JPH081400Y2 - ベンチレータグリル - Google Patents

ベンチレータグリル

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JPH081400Y2
JPH081400Y2 JP1990003554U JP355490U JPH081400Y2 JP H081400 Y2 JPH081400 Y2 JP H081400Y2 JP 1990003554 U JP1990003554 U JP 1990003554U JP 355490 U JP355490 U JP 355490U JP H081400 Y2 JPH081400 Y2 JP H081400Y2
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JP
Japan
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knob
horizontal
horizontal fin
fins
fin
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JP1990003554U
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JPH0397149U (ja
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守之 大野
健児 黒木
岩田  安弘
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案はベンチレータグリルに関するものである。
b.従来の技術 自動車のインストルメントパネルに設置されるベンチ
レータグリルには、第4図に示したように、手前側に配
設した水平フィンaにノブbを摺動自在に係合させ、こ
のノブbを水平フィン上で移動させることによって奥側
に配設した垂直フィンcの向きを変更させるようにした
ものがある。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、このような従来のベンチレータグリルで
は、第5図に示したようにノブbを水平フィンaに単に
嵌合させて摺動自在に設置している。
したがって、ノブbを指で操作すると、該ノブbの内
周縁dが水平フィンaの周縁eに当り、長期に亘って
は、周縁eが摩耗して外観を損う虞れがあった。
本考案の目的は、水平フィン周縁の摩耗を防止したベ
ンチレータグリルを提供することにある。
d.課題を解決するための手段 本考案のベンチレータグリルでは、枠体に複数の水平
フィンと複数の垂直フィンとをそれぞれ回動自在に設置
するとともに、上記両フィンの向きを操作するノブに上
記水平フィンを嵌合する孔を形成し、該孔に水平フィン
を嵌合させて上記ノブを水平フィンに摺動自在に配設
し、かつ該ノブの後端を上記垂直フィンのいずれかに係
合させ、上記ノブを上下に揺動させることによって上記
水平フィンを上下方向に回動させ、上記ノブを上記水平
フィン上で摺動させることによって、上記垂直フィンの
向きを変更させるようにしたベンチレータグリルにおい
て、上記水平フィンの下面に該フィンの長手方向に延び
る溝を形成するとともに、上記ノブの底壁両側端部にア
ーム部を延設し、該アーム部の先端部に爪を形成し、該
爪を上記水平フィンの溝に係合させ、上記ノブの孔の内
端縁と水平フィンの前周縁に間隙を設けるようにしてい
る。
e.作用 本考案のベンチレータグリルでは、ノブは溝に案内さ
れて水平フィン上を摺動される。したがって、ノブの内
周縁と水平フィンの周縁とは常に間隙が確保され、ノブ
の内周縁が水平フィンの周縁に接触することはない。な
お、水平フィンの溝は、ノブの爪によって摩耗される虞
れがあるが、溝は水平フィンの下面、即ち乗員から隠れ
た位置になるので外観を損うことはない。
また、ノブの底壁両側端部にアーム部を形成し、その
先端に爪を設けたので、接触面積が小さくなり、爪が溝
を摺動するときにスムーズに操作できる。
f.実施例 第1図乃至第3図は、本考案に係るベンチレータグリ
ルを示している。
このベンチレータグリルは、ケース1に水平フィン2お
よび垂直フィン3が組込まれており、ケース1をインス
トルメントパネル等に開口させたダクト開口に装着する
ことによって、インストルメントパネル等に設置され
る。
ケース1は、角筒状をしており側壁にそれぞれ相対向
する5つの孔1aが形成され、天井壁および底壁にそれぞ
れ相対向する3つの孔1bが形成されている。水平フィン
2は両端面にピン2aを有しており、該ピン2aをケース1
の孔1aに嵌挿させることによってケース1に回動自在に
支持されている。また、水平フィン2の一端面にはピン
2bが形成されており、該ピン2bにコネクトプレート4を
係合させることによって、5枚の水平フィン2を互いに
連結させている。さらに水平フィン2の下面には、該フ
ィン2の長手方向に延びる溝2cが形成されている。一
方、垂直フィン3は、両端面にピン3aを有しており、該
ピン3aをケース1の孔1bに嵌挿させることによって、ケ
ース1に回動自在に支持されている。また、垂直フィン
3の上端面にはピン3bが形成されており、該ピン3bにコ
ネクトプレート5を係合させることによって3枚の垂直
フィン3を互いに連結させている。これらの垂直フィン
3のうちの中央に位置するフィン3は、前方に開口する
切欠部3cを有しており、さらに該切欠部3cを上下に貫く
ロッド3dを有している。
上記水平フィン2にはノブ6が装着されている。この
ノブ6はフィン2に嵌合する孔6aを有しており、この孔
6aを構成する底壁の一部には爪6bが形成されている。ま
た、このノブ6の後部には溝6cが形成されている。そし
て、このノブ6は、孔6aを中央の水平フィン2に嵌合さ
せ、爪6bを水平フィン2の溝2cに係合させるとともに、
溝6cを垂直フィン3のロッド3dに嵌合させて組付けられ
る。
また、ノブ6には第2図に示すようにアーム部6eが切
込み6gにより形成され、その先端から爪6dが突出してい
る。ノブ6の底部6hは溝6cの側とつながって孔6aを形成
する。
このように組付けられたベンチレータグリルでは、ノ
ブ6を例えば下方に押すと、中央の水平フィン2と共に
他の水平フィン2も前端縁を下方に向けた状態に変位さ
れ、またノブ6を例えば右方に移動させると、ロッド3d
を介して中央の垂直フィン3が他の垂直フィン3と共に
前端縁を右方に向けた状態に変位される。その際、ノブ
6には、ケース1内へ押込まれる方向の外力が働くが、
爪6bが水平フィン2の溝2cの側壁に当たって、ノブ6は
ケース1内へ押込まれるのが阻止される。その結果、ノ
ブ6の孔6aの内端縁6dと水平フィン2の前周縁2dとの間
隙6fが確保される。
g.考案の効果 上記したように、本考案に係るベンチレータグリルで
は、ノブの爪が水平フィンの溝に係合し、ノブは溝によ
って案内される。したがって、ノブの内端縁は水平フィ
ンの前周縁に接触することなく移動され、よって水平フ
ィンの前周縁を摩耗することなく、外観が損われること
がない。
また、爪と溝の接触面積は小さく、温度変化による膨
張にもアーム部がたわむことにより、熱対応による膨張
や硬化にも対処することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るベンチレータグリルを
示したもので、第1図はその全体的な斜視図、第2図は
その要部の分解斜視図、第3図は第2図におけるX−X
線方向の断面図、第4図および第5図は従来のベンチレ
ータグリルの要部を示したもので、第4図はその斜視
図、第5図は断面図である。 1……ケース、1a,1b……孔、2……水平フィン、2a,2b
……ピン、2c……溝、2d……前周縁、3……垂直フィ
ン、3a,3b……ピン、3c……切欠部、3d……ロッド、4,5
……コネクトプレート、6……ノブ、6a……孔、6b……
爪、6c……溝、6d……内端縁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−24648(JP,U) 実開 昭63−185046(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体1に複数の水平フィン2と複数の垂直
    フィン3とをそれぞれ回動自在に設置するとともに、上
    記両フィンの向きを操作するノブ6に水平フィン2を嵌
    合する孔6aを形成し、該孔に水平フィン2を嵌合させ
    て、ノブ6を水平フィン2に摺動自在に配設し、かつノ
    ブ6の後端を垂直フィン3のいずれかに係合させ、ノブ
    6を上下に揺動させることによって水平フィン2を上下
    方向に回動させ、ノブ6を水平フィン2上で摺動させる
    ことによって、垂直フィン3の向きを変更させるように
    したベンチレータグリルにおいて、上記水平フィン2の
    下面に該フィンの長手方向に延びる溝2cを形成するとと
    もに、上記ノブ6の底壁両側端部にアーム部6eを延設
    し、該アーム部6の先端部に爪6bを形成し、該爪を水平
    フィン2の溝2cに係合させ、ノブ6の孔6aの内端縁6dと
    水平フィン2の前周縁2dに間隙6fを設けたことを特徴と
    するベンチレータグリル。
JP1990003554U 1990-01-19 1990-01-19 ベンチレータグリル Expired - Fee Related JPH081400Y2 (ja)

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JPH0397149U JPH0397149U (ja) 1991-10-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824648U (ja) * 1981-08-11 1983-02-16 本田技研工業株式会社 車両の吹出口の操作装置
JPS63185046U (ja) * 1987-05-19 1988-11-28

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JPH0397149U (ja) 1991-10-04

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