JPH08133451A - 包装装置用コンベア清掃装置 - Google Patents
包装装置用コンベア清掃装置Info
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- JPH08133451A JPH08133451A JP27941794A JP27941794A JPH08133451A JP H08133451 A JPH08133451 A JP H08133451A JP 27941794 A JP27941794 A JP 27941794A JP 27941794 A JP27941794 A JP 27941794A JP H08133451 A JPH08133451 A JP H08133451A
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- cleaning
- belt
- endless belt
- conveyor
- belt conveyor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本願の発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、無端ベルトの表面に付着したフィルム切断片を取り
除く作業を作業者の手作業によらず能率良く行うことが
できる清掃装置を提供することを目的とする。 【構成】無端ベルトの表面に接触してこの無端ベルトの
表面の付着物を取り除く無端形の清掃ベルト44と、こ
の清掃ベルトを保持するプーリと、このプーリを回転自
在に支持するプーリ支持部材41A、41Bと、このプ
ーリ支持部材を前記包装装置に対して固定する固定部材
45、46とを具備することを特徴とする。
で、無端ベルトの表面に付着したフィルム切断片を取り
除く作業を作業者の手作業によらず能率良く行うことが
できる清掃装置を提供することを目的とする。 【構成】無端ベルトの表面に接触してこの無端ベルトの
表面の付着物を取り除く無端形の清掃ベルト44と、こ
の清掃ベルトを保持するプーリと、このプーリを回転自
在に支持するプーリ支持部材41A、41Bと、このプ
ーリ支持部材を前記包装装置に対して固定する固定部材
45、46とを具備することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品などの物品を入れた
皿形の容器を伸長し得るフィルムで包装する包装装置に
おいて、包装された容器を装置外部に搬出するベルトコ
ンベアを清掃する清掃装置に関する。
皿形の容器を伸長し得るフィルムで包装する包装装置に
おいて、包装された容器を装置外部に搬出するベルトコ
ンベアを清掃する清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物品を入れた皿形の容器を伸長し得るフ
ィルム(ストレッチフィルム)で包装する包装装置は、
ロール状に巻かれたフィルムを繰出し、その繰出し端部
を引っ張って伸ばし、この伸長されたフィルムを、物品
を入れた皿形の容器(以下トレイと称する。)に対して
フィルムの幅方向両側および長手方向両側の空夫々トレ
イの底部外面に折り込み、包装したフィルムの繰出し端
部をカッタで切断し、さらに折り込んで重なり合ったフ
ィルムの部分を電気ヒータで加熱して密着して包装する
ようにしている。
ィルム(ストレッチフィルム)で包装する包装装置は、
ロール状に巻かれたフィルムを繰出し、その繰出し端部
を引っ張って伸ばし、この伸長されたフィルムを、物品
を入れた皿形の容器(以下トレイと称する。)に対して
フィルムの幅方向両側および長手方向両側の空夫々トレ
イの底部外面に折り込み、包装したフィルムの繰出し端
部をカッタで切断し、さらに折り込んで重なり合ったフ
ィルムの部分を電気ヒータで加熱して密着して包装する
ようにしている。
【0003】そして、この包装装置は、包装されたトレ
イを装置の外部に搬出するベルトコンベアを設けてい
る。このベルトコンベアは無端ベルトを電動機で回転す
るもので、回転する無端ベルトにトレイを載せて搬出し
ている。また、このベルトコンベアでは、フィルムの折
り込み部を加熱する電気ヒータを無端ベルトの内側に設
けて、トレイを搬送しながらフィルムの加熱するように
している。
イを装置の外部に搬出するベルトコンベアを設けてい
る。このベルトコンベアは無端ベルトを電動機で回転す
るもので、回転する無端ベルトにトレイを載せて搬出し
ている。また、このベルトコンベアでは、フィルムの折
り込み部を加熱する電気ヒータを無端ベルトの内側に設
けて、トレイを搬送しながらフィルムの加熱するように
している。
【0004】ところで、ベルトコンベアでは、包装した
フィルムの繰出し端部をカッタで切断する時に生じたフ
ィルムの切断片が無端ベルトの表面に付着することがあ
る。そして、このようにフィルム切断片が付着した状態
で、トレイを無端ベルトに載せて搬送しながら電気ヒー
タでトレイを包装したフィルムの折り返し部を加熱する
と、フィルム切断片の存在によりフィルムの折り返し部
が良好に密着しないことがある。また、無端ベルトにお
けるフィルム切断片の付着によりベルトコンベアが動作
不良を起こすことがある。
フィルムの繰出し端部をカッタで切断する時に生じたフ
ィルムの切断片が無端ベルトの表面に付着することがあ
る。そして、このようにフィルム切断片が付着した状態
で、トレイを無端ベルトに載せて搬送しながら電気ヒー
タでトレイを包装したフィルムの折り返し部を加熱する
と、フィルム切断片の存在によりフィルムの折り返し部
が良好に密着しないことがある。また、無端ベルトにお
けるフィルム切断片の付着によりベルトコンベアが動作
不良を起こすことがある。
【0005】従って、このような事故の発生を防ぐため
に無端ベルトの表面に付着したフィルム切断片を取り除
く必要があり、従来は作業者が手作業により無端ベルト
の表面に付着したフィルム切断片を取り除く作業を行っ
ている。
に無端ベルトの表面に付着したフィルム切断片を取り除
く必要があり、従来は作業者が手作業により無端ベルト
の表面に付着したフィルム切断片を取り除く作業を行っ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような作
業者の手作業により、無端ベルトの表面に付着したフィ
ルム切断片を取り除く作業を行うのでは、作業能率が悪
く、この取り除き作業を行うために梱包装置の駆動を停
止する時間が長くなるという問題がある。
業者の手作業により、無端ベルトの表面に付着したフィ
ルム切断片を取り除く作業を行うのでは、作業能率が悪
く、この取り除き作業を行うために梱包装置の駆動を停
止する時間が長くなるという問題がある。
【0007】本願の発明は前記事情に基づいてなされた
もので、無端ベルトの表面に付着したフィルム切断片を
取り除く作業を作業者の手作業によらず能率良く行うこ
とができる清掃装置を提供することを目的とする。
もので、無端ベルトの表面に付着したフィルム切断片を
取り除く作業を作業者の手作業によらず能率良く行うこ
とができる清掃装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の包装装置用コ
ンベア清掃装置は、物品が入ったトレイをフィルムで包
装し、前記トレイを、無端ベルトを備えたベルトコンベ
アにより外部に搬出する包装装置に設けられた前記搬出
ベルトコンベアにおける前記無端ベルトを清掃する清掃
装置であって、回転される前記無端ベルトの表面に接触
してこの無端ベルトの表面の付着物を取り除く清掃部材
と、この清掃部材を前記無端ベルトの表面に接触した状
態に保持する固定部材とを具備することを特徴とする。
ンベア清掃装置は、物品が入ったトレイをフィルムで包
装し、前記トレイを、無端ベルトを備えたベルトコンベ
アにより外部に搬出する包装装置に設けられた前記搬出
ベルトコンベアにおける前記無端ベルトを清掃する清掃
装置であって、回転される前記無端ベルトの表面に接触
してこの無端ベルトの表面の付着物を取り除く清掃部材
と、この清掃部材を前記無端ベルトの表面に接触した状
態に保持する固定部材とを具備することを特徴とする。
【0009】請求項2の発明の包装装置用コンベア清掃
装置は、物品が入ったトレイをフィルムで包装し、前記
トレイを、無端ベルトを備えたベルトコンベアにより外
部に搬出する包装装置に設けられた前記搬出ベルトコン
ベアにおける前記無端ベルトを清掃する清掃装置であっ
て、前記無端ベルトの表面に接触してこの無端ベルトの
表面の付着物を取り除く無端形の清掃ベルトと、この清
掃ベルトを保持するプーリと、このプーリを回転自在に
支持するプーリ支持部材と、このプーリ支持部材を前記
包装装置に対して固定する固定部材とを具備することを
特徴とする。
装置は、物品が入ったトレイをフィルムで包装し、前記
トレイを、無端ベルトを備えたベルトコンベアにより外
部に搬出する包装装置に設けられた前記搬出ベルトコン
ベアにおける前記無端ベルトを清掃する清掃装置であっ
て、前記無端ベルトの表面に接触してこの無端ベルトの
表面の付着物を取り除く無端形の清掃ベルトと、この清
掃ベルトを保持するプーリと、このプーリを回転自在に
支持するプーリ支持部材と、このプーリ支持部材を前記
包装装置に対して固定する固定部材とを具備することを
特徴とする。
【0010】請求項3の発明の包装装置用コンベア清掃
装置は、物品が入ったトレイをフィルムで包装し、前記
トレイを、無端ベルトを備えたベルトコンベアにより外
部に搬出する包装装置に設けられた前記搬出ベルトコン
ベアにおける前記無端ベルトを清掃する清掃装置であっ
て、前記無端ベルトの表面に接触してこの無端ベルトの
表面の付着物を取り除く清掃板と、この清掃板を保持す
る保持部材と、この保持部材を前記包装装置に対して固
定する固定部材とを具備することを特徴とする。
装置は、物品が入ったトレイをフィルムで包装し、前記
トレイを、無端ベルトを備えたベルトコンベアにより外
部に搬出する包装装置に設けられた前記搬出ベルトコン
ベアにおける前記無端ベルトを清掃する清掃装置であっ
て、前記無端ベルトの表面に接触してこの無端ベルトの
表面の付着物を取り除く清掃板と、この清掃板を保持す
る保持部材と、この保持部材を前記包装装置に対して固
定する固定部材とを具備することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、清掃部材を包装装置
に設けられたベルトコンベアにおける回転する無端ベル
トの表面に接触し、固定部材で清掃部材の接触状態を保
持することにより、ベルトコンベアの無端ベルトに付着
したフィルム切断片を取り除き、また無端ベルトの表面
を清浄にする作業を、無端ベルトの回転を利用して容易
且つ能率良く行うことができる。
に設けられたベルトコンベアにおける回転する無端ベル
トの表面に接触し、固定部材で清掃部材の接触状態を保
持することにより、ベルトコンベアの無端ベルトに付着
したフィルム切断片を取り除き、また無端ベルトの表面
を清浄にする作業を、無端ベルトの回転を利用して容易
且つ能率良く行うことができる。
【0012】請求項2の発明によれば、無端形の清掃ベ
ルトを、包装装置に設けられたベルトコンベアにおける
回転する無端ベルトの表面に接触し、固定部材でプーリ
支持部材を固定して、ベルトコンベアの無端ベルトの回
転に伴い清掃ベルトを無端ベルトに対して回転速度差を
持たせて従動回転することにより、ベルトコンベアの無
端ベルトに付着したフィルム切断片を取り除き、また無
端ベルトの表面を清浄にする作業を、無端ベルトの回転
を利用して容易且つ能率良く行うことができる。しか
も、清掃ベルトは回転しながらベルトコンベアの無端ベ
ルトの表面に接触するので、無端ベルトに接触する清掃
ベルトの表面が常に変化して清掃ベルトの耐久性が向上
する。
ルトを、包装装置に設けられたベルトコンベアにおける
回転する無端ベルトの表面に接触し、固定部材でプーリ
支持部材を固定して、ベルトコンベアの無端ベルトの回
転に伴い清掃ベルトを無端ベルトに対して回転速度差を
持たせて従動回転することにより、ベルトコンベアの無
端ベルトに付着したフィルム切断片を取り除き、また無
端ベルトの表面を清浄にする作業を、無端ベルトの回転
を利用して容易且つ能率良く行うことができる。しか
も、清掃ベルトは回転しながらベルトコンベアの無端ベ
ルトの表面に接触するので、無端ベルトに接触する清掃
ベルトの表面が常に変化して清掃ベルトの耐久性が向上
する。
【0013】請求項3の発明によれば、無端ベルトの表
面に接触してこの無端ベルトの表面の付着物を取り除く
清掃板を用いることにより、ベルトコンベアの無端ベル
トの清掃を容易且つ能率良く行える清掃装置を簡素な構
成で得ることができる。
面に接触してこの無端ベルトの表面の付着物を取り除く
清掃板を用いることにより、ベルトコンベアの無端ベル
トの清掃を容易且つ能率良く行える清掃装置を簡素な構
成で得ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。まず、本発明の清掃装置が対象とするベルトコ
ンベアを設けた包装装置について説明する。図5および
図6は包装装置の全体構造を示し、図5はカバーを外し
た状態を、図6はカバーを取り付けた状態を夫々示して
いる。
明する。まず、本発明の清掃装置が対象とするベルトコ
ンベアを設けた包装装置について説明する。図5および
図6は包装装置の全体構造を示し、図5はカバーを外し
た状態を、図6はカバーを取り付けた状態を夫々示して
いる。
【0015】図中1は装置本体で、この装置本体1は相
対向して垂直に配置されるフレーム前板1aおよびフレ
ーム後板1bを備えている。装置本体1にはフレーム前
板1aを貫通して搬入ベルトコンベア2が設けられ、フ
レーム前板1aとフレーム後板1bとの間において搬入
ベルトコンベア2に対して直角な方向に沿って配置され
た搬出ベルトコンベア3が設けられている。搬入ベルト
コンベア2は物品を入れたトレイを装置本体1の内部に
搬入するものであり、搬出ベルトコンベア3は装置本体
1の内部において包装されたトレイを装置本体1の外部
に搬出するものである。
対向して垂直に配置されるフレーム前板1aおよびフレ
ーム後板1bを備えている。装置本体1にはフレーム前
板1aを貫通して搬入ベルトコンベア2が設けられ、フ
レーム前板1aとフレーム後板1bとの間において搬入
ベルトコンベア2に対して直角な方向に沿って配置され
た搬出ベルトコンベア3が設けられている。搬入ベルト
コンベア2は物品を入れたトレイを装置本体1の内部に
搬入するものであり、搬出ベルトコンベア3は装置本体
1の内部において包装されたトレイを装置本体1の外部
に搬出するものである。
【0016】装置本体1の内部には後述し且つ図8およ
び図9に示すように物品を入れたトレイを包装するため
の機構であるローラ31、グリッパ32、33、34、
リフタ35およびカッタ36が設けられている。装置本
体1には図4に示すように装置本体1、搬入ベルトコン
ベア2および搬出ベルトコンベア3を上側から覆うカバ
ー4が設けられている。
び図9に示すように物品を入れたトレイを包装するため
の機構であるローラ31、グリッパ32、33、34、
リフタ35およびカッタ36が設けられている。装置本
体1には図4に示すように装置本体1、搬入ベルトコン
ベア2および搬出ベルトコンベア3を上側から覆うカバ
ー4が設けられている。
【0017】搬出ベルトコンベア3は図1、図2、図5
ないし図7に示すように構成されている。図中11A、
11Bは間隔を存して平行に対向配置された一対のフレ
ームで、これらは連結部材12によって連結固定されて
いる。一対のフレーム11A、11Bの間には一対のプ
ーリ13、14が間隔を存して平行に配置され、これら
一対のプーリ13、14に設けられたプーリ軸13a,
14aはプーリ支持部材である一対のフレーム11A、
11Bに回転自在に支持されている。一対のフレーム1
1A、11Bの間において一対のプーリ13、14には
例えば合成樹脂で形成された無端ベルト15が巻き掛け
保持されている。また、この無端ベルト15で囲まれる
領域には電気ヒータ16が配置され、これは連結部材1
2に取り付けられている。
ないし図7に示すように構成されている。図中11A、
11Bは間隔を存して平行に対向配置された一対のフレ
ームで、これらは連結部材12によって連結固定されて
いる。一対のフレーム11A、11Bの間には一対のプ
ーリ13、14が間隔を存して平行に配置され、これら
一対のプーリ13、14に設けられたプーリ軸13a,
14aはプーリ支持部材である一対のフレーム11A、
11Bに回転自在に支持されている。一対のフレーム1
1A、11Bの間において一対のプーリ13、14には
例えば合成樹脂で形成された無端ベルト15が巻き掛け
保持されている。また、この無端ベルト15で囲まれる
領域には電気ヒータ16が配置され、これは連結部材1
2に取り付けられている。
【0018】なお、この実施例では一対のフレーム11
A、11Bが包装装置の装置本体1の内部に向けて延長
され、この延長部の先端には後述する動作を行うフィル
ム折返しローラ17が設けられ、さらに延長部には複数
の搬出ローラ18と後述するカッタを受けるカッタ受け
19が設けられている。
A、11Bが包装装置の装置本体1の内部に向けて延長
され、この延長部の先端には後述する動作を行うフィル
ム折返しローラ17が設けられ、さらに延長部には複数
の搬出ローラ18と後述するカッタを受けるカッタ受け
19が設けられている。
【0019】搬出ベルトコンベア3は装置本体1のフレ
ーム前板1aとフレーム後板1bとの間において装置本
体1の内部と外部に渡って配置され、装置本体1に一対
のフレーム11A、11Bと平行に設けられた回動軸2
0に上下方向回動可能に設けられている。搬出ベルトコ
ンベア3は常時は水平に配置され、必要に応じて受け向
きに回動される。また、搬出ベルトコンベア3のプーリ
14のプーリ軸14aはフレーム11aから外部に延長
され、この延長部は装置本体1に設けられた電動機21
の出力軸21aに自在軸受22を介して接続されてい
る。このため、電動機21の回転によりプーリ14が回
転され、同時に無端ベルト15が図示矢印方向に回転さ
れる。なお、フィルム折返しローラ17および搬出ロー
ラ18は例えばチェーン23および鎖車24を介してプ
ーリ14の回転を受けて回転される。
ーム前板1aとフレーム後板1bとの間において装置本
体1の内部と外部に渡って配置され、装置本体1に一対
のフレーム11A、11Bと平行に設けられた回動軸2
0に上下方向回動可能に設けられている。搬出ベルトコ
ンベア3は常時は水平に配置され、必要に応じて受け向
きに回動される。また、搬出ベルトコンベア3のプーリ
14のプーリ軸14aはフレーム11aから外部に延長
され、この延長部は装置本体1に設けられた電動機21
の出力軸21aに自在軸受22を介して接続されてい
る。このため、電動機21の回転によりプーリ14が回
転され、同時に無端ベルト15が図示矢印方向に回転さ
れる。なお、フィルム折返しローラ17および搬出ロー
ラ18は例えばチェーン23および鎖車24を介してプ
ーリ14の回転を受けて回転される。
【0020】このような構成の包装装置においてトレイ
Aを包装する手順について図8および図9を参照して説
明する。
Aを包装する手順について図8および図9を参照して説
明する。
【0021】まず、図8(a)に示されるように搬入ベ
ルトコンベア2には食品などの物品Bが予め収納された
トレイAが載せられ、このトレイAは搬入ベルトコンベ
ア2の回転により装置本体1の内部に搬入される。トレ
イAは発泡ポリスチレン等の軽量な材料で平面形状が4
角形状に形成されている。これと同時に図5および図6
に示すように搬出ベルトコンベア3の下方に設けられた
ストレッチフィルムFが巻かれたロールGから繰出され
たストレッチフィルムFは、ガイドローラ37を経由し
て搬出ベルトコンベア3におけるフィルム折返しローラ
17の直下に繰出される。
ルトコンベア2には食品などの物品Bが予め収納された
トレイAが載せられ、このトレイAは搬入ベルトコンベ
ア2の回転により装置本体1の内部に搬入される。トレ
イAは発泡ポリスチレン等の軽量な材料で平面形状が4
角形状に形成されている。これと同時に図5および図6
に示すように搬出ベルトコンベア3の下方に設けられた
ストレッチフィルムFが巻かれたロールGから繰出され
たストレッチフィルムFは、ガイドローラ37を経由し
て搬出ベルトコンベア3におけるフィルム折返しローラ
17の直下に繰出される。
【0022】図8(b)に示されるようにグリップ用ロ
ーラ31がフィルム折返しローラ17から離れた状態
で、引出しグリッパ32が搬出ベルトコンベア3に近寄
ってストレッチフィルムFの繰出し端を掴む。
ーラ31がフィルム折返しローラ17から離れた状態
で、引出しグリッパ32が搬出ベルトコンベア3に近寄
ってストレッチフィルムFの繰出し端を掴む。
【0023】次に、図8(c)に示されるようにトレイ
Aの大きさに応じて引出しグリッパ7が戻されて、スト
レッチフィルムFが引出される。これに先出って、グリ
ップ用ローラ31がフィルム折返しローラ17との間に
ストレッチフィルムFの繰出し端部を挟むので、これら
ローラ17、31の抵抗に応じて引出し端部F1は適当な
張りをもって引出される。また、この状態での引出し端
部F1と折返しグリッパ33、34との関係は図9(a)
に示されており、折返しグリッパ33、34は引出し端
部F1の両側縁から離された初期位置に配置されている。
Aの大きさに応じて引出しグリッパ7が戻されて、スト
レッチフィルムFが引出される。これに先出って、グリ
ップ用ローラ31がフィルム折返しローラ17との間に
ストレッチフィルムFの繰出し端部を挟むので、これら
ローラ17、31の抵抗に応じて引出し端部F1は適当な
張りをもって引出される。また、この状態での引出し端
部F1と折返しグリッパ33、34との関係は図9(a)
に示されており、折返しグリッパ33、34は引出し端
部F1の両側縁から離された初期位置に配置されている。
【0024】この後、図9(b)に示されるように折返
しグリッパ33、34は、互いに近付く方向に移動して
引出し端部F1の両側縁を夫々別々に掴んでから、図9
(c)に示されるように互いに遠ざかる方向にトレイA
の幅に応じて移動される。それにより、引出し端部が幅
方向両側から引っ張られて予備伸張される。次に、図8
(d)および図9(d)に夫々示されるようにリフター
34が動作されて、予備伸張された引出し端部をさらに
伸張させながらトレイAを押し上げる。なお、リフター
34は搬入ベルトコンベア2の間を通って昇降動作され
る。
しグリッパ33、34は、互いに近付く方向に移動して
引出し端部F1の両側縁を夫々別々に掴んでから、図9
(c)に示されるように互いに遠ざかる方向にトレイA
の幅に応じて移動される。それにより、引出し端部が幅
方向両側から引っ張られて予備伸張される。次に、図8
(d)および図9(d)に夫々示されるようにリフター
34が動作されて、予備伸張された引出し端部をさらに
伸張させながらトレイAを押し上げる。なお、リフター
34は搬入ベルトコンベア2の間を通って昇降動作され
る。
【0025】次に、図9(e)に示されるように折返し
グリッパ33、34が、互いに近付く方向に移動されて
夫々トレイAの平らな底部B1の外面に接するように入り
込み、これらが掴んだ引出し端部の両側縁を夫々トレイ
Aの底部の外面に沿って折り込んでから、折返しグリッ
パ33、34は開かれて初期位置に戻される。以上のよ
うにしてストレッチフィルムFの引出し端部が、トレイ
Aの幅方向両側から、トレイAの底部の外面に折り込ま
れる。この折り込みが完了した状態は図9(f)に示さ
れている。
グリッパ33、34が、互いに近付く方向に移動されて
夫々トレイAの平らな底部B1の外面に接するように入り
込み、これらが掴んだ引出し端部の両側縁を夫々トレイ
Aの底部の外面に沿って折り込んでから、折返しグリッ
パ33、34は開かれて初期位置に戻される。以上のよ
うにしてストレッチフィルムFの引出し端部が、トレイ
Aの幅方向両側から、トレイAの底部の外面に折り込ま
れる。この折り込みが完了した状態は図9(f)に示さ
れている。
【0026】なお、この折り込み動作に伴って、折返し
グリッパ33、34と干渉するリフター34の一部は、
折返しグリッパ33、34に押されて倒れるとともに、
初期位置への折返しグリッパ33、34の復帰に伴いば
ねの力で起立される。
グリッパ33、34と干渉するリフター34の一部は、
折返しグリッパ33、34に押されて倒れるとともに、
初期位置への折返しグリッパ33、34の復帰に伴いば
ねの力で起立される。
【0027】次に、図8(e)に示されるように引出し
グリッパ32が再び搬出ベルトコンベア3に近付けられ
るから、まず、このグリッパ32がトレイAの底部の外
面に接するように入り込み、これが掴んだ引出し端部の
引出し方向側が、トレイAの底部の外面に沿って折り込
まれる。これに引き続く引出しグリッパ7の移動に伴
い、引出しグリッパ32に設けた押し板32aを介して
トレイAが押されて、搬出ベルトコンベア3のフィルム
折返しローラ17上に乗り上がるように移動される。
グリッパ32が再び搬出ベルトコンベア3に近付けられ
るから、まず、このグリッパ32がトレイAの底部の外
面に接するように入り込み、これが掴んだ引出し端部の
引出し方向側が、トレイAの底部の外面に沿って折り込
まれる。これに引き続く引出しグリッパ7の移動に伴
い、引出しグリッパ32に設けた押し板32aを介して
トレイAが押されて、搬出ベルトコンベア3のフィルム
折返しローラ17上に乗り上がるように移動される。
【0028】そうすると、次に、搬出ベルトコンベア3
の搬出動作でトレイAが搬出されるに伴い、図8(f)
に示されるようにストレッチフィルムFが繰出されなが
らトレイAの底部の外面に沿って折り込まれる。以上の
ようにしてストレッチフィルムFの繰出し端部が、トレ
イAの長手方向両側から、トレイAの底部の外面に折り
込まれる。
の搬出動作でトレイAが搬出されるに伴い、図8(f)
に示されるようにストレッチフィルムFが繰出されなが
らトレイAの底部の外面に沿って折り込まれる。以上の
ようにしてストレッチフィルムFの繰出し端部が、トレ
イAの長手方向両側から、トレイAの底部の外面に折り
込まれる。
【0029】最後に、図8(g)に示されるようにカッ
ター36が動作されて、ストレッチフィルムFの繰出し
端部が、トレイAの下側において切断される。それによ
って、トレイAの包装が完了される。また、こうして包
装されたトレイAは、次に、図8(h)に示されるよう
に搬出ベルトコンベア3上を通る際に、電気ヒータ16
より下側から加熱される。それにより、トレイAの底部
B1の外面において互いに重なりあったストレッチフィル
ムFが密着されるので、前記包装状態が崩れることを防
止できる。
ター36が動作されて、ストレッチフィルムFの繰出し
端部が、トレイAの下側において切断される。それによ
って、トレイAの包装が完了される。また、こうして包
装されたトレイAは、次に、図8(h)に示されるよう
に搬出ベルトコンベア3上を通る際に、電気ヒータ16
より下側から加熱される。それにより、トレイAの底部
B1の外面において互いに重なりあったストレッチフィル
ムFが密着されるので、前記包装状態が崩れることを防
止できる。
【0030】次に請求項1の発明にかかわる清掃装置の
一実施例につい図1ないし図3を参照して説明する。清
掃装置の構成について説明する。清掃装置の全体構成を
示す図1および図2において41A、41Bは間隔を存
して平行に対向配置された一対のフレームで、これらは
連結部材41aによって連結固定されている。一対のフ
レーム41A、41Bは搬出ベルトコンベア3のフレー
ム11の長さに相当する長さを有している。
一実施例につい図1ないし図3を参照して説明する。清
掃装置の構成について説明する。清掃装置の全体構成を
示す図1および図2において41A、41Bは間隔を存
して平行に対向配置された一対のフレームで、これらは
連結部材41aによって連結固定されている。一対のフ
レーム41A、41Bは搬出ベルトコンベア3のフレー
ム11の長さに相当する長さを有している。
【0031】一対のフレーム41A、41Bの間には一
対のプーリ42、43が間隔を存して平行に配置され、
これら一対のプーリ42、43に設けられたプーリ軸4
2a,43aは一対のフレーム41A、41Bに回転自
在に支持されている。一対のフレーム41A、41Bの
間において一対のプーリ42、43には無端形をなす清
掃ベルト44が巻き掛け保持されている。この清掃ベル
ト44は搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15の表面
を清掃するものであり、搬出ベルトコンベア3の無端ベ
ルト15の長さ寸法および幅寸法に相当する長さ寸法お
よび幅寸法を有している。
対のプーリ42、43が間隔を存して平行に配置され、
これら一対のプーリ42、43に設けられたプーリ軸4
2a,43aは一対のフレーム41A、41Bに回転自
在に支持されている。一対のフレーム41A、41Bの
間において一対のプーリ42、43には無端形をなす清
掃ベルト44が巻き掛け保持されている。この清掃ベル
ト44は搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15の表面
を清掃するものであり、搬出ベルトコンベア3の無端ベ
ルト15の長さ寸法および幅寸法に相当する長さ寸法お
よび幅寸法を有している。
【0032】清掃ベルト44は搬出ベルトコンベア3の
無端ベルト15の表面を清掃するに適した材料で形成さ
れている。例えば清掃ベルト44にアルコールなどの清
掃液を含浸させて、その清掃液を無端ベルト15の表面
を濡らし、無端ベルト15の表面に付着したフィルム切
断片を剥離し易くし、その状態でフィルム切断片を無端
ベルト15の表面から剥離する方法を採用する場合に
は、例えば弾性を有する多孔質性のゴムまたはスポンジ
で形成されている。
無端ベルト15の表面を清掃するに適した材料で形成さ
れている。例えば清掃ベルト44にアルコールなどの清
掃液を含浸させて、その清掃液を無端ベルト15の表面
を濡らし、無端ベルト15の表面に付着したフィルム切
断片を剥離し易くし、その状態でフィルム切断片を無端
ベルト15の表面から剥離する方法を採用する場合に
は、例えば弾性を有する多孔質性のゴムまたはスポンジ
で形成されている。
【0033】また、一対のフレーム41A、41Bの外
面部には互いに対向する位置に固定部材45、46が設
けられている。固定部材45、46はこの実施例では例
えば金属板からなるもので、清掃装置を搬出ベルトコン
ベア3の上に載せた場合に搬出ベルトコンベア3の下側
間で届く長さを有している。固定部材45、46の一方
の端部は一対のフレーム41A、41Bに取り付けられ
た金具47に支持された軸48に回動可能に支持されて
おり、固定部材45、46の他方の端部には搬出ベルト
コンベア3のフレーム11A、11Bの下縁に弾性的に
係合する弾性係合部45a、46aが形成されている。
面部には互いに対向する位置に固定部材45、46が設
けられている。固定部材45、46はこの実施例では例
えば金属板からなるもので、清掃装置を搬出ベルトコン
ベア3の上に載せた場合に搬出ベルトコンベア3の下側
間で届く長さを有している。固定部材45、46の一方
の端部は一対のフレーム41A、41Bに取り付けられ
た金具47に支持された軸48に回動可能に支持されて
おり、固定部材45、46の他方の端部には搬出ベルト
コンベア3のフレーム11A、11Bの下縁に弾性的に
係合する弾性係合部45a、46aが形成されている。
【0034】また、この清掃装置は、清掃ベルト44を
無端ベルト15の回転に従動して回転させて清掃動作を
行うものであり、清掃ベルト44に清掃動作を行わせる
ために清掃ベルト44が無端ベルト15に対して速度差
をもって回転することが必要となる。そこで、清掃ベル
ト44が無端ベルト15に対して速度差をもたるため
に、この実施例では一対のフレーム41A、41Bに板
ばねを取り付け、この板ばねで各プーリ42、43に制
動力を加えている。図3は一対のフレーム41A、41
Bに夫々取り付けた板ばね49をプーリ42の両端面に
接触させて制動力を与える構成を示している。プーリ4
3の場合同様な構成が与えられている。
無端ベルト15の回転に従動して回転させて清掃動作を
行うものであり、清掃ベルト44に清掃動作を行わせる
ために清掃ベルト44が無端ベルト15に対して速度差
をもって回転することが必要となる。そこで、清掃ベル
ト44が無端ベルト15に対して速度差をもたるため
に、この実施例では一対のフレーム41A、41Bに板
ばねを取り付け、この板ばねで各プーリ42、43に制
動力を加えている。図3は一対のフレーム41A、41
Bに夫々取り付けた板ばね49をプーリ42の両端面に
接触させて制動力を与える構成を示している。プーリ4
3の場合同様な構成が与えられている。
【0035】このように構成されている清掃装置により
搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15を清掃する場合
について説明する。
搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15を清掃する場合
について説明する。
【0036】搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15の
清掃は、包装したフィルムの繰出し端部をカッタで切断
する時に生じたフィルム切断片の付着が多くなった場合
などに行う。清掃に際しては、図1および図2に示すよ
うに清掃装置を搬出ベルトコンベア3の上側に水平に配
置し、清掃ベルト44の下部を無端ベルト15に載せて
清掃ベルト44の表面を無端ベルト15に接触させる。
固定部材45、46を下向に回動して搬出ベルトコンベ
ア3における一対のフレーム11A、11Bを両側から
抱き込み、固定部材45、46の弾性係合部45a、4
6aを一対のフレーム11A、11Bの下縁に係合す
る。
清掃は、包装したフィルムの繰出し端部をカッタで切断
する時に生じたフィルム切断片の付着が多くなった場合
などに行う。清掃に際しては、図1および図2に示すよ
うに清掃装置を搬出ベルトコンベア3の上側に水平に配
置し、清掃ベルト44の下部を無端ベルト15に載せて
清掃ベルト44の表面を無端ベルト15に接触させる。
固定部材45、46を下向に回動して搬出ベルトコンベ
ア3における一対のフレーム11A、11Bを両側から
抱き込み、固定部材45、46の弾性係合部45a、4
6aを一対のフレーム11A、11Bの下縁に係合す
る。
【0037】これにより一対のフレーム41A、41B
に押え力が作用して清掃装置全体が搬出ベルトコンベア
3に固定され、清掃ベルト44が無端ベルト15の無端
ベルト15への接触状態が保持される。
に押え力が作用して清掃装置全体が搬出ベルトコンベア
3に固定され、清掃ベルト44が無端ベルト15の無端
ベルト15への接触状態が保持される。
【0038】そして、電動機21により搬出ベルトコン
ベア3の無端ベルト15を回転すると、無端ベルト15
に接触している清掃ベルト44も従動して回転する。こ
の時、前述したように清掃装置のプーリ42、43には
制動力が付与されているので、清掃ベルト4は無端ベル
ト15より遅い速度で回転する。これにより清掃ベルト
44は無端ベルト15に付着しているフィルム切断片な
どの付着物を掻き取る。また、清掃ベルト44は無端ベ
ルト15の表面を拭いて清浄にする役目も果たす。な
お、清掃ベルト44にアルコールなどの清掃液を含浸さ
せると、その清掃液が清掃ベルト44から染み出て無端
ベルト15の表面を濡らし、無端ベルト15の表面に付
着したフィルム切断片の掻き取りを容易にできる。
ベア3の無端ベルト15を回転すると、無端ベルト15
に接触している清掃ベルト44も従動して回転する。こ
の時、前述したように清掃装置のプーリ42、43には
制動力が付与されているので、清掃ベルト4は無端ベル
ト15より遅い速度で回転する。これにより清掃ベルト
44は無端ベルト15に付着しているフィルム切断片な
どの付着物を掻き取る。また、清掃ベルト44は無端ベ
ルト15の表面を拭いて清浄にする役目も果たす。な
お、清掃ベルト44にアルコールなどの清掃液を含浸さ
せると、その清掃液が清掃ベルト44から染み出て無端
ベルト15の表面を濡らし、無端ベルト15の表面に付
着したフィルム切断片の掻き取りを容易にできる。
【0039】このようにして請求項1の発明では、清掃
部材を包装装置に設けられた搬出ベルトコンベアの回転
する無端ベルトの表面に接触し、固定部材で清掃部材の
接触状態を保持することにより、搬出ベルトコンベアの
無端ベルトに付着したフィルム切断片を取り除き、また
無端ベルトの表面を清浄にする作業を、無端ベルトの回
転を利用して容易且つ能率良く行うことができる。
部材を包装装置に設けられた搬出ベルトコンベアの回転
する無端ベルトの表面に接触し、固定部材で清掃部材の
接触状態を保持することにより、搬出ベルトコンベアの
無端ベルトに付着したフィルム切断片を取り除き、また
無端ベルトの表面を清浄にする作業を、無端ベルトの回
転を利用して容易且つ能率良く行うことができる。
【0040】請求項2の発明では、清掃部材である無端
形の清掃ベルト44を、包装装置に設けられた搬送ベル
トコンベア3の回転する無端ベルト15の表面に接触
し、固定部材45、46でプーリ支持部材であるフレー
ム41A、41Bを固定して、搬出ベルトコンベア3の
無端ベルト15の回転に伴い清掃ベルト44を無端ベル
ト15に対して回転速度差を持たせて従動回転すること
により、搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15に付着
したフィルム切断片などを取り除き、また無端ベルト1
5の表面を清浄にする作業を、無端ベルト15の回転を
利用して容易且つ能率良く行うことができる。しかも、
清掃ベルト15は回転しながら搬出ベルトコンベア3の
無端ベルト15の表面に接触するので、無端ベルト15
に接触する清掃ベルト44の表面が常に変化して清掃ベ
ルト44の耐久性が向上する。
形の清掃ベルト44を、包装装置に設けられた搬送ベル
トコンベア3の回転する無端ベルト15の表面に接触
し、固定部材45、46でプーリ支持部材であるフレー
ム41A、41Bを固定して、搬出ベルトコンベア3の
無端ベルト15の回転に伴い清掃ベルト44を無端ベル
ト15に対して回転速度差を持たせて従動回転すること
により、搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15に付着
したフィルム切断片などを取り除き、また無端ベルト1
5の表面を清浄にする作業を、無端ベルト15の回転を
利用して容易且つ能率良く行うことができる。しかも、
清掃ベルト15は回転しながら搬出ベルトコンベア3の
無端ベルト15の表面に接触するので、無端ベルト15
に接触する清掃ベルト44の表面が常に変化して清掃ベ
ルト44の耐久性が向上する。
【0041】清掃ベルトを搬出ベルトコンベアの無端ベ
ルトに対して速度差をもたせるための手段としては実施
例の限定されず、例えば固定部材が清掃ベルトを搬出ベ
ルトコンベアの無端ベルトに押える力を利用しても良
い。
ルトに対して速度差をもたせるための手段としては実施
例の限定されず、例えば固定部材が清掃ベルトを搬出ベ
ルトコンベアの無端ベルトに押える力を利用しても良
い。
【0042】次に請求項3の発明の清掃装置の実施例に
ついて図4を参照して説明する。この発明の実施例も請
求項2の発明の実施例と同様に包装装置に設けられた搬
出ベルトコンベアの清掃を行うために用いるものであ
る。
ついて図4を参照して説明する。この発明の実施例も請
求項2の発明の実施例と同様に包装装置に設けられた搬
出ベルトコンベアの清掃を行うために用いるものであ
る。
【0043】図4において61は例えば例えば弾性を有
する多孔質性のゴムまたはスポンジで形成された清掃板
で、搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15の上部を覆
う大きさの矩形をなしている。62は清掃板61を保持
する保持部材で、この実施例では板材で形成され、清掃
板61を上面および対向する一対の辺部を覆う形状をな
しており、清掃板61は例えば両面接着テープで保持部
材62に固定されている。保持部材62には清掃板61
に対してアルコールなどの清掃液を含浸させるための孔
62aが形成されている。63は一対の固定部材で、こ
れは保持部材62の対向する一対の縁部に設けられてい
る。一対の固定部材63は前述した請求項2の発明の実
施例のおける清掃装置の固定部材45、46と同じで、
一方の端部が保持部材62の対向する一対の縁部に上下
方向に回動可能に取り付けられ、他方の端部には弾性係
合部63aが形成されている。
する多孔質性のゴムまたはスポンジで形成された清掃板
で、搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15の上部を覆
う大きさの矩形をなしている。62は清掃板61を保持
する保持部材で、この実施例では板材で形成され、清掃
板61を上面および対向する一対の辺部を覆う形状をな
しており、清掃板61は例えば両面接着テープで保持部
材62に固定されている。保持部材62には清掃板61
に対してアルコールなどの清掃液を含浸させるための孔
62aが形成されている。63は一対の固定部材で、こ
れは保持部材62の対向する一対の縁部に設けられてい
る。一対の固定部材63は前述した請求項2の発明の実
施例のおける清掃装置の固定部材45、46と同じで、
一方の端部が保持部材62の対向する一対の縁部に上下
方向に回動可能に取り付けられ、他方の端部には弾性係
合部63aが形成されている。
【0044】このように構成された清掃装置を用いて包
装装置に設けられた搬出ベルトコンベア3の清掃を行う
場合には、請求項2の実施例の場合と同様に、清掃装置
を搬出ベルトコンベア3の上側に水平に配置し、清掃板
61の下部を無端ベルト15に載せて清掃板61の表面
を無端ベルト15に接触させる。一対の固定部材63を
下向に回動して搬出ベルトコンベア3における一対のフ
レーム11A、11Bを両側から抱き込み、固定部材6
3の弾性係合部63aを一対のフレーム11A、11B
の下縁に係合する。これにより一対のフレーム61に押
え力が作用して清掃装置全体が搬出ベルトコンベア3に
固定され、清掃板61の無端ベルト15への接触状態が
保持される。
装装置に設けられた搬出ベルトコンベア3の清掃を行う
場合には、請求項2の実施例の場合と同様に、清掃装置
を搬出ベルトコンベア3の上側に水平に配置し、清掃板
61の下部を無端ベルト15に載せて清掃板61の表面
を無端ベルト15に接触させる。一対の固定部材63を
下向に回動して搬出ベルトコンベア3における一対のフ
レーム11A、11Bを両側から抱き込み、固定部材6
3の弾性係合部63aを一対のフレーム11A、11B
の下縁に係合する。これにより一対のフレーム61に押
え力が作用して清掃装置全体が搬出ベルトコンベア3に
固定され、清掃板61の無端ベルト15への接触状態が
保持される。
【0045】そして、電動機により搬出ベルトコンベア
3の無端ベルト15を回転すると、固定状態にある清掃
板61が無端ベルト15に付着しているフィルム切断片
などの付着物を掻き取る。
3の無端ベルト15を回転すると、固定状態にある清掃
板61が無端ベルト15に付着しているフィルム切断片
などの付着物を掻き取る。
【0046】このように請求項3の発明によれば、無端
ベルト15の表面に接触してその回転により無端ベルト
15の表面の付着物を取り除く清掃板61を用いること
により、搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15の清掃
を容易且つ能率良く行える清掃装置を簡素な構成で提供
することができる。
ベルト15の表面に接触してその回転により無端ベルト
15の表面の付着物を取り除く清掃板61を用いること
により、搬出ベルトコンベア3の無端ベルト15の清掃
を容易且つ能率良く行える清掃装置を簡素な構成で提供
することができる。
【0047】なお、各発明は前述した実施例に限定され
ずに、種々変形して実施することができる。例えば清掃
装置をベルトコンベアに固定する固定部材は実施例に限
定されない。清掃装置は搬出ベルトコンベアを清掃する
場合に限定されずに、搬入ベルトコンベアを清掃する場
合にも適用することが可能である。
ずに、種々変形して実施することができる。例えば清掃
装置をベルトコンベアに固定する固定部材は実施例に限
定されない。清掃装置は搬出ベルトコンベアを清掃する
場合に限定されずに、搬入ベルトコンベアを清掃する場
合にも適用することが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の包
装装置用コンベア清掃装置によれば、清掃部材を包装装
置に設けられたベルトコンベアの回転する無端ベルトの
表面に接触し、固定部材で清掃部材の接触状態を保持す
ることにより、ベルトコンベアの無端ベルトに付着した
フィルム切断片を取り除き、また無端ベルトの表面を清
浄にする作業を、無端ベルトの回転を利用して容易且つ
能率良く行うことができる。
装装置用コンベア清掃装置によれば、清掃部材を包装装
置に設けられたベルトコンベアの回転する無端ベルトの
表面に接触し、固定部材で清掃部材の接触状態を保持す
ることにより、ベルトコンベアの無端ベルトに付着した
フィルム切断片を取り除き、また無端ベルトの表面を清
浄にする作業を、無端ベルトの回転を利用して容易且つ
能率良く行うことができる。
【0049】請求項2の発明の包装装置用コンベア清掃
装置によれば、無端形の清掃ベルトを、包装装置に設け
られたベルトコンベアの回転する無端ベルトの表面に接
触し、固定部材でプーリ支持部材を固定して、ベルトコ
ンベアの無端ベルトの回転に伴い清掃ベルトを無端ベル
トに対して回転速度差を持たせて従動回転することによ
り、ベルトコンベアの無端ベルトに付着したフィルム切
断片を取り除き、また無端ベルトの表面を清浄にする作
業を、無端ベルトの回転を利用して容易且つ能率良く行
うことができる。しかも、清掃ベルトは回転しながらベ
ルトコンベアの無端ベルトの表面に接触するので、無端
ベルトに接触する清掃ベルトの表面が常に変化して清掃
ベルトの耐久性が向上する。
装置によれば、無端形の清掃ベルトを、包装装置に設け
られたベルトコンベアの回転する無端ベルトの表面に接
触し、固定部材でプーリ支持部材を固定して、ベルトコ
ンベアの無端ベルトの回転に伴い清掃ベルトを無端ベル
トに対して回転速度差を持たせて従動回転することによ
り、ベルトコンベアの無端ベルトに付着したフィルム切
断片を取り除き、また無端ベルトの表面を清浄にする作
業を、無端ベルトの回転を利用して容易且つ能率良く行
うことができる。しかも、清掃ベルトは回転しながらベ
ルトコンベアの無端ベルトの表面に接触するので、無端
ベルトに接触する清掃ベルトの表面が常に変化して清掃
ベルトの耐久性が向上する。
【0050】請求項3の発明の包装装置用コンベア清掃
装置によれば、無端ベルトの表面に接触してこの無端ベ
ルトの表面の付着物を取り除く清掃板を用いることによ
り、ベルトコンベアの無端ベルトの清掃を容易且つ能率
良く行える清掃装置を簡素な構成で提供することができ
る。
装置によれば、無端ベルトの表面に接触してこの無端ベ
ルトの表面の付着物を取り除く清掃板を用いることによ
り、ベルトコンベアの無端ベルトの清掃を容易且つ能率
良く行える清掃装置を簡素な構成で提供することができ
る。
【図1】請求項2の発明にかかわる一実施例の清掃装置
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】同実施例の清掃装置を示す図。
【図3】同実施例の清掃装置において清掃ベルトに制動
力を付与する構成を拡大して示す図。
力を付与する構成を拡大して示す図。
【図4】請求項3の発明にかかわる一実施例の清掃装置
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図5】カバーを取り外した状態の包装装置を示す斜視
図。
図。
【図6】カバーを取り付けた状態の包装装置を示す斜視
図。
図。
【図7】同包装装置における搬出ベルトコンベアを示す
平面図。
平面図。
【図8】同包装装置における包装手順を示す図。
【図9】同包装装置における包装手順を示す図。
1…梱包装置本体、 2…搬入ベルトコン
ベア、3…搬出ベルトコンベア、 4…カバー、
11a,11b…フレーム、 12a,12b…プ
ーリ、15…清掃ベルト、 16…ヒー
タ、21…電動機、 41a,41b…フ
レーム、44…清掃ベルト、 45,46…
固定部材、61…清掃板、 62…保
持部材、63…固定部材。
ベア、3…搬出ベルトコンベア、 4…カバー、
11a,11b…フレーム、 12a,12b…プ
ーリ、15…清掃ベルト、 16…ヒー
タ、21…電動機、 41a,41b…フ
レーム、44…清掃ベルト、 45,46…
固定部材、61…清掃板、 62…保
持部材、63…固定部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 幸博 東京都目黒区中目黒2丁目6番13号 株式 会社テック目黒事務所内
Claims (3)
- 【請求項1】 物品が入ったトレイをフィルムで包装
し、前記トレイを、無端ベルトを備えたベルトコンベア
により外部に搬出する包装装置に設けられた前記搬出ベ
ルトコンベアにおける前記無端ベルトを清掃する清掃装
置であって、 回転される前記無端ベルトの表面に接触してこの無端ベ
ルトの表面の付着物を取り除く清掃部材と、この清掃部
材を前記無端ベルトの表面に接触した状態に保持する固
定部材とを具備することを特徴とする包装装置用コンベ
ア清掃装置。 - 【請求項2】 物品が入ったトレイをフィルムで包装
し、前記トレイを、無端ベルトを備えたベルトコンベア
により外部に搬出する包装装置に設けられた前記搬出ベ
ルトコンベアにおける前記無端ベルトを清掃する清掃装
置であって、 前記無端ベルトの表面に接触してこの無端ベルトの表面
の付着物を取り除く無端形の清掃ベルトと、この清掃ベ
ルトを保持するプーリと、このプーリを回転自在に支持
するプーリ支持部材と、このプーリ支持部材を前記包装
装置に対して固定する固定部材とを具備することを特徴
とする包装装置用コンベア清掃装置。 - 【請求項3】 物品が入ったトレイをフィルムで包装
し、前記トレイを、無端ベルトを備えたベルトコンベア
により外部に搬出する包装装置に設けられた前記搬出ベ
ルトコンベアにおける前記無端ベルトを清掃する清掃装
置であって、 前記無端ベルトの表面に接触してこの無端ベルトの表面
の付着物を取り除く清掃板と、この清掃板を保持する保
持部材と、この保持部材を前記包装装置に対して固定す
る固定部材とを具備することを特徴とする包装装置用コ
ンベア清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27941794A JPH08133451A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 包装装置用コンベア清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27941794A JPH08133451A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 包装装置用コンベア清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08133451A true JPH08133451A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17610803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27941794A Pending JPH08133451A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 包装装置用コンベア清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08133451A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116198950A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-06-02 | 合肥市超港食品有限公司 | 一种面包包装机 |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP27941794A patent/JPH08133451A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116198950A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-06-02 | 合肥市超港食品有限公司 | 一种面包包装机 |
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