JPH08138456A - 多対編組シ−ルドケ−ブル及び電気コネクタ ハ−ネス並びにその加工方法 - Google Patents

多対編組シ−ルドケ−ブル及び電気コネクタ ハ−ネス並びにその加工方法

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JPH08138456A
JPH08138456A JP29796594A JP29796594A JPH08138456A JP H08138456 A JPH08138456 A JP H08138456A JP 29796594 A JP29796594 A JP 29796594A JP 29796594 A JP29796594 A JP 29796594A JP H08138456 A JPH08138456 A JP H08138456A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】多対編組シールドケーブルの整線効率の向上を
実現する。 【構成】多対編組シールドケーブルcを構成する複数の
対線の各々は、基調色の絶縁被覆を有する基調色側心線
aと、基調色以外の色の絶縁被覆を有する非基調色側心
線bより成り、しかも、上記多対編組シールドケーブル
cの対線を一方及び他方の半数とに分けると共に、上記
対線の基調色側心線aの基調色をそれぞれ異なる色と成
し、対線の基調色側心線の基調色に基づき一方及び他方
の半数に分割することにより、その各々についてに整線
できることを特徴し、さらに、多対編組シールドケーブ
ルcの一端あるいは両端に電気コネクタを接続して成る
電気コネクタハーネスに於て、電気コネクタは、多対編
組シールドケーブルを構成する対線を成す基調色側心線
と非基調色側心線を対向させて配設して成ると同時に基
調色側心線及び非基調色側心線の各々を横並びに配設し
て成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子・電気機器に
於ける機器間の接続あるいは内部配線を行う際に用いら
れる多対編組シールドケーブル及び電気コネクタハーネ
ス並びにその加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、各種電子・電気機器の機器
間の接続あるいは内部配線を行う際、多対編組シールド
ケーブルが広く使用されているものであり、この多対編
組シールドケーブルは、それ自身が単独で使用される場
合もあるが通常は、その一端あるいは両端に電気コネク
タを配設した電気コネクタハーネスとして使用されてい
るものである。
【0003】そして、上記多対編組シールドケーブルを
より詳しく見てみると、2本の心線を撚り合わせて成る
対線の複数をシールド及びシースで被覆することによっ
て構成されているものであり、この複数の対線を成す心
線は、導体と導体の周囲を取り巻く絶縁被覆より成り、
上記2本の撚り合わされた心線は各対線ごとにその絶縁
被覆の色(通常は5色程度)があらかじめ定められてい
ると共に、上記2本の撚り合わされた心線の各々の絶縁
被覆には複数のパターンを有するドットマーク(通常は
赤と黒)が印刷されているものであり、この絶縁被覆の
色とドットマークのパターンの組み合わせに基づき各対
線の対線番号及び各心線の心線番号が定められ、この絶
縁被覆色とドットマークのパターンを識別し、各対線及
び各心線を特定することによって、多対編組シールドケ
ーブルを構成する複数の対線の整線を行っているもので
あった。
【0004】そして、上記の如く構成された多対編組シ
ールドケーブルの一端あるいは両端に電気コネクタを配
設し、電気コネクタハーネスを形成する場合には、上記
電気コネクタハーネスを構成する電気コネクタに対し
て、上記多対編組シールドケーブルの各対線を成す2本
の心線の各々を電気コネクタの各端子に接続させるもの
であり、上記電気コネクタへの各対線の各心線の接続
は、上記電気コネクタの各端子に対応する位置に各対線
の各心線を整線保持することのできるハウジングを介し
て行われ、上記ハウジングへの各対線の各心線の整線保
持は、多対編組シールドケーブルを構成する複数の対線
の整線の際に行われるものであり、各対線の対線番号の
順番に各対線及び各心線を整線し、ハウジングの所定の
位置に整線保持を行っているものである。
【0005】そして、上記ハウジングへの整線保持を終
えた後、ハウジングを電気コネクタに装着することによ
り、電気コネクタへの各対線の各心線の接続が一括して
行われ、さらに、上記ハウジングが装着され、複数の対
線により構成された多対編組シールドケーブルが接続さ
れた電気コネクタにケーシングを施すことにより、電気
コネクタハーネスが形成されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術による
と、多対編組シールドケーブルを使用し、電子・電気機
器間の接続、あるいは内部配線を行う際には、上記多対
編組シールドケーブルを構成する複数の対線の整線が行
われるものであり、この複数の対線を成す各対線及び各
心線の整線は、その絶縁被覆の色と絶縁被覆に印刷され
たドットマークのパターンのよってあらかじめ定められ
た各対線の対線番号及び各心線の心線番号の順番に整線
され、所定の位置(電気コネクタハーネスの場合は、電
気コネクタに装着されるハウジングの所定位置)に整線
保持されるものであるが、上記絶縁被覆の色とドットマ
ークのパターンによって各対線及び各心線を目視により
識別し、対線番号及び心線番号を特定する作業は非常に
困難であり、特に対線の対数が多数の場合には、整線作
業が困難と成るのみならず、ドットマークのパターンを
見間違え易い等の不具合が生じており、さらに、上記各
対線及び各心線の整線を行う際に各対線及び各心線とが
過度にクロスし合うことにより、各対線及び各心線の整
線保持が良好に行われないと共に、各対線及び各心線の
分け目部分がダンゴ状態に成り易く、電気コネクタハー
ネスを形成する場合、電気コネクタのケーシングに上記
分け目部分が収まらなくなってしまい、製品不良を起こ
してしまう等の不具合が生じているものであった。
【0007】
【発明の目的】よって、本発明の目的とする所は、上述
の如き従来の技術の有する問題点を解決するものであっ
て、2本の心線を撚り合わせて成る対線の複数によって
構成される多対編組シールドケーブルの各対線及び各心
線を整線する際に、各対線及び各心線の識別を容易に、
しかも、確実に行うことができ、さらに、上記各対線及
び各心線とが過度にクロスすることを防止でき、各対線
及び各心線の整線保持が良好に行えると共に、各対線及
び各心線の分け目部分のダンゴ状態を解消でき、電気コ
ネクタハーネスを形成する場合、電気コネクタのケーシ
ングに上記分け目部分を確実に収容でき、多対編組シー
ルドケーブルの整線効率の向上と製品の品質の向上を実
現できる多対編組シールドケーブル及び電気コネクタハ
ーネス並びにその加工方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応す
る添付図面に使用した符号を用いて説明すると、一つの
心線aともう一つの心線bを撚り合わせて成る対線Pの
複数によって構成される多対編組シールドケーブルに於
て、上記多対編組シールドケーブルCを構成する複数の
対線Pの各々は、基調色の絶縁被覆25を有する基調色
側心線aと、基調色以外の色の絶縁被覆25を有する非
基調色側心線bより成り、さらに、上記多対編組シール
ドケーブルCを構成する複数の対線Pを一方の半数Gと
残りの半数である他方の半数Hとに分け、上記一方及び
他方の半数G,Hに属する対線Pの基調色側心線aの基
調色をそれぞれ異なる色と成し、上記多対編組シールド
ケーブルCを構成する複数の対線Pの基調色側心線aの
基調色に基づき一方及び他方の半数G,Hに分割するこ
とによって、上記対線Pを一方及び他方の半数G,Hご
とに整線できることを特徴とする多対編組シールドケー
ブルである。
【0009】さらに、一つの心線aともう一つの心線b
を撚り合わせて成る対線Pの複数によって構成される多
対編組シールドケーブルCの一端あるいは両端に電気コ
ネクタ27を接続して成る電気コネクタハーネスに於
て、上記多対編組シールドケーブルCを構成する複数の
対線Pは、基調色の絶縁被覆25を有する基調色側心線
aと基調色以外の色あるいは同色の絶縁被覆25を有す
る非基調色側心線bより成ると共に、上記対線Pの基調
色側心線aが対線Pの一方及び他方の半数G,Hとでそ
れぞれ異なる色である一方及び他方の基調色に成され、
さらに、上記電気コネクタ27は、多対編組シールドケ
ーブルCを構成する複数の対線Pを成す基調色側心線a
と非基調色側心線bを対向させて配設して成ると同時に
基調色側心線a及び非基調色側心線bの各々を横並びに
配設して成るものであって、この対向する基調色側心線
aと非基調色側心線bを左右に、上記基調色側心線a及
び非基調色側心線bの各々を上下方向に配設した場合、
上記電気コネクタ27の右側の上半分が一方の基調色の
基調色側心線a、左側の上半分が一方の基調色の基調色
側心線aと対であった非基調色側心線b、右側の下半分
が他方の基調色の基調色側心線a、左側の下半分が他方
の基調色の基調色側心線aと対であった非基調色側心線
bとなることを特徴とする電気コネクタハーネスであ
る。
【0010】
【作用】本発明は、上記技術的手段より成り、多対編組
シールドケーブルCを構成する複数の対線Pの各々が、
基調色の絶縁被覆25を有する基調色側心線aと、基調
色以外の色の絶縁被覆25を有する非基調色側心線bに
よって成され、さらに、上記多対編組シールドケーブル
Cを構成する複数の対線Pを一方の半数Gと残りの半数
である他方の半数Hとに分け、上記一方及び他方の半数
G,Hに属する対線Pの基調色側心線aの基調色をそれ
ぞれ異なる色と成すことにより、上記多対編組シールド
ケーブルCを構成する複数の対線Pの基調色側心線aの
基調色に基づき一方及び他方の半数G,Hに容易に分割
することができ、しかも、上記対線Pを一方及び他方の
半数G,Hに分割した後、対線Pの非基調色側心線bの
色に基づき対線Pを整線することができるので、複数の
対線Pの各対線P及び各対線Pを成す基調色側心線a,
非基調色側心線bの目視による識別を容易かつ確実に行
うことができ、さらに、上記複数の対線Pが一方及び他
方の半数G,Hにあらかじめ分けられていることによ
り、各対線P及び各対線Pを成す基調色側心線aと非基
調色側心線bとが過度にクロスすることが防止され、各
対線P及び各対線Pを成す基調色側心線aと非基調色側
心線bの整線保持が良好に行えると共に、各対線P及び
各対線Pを成す基調色側心線aと非基調色側心線bの分
け目部分のダンゴ状態を解消できるものであり、多対編
組シールドケーブルの整線効率の向上を実現できるもの
である。
【0011】そして、上記多対編組シールドケーブルの
一端あるいは両端に電気コネクタ27を接続して電気コ
ネクタハーネスを形成する際には、上記多対編組シール
ドケーブルCを構成する複数の対線Pの基調色側心線a
が、複数の対線Pの一方及び他方の半数G,Hとでそれ
ぞれ異なる色である一方及び他方の基調色に成されてい
るものであるので、上記多対編組シールドケーブルCを
構成する複数の対線Pの各対線Pを成す基調色側心線a
と非基調色側心線bを対向させて配設して成ると同時に
基調色側心線a及び非基調色側心線bの各々を横並びに
配設して成る電気コネクタ27を上記多対編組シールド
ケーブルCに接続すると、この対向する基調色側心線a
と非基調色側心線bを左右に、上記基調色側心線a及び
非基調色側心線bの各々を上下方向に配設した場合、上
記電気コネクタ27の右側の上半分に一方の基調色の基
調色側心線a、左側の上半分に一方の基調色の基調色側
心線aと対であった非基調色側心線b、右側の下半分に
他方の基調色の基調色側心線a、左側の下半分に他方の
基調色の基調色側心線aと対であった非基調色側心線b
がそれぞれ配設されるものであるので、複数の対線Pの
各対線P及び各対線Pを成す基調色側心線a,非基調色
側心線bの識別を容易かつ確実に行うことができ、さら
に、上記各対線P及び各対線Pを成す基調色側心線aと
非基調色側心線bとが過度にクロスすることが防止され
るので、各対線P及び各対線Pを成す基調色側心線aと
非基調色側心線bの整線保持が良好に行えると共に、各
対線P及び各対線Pを成す基調色側心線aと非基調色側
心線b各心線の分け目部分のダンゴ状態を解消できるも
のであるので、電気コネクタ27のケーシング33に上
記分け目部分が確実に収容され、製品の品質とその生産
性を向上させることができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。図1,図2,図3に示した様に、本発明
の多対編組シールドケーブルCは、一つの心線aともう
一つの心線bを撚り合わせて成る対線Pの複数を、押え
巻き23によって押えた後、シールド22及びシース2
1で被覆することによって構成されているものであり、
上記多対編組シールドケーブルCを構成する複数の対線
Pの各々を成す一つの心線aともう一つの心線bは、導
体24と導体24の周囲を取り巻く絶縁被覆25より成
り、上記絶縁被覆25の色によって一つの心線aともう
一つの心線bの各々は、基調色の絶縁被覆25を有する
基調色側心線aと基調色以外の色の絶縁被覆25を有す
る非基調色側心線bとに分けられ、上記基調色側心線a
と非基調色側心線bを撚り合わせることにより対線Pを
成し、さらに、上記多対編組シールドケーブルCを構成
する複数の対線Pを一方の半数Gと残りの半数である他
方の半数Hとに分け、上記一方及び他方の半数G,Hに
属する対線Pの基調色側心線aの基調色をそれぞれ異な
る色、即ち、一方の基調色と他方の基調色と成している
ものである。
【0013】そして、本実施例では対線Pの対数を18
対と成した場合を示しており、上記対線Pの各々には1
〜18の対線番号が与えられていると共に、上記対線番
号に基づき各対線Pを成す基調色側心線aと非基調色側
心線bの絶縁被覆25の色が定められているものであ
り、対線Pの一方の半数Gとして対線番号1〜9を他方
の半数Hとして対線番号10〜18を振り分け、一方及
び他方の基調色をそれぞれ白及び黒とし、上記基調色と
対に成る非基調色を青,黄,緑,赤,紫,茶,灰,橙,
桃の9色とし、一方及び他方の半数G,H(対線番号1
〜9及び対線番号10〜18)の各対線Pを成す基調色
側心線aと非基調色側心線bの絶縁被覆25の色にそれ
ぞれを対応させるものであって、各対線Pの対線番号に
基づく基調色側心線aと非基調色側心線bの絶縁被覆2
5の色を示したのが表1であり、また、図中に於いて、
上記対線Pの一方及び他方の半数G,Hを区別するため
に他方の半数Hには、その対線番号の上に点を表示して
いる。
【0014】
【表1】
【0015】そして、上記多対編組シールドケーブルC
を構成する複数の対線Pの基調色側心線aの基調色に基
づき上記複数の対線Pを一方及び他方の半数G,H(対
線番号1〜9及び対線番号10〜18)に分割すること
により、複数の対線Pを容易に一方及び他方の半数G,
Hの分割することができ、しかも、この2つに分割され
た一方及び他方の半数G,Hに属する対線Pの各々に対
して、対線Pの非基調色側心線bの色に基づき整線を行
うことによって、多対編組シールドケーブルCを構成す
る複数の対線Pの各対線P及び各対線Pを成す基調色側
心線aと非基調色側心線bの識別を目視にて容易かつ確
実に行うことができ、さらに、上記複数の対線Pが一方
及び他方の半数G,Hにあらかじめ分けられていること
により、各対線P及び各対線Pを成す基調色側心線aと
非基調色側心線bが過度にクロスすることが防止され、
各対線P及び各対線Pを成す基調色側心線aと非基調色
側心線bの整線保持が良好に行えると共に、各対線P及
び各対線Pを成す基調色側心線aと非基調色側心線の分
かれ目部分にダンゴ状態が生じず、多対編組シールドケ
ーブルの品質の向上と整線効率の向上を実現できるもの
である。
【0016】次に、上記の如く構成された多対編組シー
ルドケーブルCの一端あるいは両端に電気コネクタ27
を接続することにより、電気コネクタハーネス26を形
成する場合について説明する。上記電気コネクタハーネ
ス26は、多対編組シールドケーブルCの一端あるいは
両端に接続される電気コネクタ27と、上記電気コネク
タ27覆うケーシング33より成るものであり(図
9)、上記電気コネクタハーネス26を構成する電気コ
ネクタ27は、電気コネクタ本体28に複数のコネクタ
端子29を配設して成るものであり、このコネクタ端子
29に対して、多対編組シールドケーブルCを構成する
複数の対線Pの基調色側心線a,非基調色側心線bを接
続する為に、上記基調色側心線a及び非基調色側心線b
の各々を横並びに配設し、整線保持することのできるハ
ウジング30が装着されているものである。
【0017】そして、上記ハウジング30は、本実施例
の場合、電気コネクタ27が対線Pを成す基調色側心線
aと非基調色側心線bを対向させて配設する構成に成さ
れているものであるので、基調色側心線aを整線保持す
るハウジング30aとそれに対向する非基調色側心線b
を整線保持する30bに分けられているものであり、さ
らに、上記ハウジング30a,30bには、上記基調色
側心線a及び非基調色側心線bを整線保持するための心
線挟持部31が所定の間隔で形成されていると共に、ハ
ウジング30a,30bを電気コネクタ27に装着する
ためのガイド部32がその両端に形成されているもので
ある。
【0018】そして、上記ハウジング30a,30bに
対して、多対編組シールドケーブルCを構成する複数の
対線Pの基調色側心線aと非基調色側心線bをそれぞれ
整線保持させた後、電気コネクタ27にハウジング30
a,30bを装着することにより、電気コネクタ27の
コネクタ端子29に対してハウジング30a,30bに
整線保持された基調色側心線a及び非基調色側心線bが
圧着され、多対編組シールドケーブルCへの電気コネク
タ27の接続が完了し、電気コネクタ27をケーシング
33で覆うことにより(図10)、電気コネクタハーネ
スが形成されるものである。
【0019】そして、上記電気コネクタハーネス26の
形成をより詳しく順を追って説明すると、先ず、一方と
他方の基調色(本実施例では白と黒)を有する基調色側
心線aとそれに対となる基調色以外の色を有する非基調
色側心線bより成る対線Pの複数(本実施例では18
対)によって構成される多対編組シールドケーブルCの
端部のシース21及びシールド22を剥ぎ、複数の対線
Pを露出させた後、上記複数の対線Pを目視によって対
線Pを成す基調色側心線aの基調色に基づき一方及び他
方の基調色を有する一方の半数G(対線番号1〜9)と
他方の半数H(対線番号10〜18)に分割し(図
4)、この端部の複数の対線Pが一方及び他方の半数
G,Hに分けられた多対編組シールドケーブルを、対線
Pの一方の半数Gが上方(作業者から見て奥側)、他方
の半数Hが下方(作業者から見て手前側)と成る様に整
線治具41に固定する(図5)。
【0020】そして、上記多対編組シールドケーブルC
を構成する複数の対線Pを成す基調色側心線aと非基調
色側心線bを対向させて配設する電気コネクタ27に上
記対向する基調色側心線a及び非基調色側心線bの各々
を横並びに配設するためのハウジング30a及びハウジ
ング30bの各々を整線治具41に固定された多対編組
シールドケーブルCの右及び左にセットすることによ
り、多対編組シールドケーブルCの整線を行う準備が整
うものであり、また、上記ハウジング30a,30bの
整線治具41へのセットは、ハウジング保持部44によ
って行われると共に、セットされたハウジング30a,
30bの左右には櫛歯状の整線プレート42,43が配
設されており、この整線プレート42,43を利用する
ことによって、各対線Pの基調色側心線a及び非基調色
側心線bを1本ずつ分離した状態で整線でき、より容易
に整線作業を行うことができるものである。
【0021】そして、上記各対線Pの整線は、対線Pの
撚りを解いて基調色側心線aと非基調色側心線bとを独
立させ、基調色側心線aが右側に、非基調色側心線bが
左側にそれぞれ位置する様に成した後、整線治具41に
セットされたハウジング30a,30bの各々の心線挟
持部31に整線保持させることによって行われ、上記整
線治具41上方に位置する一方の半数Gの一番上方に位
置する対線Pから整線を始め順次下方へと整線を行い
(図7)、上記一方の半数Gに属する対線Pの整線が終
了したら他方の半数Hに属する対線Pを上記一方の半数
Gに属する対線Pと同様に整線を行うものであり、整線
が行われた基調色側心線a及び非基調色側心線bの配列
は、多対編組シールドケーブルCの右側にセットされた
ハウジング30aの上半分が一方の基調色の基調色側心
線a、その下半分が他方の基調色の基調色側心線a,多
対編組シールドケーブルCの左側にセットされたハウジ
ング30bの上半分が一方の基調色の基調色側心線aと
対であった非基調色側心線b、その下半分が他方の基調
色の基調色側心線aと対であった非基調色側心線bとな
るものである(図8)。
【0022】さらに、上記電気コネクタ27を多対編組
シールドケーブルCの両端に接続する場合には、上記と
同様の整線作業によって一側の対線Pの整線を行い電気
コネクタ27に接続した後、他側の対線Pの整線を行う
ものであり、この時、一側と他側の対線Pの基調色側心
線a及び非基調色側心線bの導通を取りながら整線を行
うことにより、電気コネクタ27のあらかじめ定められ
た所定の位置に他側の対線Pの基調色側心線a及び非基
調色側心線bを配設し、他側の対線Pの整線を行うと共
に電気コネクタ27を接続するものであり、接続の終了
した電気コネクタ27をケーシング33で覆うことによ
り電気コネクタハーネス26の形成が完了するものであ
る。
【0023】尚、本実施例に於て、上記多対編組シール
ドケーブルCを構成する複数の対線Pの集合撚りの方法
等は特に明示していないが、複数の対線Pを数層(本実
施例の18対の場合は2層)に分けて撚り合わせると共
に、隣り合う層の間で撚り方向を異ならせ、さらに、各
層に於ける撚りピッチを同一とすることにより、対線P
の一方の半数Gと他方の半数Hとの境界がはっきり現れ
る断面(図2)を上記のピッチごとに出現させることが
できるので、このピッチの整数倍に電気コネクタハーネ
ス26の多対編組シールドケーブルCの長さを設定する
ことにより、整線作業をより効率よく行うことができる
ものである。
【0024】さらに、本実施例に於ては、上記多対編組
シールドケーブルCを構成する複数の対線Pの各々が基
調色の絶縁被覆25を有する基調色側心線aと、基調色
以外の色の絶縁被覆25を有する非基調色側心線bより
成る場合を示したが、多対編組シールドケーブルCを構
成する複数の対線Pの一側を整線した後、他側の対線P
の整線を行う際に、一側と他側の対線Pの基調色側心線
a及び非基調色側心線bの導通を取りながら整線を行う
ことにより、上記多対編組シールドケーブルCを構成す
る複数の対線Pの各々を成す基調色側心線aと非基調色
側心線bの絶縁被覆25の色を同色と成すことも可能で
あり、この場合、上記多対編組シールドケーブルCを構
成する複数の対線Pを一方及び他方の基調色に基づき一
方及び他方の半数G,Hに分割した後の整線作業時に、
上記基調色側心線aと非基調色側心線bのどちらでも基
調色側心線aとして整線することができるので、整線作
業をより効率よく行うことができると共に、基調色側心
線aと非基調色側心線bとの交差を可及的に少なくで
き、しかも、上記多対編組シールドケーブルCを構成す
る複数の対線Pを成す基調色側心線aと非基調色側心線
bの絶縁被覆25の色が一方及び他方の基調色の2色の
みとなり、より低コストで多対編組シールドケーブルC
を構成できるものである。
【0025】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によると次の
様な効果を奏する。即ち、請求項1によると、多対編組
シールドケーブルを構成する複数の対線の各々が、基調
色の絶縁被覆を有する基調色側心線と、基調色以外の色
の絶縁被覆を有する非基調色側心線によって成され、さ
らに、上記多対編組シールドケーブルを構成する複数の
対線を一方の半数と他方の半数に分けると共に、基調色
側心線の基調色をそれぞれ異なる色と成すことにより、
上記多対編組シールドケーブルを構成する複数の対線の
基調色側心線の基調色に基づき一方及び他方の半数に容
易に分割でき、しかも、その各々に対して、対線の非基
調色側心線の色に基づき整線を行うことによって、多対
編組シールドケーブルを構成する複数の対線の各対線及
び各対線を成す基調色側心線,非基調色側心線の識別を
容易かつ確実に行うことができ、さらに、上記複数の対
線が一方及び他方の半数にあらかじめ分けられているこ
とにより、各対線及び各対線を成す基調色側心線と非基
調色側心線が過度にクロスすることが防止され、各対線
及び各対線を成す基調色側心線と非基調色側心線の整線
保持が良好に行えると共に、各対線及び各対線を成す基
調色側心線と非基調色側心線の分け目部分のダンゴ状態
を解消でき、より効率よく整線を行うことのできる多対
編組シールドケーブルを提供できるものである。
【0026】そして、請求項2によると、上記多対編組
シールドケーブルを構成する複数の対線の各々が、基調
色の絶縁被覆を有する基調色側心線と基調色と同色の絶
縁被覆を有する非基調色側心線によって成し、しかも、
上記多対編組シールドケーブルを構成する複数の対線の
一側を整線し、次いで他側の対線の整線を一側と他側の
対線の基調色側心線及び非基調色側心線の導通を取りな
がら行うことにより、上記多対編組シールドケーブルを
構成する複数の対線を一方及び他方の基調色に基づき一
方及び他方の半数に分割した後の整線作業時に、上記基
調色側心線と非基調色側心線のどちらでも基調色側心線
として整線することができるので、整線作業をより効率
よく行うことができると共に、基調色側心線と非基調色
側心線との交差を可及的に少なくでき、加えて、上記多
対編組シールドケーブルを構成する複数の対線を成す基
調色側心線と非基調色側心線の絶縁被覆の色が一方及び
他方の基調色の2色のみとなり、より低コストで多対編
組シールドケーブルを構成できるものである。
【0027】そして、請求項3によると、上記多対編組
シールドケーブルを構成する複数の対線の整線は、各対
線の基調色側心線の基調色に基づき分割された一方及び
他方の半数をさらに分割して行われるものであり、これ
によると対線の対数が多い場合でも整線をその各々に対
して行うことができるので、複数の対線の各対線及び各
対線を成す基調色側心線,非基調色側心線の識別を容易
に、しかも、確実に行うことができ、さらに、上記複数
の対線があらかじめ4つに分けられていることにより、
各対線及び各対線を成す基調色側心線と非基調色側心線
とが過度にクロスすることが防止され、各対線及び各対
線を成す基調色側心線と非基調色側心線の整線保持が良
好に行えると共に、各対線及び各対線を成す基調色側心
線と非基調色側心線の分け目部分のダンゴ状態を解消で
き、より効率よく整線を行うことができるものである。
【0028】そして、請求項4によると、多対編組シー
ルドケーブルの一端あるいは両端に電気コネクタを接続
して形成される電気コネクタハーネスに於ける多対編組
シールドケーブルを構成する複数の対線の基調色側心線
が、複数の対線の一方及び他方の半数とでそれぞれ異な
る色である一方及び他方の基調色に成されているもので
あるので、上記多対編組シールドケーブルを構成する複
数の対線の各対線を成す基調色側心線と非基調色側心線
を対向させて配設して成ると同時に基調色側心線及び非
基調色側心線の各々を横並びに配設して成る電気コネク
タに上記多対編組シールドケーブルを接続する際、上記
多対編組シールドケーブルを構成する複数の対線が基調
色側心線の基調色に基づき一方と他方の半数に分けられ
た状態で整線され、電気コネクタに接続されるものであ
るので、上記の対向する基調色側心線と非基調色側心線
を左右に、上記基調色側心線及び非基調色側心線の各々
を上下方向に配設した場合、上記電気コネクタの右側の
上半分に一方の基調色の基調色側心線、左側の上半分に
一方の基調色の基調色側心線と対であった非基調色側心
線、右側の下半分に他方の基調色の基調色側心線、左側
の下半分に他方の基調色の基調色側心線と対であった非
基調色側心線がそれぞれ配設されるものであるので、複
数の対線の各対線及び各対線を成す基調色側心線,非基
調色側心線の識別を容易かつ確実に行うことができ、さ
らに、上記各対線及び各対線を成す基調色側心線と非基
調色側心線とが過度にクロスすることが防止されるの
で、各対線及び各対線を成す基調色側心線と非基調色側
心線の整線保持が良好に行えると共に、各対線及び各対
線を成す基調色側心線と非基調色側心線の分け目部分の
ダンゴ状態を解消できるものであるので、電気コネクタ
のケーシングに上記対線の分け目部分が確実に収容さ
れ、多対編組シールドケーブルの整線効率の向上と共
に、製品の品質の向上を実現できるものである。
【0029】さらに、請求項5によると、請求項3に示
された利点、即ち、複数の対線の各対線及び各対線を成
す基調色側心線,非基調色側心線の識別を容易かつ確実
に行うことができると共に、上記各対線及び各対線を成
す基調色側心線と非基調色側心線とが過度にクロスする
ことを防止でき、各対線及び各対線を成す基調色側心線
と非基調色側心線の整線保持が良好に行えると共に、各
対線及び各対線を成す基調色側心線と非基調色側心線の
分け目部分のダンゴ状態を解消できるものであるので、
電気コネクタのケーシングに上記対線の分け目部分が確
実に収容され、多対編組シールドケーブルの整線効率の
向上と共に、製品の品質の向上を実現できる電気コネク
タハーネスの加工方法を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】多対編組シールドケーブルの構成を示す図であ
る。
【図2】図1に於けるX−X’線に沿う断面図である
【図3】多対編組シールドケーブルの詳細を示す部分拡
大図である
【図4】多対編組シールドケーブルを構成する複数の対
線を一方及び他方の半数に分けた状態を示す図である。
【図5】整線治具に多対編組シールドケーブルをセット
した状態を示す図である。
【図6】図5に於けるY矢視図である。
【図7】整線の手順を示す図である。
【図8】整線の完了した状態を示す図である。
【図9】電気コネクタハーネスの構成を示す構成図であ
る。
【図10】電気コネクタハーネスを示す図である。
【符号の説明】
C 多対編組シールドケーブル P 対線 a 基調色側心線 b 非基調色側心線 21 シース 22 シールド 23 押え巻き 24 導体 25 絶縁被覆 26 電気コネクタハーネス 27 電気コネクタ 30 ハウジング 41 整線治具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの心線aともう一つの心線bを撚り
    合わせて成る対線Pの複数によって構成される多対編組
    シールドケーブルに於て、 上記多対編組シールドケーブルCを構成する複数の対線
    Pの各々は、基調色の絶縁被覆25を有する基調色側心
    線aと、基調色以外の色の絶縁被覆25を有する非基調
    色側心線bより成り、さらに、上記多対編組シールドケ
    ーブルCを構成する複数の対線Pを一方の半数Gと残り
    の半数である他方の半数Hとに分け、上記一方と他方の
    半数G,Hに属する対線Pの基調色側心線aの基調色を
    互いに異なる色と成し、上記多対編組シールドケーブル
    Cを構成する複数の対線Pの基調色側心線aの基調色に
    基づき一方及び他方の半数G,Hに分割することによっ
    て、上記対線Pを一方及び他方の半数G,Hごとに整線
    できることを特徴とする多対編組シールドケーブル。
  2. 【請求項2】 上記多対編組シールドケーブルCを構成
    する複数の対線Pの各々は、基調色の絶縁被覆25を有
    する基調色側心線aと基調色と同色の絶縁被覆25を有
    する非基調色側心線bより成り、さらに、上記多対編組
    シールドケーブルCを構成する複数の対線Pを一方の半
    数Gと残りの半数である他方の半数Hとに分け、上記一
    方と他方の半数G,Hに属する対線Pの基調色側心線a
    の基調色を互いに異なる色と成し、上記多対編組シール
    ドケーブルCを構成する複数の対線Pの基調色側心線a
    の基調色に基づき一方及び他方の半数G,Hに分割する
    ことによって、上記対線Pを一方及び他方の半数G,H
    ごとに整線できることを特徴とする多対編組シールドケ
    ーブル。
  3. 【請求項3】 上記多対編組シールドケーブルCを構成
    する複数の対線Pの整線は、各々の対線Pの基調色側心
    線aの基調色に基づき分割された一方及び他方の半数
    G,Hをさらに分割して行われることを特徴とする請求
    項1,請求項2記載の多対編組シールドケーブル。
  4. 【請求項4】 一つの心線aともう一つの心線bを撚り
    合わせて成る対線Pの複数によって構成される多対編組
    シールドケーブルCの一端あるいは両端に電気コネクタ
    27を接続して成る電気コネクタハーネスに於て、 上記多対編組シールドケーブルCを構成する複数の対線
    Pは、基調色の絶縁被覆25を有する基調色側心線aと
    基調色以外の色あるいは同色の絶縁被覆25を有する非
    基調色側心線bより成ると共に、上記対線Pの基調色側
    心線aが対線Pの一方及び他方の半数G,Hとでそれぞ
    れ異なる色である一方及び他方の基調色に成され、さら
    に、上記電気コネクタ27は、多対編組シールドケーブ
    ルCを構成する複数の対線Pを成す基調色側心線aと非
    基調色側心線bを対向させて配設して成ると同時に基調
    色側心線a及び非基調色側心線bの各々を横並びに配設
    して成るものであって、この対向する基調色側心線aと
    非基調色側心線bを左右に、上記基調色側心線a及び非
    基調色側心線bの各々を上下方向に配設した場合、上記
    電気コネクタ27の右側の上半分が一方の基調色の基調
    色側心線a、左側の上半分が一方の基調色の基調色側心
    線aと対であった非基調色側心線b、右側の下半分が他
    方の基調色の基調色側心線a、左側の下半分が他方の基
    調色の基調色側心線aと対であった非基調色側心線bと
    なることを特徴とする電気コネクタハーネス。
  5. 【請求項5】 一つの心線aともう一つの心線bを撚り
    合わせて成る対線Pの複数によって構成される多対編組
    シールドケーブルCの一端あるいは両端に電気コネクタ
    27を接続して成る電気コネクタハーネスの加工方法に
    於て、 上記多対編組シールドケーブルCを構成する複数の対線
    Pは、基調色の絶縁被覆25を有する基調色側心線aと
    基調色以外の色あるいは同色の絶縁被覆25を有する非
    基調色側心線bより成ると共に、上記対線Pの基調色側
    心線aが対線Pの一方及び他方の半数G,Hとでそれぞ
    れ異なる色である一方及び他方の基調色に成され、さら
    に、上記電気コネクタ27は、多対編組シールドケーブ
    ルCを構成する複数の対線Pを成す基調色側心線aと非
    基調色側心線bを対向させて配設して成ると同時に基調
    色側心線a及び非基調色側心線bの各々を横並びに配設
    して成るものであって、この対向する基調色側心線aと
    非基調色側心線bを左右に、上記基調色側心線a及び非
    基調色側心線bの各々を上下方向に配設した場合、上記
    多対編組シールドケーブルCを構成する複数の対線Pを
    目視によって対線Pが有する基調色側心線aの一方及び
    他方の基調色に基づき一方及び他方の半数G,Hに分
    け、整線治具41に一方の基調色の基調色側心線aを有
    する対線Pの一方の半数Gが上方、他方の基調色の基調
    色側心線aを有する対線Pの他方の半数Hが下方と成る
    様に固定した後、上記整線治具41上方に位置する一方
    の半数Gの一番上方に位置する対線Pから整線を始め順
    次下方へと整線を行い、上記一方の半数Gに属する対線
    Pの整線が終了したら他方の半数Hに属する対線Pを上
    記一方の半数Gに属する対線Pと同様に整線を行うもの
    であり、しかも、上記対線Pの整線は、対線Pの撚りを
    解いて基調色側心線aと非基調色側心線bとを独立さ
    せ、基調色側心線aが右側に、非基調色側心線bが左側
    にそれぞれ位置する様に対線Pを整線し、配設していく
    ことによって行われ、整線が行われた基調色側心線a及
    び非基調色側心線bの配列は、右側の上半分が一方の基
    調色の基調色側心線a、左側の上半分が一方の基調色の
    基調色側心線aと対であった非基調色側心線b、右側の
    下半分が他方の基調色の基調色側心線a、左側の下半分
    が他方の基調色の基調色側心線aと対であった非基調色
    側心線bとなるものであり、さらに、電気コネクタ27
    を多対編組シールドケーブルCの両端に接続する場合に
    は、上記と同様の整線作業によって一側の対線Pの整線
    を行った後、他側の対線Pを成す基調色側心線a及び非
    基調色側心線bの導通を取りながら整線を行い、電気コ
    ネクタ27のあらかじめ定められた所定の位置に基調色
    側心線a及び非基調色側心線bを配設し、対線Pの整線
    を行うことを特徴とする電気コネクタハーネスの加工方
    法。
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