JP3005586B1 - 記録媒体ライブラリ装置におけるドライブ位置決め構造 - Google Patents

記録媒体ライブラリ装置におけるドライブ位置決め構造

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JP3005586B1
JP3005586B1 JP11074581A JP7458199A JP3005586B1 JP 3005586 B1 JP3005586 B1 JP 3005586B1 JP 11074581 A JP11074581 A JP 11074581A JP 7458199 A JP7458199 A JP 7458199A JP 3005586 B1 JP3005586 B1 JP 3005586B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ドライブのメイン筐体に対する位置精度を高
精度に維持しつつ、構造が簡単でコストの安いドライブ
位置決め構造を提供する。 【解決手段】 この位置決め構造は、複数の記録媒体を
収容するための保管手段およびこの記録媒体を搬送する
ための搬送手段を有するメイン筐体10と、記録媒体に
読み書きを行うドライブを収容するサブ筐体1とを備え
た記録媒体ライブラリ装置において、サブ筐体1をメイ
ン筐体10に位置決めした後に固定するための筐体固定
手段2,8,15eと、ドライブ3を突き当てかつ搭載
するためのトレイ4と、ドライブ3を位置決め後にトレ
イ4に固定するためのドライブ固定手段3aと、トレイ
4およびメイン筐体10にそれぞれ設けられ、かつ互い
に突き当てられるとトレイ4をメイン筐体10に位置決
めする突き当て部4a,9と、トレイ4をメイン筐体1
0側に押し付ける弾性部材6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体ライブラ
リ装置に関し、特に、記録媒体の保管手段および搬送手
段を有するメイン筐体に対する、記録媒体に読み書きを
行うドライブの位置決め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体ライブラリ装置(例えば磁気テ
ープライブラリ装置)は、複数の記録媒体(例えば磁気
テープ)を収容するための保管手段(例えば保管棚)お
よびこの磁気テープを自動的に搬送するための搬送手段
(アクセッサ機構)を有するメイン筐体と、前記磁気テ
ープに読み書きを行うドライブを収容するサブ筐体とを
備え、前記アクセッサ機構が所要の磁気テープにアクセ
スしてこの磁気テープを前記保管棚から引き出し、前記
ドライブまで搬送し、ここで所要の記録または再生が終
わると、前記アクセッサ機構が磁気テープを前記保管棚
に戻すものである(例えば特開平5−174475号公
報、特開平7−85553号公報参照)。このような磁
気テープライブラリ装置では、アクセッサ機構が磁気テ
ープをドライブの所定位置に正しく搬送するために、メ
イン筐体の保管棚に対するドライブの位置決め構造の精
度を高める必要があり、以下に、この位置決め構造の従
来例について図8乃至図12を参照して説明する。
【0003】先ず、図8、図9および図11に示すよう
に、メイン筐体11は、不図示の磁気テープ(記録媒
体)を収容するセル32の集合体である保管棚(保管手
段)と、複数のセル32の固定やドライブ15の位置決
めを行うためのハニカム12と、ドライブ15をハニカ
ム12に位置決めする際にガイドする複数のステー13
とを備えている。ハニカム12は複数の取付部材33,
34を介してメイン筐体11に取り付けられている。メ
イン筐体11の前面には、後述するMC筐体14を位置
決めするための複数の突起11aが設けられている。こ
こで、ステー13は、ハニカム12に設けられており、
ドライブ15の重量を支えるための強度およびドライブ
15の位置精度を確保するために、アルミニウム製のブ
ロック材を切削して得られた部品である。また、ハニカ
ム12とは、図12(a),(b)に示すように、アル
ミニウム製の蜂の巣構造の材料12aをアルミニウム製
の2枚の板材12b,12cで挟み込み、これらを接着
剤にて一体化したものであり、面強度が高く軽量でかつ
高い寸法精度が確保される。
【0004】サブ筐体としてのMC(Magnetic tape dr
ive & Controller)筐体14は、前後方向(矢印X方
向)に延びるように基端部がMC筐体14に固定された
伸縮自在なレール16と、このレール16に固定されか
つドライブ15を搭載するためのトレイ17とを備えて
いる。また、MC筐体14の背面には、メイン筐体11
の複数の突起11aと嵌合う複数の位置決め用穴14a
が形成されている。図10に示すように、ドライブ15
はトレイ17に上下方向および左右方向に移動自在に搭
載されている。すなわち、ドライブ15は、トレイ17
のU溝17aにドライブ15のピン15aが入り込むよ
うにして上方へ移動自在にトレイ17に搭載され、さら
に、ピン15aのフランジ部15dとトレイ17との間
に隙間Sが設けられているので、ドライブ15はこの隙
間Sの分だけ左右方向に移動自在である。このように、
ピン15aはドライブ15の前後方向への移動防止、お
よびドライブ15の左右方向の移動量を規制するための
ものである。
【0005】ドライブ15をメイン筐体11に位置決め
する際には、先ず、MC筐体14を、その位置決め穴1
4aにメイン筐体11のピン11aが入り込むよう位置
を調整後、MC筐体14をメイン筐体11に押し付け、
複数本のねじ15eによって固定する。次に、ドライブ
15を前方(矢印X方向)に押す。このとき、ドライブ
15と一体のベアリング15bが、ハニカム12に取付
けられているステー13に乗り上がることで、ドライブ
15の上下位置精度が確保される。ドライブ15をさら
に前方に押し込むと、ドライブ15のブラケット15g
に形成された位置決めピン15cが、ステー13の位置
決め穴13aに嵌合する。ここで、ドライブ15のブラ
ケット15gをねじ15fにより、ステー13に固定す
ることにより、メイン筐体11に対するドライブ15の
位置が決まる。この状態では、ドライブ15はハニカム
12のドライブ通し開口部35を貫通している(図9
(a)参照)。なお、符号13bは前記ねじ25fがね
じ込まれるねじ孔を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のドライブ位置決め構造は、MC筐体14をメイン筐
体11に位置決め固定した後に、ドライブ15をハニカ
ム12に位置決め固定する二重構造を採用しているの
で、構造が複雑でコストが高くならざるを得ない。すな
わち、MC筐体14をメイン筐体11に位置決めする目
的は、複数の32を支持するハニカム12のドライブ通
し開口部35に、ドライブ15を挿入できる位置を確保
するためであるが、ドライブ15をハニカム12に位置
決め固定する際に、上述のとおりドライブ15のベアリ
ング15bがステー13に乗り上がるようにする必要が
ある。そのために、ドライブ15がトレイ17に対して
上下に移動できる構造が必要となる上に、ドライブ15
のピン15cをステー13の孔13aに嵌めるために
も、ドライブ15がトレイ17に対して左右に移動する
構造が必要となる。以上のように、複数のセル32やド
ライブ3を位置決めするために、高価なハニカムおよび
ステーを使用し、かつドライブ15のトレイ17に対す
る移動許容構造が複雑となり、結果的に、位置決め構造
のコストが高くならざるを得ないのである。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、ドライブのメイン筐体に対
する位置精度を従来と同様に高精度に維持しつつ、構造
が簡単でコストの安い、記録媒体ライブラリ装置におけ
るドライブ位置決め構造を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の、記録媒体ライブラリ装置におけるドライブ
位置決め構造は、複数の記録媒体を収容するための保管
手段を有するメイン筐体と、前記記録媒体に読み書きを
行うドライブを収容するサブ筐体とを備え、かつ前記メ
イン筐体に、少なくとも前記保管手段と前記ドライブと
の間で前記記録媒体を搬送可能な搬送手段が備えられた
記録媒体ライブラリ装置において、前記サブ筐体を前記
メイン筐体に位置決めした後に固定するための筐体固定
手段と、前記ドライブを搭載するためのトレイに、前記
ドライブを突き当てて位置決めするためのドライブ位置
決め手段と、前記ドライブを前記位置決め後に前記トレ
イに固定するためのドライブ固定手段と、前記トレイお
よび前記メイン筐体にそれぞれ設けられ、かつ互いに突
き当てられると前記トレイを前記メイン筐体に位置決め
する突き当て部と、前記トレイを前記メイン筐体側に弾
性的に押し付ける弾性部材と、を備えていることを特徴
とするものである。
【0009】この発明においては、予めサブ筐体側にお
いて、ドライブをドライブ位置決め手段によって、ドラ
イブを搭載するためのトレイに突き当てて位置決めした
後、ドライブをドライブ固定手段によってトレイに固定
することにより、サブ筐体内でドライブの位置精度を確
保しておく。ここで、従来と同様に、サブ筐体を筐体固
定手段によりメイン筐体に位置決めした後、固定し、ト
レイの突き当て部をメイン筐体の突き当て部に突き当て
て、弾性部材によりトレイをメイン筐体側に押し付け
る。このように、サブ筐体側で予めドライブの位置精度
を確保しているので、筐体同士を位置決め固定するだけ
で、ドライブとメイン筐体との位置精度が確保される。
よって、従来のような、ドライブのトレイに対する複雑
な移動許容構造が不要となる上に、ドライブの位置精度
を確保するために使用していたハニカムやステー等の高
価なアルミニウム部品も不要となる。
【0010】ここで、請求項2記載の発明のように、前
記ドライブ位置決め手段を前記トレイに形成された基準
面としたり、また請求項3記載の発明のように、前記ト
レイおよび前記メイン筐体の前記突き当て部をそれぞれ
突起部としたり、さらには請求項4のように、前記弾性
部材として板ばねを使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。なお、後述する実施形態で
は記録媒体ライブラリ装置として磁気テープライブラリ
を一例に挙げるが、これに限らず、本発明を例えば光デ
ィスクライブラリ装置等の記録媒体ライブラリ装置に適
用してもよい。図1は本発明に関わる記録媒体ライブラ
リ装置の一例の外観を示す概略斜視図、図2は図1に示
した記録媒体ライブラリ装置を後方側(反矢印X方向
側)から見た図、図3は本発明のドライブ位置決め構造
(記録再生装置の位置決め構造)の一実施形態の組立前
の状態を示す斜視図、図4(a)は図3において組立後
の状態を示す、A−A線に沿う縦断面図、(b)は
(a)のB部の拡大図、(c)は(a)のC部の拡大図
である。
【0012】先ず、本発明に係わる記録媒体ライブラリ
装置の一例について説明する。図1および図2に示すよ
うに、記録媒体ライブラリ装置としての磁気テープライ
ブラリ装置は、4つのメイン筐体部10aが連結されて
なるメイン筐体10と、サブ筐体としての2つのMC
(Magnetic tape drive & Controller)1と、後述する
アクセッサ機構を60を制御するアクセッサ制御部40
とを備えている。各メイン筐体部10a内には、記録媒
体としての磁気テープ(不図示)を保持する複数のセル
50(収容室)からなる保管手段が、従来のような高価
なハニカムを介さずに安価な板材(不図示)を介して位
置精度よく取り付けられている。1つのメイン筐体部1
0aには、ユーザーが磁気テープを投入および排出する
ためのENTRY/EXIT部30が設けられており、
さらに、メイン筐体10内のホームポジション(両側の
メイン筐体部10a)には、磁気テープをセル50から
引き出してドライブ3(記録再生装置)まで搬送した
り、記録または再生後、セル50に戻すためのアクセッ
サ機構60(搬送手段)が備えられている。このアクセ
ッサ機構60は磁気テープを掴んだり放したりするため
のハンド70を備えている。
【0013】上記磁気テープライブラリ装置の動作とし
ては、ユーザがENTRY/EXIT部30から投入し
た磁気テープに対して、アクセッサ機構60が移動しそ
のハンド70で取り込む。取り込んだ磁気テープをドラ
イブ3またはセル50に移動させる。さらに、ユーザー
が手元に磁気テープが必要となった場合には、必要とな
った磁気テープがあるドライブ3またはセル50にアク
セッサ機構60が移動し、ハンド70に取り込みENT
RY/EXIT部30よりメイン筐体部10aより排出
する。また、複数のセル50に磁気テープを格納してお
き、アクセッサ機構60が所要の磁気テープにアクセス
してこの磁気テープをセル50から引き出し、ドライブ
3まで搬送して、ドライブ3内に引き込み、ここで所要
の記録または再生が終わると、アクセッサ機構60は逆
の順序で磁気テープをセル50に戻す。
【0014】図3に示すように、MC筐体1は、ドライ
ブ3と、ドライブ3を載せるためのトレイ4を前後に移
動可能とするための伸縮自在なレール5と、トレイ4を
MC筐体1に固定するための板ばね6(弾性部材)とを
備えている。なお、MC筐体1はドライブ3を縦横複数
列に配列した状態で収容できる上に、メイン筐体部10
aにドライブ3を縦横複数列に配列した状態で位置決め
できるようになっているが、以下の記述では1つのドラ
イブ3を例に挙げてその位置決め構造について説明す
る。トレイ4の前方の下部には、突き当て部としての一
対の突起4a(一方の突起は不図示)が幅方向に並んだ
形態で一体的に設けられている。この一対の突起4a
は、後述するメイン筐体10の突き当て部としての一対
のピン9(突起部)にそれぞれ突き当てられるものであ
る。MC筐体1の背面には、メイン筐体10の複数の位
置決め用ピン8と嵌合う複数の位置決め用穴2が形成さ
れている。MC筐体1の位置決め用穴2に対するドライ
ブ3の位置精度は、後述する治具を用いて組立ることで
確保されている。
【0015】一方、メイン筐体10は、MC筐体1との
位置決めを行う位置決め用ピン8と、ドライブ3の前後
位置を決めるための、横向きに突出する突き当てピン9
を有している。前記位置決め用穴2と位置決め用ピン
8、および後述するねじ15eにより筐体固定手段が構
成されている。メイン筐体10に対するドライブ3の位
置は、メイン筐体10の位置決め用ピン8がMC筐体1
の位置決め用穴2に入り込むようMC筐体1の位置を調
整後、筐体1,10同士を固定すること、および、板ば
ね6でトレイ4を固定することにより、メイン筐体10
の突き当てピン9にドライブ3を載せているトレイ4の
突起4aが突き当りドライブ3の前後位置が決まること
で、メイン筐体10に対するドライブ3の位置が確保さ
れる。
【0016】次に、MC筐体1の組立について説明す
る。先ず、MC筐体1に、前後方向に伸縮自在なレール
5の基端部をねじ5aによって固定する。そのレール5
の先端部にトレイ4をねじ4bで固定する。このとき、
治具を用いて組立ることにより、MC筐体1の位置決め
穴2に対するドライブ3の位置精度を確保する。すなわ
ち、図5および図6に示すように、MC筐体1に常に設
けてある一対のジグプレート20の各溝20aに、両端
部にコロ21aを有する軸状のトレイジグ21の両端部
を掛け渡し、このトレイジグ21のコロ21aにトレイ
4の底面を押し付けた後、トレイ4をねじ4bによりレ
ール5に固定する。次に、トレイ4にドライブ3をねじ
3a(ドライブ固定手段)によって固定する。この際、
図7に示すように、トレイ4の互いに直交する突き当て
面4c,4d(ドライブ位置決め手段)に、ドライブ3
の前方側の隣接する2面を突き当てて組立ることで、ド
ライブ3のトレイ4に対する位置精度を確保する。以上
のような組立により、MC筐体1の位置決め穴2に対す
るドライブ3の位置精度を確保できる。
【0017】MC筐体1とメイン筐体10との組立につ
いて説明する。先ず、MC筐体1のレベル調整具7を上
げ下げし、MC筐体1の位置決め用穴2とメイン筐体1
0のピン8の位置合わせを行う。レベル調整具7の上げ
下げは、レベル7調整具自身にねじが切られており、こ
れを締め込んだり緩めたりすることで行う。位置合せ
後、従来と同様に、MC筐体1を複数本のねじ15e
(図3では1本のみ図示)によりメイン筐体10に固定
する。次に、ドライブ3を搭載しているトレイ4を前方
に押し込み、ここで図4に示すように、板ばね6をねじ
6aによってMC筐体1に固定することにより、この板
ばね6によってトレイ4を前方に弾性的に付勢し、トレ
イ4の突起4aをメイン筐体10の突き当てピン10に
突き当る。これにより、メイン筐体10に対するドライ
ブ3の前後位置精度が確保される。すなわち、板ばね6
は常時トレイ4に設けられており、トレイ4の突起4a
がメイン筐体10の突き当てピン9に押し付けられたと
き、板ばね6はMC筐体1との間に若干の隙間S1が形
成されるように設けられており、この状態で板ばね6を
MC筐体1にねじ6aにて固定すると、トレイ4を常に
メイン筐体10側へ押していることにより、装置前後方
向の位置精度を確保できる。
【0018】以上のように、ドライブ3を収納している
MC筐体1の位置決め用穴2にメイン筐体10の位置決
め用ピン8を嵌合させ、かつ、メイン筐体10の突き当
てピン9にドライブ3を載せているトレイ4を突き当て
ることでメイン筐体10に対するドライブ3の位置が決
まる。したがって、MC筐体1内でドライブ3の位置精
度を確保しているので、筐体1,10同士を位置決めし
て固定するだけで、ドライブ3とメイン筐体10との位
置精度が確保される。よって、従来位置精度を確保する
ために使用していたハニカムやアルミ部品等の効果な部
品を使用せず、かつ簡単な構造で従来同様の精度を確保
できるため、安価な位置決め構造を提供できる。
【0019】なお、上記実施形態では、MC筐体1およ
びメイン筐体10を位置決め固定したに、ドライブ3を
搭載したトレイ4を前方に押し込んだが、これに限ら
ず、ドライブ3を搭載したトレイ4を前方に押し込んで
後に、MC筐体1およびメイン筐体10を位置決め固定
してもよい。また、MC筐体1およびメイン筐体10を
位置決め用穴2と位置決め用ピン8の嵌合により行った
が、これに限らず、MC筐体1およびメイン筐体10に
それぞれ基準平面を形成し、この基準平面同士の突き当
てによりMC筐体1およびメイン筐体10を位置決めし
てもよい。これと同様に、トレイ4およびメイン筐体1
0を位置決めを突起部とピンの突き当てにより行った
が、これに限らず、トレイ4およびメイン筐体10にそ
れぞれ基準平面を形成し、この基準平面同士の突き当て
によりトレイ4およびメイン筐体10を位置決めしても
よい。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりの構成さ
れているので、サブ筐体内でドライブの位置精度を確保
しているので、筐体同士を位置決めして固定するだけ
で、ドライブとメイン筐体との位置精度が確保される。
よって、従来位置精度を確保するために使用していたハ
ニカムやアルミ部品等の効果な部品を使用せず、かつ簡
単な構造であるにもかかわらず、従来同様の高精度を確
保できるため、安価な位置決め構造を提供できる。請求
項2の発明のように、ドライブ位置決め手段をトレイに
形成された基準面としたり、また請求項3の発明のよう
に、前記トレイおよび前記メイン筐体の前記突き当て部
をそれぞれ突起部としたり、さらには請求項4のよう
に、前記弾性部材として板ばねを使用することにより、
位置決め構造のコストのさらなる低減化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる記録媒体ライブラリ装置(磁
気テープライブラリ装置)の一例の外観を示す概略斜視
図である。
【図2】 図1に示した磁気テープライブラリ装置を背
面側から見た図である。
【図3】 本発明のドライブ位置決め構造の一実施形態
の組立前の状態を示す斜視図である。
【図4】 (a)は図3において組立後の状態を示す、
A−A線に沿う縦断面図、(b)は(a)のB部の拡大
図、(c)は(a)のC部の拡大図である。
【図5】 (a)は本発明においてサブ筐体を前方から
見た概略図、(b)は(a)のD−D線断面図、(c)
は(a)の平面図である。
【図6】 (a)は本発明においてトレイをサブ筐体に
位置決めする機構の平面図、(b)は(a)のE−E線
断面図である。
【図7】 本発明においてドライブをトレイに位置決め
する際の状態を示す斜視図である。
【図8】 従来のドライブ位置決め構造の組立前の状態
を示す斜視図である。
【図9】 (a)は従来のドライブ位置決め構造の組立
後の斜視図、(b)は(a)の位置決め部の拡大図であ
る。
【図10】 (a)は従来技術におけるドライブをトレ
イに搭載する前の状態の斜視図、(b)は搭載後の斜視
図、(c)は(b)のF部の詳細図である。
【図11】 (a)は従来技術におけるメイン筐体を前
方から見た概略図であり、(b)は(a)の左側面図で
ある。
【図12】 (a)は従来技術におけるハニカムの組立
前の斜視図、(b)はハニカムの組立前の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 MC筐体(サブ筐体) 2 位置決め用穴 3 ドライブ 4 トレイ 4a 突起(突き当て部) 4c,4d 基準面 5 伸縮レール 6 板ばね(弾性部材) 8 位置決め用ピン 9 突き当てピン(突き当て部) 10 メイン筐体 15e ねじ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体を収容するための保管手
    段を有するメイン筐体と、前記記録媒体に読み書きを行
    うドライブを収容するサブ筐体とを備え、かつ前記メイ
    ン筐体に、少なくとも前記保管手段と前記ドライブとの
    間で前記記録媒体を搬送可能な搬送手段が備えられた記
    録媒体ライブラリ装置において、 前記サブ筐体を前記メイン筐体に位置決めした後に固定
    するための筐体固定手段と、 前記ドライブを搭載するためのトレイに、前記ドライブ
    を突き当てて位置決めするためのドライブ位置決め手段
    と、 前記ドライブを前記位置決め後に前記トレイに固定する
    ためのドライブ固定手段と、 前記トレイおよび前記メイン筐体にそれぞれ設けられ、
    かつ互いに突き当てられると前記トレイを前記メイン筐
    体に位置決めする突き当て部と、 前記トレイを前記メイン筐体側に弾性的に押し付ける弾
    性部材と、を備えていることを特徴とする記録媒体ライ
    ブラリ装置におけるドライブ位置決め構造。
  2. 【請求項2】 前記ドライブ位置決め手段は前記トレイ
    に形成された基準面である請求項1記載の記録媒体ライ
    ブラリ装置におけるドライブ位置決め構造。
  3. 【請求項3】 前記トレイおよび前記メイン筐体の前記
    突き当て部はそれぞれ突起部である請求項1または請求
    項2記載の記録媒体ライブラリ装置におけるドライブ位
    置決め構造。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は板ばねである請求項1乃
    至請求項3のいずれか1項に記載の記録媒体ライブラリ
    装置におけるドライブ位置決め構造。
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