対して一定の摩擦のもとに回転
するため、虚像形成ユニット1と眼13との距離、及
び、使用者が虚像14を見る視線の角度を調整すること
ができる(角度調整手段)。従って、使用者は虚像14
が最も見やすく、あるいは外景を見るのにじゃまになら
ない位置、使い勝手のいい位置で虚像14を視認するこ
とができる。
【0029】一方、虚像形成ユニット1を第一の回転部
20の回転軸の周りに90度回転させると、図5または
図6に示すように虚像形成ユニット1の姿勢は横型とな
り、使用者はこのHMDを頭部に装着したまま、虚像形
成ユニット1を使用者の前方視野から容易に排除するこ
とができる(排除手段)。この時、虚像形成ユニット1
の動きは左右方向のみの回転であるため、この排除操作
に伴う虚像形成ユニットの新たな前方突出はあり得な
い。なお、この排除の方法はこれだけではなく、支持部
19を90度回転させて図7に示すように虚像形成ユニ
ット1の姿勢は縦型のまま頭部上方に移動させてもい
い。この時も虚像形成ユニット1の前方突出量に変化が
ないことは自明である。また、上述した各嵌合方法やケ
ーブルの引き回し等については、本形態に限定されるも
のではなく、本願の主旨を逸脱しない範囲で種々変更が
可能である。
【0030】(第二の形態)図8から図11は本発明の
第二の形態を表す説明図であり、図8は使用者が虚像を
視認可能な状態を示す側面図、図9はその正面図、図1
0は同じく上方から見た平面図、図11は虚像形成ユニ
ットを使用者の前方視野より排除した状態を示す側面図
である。なお、虚像形成ユニットに内蔵される画像表示
手段、拡大光学手段、駆動手段等の構成及び装着手段は
第一の形態と同様であり、説明は省略する。
【0031】虚像形成ユニット1は、連結手段26によ
って装着手段12と連結されて使用者の頭部に保持され
る。虚像形成ユニット1の使用者側の面の上方には、図
8に示すように断面略三角形状であり使用者の略眼幅方
向に延伸する突起27がその面幅に合わせて形成され
る。突起27は、連結手段26の一つの面に形成され、
断面形状が突起27と相似的な凹部28と嵌合し、この
凹部28と突起27との間で摺動手段が形成される。す
なわちこの摺動手段は、虚像形成ユニット1と連結手段
26とが使用者の略眼幅方向には相対的に移動可能であ
るが、その他の方向には移動できないような機能を有し
ている。連結手段26の凹部28が形成される面の幅は
虚像形成ユニット1の幅との関係で決められ、虚像形成
ユニット1が使用者の左右の眼に対応して移動した時に
虚像形成ユニット1を安定して保持しうるだけの長さを
有する。
【0032】連結手段26の凹部28の上部は、両側か
ら一段幅が狭くなっており、そこと装着手段12の前部
より突出する腕部29とが摩擦嵌合し、左右から軸30
によって貫通されてヒンジ手段が形成される。
【0033】上記の構成において、虚像形成ユニット1
に図10に示す矢印31の方向に力を作用させると、突
起27が凹部28に対して摺動するため、虚像形成ユニ
ット1が使用者の略眼幅方向に移動し、虚像を視認する
眼を左右いずれかの眼より選択することができる(切り
換え手段)。また、その移動量を可変することによって
眼幅調整も同時に行うことができる。一方、虚像形成ユ
ニット1に図8に示す矢印32の方向に力を作用させる
と、虚像形成ユニット1は摺動手段によって連結された
連結手段26と共に、ヒンジ手段の軸30を回転軸とし
て矢印32の方向に回転する。従って、使用者は、図8
に示すような虚像を視認可能な状態から、図11に示す
ような使用者の前方視野から虚像形成ユニット1を排除
した状態へと切り換えられる(排除手段)と共に、その
回転角を調整することによって、虚像を見る視線の垂直
方向の角度を調整することができる。本形態において
も、突起27と軸30との距離及び使用者と軸30との
距離を、虚像形成ユニット1の排除時に虚像形成ユニッ
ト1が使用者に接触しない範囲で調整することにより、
排除操作に伴う新たな前方突出を防止することが可能で
ある。また、第一の形態と同様に、視認眼の切り換え、
眼幅調整、前方視野からの虚像形成ユニット1の排除、
角度調整の各操作を全てHMDを装着した状態で簡単に
行うことができる。また、基本的には装着手段12の左
右方向の中心部に設けた連結手段26によって虚像形成
ユニット1を保持するため、その安定性が高い。
【0034】(第三の形態)図12から図17は本発明
の第三の形態を表す説明図であり、図12は使用者が虚
像を視認可能な状態を示す側面図、図13はその正面
図、図14は虚像の視認眼を切り換えた状態を示す正面
図、図15は連結手段の正面図、図16は虚像形成ユニ
ットの排除の過程を説明するための側面図、図17は虚
像形成ユニットの排除状態を示す側面図である。なお、
虚像形成ユニットに内蔵される画像表示手段、拡大光学
手段、駆動手段等の構成及び装着手段は第一の形態と同
様であり、説明は省略する。
【0035】虚像形成ユニット1は、連結手段33によ
って装着手段12と連結されて使用者の頭部に保持され
る。連結手段33は、全体に渡って略円筒形断面を有
し、図15に示すように正面視環状形状を有する。ま
た、その一部に、使用者の半眼幅(例えば36mm)以
上の長さを有する第一の直線部34と、第一の直線部3
4と対向して平行に形成され第一の直線部34と同じ長
さを有する第二の直線部35が形成される。虚像形成ユ
ニット1の使用者側の面の上方には使用者に向けて突出
する第一の腕部36が形成され、第一の腕部36には使
用者の眼幅方向の貫通穴が形成され、この貫通穴におい
て連結手段33の第二の直線部35が回転及び移動自在
に摩擦嵌合される。また、装着手段12からは第一の腕
部36に対向して突出する第二の腕部37が形成され、
第二の腕部にも使用者の眼幅方向の貫通穴が形成され
て、この貫通穴において連結手段33の第一の直線部3
4が回転及び移動自在に摩擦嵌合される。
【0036】上記構成において、連結手段33が図12
に示すような垂直状態にある時は使用者が虚像を視認可
能な状態である。この状態において、虚像形成ユニット
1に図13における矢印38方向の力を作用させると、
虚像形成ユニット1と連結手段33の第二の直線部35
及び連結手段33の第一の直線部34と装着手段12と
の間で摺動が起こり、図13に示すような右眼で虚像を
視認可能な状態から図14に示すような左眼で虚像を視
認可能な状態へと切り換えることができる(切り換え手
段)。また、この時移動量を調整することによって眼幅
調整を兼用することができる。さらに、第一の直線部3
4と第二の直線部35とがちょうど二段ヒンジのような
関係になるため、第二の直線部35に対して虚像形成ユ
ニット1だけを回転させると、虚像形成ユニット1が図
12における矢印39の方向に回転するため、使用者の
虚像を見る視線の垂直方向の角度を調整することができ
る。また、これに装着手段12に対する連結手段33の
回転も付加させることにより、虚像形成ユニット1の使
用者に対する前後移動や前後移動と前述の角度調整の併
用などが可能となり、虚像形成ユニット1の移動に対す
る自由度が極めて高い。
【0037】一方、虚像形成ユニット1に斜め上方への
力を作用させると、連結手段33及び装着手段12との
関係において、虚像形成ユニット1は図16に示すよう
な状態を経由して、連結手段33をちょうど180度回
転させた時には、図17に示すように使用者の前方視野
から排除された位置まで虚像形成ユニット1を移動する
ことができる。この時、虚像形成ユニット1の前方への
突出量は、図12及び図17の比較から明らかなように
同一である。従って、この形態においても、使用者はH
MDを装着したまま、容易に虚像の視認眼の切り換え、
眼幅調整、角度調整、前方視野からの虚像形成ユニット
1の排除を行うことができる。また、連結手段33によ
ってHMDの中央部で虚像形成ユニット1を保持するた
め、やはり保持に対する安定性が高い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の頭部装着
型表示装置は、画像表示手段とその駆動手段と拡大光学
手段とをユニット化したため、それらを収納する筐体を
防塵、防水構造とすることが容易である。また、虚像形
成ユニットを移動させるだけで虚像を視認する眼の切り
換えと使用者の前方視野からの虚像形成ユニットの排除
を行う構造としたため、使用者はHMDを装着した状態
でそれらの操作を簡単に行うことができる。
【0039】また、切り換え手段と排除手段とを、両端
に平行な回転軸を有する支持部を用いて構成することに
より、虚像形成ユニットの前方突出量は常に一定のま
ま、虚像形成ユニットを使用者の前方の視野から容易に
排除することができる。また、支持部を180度回転さ
せると、画像の表示方向は一定のままであるため、虚像
を視認する眼を右眼から左眼、あるいは左眼から右眼に
容易に切り換えることができる。さらに、これに眼幅調
整手段や角度調整手段を付加することにより、使用者は
自分の眼幅や使用状態に適合した状態で虚像を視認する
ことができる。
【0040】また、切り換え手段と排除手段とを、ヒン
ジ手段と摺動手段が形成された連結手段を用いて構成す
ることにより、使用者はヒンジ手段を介して連結手段及
び虚像形成ユニットを頭部上方方向に回転して、使用者
の前方の視野から虚像形成ユニットを簡単に排除するこ
とができ、さらにその回転角を調整することによって使
用者が虚像を見る視線の角度を調整することもできる。
また、その際、排除状態における虚像形成ユニットの新
たな前方突出は起こらない。また、摺動手段を介して虚
像形成ユニットを使用者の略眼幅方向に摺動させること
により、使用者は虚像を視認する眼の切り換えと眼幅調
整とを同時に行うことができる。
【0041】さらに、切り換え手段と排除手段とを、二
つの直線部を有する環状形状の連結手段を用いて構成す
ることにより、この直線部における虚像形成ユニット及
び装着手段の移動や回転により、やはり使用者はHMD
を頭部に装着したまま、虚像の視認眼の切り換え、眼幅
調整、角度調整、前方視野からの虚像形成ユニットの排
除を簡単に行うことができる。また、その際、やはり排
除状態における虚像形成ユニットの新たな前方突出は起
こらない。
【0042】なお、上述のいずれの構成においても、虚
像形成ユニットはHMDのほぼ中央で保持されるため、
その保持における安定性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の形態における、使用者が虚像
を視認可能な状態を示す斜視図。
【図2】 本発明の第一の形態における装着状態を示す
側面図。
【図3】 図2におけるAA断面図。
【図4】 本発明の第一の形態における装着状態を示す
正面図。
【図5】 本発明の第一の形態における、虚像形成ユニ
ットを使用者の前方視野から排除した状態を示す斜視
図。
【図6】 図5における正面図。
【図7】 本発明の第一の形態における、別の排除した
状態を示す正面図。
【図8】 本発明の第二の形態における、使用者が虚像
を視認可能な状態を示す側面図。
【図9】 図8における正面図。
【図10】 図8における上方から見た平面図。
【図11】 本発明の第二の形態における、虚像形成ユ
ニットを使用者の前方視野から排除した状態を示す側面
図。
【図12】 本発明の第三の形態における、使用者が虚
像を視認可能な状態を示す側面図。
【図13】 図12における正面図。
【図14】 本発明の第三の形態における、虚像の視認
眼を切り換えた状態を示す正面図。
【図15】 本発明の第三の形態における連結手段の正
面図。
【図16】 本発明の第三の形態における、虚像形成ユ
ニットの排除の過程を説明するための側面図。
【図17】 本発明の第三の形態における、虚像形成ユ
ニットを使用者の前方視野から排除した状態を示す側面
図。
【符号の説明】
1 虚像形成ユニット 2 液晶パネル 3 バックライト 4 レンズ 5 反射ミラー 6 駆動手段 7 筐体 8 開口 9 くぼみ 10 軸受け部 11 ケーブル 12 装着手段 13 使用者の虚像を視認する眼 14 虚像 15 接続部 16 軸 17 ノブ 18 使用者の虚像を視認する眼と虚像形成ユニット
とが形成する光軸 19 支持部 20 第一の回転部 21 第二の回転部 22 第二の回転部の回転軸 23 矢印 24 矢印 25 矢印 26 連結手段 27 突起 28 凹部 29 腕部 30 軸 31 矢印 32 矢印 33 連結手段 34 第一の直線部 35 第二の直線部 36 第一の腕部 37 第二の腕部 38 矢印 39 矢印

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示手段と、該画像表示手段を駆動
    するための駆動手段と、該画像表示手段によって形成さ
    れた画像を虚像拡大するための拡大光学手段とを収納し
    て一体化された虚像形成ユニットと、該虚像形成ユニッ
    トを移動自在に保持し、前記虚像形成ユニットを使用者
    の左右の眼のいずれか一方に対応して配置するための切
    り換え手段と、前記虚像形成ユニットを使用者の前方の
    視野から排除するための排除手段と、前記虚像形成ユニ
    ット、切り換え手段、排除手段を使用者の頭部に装着す
    るための装着手段とから構成されることを特徴とする頭
    部装着型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の頭部装着型表示装置に
    おいて、前記切り換え手段及び前記排除手段は、両端に
    回転部を有する支持部からなり、該支持部の第一の回転
    部が、前記虚像形成ユニットと使用者の虚像を視認する
    眼とが形成する光軸の上方で前記虚像形成ユニットと回
    転自在に嵌合し、前記支持部の第二の回転部が、前記装
    着手段前方の使用者の正中線相当位置で前記装着手段と
    回転自在に嵌合し、前記第一の回転部及び前記第二の回
    転部が共に使用者の前後方向を軸として回転するように
    配置されることを特徴とする頭部装着型表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の頭部装着型表示装置に
    おいて、前記虚像形成ユニットが虚像を視認する状態に
    ある時の使用者の略眼幅方向に、前記虚像形成ユニット
    を移動させるための眼幅調整手段をさらに有することを
    特徴とする頭部装着型表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の頭部装着型表示装置に
    おいて、前記虚像形成ユニットと使用者の虚像を視認す
    る眼とが形成する光軸と、使用者が水平方向を見るとき
    の視線とが形成する角度を調整するための角度調整手段
    をさらに有することを特徴とする頭部装着型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の頭部装着型表示装置に
    おいて、前記虚像形成ユニットと前記装着手段とを連結
    するための連結手段をさらに有し、該連結手段の一部
    は、使用者の略眼幅方向に回転軸を有するヒンジ手段に
    より前記装着手段と回転自在に嵌合して前記排除手段を
    構成し、前記連結手段の別の一部は、使用者の略眼幅方
    向に摺動自在な摺動手段により前記虚像形成ユニットと
    嵌合して前記切り換え手段を構成することを特徴とする
    頭部装着型表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の頭部装着型表示装置に
    おいて、前記虚像形成ユニットと前記装着手段とを連結
    し前記切り換え手段及び前記排除手段を構成するための
    連結手段をさらに有し、該連結手段は、略円筒形断面の
    環状形状をなし、該一部に形成され使用者の半眼幅以上
    の長さを有する第一の直線部と、該第一の直線部と対向
    して平行に形成され使用者の半眼幅以上の長さを有する
    第二の直線部とを有し、該第一及び第二の直線部が使用
    者の略眼幅方向に平行に配置されると共に、該第一の直
    線部が前記装着手段と嵌合し、該第二の直線部が前記虚
    像形成ユニットと嵌合することを特徴とする頭部装着型
    表示装置。
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