JP4255788B2 - 検眼装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検査視標を呈示して被検眼を検査する検眼装置に関する。
被検眼の眼前に球面レンズや円柱レンズ等の光学素子を組み合わせて切換え配置し、前方に検査視標を呈示して被検眼の屈折力を自覚的に検査する検眼装置が知られている。また。視機能検査の一つとして、検査視標を呈示時にグレア光源を点灯し、眩しい状態での視力を検査するグレア検査がある。このグレア検査を行う従来装置の構成としては、被検眼の前方に置かれた視標呈示装置側にグレア光源を配置し、グレア検査時にグレア光源を点灯する構成が一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−200041号公報
しかしながら、上記従来装置の構成においては、グレア検査を行うためにはグレア光源を持つ専用の視標呈示装置を用意しなければならず、汎用性に欠ける問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、専用の視標体呈示装置を用意しなくても、簡単にグレア検査を行うことができる検眼装置を提供することを技術課題とする。、
本発明は、上記課題を達成するために、次のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 検査窓に光学素子を切換え配置する左右一対のレンズ室ユニットを持つ検眼装置本体を備え、検査視標を呈示して被検眼の視力を検査する検眼装置において、前記検眼装置本体側に設けられたグレア光源と、前記グレア光源からの光を反射して被検眼へと導くための反射部材と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の検査装置において、前記反射部材を前記検査視標の観察光路を遮らない位置で、且つ被検眼の前方で保持する保持ユニットを持ち、該保持ユニットは前記検眼装置本体に取り付けられていることを特徴とする。
(3) (2)の保持ユニットは、前記反射部材を被検眼の前方の使用位置と被検眼の前方から退避させる退避位置とに移動可能に構成されていることを特徴とする。
(4) (2)又は(3)の検査装置において、前記保持ユニットは近用視標を保持するための近用ロッドを兼用することを特徴とする。
(5) (1)の検査装置において、前記グレア光源は近用ロッドに取り付けられた近用視標を照明する照明光源にも兼用されることを特徴とする。
本発明によれば、専用の視標体呈示装置を用意しなくても、簡単にグレア検査を行うことができる
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る検眼装置の概略構成図である。
1は検眼装置本体である。検眼装置本体1は、検眼テーブル20に立設された支柱21に備えられたアーム22に吊下げ保持されている。40は省スペース型の視標呈示装置である。視標呈示装置40は、内部にビームスプリッタ、凹面鏡、視標板を背後から照明して視標光束を形成するユニット等を備え、検査視標を光学的に5mの遠用検査距離に呈示するものである。45は検眼装置本体1及び視標呈示装置40を操作するためのコントローラである。
図2は検眼装置本体1の外観斜視図である。検眼装置本体1は、左右対称な一対のレンズ室ユニット5と、この左右のレンズ室ユニット5を吊下げ支持する支持ユニット6と、により構成されている。左右のレンズ室ユニット5の内部には、球面レンズや円柱レンズなど多数の光学素子と同一円周上に配置したレンズディスクが回転可能に設けられており、左右のレンズ室ユニット5のそれぞれに設けられた検眼窓5aに光学素子が切換え配置される。支持ユニット6は、左右のレンズ室ユニット5の間隔を調整するスライド機構や近用検査時に被検眼の輻輳に合わせるための輻輳機構を持つ。
7R及び7Lは、左右のレンズ室ユニット5にそれぞれ設けられた照明光源であり、複数の白色LEDからなる。照明光源7R,7Lはグレア検査時のグレア光源として使用すると共に、近用視標30を照明する照明光源を兼ねる。2は、取付部材8を介して支持ユニット6側に取り付けられたロッドである。ロッド2には、その軸方向に移動可能な近用視標30が保持部材31を介して取り付けられている。保持部材31は、水平軸を中心に回転可能に構成されており、近用視標30をロッド2の軸方向と平行になるように跳ね上げておくことができる。
さらに、ロッド2には、照明光源7R,7Lからの光を被検眼に向けて反射するミラー10R,10Lが、ロッド2の軸方向に移動可能な保持部材11を介して取り付けられている。ミラー10R,10Lは、グレア検査時に被検眼の前側に位置するように検眼装置本体1に対向して配置されると共に、視標呈示装置40により5mの遠用距離に呈示される検査視標の観察光路を遮らないように、その観察光路を挟んで左右に配置される。なお、保持部材11も、保持部材31と同様に、水平軸を中心に回転可能に構成されており、ミラー10R,10Lをロッド2の軸方向と平行になるように、図1の点線で示す退避位置に跳ね上げておくことができる。このため、近用検査時には、ミラー10R,10Lを被検眼の前方から退避させた状態で、照明光源7R,7Lにより近用視標30の視標面を照明することができる。
ミラー10R,10Lは、平板のミラーでも良いが、本実施形態では照明光源7R,7Lからの光の反射角度を広げ、一方の光源の反射光が被検眼の左右両方に導かれるように、凸形状のカーブ面としている。
また、取付部材8はロッド2を上側に折りたたみ可能な構成を有しており、近用検査時及びグレア検査時以外には、ロッド2を図2の点線位置に跳ね上げてることによって、近用視標30及びミラー10R,10Lを被検者の視界から退避させた退避位置に置くことができる。
なお、本実施形態ではミラー10R,10Lを保持する保持ユニットとして、近用視標30を保持するためのロッド2を兼用しているが、専用の保持ユニットを設けても良い。
以上のような構成において、視標呈示装置40により遠用距離の検査視標を呈示したグレア検査を行う際には、図2に示すように、ロッド2を前側に倒し、ミラー10R,10Lを被検眼の前側の使用位置に配置する。このとき、近用視標30は上方に跳ね上げるか、ロッド2から取り外しておく。図3は、遠用検査時のミラー10R,10Lと視標呈示装置40により5m前方に呈示される検査視標40′の位置関係を示した図である。ミラー10R,10Lは、例えば、被検眼から30cmの距離に配置する。なお、検査視標40′の呈示装置としては、直接5mの遠方に視力表を配置したり、検査視標5mm前方のスクリーンに投影するタイプ等の既存の視標呈示装置が使用できる。
コントローラ45のスイッチを操作して光源7R,7Lを点灯する。光源7R,7Lから光が発せられると、ミラー10Rにより光源7Rの虚像7R′が形成され、ミラー10Lにより光源7Lの虚像7L′が形成される。虚像7R′及び7L′からの光は、検査窓5aを介して共に左右の被検眼に向かう。よって、虚像7R′及び7L′からグレア光が投光された状態となるため、被検眼には眩しい状態で検査視標40′を呈示したグレア検査が行える。この状態でコントローラ45を操作し、検査窓5aに配置する球面レンズや円柱レンズ等の光学素子を切換えることにより被検眼の屈折異常を矯正して視力検査を行う。また、検査視標はコントローラ45を操作して切換えることができる。なお、グレア光の照明光量は、光源7R,7Lを構成するLEDの点灯個数又は各LEDの光量調整で変更される。
また、近用検査時においてもグレア検査が可能である。この場合、上方に跳ね上げておいた近用視標30を被検眼の前方に位置させる。このとき、近用視標30はミラー10Rとミラー10Lの間に位置する。このため、近用視標30は光源7R,7Lにより照明されると共に、両側に位置するミラー10Rとミラー10Lにより照明光が反射され、上記と同じく、虚像7R′及び7L′からグレア光が投光された状態となる。これにより、近用視標30を呈示した状態でのグレア検査が容易に行える。
以上、本実施形態においては、反射部材としてのミラー10R,10Lの反射面を凸面カーブ形状としたことにより反射角度が広がり、一方の光源からの反射光を左右両眼に導くことが可能となる。ミラー10R,10Lの反射面は、もちろん平板形状であっても良い。さらに、保持部材11により保持されたミラー10R,10Lの反射角度を調整可能にしておくことにより、ミラー10R,10Lの配置距離を調整した場合やレンズ室ユニット5の間隔を調整した場合にも、被検眼に反射光を導くことが可能になる。
また、ミラー10R,10Lの配置位置は、視標の観察光路を上下にしても良いし、左右上下の4方向に配置しても良い。また、上記実施形態ではミラー10R,10Lを保持部材11とロッド2とからなる保持ユニットにより検眼装置本体1に保持させるものとしたが、検眼テーブル20上で載置するような構成としても良い。さらに、省スペース型の視標呈示装置40の筐体自体は被検眼から前方1mほどの距離に置かれるので、その筐体の視標観察窓の左右両側にミラー10R,10Lを配置し、光源7R,7Lの光を反射させて被検眼にグレア光を投光する構成としても良い。
また、グレア光を発する光源7R,7Lの配置についても、検眼装置本体1側である支持ユニット6やアーム23に設ける構成としても良い。
本発明に係る検眼装置の概略構成図である。 検眼装置本体の外観斜視図である。 遠用検査時のミラーと視標呈示装置により5m前方に呈示される検査視標の位置関係を示した図である。
符号の説明
1 検眼装置本体
2 ロッド
7R、7L 照明光源
10R、10L ミラー
11 保持部材
30 近用視標

Claims (5)

  1. 検査窓に光学素子を切換え配置する左右一対のレンズ室ユニットを持つ検眼装置本体を備え、検査視標を呈示して被検眼の視力を検査する検眼装置において、前記検眼装置本体側に設けられたグレア光源と、前記グレア光源からの光を反射して被検眼へと導くための反射部材と、を備えることを特徴とする検眼装置。
  2. 請求項1の検査装置において、前記反射部材を前記検査視標の観察光路を遮らない位置で、且つ被検眼の前方で保持する保持ユニットを持ち、該保持ユニットは前記検眼装置本体に取り付けられていることを特徴とする検眼装置。
  3. 請求項2の保持ユニットは、前記反射部材を被検眼の前方の使用位置と被検眼の前方から退避させる退避位置とに移動可能に構成されていることを特徴とする検眼装置。
  4. 請求項2又は3の検査装置において、前記保持ユニットは近用視標を保持するための近用ロッドを兼用することを特徴とする検眼装置。
  5. 請求項1の検査装置において、前記グレア光源は近用ロッドに取り付けられた近用視標を照明する照明光源にも兼用されることを特徴とする検眼装置。


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