JPH08133631A - 油圧エレベーターの休止装置 - Google Patents

油圧エレベーターの休止装置

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Publication number
JPH08133631A
JPH08133631A JP26964694A JP26964694A JPH08133631A JP H08133631 A JPH08133631 A JP H08133631A JP 26964694 A JP26964694 A JP 26964694A JP 26964694 A JP26964694 A JP 26964694A JP H08133631 A JPH08133631 A JP H08133631A
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JP
Japan
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car
hydraulic elevator
rest
suspension
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JP26964694A
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Inventor
Yasushi Matsuda
靖 松田
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 かご10や機械室に設けた休止スイッチから
休止信号が制御装置6に入力されると、制御装置6は電
動式ソレノイド4に吸引信号を出し、電動式ソレノイド
4は引きバネ9の引っ張り力に抗してワイヤーロープ5
を介してコロ動作金3を引き上げる。そうすると、コロ
2はレール7と非常止くわえ金1で作られた△部に入り
込み、クサビの役割を果たしてかご10は降下できなく
なる。つまり、コロ2とレール7の摩擦力によりかご1
0は降下できない。 【効果】 床合わせのための運転が不要となり、無駄な
電力を消費せずに経済性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧エレベーターを
長時間休止する場合、かごの床沈下を防止する油圧エレ
ベーターの休止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧エレベーターを長時間休止す
る時は、かごの床の沈下量を一定寸法以内に保つ為にポ
ンプ、モーター等を運転させていた。
【0003】従来の油圧エレベーターについて図15及
び図16を参照しながら説明する。図15及び図16
は、従来の油圧エレベーターの全体構成を側面からみた
図であり、前者はかごが最下階で停止している状態を示
し、後者はかごが停止位置から降下した状態を示す。
【0004】図15及び図16において、7は昇降路に
設置されたレール、10はかご、13はレール7に設置
されたかご降下検出スイッチ、21はプランジャー、2
8はワイヤーロープ、29は油タンク、30は油、31
はかご10の側面に設置されたカム、32は最下階の乗
り場床、33はジャッキ、34はポンプ、35はモータ
ー、36は綱車を示す。なお、かご降下検出スイッチ1
3は各階に設置されている。
【0005】エレベーターを休止させている間、かご1
0やプランジャー21や綱車36の自重でジャッキ33
内の油には常に圧力がかかっており、長時間の間に油圧
配管経路で少しづつ油が洩れてプランジャー21は降下
する。
【0006】従って、ワイヤーロープ28で吊られてい
るかご10も降下する。図16に示すように、降下量が
一定以上になると、かご10に取り付けられたカム31
がかご降下検出スイッチ13のコロを押し、スイッチ1
3が導通状態になる。そうすると、制御盤(図示せず)
は、モーター35を回転させてポンプ34を運転し、油
タンク29内の油30をジャッキ33に送り込み、プラ
ンジャー21を上昇させるとともにかご10も上昇させ
る。
【0007】かご10が上昇してカム31がかご降下検
出スイッチ13のコロから外れると、スイッチ13は不
導通状態となる。そうすると、上記制御盤は、モーター
35の回転を停止し、ポンプ34も運転を停止するので
油30は送られなくなり、かご10の上昇は停止する。
以上の動作を休日や夜間でも休止している間繰り返す。
また、そのために騒音も発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
油圧エレベーターでは、休日や夜間でも床合わせのため
の運転を繰り返すのでむだな電力を消費し、経済性が悪
いという問題点があった。
【0009】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、床合わせのための運転を無くし、
経済性を向上できる油圧エレベーターの休止装置を得る
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油圧エレ
ベーターは、休止条件に基づいて休止指令を出力する制
御装置と、かごに取り付けられ、前記休止指令が入力さ
れるとガイドレールとの摩擦力により前記かごが自重に
より降下するのを阻止するかご降下阻止装置とを備えた
ものである。
【0011】また、この発明に係る油圧エレベーター
は、休止条件に基づいて休止指令を出力する制御装置
と、ジャッキの上端に取り付けられ、前記休止指令が入
力されると径が小さくなった突起とプランジャーに設け
た溝との嵌合いにより前記かごが自重により降下するの
を阻止するかご降下阻止装置とを備えたものである。
【0012】また、この発明に係る油圧エレベーター
は、休止条件に基づいて休止指令を出力する制御装置
と、昇降路のピットに設けられ、前記休止指令が入力さ
れると頂部がかご底部に接触しかごを支えることにより
前記かごが自重により降下するのを阻止するかご降下阻
止装置とを備えたものである。
【0013】また、この発明に係る油圧エレベーター
は、前記休止条件を、休止スイッチの操作としたもので
ある。
【0014】さらに、この発明に係る油圧エレベーター
は、前記休止条件を、長時間待機としたものである。
【0015】
【作用】この発明に係る油圧エレベーターにおいては、
休止条件に基づいて休止指令を出力する制御装置と、か
ごに取り付けられ、前記休止指令が入力されるとガイド
レールとの摩擦力により前記かごが自重により降下する
のを阻止するかご降下阻止装置とを備えたので、床合わ
せのための運転が不要となり、無駄な電力を消費せずに
経済性を向上できる。
【0016】また、この発明に係る油圧エレベーターに
おいては、休止条件に基づいて休止指令を出力する制御
装置と、ジャッキの上端に取り付けられ、前記休止指令
が入力されると径が小さくなった突起とプランジャーに
設けた溝との嵌合いにより前記かごが自重により降下す
るのを阻止するかご降下阻止装置とを備えたので、床合
わせのための運転が不要となり、無駄な電力を消費せず
に経済性を向上できる。
【0017】また、この発明に係る油圧エレベーターに
おいては、休止条件に基づいて休止指令を出力する制御
装置と、昇降路のピットに設けられ、前記休止指令が入
力されると頂部がかご底部に接触しかごを支えることに
より前記かごが自重により降下するのを阻止するかご降
下阻止装置とを備えたので、床合わせのための運転が不
要となり、無駄な電力を消費せずに経済性を向上でき
る。
【0018】また、この発明に係る油圧エレベーターに
おいては、前記休止条件を、休止スイッチの操作とした
ので、床合わせのための運転が不要となり、無駄な電力
を消費せずに経済性を向上できる。
【0019】さらに、この発明に係る油圧エレベーター
においては、前記休止条件を、長時間待機としたので、
床合わせのための運転が不要となり、長時間待機におい
ても無駄な電力を消費せずに経済性を向上できる。
【0020】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例について図1及び図2を
参照しながら説明する。図1及び図2は、この発明の実
施例1の構成を示す図であり、前者は通常運転時の状
態、後者は休止時の状態を示す。なお、各図中、同一符
号は同一又は相当部分を示す。また、この実施例1で
は、かご降下検出スイッチ13及びカム31は設けられ
ていない。
【0021】図1及び図2において、1はかご10の底
部に設置され、ほぼ「コ」の字状の非常止くわえ金、2
は円筒状のコロ、3はコロ動作金、4はかご10の側面
に設置された電動式ソレノイド、5は電動式ソレノイド
4とコロ動作金3を連結するワイヤーロープ、6は電動
式ソレノイド4を制御する制御装置であって、機械室に
設置され、制御ケーブル6aにより電動式ソレノイド4
に接続され、かつCPU等から構成されている。また、
7はガイドレール、8は所定の部材(図示せず)でかご
10の底部に固定されたコロ動作金3の支点、9はコロ
動作金3と非常止くわえ金1を連結する引きバネ、10
はかごを示す。なお、非常止くわえ金1〜ワイヤーロー
プ5、及びガイドレール7〜引きバネ9は、かご10の
両側に設置されている。
【0022】通常運転時は、制御装置6には、運転中で
ある信号が入力されており、図1に示すように、電動式
ソレノイド4は突出しており、コロ動作金3は引きバネ
9により支点8を中心に下方向にある。このためコロ2
はレール7や非常止くわえ金1とは接触していないため
かご10は通常運転が可能である。
【0023】かご10や機械室に設けた休止スイッチか
ら休止信号が制御装置6に入力されると、制御装置6は
電動式ソレノイド4に吸引信号を出し、電動式ソレノイ
ド4は引きバネ9の引っ張り力に抗してワイヤーロープ
5を介してコロ動作金3を引き上げる。そうすると、図
2に示すように、コロ2はレール7と非常止くわえ金1
で作られた△部に入り込み、クサビの役割を果たしてか
ご10は降下できなくなる。つまり、コロ2とレール7
の摩擦力によりかご10は降下できない。
【0024】かご10が降下できなくなると、かご10
の重量はジャッキ内の油に掛からなくなり、油の洩れに
よるかご10の降下がなくなるため、床合わせの為のポ
ンプモーターの運転が不要となり、むだな電力を消費せ
ず、経済性を向上できる。
【0025】実施例2.この発明の実施例2について図
3を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施例
2の制御装置の構成を示す図である。
【0026】上記実施例1では、休止措置をとると同時
にソレノイド4を吸引して、コロ2をレール7と非常止
くわえ金1に接触させたが、次にかご10を起動する時
に下方向に起動すると、非常止めが動作する不具合が発
生する。そこで、この実施例2は、この不具合いを解消
するものである。
【0027】図3において、11は電源、12はかごや
機械室等に設置され、休止する時に投入する休止スイッ
チ、13はガイドレールの最下階に設けたかご降下検出
スイッチ、14はガイドレールの最下階に設置され、か
ごが最下階にいる時に導通する最下階検出スイッチ、4
aは実施例1で説明した電動式ソレノイド4の励磁コイ
ルを示す。また、従来例と同様に、かご降下検出スイッ
チ13及び最下階検出スイッチ14に対応するように、
2つのカムがかごの側面に設置されている。なお、他の
構成は上記実施例1と同様である。
【0028】かご10が最下階にある時に休止スイッチ
12を投入し、エレベーターを休止する。この時は、休
止スイッチ12と、最下階検出スイッチ14は導通状態
であるが、かご降下検出スイッチ13は不導通状態であ
るので、励磁コイル4aは励磁されず、実施例1で説明
したコロ動作金3は引き上げられず、非常止めは動作状
態にはならない。
【0029】休止状態を継続すると、ジャッキ33内の
油が洩れてかご10が降下するとかご降下検出スイッチ
13が導通状態となり、励磁コイル4aが励磁され、電
動式ソレノイド4が吸引してコロ動作金3を引き上げ、
非常止めが動作する。非常止めが動作すると、それ以上
はかご10は降下しない。
【0030】このように、かご10が最下階でのみ、実
施例1で説明した休止装置を作動させることにより、次
の起動は必ず上昇方向となり、非常止めを自動的に復帰
させることができる。
【0031】実施例3.この発明の実施例3について図
4、図5及び図6を参照しながら説明する。図4は、こ
の発明の実施例3の通常運転時の状態を示す図である。
また、図5は、この実施例3の最下階で休止スイッチを
投入した時の状態を示す図である。さらに、図6は、こ
の実施例3の休止中にかごが降下した時の状態を示す図
である。
【0032】図4〜図6において、15はガイドレール
7に設置したストッパー、16はかご10の側面に設置
した可動式の掛け金、17はかご10の側面に取り付け
たガイド、18は掛け金16に連結され、ガイド17の
中を上下に摺動するシャフト、19はかご10に設置さ
れた引きバネ、20はかご10に設置された電動式ソレ
ノイド4と掛け金16とを連結する連結棒を示す。その
他は上記実施例1及び従来例と同様であるので省略す
る。
【0033】最下階で休止スイッチを投入すると、図5
に示すように、電動式ソレノイド4が吸引して連結棒2
0を介して掛け金16を引き、掛け金16とストッパー
15が係合可能な状態にする。
【0034】この状態で休止を継続し、油の洩れにより
かご10が降下すると、図6に示すように、やがて掛け
金16とストッパー15が係合する。
【0035】掛け金16とストッパー15が係合したま
まで、かご10が降下を続けるとシャフト18は上方に
引かれ、ワイヤーロープ5を介してコロ動作金3が上方
に引かれてコロ2はレール7と非常止くわえ金1とで作
られる△部に入り込み、クサビの役割を果たしてかご1
0は降下できなくなり、上記実施例1と同様の効果が得
られる。この構造にすると、上記実施例2で説明した、
制御装置が不要となる。
【0036】実施例4.この発明の実施例4について図
7、図8及び図9を参照しながら説明する。図7は、こ
の発明の実施例4の全体構成を示す図である。また、図
8は、この実施例4のストップリング付近の詳細構造を
示す図である。さらに、図9は、この実施例4のストッ
プリングの断面構造を示す図である。
【0037】図7〜図9において、22はジャッキ33
の上端に設置されたストップリング、23はプランジャ
ー21に設けた溝、24はストップリング22の内周に
設けた突起、25は押しバネ、4は電動式ソレノイドを
示す。その他は従来例と同様であるので説明は省略す
る。
【0038】通常運転時は電動式ソレノイド4は解放さ
れており、ストップリング22は自分の弾性で広がって
おり、ストップリング22の中をプランジャー21は自
由に摺動できる。
【0039】休止操作をすると、制御装置6より信号ケ
ーブルを通じて吸引信号が出されて電動式ソレノイド4
が吸引し、ストップリング22は閉じるが、押しバネ2
5により固く閉じることなくストップリング22の内周
に設けた突起24はプランジャー21の表面に弱い力で
接触している。従って、休止中の油洩れによるプランジ
ャー21の降下は継続される。
【0040】降下を続けると、プランジャー21に設け
た溝23とストップリング22の内周に設けた突起24
の位置が一致し、突起24は溝23の中に入り込み、プ
ランジャー21はそれ以上降下できなくなり、かご10
も降下しないので、前述の各実施例と同様の効果が得ら
れる。
【0041】実施例5.この発明の実施例5について図
10及び図11を参照しながら説明する。図10は、こ
の発明の実施例5のプランジャーの溝構造を示す図であ
る。また、図11は、この実施例5のストップリングの
断面構造を示す図である。
【0042】上記実施例4では休止を解除する時に、ス
トップリング22の突起24をプランジャー21の溝2
3から完全に外さなければ、かご10は起動できなかっ
たが、この実施例5では、図10及び図11に示すよう
に、溝23Aと突起24Aを斜めにすることで、プラン
ジャー21が下降するのは完全に止められるが、プラン
ジャー21が上昇する時は溝23Aは自動的に突起24
Aから外れる。
【0043】実施例6.この発明の実施例6について図
12及び図13を参照しながら説明する。図12及び図
13は、この発明の実施例6の構成を示す図であり、前
者は通常運転時の状態、後者は休止時の状態を示す図で
ある。
【0044】図12及び図13において、26は昇降路
のピットに設けた緩衝器昇降装置、27は緩衝器を示
し、他は前述した従来例と同様である。
【0045】通常運転時には、図12に示すように、か
ご10の床のほぼ中央のかご床底部と緩衝器27との間
はLの間隙が確保されている。
【0046】最下階で休止操作をすると、制御装置6よ
り緩衝器昇降装置26へ上昇指令が出され、図13に示
すように、緩衝器昇降装置26は油圧や電動で緩衝器2
7の頂部が、上記かご底部に接触するまで上昇する。そ
うすると、かご10の重量は緩衝器27で支えられるの
で、プランジャー21内の油には圧力が掛からなくな
り、油洩れによる降下がなくなる。なお、緩衝器昇降装
置26及び緩衝器27は複数個設けてもよい。
【0047】実施例7.上記実施例6では緩衝器27を
昇降させたが、かご底部に緩衝器受け台を設けて、この
緩衝器受け台を制御装置からの信号により突出させて
も、実施例6と同等の効果が得られる。
【0048】実施例8.この発明の実施例8について図
14を参照しながら説明する。図14は、この発明の実
施例8の制御装置の動作を示すフローチャートである。
【0049】上記各実施例では油圧エレベーターの休止
操作をした時の動作について説明したが、休止操作をし
なくても油圧エレベーターが長時間待機中は油洩れによ
り床合わせ運転が必要であった。
【0050】そこで、この実施例8では長時間(例え
ば、3分〜5分)待機となった時に(ステップ40〜4
2)、自動的にかごを最下階まで運転させて(ステップ
43〜44)、上記各実施例の休止装置を作動させるも
のである(ステップ45〜47)。休止中に、呼びがあ
った場合は、目的階へ走行するが、最下階呼びにおいて
上記各実施例の中でかご床が降下しているときには床合
わせ動作を行う(ステップ48〜52)。この実施例8
によって、長時間待機においても油洩れによるかご降下
による床合わせ運転が不要となり、むだな電力の消費を
なくすことができる。
【0051】
【発明の効果】この発明に係る油圧エレベーターは、以
上説明したとおり、休止条件に基づいて休止指令を出力
する制御装置と、かごに取り付けられ、前記休止指令が
入力されるとガイドレールとの摩擦力により前記かごが
自重により降下するのを阻止するかご降下阻止装置とを
備えたので、床合わせのための運転が不要となり、無駄
な電力を消費せずに経済性を向上できるという効果を奏
する。
【0052】また、この発明に係る油圧エレベーター
は、以上説明したとおり、休止条件に基づいて休止指令
を出力する制御装置と、ジャッキの上端に取り付けら
れ、前記休止指令が入力されると径が小さくなった突起
とプランジャーに設けた溝との嵌合いにより前記かごが
自重により降下するのを阻止するかご降下阻止装置とを
備えたので、床合わせのための運転が不要となり、無駄
な電力を消費せずに経済性を向上できるという効果を奏
する。
【0053】また、この発明に係る油圧エレベーター
は、以上説明したとおり、休止条件に基づいて休止指令
を出力する制御装置と、昇降路のピットに設けられ、前
記休止指令が入力されると頂部がかご底部に接触しかご
を支えることにより前記かごが自重により降下するのを
阻止するかご降下阻止装置とを備えたので、床合わせの
ための運転が不要となり、無駄な電力を消費せずに経済
性を向上できるという効果を奏する。
【0054】また、この発明に係る油圧エレベーター
は、以上説明したとおり、前記休止条件を、休止スイッ
チの操作としたので、床合わせのための運転が不要とな
り、無駄な電力を消費せずに経済性を向上できるという
効果を奏する。
【0055】さらに、この発明に係る油圧エレベーター
は、以上説明したとおり、前記休止条件を、長時間待機
としたので、床合わせのための運転が不要となり、長時
間待機においても無駄な電力を消費せずに経済性を向上
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施例1の休止時の動作状態を示
す図である。
【図3】 この発明の実施例2の制御装置を示す図であ
る。
【図4】 この発明の実施例3の構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施例3の休止時の動作状態を示
す図である。
【図6】 この発明の実施例3の休止時の動作状態を示
す図である。
【図7】 この発明の実施例4の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施例4の要部の詳細構造を示す
図である。
【図9】 この発明の実施例4のストップリングの断面
を示す図である。
【図10】 この発明の実施例5のプランジャー溝の構
造を示す図である。
【図11】 この発明の実施例5のストップリングの突
起構造を示す図である。
【図12】 この発明の実施例6の構成を示す図であ
る。
【図13】 この発明の実施例6の休止時の動作状態を
示す図である。
【図14】 この発明の実施例8の動作を示すフローチ
ャートである。
【図15】 従来の油圧エレベーターの構成を示す図で
ある。
【図16】 従来の油圧エレベーターのかご降下状況を
示す図である。
【符号の説明】
1 非常止くわえ金、2 コロ、3 コロ動作金、4
電動式ソレノイド、5ワイヤーロープ、6 制御装置、
7 ガイドレール、8 支点、9 引きバネ、10 か
ご、11 電源、12 休止スイッチ、13 かご降下
検出スイッチ、14 最下階検出スイッチ、15 スト
ッパー、16 掛け金、17 ガイド、18 シャフ
ト、19 引きバネ、20 連結棒、21 プランジャ
ー、22ストップリング、23、23A 溝、24、2
4A 突起、25 押しバネ、26 緩衝器昇降装置、
27 緩衝器、28 ワイヤーロープ、29 油タン
ク、30 油、32 乗り場床、33 ジャッキ、34
ポンプ、35 モーター、36 綱車。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 休止条件に基づいて休止指令を出力する
    制御装置、及びかごに取り付けられ、前記休止指令が入
    力されるとガイドレールとの摩擦力により前記かごが自
    重により降下するのを阻止するかご降下阻止装置を備え
    たことを特徴とする油圧エレベーターの休止装置。
  2. 【請求項2】 休止条件に基づいて休止指令を出力する
    制御装置、及びジャッキの上端に取り付けられ、前記休
    止指令が入力されると径が小さくなった突起とプランジ
    ャーに設けた溝との嵌合いにより前記かごが自重により
    降下するのを阻止するかご降下阻止装置を備えたことを
    特徴とする油圧エレベーターの休止装置。
  3. 【請求項3】 休止条件に基づいて休止指令を出力する
    制御装置、及び昇降路のピットに設けられ、前記休止指
    令が入力されると頂部がかご底部に接触しかごを支える
    ことにより前記かごが自重により降下するのを阻止する
    かご降下阻止装置を備えたことを特徴とする油圧エレベ
    ーターの休止装置。
  4. 【請求項4】 前記休止条件は、休止スイッチの操作で
    あることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに
    記載の油圧エレベーターの休止装置。
  5. 【請求項5】 前記休止条件は、長時間待機であること
    を特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の油
    圧エレベーターの休止装置。
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Cited By (13)

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