JPH08138305A - 媒体搬送装置 - Google Patents

媒体搬送装置

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JPH08138305A
JPH08138305A JP6298806A JP29880694A JPH08138305A JP H08138305 A JPH08138305 A JP H08138305A JP 6298806 A JP6298806 A JP 6298806A JP 29880694 A JP29880694 A JP 29880694A JP H08138305 A JPH08138305 A JP H08138305A
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JP
Japan
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moving body
housings
moving
tray
medium
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Application number
JP6298806A
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English (en)
Inventor
Soukichi Miyoshi
想吉 三好
Mikio Kanai
幹夫 金井
Akira Yamaguchi
晃 山口
Masaya Ogawa
雅弥 小川
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Priority to US08/554,823 priority patent/US5646917A/en
Publication of JPH08138305A publication Critical patent/JPH08138305A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/225Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the disks are transferred from a fixed magazine to a fixed playing unit using a moving carriage

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体の設置個数や配列順次の制約を緩和する
とともに、各筐体間での搬送部材の移動をスムースに行
わせること。 【構成】 複数の筐体100〜130の互いに対向する
面に形成した開口101〜131間に移動体180の移
動をガイドするガイドレール170を配設し、これらガ
イドレール170に設けられたコイル部材173と移動
体180側に設けられたマグネット184との磁力の作
用によって移動体180を移動させるようにした。ま
た、ガイドレール170の両端部172が先端に向かっ
て先細った形状とした。 【効果】 いずれかの筐体100〜130を入れ換えた
り、追加或は除いた場合であっても、ガイドレール17
0同士の連結が保たれ、磁力の作用による移動体180
の移動が何等支障なく行われるので、筐体100〜13
0の設置個数や配列順序の制約が緩和される。また、ガ
イドレール170上の乗継ぎが何等支障なく行われるの
で、移動体180の移動がスムースに行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の筐体間でディス
ク等の媒体を搬送するための媒体搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の筐体間でディスク等の
媒体を搬送する場合、各筐体間で連続するように配設さ
れたガイドレールに沿って移動する移動体により、その
受渡しが行われるようになっている。
【0003】すなわち、たとえば図1に示すように、各
筐体10,20,30にはそれぞれガイドレール11,
21,31が連続するように同じ高さに配設され、これ
らガイドレール11,21,31上を移動トレイ40が
移動自在となるように配設されている。
【0004】移動トレイ40は、筐体10側に設けられ
た駆動モータ50と筐体30側に設けられたプーリ51
との間に張架されたワイヤー60によるワイヤー方式に
よって移動されるようになっている。
【0005】各筐体10,20,30間において媒体7
0の受渡しが行われる場合、移動トレイ40が待機ポイ
ント12,22,32のいずれかで停止され、それぞれ
の筐体10,20,30内部で上下動自在とされている
搬送トレイ15,25,35のハンドリング機構16,
26,36によって受渡しが行われるようになってお
り、たとえば筐体10内部の媒体70が筐体20側に渡
される場合、図2に示すように、移動トレイ40がガイ
ドレール11,21上を移動し、筐体20側の待機ポイ
ント22で停止されると、搬送トレイ25のハンドリン
グ機構26によって移動トレイ40上の媒体70が搬送
トレイ25に移されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したワ
イヤー方式によって移動トレイ40を移動させる方式で
は、ワイヤー60を各筐体10,20,30間で引き回
す必要があるばかりか、駆動モータ50とプーリ51と
が設けられている筐体10,30の配設箇所が両端に限
られてしまい、各筐体10,20,30の配列順序が固
定化されてしまうため、筐体を追加したり除いたりしよ
うとする場合、ワイヤー60のセットのし直し等が必要
とされることから筐体の設置個数や配列順序の変更を行
うことが困難となっている。
【0007】また、各筐体10,20,30に位置ずれ
等が生じた場合、ガイドレール11,21,31の端部
に位置ずれが生じてしまい、移動トレイ40の移動がス
ムースに行われなくなってしまうといった不具合もあ
る。
【0008】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、筐体の設置個数や配列順序の制約を緩和す
るとともに、各筐体間での搬送部材の移動をスムースに
行わせることができる媒体搬送装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の筐体間で移動自在とされた移動体によって媒体を
搬送する媒体搬送装置であって、前記複数の筐体の互い
に対向する面に開口を形成するとともに、前記複数の筐
体のそれぞれの開口間に前記移動体の移動をガイドする
ガイド部材を配設し、これらガイド部材に設けられた前
記移動体の移動方向に沿うコイル部材と前記移動体側に
設けられたマグネットとの磁力の作用によって前記移動
体に対し移動力を付与してなることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、複数の筐体間で移
動自在とされた移動体によって媒体を搬送する媒体搬送
装置であって、前記複数の筐体の互いに対向する面に開
口を形成するとともに、前記複数の筐体のそれぞれの開
口間に前記移動体の移動をガイドするガイド部材を配設
し、且つ前記ガイド部材に沿ってコイル部材を配設する
とともに、前記複数の筐体を、その開口が隣合う筐体の
開口と一致するように配設し、前記コイル部材と前記移
動体に設けられたマグネットとの磁力の作用によって前
記移動体に対し移動力を付与してなることを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載の発明は、前記移動体には前
記ガイド部材を転動するローラが設けられているととも
に、前記ガイド部材の両端部は先端に向かって先細った
形状とされていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の媒体搬送装置では、複数の筐体の互い
に対向する面に形成した開口間に移動体の移動をガイド
するガイド部材を配設し、これらガイド部材に設けられ
たコイル部材と移動体側に設けられたマグネットとの磁
力の作用によって移動体を移動させるようにしたので、
従来のように各筐体10,20,30間でワイヤー60
を引き回すことがなくなり、またガイド部材側にコイル
部材を配設したので、移動体側に給電線等の線材を引き
回すこともないため、移動体の移動に支障をきたすこと
なく、筐体の配列順を入れ換えたり、筐体の個数を追加
或は削減することが容易に行える。
【0013】また、移動体がローラの転動によってガイ
ド部材上を移動する際、ガイド部材の両端部が先端に向
かって先細った形状とされていることから、それぞれの
ガイド部材に位置ずれが生じた場合であっても、ガイド
部材上の乗継ぎが何等支障なく行われるので、移動体の
移動がスムースに行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図3乃至図6は、本発明の媒体搬送装置
を、情報記録媒体を搬送するための媒体搬送装置に適用
した場合の一実施例を示すものであり、筐体100,1
10,120,130が横一列に配設されている。
【0015】ここで、筐体100及び130は、複数の
ディスク140を収納するためのストッカーとされてお
り、ガイド部材150によって上下方向に移動自在に支
持されている搬送機構155の後述するハンドリング機
構156によって選択されたディスク140の取り出し
が行われたり、後述する移動体180との間でのディス
ク140の受渡しが行われるようになっている。また、
筐体110及び120は、複数のディスクプレーヤ16
0を収容するためのストッカーとされており、移動体1
80によって運ばれる筐体100又は130からのディ
スク140の再生を行うようになっている。
【0016】各筐体100,110,120,130内
部の上部手前側には、移動体180を移動自在とするガ
イドレール170が同一高さで配設されているが、これ
らガイドレール170の詳細については、後述する。
【0017】各筐体100,110,120,130の
側板102,112,122,132のガイドレール1
70が配設されている高さ位置には、移動体180が通
り抜けできる程度の開口101,111,121,13
1が形成されている。
【0018】これにより、各筐体100,110,12
0,130をそれぞれの開口101,111,121,
131の位置合せを行った状態で配列させることによ
り、各ガイドレール170の高さ位置等も合せられ、各
筐体100,110,120,130間での移動体18
0の移動が何等支障なく行われるようになっている。
【0019】また、端部に配設された筐体100の開口
101及び筐体130の開口131からは移動体180
の出し入れが自由に行われるようになっているが、移動
体180を開口101又は開口131から入れた後は、
その開口131近傍に図示省略のストッパーを配設する
か、又は移動体180が開口101,131近傍に達し
たことを検知し、後述するコイルユニットへの給電を停
止する等の離脱阻止手段を備えることで、開口131か
らの移動体180の離脱が阻止されるようになってい
る。
【0020】図7乃至図13は、上記のガイドレール1
70及び移動体180の詳細を示すものである。
【0021】図8に示すように、ガイドレール170の
レール体171の両端部172は、テーパ状に形成され
ている。これにより、各筐体100,110,120,
130の配列状態にずれが生じ、それぞれのガイドレー
ル170の位置が多少ずれた場合であっても、レール体
171の両端部172のテーパ部分によってそのずれが
吸収されるので、移動体180のローラ180a及び1
80bの転動による移動がスムースに行われるようにな
っている。
【0022】レール体171の中程には、レール体17
1の長手方向に沿って複数のコイル部材173が配設さ
れている。このコイル部材173は、円形状に巻回され
たコイル173a〜173cがコイルベース174上に
三層に積み重ねられた状態で配設されている。コイルベ
ース174の背面側には、複数のホールセンサ175−
1〜175−nが等間隔で配設されており、移動体18
0のマグネット184の磁力を検知することにより、移
動体180の位置を検出することができるようになって
いる。
【0023】移動体180の移動ベース181は、断面
コ字形状とされており、その上片部182の内側には上
述したマグネット184が固着されている。これによ
り、移動ベース181のマグネット184に対して、た
とえば図14に示すように、隣接するコイルユニット1
73−1側がS極とされ、コイルユニット173−2側
がN極とされることで、移動ベース181のマグネット
184に対し矢印方向への移動力が作用し、移動ベース
181が同方向へ移動されるようになっている。
【0024】すなわち、移動ベース181は、マグネッ
ト184とコイルユニット173−2の反発力を利用し
移動力を得て、更にマグネット184とコイルユニット
173−1の吸引力によりその移動方向が決定される。
したがって、マグネット184とコイルユニット173
−1の吸引力は移動方向が決定するに足りる程度の微小
な力でよい。
【0025】図15は、ガイドレール170及び移動体
180の制御系を示すものであり、コイル電流供給制御
部200のコイル切換タイミング演算部201に、上記
のコイルベース174の背面側に等間隔で配設されてい
る複数のホールセンサ175−1〜175−nから検出
結果が取り込まれると、移動ベース181の位置が演算
によって求められ、これに基づいてコイルへの給電切換
のタイミングが決定される。
【0026】位置及びコイル切換タイミング演算部20
1によって求められた移動ベース181の現在の位置を
示す信号は、加算器202に出力されると、目標位置演
算部203からの目標位置を示す信号と加算され、サー
ボ制御部204に送出される。
【0027】サーボ制御部204は、目標位置を示す信
号を受取ると、励磁電流発生部205に対して推力指令
信号を出力する。励磁電流発生部205における励磁電
流の発生タイミング等は、位置及びコイル切換タイミン
グ演算部201からの制御信号に基づいて決定されるよ
うになっており、励磁電流発生部205によって発生さ
れた励磁電流(3相方形波)は、それぞれ切換スイッチ
206−1〜206−nに出力されるようになってい
る。また、各切換スイッチ206−1〜206−nにお
ける切換えタイミングは、位置及びコイル切換タイミン
グ演算部201からの切換信号(1)〜(n)に基づい
て決定されるようになっている。
【0028】続いて、このような構成の媒体搬送装置の
動作を、図6及び図16乃至21を用いて説明する。
【0029】まず、ディスク再生の手順について説明す
ると、上記の複数のディスクプレーヤ160のうち、再
生動作を行わせるべきいずれかが指定されると、指定さ
れたディスクプレーヤ160の状態が判断され、再生中
である場合にはエラー処理が行われ、再生中でないと判
断された場合はディスク140がセットされているか否
かの判断が行われる(ステップ1601〜1605)。
【0030】指定されたディスクプレーヤ160にディ
スク140がセットされていないと判断された場合に
は、A〜Cのフローが同時進行で行われる。
【0031】すなわち、該当するディスク140を収納
している筐体100,130内部の搬送機構155のト
レイ155aをディスク取出しポイントaに移動させ、
ディスク140をハンドリング機構156によって取出
しトレイ155aに引き込んだ後、トレイ155aを移
動ベース181の待機ポイントxに移動させる(ステッ
プ1606〜1608)。
【0032】また、装置間の移動ベース181を指定デ
ィスクの受渡しの待機ポイントxに移動させ、トレイ1
81が所定の待機ポイントxに到着した場合には、トレ
イ動作完了信号を送出する(ステップ1609〜161
2)。
【0033】更に、トレイ155bを待機ポイントyに
移動させ、トレイ155bが所定の待機ポイントyに到
着した場合には、トレイ動作完了信号を送出する(ステ
ップ1613〜1616)。
【0034】(ステップ1608)にて取出しトレイ1
55aを装置間移動ベースの待機ポイントxに移動させ
た後、移動ベース181にディスク140を乗せられる
か否かを確認し、トレイ181が待機中である場合に
は、トレイ181にディスク140を移し換え、トレイ
140を指定されたディスクプレーヤ160を収容して
いる筐体のトレイ待機ポイントyに移動させる(ステッ
プ1617〜1620)。
【0035】トレイ待機ポイントyに移動させた後、指
定されたディスクプレーヤ160に対応するトレイ15
5bにディスク140を乗せられる場合、待機中のトレ
イ155bにディスク140を移し換え、指定されたデ
ィスクプレーヤ160のディスク受け入れポイントbに
トレイ155bを移動させる(ステップ1621〜16
24)。
【0036】トレイを移動させた後、ディスクプレーヤ
160にディスク140をセットし、ディスク140の
再生を行わせる(ステップ1625,1626)。
【0037】次に、ディスク再生終了の手順について説
明すると、まず指定されたディスクプレーヤ160の状
態が確認され、ディスクプレーヤ160内部にディスク
140が残されていない場合にはエラー処理が行われ、
ディスク140が残されている場合はディスク140を
戻すべき格納状況が確認され、指定番地が空いている場
合にはD〜Fのフローが同時進行で行われる(ステップ
1801〜1806)。
【0038】すなわち、該当するディスクプレーヤ16
0に対応するトレイ155bをディスク取出しポイント
bに移動させ、ディスク140をトレイ155bにセッ
トするとともに、トレイ155bを移動ベース181の
待機ポイントyに移動させる(ステップ1807〜18
10)。
【0039】また、移動ベース181を受渡しの待機ポ
イントyに移動させ、トレイ181が所定の待機ポイン
トyに到着した場合には、トレイ動作完了信号を送出す
る(ステップ1811〜1814)。
【0040】更に、搬送トレイ155aを待機ポイント
bに移動させ、トレイ155aが所定の待機ポイントb
に到着した場合には、トレイ動作完了信号を送出する
(ステップ1815〜1818)。
【0041】(ステップ1810)にて取出しトレイ1
55aを待機ポイントyに移動させた後、移動ベース1
81にディスク140を乗せられる場合には、トレイ1
81が待機中であるとき、トレイ181にディスク14
0を移し換え、トレイ181を指定されたディスクプレ
ーヤ160の待機ポイントxに移動させる(ステップ1
819〜1822)。
【0042】待機ポイントxに移動させた後、トレイ1
55aにディスク140を乗せられる場合には、トレイ
155aが待機中であるとき、ディスク140をトレイ
155aに移し換え、指定されたディスク受け入れポイ
ントaにトレイ155aを移動させ、指定格納部にハン
ドリング機構156によってディスク140を戻す(ス
テップ1823〜1827)。
【0043】このように、本実施例では、複数の筐体1
00〜130の互いに対向する面に形成した開口101
〜131間に移動体180の移動をガイドするガイドレ
ール170を配設し、これらガイドレール170に設け
られたコイル部材173と移動体180側に設けられた
マグネット184との磁力の作用によって移動体180
を移動させるようにしたので、いずれかの筐体100〜
130を入れ換えたり、追加或は除いた場合であって
も、ガイドレール170同士の連結が保たれ、磁力の作
用による移動体180の移動が何等支障なく行われるの
で、筐体100〜130の設置個数や配列順序の制約が
緩和される。
【0044】また、移動体180がローラ180a,1
80bの転動によってガイドレール170上を移動する
際、ガイドレール170の両端部172が先端に向かっ
て先細った形状とされていることから、それぞれのガイ
ドレール170に位置ずれが生じた場合であっても、ガ
イドレール170上の乗継ぎが何等支障なく行われるの
で、移動体180の移動がスムースに行われる。
【0045】なお、本実施例では、レール体171の中
程に、レール体171の長手方向に沿って複数のコイル
部材173を配設した場合について説明したが、この例
に限らず、たとえば図22に示すように、移動体180
の移動ベース181の一側端部にマグネット184を配
設するとともに、移動ベース181の一側端部側にコイ
ル部材173を配設したコイルベース174を設けるよ
うにし、レール体171に移動ベース181のガイド溝
186を嵌合させた構造としてもよい。
【0046】また、図23に示すように、移動ベース1
81の中程に設けた凹部187にマグネット184を配
設するとともに、レール体171の中間部にコイル部材
173を配設した構造としてもよい。
【0047】更に本実施例では、複数の筐体間で搬送す
る媒体としてディスク140を例にした場合について説
明したが、この例に限らずディスク以外の媒体を搬送さ
せるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の媒体搬送
装置によれば、複数の筐体の互いに対向する面に形成し
た開口間に移動体の移動をガイドするガイド部材を配設
し、これらガイド部材に設けられたコイル部材と移動体
側に設けられたマグネットとの磁力の作用によって移動
体を移動させるようにしたので、従来のように各筐体1
0,20,30間でワイヤー60を引き回すことがなく
なり、またガイド部材側にコイル部材を配設したので、
移動体側に給電線等の線材を引き回すこともないため、
移動体の移動に支障をきたすことなく、筐体の配列順を
入れ換えたり、筐体の個数を追加或は削減することが容
易に行えるので、筐体の設置個数や配列順序の制約を緩
和することができる。
【0049】また、移動体がローラの転動によってガイ
ド部材上を移動する際、ガイド部材の両端部が先端に向
かって先細った形状とされていることから、それぞれの
ガイド部材に位置ずれが生じた場合であっても、ガイド
部材上の乗継ぎが何等支障なく行われるので、移動体の
移動をスムースに行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の複数の筐体間でディスク等の媒体をワイ
ヤー方式で搬送する場合を説明するための図である。
【図2】図1のワイヤー方式の動作を説明するための図
である。
【図3】本発明の媒体搬送装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図4】図3の媒体搬送装置を示す正面図である。
【図5】図3の媒体搬送装置を示す右側面図である。
【図6】図3の媒体搬送装置を示す正面図である。
【図7】図3のガイドレール及び移動体の詳細を示す斜
視図である。
【図8】図3のガイドレールを示す平面図である。
【図9】図3のガイドレールを示す側面図である。
【図10】図3のガイドレールを示す平面図である。
【図11】図3のガイドレールを示す側面図である。
【図12】図3のガイドレールを示す底面図である。
【図13】図3のガイドレール及び移動体を示す断面図
である。
【図14】図3のガイドレール及び移動体の作用を示す
図である。
【図15】図3の媒体搬送装置の制御系を示すブロック
図である。
【図16】図3の媒体搬送装置のディスク再生の手順を
説明するためのフローチャートである。
【図17】図3の媒体搬送装置のディスク再生の手順を
説明するためのフローチャートである。
【図18】図3の媒体搬送装置のディスクの再生終了の
手順を説明するためのフローチャートである。
【図19】図3の媒体搬送装置のディスクの再生終了の
手順を説明するためのフローチャートである。
【図20】図3の媒体搬送装置の動作を説明するための
図である。
【図21】図3の媒体搬送装置の動作を説明するための
図である。
【図22】図3のガイドレール及び移動体の構造を変え
た場合の他の実施例を示す図である。
【図23】図3のガイドレール及び移動体の構造を変え
た場合の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】 100,110,120,130 筐体 140 ディスク 150 ガイド部材 155 搬送機構 180 移動体 160 ディスクプレーヤ 170 ガイドレール 101,111,121,131 開口 171 レール体 173 コイル部材 173a〜173c コイル 174コイルベース 175−1〜175−n ホールセンサ 184 マグネット 181 移動ベース 200 コイル電流供給制御部 201 位置及びコイル切換タイミング演算部 203 目標位置演算部 204 サーボ制御部 205 励磁電流発生部 206−1〜206−n 切換スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 小川 雅弥 埼玉県所沢市花園四丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の筐体間で移動自在とされた移動体
    によって媒体を搬送する媒体搬送装置であって、 前記複数の筐体の互いに対向する面に開口を形成すると
    ともに、前記複数の筐体のそれぞれの開口間に前記移動
    体の移動をガイドするガイド部材を配設し、これらガイ
    ド部材に設けられた前記移動体の移動方向に沿うコイル
    部材と前記移動体側に設けられたマグネットとの磁力の
    作用によって前記移動体に対し移動力を付与してなるこ
    とを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 【請求項2】 複数の筐体間で移動自在とされた移動体
    によって媒体を搬送する媒体搬送装置であって、 前記複数の筐体の互いに対向する面に開口を形成すると
    ともに、前記複数の筐体のそれぞれの開口間に前記移動
    体の移動をガイドするガイド部材を配設し、且つ前記ガ
    イド部材に沿ってコイル部材を配設するとともに、前記
    複数の筐体を、その開口が隣合う筐体の開口と一致する
    ように配設し、前記コイル部材と前記移動体に設けられ
    たマグネットとの磁力の作用によって前記移動体に対し
    移動力を付与してなることを特徴とする媒体搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記移動体には前記ガイド部材を転動す
    るローラが設けられているとともに、前記ガイド部材の
    両端部は先端に向かって先細った形状とされていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の媒体搬送装置。
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