JPH08130135A - 高圧パルストランス装置 - Google Patents
高圧パルストランス装置Info
- Publication number
- JPH08130135A JPH08130135A JP6267699A JP26769994A JPH08130135A JP H08130135 A JPH08130135 A JP H08130135A JP 6267699 A JP6267699 A JP 6267699A JP 26769994 A JP26769994 A JP 26769994A JP H08130135 A JPH08130135 A JP H08130135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil bobbin
- ferrite core
- case
- voltage pulse
- pulse transformer
- Prior art date
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- Pending
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- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高圧パルストランス装置において、コイルボ
ビンとフェライトコアとの固定を簡単にする。 【構成】 コイルボビン３と円筒状フェライトコア１と
を両面粘着テープ２によって固定し、これを一面開放の
ケースに収納した後、該ケース内に絶縁樹脂を充填して
モールドする。
ビンとフェライトコアとの固定を簡単にする。 【構成】 コイルボビン３と円筒状フェライトコア１と
を両面粘着テープ２によって固定し、これを一面開放の
ケースに収納した後、該ケース内に絶縁樹脂を充填して
モールドする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧放電ランプを始動
させる高圧パルス発生回路等に使用される高圧パルスト
ランス装置に関するものである。
させる高圧パルス発生回路等に使用される高圧パルスト
ランス装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】高圧放電ランプを始動（点灯）・再始動
（再点灯）するには、高圧パルス発生回路より高圧放電
ランプに高圧パルスを印加する必要がある。その電圧は
最初の始動時においては数ＫＶ、そして瞬時の再始動時
においては数１０ＫＶの高い電圧を印加する必要があ
る。このため、高圧パルス発生回路においては、所謂高
圧パルストランス装置を用いて高圧パルスを発生させて
いる。
（再点灯）するには、高圧パルス発生回路より高圧放電
ランプに高圧パルスを印加する必要がある。その電圧は
最初の始動時においては数ＫＶ、そして瞬時の再始動時
においては数１０ＫＶの高い電圧を印加する必要があ
る。このため、高圧パルス発生回路においては、所謂高
圧パルストランス装置を用いて高圧パルスを発生させて
いる。
【０００３】従来、高圧パルストランス装置として例え
ば図５に示すように、Ｅ型円筒状フェライトコア１２を
用いたものが使用されている。
ば図５に示すように、Ｅ型円筒状フェライトコア１２を
用いたものが使用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記したよ
うに高圧放電ランプに高圧パルスを供給する必要がある
のは、言い換えれば高圧パルストランス装置が必要とさ
れるのは、高圧放電ランプの始動時及び再始動時のみで
あり、高圧放電ランプの点灯中においては必要としな
い。このようなことから、点灯中には必要としない高圧
パルストランスの更なる小型化が切望されている。この
ため、最近では前記図５に示したＥ型フェライトコアを
用いた高圧パルストランス装置以外にも、円筒状フェラ
イトコアを用いた高圧パルストランス装置も増えつつあ
る。
うに高圧放電ランプに高圧パルスを供給する必要がある
のは、言い換えれば高圧パルストランス装置が必要とさ
れるのは、高圧放電ランプの始動時及び再始動時のみで
あり、高圧放電ランプの点灯中においては必要としな
い。このようなことから、点灯中には必要としない高圧
パルストランスの更なる小型化が切望されている。この
ため、最近では前記図５に示したＥ型フェライトコアを
用いた高圧パルストランス装置以外にも、円筒状フェラ
イトコアを用いた高圧パルストランス装置も増えつつあ
る。
【０００５】本発明は、このような円筒状フェライトコ
アを用いた高圧パルストランス装置において、フェライ
トコアを簡単にコイルボビンに取り付けるようにした高
圧パルストランス装置を提供することを目的とする。
アを用いた高圧パルストランス装置において、フェライ
トコアを簡単にコイルボビンに取り付けるようにした高
圧パルストランス装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、略中空筒状のコイルボビンと、該コイル
ボビンに挿入して取り付けられる略筒状のフェライトコ
アとを有し、前記コイルボビン及びフェライトコアを一
面開放のケースに収納した後、該ケース内に絶縁樹脂を
充填してモールドして成る高圧パルストランス装置にお
いて、前記コイルボビンとフェライトコアとを両面粘着
テープによって固定した高圧パルストランス装置を提供
せんとするものである。
に本発明では、略中空筒状のコイルボビンと、該コイル
ボビンに挿入して取り付けられる略筒状のフェライトコ
アとを有し、前記コイルボビン及びフェライトコアを一
面開放のケースに収納した後、該ケース内に絶縁樹脂を
充填してモールドして成る高圧パルストランス装置にお
いて、前記コイルボビンとフェライトコアとを両面粘着
テープによって固定した高圧パルストランス装置を提供
せんとするものである。
【０００７】また本発明では、略中空筒状のコイルボビ
ンと、該コイルボビンに挿入して取り付けられる略筒状
のフェライトコアとを有し、前記コイルボビン及びフェ
ライトコアを一面開放のケースに収納した後、該ケース
内に絶縁樹脂を充填してモールドして成る高圧パルスト
ランス装置において、前記コイルボビンの内面にフェラ
イトコアの挿入方向にて徐々に内径が狭くなるテーパを
有する凸部を形成すると共に、前記フェライトコアの側
面に前記コイルボビンの凸部が圧入する凹溝を形成した
高圧パルストランス装置を提供せんとするものである。
ンと、該コイルボビンに挿入して取り付けられる略筒状
のフェライトコアとを有し、前記コイルボビン及びフェ
ライトコアを一面開放のケースに収納した後、該ケース
内に絶縁樹脂を充填してモールドして成る高圧パルスト
ランス装置において、前記コイルボビンの内面にフェラ
イトコアの挿入方向にて徐々に内径が狭くなるテーパを
有する凸部を形成すると共に、前記フェライトコアの側
面に前記コイルボビンの凸部が圧入する凹溝を形成した
高圧パルストランス装置を提供せんとするものである。
【０００８】さらに本発明では、略中空筒状のコイルボ
ビンと、該コイルボビンに挿入して取り付けられる略筒
状のフェライトコアとを有し、前記コイルボビン及びフ
ェライトコアを一面開放のケースに収納した後、該ケー
ス内に絶縁樹脂を充填してモールドして成る高圧パルス
トランス装置において、前記コイルボビンの一端に底部
を形成すると共に、多端にコイルボビンの抜けを防止す
る抜止フック部を形成した高圧パルストランス装置を提
供せんとするものである。
ビンと、該コイルボビンに挿入して取り付けられる略筒
状のフェライトコアとを有し、前記コイルボビン及びフ
ェライトコアを一面開放のケースに収納した後、該ケー
ス内に絶縁樹脂を充填してモールドして成る高圧パルス
トランス装置において、前記コイルボビンの一端に底部
を形成すると共に、多端にコイルボビンの抜けを防止す
る抜止フック部を形成した高圧パルストランス装置を提
供せんとするものである。
【０００９】
【作用】上記の如く構成したので、両面粘着テープによ
ってフェライトコアがコイルボビンに固定される。
ってフェライトコアがコイルボビンに固定される。
【００１０】また、コイルボビンの凸部にフェライトコ
アの凹溝が圧入してフェライトコアがコイルボビンに固
定される。
アの凹溝が圧入してフェライトコアがコイルボビンに固
定される。
【００１１】さらに、コイルボビンに形成した底部と抜
止フック部とによってフェライトコアがコイルボビンに
固定される。
止フック部とによってフェライトコアがコイルボビンに
固定される。
【００１２】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
つき詳述する。先ず、図１は本発明の第１の実施例を示
している。同図に示すように、円筒状フェライトコア１
を中空円筒状のコイルボビン３への取り付けを両面粘着
テープ２によって行っている。尚、４は前記コイルボビ
ン３に巻回されたコイルである。
つき詳述する。先ず、図１は本発明の第１の実施例を示
している。同図に示すように、円筒状フェライトコア１
を中空円筒状のコイルボビン３への取り付けを両面粘着
テープ２によって行っている。尚、４は前記コイルボビ
ン３に巻回されたコイルである。
【００１３】次に図２は本発明の第２の実施例を示して
いる。この実施例においては、円筒状フェライトコア１
の側面に凹溝６を形成し、一方、中空円筒状のコイルボ
ビン３の筒内面には徐々に径が狭くなるようなテーパを
有するテーパ凸部５を形成している。従って、円筒状フ
ェライトコア１を図のように矢印方向へ圧入するだけで
取り付けることが出来る。尚、コイル４は略記した。
いる。この実施例においては、円筒状フェライトコア１
の側面に凹溝６を形成し、一方、中空円筒状のコイルボ
ビン３の筒内面には徐々に径が狭くなるようなテーパを
有するテーパ凸部５を形成している。従って、円筒状フ
ェライトコア１を図のように矢印方向へ圧入するだけで
取り付けることが出来る。尚、コイル４は略記した。
【００１４】さらに図３は本発明の第３の実施例を示し
ている。同図に示す実施例においては、中空円筒状のコ
イルボビン３の一端に底部７を形成すると共に他端に抜
止フック部８を形成している。従って、前記抜止フック
部８の弾性に抗して円筒状フェライトコア１を図の如く
矢印方向へ挿入することで容易に取り付けることが出来
る。
ている。同図に示す実施例においては、中空円筒状のコ
イルボビン３の一端に底部７を形成すると共に他端に抜
止フック部８を形成している。従って、前記抜止フック
部８の弾性に抗して円筒状フェライトコア１を図の如く
矢印方向へ挿入することで容易に取り付けることが出来
る。
【００１５】そして図４は高圧パルストランス装置のモ
ールド状態を示す図である。同図に示すように、組み合
わされて互いに固定されたコイルボビン３及び円筒状フ
ェライトコア１は、一面開放のケース９に収納された
後、該ケース９内に絶縁樹脂（例えばエポキシ樹脂等）
が充填される。尚、１１は接続端子である。
ールド状態を示す図である。同図に示すように、組み合
わされて互いに固定されたコイルボビン３及び円筒状フ
ェライトコア１は、一面開放のケース９に収納された
後、該ケース９内に絶縁樹脂（例えばエポキシ樹脂等）
が充填される。尚、１１は接続端子である。
【００１６】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、略
中空筒状のコイルボビンと、該コイルボビンに挿入して
取り付けられる略筒状のフェライトコアとを有し、前記
コイルボビン及びフェライトコアを一面開放のケースに
収納した後、該ケース内に絶縁樹脂を充填してモールド
して成る高圧パルストランス装置において、前記コイル
ボビンとフェライトコアとを両面粘着テープによって固
定するようにしたので、両面粘着テープによって簡単に
コイルボビンとフェライトコアとを固定することが出来
る。
中空筒状のコイルボビンと、該コイルボビンに挿入して
取り付けられる略筒状のフェライトコアとを有し、前記
コイルボビン及びフェライトコアを一面開放のケースに
収納した後、該ケース内に絶縁樹脂を充填してモールド
して成る高圧パルストランス装置において、前記コイル
ボビンとフェライトコアとを両面粘着テープによって固
定するようにしたので、両面粘着テープによって簡単に
コイルボビンとフェライトコアとを固定することが出来
る。
【００１７】また本発明に依れば、略中空筒状のコイル
ボビンと、該コイルボビンに挿入して取り付けられる略
筒状のフェライトコアとを有し、前記コイルボビン及び
フェライトコアを一面開放のケースに収納した後、該ケ
ース内に絶縁樹脂を充填してモールドして成る高圧パル
ストランス装置において、前記コイルボビンの内面にフ
ェライトコアの挿入方向にて徐々に内径が狭くなるテー
パを有する凸部を形成すると共に、前記フェライトコア
の側面に前記コイルボビンの凸部が圧入する凹溝を形成
したので、コイルボビンの凸部とフェライトコアの凹溝
とを圧入するだけで簡単にコイルボビンとフェライトコ
アとを固定することが出来る。
ボビンと、該コイルボビンに挿入して取り付けられる略
筒状のフェライトコアとを有し、前記コイルボビン及び
フェライトコアを一面開放のケースに収納した後、該ケ
ース内に絶縁樹脂を充填してモールドして成る高圧パル
ストランス装置において、前記コイルボビンの内面にフ
ェライトコアの挿入方向にて徐々に内径が狭くなるテー
パを有する凸部を形成すると共に、前記フェライトコア
の側面に前記コイルボビンの凸部が圧入する凹溝を形成
したので、コイルボビンの凸部とフェライトコアの凹溝
とを圧入するだけで簡単にコイルボビンとフェライトコ
アとを固定することが出来る。
【００１８】さらに本発明に依れば、略中空筒状のコイ
ルボビンと、該コイルボビンに挿入して取り付けられる
略筒状のフェライトコアとを有し、前記コイルボビン及
びフェライトコアを一面開放のケースに収納した後、該
ケース内に絶縁樹脂を充填してモールドして成る高圧パ
ルストランス装置において、前記コイルボビンの一端に
底部を形成すると共に、多端にコイルボビンの抜けを防
止する抜止フック部を形成したので、抜止フック部の弾
性に抗してフェライトコアを挿入するだけで簡単にコイ
ルボビンとフェライトコアとを固定することが出来る。
ルボビンと、該コイルボビンに挿入して取り付けられる
略筒状のフェライトコアとを有し、前記コイルボビン及
びフェライトコアを一面開放のケースに収納した後、該
ケース内に絶縁樹脂を充填してモールドして成る高圧パ
ルストランス装置において、前記コイルボビンの一端に
底部を形成すると共に、多端にコイルボビンの抜けを防
止する抜止フック部を形成したので、抜止フック部の弾
性に抗してフェライトコアを挿入するだけで簡単にコイ
ルボビンとフェライトコアとを固定することが出来る。
【図１】本発明の高圧パルストランス装置におけるフェ
ライトコアの取り付け構造を示す要部斜視図。
ライトコアの取り付け構造を示す要部斜視図。
【図２】本発明の他の実施例を示す要部斜視図。
【図３】本発明の他の実施例を示す要部斜視図。
【図４】高圧パルストランスの樹脂モールド状態を示す
要部概略断面図。
要部概略断面図。
【図５】従来の高圧パルストランス装置を示す斜視図。
１ 円筒状フェライトコア ２ 両面粘着テープ ３ コイルボビン ４ コイル ５ テーパ凸部 ６ 凹溝 ７ 底部 ８ 抜止フック部 ９ ケース １０ 絶縁樹脂 １１ 接続端子 １２ Ｅ型フェライトコア
Claims (3)
- 【請求項１】 略中空筒状のコイルボビンと、該コイル
ボビンに挿入して取り付けられる略筒状のフェライトコ
アとを有し、前記コイルボビン及びフェライトコアを一
面開放のケースに収納した後、該ケース内に絶縁樹脂を
充填してモールドして成る高圧パルストランス装置にお
いて、 前記コイルボビンとフェライトコアとを両面粘着テープ
によって固定したことを特徴とする高圧パルストランス
装置。 - 【請求項２】 略中空筒状のコイルボビンと、該コイル
ボビンに挿入して取り付けられる略筒状のフェライトコ
アとを有し、前記コイルボビン及びフェライトコアを一
面開放のケースに収納した後、該ケース内に絶縁樹脂を
充填してモールドして成る高圧パルストランス装置にお
いて、 前記コイルボビンの内面にフェライトコアの挿入方向に
て徐々に内径が狭くなるテーパを有する凸部を形成する
と共に、前記フェライトコアの側面に前記コイルボビン
の凸部が圧入する凹溝を形成したことを特徴とする高圧
パルストランス装置。 - 【請求項３】 略中空筒状のコイルボビンと、該コイル
ボビンに挿入して取り付けられる略筒状のフェライトコ
アとを有し、前記コイルボビン及びフェライトコアを一
面開放のケースに収納した後、該ケース内に絶縁樹脂を
充填してモールドして成る高圧パルストランス装置にお
いて、 前記コイルボビンの一端に底部を形成すると共に、多端
にコイルボビンの抜けを防止する抜止フック部を形成し
たことを特徴とする高圧パルストランス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6267699A JPH08130135A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 高圧パルストランス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6267699A JPH08130135A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 高圧パルストランス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08130135A true JPH08130135A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17448318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6267699A Pending JPH08130135A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 高圧パルストランス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08130135A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010098175A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Tamura Seisakusho Co Ltd | インダクタ |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6267699A patent/JPH08130135A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010098175A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Tamura Seisakusho Co Ltd | インダクタ |
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