JPH08139139A - ボンディング装置およびボンディングツール - Google Patents
ボンディング装置およびボンディングツールInfo
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- JPH08139139A JPH08139139A JP6273201A JP27320194A JPH08139139A JP H08139139 A JPH08139139 A JP H08139139A JP 6273201 A JP6273201 A JP 6273201A JP 27320194 A JP27320194 A JP 27320194A JP H08139139 A JPH08139139 A JP H08139139A
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- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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- Computer Hardware Design (AREA)
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- Power Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホーンからボンディングツールへの超音波振
動の伝達効率向上。 【構成】 超音波振動装置を内蔵したホーンと、前記ホ
ーンの先端に取り付けられるボンディングツールとを有
するボンディング装置であって、前記ホーンのボンディ
ングツール固定面またはボンディングツールの被固定面
の少なくとも一方の面は凹凸面となっている。前記ボン
ディングツールは筒体となり、ワイヤボンディング用の
ボンディングツールとなっている。
動の伝達効率向上。 【構成】 超音波振動装置を内蔵したホーンと、前記ホ
ーンの先端に取り付けられるボンディングツールとを有
するボンディング装置であって、前記ホーンのボンディ
ングツール固定面またはボンディングツールの被固定面
の少なくとも一方の面は凹凸面となっている。前記ボン
ディングツールは筒体となり、ワイヤボンディング用の
ボンディングツールとなっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボンディング装置および
ボンディングツールに関し、たとえば、半導体装置の組
立時に使用する超音波併用熱圧着法ワイヤボンディング
装置に適用して有効な技術に関する。
ボンディングツールに関し、たとえば、半導体装置の組
立時に使用する超音波併用熱圧着法ワイヤボンディング
装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路,混成集積回路等半導体装置の
組立において、電極とリード等を導電性を有するワイヤ
で電気的に接続する技術がある。このワイヤボンディン
グ技術として、超音波振動を利用してワイヤボンディン
グを行う装置が知られている。超音波振動を利用したワ
イヤボンディング装置としては、筒型のキャピラリと呼
称されるボンディングツールを使用する超音波併用熱圧
着法やウエッジ構造のボンディングツールを使用する超
音波法がある。超音波併用熱圧着法や超音波法について
は、日経BP社発行「VLSIパッケージング技術
(下)」1993年5月15日発行、P22〜P30に記載されて
いる。
組立において、電極とリード等を導電性を有するワイヤ
で電気的に接続する技術がある。このワイヤボンディン
グ技術として、超音波振動を利用してワイヤボンディン
グを行う装置が知られている。超音波振動を利用したワ
イヤボンディング装置としては、筒型のキャピラリと呼
称されるボンディングツールを使用する超音波併用熱圧
着法やウエッジ構造のボンディングツールを使用する超
音波法がある。超音波併用熱圧着法や超音波法について
は、日経BP社発行「VLSIパッケージング技術
(下)」1993年5月15日発行、P22〜P30に記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】超音波併用熱圧着法に
よるワイヤボンディング装置においては、ホーンと呼ば
れるアームの後端部分に超音波振動子(超音波振動装
置)を内蔵するとともに、前記ホーンの先端にボンディ
ングツール(キャピラリ)が固定される構造となってい
る。この場合、ボンディングツールの外側は表面が滑ら
かな曲面(円形)となるとともに、ボンディングツール
を固定するホーン側の固定部分も、前記ボンディングツ
ールと同様に円形穴状となっている。また、前記ホーン
の先端は割り型(二股構造)となるとともに、割り型の
底部分に前記ボンディングツールを入れる円形状の挿入
穴が設けられている。したがって、前記挿入穴にボンデ
ィングツールを入れた後、割り型部分をネジで締め付け
てボンディングツールをホーンに固定する構造となって
いる。
よるワイヤボンディング装置においては、ホーンと呼ば
れるアームの後端部分に超音波振動子(超音波振動装
置)を内蔵するとともに、前記ホーンの先端にボンディ
ングツール(キャピラリ)が固定される構造となってい
る。この場合、ボンディングツールの外側は表面が滑ら
かな曲面(円形)となるとともに、ボンディングツール
を固定するホーン側の固定部分も、前記ボンディングツ
ールと同様に円形穴状となっている。また、前記ホーン
の先端は割り型(二股構造)となるとともに、割り型の
底部分に前記ボンディングツールを入れる円形状の挿入
穴が設けられている。したがって、前記挿入穴にボンデ
ィングツールを入れた後、割り型部分をネジで締め付け
てボンディングツールをホーンに固定する構造となって
いる。
【0004】しかし、時として、ボンディングツールに
おける超音波振動の変動が生じ、ワイヤボンディング強
度が低くなることが判明した。この現象について分析検
討した結果、つぎのような事実が判明した。キャピラリ
は円筒状となり、ホーンの円形の挿入穴に密着固定され
る構造となっているが、キャピラリの交換時、作業者の
手に付着している油や塵、さらには空気中に浮遊する塵
埃がキャピラリとホーンとの固定部分に付着した場合、
超音波振動のキャピラリへの伝達効率が低下して、ワイ
ヤボンディング強度が低下することが判明した。
おける超音波振動の変動が生じ、ワイヤボンディング強
度が低くなることが判明した。この現象について分析検
討した結果、つぎのような事実が判明した。キャピラリ
は円筒状となり、ホーンの円形の挿入穴に密着固定され
る構造となっているが、キャピラリの交換時、作業者の
手に付着している油や塵、さらには空気中に浮遊する塵
埃がキャピラリとホーンとの固定部分に付着した場合、
超音波振動のキャピラリへの伝達効率が低下して、ワイ
ヤボンディング強度が低下することが判明した。
【0005】また、円形状の挿入穴に外周面が円形とな
るキャピラリが挿入されかつ締め付けられることから、
取付状態が悪いと隙間が生じ、超音波振動が確実にキャ
ピラリに伝達されなくなることがあることも判明した。
るキャピラリが挿入されかつ締め付けられることから、
取付状態が悪いと隙間が生じ、超音波振動が確実にキャ
ピラリに伝達されなくなることがあることも判明した。
【0006】本発明の目的は、ホーンからボンディング
ツールに対して超音波振動の伝達効率が高くなるボンデ
ィング装置を提供することにある。
ツールに対して超音波振動の伝達効率が高くなるボンデ
ィング装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、ホーンからボンディ
ングツールに対して超音波振動の伝達効率が高くなるボ
ンディングツールを提供することにある。
ングツールに対して超音波振動の伝達効率が高くなるボ
ンディングツールを提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、本発明のボンディング装
置は、超音波振動装置を内蔵したホーンと、前記ホーン
の先端に取り付けられるボンディングツール(円筒状の
キャピラリ)とを有するボンディング装置であって、前
記ホーンのボンディングツール固定面に接触するボンデ
ィングツールの被固定面は凹凸面となっている。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、本発明のボンディング装
置は、超音波振動装置を内蔵したホーンと、前記ホーン
の先端に取り付けられるボンディングツール(円筒状の
キャピラリ)とを有するボンディング装置であって、前
記ホーンのボンディングツール固定面に接触するボンデ
ィングツールの被固定面は凹凸面となっている。
【0010】本発明の他の実施例によるボンディング装
置におけるボンディングツールにおいては、ボンディン
グツール表面に設けられた凹凸面の凸面部分は平坦とな
っている。
置におけるボンディングツールにおいては、ボンディン
グツール表面に設けられた凹凸面の凸面部分は平坦とな
っている。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、本発明のボンディング
装置においては、ホーンに固定されるボンディングツー
ルの被固定面は凹凸面となっていることから、ホーンの
固定用の挿入穴の内面との接触箇所が多くなり、挿入穴
の内壁とボンディングツールの外周面との間に油や塵埃
が介在しても、ホーンとボンディングツールとの接触部
分が多いことから、ボンディングツールはホーンに確実
に固定され、ホーンからボンディングツールに高効率で
超音波振動が伝達される。
装置においては、ホーンに固定されるボンディングツー
ルの被固定面は凹凸面となっていることから、ホーンの
固定用の挿入穴の内面との接触箇所が多くなり、挿入穴
の内壁とボンディングツールの外周面との間に油や塵埃
が介在しても、ホーンとボンディングツールとの接触部
分が多いことから、ボンディングツールはホーンに確実
に固定され、ホーンからボンディングツールに高効率で
超音波振動が伝達される。
【0012】本発明の他の実施例によるボンディングツ
ールでは、凹凸面の凸部分の先端は平坦となっているこ
とから、凹凸面での凸部分の磨耗が少なくなり、ボンデ
ィングツールの寿命が長くなる。
ールでは、凹凸面の凸部分の先端は平坦となっているこ
とから、凹凸面での凸部分の磨耗が少なくなり、ボンデ
ィングツールの寿命が長くなる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。本実施例では超音波併用熱圧着法によるワ
イヤボンディング装置に本発明を適用した例について説
明する。
て説明する。本実施例では超音波併用熱圧着法によるワ
イヤボンディング装置に本発明を適用した例について説
明する。
【0014】超音波併用熱圧着法によるワイヤボンディ
ング装置は、図3に示すように、水平方向に延在するア
ーム状のホーン1を有している。このホーン1は、先端
にキャピラリと呼称されるボンディングツール2が交換
可能に取り付けられているとともに、後端部分は本体3
に取り付けられている。また、ホーン1の後端部分は超
音波振動子4となっている。この超音波振動子4による
振動は、ホーン1の先端のボンディングツール2に伝達
される。
ング装置は、図3に示すように、水平方向に延在するア
ーム状のホーン1を有している。このホーン1は、先端
にキャピラリと呼称されるボンディングツール2が交換
可能に取り付けられているとともに、後端部分は本体3
に取り付けられている。また、ホーン1の後端部分は超
音波振動子4となっている。この超音波振動子4による
振動は、ホーン1の先端のボンディングツール2に伝達
される。
【0015】前記本体3は水平XY方向に沿って移動制
御されるXYテーブル5上に載る。また、図示はしない
が、前記本体3内にはホーン1を上下動させる昇降機構
が設けられている。なお、図3において6はYモータ、
7はXモータである。
御されるXYテーブル5上に載る。また、図示はしない
が、前記本体3内にはホーン1を上下動させる昇降機構
が設けられている。なお、図3において6はYモータ、
7はXモータである。
【0016】また、前記ホーン1の先端のボンディング
ツール2の下方には、ボンディングステージ10が配置
されている。このボンディングステージ10上には、集
積回路等半導体装置の製造におけるリードフレーム11
が載置される。そして、前記ボンディングステージ10
上のリードフレーム11のタブ12上に固定されたチッ
プ13の図示しない電極と、前記チップ13の周囲に内
端を臨ませるリード14の先端は、二点鎖線で示される
ように前記ボンディングツール2に保持したワイヤ15
で電気的に接続される。
ツール2の下方には、ボンディングステージ10が配置
されている。このボンディングステージ10上には、集
積回路等半導体装置の製造におけるリードフレーム11
が載置される。そして、前記ボンディングステージ10
上のリードフレーム11のタブ12上に固定されたチッ
プ13の図示しない電極と、前記チップ13の周囲に内
端を臨ませるリード14の先端は、二点鎖線で示される
ように前記ボンディングツール2に保持したワイヤ15
で電気的に接続される。
【0017】前記ホーン1の先端は、端面からスリット
20が設けられて二股となるとともに、スリット20の
奥部分には前記ホーン1を挿入する挿入穴21が設けら
れている。前記ボンディングツール2は挿入穴21に挿
入され、かつ前記二股片22a,22bをネジ23で締
め付けることによってホーン1に固定される構造となっ
ている。
20が設けられて二股となるとともに、スリット20の
奥部分には前記ホーン1を挿入する挿入穴21が設けら
れている。前記ボンディングツール2は挿入穴21に挿
入され、かつ前記二股片22a,22bをネジ23で締
め付けることによってホーン1に固定される構造となっ
ている。
【0018】一方、これが本発明の特徴の一つである
が、前記ボンディングツール2の被固定面は、図1およ
び図2に示すように、凹凸面25となっている。この凹
凸面25は七子目ローレット状の凹凸面あるいは粗面と
なっている。前記凹凸面25の凹凸の高さは、たとえ
ば、15μm前後となり、塵や油等の異物が、ボンディ
ングツール2の前記挿入穴21の内壁面(固定面)と、
ボンディングツール2のホーン1に固定される被固定面
との間に微量付着した程度では、ボンディングツール2
とホーン1との固定のための接触面は、前記凹凸面25
の存在によって多くなり、確実な接触固定が可能とな
る。したがって、ホーン1は後端の超音波振動子4によ
って超音波振動するが、この超音波振動は、ホーン1に
ボンディングツール2が確実に固定されていることから
超音波振動の伝達は確実となり、伝達効率は高い状態で
維持できることになる。
が、前記ボンディングツール2の被固定面は、図1およ
び図2に示すように、凹凸面25となっている。この凹
凸面25は七子目ローレット状の凹凸面あるいは粗面と
なっている。前記凹凸面25の凹凸の高さは、たとえ
ば、15μm前後となり、塵や油等の異物が、ボンディ
ングツール2の前記挿入穴21の内壁面(固定面)と、
ボンディングツール2のホーン1に固定される被固定面
との間に微量付着した程度では、ボンディングツール2
とホーン1との固定のための接触面は、前記凹凸面25
の存在によって多くなり、確実な接触固定が可能とな
る。したがって、ホーン1は後端の超音波振動子4によ
って超音波振動するが、この超音波振動は、ホーン1に
ボンディングツール2が確実に固定されていることから
超音波振動の伝達は確実となり、伝達効率は高い状態で
維持できることになる。
【0019】前記被固定面は、ボンディングツール2の
等径部分全体に亘って設けても良く、本実施例のように
被固定面となる上部分のみに設けても良い。
等径部分全体に亘って設けても良く、本実施例のように
被固定面となる上部分のみに設けても良い。
【0020】なお、前記ボンディングツール2は、材質
は特に限定されるものではないが、たとえば、ルビー等
の単結晶によって形成されている。
は特に限定されるものではないが、たとえば、ルビー等
の単結晶によって形成されている。
【0021】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない、たとえば、
前記実施例ではボンディングツールの被固定面に凹凸面
を形成したが、ホーンのボンディングツール固定面側に
形成しても前記実施例同様な効果が得られる。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない、たとえば、
前記実施例ではボンディングツールの被固定面に凹凸面
を形成したが、ホーンのボンディングツール固定面側に
形成しても前記実施例同様な効果が得られる。
【0022】図4は本発明の他の実施例によるボンディ
ングツール2を示す一部の断面図である。この実施例で
は、ボンディングツール2の凹凸面25の凸部26の先
端を平坦面27とすることによって、凸部26の先端の
磨耗を抑えボンディングツールの寿命の長寿命化を図っ
ている。
ングツール2を示す一部の断面図である。この実施例で
は、ボンディングツール2の凹凸面25の凸部26の先
端を平坦面27とすることによって、凸部26の先端の
磨耗を抑えボンディングツールの寿命の長寿命化を図っ
ている。
【0023】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である超音波
併用熱圧着法によるワイヤボンディング技術に適用した
場合について説明したが、それに限定されるものではな
く、ボンディングツールとしてウェッジを使用した超音
波ワイヤボンディング装置にも適用できる。また、本発
明は超音波を利用したチップボンディング装置のボンデ
ィングツール(コレット)にも同様に適用できる。
なされた発明をその背景となった利用分野である超音波
併用熱圧着法によるワイヤボンディング技術に適用した
場合について説明したが、それに限定されるものではな
く、ボンディングツールとしてウェッジを使用した超音
波ワイヤボンディング装置にも適用できる。また、本発
明は超音波を利用したチップボンディング装置のボンデ
ィングツール(コレット)にも同様に適用できる。
【0024】本発明は少なくとも超音波振動を利用する
技術には適用できる。
技術には適用できる。
【0025】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。本発明の超音波ボンディング装置
は、ホーンに固定されるボンディングツールの被固定面
は凹凸面となっていることから、ホーンの固定用の挿入
穴の内面との接触箇所が多くなり、挿入穴の内壁とボン
ディングツールの外周面との間に油や塵埃が介在して
も、ホーンとボンディングツールとの接触部分が多いこ
とから、ボンディングツールはホーンに確実に固定さ
れ、ホーンからボンディングツールに高効率で超音波振
動が伝達される。したがって、ワイヤの接合強度は常に
高い状態を維持できることになる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。本発明の超音波ボンディング装置
は、ホーンに固定されるボンディングツールの被固定面
は凹凸面となっていることから、ホーンの固定用の挿入
穴の内面との接触箇所が多くなり、挿入穴の内壁とボン
ディングツールの外周面との間に油や塵埃が介在して
も、ホーンとボンディングツールとの接触部分が多いこ
とから、ボンディングツールはホーンに確実に固定さ
れ、ホーンからボンディングツールに高効率で超音波振
動が伝達される。したがって、ワイヤの接合強度は常に
高い状態を維持できることになる。
【図1】本発明の一実施例によるボンディングツールを
組み込んだホーン部分を示す斜視図である。
組み込んだホーン部分を示す斜視図である。
【図2】本実施例によるボンディングツールの一部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本実施例によるボンディングツールを組み込ん
だワイヤボンディング装置の概要を示す模式図である。
だワイヤボンディング装置の概要を示す模式図である。
【図4】本発明の他の実施例によるボンディングツール
の一部を示す断面図である。
の一部を示す断面図である。
1…ホーン、2…ボンディングツール、3…本体、4…
超音波振動子、5…XYテーブル、6…Yモータ、7…
Xモータ、10…ボンディングステージ、11…リード
フレーム、12…タブ、13…チップ、14…リード、
15…ワイヤ、20…スリット、21…挿入穴、22
a,22b…二股片、23…ネジ、25…凹凸面、26
…凸部、27…平坦面。
超音波振動子、5…XYテーブル、6…Yモータ、7…
Xモータ、10…ボンディングステージ、11…リード
フレーム、12…タブ、13…チップ、14…リード、
15…ワイヤ、20…スリット、21…挿入穴、22
a,22b…二股片、23…ネジ、25…凹凸面、26
…凸部、27…平坦面。
Claims (4)
- 【請求項1】 超音波振動装置を内蔵したホーンと、前
記ホーンの先端に取り付けられるボンディングツールと
を有するボンディング装置であって、前記ホーンのボン
ディングツール固定面またはボンディングツールの被固
定面の少なくとも一方の面は凹凸面となっていることを
特徴とするボンディング装置。 - 【請求項2】 前記凹凸面の凸部先端は平坦となってい
ることを特徴とする請求項1記載のボンディング装置。 - 【請求項3】 前記ボンディングツールは筒体となり、
ワイヤボンディング用のボンディングツールとなってい
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のボン
ディングツール。 - 【請求項4】 超音波振動装置を内蔵したホーンに取り
付けられるボンディングツールであって、前記ボンディ
ングツールの被固定面には凹凸面が設けられていること
を特徴とするボンディングツール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273201A JPH08139139A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | ボンディング装置およびボンディングツール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273201A JPH08139139A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | ボンディング装置およびボンディングツール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08139139A true JPH08139139A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17524512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6273201A Pending JPH08139139A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | ボンディング装置およびボンディングツール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08139139A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110165304A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-08-23 | 武汉逸飞激光设备有限公司 | 一种电芯揉平装置 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP6273201A patent/JPH08139139A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110165304A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-08-23 | 武汉逸飞激光设备有限公司 | 一种电芯揉平装置 |
CN110165304B (zh) * | 2019-06-28 | 2024-06-11 | 武汉逸飞激光股份有限公司 | 一种电芯揉平装置 |
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