JPH0813565B2 - 自動給紙機構 - Google Patents

自動給紙機構

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JPH0813565B2
JPH0813565B2 JP63200404A JP20040488A JPH0813565B2 JP H0813565 B2 JPH0813565 B2 JP H0813565B2 JP 63200404 A JP63200404 A JP 63200404A JP 20040488 A JP20040488 A JP 20040488A JP H0813565 B2 JPH0813565 B2 JP H0813565B2
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JP
Japan
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roller
paper
sheet
separation
friction pad
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JP63200404A
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章治 中津
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動給紙機構に関し、特に小型イメージOC
R装置等の高搬送精度を要求される装置に好適な自動給
紙機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、プリンタ用自動給紙機構の用紙分離方式として
分離用紙の適用紙厚が大きいことにより摩擦分離方式が
採用されている。この方式は、特開昭62-216774号公
報,同58-28395号公報に記載のように、分離ローラにフ
リクションパッドを圧接させ、分離ローラとフリクショ
ンパッドの間に複数枚の用紙が挿入されても(分離ロー
ラ−用紙間摩擦力)>(用紙−用紙間摩擦力),(フリ
クションパッド−用紙間摩擦力)>(用紙−用紙間摩擦
力)の関係により分離ローラに接する用紙のみを給紙す
るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の分離方式は通常,分離ローラにワンウェイクラ
ッチを内蔵させ、用紙を分離後本体装置の搬送ローラに
用紙が挟持されると、分離ローラの駆動力を切り、搬送
ローラにより用紙を送り、分離ローラは用紙の搬送によ
り空転させ、搬送負荷を低減させている。
しかし、上記方式をイメージOCR等の高搬送精度を要
求される装置に適用する場合、分離ローラの負荷が問題
となってくる。分離ローラの負荷のため、用紙が分離ロ
ーラにかかっている時のみ搬送速度が遅くなり、十分な
読み取り精度が得られなくなる。
この問題の解決手段として本体装置の搬送ローラの搬
送力を上げるために、プレッシャローラの押圧力増加、
摩擦係数の高いゴムローラの採用、分離ローラと搬送ロ
ーラ間に搬送ローラを追加する等の手段が考えられる。
しかし、プレッシャローラの押圧力増加は搬送ローラ駆
動力の増加となり、高出力大型モータの採用が必要とな
り、装置の大型化を招く。また、OCRで搬送する用紙に
は鉛筆,ボールペン等で記入されており、プレッシャロ
ーラの押圧力増加によりローラ転写による用紙の汚れが
大きな問題となる。
摩擦係数の高いゴムは一般にローラ転写が多く採用に
は問題がある。搬送ローラの追加は実装スペースの確
保,駆動力増加によるモータの大型化により装置寸法の
大型化を招くという問題がある。
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、簡
単な構成で高搬送精度を確保し、低コスト化を図れる自
動給紙機構を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の自動給紙機構は、
1回転することにより用紙1の先端が搬送ローラ7で搬
送される位置まで達する分(L)の円周部を残して分離
ローラ3の円周の一部を切欠き、残りの円周部で用紙1
を分離して搬送ローラ7まで送り出し、この搬送ローラ
7による用紙1の搬送中、用紙1およびフリクションパ
ッド4に切欠き部を対面させ、分離ローラ3とフリクシ
ョンパッド4による用紙1への負荷を解除することを特
徴とする。
〔作用〕
本発明においては、分離ローラとフリクションパッド
により分離給紙された用紙が第1番目の搬送ローラに挟
持された時、分離ローラとフリクションパッドの圧接を
解除する。
すなわち、分離ローラの一部を切り欠くことにより分
離ローラで用紙が分離搬送されて第1番目の搬送ローラ
に挟持された時、分離ローラの切り欠き部がフリクショ
ンパッドに対面するようにすることができ、分離ローラ
とフリクションパッドにすき間ができ、分離ローラによ
る負荷はなくなる。これにより、用紙は第1番目の搬送
ローラのみによっても高精度搬送が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の基となる構成を有する自動給紙機
構の側断面構造図である。これは、小型イメージOCR装
置に適用した例を示している。
ホッパ12に用紙1が積層されてセットされており、用
紙1の上にピックアップローラ2が接触している。ピッ
クアップローラ2は分離ローラ3とギヤ列13により駆動
力を伝達され、ブラケット14により分離ローラ3のシャ
フトを中心に回転自由になっている。ブラケット14はソ
レノイド10aのONにより上方に持ち上げられる。分離ロ
ーラ3にはフリクションパッド4がバネ5により圧接さ
れており、ソレノイド10bのONにより回転軸6を中心に
フリクションパッド4を引きはなし、フリクションパッ
ド4の圧接力を解除できる。分離ローラ3はモータ(図
示せず)により回転駆動される。
用紙1を給紙する場合、モータ(図示せず)により分
離ローラ3を回転させることによりギヤ列13におりピッ
クアップローラ2を回転させ、積層された用紙1の最上
の用紙を分離ローラ3とフリクションパッド4の間に搬
送する。このとき、複数枚の用紙が搬送されたとして
も、分離ローラ3とフリクションパッド4の圧接力によ
り分離ローラ3に接している用紙のみが分離されて搬送
ローラ7まで搬送される。搬送ローラ7はモータ(図示
せず)により駆動されており、搬送されてきた用紙1を
プレッシャローラ8との間に挟持し、搬送する。用紙1
の先端をホトセンサ11が検知したとき、ソレノイド10a,
10bをONさせ、ピックアップローラ2を持ち上げ、フリ
クションパッド4を分離ローラ3から引きはなすことに
よりホッパ12にある給紙された用紙1の後端部には負荷
がかからなくなる。搬送ローラ7とプレッシャローラ8
により用紙1は搬送され、イメージセンサ9により用紙
1上の情報を読み取る。
このように、本技術においては、イメージセンサ9に
よる読み取りを行う時には分離部の負荷がなくなるた
め、搬送速度の変動がなくなり、高い読み取り性能が得
られる。
第2図は、本発明の一実施例を示す自動給紙機構の側
断面構造図である。これも、第1図と同様,本自動給紙
機構を、小型イメージOCR装置に適用した例を示してい
る。
ピックアップローラ2と分離ローラ3は円周の一部を
切り欠いた形状をしており、ギヤ列13を介して分離ロー
ラ3をモータ(図示せず)により回転駆動することによ
り回転する。フリクションパッド4は分離ローラ3とバ
ネ5により圧接しており、分離ローラ3の切り欠き部と
対面した時にすき間があく。ピックアップローラ2も用
紙1と切り欠き部が対面した時、すき間があく。この実
施例では、上述した第1図におけるソレノイド10a,10
b、ブラケット14およびホトセンサ8がない代わりに、
ピックアップローラ2と分離ローラの形状が異なってい
る。
第3図(a)〜(c)は、第2図における分離動作を
説明するための図である。
初期状態では、第3図(a)に示すように、ピックア
ップローラ2の切り欠き部は用紙1と対面しており、分
離ローラ3の切り欠き部はフリクションパッド4と対面
している。ピックアップローラ2,分離ローラ3を矢印A
方向に回転させると、ピックアップローラ2の円周部が
用紙1と接触して用紙1を分離ローラ3とフリクション
パッド4の間に搬送する(第3図(b))。分離ローラ
3およびピックアップローラ2の円周部の長さLをホッ
パ12にある用紙先端と搬送ローラ7までの距離lよりわ
ずかに長く設定することにより、分離ローラ3が1回転
した時、用紙1の先端は搬送ローラ7とプレッシャロー
ラ8に挟持され、分離ローラ3とピックアップローラ2
の切り欠き部は、第3図(c)に示すように、初期位置
になり用紙1に負荷を与えない。分離ローラ3の駆動を
切り、搬送ローラ7のみで用紙1を搬送する。
このように、本実施例においては、分離搬送された用
紙をイメージセンサで読み取る時には、分離部の負荷を
なくすことができるので、搬送速度の変動をなくし、高
い読み取り性能の小型イメージOCR装置用の自動給紙機
構を実現できる。
また、上記実施例では、自動給紙機構を、小型イメー
ジOCR装置に適用した場合について説明したが、高搬送
精度が要求されるイメージプリンタやイメージスキャナ
等にも同様に適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成で
高搬送精度を確保できるので、装置の低コスト化を図れ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基となる構成を有する自動給紙機構の
側断面構造図、第2図は本発明の一実施例を示す自動給
紙機構の側断面構造図、第3図は第2図の動作説明図で
ある。 1:用紙、2:ピックアップローラ、3:分離ローラ、4:フリ
クションパッド、5:バネ、6:回転軸、7:搬送ローラ、8:
プレッシャローラ、9:イメージセンサ、10a,10b:ソレノ
イド、11:ホトセンサ、12:ホッパ、13:ギヤ列、14:ブラ
ケット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積載された用紙を給紙するピックアップロ
    ーラと、該ピックアップローラにより給紙された用紙を
    フリクションパッドとの間に挾持して次段の搬送ローラ
    に送り出し、複数の用紙が重なって給紙されていれば一
    枚の用紙のみを分離して上記搬送ローラに送り出す分離
    ローラとを有する自動給紙機構において、1回転するこ
    とにより上記用紙の先端が上記搬送ローラで搬送される
    位置まで達する分の円周部を残して上記分離ローラの円
    周の一部を切欠き、上記残りの円周部で上記用紙を分離
    して上記搬送ローラまで送り出し、該搬送ローラによる
    用紙の搬送中、該用紙および上記フリクションパッドに
    上記切欠き部を対面させ、上記分離ローラとフリクショ
    ンパッドによる用紙への負荷を解除することを特徴とす
    る自動給紙機構。
JP63200404A 1988-08-11 1988-08-11 自動給紙機構 Expired - Lifetime JPH0813565B2 (ja)

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JP63200404A JPH0813565B2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 自動給紙機構

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JP63200404A JPH0813565B2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 自動給紙機構

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Publication Number Publication Date
JPH0248974A JPH0248974A (ja) 1990-02-19
JPH0813565B2 true JPH0813565B2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=16423753

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JP63200404A Expired - Lifetime JPH0813565B2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 自動給紙機構

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CN100430830C (zh) 2004-03-31 2008-11-05 兄弟工业株式会社 记录介质进给装置及成像设备
JP4135105B2 (ja) 2004-09-28 2008-08-20 ブラザー工業株式会社 シート材供給装置及び画像形成装置
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