JPH08135229A - 中二階歩廊を設けた立体駐車場 - Google Patents

中二階歩廊を設けた立体駐車場

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JPH08135229A
JPH08135229A JP27743694A JP27743694A JPH08135229A JP H08135229 A JPH08135229 A JP H08135229A JP 27743694 A JP27743694 A JP 27743694A JP 27743694 A JP27743694 A JP 27743694A JP H08135229 A JPH08135229 A JP H08135229A
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JP
Japan
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berth
floor
car
gallery
user
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Withdrawn
Application number
JP27743694A
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English (en)
Inventor
Satoshi Toda
聡 戸田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車路と建築設備との関係如何にかかわらず、
全体として、人と車の動線とを完全に分離することので
きる立体駐車場を提供することを目的とする。 【構成】 車を入庫する入庫バース4と、車を出庫する
出庫バース5と、車を駐車させる格納庫と、該入庫バー
ス4、該出庫バース4と該格納庫の間で車を移送するリ
フト6,8を備えた立体駐車場において、車が入出庫す
るための走行階16,17と、該走行階16,17の上
方に設けられた利用者のための歩廊18と、該走行階1
6,17と該歩廊18とを連絡する利用者用階段19を
設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中二階歩廊を設けた立
体駐車場に関する。例えば、高層ビルに設けられる主と
して大規模な立体駐車場として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の立体駐車場としては、車を
入庫させる入庫バースと、車を出庫させる出庫バースと
を分離して設け、その入庫バースと出庫バースとの間の
空間を歩行者通路として利用する立体駐車場が知られて
いる(特願昭63−98929号)。その立体駐車場の
一例を図3に示す。同図に示すように、1は立体駐車場
を設置するビルであり、2はビル1に入庫する車の入
口、3はその出口である。4,5は各々立体駐車場の入
庫バース、出庫バースであり、図中では各5か所設けら
れている。
【0003】入庫バース4は入庫リフト6及び周知の動
力コンベア(図示省略)等を設けた利用者降車場7から
成り、利用者降車場7で乗り捨てられた車を入庫リフト
6へ移送し、入庫リフト6は車を昇降移動させ、入庫バ
ース4の設置階の上下方向に設けられた格納庫(図示省
略)に車を格納させるようになっている。出庫バース5
は入庫バース4と同様に出庫リフト8及び周知の動力コ
ンベア(図示省略)等を設けた利用者乗車場9から成
り、格納庫から出庫リフト8により出庫バース5の設置
階に昇降移動された車が出庫リフト8から利用者乗車場
9に移送され、出庫するようになっている。
【0004】10は入庫バース4へ入庫しようとする車
の移動する軌跡である車の動線、11は出庫バース5か
ら出庫した車の移動する軌跡である車の動線である。1
2は、例えば、駐車できない規格外車等が通過するため
のバイパスである。13,13′はビル1に設けられた
建築設備であり、エレベーター、トイレ、居室等からな
っている。14は、点線で示すように、このようなレイ
アウトとなった時の、利用者(人)の移動する軌跡であ
る人の動線である。
【0005】このような立体駐車場では、車を入庫させ
る入庫バース4と、車を出庫させる出庫バース5とを分
離して設け、その入庫バース4と出庫バース5との空間
を利用者空間15としているため、利用者空間15にお
いては、人の動線14のみが存在し、車の動線10,1
1が存在しないという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た立体駐車場は、車の動線10,11と人の動線14と
が部分的には分離されているものの、高層ビル等に大規
模な立体駐車場として設置した場合、車路と建築設備
(エレベーター、トイレ等)との位置関係によっては、
車の動線10,11と人の動線14とが交差する場合が
ある。
【0007】例えば、上述した立体駐車場では、利用者
空間15においては人の動線14のみが存在するもの
の、利用者は利用者空間15に止まらず、建築設備1
3,13′又はビル1の外の目的地へ行く、或いは、目
的地から出庫のために出庫バース5に帰って来なければ
ならないため、その際に、利用者の歩行する階と車の走
行する階とが同一であるため、図3中の地点X,Yで示
すように、車の動線10,11と人の動線14とが物理
的に交錯することが避けられない。
【0008】本発明は、上記従来技術に鑑みてなされた
ものであり、車路と建築設備との関係如何にかかわら
ず、全体として、人と車の動線とを完全に分離すること
のできる立体駐車場を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明は、車が走行する階の上方に、いわゆる中二階とし
て、建築設備と連絡している利用者の方向のための歩廊
と、この歩廊と入庫バース、出庫バースとを連絡する利
用者用階段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】中二階に、利用者が歩行するための歩廊を設
け、利用者はバース近傍で階段を利用して車が入出庫す
る走行階へ降りるようにしたので、人と車の動線を上下
方向で分離できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明について、図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。図1、図2に本発明の一実施
例を示す。両図に示すように、1は立体駐車場を設置す
るビルであり、2はビル1に入庫する車の入口、3はそ
の出口である。4,5は各々立体駐車場の入庫バース、
出庫バースであり、図中では各5か所設けられている。
【0012】入庫バース4は入庫リフト6及び周知の動
力コンベア(図示省略)等を設けた利用者降車場7から
成り、利用者降車場7で乗り捨てられた車を入庫リフト
6へ移送し、入庫リフト6は車を昇降移動させ、入庫バ
ース4の設置階16の上下方向に設けられた格納庫(図
示省略)に車を格納させるようになっている。出庫バー
ス5は入庫バース4と同様に出庫リフト8及び周知の動
力コンベア(図示省略)等を設けた利用者乗車場9から
成り、格納庫から出庫リフト8により出庫バース5の設
置階17に昇降移動された車が出庫リフト8から利用者
乗車場9に移送され、出庫するようになっている。
【0013】本実施例では、入庫バース4の設置階16
と出庫バース5の設置階17とは同一階であり、言うま
でもなく、車を入出庫するための走行階である。10は
入庫バース4へ入庫しようとする車の移動する軌跡であ
る車の動線、11は出庫バース5から出庫した車の移動
する軌跡である車の動線である。12は、例えば、駐車
できない規格外車等が通過するためのバイパスである。
13,13′はビル1に設けられた建築設備であり、エ
レベーター、トイレ、居室等からなっている。
【0014】更に、設置階16,17の上方には図2に
示すように中二階として利用者のための歩廊18が設け
られると共にこの歩廊18と設置階16,17を連絡す
る利用者用階段19が設けられている。この歩廊18は
建築設備13,13′と連絡している。従って、利用者
空間15は、中二階に設けた歩廊18と、この歩廊18
と入庫バース4及び出庫バース5とを連絡する階段19
とから構成されるため、人の動線14は、図中破線で示
すように、歩廊18、階段19を通ることとなり、車の
動線10,11とは交錯しない。
【0015】尚、本実施例では、入庫バース4の設置階
16と出庫バース5の設置階17とを同一階としたが、
これに限るものではなく、例えば、これらを別々の階に
設け、歩廊18と各設置階16,17をそれぞれ階段1
8を介して連絡すれば、同一の効果を得られる。
【0016】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明は車の走行路の上方に中二階として利
用者のための歩廊を設け、利用者はバース近傍で階段を
利用して車の走行階に降りるようにしたので、立体駐車
場のレイアウトが如何なる状況となっても、立体駐車場
の全体に渡って、人と車の動線を上下方向に完全に分離
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る立体駐車場のうち車の
入出庫する走行階のレイアウトを示す平明図である。
【図2】本発明の一実施例に係る立体駐車場のうち利用
者のための歩廊のレイアウトを示す平明図である。
【図3】従来の立体駐車場のレイアウトを示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 ビル 2 入口 3 出口 4 入庫バース 5 出庫バース 6 入庫リフト 7 利用者降車場 8 出庫リフト 9 利用者乗車場 10,11 車の動線 12 バイパス 13,13′ 建築設備 14 人の動線 15 利用者空間 16,17 設置階 18 歩廊 19 利用者用階段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車を入庫する入庫バースと、車を出庫す
    る出庫バースと、車を駐車させる格納庫と、該入庫バー
    ス、該出庫バースと該格納庫の間で車を移送するリフト
    を備えた立体駐車場において、車が入出庫するための走
    行階と、該走行階の上方に設けられた利用者のための歩
    廊と、該走行階と該歩廊とを連絡する利用者用階段を設
    けたことを特徴とする中二階歩廊を設けた立体駐車場。
JP27743694A 1994-11-11 1994-11-11 中二階歩廊を設けた立体駐車場 Withdrawn JPH08135229A (ja)

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JP27743694A JPH08135229A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 中二階歩廊を設けた立体駐車場

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JP27743694A JPH08135229A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 中二階歩廊を設けた立体駐車場

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JPH08135229A true JPH08135229A (ja) 1996-05-28

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ID=17583543

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JP27743694A Withdrawn JPH08135229A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 中二階歩廊を設けた立体駐車場

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Effective date: 20020115