JPH08133618A - 昇降機保守装置 - Google Patents

昇降機保守装置

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JPH08133618A
JPH08133618A JP27392294A JP27392294A JPH08133618A JP H08133618 A JPH08133618 A JP H08133618A JP 27392294 A JP27392294 A JP 27392294A JP 27392294 A JP27392294 A JP 27392294A JP H08133618 A JPH08133618 A JP H08133618A
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JP
Japan
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elevator
data
communication
maintenance device
control device
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Pending
Application number
JP27392294A
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English (en)
Inventor
Kiyoshige Miura
清重 三浦
Toshihiko Hatakeyama
俊彦 畠山
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の昇降機制御装置の通信仕様が種々異な
る場合であっても1台のみでデータ通信を行なうことが
でき汎用性に優れた昇降機保守装置の提供。 【構成】 複数の昇降機制御装置を特定する種別デー
タ、および各種別データに対応する複数の通信仕様デー
タをあらかじめ記憶する記憶部12と、上記の種別デー
タを表示する表示部14と、上記の種別データのうちの
いずれか1つを選択する選択指令を入力するキーボード
13と、この選択された種別データに対応する通信仕様
データを上記の記憶部12から読み出し、この通信仕様
データに基づいて通信制御を行なうCPU11とを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降機の保守を担当す
る保守員が携帯し、昇降機制御装置に着脱可能に接続さ
れる昇降機保守装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、昇降機の制御を行なう昇降機
制御装置、および昇降機の保守を担当する保守員が携帯
する昇降機保守装置の両方にそれぞれマイクロコンピュ
ータが用いられている。このようなマイクロコンピュー
タを用いた昇降機制御装置および昇降機保守装置にあっ
ては、昇降機制御装置の記憶部により昇降機の故障情報
や、昇降機制御装置の仕様などの関するデータを記憶す
ることができるので、この昇降機制御装置に接続した昇
降機保守装置により、上記の記憶部から記憶データを読
み出して昇降機の運行状況や故障情報などを表示した
り、あるいは昇降機の速度調整や停止位置調整のために
上記の記憶部へのデータ書き込みを行なうこともでき
る。
【0003】この種の可搬式の昇降機保守装置として、
例えば特開昭64−69483号公報に記載されている
ように、乗かご内に設けられる接続用ジャックに接続可
能なフラットケーブルを有し、このフラットケーブルを
介して接続した状態で機械室内の昇降機制御装置との間
でデータ通信を行ない、昇降機制御装置の記憶部に記憶
されるデータを読み出したり、この記憶部にデータを書
き込んだりすることにより各種の保守作業を行なうもの
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の昇降機保守装置では、昇降機制御装置とのデータ通
信を行なう際の通信仕様が同一のもののみに限られてい
たため、昇降機制御装置の通信仕様に応じて、同一の通
信仕様を有する昇降機保守装置を用いる必要があった。
したがって、複数の昇降機制御装置の保守を行なう場
合、これらの昇降機制御装置の通信仕様が種々異なるた
め、それぞれに対応する通信仕様を有する複数の昇降機
保守装置を要するという問題があった。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の昇降機制
御装置の通信仕様が種々異なる場合であっても1台のみ
でデータ通信を行なうことができ、汎用性に優れた昇降
機保守装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、昇降機を制御する昇降機制御装置に着脱可能
に接続され、この昇降機制御装置の記憶部からデータを
読み出すとともにこの記憶部にデータを書き込む昇降機
保守装置において、複数の昇降機制御装置を特定する種
別データ、および各種別データに対応する複数の通信仕
様データをあらかじめ記憶する記憶部と、上記種別デー
タを表示する表示部と、上記種別データのうちのいずれ
か1つを選択する選択指令を入力する指令入力手段と、
上記選択された種別データに対応する通信仕様データを
上記記憶部から読み出し、この通信仕様データに基づい
て通信制御を行なう通信制御手段とを設けた構成にして
ある。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成したので、昇降機制
御装置に昇降機保守装置を接続した後、この昇降機保守
装置の記憶部にあらかじめ記憶される複数の昇降機制御
装置の種別データを表示部で表示し、この表示部の表示
に基づいて、保守員が上記の種別データのうちのいずれ
か1つを選択して指令入力手段を介し選択指令を入力す
る。次いで通信制御手段により、この選択された種別デ
ータに対応する通信仕様データを上記の記憶部から読み
出して、この通信仕様データに基づいて昇降機保守装置
との間でデータ通信を行なう。これによって、複数の昇
降機制御装置の通信仕様が種々異なる場合であっても1
台のみの昇降機保守装置で対応することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の昇降機保守装置の実施例を図
に基づいて説明する。図1は本発明の昇降機保守装置の
一実施例を示すブロック図、図2は図1の昇降機保守装
置がデータ通信を行なう際の種々の通信仕様を説明する
図、図3は図1の昇降機保守装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0009】図1に示す本実施例の昇降機保守装置1
は、図示しない昇降機の制御を行なう昇降機制御装置2
に接続ケーブル3を介して着脱可能に接続されている。
また、昇降機保守装置1は携帯可能なマイクロコンピュ
ータからなり、種々のデータ処理を行なうCPU(中央
演算処理装置)11と、このCPU11の制御プログラ
ムや、昇降機制御装置2を含む複数の昇降機制御装置を
特定する種別データ、および各種別データと対応する通
信仕様データなどを記憶する記憶部12と、上記の種別
データのうちのいずれか1つを選択する選択指令などを
入力する入力部、例えばキーボード13と、上記の種別
データなどを表示する表示部14と、昇降機制御装置2
との通信接続を行なう接続部15とからなっている。
【0010】上述した昇降機制御装置2もマイクロコン
ピュータからなり、種々のデータ処理を行なうCPU
(中央演算処理装置)21と、このCPU21の制御プ
ログラムや、昇降機の故障情報などを記憶する記憶部2
2と、昇降機保守装置1との通信接続を行なう接続部2
3とを備えている。
【0011】また、上述した昇降機保守装置1のCPU
11により、キーボード13の選択指令に応じて、図3
の(a)〜(c)で説明する通信仕様A〜Cのデータに
基づいて通信制御を行なう通信制御手段が構成されてお
り、上記の通信仕様A〜Cのデータは記憶部12にあら
かじめ記憶されている。例えば、「エレベータ」用種別
データを選択した場合には通信仕様Aのデータが記憶部
12から読み出され、同様に、「エスカレータ」用種別
データを選択した場合、通信仕様Bのデータが読み出さ
れ、「ダムウエータ」用種別データを選択すると通信仕
様Cのデータが読み出される。
【0012】さらに、上述したCPU11は、キーボー
ド13の入力操作に応じて、昇降機制御装置2の記憶部
22の読み出し領域や書出し領域を指定するデータを接
続部15を介して送信するともに、昇降機制御装置2の
記憶部22から読み出されたデータ、キーボード13か
ら入力されたデータ、およびキーボード13の誤操作や
昇降機保守装置1自体の誤動作などの異常情報を表示部
14により表示させる制御を行なうようになっている。
【0013】この実施例にあっては、図3に示す処理手
順にしたがって昇降機保守装置1が昇降機制御装置2と
のデータ通信を行なうようになっている。すなわち、ま
ず手順S1として昇降機保守装置1を昇降機制御装置2
に接続ケーブル3を介して接続し、昇降機保守装置1を
作動させると、記憶部12にあらかじめ記憶される種々
の昇降機制御装置の種別データ(例えばエレベータ用、
エスカレータ用、ダムウエータ用等)が読み出されて表
示部14で表示される。そこで手順S2として、保守員
がこの表示部14の表示を確認し、キーボード13を介
して上記の昇降機制御装置の種別データのうちのいずれ
か1つ、例えば「エレベータ」用種別データを選択する
選択指令を入力した場合、手順S3として、この選択指
令に応じてCPU11により図2の(a)で説明する
「エレベータ」用通信仕様Aに切替えられ、この通信仕
様Aのデータに基づいて、昇降機保守装置1はCPU1
1の通信制御により接続部15を介して昇降機制御装置
2とのデータ通信を行なう。
【0014】次いで手順S4として、例えば昇降機保守
装置1から昇降機制御装置2へ読み出し要求データA1
1を送信するとき、手順S5として、この要求データA
11に応じて、昇降機制御装置2は接続部23を介して
昇降機保守装置1へ肯定応答信号(ACK)A21とと
もに回答データA22を返送し、この回答データA22
の受信後に、昇降機保守装置1は昇降機制御装置2へ肯
定応答信号(ACK)A12を送信して通信を終了す
る。一方、上記の手順S4で昇降機保守装置1から昇降
機制御装置2へ書き込み要求データを送信するとき、手
順S6として、この書き込み要求データに応じて、昇降
機制御装置2はCPU21により記憶部22にデータ書
き込みを行なう。
【0015】また、上記の手順S2で、上記の昇降機制
御装置の種別データのうちの「エスカレータ」用データ
を選択する選択指令を入力した場合、上記の手順S3と
して、この選択指令に応じて、CPU11により「エレ
ベータ」用通信仕様Aから「エスカレータ」用通信仕様
Bに切替えられる。次いで手順S4として、昇降機保守
装置1から昇降機制御装置2へ要求データB11を送信
するとき、手順S5として、この要求データB11に応
じて昇降機制御装置2はCPU21により記憶部22か
ら読み出しを行ない、接続部23を介して昇降機保守装
置1へ回答データB21を返送し通信を終了する。一
方、上記の手順S4で昇降機保守装置1から昇降機制御
装置2へ書き込み要求データを送信するとき、手順S6
として、この書き込み要求データに応じて昇降機制御装
置2はCPU21により記憶部22にデータ書き込みを
行なう。
【0016】さらにまた、上記の手順S2で上記の昇降
機制御装置の種別データのうちの「ダムウエータ」用デ
ータを選択する選択指令を入力した場合、手順S3とし
て、この選択指令に応じて、CPU11により「エスカ
レータ」用通信仕様Bから「ダムウエータ」用通信仕様
Cに切替えられる。次いで、手順S4として、データ読
み出しを行なうため、昇降機保守装置1から昇降機制御
装置2へ問合せ信号(ENQ)C11を送信するとき、
この問合せ信号C11に応じて、昇降機制御装置2は肯
定応答信号(ACK)C21を送信し、その後、昇降機
保守装置1から昇降機制御装置2へ読み出し要求データ
C12を送信する。次いで、手順S5として、この要求
データC12に応じて、昇降機制御装置2はCPU21
により記憶部22から読み出しを行ない接続部23を介
して昇降機保守装置1へ肯定応答信号(ACK)C22
とともに回答データC23を返送し、この回答データC
23の受信後に、昇降機保守装置1は昇降機制御装置2
へ肯定応答信号(ACK)C13を送信し、昇降機制御
装置2から伝送終了信号(EOT)C24を出力して通
信を終了する。一方、上記の手順S4で昇降機保守装置
1から昇降機制御装置2へ書き込み要求データを送信す
るとき、手順S6として、この書き込み要求データに応
じて、昇降機制御装置2はCPU21により記憶部22
にデータ書き込みを行なう。
【0017】このように構成した実施例では、あらかじ
め記憶される複数の通信仕様A〜Cのデータに基づいて
昇降機保守装置2との間でデータ通信を行なうことがで
きるので、複数の昇降機制御装置の通信仕様が種々異な
る場合であっても1台の昇降機保守装置1のみで対応す
ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、複
数の昇降機制御装置の通信仕様が種々異なる場合であっ
ても1台のみの昇降機保守装置でデータ通信を行なうこ
とができ、したがって、汎用性に優れた昇降機保守装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の昇降機保守装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の昇降機保守装置がデータ通信を行なう際
の種々の通信仕様を説明する図である。
【図3】図1の昇降機保守装置の処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 昇降機保守装置 2 昇降機制御装置 11 CPU(通信制御手段) 12 記憶部 13 キーボード(指令入力手段) 14 表示部 15 接続部 21 CPU 22 記憶部 23 接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降機を制御する昇降機制御装置に着脱
    可能に接続され、この昇降機制御装置の記憶部からデー
    タを読み出すとともにこの記憶部にデータを書き込む昇
    降機保守装置において、複数の昇降機制御装置を特定す
    る種別データ、および各種別データに対応する複数の通
    信仕様データをあらかじめ記憶する記憶部と、上記種別
    データを表示する表示部と、上記種別データのうちのい
    ずれか1つを選択する選択指令を入力する指令入力手段
    と、上記選択された種別データに対応する通信仕様デー
    タを上記記憶部から読み出し、この通信仕様データに基
    づいて通信制御を行なう通信制御手段とを設けたことを
    特徴とする昇降機保守装置。
JP27392294A 1994-11-08 1994-11-08 昇降機保守装置 Pending JPH08133618A (ja)

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JP27392294A JPH08133618A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 昇降機保守装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156050A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの保守装置および保守方法
JP5567755B1 (ja) * 2013-10-11 2014-08-06 ジャパンエレベーターサービス株式会社 メンテナンスコンソール
JP5619323B1 (ja) * 2013-08-23 2014-11-05 ジャパンエレベーターサービス株式会社 メンテナンスコンソール

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