JPH08135220A - 便器ユニット - Google Patents

便器ユニット

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Publication number
JPH08135220A
JPH08135220A JP6272462A JP27246294A JPH08135220A JP H08135220 A JPH08135220 A JP H08135220A JP 6272462 A JP6272462 A JP 6272462A JP 27246294 A JP27246294 A JP 27246294A JP H08135220 A JPH08135220 A JP H08135220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
waterproof pan
box
box body
urine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6272462A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kasahara
笠原仁史
Kimikichi Yamamoto
公吉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP6272462A priority Critical patent/JPH08135220A/ja
Publication of JPH08135220A publication Critical patent/JPH08135220A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Toilet Supplies (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小便の跳ね返りによる汚れに対して掃除性の
向上を図ること。 【構成】 トイレブース1内に上面23に開口部28を
備えた箱体21を設け、この箱体21の開口部28に便
器29の縁部30を載置すると共に、箱体21の前面部
27に連続して防水パン31を一体に形成したことを特
徴とする。又、防水パン31に排水口を設け、箱体21
内の便器排水管に接続した。そして防水パン31に汚垂
石34を載置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腰掛便器に関する。
【0002】
【従来の技術】腰掛便器は、一般にトイレのブース内の
床面にそのまま設置するか、或は図5に示すようにブー
ス100内に上面に図示せぬ開口部を備えた箱体101
を設け、この箱体101の開口部から腰掛便器102を
埋め込んで縁部で支持し、箱体101の中に温水便座機
能部103や配管等を収納し、箱体101の前面部(図
5の左側側面部)が床板104の端部に接する構造にな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらブース内
にそのまま腰掛便器を設置した場合、ロータンクと壁面
との間の隙間や、腰掛便器の裏側及び床面等に手が届き
難くいため、隅々まできれいに掃除をするのが困難であ
った。又、男子の小便時に跳ねた小便が腰掛便器の据え
付け面の外周から染み込んでしまい、汚れが付着したり
臭気の原因になったりしていた。
【0004】又、図5に示す従来技術の場合には、腰掛
便器と箱体101の据え付け面105との間に凹凸が殆
ど無いため、トイレブースの床面にそのまま腰掛便器を
設置した場合と比べて掃除はし易くなったものの、依然
として男子の小便時に跳ねた小便が箱体101と床板1
04の境界の繋ぎ部106から染み込んで、臭気と汚れ
の原因を作ってしまう不都合があった。
【0005】本発明は小便の跳ね返りによる汚れに対し
て掃除性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、トイレブース内に上面に開口部を備えた箱
体を設け、この箱体の開口部に便器の縁部を載置すると
共に、箱体の前面部に連続して防水パンを一体に形成し
た。
【0007】又、防水パンに排水口を設け、箱体内の便
器排水管に接続した。
【0008】そして防水パンに汚垂石を載置した。
【0009】
【作用】上記手段によれば、男子の小便時に防水パンに
跳ねた小便は水洗いして落とし、汚れや臭気を残さな
い。
【0010】防水パンに跳ねた小便を水洗いした水はそ
のまま防水パンに設けられた排水口から箱体内の便器排
水管に流す。
【0011】跳ねた小便は汚垂石につくので、防水パン
が保護され、汚垂石のみの水洗いで掃除が済む。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1は本発明の便器ユニットを設置した第
1実施例のトイレブースの斜視図、図2は同側断面図で
あり、トイレブース1は、図示せぬトイレットルームを
画成した壁パネル2、3、及び天井パネルに、更に仕切
壁、ドア等を建て込んで形成する。
【0013】壁パネル2の手前側には略腰高に手洗器4
を設け、レバー5式の湯水混合栓6が設けられている。
手洗器4上方の壁パネル2には鏡7を設け、手洗い後の
身繕いや化粧をし易くなっている。又、手洗器4の右隣
には同じ高さのカウンタ8を設け、このカウンタ8の前
面部9に凹部10を形成し、凹部10を貫いてカウンタ
8の上面部11に突出するバー状の手摺り12を設けて
いる。同様にこの凹部10の右側には前面部9から上面
部11にかけて球面状の凹部13を形成し、この凹部1
3を横切ってカウンタ8の前面部9と上面部11の角に
バー状の手摺り14を水平に設ける。この両手摺り1
2、14によって、高齢者、病人、身体障害者等身体が
不自由な人がトイレブース1を利用する際、身体を支え
易いようになっている。
【0014】カウンタ8の前面部9に連続して斜面部1
5が形成され、この斜面部15で、手摺り12の下方に
は、紙巻器16を取付けている。又、手摺り12のある
カウンタ8下方には、収納棚を内蔵した開閉自在のカバ
ー17を設け、トイレットペーパー、カミタオル、液体
石鹸等をストックしておく。同様に手摺り14のあるカ
ウンタ8下方には、腰掛便器のためのロータンクを内蔵
したカバー18を設ける。
【0015】壁パネル3には窓19が形成され、この窓
19に臨んで建物躯体の床20に合成樹脂等の鋳込成形
で形成した箱体21を設ける。箱体21は、床20に設
置した基礎22…上に設け、上面23の端部を建物躯体
の壁面24に固定した支持材25に支持する。上面部2
3の端部から直角に垂直部26が形成され、前記壁パネ
ル3に連続している。又、箱体21の上面部23の手前
側(図の左側)から下方に垂直に前面部27を形成して
ある。この箱体21の上面部23から前面部27にかけ
て開口部28を形成し、この開口部28に腰掛便器29
の縁部30を載置して腰掛便器29を支持する。このよ
うに腰掛便器29と腰掛便器29の据え付け面である箱
体21の上面部23との間に凹凸が殆ど無いので、腰掛
便器29周辺の隅々迄手が届き、トイレブース1の床面
にそのまま腰掛便器を設置した場合と比べて、掃除がし
易くなる。
【0016】箱体21には、前面部27の下端部から連
続して水平に防水パン31を一体に形成してある。防水
パン31は利用者が小便をする際立った足の長さと、小
便の跳ねを考慮して、奥行30〜50cm程度とする。
防水パン31の手前の端部は、建物躯体の床20に形成
した床部32に接続している。又、防水パン31と前面
部27の境界部には段差部33を形成し、この段差部3
3と床部32との間に人工大理石等で形成した汚垂石3
4を載置する。この汚垂石34によって、利用者が万一
小便を零しても、小便は汚垂石34につくので、防水パ
ン31が保護され、汚垂石34のみの水洗いで掃除が済
む。
【0017】箱体21の開口部28両側には点検口3
5、36を設け、箱体21内に設ける腰掛便器29の排
水トラップ37、図示せぬ給水管、局部洗浄装置の機能
部、オゾン脱臭器、電源コード、温風機等の点検、修理
ができるようになっている。又、箱体21の上面部23
の腰掛便器29近くには操作盤38を設け、腰掛便器2
9に腰掛けたまま上記局部洗浄装置、オゾン脱臭器、温
風機等を容易に操作できるようになっている。
【0018】図3は第2実施例の側断面図であり、第1
実施例と同一部分には同一番号を付して説明を省略す
る。第2実施例では、防水パン31に前面部27に向か
って勾配を形成し、前面部27に臨んで排水口40を設
け、排水管41で排水トラップ37に接続してある。こ
れによって防水パン31に小便が跳ね飛んで汚れても水
洗いして、洗浄水を排水口40から排水トラップ37に
流すことができ、トイレブース1内をいつも清潔に保つ
ことができる。
【0019】図4は第3実施例の側断面図であり、第1
実施例、第2実施例と同一部分には同一番号を付して説
明を省略する。第3実施例では、防水パン31の下面に
ヒータ50を設け、冬場の寒い時期等に足下を暖められ
るようになっている。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成したので、次の
様な効果を奏する。請求項1によれば、トイレブース内
に上面に開口部を備えた箱体を設け、この箱体の開口部
に便器の縁部を載置すると共に、箱体の前面部に連続し
て防水パンを一体に形成したので、男子の小便時に防水
パンに跳ねた小便は水洗いして簡単に落とすことがで
き、汚れや臭気が残らない。
【0021】請求項2によれば、防水パンに排水口を設
け、箱体内の便器排水管に接続したので、防水パンに跳
ねた小便を水洗いした水はそのまま防水パンに設けられ
た排水口から箱体内の便器排水管に流すことができる。
【0022】請求項3によれば、防水パンに汚垂石を載
置したので、跳ねた小便は汚垂石につくので、防水パン
が保護され、汚垂石のみの水洗いで簡単に掃除を済ませ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の便器ユニットを設置した第1実施例の
トイレブースの斜視図
【図2】同じく側断面図
【図3】第2実施例の側断面図
【図4】第3実施例の側断面図
【図5】従来のトイレブースの側断面図
【符号の説明】
1…トイレブース,21…箱体,27…箱体の前面部,
28…箱体の開口部,29…腰掛便器,30…腰掛便器
の縁部,31…防水パン,34…汚垂石,40…防水パ
ンの排水口,41…排水管,50…ヒータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレブース内に上面に開口部を備えた
    箱体を設け、この箱体の開口部に便器の縁部を載置する
    と共に、箱体の前面部に連続して防水パンを一体に形成
    したことを特徴とする便器ユニット。
  2. 【請求項2】 前記防水パンに排水口を設け、箱体内の
    便器排水管に接続したことを特徴とする請求項1に記載
    の便器ユニット。
  3. 【請求項3】 前記防水パンに汚垂石を載置したことを
    特徴とする請求項1に記載の便器ユニット。
JP6272462A 1994-11-07 1994-11-07 便器ユニット Pending JPH08135220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6272462A JPH08135220A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 便器ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6272462A JPH08135220A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 便器ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08135220A true JPH08135220A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17514258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6272462A Pending JPH08135220A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 便器ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08135220A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015190198A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社Lixil 便器装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015190198A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社Lixil 便器装置

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