JP2982214B2 - 眼鏡型映像表示装置 - Google Patents

眼鏡型映像表示装置

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JP2982214B2
JP2982214B2 JP2130281A JP13028190A JP2982214B2 JP 2982214 B2 JP2982214 B2 JP 2982214B2 JP 2130281 A JP2130281 A JP 2130281A JP 13028190 A JP13028190 A JP 13028190A JP 2982214 B2 JP2982214 B2 JP 2982214B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、眼鏡型の映像表示装置に関するものであ
る。
[発明の概要] 本発明の眼鏡型映像表示装置は、液晶表示部を例えば
眼鏡フレームの一方の側部に取り付けるとともに、この
液晶表示部で表示される映像出力をミラーによって偏向
して、両眼に対応する各接眼部に導入することにより使
用者が眼鏡をかけた状態で映像を見ることができるもの
であって、特に、各接眼部にギア部を有するアームを設
け、両接眼部の中間部分に形成されたダイヤル機構に形
成されたギア部と係合させることにより、ダイヤル操作
により両接眼部を左右方向に移動させて間隔調整をでき
るようにするとともに、その調整動作に対応して、接眼
部内のレンズが光路方向に前後に移動するように構成し
たものである。
[従来の技術] 一人で大画面の映像を楽しむため、また屋外に携帯し
て映像を見ることができるようにするためなどを目的と
して、近年、ヘルメット型、ゴーグル型の映像モニタ装
置が開発されている。
例えばゴーグル型の装置としては第5図に示すよう
に、内側を凹面鏡としたゴーグル1の上部にバックライ
ト2aを有する液晶表示装置2を設け、この液晶表示装置
2に表示される映像をミラー3によってゴーグル1の内
側のに投射する。すると、ゴーグル1の内側は凹面鏡で
あるため、使用者Aは一点鎖線Dで示すように映像を見
ることができる。
このような映像モニタ装置では、小型の表示装置で大
画面映像の迫力が得られるとともに、屋外で使用する際
にも、外光が遮られているため、明るすぎて映像がよく
見えなくなるといったことも発生しない。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ゴーグル型やヘルメット型の映像モニ
タ装置では、実際には両眼で1枚の凹面鏡を見ており、
つまり曲面に投影された画像を見ることになるため、映
像が多少歪んでしまうという欠点がある。さらに屋外で
ゴーグルやヘルメットを着用して映像を楽しむというの
は実際的でないという事情もあり、また携帯するには大
型すぎる。そこで、例えばさらに小型軽量とし、しかも
眼鏡型として、利用者が屋外或は電車内等で抵抗なく着
用できるものが望まれている。
ところが、眼鏡型とする場合、着用時に両眼に対応す
る部分に接眼部(スコープ部)を設けて、この各接眼部
に映像を投影することになるが、両眼の間隔には個人差
があるため、各接眼部の間隔を調整可能にしなければな
らないという問題がある。そして、接眼部間隔を調整す
るときには、光路の焦点距離を一定に保つために、接眼
部内のレンズ位置も移動させなければならない。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもの
で、液晶表示部で表示される映像出力をミラーによって
偏向して、両眼に対応する各接眼部に導入することによ
り使用者が眼鏡をかけた状態で映像を見ることができる
眼鏡型として映像表示装置を構成するとともに、各接眼
部にギア部を有するアームを設け、このアームのギア部
を、両接眼部の中間部分に形成されたダイヤル機構に形
成されたギア部と係合させることにより、ダイヤル操作
により両接眼部を同時に離間方向或は接近方向に移動さ
せ、接眼部の間隔を調整できるようにする。そして、接
眼部内部のレンズに関しては、レンズ部のボスが、接眼
部における光路方向と一致した第1の溝、及び接眼部を
保持するフレームに斜め方向に形成された第2の溝にと
もに挿通することにより、両接眼部の間隔調整に伴って
光路方向に前後移動するように保持されているように構
成する。
[作用] ダイヤルの回転により駆動される円形のギアに対して
各接眼部のアームのギア部が平行状態でかみ合っている
ことにより、ダイヤルを回転させるという非常に簡単な
操作で接眼部間隔の調整することができるとともに、同
時に接眼部内のレンズも光路の前後方向に移動するた
め、接眼部の移動にもかかわらず焦点距離を常に一定に
することができる。
[実施例] 第1図(a)(b)(c)は本発明の眼鏡型映像表示
装置10の内部機構の一実施例を示す平面図、正面図、及
び側面図である。
これらの図において、11は眼鏡型フレーム、12は眼鏡
型フレーム11の一側部に取付けられる液晶表示部であ
り、液晶ディスプレイ12a、液晶ディスプレイ12aの後方
に設けられるバックライト12b等によって構成される。
なお、液晶表示部12内にチューナ等の映像ソース及びそ
の映像信号処理回路系を内蔵するようにしてもよいが、
小型化のために、コネクタ端子を設けて別体の機器(別
体の小型チューナ等)から映像信号を入力するように構
成することが好ましい。また例えば、眼鏡型フレーム11
の他方の側部にチューナを取付け、受信された映像信号
を液晶表示部12で表示できるようにしてもよい。
また、Mはミラーであり、M1〜M11まで11個設けら
れ、光路Rを形成している。Lはレンズであり、L1〜L7
まで7個設けられている。なお、レンズL1は視度調整の
ために光路R方向に前後に移動可能とされている。ま
た、レンズL6,L7は両眼間隔調整に伴って光路方向に前
後に駆動されるように保持されているが、この点につい
ては後述する。
13は、レンズL3を通過した光が入射されるハーフミラ
ーであり、このハーフミラー13によって光路Rは右眼に
対応する接眼部14Rへの光路RRと、左眼に対応する接眼
部14Lへの光路RLとに分岐される。なお、接眼部14Lにお
いてはミラーM10が、また接眼部14RにおいてはミラーM
11が配置され、第1図(c)に示すように、使用者はこ
のミラーM10,M11に投影されている映像を直接見ること
になる。
光路R、及びRR,RLが形成される部分、すなわち液晶
表示部12、ミラーM、レンズL、ハーフミラー13が配置
される部分は、眼鏡型フレーム11に沿って形成された光
路用フレーム15によって覆われており、液晶表示部12に
おいて表示された映像光は、外光から遮断された状態で
光路用フレーム15内を進行して接眼部14R,14Lに達す
る。
つまり光路用フレーム15内において、液晶表示部12の
出力映像光は、同図(a)に示されるように、ミラーM1
→レンズL1→ミラーM2と進行して眼鏡型フレーム11に沿
って偏向され、さらに同図(b)に示されるようにレン
ズL2→ミラーM3→ミラーM4→レンズL3→と進行してハー
フミラー13に達する。
そしてハーフミラー13において透過光と反射光が分岐
され、透過光はミラーM5→ミラーM7→レンズL5→ミラー
M9→レンズL7→ミラーM11と進行し、右眼の接眼部14Rへ
の光路RRが形成される。
一方、ハーフミラー13で反射された光は、ミラーM6
レンズL4→ミラーM8→レンズL6→ミラーM10と進行し、
左眼の接眼部14Lへの光路RLが形成される。
なお、ハーフミラー13から、各接眼部14R,14Lのミラ
ーM10,M11までの光路距離、すなわち光路RR,RLの長さは
一致されている。
接眼部14Rは具体的には第2図に示すように構成され
ている(接眼部14Lは接眼部14Rと対称に構成されている
ものであり、説明を省略する)。
接眼部14R本体部はスコープ状の角型筒体として形成
され、前後面にボスB1,B1が設けられ、このボスB1,B
1が、第1図(b)に示すように光路用フレーム15に形
成された溝S1,S1に挿通していることで、接眼部14Rは光
路用フレーム15に対して溝S1の範囲内で横方向に摺動可
能に保持されている。
接眼部14R本体部の上部斜面の内側にはレンズL5を通
過した光線を偏向するミラーM9が設けられ、また下部斜
面にはミラーM11が設けられている。
さらに、溝S2,S2によってレンズL7を収納している。
レンズL7はボスB2,B2を有するレンズブラケットLBに装
着されており、ボスB2,B2が図示するように溝S2,S2に挿
通することになる。そしてさらにボスB1,B1は、第1図
(b)に示すように光路用フレーム15に斜め方向に形成
された溝S3,S3にも挿通されている。つまりレンズブラ
ケットLBのボスB1,B1がそれぞれ溝S2及びS3によって係
止されることになり、従って、レンズL7は接眼部14R内
に保持されることになる。
なお、19Rは接眼部14R本体側面に突設されたアーム、
20Rはアーム19Rの先端部に形成されたギア部である。
16は接眼部14L,14Rの間隔調整ダイヤル(以下、ダイ
ヤルという)であり、このダイヤル16を回転させること
により接眼部14L,14Rを同時に離間方向或は近接方向に
駆動させることができる。以下、この間隔調整機構につ
いて第3図(a)(b)で説明する。第3図(a)は底
面方向からみた場合、第3図(b)は側面方向からみた
場合の間隔調整機構をそれぞれ示している。
ダイヤル16は下部にギア16aが形成され、円形ギア17
と噛合っており、さらに円形ギア17は円形ギア18と噛合
っている。
そして、円形ギア18に対しては接眼部14L,14Rにそれ
ぞれ形成されたアーム19L,19Rが、その先端のギア部20
L,20Rで噛合している。従って、第2図(a)における
時計方向にダイヤル16を回転させれば、接眼部14L,14R
はそれぞれX方向に移動して間隔を広げ、また反時計方
向にダイヤル16を回転させれば接眼部14L,14Rがそれぞ
れY方向に移動して間隔を狭くすることになる。なお、
移動量は、溝S1の長さによって制御されている。
また、接眼部14L,14Rは同時に同距離だけ駆動される
ため、ハーフミラー13からミラーM10までの光路距離
と、ミラーM11までの光路距離は常に同距離である。
そして特に本発明においては、レンズL6,L7が、上記
したように接眼部本体に設けられた溝S2及び光路用フレ
ーム15に設けられた斜め方向の溝S3によって、接眼部14
L,14R内に保持されているため、接眼部14L,14Rの間隔調
整を行なってもレンズL4とL6の間の光路距離、及びレン
ズL5とL7の間の光路距離を変化させることはない。この
動作を第4図(a)(b)で説明する。
第4図(a)は両接眼部間隔を最も広くした状態であ
り、この場合、光路用フレーム15に設けられた溝S1にお
いて、ボスB1は最外部分に位置する。また、溝S3は溝S2
の最上部分で一致しているため、レンズブラケットLB内
のレンズL6,L7は点線で示す位置に固定される。
ところがダイヤル16を操作して両接眼部間隔を狭くし
ていくと、ボスB2が挿通している溝S3と溝S2の一致場所
が下方に変移していくため、レンズブラケットLBは徐々
に下方に移動する。そして最も狭くした第4図(b)の
状態では、溝S3は溝S2の最下部で一致するため、レンズ
ブラケットLB内のレンズL6,L7は点線で示す位置に固定
されることになる。
すなわち、接眼部間隔を広くすればレンズブラケット
LBは上方へ移動し、接眼部間隔を狭くすればレンズブラ
ケットLBは下方へ移動する。従って、第4図(a)にお
いて、二点鎖線で示したレンズL4〜L6(L5〜L7)の光路
距離は、第4図(b)において二点鎖線で示したレンズ
L4〜L6(L5〜L7)の光路距離と一致させることができ
る。つまり、レンズL4〜L6(L5〜L7)の光路距離は接眼
部間隔調整を行なっても常に一定に保たれるため、レン
ズL4,L6(L5,L7)で設定される焦点状態は変動すること
はない。
なお、レンズブラケットLBの上下方向の移動量は、間
隔調整による接眼部14L,14Rの各移動量と同一であるよ
うに設定しなければならないことはいうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の眼鏡型映像表示装置
は、両接眼部の間隔をダイヤル操作により容易に調整で
きるようになるという効果があり、使い勝手が向上する
とともに、間隔調整を行なってもレンズによる焦点状態
は変動しないという優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)(c)は本発明の一実施例を示す平
面図、正面図、及び側面図、 第2図は本実施例の接眼部の斜視図、 第3図(a)(b)は本実施例の接眼部間隔調整機構の
説明図、 第4図(a)(b)は本実施例の接眼部間隔調整時のレ
ンズ位置の説明図、 第5図は従来のゴーグル型映像モニタ装置の説明図であ
る。 10は眼鏡型映像表示装置、11は眼鏡型フレーム、12は液
晶表示部、13はハーフミラー、14L,14Rは接眼部、15は
光路用フレーム、16はダイヤル、17,18は円形ギア、S1
〜S3は溝、B1,B2はボス、M1〜M11はミラー、L1〜L7はレ
ンズ、LBはレンズブラケットを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示部に表示された映像をミラーによ
    って偏向させて光路を形成し、レンズ及びミラーを有す
    る両接眼部に導入するようにし、 前記各接眼部にはギア部を有するアームを形成し、前記
    各接眼部のアームが、前記各接眼部の中間に設けられギ
    ア部を有するダイヤル機構の操作により駆動されること
    により、前記各接眼部間の間隔を調整可能とし、 前記各接眼部内のレンズは、前記接眼部における光路方
    向と一致した第1の溝、及び前記接眼部を保持するフレ
    ームに斜め方向に形成された第2の溝にボスが挿通され
    て保持されていることにより、前記両接眼部の間隔調整
    に伴って光路方向に前後移動するように構成したことを
    特徴とする眼鏡型映像表示装置。
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