JP3077165B2 - 眼鏡型映像表示装置 - Google Patents

眼鏡型映像表示装置

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JP3077165B2
JP3077165B2 JP02130280A JP13028090A JP3077165B2 JP 3077165 B2 JP3077165 B2 JP 3077165B2 JP 02130280 A JP02130280 A JP 02130280A JP 13028090 A JP13028090 A JP 13028090A JP 3077165 B2 JP3077165 B2 JP 3077165B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、眼鏡型の映像表示装置に関するものであ
る。
[発明の概要] 本発明の眼鏡型映像表示装置は、液晶表示部を眼鏡フ
レームの一方の側部に取り付けるとともに、この液晶表
示部で表示される映像出力をミラーによって偏向して接
眼部に導入することにより使用者が眼鏡をかけた状態で
映像を見ることができるものであって、特に、光路を眼
鏡フレームに沿わせるようにすることで外観を普通の眼
鏡に近づけるとともに、さらに光路中にハーフミラーを
設けて光路を2系統に分岐させて、単一の映像表示装置
からの出力映像を両接眼部に個別に導入できるようにす
るものである。
[従来の技術] 一人で大画面の映像を楽しむため、また屋外に携帯し
て映像を見ることができるようにするためなどを目的と
して、近年、ヘルメット型、ゴーグル型の映像モニタ装
置が開発されている。
例えばゴーグル型の装置としては第2図に示すよう
に、内側を凹面鏡としたゴーグル1の上部にバックライ
ト2aを有する液晶表示装置2を設け、この液晶表示装置
2に表示される映像をミラー3によってゴーグル1の内
側のに投射する。すると、ゴーグル1の内側は凹面鏡で
あるため、使用者Aは一点鎖線Dで示すように映像を見
ることができる。
このような映像モニタ装置では、小型の表示装置で大
画面映像の迫力が得られるとともに、屋外で使用する際
にも、外光が遮られているため、明るすぎて映像がよく
見えなくなるといったことも発生しない。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ゴーグル型やヘルメット型の映像モニ
タ装置では、実際には両眼で1枚の凹面鏡を見ており、
つまり曲面に投影された画像を見ることになるため、映
像が多少歪んでしまうという問題がある。
さらに、屋外でゴーグルやヘルメットを着用して映像
を楽しむというのは実際的でないという事情もあり、ま
た携帯するには大型すぎるという問題がある。そこで、
例えばさらに小型軽量とし、しかも眼鏡型として、利用
者が屋外或は電車内等で抵抗なく着用できるものが望ま
れている。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもの
で、外観として眼鏡と一体感をもたせるためにフレーム
に沿った光路を構成して表示手段の映像を接眼部に供給
するようにし、さらに光路中においてハーフミラーによ
って光路を2系統にし、両眼の接眼部にそれぞれ個別に
映像が投射されるようにした眼鏡型映像表示装置を構成
するものである。
[作用] 液晶表示部を眼鏡フレームの一方の側部に取付け、そ
こで表示される映像を眼鏡フレームに沿った光路で接眼
部分まで導入することにより、外観としてはほぼ眼鏡に
近づけることができ、また、凹面鏡を使用せずに両眼で
個別に接眼部のミラーを見ることになるため映像の歪も
生じない。
[実施例] 第1図(a)(b)(c)は本発明の眼鏡型映像表示
装置10の内部機構の一実施例を示す平面図、正面図、及
び側面図である。
これらの図において、11は眼鏡型フレーム、12は眼鏡
型フレーム11の一側部に取付けられる液晶表示部であ
り、液晶ディスプレイ12a、液晶ディスプレイ12aの後方
に設けられるバックライト12b等によって構成される。
なお、液晶表示部12内にチューナ等の映像ソース及びそ
の映像信号処理回路系を内蔵するようにしてもよいが、
小型化のために、コネクタ端子を設けて別体の機器(別
体の小型チューナ等)から映像信号を入力するように構
成することが好ましい。また例えば、眼鏡型フレーム11
の他方の側部にチェーナを取付け、受信された映像信号
を液晶表示部12で表示できるようにしてもよい。
また、Mはミラーであり、M1〜M11まで11個設けら
れ、光路Rを形成している。Lはレンズであり、L1〜L7
まで7個設けられている。なお、レンズL1は視度調整の
ために光路R方向に前後に移動可能とされている。
13は、レンズL3を通過した光が入射されるハーフミラ
ーであり、このハーフミラー13によって光路Rは右眼に
対応する接眼部14Rへの光路RRと、左眼に対応する接眼
部14Lへの光路RLとに分岐される。なお、接眼部14Lにお
いてはミラーM10が、また接眼部14RにおいてはミラーM
11が配置され、第1図(c)に示すように、使用者はこ
のミラーM10,M11に投影されている映像を直接見ること
になる。
光路R、及びRR,RLが形成される部分、すなわち液晶
表示部12、ミラーM、レンズL、ハーフミラー13が配置
される部分は、眼鏡型フレーム11に沿って形成された光
路用フレーム15によって覆われており、液晶表示部12に
おいて表示された映像光は、外光から遮断された状態で
光路用フレーム15内を進行して接眼部14R,14Lに達す
る。
つまり光路用フレーム15内において、液晶表示部12の
出力映像光は、同図(a)に示されるように、ミラーM1
→レンズL1→ミラーM2と進行して眼鏡型フレーム11に沿
って偏向され、さらに同図(b)に示されるようにレン
ズL2→ミラーM3→ミラーM4→レンズL3→と進行してハー
フミラー13に達する。
そしてハーフミラー13において透過光と反射光が分岐
され、透過光はミラーM5→ミラーM7→レンズL5→ミラー
M9→レンズL7→ミラーM11と進行し、右眼の接眼部14Rへ
の光路RRが形成される。
一方、ハーフミラー13で反射された光は、ミラーM6
レンズL4→ミラーM8→レンズL6→ミラーM10と進行し、
左眼の接眼部14Lへの光路RLが形成される。
なお、ハーフミラー13から、各接眼部14R,14Lのミラ
ーM10,M11までの光路距離、すなわち光路RR,RLの長さは
一致されている。
また、眼鏡型フレーム11の前部のフレームの内側11a
は通常のサングラスのレンズのように光を透過するもの
であってもよいが、光を完全に遮断するようにすれば、
各接眼部14R,14Lにおいてより鮮明な映像を見ることが
できる。
この実施例では、以上のように、眼鏡型フレーム11の
側部に形成された液晶表示部12の映像を、眼鏡型フレー
ム11に沿った光路Rによって眼鏡型フレーム11の正面部
分に導入するようにしているため、眼鏡型フレーム11の
正面部分に液晶表示部12を取り付けることはなく正面の
外観がスマートになり、また、光路用フレーム15で眼鏡
型の外観が阻害されることはない。
なお、光路用フレーム14を眼鏡型フレーム11に一体化
し、つまり眼鏡型フレーム11内において光路Rを形成す
るようにすれば、外観をより通常の眼鏡に近づけること
ができる。
さらに、液晶表示部12がフレーム前面に設けられない
ため、前後の重量バランスがとれ、使用時に前方にずり
落ちてしまうことなどが発生しにくい。また、上記した
ように眼鏡型フレーム11の液晶表示部12が取り付けられ
ない側にチューナ等を設けるようにすると、眼鏡型映像
表示装置の左右の重量バランスがとれ、装着する際に好
適となる。
さらに本実施例では液晶表示部12の出力をハーフミラ
ー13によって左右両眼用に振り分け、各接眼部14R,14L
のミラーM10,M11それぞれに投影されるようにしてお
り、従って、2単位の映像を1単位の液晶表示部から得
ることができるとともに、各接眼部14R,14Lで全く同一
の映像を、各眼の直前で見ることができるため、映像の
迫力の増大、歪の解消を低コストで容易に実現できる。
なお、レンズL4,L5、或はレンズL6,L7において各接眼
部14R,14Lで個別に視度調整をできるようにすれば、左
右の視力が極端に異なる人であっても良好に使用するこ
とができる。
ところで、音声については説明していないが、本眼鏡
型映像表示装置の装着時に耳に当接するフレーム部分に
イヤホーンを設けて、音声を聞くことができるようにす
ればよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の眼鏡型映像表示装置
は、眼鏡型フレーム側部に設けた液晶表示部の出力映像
を眼鏡型フレームに沿った光路によって接眼部に導入す
るため、外観としてはほぼ通常の眼鏡に近ずけることが
でき、屋外での装着時における違和感を無くすことがで
きるという効果がある。
さらに、液晶表示部の出力映像をハーフミラーによっ
て左右両眼に対応するように振り分けるため、両目で個
別の同一映像を極近接して見ることができる眼鏡型映像
表示装置を低コストで容易に実現でき、映像を大迫力で
しかも画像歪なく楽しむことができるという効果があ
る。また液晶表示部が眼鏡型フレームの一方の側部に取
り付けられていることで、前後の重量バランスがとれ、
使用時に前方にずり落ちてしまうようなことが発生しに
くいという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)(c)は本発明の一実施例を示す平
面図、正面図、及び側面図、 第2図は従来のゴーグル型映像モニタ装置の説明図であ
る。 10は眼鏡型映像表示装置、11は眼鏡型フレーム、12は液
晶表示部、13はハーフミラー、14L,14Rは接眼部、15は
光路用フレーム、M1〜M11はミラー、L1〜L7はレンズを
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/64 511 G09G 3/36 H04N 5/74

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示部を眼鏡型フレームの一方の側部
    に取付け、この液晶表示部に表示された映像をミラーに
    よって前記眼鏡型フレームに沿うように偏向させて光路
    を形成するとともに、ハーフミラーにより2系統に分岐
    させ、両接眼部に導入するように構成したことを特徴と
    する眼鏡型映像表示装置。
JP02130280A 1990-05-22 1990-05-22 眼鏡型映像表示装置 Expired - Fee Related JP3077165B2 (ja)

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