JP4110073B2 - ディスク装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
この先行技術に係るディスク装置では、ディスクの片面から他面に対して繋がるU字状のガイドレールが設けられ、ディスクを支持して回転させるターンテーブルは定置された状態で、光ピックアップが上記ガイドレールに沿って移動することにより、ディスクの両面について情報信号の記録及び/又は再生が行えるようになっている。
この構成により、ターンテーブルとピックアップとは、上記第1位置と第2位置との間で同時に回転移動するので、ディスクの記録及び/又は再生面が代わってもターンテーブルとピックアップの相対位置は、確実に一定に維持される。
この構成により、上記ディスクの片面についての記録及び/又は再生を終えた後、ターンテーブルとピックアップとを回転移動させる際には、ディスクを記録/再生位置から着脱位置まで引き出すことなく、その途中の待機位置まで移動させ、そこでディスクを待機させた状態で上記の回転移動が行われる。また、上記記録/再生位置,待機位置,着脱位置はディスク移送方向に沿って直列に配列されているので、上記待機位置を設けても、このためにディスク装置の幅方向寸法(ディスク移送方向と直交する方向の寸法)が特に大きくなることはない。
この構成では、部品ベースを回転させることで、ターンテーブルとピックアップとが、容易かつ確実に、同時に回転移動させられる。特に、部品ベースは、ターンテーブルの中心とピックアップの中心とを通る中心線回りに回転するので、この回転によってターンテーブル,ピックアップ,回転中心線の相対位置が変化することはない。
かかる構成によれば、部品ベースが回転し、これによりターンテーブルとピックアップが回転移動しても、両者および回転中心線のディスク移送方向に対する相対位置が変化することはない。
これにより、部品ベースをターンテーブルの回転軸線の伸長方向(つまり、ターンテーブルのディスク支持面に直交する方向)に沿って変位させた状態で若しくは変位させながら、当該部品ベースを回転させることができる。
この構成では、ディスクを移送するに際して部品ベース変位機構との干渉が確実に回避される。
この構成では、回転移動機構は部品ベースを上記中間シャーシに対して回転させるので、回転移動機構は、中間シャーシと部品ベースとを連係するように設けられる。
この構成では、ディスクを移送するに際して上記中間シャーシの支持機構との干渉が確実に回避される。また、中間シャーシは(従って、部品ベースも)、安定して本体ケースに支持される。
これにより、中間シャーシを利用して、簡単かつ確実に、部品ベースに対する(つまりターンテーブルに対する)ディスクの位置決めが行える。
この構成によれば、ターンテーブル及びピックアップが第1位置,第2位置の何れの位置にある場合でも、中間シャーシを利用して、簡単かつ確実に、部品ベースに対する(つまりターンテーブルに対する)ディスクの位置決めが行える。
この場合には、ディスクの記録及び/又は再生面が代わってもターンテーブルとピックアップの相対位置が一定に維持されるのみならず、ターンテーブルとクランプ機構の相対位置も一定に維持される。
この制御方法によれば、ターンテーブルとピックアップとは、上記第1位置と第2位置との間で同時に回転移動するので、ディスクの記録及び/又は再生面が代わっても、ターンテーブルとピックアップの相対位置は、確実に一定に維持される。
この制御方法によれば、ターンテーブルとピックアップとを第1位置から第2位置へ切り換えるに際し、ターンテーブルとピックアップとは、上記第1位置と第2位置との間で同時に回転移動するので、ディスクの記録及び/又は再生面が代わっても、ターンテーブルとピックアップの相対位置は、確実に一定に維持される。
しかも、上記部品ベースは、ターンテーブルの中心とピックアップの中心とを通る中心線回りに回転するので、この回転によってターンテーブル,ピックアップ,回転中心線の相対位置が変化することはない。
しかも、ディスクの記録及び/又は再生面が代わってもターンテーブルとピックアップの相対位置が一定に維持されるのみならず、ターンテーブルとクランプ機構の相対位置も一定に維持され、ターンテーブルに支持されクランプ機構によってターンテーブル側に押圧されたディスクとピックアップの光軸との垂直度をより高精度に維持することができる。すなわち、ディスクの記録及び/又は再生面が代わることによりピックアップの光軸とディスク面との垂直度についての精度が損なわれることを、より効果的に抑制できる。
また、本実施形態では、当該装置を水平に設置して使用する、所謂、横置きタイプのディスク装置1を例にとって説明するが、本発明は、装置を垂直に設置して使用する、所謂、縦置きタイプのディスク装置についても適用でき、この場合には、装置の「左右方向」または「幅方向」と「上下方向」の呼称が入れ替わることになる。
本実施形態に係るディスク装置1は、このような表裏両面について情報信号の記録及び/又は再生を行うことができるディスクDに対し、自動的に表裏両面について情報信号の記録及び/又は再生を行う、所謂、両面記録/再生ディスク装置である。従って、ディスクDの片面について情報信号の記録及び/又は再生が行われた後、ディスクDの他面について情報信号の記録及び/又は再生を行う際には、当該ディスクDを装置外部の着脱位置に引き出して、ユーザが手動でディスクDを裏返すなどの手間を掛ける必要はない。
尚、周知のように、上記ターンテーブル11はディスクを回転可能に支持するものであり、また、光ピックアップ12はターンテーブル11で回転させられるディスクDに対し情報信号の記録及び/又は再生を行うものである。
尚、上記装置ベース3には回路基板(不図示)が固定され、この回路基板は、種々のセンサ類やスイッチ類から検出信号や出力信号などが入力され、また、これら信号に基づいて各種の電動モータを駆動制御する制御回路を備えている。
尚、この中間シャーシ20及び上記トラバースベース10は共に、例えば、合成樹脂材料を用いて形成されている。
左右の内壁5には、上下方向に伸長する前後一対の長穴5g(図4参照)が形成されており、後述するように、中間シャーシ20の端壁部21wに設けられた各支持ピン22が、内壁5の長穴5gを挿通してスライド板26のガイド溝Kに係合している。これにより、中間シャーシ20が、左右のスライド板26を介して本体ケース2に支持されている。
このように、本体ケース2とトラバースベース10の間に中間シャーシ20が設けられ、この中間シャーシ20は、本体ケース2に支持され、且つ、上記トラバースベース10を軸線Lb回りに回転可能に支持している。
尚、トラバースベース10の回転軸線Lb及びターンテーブル11と光ピックアップ12の中心どうしを結ぶ中心線Lcの伸長方向は、ディスクDの移送方向と一致しており、しかも、より好ましくは、ディスクDの中心の移送軌跡と一致している。
しかも、上記トラバースベース10は、ターンテーブル11の中心と光ピックアップ12の中心とを通る中心線Lc回りに回転するので、この回転によってターンテーブル11,ピックアップ12,回転中心線Lcの相対位置が変化することはない。
従って、トラバース回転モータM3を駆動することにより、モータ出力ギヤ61及び中継ギヤ62を順次介して駆動ギヤ63が回転駆動される。これにより、後側突起部10pを介して、トラバースベース10が軸線Lb回りに回転させられるようになっている。
これにより、ターンテーブル11と光ピックアップ12とが、ディスクDの片面(この場合、下面)に対応した第1位置に、同時に回転移動させられる。
これにより、ターンテーブル11と光ピックアップ12とが、ディスクDの他面(この場合、上面)に対応した第2位置に、同時に回転移動させられる。
尚、上記トラバース回転モータM3,モータ出力ギヤ61,中継ギヤ62,駆動ギヤ63及びトラバースベース10の突起部10pが、本願請求項に記載した「回転移動機構」の主要部を構成している。
従って、ディスクDを装置1外部の着脱位置P1まで引き出す必要なしに、トラバースベース10の回転移動動作(つまり、ターンテーブル11及びピックアップ12の回転移動動作)とディスクDとの干渉を、容易かつ確実に回避することができる。
従って、上記待機位置Pmを設けても、このためにディスク装置1の幅方向寸法(ディスク移送方向と直交する方向の寸法)が特に大きくなることはない。
従って、待機中のディスクDは、少なくともその大部分が(本実施形態では、ディスクD全体が)装置1の内部への収納状態に維持され、装置1の外部に露出することはない。これにより、待機状態にあるディスクDに対する保護機能を高め、また、使用中における装置1の見映えが損なわれることを回避できる。
図6は、図3のY6−Y6矢印方向からの矢視図で、上記トレイ駆動モータM1及び歯車列G1を拡大して示す説明図であり、また、図7は、図3のY7−Y7矢印方向からの矢視図で、前後方向の連結タイミングギヤ41を拡大して示す説明図である。
そして、上記トレイ駆動モータM1が駆動されると、その動力が、モータ出力軸M1sから伝動ベルト35を介してプーリギヤ36に伝達されることにより、各ギヤ36,37,38,39が順次駆動され、トレイ31が前後方向へ駆動されるようになっている。
ディスクトレイ31の右側端部における下部には、外側ラック歯32の内側において平行に延びる内側ラック歯33が形成されており、上記後側出力ギヤ43はこの内側ラック歯33と噛み合うように設定されている。
そして、上記トレイ駆動モータM1が駆動されると、歯車列G1中の前側連結ギヤ38と噛み合う駆動ギヤ41aが回転駆動され、その動力が伝達軸41bを介して従動ギヤ41cに伝達されて当該従動ギヤ41cが回転駆動される。これにより、後側連結ギヤ42,後側出力ギヤ43が順次回転駆動されるようになっている。
尚、上記ディスクトレイ31とその外側ラック歯32および内側ラック歯33,トレイ駆動モータM1,歯車列G1,連結タイミングギヤ41,後側連結ギヤ42並びに後側出力ギヤ43が、本願請求項に記載した「ディスク移送機構」の主要部を構成している。
そして、ディスクトレイ31がディスク着脱位置P1にあるときには第1検出センサS1のみがONされ、待機位置Pmにあるときには第1及び第2検出センサS1及びS2が共にONし、また、記録/再生位置P2にあるときには第3検出センサS3のみがONするように、位置設定されている。
図5は、図1のY5−Y5矢印方向からの矢視図で、上記スライダ駆動モータM2及び歯車列G2を拡大して示す説明図である。図1,図4及び図5から良く分かるように、この歯車列G2は、プーリギヤ46と中継ギヤ47と出力ギヤ48とで構成されている。
また、上記スライダ駆動モータM2及び歯車列G2よりも前側には、装置1の幅方向に伸びるスライダ連動軸51が配置されており、該スライダ連結軸51の両端部は、それぞれ内壁5を挿通して各スライド板26の下方まで伸長しており、その両端部には左右一対の連動ギヤ52が固定されている。
尚、上記スライダ連動軸51は、左右の内壁5に形成した穴部(軸支部)により、その両端部の近傍が回転自在に支持されている。また、上記スライダ駆動モータM2及び歯車列G2は、具体的には図示しなかったが、本体ケース2の底面部3に固定された取付ベースによって支持されている。
このようにして左スライド板26が駆動されることにより、その底面ラック歯26bと噛合する左側の連動ギヤ52が回転し、これに伴い、スライダ連動軸51を介して右側の連動ギヤ52が回転駆動される。これにより、右スライド板26も、その底面ラック歯26bを介して前後方向へ駆動される。
これらの図に示すように、スライド板26には、上下にそれぞれ2段ずつ設けられた水平溝部と、これら水平溝部の間を連結する傾斜溝部とで構成された所定パターンの前後一対のガイド溝Kが形成されており、これら各ガイド溝K内に、中間シャーシ20の支持ピン22が係合している。尚、本体ケース2の内壁5には、前述のように、各支持ピン22に対応した部位に上下方向に延びる長穴5gが形成されており、支持ピン22は、この長穴5gを挿通してガイド溝Kに係合している。
各水平溝部K1〜K4の高さ位置(上下方向位置)は、第2水平溝部K2が最も低く、スライド板26の下端部近傍に設定され、第1水平溝部K1は、第2水平溝部K1よりも所定値だけ高く設定されている。また、第3水平溝部K3は最も高く、スライド板26の上端部近傍に設定され、第4水平溝部K4は、第3水平溝部K3よりも所定値だけ低く設定されている。
つまり、スライド板26の前後方向への移動に伴って、上記支持ピン22は長穴5gに沿って上下方向へ変位する。そして、これにより、中間シャーシ20が(従って、トラバースベース10が)上下方向へ変位することになる。換言すれば、トラバースベース10が、ターンテーブル11の回転軸線の伸長方向に沿って変位する。
そして、中間シャーシ20の支持ピン22がガイド溝Kの最も低い第2水平溝部K2内にあるときには第1検出センサT1のみがONされ、次に低い第1水平溝部K1内にあるときには第2検出センサT2のみがONし、また、2番目に高い第4水平溝部K4内にあるときには第3検出センサT3のみがONする。そして、最も高い第3水平溝部K3内にあるときには第4検出センサT4のみがONするように、位置設定されている。
尚、上記高さ位置検出センサT1,T2,T3,T4は何れも、前述の回路基板(不図示)の制御回路に信号授受可能に接続されており、その検出信号を制御回路に送信するようになっている。
尚、上記スライド板26のガイド溝K,内壁5の長穴5g,中間シャーシ20の支持ピン22が、本願請求項に記載した「部品ベース変位機構」を構成しており、この変位機構は前述のスライド板駆動機構(スライダ駆動モータM2及び歯車列G2,スライド板26の内面ラック歯26g及び底面ラック歯26b,スライダ連動軸51及び連動ギヤ52)によって駆動される。
特に、トラバースベース10を上下方向へ変位させながら回転させることにより、当該トラバースベース10の180度の回転に要する上下方向のスペースを小さくすることが可能になり、装置1のコンパクト化に資することができる。
従って、ディスクDを移送するに際して上記中間シャーシ20の支持機構との干渉が確実に回避される。また、中間シャーシ20は(従って、トラバースベース10も)、幅方向の両側で安定して本体ケース2に支持される。
図10,図11及び図12は、中間シャーシ20及びターンテーブル11並びにクランプ機構70を示す側面説明図である。図10はクランプ機構70によるディスククランプ状態を示し、図11は上記クランプ機構70の非クランプ状態を示し、図12は図11の非クランプ状態でターンテーブル11及びクランプ機構70を180度回転させた状態を示している。
クランプ機構70によるディスククランプ時には、この位置決めピン23がカートリッジCに形成された位置決め穴Chに嵌合することにより、ディスクDが中間シャーシ20に対して位置決めされる。
従って、ターンテーブル11及び光ピックアップ12が第1位置,第2位置の何れの位置にある場合でも、特別な位置決め機構を別途に設けることなく、中間シャーシ20を利用して、簡単かつ確実に、トラバースベース10に対する(つまりターンテーブル11に対する)ディスクDの位置決めが行える。
この状態からスライド板26が前方へ所定量だけスライドすることにより、図11に示されるように、上記支持ピン22は、第1傾斜溝部K5で案内されながら第2水平溝部K2内に位置するようになる。これにより、中間シャーシ20が(従ってトラバースベース10が)下降する。これに伴って、ターンテーブル11がディスクDから離間し、図11に示す非クランプ状態となる。
前述のように、ディスクトレイ31の前後方向位置はトレイ検出センサS1,S2,S3によって検出され、その検出信号が装置1の制御回路(不図示)に入力されているので、この検出信号に基づいてスライダ駆動モータM2を駆動制御することにより、ディスクトレイ31の移動動作に応じて、好適なタイミングでスライド板26をスライドさせ、中間シャーシ20を昇降させることができる。
前述のように、中間シャーシ20の上下方向位置は高さ位置検出センサT1,T2,T3,T4によって検出され(図8参照)、その検出信号が装置1の制御回路(不図示)に入力されているので、この検出信号に基づいてトラバース回転モータM3を駆動制御することにより、トラバースベース10を、中間シャーシ20の昇降動作,昇降位置に応じて、好適なタイミングで回転させることができる。
中間シャーシ20が上昇した後に、その上昇位置でトラバースベース10を回転させる場合には、中間シャーシ20の支持ピン22がスライド板26のガイド溝Kの第2傾斜溝部K6に案内されて上昇し、最も高い第3水平溝部K3に至ると検出センサT3がONする。この検出信号に基づいてトラバース回転モータM3が回転を開始し、この位置でトラバースベース10の180度の回転動作が行われる。
尚、このようなトラバースベース10の180度の回転および反転を、中間シャーシ20の下降位置(最も低い第2水平溝部K2に対応する位置)に設けるようにすることもできる。
つまり、クランプ機構70が、ターンテーブル11及びピックアップ12と同時に回転移動させられるので、ディスクDの記録及び/又は再生面が代わっても、ターンテーブル11とピックアップ12の相対位置が一定に維持されるのみならず、ターンテーブル11とクランプ機構70の相対位置も一定に維持される。従って、ターンテーブル11に支持されクランプ機構70によってターンテーブル11側に押圧されたディスクDとピックアップ12の光軸との垂直度をより高精度に維持することができる。すなわち、ディスクDの記録及び/又は再生面が代わることによりピックアップ12の光軸とディスク面との垂直度についての精度が損なわれることを、より有効に回避できるのである。
まず、ディスクトレイ31にディスクDを装着する際には、ディスク装置1の操作部(不図示)に設けられたスイッチをユーザが操作することにより、トレイ駆動モータM1が駆動されてトレイ31がディスク着脱位置P1まで引き出され(図1参照;トレイ検出センサS1のみON)、この位置P1で、ディスクカセットCがトレイ31上に載置される。そして、ユーザのスイッチ操作でモータM1を駆動してトレイ31を記録/再生位置P2まで引き込ませる(図3参照;トレイ検出センサS2及びS3がON)。この時点までは、クランプ機構70は非クランプ状態(図11参照)にある。
そして、この記録/再生位置で、ディスクDの片面について、記録または再生が行われる。このとき、ターンテーブル11及び光ピックアップ12はディスク片面に対応した位置(第1位置:図10参照)に位置している。
そして、スライダ駆動モータM2が駆動されてスライド板26が駆動され、これにより中間シャーシ20が変位する(この場合、上昇する)。このように中間シャーシ20を上方へ変位させながら若しくは変位させた状態で、トラバース回転モータM3が駆動され、当該トラバースベース10が、第1位置から第2位置へ180度回転させられる。
これにより、ターンテーブル11及び光ピックアップ12は、ディスクDの他面に対応した位置(第2位置:図12参照)に位置することになる。
このようにして、ディスクDの両面について、記録及び/又は再生を自動的に連続して行うことができるのである。
そして、スライド板26の駆動により、中間シャーシ20を上方へ変位させながら若しくは変位させた状態で、当該トラバースベース10が第1位置から第2位置へ180度回転させられる。
この後、トレイ31が待機位置Pmから記録/再生位置P2へ移動させられ(図3参照;トレイ検出センサS2及びS3がON)、また、ディスクDがターンテーブル11に対して再びクランプされる。そして、ディスクDの他面について、記録または再生が行われるようになっている。
このように、本発明は、以上の実施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更あるいは設計上の改良などが可能であることは言うまでもない。
2 本体ケース
3 装置ベース
5g (内壁の)長穴
10 トラバースベース
11 ターンテーブル
12 光ピックアップ
20 中間シャーシ
22 支持ピン
23 位置決めピン
26 スライド板
31 ディスクトレイ
70 クランプ機構
71 クランパ
72 クランプ板
C カートリッジ
Ch 位置決め穴
D ディスク
K ガイド溝
Lb 軸線
Lc 中心線
M1 トレイ駆動モータ
M2 スライダ駆動モータ
M3 トラバース回転モータ
P1 着脱位置
P2 記録/再生位置
Pm ディスク待機位置
Claims (12)
- ディスクを回転可能に支持するターンテーブルと、該ターンテーブルで回転させられるディスクに対し情報信号の記録及び/又は再生を行うピックアップと、上記ディスクをターンテーブルに対向した記録/再生位置と装置外部の着脱位置との間で往復動可能に移送するディスク移送機構とを備えたディスク装置であって、
上記ターンテーブルとピックアップとを、上記ディスクの片面に対応した第1位置と当該ディスクの他面に対応した第2位置との間で、同時に回転移動させる回転移動機構を備え、
上記記録/再生位置と上記着脱位置との間に、上記ディスクを待機させる待機位置がディスク装置内部に設定され、
これら各位置は、記録/再生位置,待機位置,着脱位置の順序で、上記ディスクの移送方向に沿って直列に配列されており、
少なくとも上記ターンテーブル及びピックアップを搭載し得る部品ベースが備えられ、
該部品ベースは、上記ターンテーブルの中心と上記ピックアップの中心とを通る中心線回りに回転できるように、装置の本体ケースに支持されており、
上記回転移動機構は、上記部品ベースを上記中心線回りに回転させることにより、上記ターンテーブルとピックアップとを、上記第1位置と第2位置との間で同時に回転移動させる、
ことを特徴とするディスク装置。 - 上記中心線は上記ディスクの移送方向と同一方向に伸長していることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
- 上記部品ベースを上記ターンテーブルの回転軸線の伸長方向に沿って変位させる部品ベース変位機構を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク装置。
- 上記部品ベース変位機構は、ディスクの移送軌跡よりも外側に配設されていることを特徴とする請求項3記載のディスク装置。
- 上記本体ケースと上記部品ベースの間に、本体ケースに支持された中間シャーシが設けられ、
上記回転移動機構は上記部品ベースを上記中間シャーシに対して回転させる、
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一に記載のディスク装置。 - 上記部品ベース変位機構は、上記中間シャーシを介して上記部品ベースを変位させることを特徴とする請求項5記載のディスク装置。
- 上記中間シャーシは、ディスクの移送軌跡よりも外方の両側で上記本体ケースに支持されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のディスク装置。
- 上記ディスクはカートリッジ収納タイプのものであり、上記中間シャーシには、上記カートリッジを介して上記ディスクを位置決めする位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項5〜7の何れか一に記載のディスク装置。
- 上記中間シャーシは、上記第1位置に対応した第1面と上記第2位置に対応した第2面とを備えており、上記位置決め手段は、上記第1面と上記第2面の両方に設けられていることを特徴とする請求項8記載のディスク装置。
- 上記ターンテーブルに支持されたディスクをターンテーブル側に押圧し得るクランプ機構が更に設けられ、該クランプ機構は上記ターンテーブル及び上記ピックアップと同時に回転移動させられることを特徴とする請求項1〜9の何れか一に記載のディスク装置。
- ディスクを回転可能に支持するターンテーブルと、該ターンテーブルで回転させられるディスクに対し情報信号の記録及び/又は再生を行うピックアップと、上記ディスクをターンテーブルに対向した記録/再生位置と装置外部の着脱位置との間で往復動可能に移送するディスク移送機構とを備えたディスク装置の制御方法であって、
上記ディスクを上記着脱位置から上記記録/再生位置へ移送する第1移送ステップと、
上記ターンテーブルとピックアップとが上記ディスクの片面に対応した第1位置にある状態で、当該ディスクの片面について情報信号の記録及び/又は再生を行う第1記録/再生ステップと、
該第1記録/再生ステップ終了後に、上記記録/再生位置と上記着脱位置との間に設定されたディスク待機位置へ、上記ディスクを移送する第2移送ステップと、
上記ターンテーブルとピックアップとを、上記第1位置から、上記ディスクの他面に対応した第2位置へ、同時に回転移動させる回転移動ステップと、
該回転移動ステップ終了後に、上記ディスクを上記ディスク待機位置から上記記録/再生位置へ移送する第3移送ステップと、
上記ターンテーブルとピックアップとが上記第2位置にある状態で、当該ディスクの他面について情報信号の記録及び/又は再生を行う第2記録/再生ステップと、
該第2記録/再生ステップ終了後に、上記記録/再生位置から上記ディスク待機位置を通過して上記着脱位置へ、上記ディスクを移送する第4移送ステップと、
を備えたことを特徴とするディスク装置の制御方法。 - ディスクを回転可能に支持するターンテーブルと、該ターンテーブルで回転させられるディスクに対し情報信号の記録及び/又は再生を行うピックアップと、上記ディスクをターンテーブルに対向した記録/再生位置と装置外部の着脱位置との間で往復動可能に移送するディスク移送機構とを備えたディスク装置の制御方法であって、
上記ターンテーブルとピックアップとを、上記ディスクの片面に対応した第1位置から当該ディスクの他面に対応した第2位置へ切り換えるに際し、
上記記録/再生位置と上記着脱位置との間に設定されたディスク待機位置へ、上記ディスクを移送する第1移送ステップと、
上記ターンテーブルとピックアップとを、上記第1位置から第2位置へ同時に回転移動させる回転移動ステップと、
上記ディスクを上記ディスク待機位置から上記記録/再生位置へ移送する第2移送ステップと、
を順次行うことを特徴とするディスク装置の制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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