JPH08136829A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JPH08136829A
JPH08136829A JP6276735A JP27673594A JPH08136829A JP H08136829 A JPH08136829 A JP H08136829A JP 6276735 A JP6276735 A JP 6276735A JP 27673594 A JP27673594 A JP 27673594A JP H08136829 A JPH08136829 A JP H08136829A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】湾曲部の湾曲操作によるアングルのあおりを受
けても、撮像ユニットが影響を受けず、画像への影響を
防止する。 【構成】 撮像ユニット20は先端構成部材25に設け
られた撮像ユニット取付穴部59内に挿入されており。
撮像ユニット20の上記レンズ枠28は、撮像ユニット
固定用ねじ42にて固定される。撮像ユニット固定用ね
じ42は、撮像ユニット固定用ねじ穴部40にねじ込ま
れ、この実施例の特徴となる、撮像ユニット固定用ねじ
穴部40の軸方向はアングルが最もかかる方向、UP、
DOWN方向に対して、略平行となる向きに設けられて
いる。アングルが最もかかる方向がRIGHT、LEF
Tの場合は、その向きに設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子内視鏡の先端構成
部への被固定部材の固定構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内視鏡の挿入部として、樹脂製の
チューブを用いたものが知られている。このチューブに
は、複数の内蔵物が設けられ、この内蔵物としては例え
ばライトガイドや処置具挿通チャンネル等がある。ま
た、電子内視鏡においては、撮像素子、例えばCCDを
備えた撮像ユニットも挿入部内に内蔵されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子内視鏡においては、電子内視鏡の先端構成部に撮像
ユニットを固定する際、固定ビスを用いているが、その
固定ビスの固定方向に一貫性がなく、特に、湾曲操作に
よるアングルの最もかかる方向に対して略垂直な方向に
固定すると、撮像ユニットがアングルのあおりを受け
て、ずれやすくなり、画像に悪影響を与え易いという問
題がある。
【0004】また、ビス固定なしに撮像ユニットを先端
構成部へ接着する場合は、ビス固定式より更にアングル
のあおりを受けやすいといった問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、湾曲部の湾曲操作によるアングルのあおりを受
けても、撮像ユニットが影響を受けず、画像への影響を
防止することのできる電子内視鏡を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の電子内
視鏡は、撮像ユニットを挿入する撮像ユニット取付穴部
を穿設した先端構成部と、前記先端構成部に連結する湾
曲部を有する電子内視鏡において、前記撮像ユニットを
前記撮像ユニット取付穴部に固定する固定部材を備えて
構成され、前記固定部材の固定方向を前記湾曲部の湾曲
頻度の高い方向と略平行とすることで、湾曲部の湾曲操
作によるアングルのあおりを受けても、撮像ユニットが
影響を受けず、画像への影響を防止することを可能とす
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0008】図1ないし図8は本発明の一実施例に係わ
り、図1は電子内視鏡を備えた電子式内視鏡装置の全体
の構成を示す構成図、図2は図1の電子内視鏡の先端側
を示す断面図、図3は図2の電子内視鏡の先端の第1の
A−A′線断面を示す断面図、図4は図2の電子内視鏡
の先端のB−B′線断面を示す断面図、図5は図2の撮
像ユニットのレンズ枠の固定を説明する説明図、図6は
図1の電子内視鏡2の作用・効果を説明する説明図、図
7は図2の電子内視鏡の先端の変形例のA−A′線断面
を示す断面図、図8は図7の対物レンズ系とノズルの位
置関係を説明する説明図である。
【0009】図1に示すように、後述する撮像ユニット
20を内蔵した第1実施例の電子内視鏡2を備えた電子
式内視鏡装置1は、電子内視鏡2に照明光を供給する光
源装置3と、電子内視鏡2に対する信号処理を行うビデ
オプロセッサ4と、このビデオプロセッサ4から出力さ
れる映像信号を表示するモニタ5と、ビデオプロセッサ
4と接続され映像信号等を記録するVTRデッキ6及び
ビデオディスク7と、映像信号を映像としてプリントア
ウトするビデオプリンタ8を備えて構成される。
【0010】上記電子内視鏡2は、細長の挿入部11を
有し、この挿入部11の後端には太幅の操作部12が形
成され、この操作部12からユニバーサルコード13が
延出されている。このユニバーサルコード13の先端の
コネクタ14を光源装置3に接続することにより、光源
装置3内のランプ15の白色光がコンデンサレンズ16
で集光されて挿入部11及びユニバーサルコード13内
を挿通するライトガイド17の入射端面に供給される。
このコネクタ14には、信号ケーブル18の一方のコネ
クタを接続可能であり、他端のコネクタ19をビデオプ
ロセッサ4に接続することにより、電子内視鏡2で撮像
した信号を信号処理して所定の映像信号に変換し、モニ
タ5等に出力する。
【0011】上記挿入部11は、先端に硬性の先端構成
部21が形成され、この先端構成部21に隣接する後方
部分に湾曲自在にした湾曲部22が形成され、操作部1
2に形成した図示しない湾曲ノブを回動することによ
り、この湾曲部22を左右とか上下方向に屈曲できる。
【0012】上記操作部12の前端寄りの部分には、処
置具を挿入する挿入口23が設けてあり、この挿入口2
3は挿入部11内に設けた後述する処置具チャンネル2
4と連通している。
【0013】上記ライトガイド17の先端部等が固定さ
れる先端構成部21の構造を図2〜図5に示す。
【0014】すなわち、先端構成部21は、図2に示す
ように、金属等の硬性の部材からなる円柱状の先端構成
部材25の後部側に先端駒(パイプ)26が固着されて
いる。
【0015】上記先端構成部材25には、観察部位を撮
像する撮像ユニット20が内蔵されており、撮像ユニッ
ト20は、対物レンズ系27、レンズ枠28、撮像部2
9、信号ケーブル31等で構成されている。撮像ユニッ
ト20の対物レンズ系27がレンズ枠28を介して固定
され、この対物レンズ系27の後方の先端構成部材25
の一部を切り欠いて、撮像部29を収納している。
【0016】この撮像部29は、図2のB−B’線断面
である図4に示すように、CCDチップ30等で構成さ
れ、このCCDチップ30には前記信号ケーブル31が
接続され、この信号ケーブル31は挿入部11内を挿通
され、ビデオプロセッサ4に接続できるようにしてあ
る。
【0017】図2に戻り、上記先端構成部材25の前端
面及び前端側外周は先端絶縁カバー32で覆われ、また
先端構成部材25の後端側外周は可撓性の外套カバー3
3で覆われ、この外套カバー33の前端外周は糸巻きで
先端構成部材25に固定される。
【0018】上記撮像部29の上部側には送気送水チャ
ンネル34がチューブ35で形成され、このチューブ3
5の前端は先端構成部材25の穴部に嵌着したパイプ3
6に接続され、この穴部の前端は拡径にしてノズル取付
穴部25aが形成され、絶縁筒37を介してノズル38
を取付けできるようにしてある。
【0019】又、この先端構成部材25には、図2のA
−A’線断面である図3に示すように、レンズ枠28に
隣接して、処置具チャンネル24を形成する穴が設けて
ある。尚、図2において、ノズル38の先端のノズル口
あご部39は、先端絶縁カバー32の外表面と接するよ
うに取付けられる。
【0020】図3に示すように、上記処置具チャンネル
24の両側に、挿入部11内を挿通して、途中で分岐さ
せたライトガイド17aと17bの先端側のライトガイ
ド口金41a,41bが先端構成部材25に取付けられ
る。
【0021】また、図5に示すように、撮像ユニット2
0は先端構成部材25に設けられた撮像ユニット取付穴
部59内に挿入されており。撮像ユニット20の上記レ
ンズ枠28は、撮像ユニット固定用ねじ42にて固定さ
れる。撮像ユニット固定用ねじ42は、撮像ユニット固
定用ねじ穴部40にねじ込まれ、この実施例の特徴とな
る、撮像ユニット固定用ねじ穴部40の軸方向はアング
ルが最もかかる方向、本実施例では、UP、DOWN方
向に対して、略平行となる向きに設けられている。アン
グルが最もかかる方向がRIGHT、LEFTの場合
は、その向きに設ける。
【0022】尚、本実施例では、撮像ユニット固定用ね
じ42は、先端に突部が設けられ、この突部はレンズ枠
28の凹部に係入されているが、撮像ユニット固定用ね
じ42の形状はこの限りではなく、突部のない平先ね
じ、とがり先ねじでも良い。
【0023】尚、図3において、先端絶縁カバー32
は、カバー脱落防止ピン53により、脱落を防止してい
る。
【0024】尚、上記撮像ユニット固定用ねじ42は、
その寸法(山の径)がφ1.4mmとかφ1.2mmの
ものを用いることができる。
【0025】このように構成された本実施例の電子内視
鏡2において、撮像ユニット20を構成しているレンズ
枠28は、図5に示すように、撮像ユニット固定用ねじ
42を締め付けることにより、撮像ユニット取付穴部5
9のUP方向に密着固定される。
【0026】従って、図6に示すように、最もアングル
がかかる方向、本実施例ではUP、DOWN方向にアン
グルを最大かけて、撮像ユニットが他の内臓物によるあ
おりを最大に受けても、撮像ユニットはUP方向に密着
固定されているため、あおりの影響を受けない。従っ
て、画像への影響も防止できる。
【0027】なお、ノズル38の基端側外周部に接着さ
れている絶縁筒37を、図7に示すように、とがり先ね
じ61により固定することができる。このとがり先ねじ
61の先端円錘部61aは、ノズル38中心と対物レン
ズ系27中心とを結んだ線に対して、略直角となるよう
に形成されている。また、とがり先ねじ61が挿入され
ているねじ穴50とにげ穴51の中心軸は、ノズル取付
用穴部25aの中心軸に対して、交差角が略直角の位置
になるように設けてある。
【0028】このようにとがり先ねじ61を設けること
で、ノズル38は、とがり先ねじ61を締め付けると、
常に対物レンズ系27から離れる方向に力が加わり、密
着固定される。すなわち、図8に示すように、ねじ締め
付け前の対物中心とノズル中心との距離Lfに対して、
ねじ締め付け後の対物中心とノズル中心との距離Lは、
常にLf<Lとなる。
【0029】一般に、内視鏡の先端面には、対物レンズ
と照明レンズを設けており、さらに、対物レンズに向け
たノズルが設けられている。ノズルは、これから送水、
送気を行うことによって対物レンズの表面を洗滌するよ
うになっている。
【0030】このノズルは、対物レンズになるべく近づ
けた方が送気力が大きくなり、水切り性が良くなる。さ
らにコンパクト化により内視鏡先端部の外径を小さくで
きる。しかしながら、対物レンズにノズルを近づけすぎ
ると、そのノズルが観察視野内に入ってしまうので、こ
れには限界がある。
【0031】しかし、図7のように構成することで、常
にノズルは対物レンズ系から離れる方向に組み付けられ
るため、視野画像がけられることなく、ノズルを対物レ
ンズ系にできるだけ近付けて設けることができる。その
ため、水切りがよく、さらに対物レンズ系とノズルをコ
ンパクトに配置でき、内視鏡挿入部の外径を小さくでき
る。
【0032】ところで、従来の大きい径の処置具用チャ
ンネルを有する内視鏡において、チャンネル径に対し
て、かなり細径の処置具を使用する際には、処置具がチ
ャンネル内であばれてしまい、目的部位を捕らえること
が難しいといった問題がある。そこで、図9及び図10
を用いて、上記問題を解決した内視鏡について説明す
る。
【0033】図9はチャンネル径に対して細径の処置具
が使用でき目的部位を容易に捕らえることのできる内視
鏡の挿入部先端の構成を示す構成図、図10は図9の内
視鏡の変形例の構成を示す構成図である。
【0034】チャンネル径に対して細径の処置具が使用
でき目的部位を容易に捕らえることのできる内視鏡で
は、図9に示すように、内視鏡の先端構成部材25の処
置具チャンネル24において、先端構成部材25の基端
側に設けられたチャンネルパイプ取付穴部62に、外径
はチャンネルパイプ取付穴部62の内径とほぼ等しく、
内径は、処置具63より小さい径を有する弁64が挿入
されている。この弁64は、シリコンゴム、フッ素ゴム
等の弾性を有する樹脂にて形成され、また、矢視Aのよ
うに少なくとも1つ以上の切り欠き65が設けられてい
る。チャンネルパイプ取付穴部62に挿入された弁64
のさらに基端側には、チャンネルパイプ66が接着固定
されチャンネルパイプ66の先端構成部材25より突出
した部分に、チャンネルチューブ67が接着固定されて
いる。
【0035】図9のように構成された内視鏡では、生検
鉗子をはじめとする内視鏡用処置具を処置具チャンネル
に挿入すると、それより径の小さい弁にあたる。しか
し、この弁は弾性を有しさらに少なくとも1つ以上の切
り欠きがあるため、処置具を更に押し込むことができ
る。そうすることにより、チャンネルからでてきた処置
具は常にチャンネルの中心付近に位置することになる。
【0036】従って、いかなる径のチャンネルに処置具
を挿通しても、そのチャンネルのほぼ中心付近に処置具
は位置と、あばれを防止できる。
【0037】更に、術中視野画像の常に同じ位置に処置
具をもってくることができ、目的部位を確実、容易に捕
らえることができる。
【0038】次にチャンネル径に対して細径の処置具が
使用でき目的部位を容易に捕らえることのできる内視鏡
の変形例について説明する。
【0039】図10に示すように、内視鏡の先端構成部
材25の処置具チャンネル24において、先端構成部材
25の基端側に設けられたチャンネルパイプ取付穴部6
2に、チャンネルパイプ71が接着固定されている。こ
のチャンネルパイプ71には、バルーン送気用孔69が
少なくとも2つ以上設けられている。このバルーン送気
用孔69には、チャンネルパイプ71の外側に、バルー
ン送気用チューブ70が水密に接続され、このバルーン
送気用チューブ70は操作部近傍で、空気等をシリンジ
等で注入できる口金(図示しない)を有している。ま
た、バルーン送気用孔69には、チャンネルパイプ71
の内側にバルーンが水密に接続されている。
【0040】さらに、チャンネルパイプ71の先端構成
部材25より突出した部分にチャンネルチューブ67が
接着固定されている。
【0041】図10のように構成された内視鏡では、生
検鉗子をはじめとする内視鏡用処置具を処置具チャンネ
ルに挿入し、先端より突出させる。その後、バルーン送
気用チューブより空気を送気し、バルーンをふくらま
せ、処置具をチャンネル内で圧迫固定させる。そうする
ことにより、処置具は常にチャンネルの中心付近に位置
することになる。
【0042】その結果、いかなる径のチャンネルに処置
具を挿通しても、そのチャンネルのほぼ中心付近に処置
具は位置し、あばれを防止できる。
【0043】更に、術中視野画像の常に同じ位置に処置
具をもってくることができ、目的部位を確実、容易に捕
らえることができる。
【0044】また、従来の内視鏡においては、湾曲操作
ワイヤを挿通しているコイルパイプを蛇管のマエクチ内
側に、機種個々の振り角で直にロー付け接着していた。
そのため組み付けの際、所望の振り角に安定して接着す
ることが困難であった。そこで、図11を用いて、上記
問題を解決した内視鏡について説明する。
【0045】図11は振り角を安定して組み付けること
のできるマエクチを有する内視鏡の構成を示す構成図で
ある。
【0046】振り角を安定して組み付けることのできる
マエクチを有する内視鏡では、図11に示すように、挿
入部11と湾曲部22とのツナギ部材72に、コイルパ
イプ73を位置決めするための溝部75が設けられてい
る。このコイルパイプ73を介して、アングルワイヤー
(図示しない)を操作部12から先端部へ導き、湾曲部
を湾曲させる機構を設ける。
【0047】図11のように構成することで、コイルパ
イプ73をあらかじめ設けられた溝部75に合わせ接着
固定する。この溝部は、他の内臓物の影響を受けにくい
ように、適当なコイルパイプ振り角74に振ってある。
【0048】従って、コイルパイプを接着固定する位置
があらかじめ決められるため、接着作業のバラツキを極
力抑えることができ、他の内臓物への影響を受けにくく
することができる。
【0049】さらに、従来の内視鏡においては、蛇管の
可撓性は製品毎に決められていたので、特にCF系にお
いてS字状結腸を直線化しようとする際、蛇管が柔らか
くて困難であった。そこで、図12を用いて上記問題を
解決した内視鏡について説明する。
【0050】図12は、蛇管の可撓性を自由に変化させ
ることのできる内視鏡の構成を示す構成図である。
【0051】蛇管の可撓性を自由に変化させることので
きる内視鏡では、図12に示すように、挿入部11に内
蔵されているフレックスを形状記憶合金のフレックス7
8にて構成している。そのフレックス78の先端側と操
作部側にはそれぞれ電線77が接着され、その電線77
は、電源76に結合されている。
【0052】図12のように構成することで、通常使用
の常温時は、形状記憶合金のフレックス78は、一定の
間隔を保っている。次に、電源76より電流を流すこと
でフレックス78を加温し、記憶形状の間隔0の状態に
変化する。
【0053】その結果、形状記憶合金のフレックス幅を
変化させることにより、挿入部の硬さを所望の硬さに変
化させることができる。
【0054】[付記] (付記項1)前記固定部材の固定方向の中心軸を、前記
撮像ユニット取付穴部の中心軸に対して交差角が略直角
の位置に位置させたことを特徴とする請求項1に記載の
電子内視鏡。
【0055】(付記項2)前記固定部材に、前記撮像ユ
ニットに設けた穴に嵌合する突起部を設けたことを特徴
とする請求項1または付記項1に記載の電子内視鏡。
【0056】(付記項3)前記固定部材は、とがり先ね
じにて構成されることを特徴とする請求項1または付記
項1に記載の電子内視鏡。
【0057】(付記項4)対物レンズと、送気送水用の
ノズルを挿入するノズル取付穴が穿設された先端構成部
を有する内視鏡において、前記対物レンズと前記ノズル
の間に配設され前記ノズルを押圧して前記ノズル取付穴
に固定する円錐面を先端に有する固定部材の、前記円錐
面の母線が、前記対物レンズ中心と前記ノズルとを結ぶ
線に略直角であり、前記固定部材の中心線が、前記ノズ
ル取付穴の中心線に略直角であることを備えたことを特
徴とする内視鏡。
【0058】付記4のように構成した内視鏡において
は、ノズルを固定する際、対物レンズより離れる向きに
固定されるように、ノズル中心と対物レンズ中心とを結
んだ線に対して、ノズル固定ねじの円錐状固定部が略直
角となるように形成してあるため、ねじを締め付けると
常にノズルには、対物レンズから離れる向きに力がかか
るよう構成されているので、視野画像がけられることな
く、ノズルを対物レンズにかなり近付けて設置できるた
め、水切りが良く、さらに、対物レンズとノズルをコン
パクトに配置できるため、その内視鏡先端部の外径を小
さくできる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子内視鏡
によれば、固定部材の固定方向を湾曲部の湾曲頻度の高
い方向と略平行としているので、湾曲部の湾曲操作によ
るアングルのあおりを受けても、撮像ユニットが影響を
受けず、画像への影響を防止することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子内視鏡を備えた電
子式内視鏡装置の全体の構成を示す構成図
【図2】図1の電子内視鏡の先端側の断面を示す断面図
【図3】図2の電子内視鏡の先端の第1のA−A′線断
面を示す断面図
【図4】図2の電子内視鏡の先端のB−B′線断面を示
す断面図
【図5】図2の撮像ユニットのレンズ枠の固定を説明す
る説明図
【図6】図1の電子内視鏡2の作用・効果を説明する説
明図
【図7】図2の電子内視鏡の先端の変形例のA−A′線
断面を示す断面図
【図8】図7の対物レンズ系とノズルの位置関係を説明
する説明図
【図9】チャンネル径に対して細径の処置具が使用でき
目的部位を容易に捕らえることのできる内視鏡の挿入部
先端の構成を示す構成図
【図10】図9の内視鏡の変形例の構成を示す構成図
【図11】振り角を安定して組み付けることのできるマ
エクチを有する内視鏡の構成を示す構成図
【図12】蛇管の可撓性を自由に変化させることのでき
る内視鏡の構成を示す構成図
【符号の説明】
1…電子式内視鏡装置 2…電子内視鏡 3…光源装置 4…ビデオプロセッサ 5…モニタ 6…VTRデッキ 7…ビデオディスク 8…ビデオプリンタ 11…挿入部 12…操作部 13…ユニバーサルコード 14…コネクタ 15…ランプ 16…コンデンサレンズ 17、17a、17b…ライトガイド 18…信号ケーブル 19…コネクタ 20…撮像ユニット 21…先端構成部 22…湾曲部 23…(処置具)挿入口 24…処置具チャンネル 25…先端構成部材 25a…ノズル取付穴部 26…先端駒(パイプ) 27…対物レンズ系 28…レンズ枠 29…撮像部 30…CCDチップ 31…信号ケーブル 32…先端絶縁カバー 33…可撓性の外套カバー 34…送気送水チャンネル 35…チューブ 36…パイプ 37…絶縁筒 38…ノズル 39…ノズル口あご部 40…撮像ユニット固定用ねじ穴部 41a、41b…ライトガイド口金 42…撮像ユニット固定用ねじ 50…ねじ穴 51…にげ穴 53…カバー脱落防止ピン 60…アングル操作部 61…とがり先ねじ、 61a…円錐部 62…チャンネルパイプ取付穴部 63…処置具 64…弁 65…切り欠き 66…チャンネルパイプ 67…チャンネルチューブ 68…バルーン 69…バルーン送気用孔 70…バルーン送気用チューブ 71…チャンネルパイプ 72…挿入部と湾曲部のツナギ部材 73…コイルパイプ 74…コイルパイプ振り角 75…溝部 76…電源 77…電線 78…形状記憶合金のフレックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像ユニットを挿入する撮像ユニット取
    付穴部を穿設した先端構成部と、前記先端構成部に連結
    する湾曲部を有する電子内視鏡において、 前記撮像ユニットを前記撮像ユニット取付穴部に固定す
    る固定部材を備え、 前記固定部材の固定方向が前記湾曲部の湾曲頻度の高い
    方向と略平行であることを特徴とする電子内視鏡。
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