JPH08131451A - 内視鏡用処置具 - Google Patents
内視鏡用処置具Info
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- JPH08131451A JPH08131451A JP6270080A JP27008094A JPH08131451A JP H08131451 A JPH08131451 A JP H08131451A JP 6270080 A JP6270080 A JP 6270080A JP 27008094 A JP27008094 A JP 27008094A JP H08131451 A JPH08131451 A JP H08131451A
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- finger hole
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
ができて、容易に安全に使用することのできる内視鏡用
処置具を提供することを目的とする。 【構成】手元側には、第1の指を係合させるための第1
の指かけ5が形成された手元部本体4と、第2の指を係
合させるための第2の指かけ8が形成されて手元部本体
4に対して摺動自在に支持されたスライダー7とを設
け、先端側には、スライダー7を手元部本体4に対して
摺動操作することによって遠隔的に進退駆動されて開閉
する先端作動部材11,12を設けた内視鏡用処置具に
おいて、スライダー7の移動量と先端作動部材11,1
2の移動量とが等しく、且つ先端作動部材11,12が
閉じ状態のときには第1の指かけ5に係合させた指と第
2の指かけ8に係合させた指とがほぼ密接するように構
成されている。
Description
スライダーを摺動操作することにより、先端駆動部材が
遠隔的に進退駆動されて開閉するようにした内視鏡用処
置具に関する。
には、操作部材を引っ張る方向に指を操作する方式と、
鋏などと同様にして操作レバーを開閉操作する方式とが
あり、本発明は前者に関するものである。
方式の内視鏡用処置具は、一般に、先端側の先端作動部
材と指かけが形成された手元側のスライダーとを細長い
シャフトで連結して構成されていて、スライダーを手元
部本体に対して摺動操作することによって、先端作動部
材が遠隔的に進退駆動されて開閉されるようになってい
る。
先端作動部材を閉じたときに指の力がかかりやすいよう
に、手元部本体に形成された第1の指かけに係合する指
とスライダーに形成された第2の指かけに係合する指と
の間に、2〜5cm程度の隙間があくようになってい
る。
動部材を閉じたときにそれを遠隔的に進退操作する指と
指との間にある程度の隙間があくようにすると、閉状態
の時に指の力をかけるのには都合がよいが、先端作動部
材が開いているときにその開きの程度を正確に判断する
ことができない。
きさや硬さを実感することができず、またさらにどの程
度開閉させると出血の恐れがあるか等の判断が非常に難
しくて、安全な使用をするのに相当の熟練を要する欠点
がある。
手元側で実感することができて、容易に安全に使用する
ことのできる内視鏡用処置具を提供することを目的とす
る。
め、本発明の内視鏡用処置具は、手元側には、第1の指
を係合させるための第1の指かけが形成された手元部本
体と、第2の指を係合させるための第2の指かけが形成
されて上記手元部本体に対して摺動自在に支持されたス
ライダーとを設け、先端側には、上記スライダーを上記
手元部本体に対して摺動操作することによって遠隔的に
進退駆動されて開閉する先端作動部材を設けた内視鏡用
処置具において、上記スライダーの移動量と上記先端作
動部材の移動量とが等しく、且つ上記先端作動部材が閉
じ状態のときには上記第1の指かけに係合させた指と上
記第2の指かけに係合させた指とがほぼ密接するように
構成されていることを特徴とする。
本発明を内視鏡用把持鉗子に適用した第1の実施例を示
している。
素材とする一対の把持片11,12によって形成されて
おり、その一方は固定片11であり、他方は可動片12
である。
状の断面に形成された細長い連結管2の先端に、連結管
2のC字状の割れ目2aとは逆方向に直角に突出して形
成されている。
に進退自在に緩く嵌挿されたロッド3の先端に、固定片
11とあい対向するように直角に側方に突出して形成さ
れている。
元部本体4が先端の固定片11とは逆方向に突出形成さ
れていて、その手元部本体4には、操作する手の第1の
指を差し込んで係合させるための第1の指かけ5が形成
されている。
イダー7が、図4にも示されるように連結管2の割れ目
2aから、手元部本体4と同方向に突出形成されてい
る。そしてそのスライダー7には、操作する手の第2の
指を差し込んで係合させるための第2の指かけ8が形成
されている。
係合させると同時に第2の指かけ8には第2の指を係合
させ、第2の指を第1の指に対して押し引き操作すれ
ば、スライダー7が手元部本体4に対して摺動して移動
し、それによって連結管2内でロッド3が軸方向に進退
して、可動片12と固定片11との間の間隔が変化す
る。
元部本体4と連結管2と固定片11とは一体であり、第
2の指かけ8が形成されたスライダー7とロッド3と可
動片12とは一体であるから、第1の指かけ5に対する
第2の指かけ8の移動方向及び移動量と、連結管2に対
するロッド3の移動方向及び移動量と、固定片11に対
する可動片12の移動方向及び移動量は各々等しくなっ
ている。
に対して摺動操作することによって、可動片12が進退
駆動されて先端作動部材である把持片11,12が開閉
をする。
て、第1の指かけ5と第2の指かけ8との間の間隔L1
と固定片11と可動片12との間の間隔L2とが同寸法
に形成されている。即ちL1=L2である。
の指かけ8を第1の指かけ5側に引き寄せて先端作動部
材11,12を閉じた状態のときは、第2の指かけ8が
第1の指かけ5に当接した状態になり、第2の指かけ8
と第1の指かけ5に係合する指どうしがほぼ密接する。
いているのかを操作者が指の感触から容易に把握するこ
とができるので、固定片11,12に挟まれる患部の大
きさや硬さを実感することができ、さらにどの程度の力
を加えても出血しないか等の判断なども容易に行うこと
ができる。
示される第2の実施例のように、固定片13と可動片1
4をスプーン状に形成したものでもよく、その他どのよ
うな形状であっても差し支えない。
される第3の実施例のように、手元部本体4の突端部分
に真っ直ぐに第1の指かけ5を形成し、手元部本体4に
形成されたスリット21を側方に貫通して配置したスラ
イダー7の両端に、第2と第3の指かけ22,23を形
成してもよい。
電気絶縁性の合成樹脂製チューブで形成し、ロッド3を
導電性ワイヤなどで形成してもよい。図7と図8は、手
元部本体4のスリット21内にスライダー7が配置され
ている状態を示すVII−VII断面図とVIII−VIII断面図で
ある。
うに、第2と第3の指かけ22,23を第1の指かけ5
側に引き寄せて先端作動部材を閉じたときは、第2と第
3の指かけ22,23が第1の指かけ5に極接近した状
態になり、第2と第3の指かけ22,23に係合した指
が、第1の指かけ5に係合した指にほぼ密接して、第1
の実施例と同様の作用効果が得られる。
の内視鏡用処置具に適用することができ、例えば図10
に示される第4の実施例のように、先端作動部材として
高周波焼灼ワイヤ31を配置した内視鏡用高周波焼灼
器、図11に示される第5の実施例のように、先端作動
部材として注射針32を配置した内視鏡用注射器、図1
2に示される第6の実施例のように、先端作動部材とし
て高周波通電フック33を配置した内視鏡用癒着剥離器
等に適用することができる。図10において、41及び
42は、連結管2及び高周波焼灼ワイヤ31に固設され
たストッパである。
施例のように、先端作動部材としてバスケットワイヤ3
4を配置した内視鏡用把持具、図14に示される第8の
実施例のように、先端作動部材として3本爪把持ワイヤ
35を配置した内視鏡用把持具等に適用することもでき
る。
結管2先端からの突出長Lをスライダー7の移動量と等
しくすると共に、先端作動部材31〜35がちょうど連
結管2内に収納された閉じ状態のときに手元側の操作指
どうしがほぼ密接するようにしておく。
のではなく、例えば軟性の挿入部を有する内視鏡に使用
できるよう、連結管2とロッド3を可撓性のある部材で
形成してもよい。
先端作動部材の移動量とが等しく、且つ先端作動部材が
閉じ状態のときには手元側本体の指かけに係合させた指
とスライダーの指かけに係合させた指とがほぼ密接する
ようにしたことにより、先端作動部材がどの程度開閉し
ているのかを操作者が容易に把握することができるの
で、先端作動部材に挟まれる患部の大きさや硬さを操作
者が実感することができ、さらにどの程度の力を加えて
も出血しないか等の判断なども容易に行うことができ
て、熟練していない操作者でも容易に安全に使うことが
できる。
る。
る。
断面図である。
図である。
ある。
図である。
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】手元側には、第1の指を係合させるための
第1の指かけが形成された手元部本体と、第2の指を係
合させるための第2の指かけが形成されて上記手元部本
体に対して摺動自在に支持されたスライダーとを設け、
先端側には、上記スライダーを上記手元部本体に対して
摺動操作することによって遠隔的に進退駆動されて開閉
する先端作動部材を設けた内視鏡用処置具において、 上記スライダーの移動量と上記先端作動部材の移動量と
が等しく、且つ上記先端作動部材が閉じ状態のときには
上記第1の指かけに係合させた指と上記第2の指かけに
係合させた指とがほぼ密接するように構成されているこ
とを特徴とする内視鏡用処置具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27008094A JP3683922B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 内視鏡用処置具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27008094A JP3683922B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 内視鏡用処置具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08131451A true JPH08131451A (ja) | 1996-05-28 |
JP3683922B2 JP3683922B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=17481257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27008094A Expired - Fee Related JP3683922B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 内視鏡用処置具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3683922B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005080883A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Olympus Corp | 内視鏡用処置具 |
JP2008229354A (ja) * | 1999-03-23 | 2008-10-02 | C R Bard Inc | 体内の血管中に物体の移植、再配置又は摘出を行うための把持装置 |
JP2009011803A (ja) * | 2007-06-06 | 2009-01-22 | Hirata Seiki:Kk | 内視鏡下外科手術用鉗子 |
US7935106B2 (en) | 2003-09-09 | 2011-05-03 | Olympus Corporation | Treatment tool for endoscope |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27008094A patent/JP3683922B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008229354A (ja) * | 1999-03-23 | 2008-10-02 | C R Bard Inc | 体内の血管中に物体の移植、再配置又は摘出を行うための把持装置 |
JP2005080883A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Olympus Corp | 内視鏡用処置具 |
JP4593096B2 (ja) * | 2003-09-09 | 2010-12-08 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用処置具 |
US7935106B2 (en) | 2003-09-09 | 2011-05-03 | Olympus Corporation | Treatment tool for endoscope |
EP2455016A2 (en) | 2003-09-09 | 2012-05-23 | Olympus Corporation | Treatment tool for endoscope |
JP2009011803A (ja) * | 2007-06-06 | 2009-01-22 | Hirata Seiki:Kk | 内視鏡下外科手術用鉗子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3683922B2 (ja) | 2005-08-17 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041108 |
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