JP2010098175A - インダクタ - Google Patents

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浩太郎 鈴木
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Abstract

【課題】小型であり且つ高いインダクタンスを持つインダクタを提供することである。
【解決手段】インダクタが、巻線の表面に絶縁性の樹脂層を被覆して形成された筒状の巻線ユニットと、巻線ユニットの中空部の一方の開放端を塞ぐように巻線ユニットに固定された底板と、巻線ユニットの中空部に収納され底板と密着する柱形状のコアとを有する構成とすることにより、上記課題を解決した。好ましくは、インサート成形によって巻線に樹脂層が被覆されて巻線ユニットが形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、柱状のコアを備えたインダクタに関する。
電子回路において、電圧の平滑化やノイズ除去等の為にインダクタが使用される。このような用途に適したインダクタとしては、特許文献1や2に記載されているような、磁心(コア)に巻線を巻き付けたものがある。このようなインダクタは、小型であり且つ高いインダクタンスを持つものが望まれる。
特開2003−173915 特開2005−45093
このようなインダクタは、巻線を保護する等の理由からケース内に収納されている。また、コアと巻線との短絡を避けるため、巻線は円筒形状のボビンに巻き付けられており、このボビンの中空部にコアが差し込まれるようになっている。また、巻線、コア及びボビンが収容されたケース内に樹脂モールドが注入されて、これらが一体となる。
上記のように、従来のインダクタにおいては、ケースを必要とし、またコアと巻線との間にボビンを介在させる必要があったため、ケース及びボビンの厚み分、インダクタが大型化してしまうという問題があった。換言すれば、従来のインダクタは、大きさのわりにインダクタンスの低いものであった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明は、小型であり且つ高いインダクタンスを持つインダクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のインダクタは、巻線の表面に絶縁性の樹脂層を被覆して形成された筒状の巻線ユニットと、巻線ユニットの中空部の一方の開放端を塞ぐように巻線ユニットに固定された底板と、巻線ユニットの中空部に収納され底板と密着する柱形状のコアとを有する。
本発明のインダクタによれば、表面が絶縁性の樹脂で覆われている巻線ユニットの中空部にコアが収容されるようになっているため、ボビンを用いずにコアと巻線との絶縁を確保することができる。また、ケースも不要となる。このため、ボビン及びケースの厚み分、インダクタを小型化する、或いはインダクタを大型化することなく内部コア部を大きくしてインダクタンスを大きくすることができる。更に、本発明のインダクタは、従来のものと比べて部品点数が少くなり、インダクタ全体の累積誤差を小さく抑えることができる。これらの特徴によっても、インダクタを小型化する、或いはインダクタを大型化することなく内部コア部を大きくしてインダクタンスを大きくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態によるインダクタ101の斜視図である。また、図2は、設置面(すなわち冷却板)に垂直な一面で切断されたインダクタ101の斜視図である。図3は、本実施形態のインダクタ101の分解図である。図2に示されるように、本実施形態のインダクタ101は、巻線112が絶縁性の樹脂層114に覆われた巻線ユニット110を有する。図3に示されるように、巻線ユニット110は全体として中空部Hを有する略円筒形状となっており、中空部Hの開放端の一方(図中下側)は底板130によって塞がれている。すなわち、巻線ユニット110及び底板130は、円柱形の凹部(中空部H)を有する容器を形成する。また、巻線ユニット110における底板130と反対側の開放端は、この中空部Hの開口Oとなる。インダクタ101のコア120は略円柱形状であり、巻線ユニット110の開口Oから中空部Hに収容されるようになっている。
図2に示されるように、底板130の開口O(図3)と反対側の面は、冷却板に取りつけられる冷却板取付面131となっている。また、図1及び3に示されるように、底板130の一部は、巻線ユニット110からフランジ状に伸びたフランジ部132となっており、このフランジ部132には貫通穴133が形成されている。この貫通穴133にボルトを通して、冷却板に形成されためねじ、或いは冷却板の裏面(冷却板取付面131に当接しない側の面)134に配置されたナットにこのボルトをねじ込むことにより、冷却板取付面131と冷却板とが密着するように、インダクタ101が冷却板に固定されるようになっている。
本実施形態においては、巻線112に対してインサート成形を行うことにより、巻線112が樹脂層114によって被覆されて巻線ユニット110が形成されると共に、巻線ユニット110と一体になった底板130が成形される。この時、図3に示されるように、巻線112の一端112a及び他端112bは、夫々冷却板130側及び開口O側において、巻線ユニット110の外周の円筒面116から巻線ユニット110の外部へ突出する。インダクタ101を使用する際は、巻線112の一端112a及び他端112bを電気回路に接続するようになっている。
図2に示されるように、コア120は円柱形状であり、その一方(図中下側)の端面は底板130の底面134と接する固定端面121となっている。そして、コア120の固定端面121が底板130の底面134に密着した状態で、中空部H(図3)に樹脂モールド140が注入され、コア120が巻線ユニット110に固定される。樹脂モールド140を構成する樹脂としては、ウレタン、エポキシ、シリコーン樹脂等の熱伝導率の比較的高いものが使用され、巻線112やコア120に発生した熱を速やかに逃がすことができるようになっている。また、樹脂モールド140の注入時に熱によって巻線ユニット110の樹脂層114や底板130が溶融しないよう、樹脂層114及び底板130を構成する樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等、絶縁性を有し且つガラス転移温度が比較的高いものが使用されている。
なお、本実施形態のコア120には、純鉄、フェライト、或いはパーマロイ等を材料とする圧粉磁心又は焼結磁心等が使用可能である。
以上のように、本実施形態のインダクタ101は、コア120と巻線112との間に絶縁性の樹脂層114が介在しているため、ボビンを用いることなくコア120と巻線112との接触による短絡を避けることができる。また、樹脂モールド140によってコアが巻線ユニット110及び底板130に固定されるため、ボルト等、コアに大荷重が加わる手段によってコアを固定する必要はない。このため、脆性材料である圧粉磁心や焼結磁心をコアとして使用可能である。
更に、本実施形態のインダクタ101は、巻線112を覆うケースが不要であり、且つボビンを使用しないため巻線112とコア120の側面との間隔も小さい。そのため、ケース及びボビンを使用する従来のインダクタと比べると、インダクタ全体の大きさを小さくすることができる。或いは、インダクタ全体の大きさを変えることなく、コアを大型化することができる。さらに、本実施形態のインダクタ101は、ボビン及びケースを使用する従来品と比べて部品点数や組立工数が少ないため、製造コストの低いインダクタ101が実現される。加えて、本実施形態のインダクタ101は部品点数が少ないため、インダクタ全体としての累積寸法誤差が小さくなり、これによっても、従来品に対して、インダクタ全体の大きさを小さくするか、インダクタ全体の大きさを変えずにコアを大型化することができる。従って、本実施形態によれば、小型且つインダクタンスの高いインダクタが実現される。
更に、本実施形態のインダクタ110は、巻線112を保護するためのケースを使用しないため、巻線112の両端112a、112bを比較的自由な位置に配置することができる。
以上説明した本発明の第1の実施形態においては、底板130が樹脂であり、インサート成形によって巻線ユニットと底板130とが同時且つ一体に形成されているが、本発明は上記の構成に限定されるものではない。樹脂製の底板130の代わりに金属製の底板を採用したインダクタを、本発明の第2の実施形態として以下に説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態によるインダクタ201の斜視図である。また、図5は、設置面(冷却板)に垂直な一面で切断されたインダクタ201の斜視図である。図6は、本実施形態のインダクタ201の分解図である。図5に示されるように、本実施形態のインダクタ201は、第1の実施形態と同様、巻線212が絶縁性の樹脂層214に覆われた巻線ユニット210を有する。図6に示されるように、巻線ユニット210は全体として中空部Hを有する略円筒形状となっており、中空部Hの開放端の一方(図中下側)には底板230が接着されている。すなわち、巻線ユニット210及び底板230は、円柱形状の凹部(中空部H)を有する容器を形成する。また、巻線ユニット210における底板230と反対側の開放端は、この中空部Hの開口Oとなる。インダクタ201のコア220は略円柱形状であり、巻線ユニット210の開口Oから中空部Hに収容されるようになっている。なお、底板230は、アルミニウム等の熱伝導率の高い金属から形成されている。
図5に示されるように、底板230の開口O(図6)と反対側の面は、冷却板に取りつけられる冷却板取付面231となっている。また、底板230の一部は、巻線ユニット210からフランジ状に伸びたフランジ部232となっており、このフランジ部232には貫通穴233が形成されている。この貫通穴233にボルトを通して、冷却板に形成されためねじ、或いは冷却板の裏面(冷却板取付面231に当接しない側の面)に配置されたナットにこのボルトをねじ込むことにより、冷却板取付面231と冷却板とが密着するように、インダクタ201が冷却板に固定されるようになっている。
本実施形態においては、巻線212に対してインサート成形を行うことにより、巻線212が樹脂層214によって被覆されて巻線ユニット210が形成される。この時、図6に示されるように、巻線212の一端212a及び他端212bは、夫々冷却板230側及び開口O側において、巻線ユニット210の外周の円筒面216から巻線ユニット210の外部へ突出する。インダクタ201を使用する際は、巻線212の一端212a及び他端212bを電気回路に接続するようになっている。巻線ユニット210が形成された後、巻線ユニット210の一端(図中下側)に冷却板230が接着され、両者は一体となる。
図5に示されるように、コア220は円柱形状であり、その一方(図中下側)の端面は底板230の底面234と接する固定端面221となっている。また、コア220はその軸線周りにボルト穴222が貫通形成され、底板230におけるこのボルト穴222に対応する位置には、めねじ235が形成されている。そして、コア220の固定端面221が底板230の底面234に密着した状態で、ボルト250をボルト穴222に通し、更にめねじ235にねじ込むことにより、コア220が底板230に固定される。
このように、中空部H(図6)にコア220が収容された後、中空部Hに樹脂モールド240が注入される。樹脂モールド240を構成する樹脂としては、ウレタン、エポキシ、シリコーン樹脂等の熱伝導率の比較的高いものが使用され、巻線212やコア220に発生した熱を速やかに逃がすことができるようになっている。また、樹脂モールド240の注入時に熱によって巻線ユニット210の樹脂層214が溶融しないよう、樹脂層214を構成する樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等、絶縁性を有し且つガラス転移温度が比較的高いものが使用されている。
なお、本実施形態のコア220には、純鉄、フェライト、或いはパーマロイ等を材料とする圧粉磁心又は焼結磁心等が使用可能である。
以上のように、本実施形態においては、底板230が熱伝導率の高い金属製であるため、第1の実施形態のインダクタと比べ、コア及び巻線に発生した熱を速やかに冷却板に逃がすことが可能であり、コア及び巻線の冷却効率の高いインダクタが実現される。
以上説明した本発明の第1及び第2の実施形態においては、コア及び巻線の中心軸線と冷却板とが略直角になるようにインダクタが冷却板に取りつけられるが、本発明はこの構成に限定されるものではない。コア及び巻線の中心軸線と冷却板とが略平行となるように冷却板に固定されるインダクタを、本発明の第3の実施形態として以下に説明する。
図7は、本発明の第3の実施形態によるインダクタ301の斜視図である。また、図8は、設置面(冷却板)に垂直な一面で切断されたインダクタ301の斜視図である。図9は、本実施形態のインダクタ301の分解図である。図8に示されるように、本実施形態のインダクタ301は、巻線312が絶縁性の樹脂層314に覆われた巻線ユニット310を有する。図9に示されるように、巻線ユニット310は全体として中空部Hを有する略円筒形状となっており、中空部Hの開放端の一方(図中右上側)には底板330が固定されている。すなわち、巻線ユニット310及び底板330は、円柱形状の凹部(中空部H)を有する容器を形成する。また、巻線ユニット310における底板330と反対側の開放端は、この中空部Hの開口Oとなる。インダクタ301のコア320は略円柱形状であり、巻線ユニット310の開口Oから中空部Hに収容されるようになっている。
本実施形態においては、図7に示されるように、巻線ユニット310の外周円筒面316に略接する平面上に一対の側板362が設けられている。また、底板330の一部は、巻線ユニット310からフランジ状に広がる第1の脚部332となっており、この第1の脚部332は側板362と結合している。同様に、巻線ユニット310には、その開口O(図9)側の端面の一部からフランジ状に広がる第2の脚部318が形成されており、この第2の脚部318は側板362と結合している。すなわち、巻線ユニット310と底板330とは、一対の側板362を介して一体となっている。側板362には貫通穴363が形成されている。この貫通穴363にボルトを通して、冷却板に形成されためねじ、或いは冷却板の裏面(側板362に当接しない側の面)に配置されたナットにこのボルトをねじ込むことにより、側板362と冷却板とが密着するように、インダクタ301が冷却板に固定されるようになっている。
本実施形態においては、巻線312(図8)に対してインサート成形を行うことにより、巻線312が樹脂層314によって被覆されて巻線ユニット310が形成されると共に、巻線ユニット310と一体になった底板330、第1脚部332、第2脚部318及び側板362が成形される。この時、図7及び9に示されるように、巻線312の一端312a及び他端312bは、夫々底板330側及び開口O(図9)側において、巻線ユニット310の外周の円筒面316から巻線ユニット310の外部へ突出する。インダクタ301を使用する際は、巻線312の一端312a及び他端312bを電気回路に接続するようになっている。
図8に示されるように、コア320は円柱形状であり、その一方(図中右上側)の端面は底板330の底面334上と接する固定端面321となっている。そして、コア320の固定端面321を底板330の底面334に密着させて、底面を鉛直下向きにした状態で、中空部H(図9)に樹脂モールド340が注入され、コア320が巻線ユニット310に固定される。樹脂モールド340を構成する樹脂としては、ウレタン、エポキシ、シリコーン樹脂等の熱伝導率の比較的高いものが使用され、巻線312やコア320に発生した熱を速やかに逃がすことができるようになっている。また、樹脂モールド340の注入時に熱によって巻線ユニット310の樹脂層314や底板330が溶融しないよう、樹脂層314及び底板330を構成する樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等、絶縁性を有し且つガラス転移温度が比較的高いものが使用されている。
なお、本実施形態のコア320には、純鉄、フェライト、或いはパーマロイ等を材料とする圧粉磁心又は焼結磁心等が使用可能である。
以上説明した本発明の第1及び第3の実施形態においては、巻線ユニットの空洞部に樹脂モールドを注入することによって、巻線ユニット及び底板にコアを固定している。しかしながら本発明は上記の構成に限定されるものではなく、第2実施形態と同様に、コアを底板にボルト止めする構成としてもよい。同様に、本発明の第2の実施形態において、コアをボルト止めせず、樹脂モールドの注入のみで巻線ユニットに固定する構成としてもよい。ただし、コアを金属製の底板にボルト止めする場合は、コアが底板に大荷重で押しつけられて密着するため、コアから底板へ速やかに熱を移動させることができる。
また、本発明の第3の実施形態においては、巻線ユニットの樹脂層と同じ材料で底板が形成されている。しかしながら、本発明は上記の構成に限定されるものではなく、第2の実施形態と同様、金属製の底板を使用することも可能である。また、上記の実施形態においては巻線ユニットは円筒形状であるが、別の実施形態においては、巻線ユニットの形状は、断面形状が三角形や四角形等の角筒形状、その他異形断面形状をもつ筒状であってもよい。その場合、コアの形状も巻線ユニットの中空部の形状に対応した角柱形状や、異形断面形状をもつ柱状となる。
本発明の第1の実施形態によるインダクタの斜視図である。 本発明の第1の実施形態において、水平面に垂直な一面で切断したインダクタを示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態によるインダクタの分解図である。 本発明の第2の実施形態によるインダクタの斜視図である。 本発明の第2の実施形態において、水平面に垂直な一面で切断したインダクタを示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態によるインダクタの分解図である。 本発明の第3の実施形態によるインダクタの斜視図である。 本発明の第3の実施形態において、水平面に垂直な一面で切断したインダクタを示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態によるインダクタの分解図である。
符号の説明
101 インダクタ
110 巻線ユニット
112 巻線
114 樹脂層
120 コア
130 底板
131 冷却板取付面
140 樹脂モールド
201 インダクタ
210 巻線ユニット
212 巻線
214 樹脂層
220 コア
222 ボルト穴
230 底板
231 冷却板取付面
235 めねじ
240 樹脂モールド
250 ボルト
301 インダクタ
310 巻線ユニット
312 巻線
314 樹脂層
318 第2の脚部
320 コア
330 底板
332 第1の脚部
340 樹脂モールド
362 側板
H 中空部
O 開口

Claims (9)

  1. 巻線の表面に絶縁性の樹脂層を被覆して形成された筒状の巻線ユニットと、
    前記巻線ユニットの中空部の一方の開放端を塞ぐように該巻線ユニットに固定された底板と、
    前記巻線ユニットの中空部に収納され前記底板と密着する柱形状のコアと、
    を有するインダクタ。
  2. インサート成形によって、前記巻線に樹脂層が被覆されて前記巻線ユニットが形成されることを特徴とする請求項1に記載のインダクタ。
  3. 前記底板が樹脂製であり、
    前記インサート成形によって前記底板が該巻線ユニットと一体に形成されることを特徴とする請求項2に記載のインダクタ。
  4. 前記底板が金属製であり、
    前記底板が該巻線ユニットに接着固定されることを特徴とする請求項2に記載のインダクタ。
  5. 前記巻線ユニットの外周面に略接する平面上に配置され且つ前記巻線ユニットと一体となっている側板を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインダクタ。
  6. 前記側板は、前記底板及び該底板と反対側に位置する前記巻線の端面から夫々フランジ状に突出する脚部を介して前記巻線ユニットと一体になっていることを特徴とする請求項5に記載のインダクタ。
  7. 前記側板が樹脂製であり、
    前記インサート成形によって前記側板が該巻線ユニットと一体に形成されることを特徴とする請求項2を引用する請求項5又は6に記載のインダクタ。
  8. 前記巻線ユニットの中空部に前記コアを収容した後に樹脂モールドを該中空部に注入することにより、該コアが該巻線ユニットに固定されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のインダクタ。
  9. 前記コアが、前記底板にボルトにて固定されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のインダクタ。
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