JPH08138756A - 搬送システムにおけるバッテリ充電方法及びその装置 - Google Patents

搬送システムにおけるバッテリ充電方法及びその装置

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JPH08138756A
JPH08138756A JP6277815A JP27781594A JPH08138756A JP H08138756 A JPH08138756 A JP H08138756A JP 6277815 A JP6277815 A JP 6277815A JP 27781594 A JP27781594 A JP 27781594A JP H08138756 A JPH08138756 A JP H08138756A
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battery
charging
vehicle
ceiling
handling device
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Kazuhiro Suzuki
和宏 鈴木
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】天井式搬送車の作業効率を低下させず、効率良
くバッテリを充電する。 【構成】天井式搬送車2は天井に敷設された走行用レー
ル1に沿って走行するとともに、搬送体6に対し吊下ベ
ルト11を介して昇降するハンドリング装置21を備え
ている。ハンドリング装置21の上部には、天井式搬送
車2に電源を供給するバッテリBが載置されている。ハ
ンドリング装置21の側部には充電カップラ25が取着
されている。一方、天井式搬送車2との間で荷Wの移載
作業を行う地上ステーションSTには、電源カップラ2
8が取着されている。そして、天井式搬送車2がハンド
リング装置21を地上ステーションSTに対して降下さ
せると、各カップラ25,28は互いに接続される。こ
の状態において、電源カップラ28に接続された充電器
30からの電源が各カップラ25,28を介してバッテ
リBに供給されることにより、バッテリBが充電され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッテリを搭載した天井
式搬送車を備えた搬送システムにおけるバッテリ充電方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工場内等において、天井に敷設さ
れた走行用レールに沿って走行し、地上ステーションと
の間で荷の移載作業を行う天井式搬送車を備えた搬送シ
ステムが提案されている。この天井式搬送車は走行用レ
ールに沿って走行する車体と、当該車体に対して昇降可
能に設けられたハンドリング装置とから構成されてい
る。
【0003】前記車体にはバッテリが搭載され、当該バ
ッテリは天井式搬送車を走行させるための走行モータ、
ハンドリング装置を昇降させる巻き上げ装置及びハンド
リング装置の駆動電源を供給している。このバッテリへ
の充電作業は天井に設置された充電器との間で行われ
る。
【0004】しかしながら、充電器を天井に設置するに
は、作業者が天井付近まで登る必要があるため、高所作
業機器等が必要となるとともに、高所作業となるため充
電器の設置作業に時間や労力を要するという問題があ
る。更に、車体に設けられたバッテリに対して、バッテ
リ液を補うなどのメンテナンス作業を行う場合にも、同
様高所作業となるためメンテナンス作業に時間や労力を
要するという問題がある。
【0005】そこで、特開平5−207611号公報に
は、走行経路上に充電ステーションを設け、充電ステー
ションにて、使用中の消耗したバッテリを充電済みのバ
ッテリに自動で交換する技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充電ス
テーションにて消耗したバッテリと、充電済みのバッテ
リを交換するためには時間及び手間がかかるという問題
がある。そして、このバッテリの交換時には、荷の搬送
作業及び地上ステーションとの荷の移載作業等の各種作
業を行うことができず、天井式搬送車の作業効率が低下
するという問題がある。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、天井式搬送車の作業効
率を低下させることなく、効率良くバッテリを充電する
搬送システムにおける充電方法及びその装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、搭載されたバッテリにより
駆動される天井式搬送車の車体に対して、吊下部材によ
り昇降する昇降体を地上側に降下させて、昇降体に設け
られた充電用コネクタと、地上側に設けられた電源コネ
クタとを連結させ、天井式搬送車のバッテリに充電電源
を供給させる天井式搬送車に備えたことをその要旨とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記電源コネクタは昇降体との間で移載作
業を行う地上ステーションに設けたことをその要旨とす
る。請求項3記載の発明は、搭載されたバッテリにより
駆動される天井式搬送車の車体に対して吊下部材を介し
て昇降する昇降体を設けるとともに、前記天井式搬送車
との間で荷の移載作業を行う地上ステーションを設けた
搬送システムにおいて、前記昇降体に設けた充電用コネ
クタと、前記地上ステーションに設けられ、昇降体の下
降時には前記充電用コネクタを接続可能に設けた電源コ
ネクタと、地上側に設けられ、前記電源コネクタと接続
されたバッテリ充電器とを備えたことをその要旨とす
る。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記昇降体は荷を載置するためのハンドリ
ング装置であることをその要旨とする。請求項5記載の
発明は、請求項3又は4記載の発明において、前記バッ
テリは昇降体に搭載されたことをその要旨とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記吊下部材は導電部材からなり、バッテ
リからの電源は当該吊下部材を介して車体側に給電され
ることをその要旨とする。
【0012】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、天井式
搬送車が昇降体を降下させると、昇降体側の充電用コネ
クタと、地上側の電源コネクタとが接続され、充電電源
からの電源によりバッテリは充電される。
【0013】請求項2記載の発明によれば、天井式搬送
車が昇降体を降下させると、昇降体側の充電用コネクタ
と、地上ステーション側の電源コネクタとが接続され、
充電電源からの電源によりバッテリは充電される。
【0014】請求項3記載の発明によれば、天井式搬送
車が昇降体を降下させると、昇降体側の充電用コネクタ
と、地上ステーション側の電源コネクタとが接続され、
充電電源からの電源によりバッテリは充電される。
【0015】請求項4記載の発明によれば、地上ステー
ションと、ハンドリング装置との荷の移載作業時に昇降
体側の充電用コネクタと、地上ステーション側の電源コ
ネクタとが接続され、バッテリが充電される。
【0016】請求項5記載の発明によれば、昇降体にバ
ッテリが搭載され、昇降体の昇降とともにバッテリも昇
降する。請求項6記載の発明によれば、吊下部材は導電
部材から形成されているので、昇降体に搭載されたバッ
テリからの電源は当該吊下部材を介して車体側に給電さ
れる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図7に従って説明する。図1,図2に示すように、工場
等の天井には、走行経路を形成する走行用レール1が敷
設され、当該走行用レール1に沿って天井式搬送車2が
走行するようになっている。そして、天井式搬送車2は
走行経路下に位置し、地上に設けられた地上ステーショ
ンSTとの間で荷Wの移載作業を行うようになってい
る。
【0018】走行用レール1は、断面ほぼコの字状をな
し、水平に延びる下側支持部3と、上側支持部4と、両
支持部3,4を連結する連結部5とから構成されてい
る。この走行用レール1は押し出し成形により形成され
ている。前記下側支持部3の先端には起立部3aが走行
用レール1の長手方向に沿って形成されている。起立部
3aの先端(上端)には基端側より幅広の水平部3bが
形成されている。又、上側支持部4の先端には下方へ突
出するガイド突条4aが走行用レール1の長手方向に沿
って形成されている。
【0019】天井式搬送車2を構成する車体としての搬
送体6には、図1に示すように、走行輪としての駆動輪
7及び従動輪8が設けられている。天井式搬送車2は、
これら駆動輪7及び従動輪8が水平部3bを転動するこ
とにより、走行用レール1に沿って走行するようになっ
ている。この搬送体6には、走行モータ9が設けられて
いる。そして、前記駆動輪7は当該走行モータ9の駆動
に基づいて駆動されるようになっている。
【0020】搬送体6には、ガイドローラ10a,10
bが設けられ、ガイド突条4a及び起立部3aの側面を
転動することにより、走行時における搬送体6の横振れ
を防止するようになっている。
【0021】又、搬送体6の下面には、光通信器Haが
取り付けられている。更に、搬送体6の下部には、吊下
部材としての複数(本実施例では4本)の吊下ベルト1
1を介して昇降体を構成する基台12が取り付けられて
いる。この吊下ベルト11はステンレス等の導電材料か
らなる薄板から構成されている。又、吊下ベルト11は
搬送体6に設けられた巻き上げ装置13にて巻き上げ、
繰り出しが行われ、基台12は当該吊下ベルト11の巻
き上げ、繰り出しに基づいて昇降するようになってい
る。又、基台12上には、バッテリBが載置されてい
る。このバッテリBは吊下ベルト11の下端に対して電
気的に接続されている。更に、基台12には前記光通信
器Haと対向する位置に光通信器Hbが取り付けられて
いる。
【0022】一方、前記巻き上げ装置13は、各吊下ベ
ルト11に対応して設けられ、当該吊下ベルト11を巻
き取る巻き取りドラム14と、各巻き取りドラム14を
連結する連結軸15及びベルト16と、巻き取りドラム
14に形成されたパイプ部17と、当該パイプ部17に
接触する接触子18と、ドラム14を回転駆動する駆動
モータ19とから構成されている。尚、前記巻き取りド
ラム14は導電部材としての鋼材から形成されている。
このため、バッテリBからの電源は吊下ベルト11、巻
き取りドラム14、パイプ部17及び接触子18を介し
て走行モータ9及び駆動モータ19等へと供給される。
即ち、このバッテリBからの電源供給によって走行モー
タ9及び駆動モータ19が駆動され、天井式搬送車2の
走行及び巻き上げ装置13の巻き上げ、繰り出しが行わ
れるようになっている。
【0023】又、基台12には、荷Wを載置するための
昇降体を構成するハンドリング装置21が取り付けられ
ている。このハンドリング装置21には、基台12に取
り付けられた上板部22、上板部22の下部に取り付け
られた四角形状の枠体23、前記枠体23内に取り付け
られた車載コンベア装置24とから構成されている。こ
の車載コンベア装置24には、荷Wを載置するととも
に、移載するためのコンベアベルト24aが設けられ、
当該ベルト24aは車載コンベアモータ24bの駆動に
基づいて回転駆動される。又、前記各枠体23は連結フ
レーム23aにて連結され、その連結フレーム23aに
は突部23bが形成されている。突部23bには鉛直方
向に延びるとともに、上方に向かうほど縮径するテーパ
状のガイド孔23cが形成されている。
【0024】又、前記枠体23の側部には、取付部材R
aを介して充電用コネクタとしての充電カップラ25が
取り付けられている。図4,図6に示すように、充電カ
ップラ25の下部には、収納凹部25aが形成されてい
る。この収納凹部25aの上面には2箇所に収納孔25
bが形成されている。各収納孔25bには電極端子26
が配設され、これら電極端子26はスプリング26aに
て常には下方に付勢されている。
【0025】図1,図3に示すように、前記ステーショ
ンSTには地上コンベア装置27が設けられ、当該地上
コンベア装置27には複数のローラ27aが設けられて
いる。即ち、このローラ27aは地上コンベアモータ2
7bが駆動されることにより、回転駆動されるようにな
っている。又、地上コンベア装置27の前側には、ハン
ドリング装置21を配置するポートPTが設けられてい
る。そして、これらコンベアベルト24a及びローラ2
7aが駆動された状態において、地上コンベア装置27
と車載コンベア装置24との間で荷Wの移載作業が行わ
れる。この場合、前記コンベアベルト24aの上面と、
前記ローラ27aの上端とが面一になるハンドリング装
置21の高さが移載高さとなる。
【0026】又、前記ポートPTのフレームの両側には
鉛直に延びるガイドピンPが設けられ、各ガイドピンP
の先端部には先端に向かうほど縮径するテーパ部Paが
形成されている。即ち、ガイドピンPはハンドリング装
置21の降下時に前記ガイド孔23cに挿通されること
により、当該ハンドリング装置21をポートPTに対し
て確実に位置決めするようになっている。
【0027】又、ポートPTには取付部材Rbを介して
電源コネクタとしての電源カップラ28が取り付けられ
ている。図5,図6に示すように、この電源カップラ2
8の上面には2個の電極端子29が設けられている。そ
して、ガイドピンPがガイド孔23cに挿通された状態
で、ハンドリング装置21が移載高さまで降下すると、
充電カップラ25の収納部25aに電源カップラ28の
頭部28aが挿通され接続される。この接続状態におい
て、各カップラ25,28の電極端子26と電極端子2
9とは互いに接触する。そして、その接触により充電器
30からの電源が充電カップラ25側に供給される。こ
の充電器30は急速充電用の充電器であって、短時間に
バッテリを充電する能力を有する。即ち、ハンドリング
装置21が移載高さにある場合には、充電カップラ2
5,電源カップラ28が接続されることによりバッテリ
Bに充電器30からの電源が供給され、充電器30が急
速充電されるようになっている。しかも、電極端子2
6,29は電源カップラ25,28の接続時において当
該電極端子29により電極端子26がバネ力に抗して上
方に押圧された状態で接触している。このため、電極端
子26,29を確実に接触させることができる。
【0028】次に、天井式搬送車2の電気的構成につい
て説明する。図7に示すように、搬送体6には、搬送体
6自身を制御するための車載コントローラ31が設けら
れている。車載コントローラ31には走行モータ9及び
巻き上げ装置13の駆動用の駆動モータ19が接続され
ている。即ち、車載コントローラ31は走行モータ9及
び駆動モータ19を駆動制御するようになっている。
【0029】車載コントローラ31は光通信器Ha,H
bを介してハンドリング装置21に設けられた移載コン
トローラ33と通信可能に設けられている。移載コント
ローラ33には車載コンベアモータ24bが接続されて
いる。移載コントローラ33は車載コントローラ31か
らの指令信号に基づいて車載コンベアモータ24bを駆
動制御するようになっている。又、移載コントローラ3
3は例えばコンベアベルト24a上の荷Wの移載が完了
したか否かを示す完了信号や、当該コンベアベルト24
a上の荷Wの載置状態等を示す各種信号を車載コントロ
ーラ31に出力し、当該車載コントローラ31は移載コ
ントローラ33からの各種信号に基づいてコンベアベル
ト24a上の荷Wの状態を判断するようになっている。
【0030】そして、走行モータ9、駆動モータ19及
び車載コンベアモータ24bはバッテリBから電源が供
給されるようになっている。更に、車載及び移載コント
ローラ31,33にもバッテリBから電源が供給される
ようになっている。
【0031】このように構成された天井式搬送車2に
て、ステーションSTとの間で荷Wの移載作業を行う場
合には、天井式搬送車2の図示しない検出センサが走行
用レール1に取着されたステーションSTを示す検出マ
ークを検出することにより、ステーションSTの位置を
判別し、車載コントローラ31は天井式搬送車2を停止
させる。その後、車載コントローラ31は巻き上げ装置
13を駆動し、吊下ベルト11を繰り出してハンドリン
グ装置21を移載高さまで下降させる。すると、ガイド
孔23cはガイドピンPに挿通され、ハンドリング装置
21は地上ステーションSTに対して位置決めされる。
【0032】この場合、天井式搬送車2の走行及びハン
ドリング装置21の昇降は、バッテリBからの電源の供
給により行われる。そして、ハンドリング装置21が移
載高さまで降下し、充電カップラ25,電源カップラ2
8が接続されると、充電器30からバッテリBに電源が
供給され、当該バッテリBは急速充電される。この間、
コンベア装置24のコンベアベルト24aはバッテリB
からの電源に基づいて駆動され、コンベアベルト24a
上の荷Wを地上コンベア装置27上に載置したり、地上
コンベア装置27上の荷Wをコンベアベルト24a上に
載置する荷Wの移載作業を行う。
【0033】そして、この荷Wの移載作業が終了する
と、吊下ベルト11は巻き上げられ、ハンドリング装置
21は上昇する。すると、ハンドリング装置21の上昇
とともに、充電カップラ25,電源カップラ28の接続
が解除され、バッテリBの充電作業が終了する。
【0034】従って、上記実施例によれば、地上ステー
ションSTとの間で、荷Wの移載作業を行うためにハン
ドリング装置21が移載位置まで下降した時に、充電カ
ップラ25,28が接続され、バッテリBが充電され
る。従って、単にハンドリング装置21を移載位置まで
下降させるだけで容易にバッテリBの充電を行うことが
できる。しかも、充電器30は急速充電器なので、移載
作業中にバッテリBを充電することができ、バッテリB
を充電するための作業時間を特別に設ける必要がなく、
天井式搬送車2の稼働率を向上させることができる。
【0035】又、充電器30は工場の床面側に設置した
ので、例えば充電器30を天井側に設け、ハンドリング
装置21の巻き上げ時にバッテリBの充電を行う場合に
比較して、容易に充電器30を設置することができる。
しかも、基台12上のバッテリBを地上に降下させて容
易に充電できるとともに、バッテリBの充電時等におい
て当該バッテリBにバッテリ液を補うなどのメンテナン
ス作業を容易に行うことができる。
【0036】又、バッテリBからの電源は吊下ベルト1
1を介して搬送体6側、即ち、走行モータ9及び駆動モ
ータ19等に供給されるので、電源供給用の専用のケー
ブルを設ける必要がなく、電源供給のための構成を簡略
化できる。
【0037】更に、搬送体6側に供給される電源は、巻
き上げ装置13のパイプ部17と、接触子18との接触
に基づいて容易に搬送体6側に供給できる 尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発
明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変更して次のよう
に実施してもよい。
【0038】(1)上記実施例では、吊下ベルト11を
介してバッテリBからの電源を搬送体7側に供給した
が、専用の電源供給ケーブルを使用してバッテリBから
の電源を供給してもよい。
【0039】(2)上記実施例において、接触子18を
巻き取りドラム14に巻き取られた吊下ベルト11に接
触するように構成してもよい。 (3)上記実施例において、ハンドリング装置21には
車載コンベア装置24に代えて荷を把持するためのチャ
ック装置を設けてもよい。又、車載コンベア装置24や
チャック装置を特に設けず、枠体23の底面上に荷を載
置するように構成してもよい。
【0040】(4)上記実施例において、ハンドリング
装置21とは別に搬送体6に対して昇降する昇降体を設
け、当該昇降体に充電ケーブルを取り付け、昇降体の降
下時にバッテリBの充電を行うように構成してもよい。
【0041】(5)上記実施例において、吊下部材とし
て吊下ベルト11に代えて吊下チェーンを使用してもよ
い。 (6)上記実施例では、充電場所を移載作業を行う地上
ステーションとしたが、充電専用のステーションを設
け、その専用ステーションにてバッテリの充電を行うよ
うにしてもよい。
【0042】(7)上記実施例では、基台12にバッテ
リBを載置したが、搬送体6側に設置してもよい。この
場合、基台12に充電カップラ25を設け、その充電カ
ップラは吊下ベルト11又は専用のケーブルを介してバ
ッテリに接続する。すると、吊下ベルト11により昇降
体(基台12及びハンドリング装置21等)を吊り下げ
るための吊り下げ荷重を小さくすることができる。
【0043】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項5記載のバッテリ充電装置において、前記
吊下部材は吊下ベルト11である搬送システムにおける
バッテリ充電装置。このバッテリ充電装置によれば、吊
下ベルト11にて容易且つ確実にハンドリング装置21
を昇降させることができる。
【0044】尚、本明細書中において使用した用語「導
電部材」を次のように定義する。「導電部材」とは、電
流を流すことができる部材であって、上記実施例に示す
ステンレス及び鋼材等の鉄からなる部材のみならず、例
えば比較的導電率の高い金、銀、銅、アルミニウム、ク
ロム及びニッケル等からなる各種の部材をも含む意味で
ある。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜3記載の
発明によれば、昇降体の下降に基づいて容易に車体に搭
載されたバッテリを充電することができる。請求項4記
載の発明によれば、昇降体を降下させ、ハンドリング装
置と地上ステーションとの移載作業時において容易にバ
ッテリを充電することができる。請求項5記載の発明に
よれば、バッテリが昇降体に載置されているので、当該
昇降体の降下時に、地上にて容易にバッテリの充電やメ
ンテナンス作業を行うことができる。請求項6記載の発
明によれば、昇降体を吊下する吊下部材から電源が供給
され、バッテリが充電されることから、バッテリ充電の
ための構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 天井式搬送車及び地上ステーションを示す概
略構成図。
【図2】 天井式搬送車を示す正面図。
【図3】 地上ステーション及びハンドリング装置を示
す側面図。
【図4】 ハンドリング装置側の充電カップラを示す斜
視図。
【図5】 地上ステーション側の電源カップラを示す斜
視図。
【図6】 充電カップラと電源カップラを示す断面図。
【図7】 天井式搬送車の電気ブロック図。
【符号の説明】 2…天井式搬送車、6…車体としての搬送体、11…吊
下部材としての吊下ベルト、21…昇降体としてのハン
ドリング装置、25…充電用コネクタとしての充電カッ
プラ、28…電源コネクタとしての電源カップラ、ST
…地上ステーション、B…バッテリ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭載されたバッテリにより駆動される天
    井式搬送車の車体に対して、吊下部材により昇降する昇
    降体を地上側に降下させて、昇降体に設けられた充電用
    コネクタと、地上側に設けられた電源コネクタとを連結
    させ、天井式搬送車のバッテリに充電電源を供給させる
    天井式搬送車に備えた搬送システムにおけるバッテリ充
    電方法。
  2. 【請求項2】 前記電源コネクタは昇降体との間で移載
    作業を行う地上ステーションに設けた請求項1記載のバ
    ッテリ充電方法。
  3. 【請求項3】 搭載されたバッテリにより駆動される天
    井式搬送車の車体に対して吊下部材を介して昇降する昇
    降体を設けるとともに、前記天井式搬送車との間で荷の
    移載作業を行う地上ステーションを設けた搬送システム
    において、 前記昇降体に設けた充電用コネクタと、 前記地上ステーションに設けられ、昇降体の下降時には
    前記充電用コネクタを接続可能に設けた電源コネクタ
    と、 地上側に設けられ、前記電源コネクタと接続されたバッ
    テリ充電器とを備えた搬送システムにおけるバッテリ充
    電装置。
  4. 【請求項4】 前記昇降体は荷を載置するためのハンド
    リング装置である請求項3記載の搬送システムにおける
    バッテリ充電装置。
  5. 【請求項5】 前記バッテリは昇降体に搭載された請求
    項3又は4記載の搬送システムにおけるバッテリ充電装
    置。
  6. 【請求項6】 前記吊下部材は導電部材からなり、バッ
    テリからの電源は当該吊下部材を介して車体側に給電さ
    れる請求項5記載の搬送システムにおけるバッテリ充電
    装置。
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