JPS63272613A

JPS63272613A - 包装装置

Info

Publication number: JPS63272613A
Application number: JP63017522A
Authority: JP
Inventors: フレデリック・ダグラス・クラベル・ベイト
Original assignee: ERUMUUTSUDO PACKAGING MACH Ltd
Current assignee: ERUMUUTSUDO PACKAGING MACH Ltd
Priority date: 1987-02-04
Filing date: 1988-01-29
Publication date: 1988-11-10
Also published as: ZA88508B; GB8702486D0; BR8800402A; EP0278617A1; KR880009845A; AU1118988A; US4949533A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］〈産業上の利用分野〉本発明は帯状材料を物品に巻き付けるための包装装置の
改良に関する。

〈従来の技術〉物品を帯状材料により包装することが広く行われており
、複数の物品を支持体上に集め、ロールから得られた柔
軟な包装材料を集合させた物品に巻き付け、複数の物品
を単一の物品として取り扱い得るようにすることができ
る。このようにして包装された最終的な物品は、角型或
いは最終的に角型その他の適当な形状に組み合わされる
べき形状を有する複数の物品からなる。また、包装材料
を１回若しくは２回巻き付けることにより包装を行うこ
とができる。前者の場合には、物品の上下及び左右の側
面が覆われることとなる。１回巻きの包装が用いられた
場合には、包装材料の側面に巻き付けられた部分が、そ
の左右端からやや延出することにより、包装材料が巻き
付けられない側面に向けである程度延出するようにして
いる。このようにして、物品が好適に固定される。物品
が４側面に亘って包装された場合には、二回巻きによる
包装が行われたということができる。ロールから包装材
料を取り出す際に、包装材料に張力が加わり、その幅が
小さくなる即ちネッキング（ｎｅｃｋｉｎｇ）する傾向
がある。

種々の繊維質及びフィルム状の材料が帯状包装材料とし
て用いられているが、最も広く用いられているものは、
張力を加えられたときに様々な変形容易性をもって伸長
可能な合成樹脂材料からなる柔軟なシート材料が用いら
れている。最近開発された片面粘着伸縮フィルム（ｏｎ
ｅ　５ｉｄｅ　ｃｌｉｎｇ　５ｔｒｅｔｃｈ　ｆｉｌｍ
　）は包装材料として特に適している。

この材料は、高い伸縮性を有する合成樹脂がらなり、そ
の片面に軽度の圧力感応性の粘着特性を有しており、そ
の他方の面には殆ど或いは全熱そのような性質を有して
いない。従って、この材料を用いた場合には、物品を包
囲する帯状材料が互いに付着し合うこととなり、包装の
耐久性を改善し、好適な包装を可能にする。同時に、２
つの物品が当接した場合でも、或いは物品を取り扱うコ
ンベア等の面に対しても何ら付着することがない。

従来形式の包装装置を用いて帯状材料による包装を行っ
た場合に発生する問題の１つは、包装されるべき物品の
寸法が大きくばらつくことにある。

その半面、好適な包装を行うためには、帯状材料による
包装を的確に行わなければならない。従って、包装材料
の供給者或いはユーザが直面し得ると考えられるあらゆ
る要請を満足するように異なる幅の包装材料のロールを
多数ストックしておかなければならず、多大な費用が必
要となると共に、煩雑であるという問題がある。

〈発明が解決しようとする課題〉本発明の主な目的は、このような問題を解決すると共に
、その他の利点を提供するような包装装置を提供するこ
とにある。

［発明の構成］〈課題を解決するための手段〉このような目的は、本発明によれば、帯状の包装材料を
供給するための回転可能な材料支持体と、互いに変位可
能な２つ以上の支持部材を有すると共に包装されるべき
物品を支持するための調節可能な物品支持体と、前記包
装材料を前記物品及び前記支持部材の両者に巻き付ける
ための手段と、前記包装材料が前記材料支持体から前記
物品に向けて搬送される間に、前記包装材料に対して張
力を与えると共に、前記搬送方向に対して直交する向き
に前記包装材料を往復運動させるための手段とを有し、
かつ前記支持部材が、前記包装材料と前記物品との間か
ら抜き出し得るようにされていることを特徴とする包装
装置を提供することにより達成される。

〈実施例〉以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。

第１図によく示されているように本発明に基づく包装装
置」は、安全ガード２及び水平度を出すために調節可能
にされた支脚３とを有する。マンドレル４が固定された
支持壁６の後方に配置された被駆動キャリアホイール５
に回転可能に取着されている。マンドレル４は、マンド
レルの回転自由度を調節するための図示されない制動装
置を備えている。このマンドレル４は、同じく図示され
ない往復動装置にも結合されており、マンドレル４を被
駆動キャリアホイール５に対して直交するように第２図
に於てＡ−Ａ’線により示された向きに往復運動させる
ことができる。

片面粘着伸縮フィルムのロール７はマンドレル４に巻装
されており、２つのブレード９．１０間に挟持された物
品８のグループの回りに張力を受けつつシート状フィル
ムが巻回される。例えば、紙等の他の形式の包装材料を
用いることもできる。

しかしながら、合成樹脂フィルム特に伸縮自在な合成樹
脂製フィルムが最も適当である。必要となるマンドレル
の往復運動の幅は包装されるべき物品の幅及びロールか
ら構成される装材料の幅に依存する。往復運動の幅が小
さすぎる場合には、オーバーラツプの度合が過度となり
、材料に無駄が生じる。しかしながら、往復運動の幅が
過大である場合には、巻き付けられた帯状材料間に大き
なギャップが生じ、これも、場合によっては好ましくな
い。多くの包装形式に於て、往復運動の範囲は包装され
るべき物品の幅の約２０〜３ｏ％であるのが好ましい。

但し、物品の幅は、支持壁６に対して直交する向きの物
品の軸線の長さとして定義される。

一般に、マンドレル４には１つの包装材料のロールが装
着される。しかしながら、異なる包装過程に於ては、同
−若しくは異なる幅を有する２つ以上のロールを同時に
用いることもできる。複数のロールが用いられた場合に
は、それらはマンドレル上に互いに接触する状態で装着
される。しかしながら、所望に応じてマンドレル上に嵌
装される円筒形の短いスリーブなどからなるスペーサ部
材により隣接するロールを互いに隔置することも可能で
ある。このようにして、複数の包装材料のロールを用い
ることにより、物品の幅の範囲が大きい場合でも、標準
的な幅の包装材料のロールを用いることによる物品の包
装が可能となる。マンドレル４に加えられた制動力によ
り包装材料に発生した張力は、ネッキング１６を発生さ
せる。包装材料に張力を加えることは、制動装置を用い
る以外にも、キャリアホイール５に固定されたアームに
支持された図示されない調節可能なアイドルローラを帯
状材料に当接させることによっても可能である。

ブレード９．１０は、レール１２間に挿入され、かつレ
ール間にロックさるような調節可能な支持体１１に結合
されている。この構成により、ブレード９．１０間の間
隔を調節し、異なる寸法或いは異なる数の物品を両ブレ
ード間に挾持することができる。更に、ブレード９．１
０は万力のジョーの働きをし、包装過程中に物品が動か
ないようにする働きも発揮する。包装装置の作動はプロ
グラマブル制御装置１５により制御される。

包装装置１の作動中は、帯状の包装材料が物品８ばかり
でなく、一般に包装過程終了後に物品から取り外される
べきブレード９．１０にも巻かれる。ブレードと物品と
の分離は、手動により物品をブレードから抜き出すこと
により達成される。

しかしながら、場合によっては、一方のブレード、例え
ば本実施例にように上側のブレードを、物品に対して包
装材料が１回若しくは２回巻かれて物品が固定されたと
きに物品から抜き出すようにすることもできる。このよ
うにして、上側のブレードを抜き出すことは、新聞の束
を包装する場合等に特に有益である。そのような場合に
は、それ以降の包装材料を新聞の束の上面に直接巻き付
けることができる。

ブレードを抜き出すことができるようにし、包装材料が
物品を強固に固定し続けるように、ブレードは所要の強
度及び所要の支持能力を確保し得る範囲で可及的に薄い
部材からなるのが好ましい。

更に、ブレードの表面は、円滑に処理されていたり、４
弗化エチレンポリマ等の摩擦低減剤のコーティングを備
えているのが好ましい。

支持壁６は帯状材料を切断するための装置を備えており
、この切断装置は、支持壁６に対してその上端部近傍に
於て着脱可能にソケットを介して保持されかつその下端
近傍に於て枢支されたレバー１３を備えている。このレ
バーは、レバー１３に機能的に結合された図示外のスイ
ッチにより必要に応じて電気加熱される切断ワイヤ１４
を備えている。この装置の作動は、プログラマブル制御
装置１５により電子的に制御される。

作動に際して、まず、１回巻きにより包装されるべき物
品を受容し得るように両ブレード９．１０は互いに充分
な間隔をもって隔置された状態にある。次に、物品を下
側ブレード１０上に載置し、物品の上面に当接するまで
上側ブレード９を降下させる。次に両ブレードを固定す
る。包装材料が、ロール７から手動により引き出され、
物品に係合される。プログラマブル制御装置１５に所要
のデータが供給されており、マンドレル４により行われ
る往復動の周期及び振幅と、ホイール５の回転速度と、
マンドレル４に加えられる制動力の大きさとを適当に定
めることにより、装置の作動に際して、包装材料に対し
て充分な抵抗力を加え、包装材料が約５０％のネッキン
グを行うようにする。

しかしながら、このネッキングの度合は、包装材料に応
じて異なるものであってよい。スイッチをオンとし、包
装材料のロール７と共にキャリアホイール５を反時計方
向回りに回転させ、ロール７と共にマンドレル４をホイ
ール５に対して直交する向きに往復動させる。

一回巻きの包装が完了すると、ロール７と共にマンドレ
ル４が元の位置に復帰し、切断レバー１３がその保持ソ
ケットから離脱し、外側かつ下向きに傾動する。その間
に、図示されないスイッチが閉じられ、切断ワイヤ１４
に電流が供給され、切断ワイヤを加熱する。切断レバー
１３が下向きに傾動し、ワイヤが包装材料を切断する。

このとき、ブレードが包装材料と部品との間に挾持され
ているが、物品をブレードから簡単に取り外すことがで
きる。

本発明に基づく装置の１つの利点は、異なる寸法或いは
形状の物品を包装し得るばかりでなく、各物品に対して
異なる態様をもって包装を行い得るように多様な動作が
可能な点にある。即ち、プログラマブル制御装置に適切
なデータを供給しておくことにより、包装材料の隣接す
る巻きの間のオーバーラツプを変更し得るばかりでなく
、所望に応じて隣接する巻きの間にギャップを郭成する
こともできる。更に、包装材料の幅が物品の幅以上の大
きさを有する場合には、包装材料を格別往復運動させな
くとも好適な包装が可能である。

本発明の更に別の利点は、包装材料を禅掛けに巻き付け
ることが可能であって、従来の要領で物品を包装する場
合よりも耐久性に富む包装が可能である点にある。本発
明に基づく装置の多様性は、ネッキングの度合、包装さ
れるべき物品に向けて搬送される包装材料を往復動させ
る際の周期及び振幅を正確に制御することによるもので
ある。

上記した装置に於ては、包装材料のロールと共にマンド
レルが包装材料の搬送方向に対して直交する向きに往復
運動する。しかしながら、包装材料を異なる要領で往復
動させることもできる。例えば、マンドレル４の運動を
回転運動のみからなるものとし、ブレードと共に物品を
往復運動させることもできる。更に別の可能性としては
、マンドレル及び支持板の両者を往復動させることによ
り、これら両部分間に帯状材料の搬送方向に対して直交
する向きの成分が生ずるようにすることもできる。しか
しながら、マンドレルを往復運動させることが最も好ま
しい。

支持部材は、包装材料と包装された物品との間から抜き
出し得るように充分に円滑であって突部を有していない
限りに於て任意の形状を有するものであってよい。例え
ば、これらは第１図に示されたような平坦なブレード若
しくは板材からなるものであってよく、或いはフォーク
のように平坦化された複数の枝を有する形状をなすもの
であってもよい。物品支持部材は、物品の上下に位置す
るものであるのが望ましい。しかしながら、第３図に示
されたように、支持部材３１．３２を物品の両側部に配
置することもできる。

場合によっては、支持部材４１．４２が、第４図に示さ
れたようにエツジピース４３．４４を有するブレードか
らなるものとすることが有利な場合もある。更に別の変
形実施例としては、第５図及び第６図に示されたように
、エツジピースを有する２つ若しくは４つの支持部材５
１．５２．６１〜６４を用いることが考えられる。

第７図は、左右にエツジピース７３．７４を有する上下
ブレード７１．７２を用いる実施例を示す。

以上に於いて、支持部材は、隣接する支持体に対して摺
動可能に取着され、更に異なる寸法の物品を挟持し得る
ように両支持部材間の間隔を変更し得るようにするとよ
い。或いは、これらの支持部材を調節可能な支持体に形
成された孔若しくはスロットに着脱可能に固定するよう
にすることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基づく包装装置の斜視図である。第２図は第１図に示された装置の作動の要領を示す部分
平面図である。第３図〜第７図は支持部材の異なる実施例を示す垂直断
面図である。１・・・包装装置　　　　２・・・安全ガード３・・・
支脚　　　　　　４・・・マンドレル５・・・キャリア
ホイール６・・・支持壁７・・・ロール　　　　　８・
・・物品９．１０・・・ブレード（支持部材）１１・・・支持体１２・・・レール　　　　１３・・・切断レバー１４・
・・切断ワイヤ１５・・・プログラマブル制御装置３１．３２．４１．４２．５１．５２．９１．９２・・・ブレード（支持部材）４３．４４．９
３．９４・・・エツジピース特許出願人　　エルムララ
ド・パッケージング・マシナリー・リミテッド

Claims

【特許請求の範囲】

（１）帯状の包装材料を供給するための回転可能な材料
支持体と、互いに変位可能な２つ以上の支持部材を有す
ると共に包装されるべき物品を支持するための調節可能
な物品支持体と、前記包装材料を前記物品及び前記支持
部材の両者に巻き付けるための手段と、前記包装材料が
前記材料支持体から前記物品に向けて搬送される間に、
前記包装材料に対して張力を与えると共に、前記搬送方
向に対して直交する向きに前記包装材料を往復運動させ
るための手段とを有し、かつ前記支持部材が、前記包装
材料と前記物品との間から抜き出し得るようにされてい
ることを特徴とする包装装置。
（２）前記物品が静置され、かつ前記回転可能な材料支
持体が前記物品の回りを回転するようにされていること
を特徴とする請求項１に記載の包装装置。
（３）前記回転可能な材料支持体がマンドレルからなる
ことを特徴とする請求項１若しくは２に記載の包装装置
。
（４）前記包装材料が伸長可能な合成樹脂シート材料の
ロールから供給されることを特徴とする請求項１に記載
の包装装置。
（５）前記包装材料のロールの幅が前記物品の幅よりも
小さいことを特徴とする請求項４に記載の包装装置。
（６）前記材料支持体から搬送される前記包装材料に張
力を加える手段が、前記マンドレルに組み込まれた制動
装置からなることを特徴とする請求項３に記載の包装装
置。
（７）前記回転可能な材料支持体が、材料をその搬送方
向に対して直交する向きに往復動させるための手段を備
えることを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載
の包装装置。
（８）前記材料支持体の往復運動の変位が、物品の幅の
２０〜４０％の範囲であることを特徴とする請求項７に
記載の包装装置。
（９）前記支持部材の表面が摩擦低減処理されているこ
とを特徴とする請求項１に記載の包装装置。