JPH08138231A - 磁気カード用白色積層ポリエステルフィルム - Google Patents

磁気カード用白色積層ポリエステルフィルム

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JPH08138231A
JPH08138231A JP27272794A JP27272794A JPH08138231A JP H08138231 A JPH08138231 A JP H08138231A JP 27272794 A JP27272794 A JP 27272794A JP 27272794 A JP27272794 A JP 27272794A JP H08138231 A JPH08138231 A JP H08138231A
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film
layer
polyester
particles
weight
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JP27272794A
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Kazuo Endo
一夫 遠藤
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Diafoil Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高度な隠蔽性と白色度を有する磁気カード用
フィルムを提供する。 【構成】 モース硬度が4以下でかつ平均粒径が1〜5
μmの不活性粒子を0.1〜5重量%含有する層(A
層)を少なくとも一つの最外層とし、それと接する層
(B層)に平均粒径が0.2〜0.5μmの二酸化チタ
ン粒子を3〜20重量%含有する共押出二軸延伸ポリエ
ステルフィルムであって、A層および/またはB層の表
面に塗布層を有することを特徴とする磁気カード用白色
積層ポリエステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カード用白色積層
ポリエステルフィルムに関する。さらに詳しくは、本発
明は、白色積層フィルムの最外層に特定のモース硬度お
よび粒径を有する不活性粒子を特定量含有する磁気カー
ド用白色積層ポリエステルフィルム関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】磁気
カードは、いわゆるキャッシュレスの便利さからクレジ
ットカードとして広く利用され、金融機関では現金の自
動入金、引き出し等、公共の通信、運輸機関ではテレホ
ンカード、オレンジカード等として使用されている。最
近では、パチンコ業界で特定の機種に対して磁気カード
を使用することが求められ、普及しつつある。ところ
で、基材となるプラスチックフィルムとしては、耐水
性、耐薬品性、機械的強度、寸法安定性に優れたポリエ
ステルフィルム、特にポリエチレンテレフタレートフィ
ルムが用いられているが、磁気カードとしては光線透過
率を少なくし、表裏の印刷層の表示を確認可能にするた
め高度な隠蔽性と白色度が要求されている。しかしなが
ら、隠蔽性と白色度を付与するために二酸化チタンを多
量に含有するポリエステルが用いると、フィルム製膜時
にフィルムと接触するロールの摩耗、またフィルムのイ
ンキとの接着性および帯電防止性を付与するため製膜工
程中に塗布層を設ける、いわゆるインラインコート(I
LC)工程においてバーコーターの摩耗が大きな問題と
なっている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
鑑み鋭意検討した結果、白色積層フィルムの最外層に特
定のモース硬度および粒径を有する不活性粒子を特定量
含有する白色積層ポリエステルフィルムが磁気カード用
として適していることを見いだし、本発明を完成するに
至った。
【0004】すなわち、本発明の要旨は、モース硬度が
4以下でかつ平均粒径が1〜5μmの不活性粒子を0.
1〜5重量%含有する層(A層)を少なくとも一つの最
外層とし、それと接する層(B層)に平均粒径が0.2
〜0.5μmの二酸化チタン粒子を3〜20重量%含有
する共押出二軸延伸ポリエステルフィルムであって、A
層および/またはB層の表面に塗布層を有することを特
徴とする磁気カード用白色積層ポリエステルフィルムに
存する。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
いうポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸またはその
エステルとグリコールとを主たる出発原料として得られ
るポリエステルであり、繰り返し構造単位の80%以上
がエチレンテレフタレート単位またはエチレン−2,6
−ナフタレート単位を有するポリエステルを指す。そし
て、上記の範囲を逸脱しない条件下に他の第三成分を含
有していてもよい。芳香族ジカルボン酸成分としては、
テレフタル酸および2,6−ナフタレンジカルボン酸以
外に、例えば、イソフタル酸、フタル酸、アジピン酸、
セバシン酸、オキシカルボン酸(例えば、p−オキシエ
トキシ安息香酸等)等を用いることができる。またグリ
コール成分としては、エチレングリコール以外に、例え
ば、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
タンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
ネオペンチルグリコール等の一種または二種以上を用い
ることができる。
【0006】本発明の重要な構成要件は、白色積層フィ
ルムの少なくとも一つの最外層(A層)が特定のモース
硬度および特定の粒径を有する不活性粒子を特定量含有
することにある。本発明で用いる不活性粒子のモース硬
度は4以下、好ましくは3.5以下である。当該粒子の
モース硬度が4を超えると、フィルム製膜時にフィルム
と接触するロールの摩耗、またフィルムのインキとの接
着性および帯電防止性を付与するため製膜工程中に塗布
層を設ける、いわゆるインラインコート(ILC)工程
においてバーコーターの摩耗が著しくなるので好ましく
ない。本発明で用いる不活性粒子の例としては、硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、有機粒子
等を挙げることができ、その中でもILC工程において
バーコーターの摩耗が極めて少なく、さらにフィルムの
隠蔽性改良効果の大きい硫酸バリウム、炭酸カルシウム
が特に好ましいが、これらに限定されるものではない。
本発明で用いる不活性粒子の平均粒径は1〜5μm、好
ましくは1.5〜4μmである。当該粒子の平均粒径が
1μm未満では、フィルムとした際、フィルム表面が平
坦となり、表面の艶消し効果が小さくなるので好ましく
ない。当該粒子の平均粒径が5μmを超えると、フィル
ムとした際、フィルム表面が粗面化し過ぎ、磁気カード
とした際の磁気記録変換特性が悪化したり、フィルム生
産時のフィルターライフが劣る等の問題が生ずるので好
ましくない。また当該粒子の添加量は0.1〜5重量
%、好ましくは0.2〜3重量%、さらに好ましくは
0.3〜2重量%である。当該粒子の添加量が0.1重
量%未満では、フィルムとした際、フィルム表面が平坦
となり、表面の艶消し効果が小さくなるので好ましくな
い。当該粒子の添加量が5重量%を超えると、フィルム
とした際、フィルム表面が粗面化し過ぎ、磁気カードと
した際の磁気記録変換特性が悪化したり、フィルム生産
時のフィルターライフが劣る等の問題が生ずるので好ま
しくない。
【0007】本発明においては、上記したような方法に
より表面を適度に粗面化したフィルムを得るが、作業性
や表面の艶消し効果をさらに高度に満足させるために
は、フィルム表面の中心線平均粗さ(Ra)を0.05
〜0.3μm、さらには0.08〜0.2μmの範囲と
することが好ましい。Raが0.3μmを超えるとフィ
ルム表面の粗面化の度合いが大きくなり過ぎる傾向があ
り、磁気カードとした際の磁気記録変換特性が劣る恐れ
がある。Raが0.05μm未満では、フィルム表面の
艶消し効果が小さくなる傾向がある。本発明においてA
層と接する層(B層)のポリエステル中に含有される二
酸化チタン粒子の結晶形態はアナターゼ型、ルチル型の
いずれでもよいが、白色度および耐候性の点からアナタ
ーゼ型の二酸化チタン粒子であることが好ましい。さら
に二酸化チタン粒子のポリエステルへの分散性および耐
候性の向上を目的に当該粒子の表面をアルミニウム、け
い素、亜鉛等の酸化物および/または有機化合物で処理
したものも用いることができる。
【0008】本発明において用いる二酸化チタン粒子の
平均粒径は、0.2〜0.5μm、好ましくは0.25
〜0.45μmである。当該粒子の平均粒径が0.2μ
m未満であったり0.5μmを超えると、フィルムとし
た際の隠蔽度が低下し、磁気カードとした際に光線透過
の防止が不十分となるので好ましくない。また当該粒子
の添加量は、3〜20重量%、好ましくは5〜17重量
%である。当該粒子の添加量が3重量%未満では、フィ
ルムとした際の隠蔽度が低下し、磁気カードとした際に
光線透過の防止が不十分となるので好ましくない。当該
粒子の添加量が20重量%を超えると、フィルム製膜時
に破断が生じやすくなったり、フィルムとした際の機械
的強度が劣るので好ましくない。本発明の白色積層フィ
ルムにおいて、A層の厚み割合は全フィルム厚みに対し
て、通常0.1〜20%、好ましくは0.5〜15%、
さらに好ましくは1〜10%である。A層の厚み割合が
0.1%未満では、フィルムの厚み制御が困難となるこ
とがある。A層の厚みが20%を超えると、磁気カード
とした際に光線透過の防止が不十分となり、表裏の印刷
層の表示が不鮮明となる恐れがある。
【0009】本発明の白色積層フィルムの隠蔽性を表す
指標である隠蔽度(OD)は通常0.6以上、好ましく
は0.8以上である。ODが0.6未満では、磁気カー
ドとした際に光線透過の防止が不十分となり、表裏の印
刷層の表示が不鮮明となる恐れがある。本発明における
白色積層フィルムの黄味を表す指標であるb値は通常
1.0以下、好ましくは0.5以下である。b値が1.
0を超えると白色度が不十分となる傾向がある。なお、
b値が1.0以下のポリエステルフィルムを得るために
は、蛍光増白剤を併用する方法が好ましく用いられる。
蛍光増白剤は、波長が400〜700nmに蛍光ピーク
を有するものであれば種類を問わないが、好適なものと
しては、商品名ユビテックスOB(チバガイギー社)、
OBー1(イーストマン社)およびミカホワイト(日本
化薬−三菱化成)等の市販品が挙げられる。蛍光増白剤
のポリエステルフィルム中の含有量は50〜5000p
pm、好ましくは100〜3000ppm、さらに好ま
しくは200〜2000ppmである。蛍光増白剤の含
有量が50ppm未満では、フィルムの白色度が不十分
となる。また蛍光増白剤の含有量が5000ppmを超
えると、増白剤をポリエステルに配合する際の押出機等
の練込工程で熱劣化を起こす恐れがある。
【0010】本発明において、ポリエステルに不活性粒
子および二酸化チタンを含有させる方法は特に限定され
ないが、それらの粒子をポリエステルへ含有させる前に
精製プロセスを用いて粒径調整および粗大粒子の除去を
行うことが好ましい。精製プロセスの工業的手段として
は、粉砕手段には、例えばロッドミル、ボールミル、振
動ミル、振動ボールミル、ローラーミル、インパクトミ
ル、攪拌破砕ミル、流体エネルギーミル等を採用するこ
とができる。分級処理には、例えば反自動うず式、強制
うず式、ハイドロサイクロン式、遠心分離法等を採用す
ることができる。また粒子をポリエステルへ含有させる
手段としては、重合工程に添加する方法、押出機を用い
粒子をあらかじめ練込みマスターバッチとする方法等が
採用されるが、特に好ましい方法は、フィルム製造工程
中の押出工程で直接粒子を添加混合する方法である。そ
の際の押出機としてはベント付きの二軸押出機が好まし
い。粒子の分散改良のためには、同方向二軸押出機より
も異方向二軸押出機の方が好ましい。本発明の白色積層
フィルムの厚みは通常100〜250μm、一般的には
188μmである。また本発明のフィルムの引張り強さ
は、通常15kg/mm2 以上、好ましくは18kg/
mm2 以上である。フィルムの引張り強さが15kg/
mm2 未満では、磁気カードとした際の使用時の衝撃、
摩耗、引き裂き等に劣る恐れがある。さらに本発明のフ
ィルムの引張り伸度は通常130%以上、好ましくは1
50%以上である。フィルムの引張り伸度が130%未
満では、磁気カードとする際のカードの打ち抜き工程
で、いわゆるバリが出やすくなる傾向がある。
【0011】本発明の白色積層フィルムとは、全ての層
が口金から共溶融押出しされる共押出法により、押出さ
れたものが二軸方向に延伸、熱固定されたものである。
共押出方法としては、フィードブロックタイプまたはマ
ルチマニホールドタイプにいずれを用いてもよい。本発
明のフィルムの積層構造は、A/B,A/B/A,A/
B/C/A等があるが、A/BおよびA/B/Aの構造
のものが製造メリットが高く好ましい。また、B層は多
層構造となっていてもよい。本発明の白色積層フィルム
を磁気カード用として用いるために、磁性層および/ま
たは印刷層との接着性を改良する目的で、少なくともそ
の片面の表層にポリウレタン、ポリエステル、アクリル
−スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−
ブタジエン共重合体から得られる少なくとも一種以上を
含有する塗布液を塗布後乾燥して得られる塗布層を設け
る。塗布層を形成させる方法としては、二軸延伸フィル
ムの製造時に形成させる方法(前述のILC)と、二軸
延伸後に形成させる方法とがあるが、前者の方が好まし
い。前者の具体例としては例えば、一軸延伸フィルム表
面に薄膜形成液を塗布した後、直角方向にさらに延伸す
る方法等が挙げられる。
【0012】塗布後延伸処理をしない場合、形成される
塗布層とベースフィルムである白色ポリエステルフィル
ムとの密着性が弱くなる傾向があり、実用に適した接着
性が得られないこともある。したがって、二軸延伸工程
が終了する前に塗布するのが好ましい。かかる方法の例
として、乾燥または未乾燥の状態で、先の一軸方向と直
角の方向に延伸した後、熱処理を施す方法が、製造コス
ト面の点から好ましく採用されるが、これらに限定され
るわけではない。上述した塗布液を白色積層フィルムに
塗布する方法としては原崎勇次著、槇書店、1979年
発行、『コーティング方式』に示されるリバースロール
コーター、グラビアコーター、ロッドコーター、エアー
ドクターコーター等を用いることができる。本発明の白
色積層フィルムの塗布層は、易印刷性の薄膜層であるこ
とが好ましい。易印刷性薄膜形成剤としては水溶性イン
ク、UV硬化インク棟のように印刷性インクとの接着性
が向上するものであれば、特に限定されるものではな
く、水溶性または水分散性のポリエステル系組成物、ポ
リウレタン系組成物、ポリアクリル系組成物、スチレン
−ブタジエン共重合体およびアクリロニトリル−ブタジ
エン共重合体等が好ましく挙げられる。
【0013】一方、易印刷性薄膜層を形成する層と反対
の面に、磁性層との接着性を強化する薄膜層を形成し
て、両面にコート層を形成させることが好ましい。磁性
層の易接着薄膜形成方法および薄膜形成剤は前述の易印
刷性薄膜形成方法および薄膜形成剤に準じるが、磁気カ
ード用とするため、特にウレタン、塩化ビニル、酢酸ビ
ニルと酸化鉄を含有した磁気記録用組成物との接着性が
向上するものであることが好ましい。さらに本発明の白
色積層フィルムの塗布層は、帯電防止能を有することが
好ましい。すなわちフィルムの帯電による張り付きで作
業性を低下させたり、火花放電による発火事故等の問題
を起こす場合があるからである。またゴミの付着を防止
するためにも重要である。帯電防止性を付与する方法と
しては、有機スルホン酸金属塩等の低分子量のアニオン
性界面活性剤、例えばポリスチレンスルホン酸ナトリウ
ム塩等の帯電防止剤を前述の易印刷性および/または易
磁性層接着性塗布剤に配合し、インラインで塗布するこ
とが好ましい。また、帯電防止剤として高分子量のカチ
オン系帯電防止剤を用いたり、リン酸またはリン酸塩基
を有する樹脂を含有するポリマー、主鎖にイオン化され
た窒素元素を有するポリマーを配合剤として用いること
も好ましい方法である。
【0014】本発明の白色積層フィルムに塗布層を設け
る場合、フィルム同士の貼り付き、いわゆるブロッキン
グが少ないことが好ましい。ブロッキングがあると、フ
ィルム製膜後に巻き取りスリットする際にフィルムが貼
り付き、極端な場合にはフィルムが破れることもある。
また磁性層を塗った後、印刷する際に磁性層が反対面に
転着して磁性層はがれの原因となる恐れもある。本発明
の塗布層を得るための塗布液は、上記の塗布層のブロッ
キング性や耐水性、耐溶剤性および機械的強度改良のた
めに架橋剤を含有してもよい。架橋剤としてはメチロー
ル化あるいはアルキロール化した尿素系、メラミン、グ
アナミン系、アルキルアミド系、ポリアミド系の化合
物、エポキシ化合物、オキサゾリン化合物、アジリジン
化合物、ブロックイソシアネート化合物、シランカップ
リング剤、ジアルコールアルミネート系カップリング
剤、ジルコアルミネート系カップリング剤、過酸化物、
熱または光反応性のビニル化合物や感光性樹脂等が挙げ
られる。
【0015】本発明のフィルムの塗布層を得るためにの
塗布液は、塗布層の滑り性改良のために粒子を含有して
いてもよい。粒子としてはコロイダルシリカ、アルミ
ナ、炭酸カルシウム、二酸化チタン等の不活性無機粒子
やポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリビニ
ル系樹脂から得られる微粒子あるいはこれらの架橋粒子
に代表される有機粒子が例示される。また本発明のフィ
ルムの塗布層を得るための塗布液は、必要に応じ、消泡
剤、塗布性改良剤、増粘剤、低分子帯電防止剤、有機系
潤滑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡剤、染料、顔
料等を含有していてもよい。さらに本発明のフィルムの
塗布層を得るための塗布液は、水を主たる媒体とする限
りにおいて、水への分散を改良する目的あるいは造膜性
能を改良する目的で少量の有機溶剤を含有していてもよ
い。有機溶剤は主たる媒体である水と混合して使用する
場合、水に溶解する範囲で使用することが必要である。
有機溶剤としては、例えばn−ブチルアルコール、n−
プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、エチル
アルコール、メチルアルコール等の脂肪族または脂環族
アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジエチレングリコール等のグリコール類、n−ブ
チルセルソルブ、エチルセルソルブ、メチルセルソル
ブ、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のグリ
コール誘導体、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル類、酢酸エチル、酢酸アミル等のエステル類、メ
チルエチルケトン、アセトン等のケトン類、N−メチル
ピロリドン等のアミド類が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。これらの有機溶剤は単独で用いて
もよいが、必要に応じて2種以上を併用してもよい。
【0016】本発明の白色積層フィルムの塗布層の厚み
は、最終的な乾燥後の厚さで通常0.02〜0.5μ
m、好ましくは0.01〜0.3μm、さらに好ましく
は0.03〜0.2μmである。塗布層の厚さが0.5
μmを超えると、フィルムが相互にブロッキングしやす
くなる傾向があり、特にフィルムの高強度化を目的とし
て塗布延伸フィルムを再延伸する場合には、工程中でロ
ールに粘着しやすくなる恐れがある。塗布層の厚さが
0.02μm未満では、接着性の改良効果が小さくなる
傾向がある。なお塗布剤のフィルムへの塗布性および接
着性を改良するため、塗布前にフィルムに化学処理や放
電処理を施してもよい。また本発明の二軸延伸フィルム
の塗布層の表面特性を改良するため、塗布層形成後に塗
布層面に放電処理を施してもよい。次に本発明の白色積
層フィルムの製造方法を具体的に説明するが、本発明の
構成要件を満足する限り、以下の例示に特に限定される
ものではない。
【0017】硫酸バリウムまたは炭酸カルシウム等の不
活性粒子を含有したポリエステル(A層)と二酸化チタ
ン、蛍光増白剤、その他滑剤等を各々所定量含有したポ
リエステル(B層)を別々に乾燥し、各々別の溶融押出
装置に供給し、当該ポリマーの融点以上の温度に加熱し
溶融する。次いで、溶融したポリマーを押出口金内にお
いて層流状で接合積層させてスリット状のダイから押出
し、回転冷却ドラム上でガラス転移温度以下の温度にな
るように急冷固化し、実質的に非晶状態の未配向シート
を得る。この場合、シートの平面性を向上させるため、
シートと回転冷却ドラムとの密着性を高めることが好ま
しく、本発明においては静電印加密着法および/または
液体塗布密着法が好ましく採用される。静電印加密着法
とは、通常、シートの上面側にシートの流れと直交する
方向に線状電極を張り、該電極に約5〜10kVの直流
電圧を印加することによりシートに静電荷を与え、ドラ
ムとの密着性を向上させる方法である。また、液体塗布
密着法とは、回転冷却ドラム表面の全体または一部(例
えばシート両端部と接触する部分のみ)に液体を均一に
塗布することにより、ドラムとシートとの密着性を向上
させる方法である。本発明においては必要に応じ両者を
併用してもよい。
【0018】本発明においてはこのようにして得られた
シートを2軸方向に延伸してフィルム化する。延伸条件
について具体的に述べると、前記未延伸シートを好まし
くは縦方向に70〜145℃で2〜6倍に延伸し、縦一
軸延伸フィルムとした後、フィルムの両面に順次塗布液
を塗布し、適度な乾燥を施すか、あるいは未乾燥で、横
方向に90〜160℃で2〜6倍延伸を行い、150〜
250℃で1〜600秒間熱処理を行うことが好まし
い。さらにこの際、熱処理の最高温度ゾーンおよび/ま
たは熱処理出口のクーリングゾーンにおいて、縦方向お
よび/または横方向に0.1〜20%弛緩する方法が好
ましい。また、必要に応じて再縦延伸、再横延伸を付加
することも可能である。特に、70〜145℃でロール
延伸法によりフィルムの長手方向に2〜6倍延伸された
一軸延伸白色積層フィルムに塗布液を塗布し、適度な乾
燥を施こすか、あるいは乾燥を施さず、次いで該一軸延
伸フィルムを横方向に90〜160℃で2〜6倍に延伸
し、150〜250℃で1ー600秒間熱処理を行う方
法が好ましく採用される。本法によるならば、延伸と同
時に塗布層の乾燥が可能になると共に塗布層の厚さを延
伸倍率に応じて薄くすることができ、磁気カード用基材
として好適な白色積層フィルムを比較的安価に製造でき
る。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。なお、本発明で用い
た物性測定法を以下に示す。 (1)平均粒径 (株)島津製作所製遠心沈降式粒度分布測定装置SA−
CP3型を用いてストークスの抵抗則に基づく沈降法に
よって粒子の大きさを測定した。測定により得られた粒
子の等価球形分布における積算(体積基準)50%の値
を用いて平均粒径とした。 (2)中心線平均粗さ(Ra) 日本工業規格JIS B0601に記載されている方法
に従い、(株)小坂研究所製表面粗さ測定機(SE−3
F)を用いて、中心線平均粗さ(Ra)を求めた。な
お、触針の先端半径は2μm、荷重は30mgとし、カ
ットオフ値は0.08mmとした。
【0020】(3)隠蔽度(OD) マクベス濃度計(TD−904)を使用し、Gフィルタ
ー下の透過光濃度を測定した。 (4)b値 東京電色(株)製カラーアナライザーTC1800MK
II型を用いて、JISZ−8722の方法に準じて、b
値を測定した。 (5)引張り強さ(FB )および引張り伸度(EB ) (株)インテスコ製の引張り試験機インテスコモデル2
001型を用いて、温度23℃、湿度50%RHに調節
された室内において長さ50mm、幅15mmの試料フ
ィルムを、200mm/分の速度で引張り、下記式より
B およびEB値を求めた。 FB (kg/mm2 )=F/A (上記式中、Fは破壊時における荷重(kg)、Aは試
験片の元の断面積(mm 2 を表す) EB (%)=(L−Lo )/Lo (上記式中、Lは破壊時の標点間距離(mm)、Lo
元の標点間距離(mm)を表す)
【0021】(6)バーコーター摩耗 クロムメッキ処理した#3のワイヤーバー(線径80μ
m)を用い、塗布液を連続的に塗布し、判定基準は以下
のとおりとした。 24時間以上の連続塗布でバー摩耗は全く認められない:A(良好) 12時間の連続塗布でバー摩耗が認められる :B(普通) 5時間の連続塗布でバー摩耗が認められる :C(不良) (7)表面固有抵抗 横河ヒューレット・バッカード社の同心円型電極「16
008A(商品名)」(内側電極50mm、外側電極7
0mm径)に23℃、50%RHの雰囲気下で試料を設
置し、100Vの電圧を印加し、同社の高抵抗計「43
29A(商品名)」で試料の表面抵抗を測定した。判定
基準は表面固有抵抗値の対数をとり、以下のとおりとし
た。 10未満 :A(良好) 10以上、13未満:B(普通) 13以上 :C(不良)
【0022】(8)UV硬化型インクとの接着性 東洋インキ製造社製UV硬化型オフセットインク ”F
DOL藍APNロ”を、明製作所製のオフセット印刷テ
スト機である ”RIテスター RI−2”にて2μm
の厚さとなるように転写させ、これをウシオ電気社製U
V照射装置 ”UVC−402/1HN:302/1M
H”に通し、水銀灯出力120W/cm、ラインスピー
ド10m/分、ランプ〜フィルム間隔100mmの条件
にてインクを硬化させ、直ちにセロテープ剥離試験を行
い、剥離面積により評価した。判定基準は以下のとおり
とした。 剥離なし :A 一部剥離箇所あり:B 全面剥離 :C (9)磁性塗料との接着性 試料フィルムに下記評価用塗料をワイヤーバーで乾燥後
の膜厚が5μmとなるように塗布し、80℃で2分間乾
燥し、その後60℃で24時間エージングした。磁性層
接着力は、試料の磁性層面にニチバン(株)製セロテー
プ(18mm幅)を気泡が入らないように7cmの長さ
に貼り、この上を3kgの手動式荷重ロールで一定の荷
重を与え密着後、フィルムを固定し、セロハンテープの
一端を500gの錘に接続し、錘が45cmの距離を自
然落下後に、180°方向の剥離試験が開始する方法で
評価し、接着性は以下の3段階の基準で評価した。
【0023】 剥離なし :A 一部剥離箇所あり:B 全面剥離 :C [評価用塗料]磁性微粉末X6000(チタン工業)5
00部、ポリウレタン樹脂ニッポラン2304(日本ポ
リウレタン製)30部、塩酢ビ共重合体1000GKT
(電気化学製)50部、レシチン(キシダ化学試薬)5
部、シクロヘキサノン246部、メチルイソブチルケト
ン246部およびメチルエチルケトン738部をサンド
グラインダーにて1時間混合分散後、架橋剤のコロネー
トL10部を加えて良く攪拌したもの
【0024】実施例1 (ポリエステルAの製造)テレフタル酸ジメチル100
重量部とエチレングリコール60部とを出発原料とし、
触媒として酢酸マグネシウム・4水塩0.09重量部を
反応器にとり、反応開始温度を150℃とし、メタノー
ルの留去と共に徐々に反応温度を上昇させ、3時間後に
230℃とした。4時間後、実質的にエステル交換反応
を終了した。この反応混合物にエチルアシッドフォスフ
ェート0.04部、三酸化アンチモン0.04部を加え
て、4時間30分重縮合反応を行った。すなわち、温度
を230℃から徐々に昇温し280℃とした。一方、圧
力は常圧より徐々に減じ最終的には0.3mmHgとし
た。反応開始後、4時間30分を経た時点で反応を停止
し、窒素加圧下ポリマーを吐出させた。得られたポリエ
ステルの極限粘度は0.65であった。次いで、得られ
たポリマーを225℃で0.3mmHgの条件下、10
時間固相重合を行った。得られたポリエステルの極限粘
度は0.81であった。 (ポリエステルB、C、D、E、F、Gの製造)ポリエ
ステルAを乾燥し、ベント式二軸押出機にて下記表1の
配合でポリエステルB〜Gを得た。
【0025】
【表1】
【0026】(フィルムの製造)ポリエステルC 20
重量部、ポリエステルG 0.2重量部およびポリエス
テルA 79.8重量部を均一にブレンドしブレンド1
とした。またポリエステルB 32.5重量部、ポリエ
ステルG 4.8重量部およびポリエステルA62.7
重量部を均一にブレンドしブレンド2とし、それぞれ別
の乾燥機を使用し、180℃で4時間乾燥した。ブレン
ド1を285℃に設定したサブの押出機に、ブレンド2
を285℃に設定したメインの押出機に送り込んだ。こ
こでサブの押出機は異方向の二軸押出機を使用し、メイ
ンの押出機は通常のシングルの押出機を使用した。サブ
押出機のポリマーをフィルムの表裏2層(A層)分岐し
た後、ギヤポンプ、フィルターを介して、メイン押出機
からのポリマーとフィードブロックで合流させシート状
に押出し、表面温度を30℃に設定した回転冷却ドラム
で静電印加冷却法を利用して急冷固化させ、厚み169
0μmの実質的に非晶質のシート(A/B/A)を得
た。得られた非晶質シートを縦方向に83℃で3.0倍
延伸した後、下記表2に示す塗布剤組成の塗布液をフィ
ルムの両面に塗布し、次いで横方向に90℃で3.0倍
に延伸した後、230℃で10秒間、幅方向に2%弛緩
しながら熱処理を施し、5μm/178μm/5μmの
厚み構成で全層厚み188μmの二軸配向フィルムを製
造した。なお、表2中の塗布液の配合比は各成分の乾燥
固形分での重量比率である。また、塗布層の厚みは最終
的に得られた二軸延伸フィルムにおける表面での乾燥塗
布厚さである。
【0027】
【表2】 (上記表中、塗布液(A)は高分子量帯電防止剤(メタ
クリロイルオキシエチルリン酸カリウム塩−エチルアク
リレート−メチルアクリレ−トからなる樹脂 カリウム
/リン比=1/6 リン元素含有率=7%)、塗布液
(B)はポリエステル樹脂(テレフタル酸−イソフタル
酸−5−ソジウムスルホイソフタル酸−エチレングリコ
ール−ジエチレングリコール−1、4−ブタンジオール
からなるポリエステル樹脂)、塗布液(C)はコロイダ
ルシリカ(スノーテックスZL[日産化学製])を表
す)
【0028】実施例2 実施例1において、ブレンド1をポリエステルD 10
重量部、ポリエステルG 0.2重量部およびポリエス
テルA 89.8重量部とする以外は実施例1と同様の
方法で二軸延伸フィルムを製造した。 実施例3 実施例1において、ブレンド1をポリエステルC 4重
量部、ポリエステルG0.2重量部およびポリエステル
A 95.8重量部とする以外は実施例1と同様の方法
で二軸延伸フィルムを製造した。 比較例1 実施例1において、ブレンド1をポリエステルF 10
重量部、ポリエステルG 0.2重量部およびポリエス
テルA 89.8重量部とする以外は実施例1と同様の
方法で二軸延伸フィルムを製造した。
【0029】比較例2 実施例1において、サブの押出機の運転を停止し、メイ
ンの押出機だけでブレンド2のポリエステル組成で厚み
188μmの単層フィルムとする以外は実施例1と同様
の方法で二軸延伸フィルムを製造した。 比較例3 実施例1において、ブレンド2をポリエステルB 5重
量部、ポリエステルG4.8重量部およびポリエステル
A 90.2重量部とする以外は実施例1と同様の方法
で二軸延伸フィルムを製造した。 比較例4 実施例1において、ブレンド1をポリエステルE 10
重量部、ポリエステルG 0.2重量部およびポリエス
テルA 89.8重量部とする以外は実施例1と同様の
方法で二軸延伸フィルムを製造した。 比較例5 実施例1において、ブレンド2をポリエステルB 20
重量部およびポリエステルA 80重量部とし、縦延伸
後に塗布を行わないこと以外は実施例1と同様の方法で
二軸延伸フィルムを製造した。以上、得られた二軸延伸
フィルムの特性をまとめて下記表3および4に示す。
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、高度な隠蔽性と白色度
を有する磁気カード用フィルムが提供でき、本発明の工
業的価値は高い。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 7/04 CFD V C08K 3/00 KJQ 3/22 KJR 5/00 KJT C08L 67/00 G11B 5/80 // B29K 67:00 105:16 B29L 7:00 9:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モース硬度が4以下でかつ平均粒径が1
    〜5μmの不活性粒子を0.1〜5重量%含有する層
    (A層)を少なくとも一つの最外層とし、それと接する
    層(B層)に平均粒径が0.2〜0.5μmの二酸化チ
    タン粒子を3〜20重量%含有する共押出二軸延伸ポリ
    エステルフィルムであって、A層および/またはB層の
    表面に塗布層を有することを特徴とする磁気カード用白
    色積層ポリエステルフィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280198A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Mitsubishi Plastics Inc ポリエステルフィルム
JP2013525138A (ja) * 2010-04-08 2013-06-20 アグフア−ゲヴエルト Pet−cに基づくセキュリティーラミネート及び文書

Cited By (2)

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JP2010280198A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Mitsubishi Plastics Inc ポリエステルフィルム
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